2023年の図書館だより

2023年08月26日(土)

先週、札幌の円山動物園でアジアゾウのパールが出産しました。おめでとうございます!
北海道内でのゾウの赤ちゃんの誕生は初めてだそうです。
ゾウの妊娠期間は21~23か月と長く、妊娠の兆候が見られるニュースを知った時から、ドキドキ楽しみにしていました。
陣痛から1時間での安産、母子ともに無事で生まれてきてくれて、本当にうれしいです!
すぐには行けない距離ですが、いつか会いに行きたいと思います。
元気でスクスク育つように祈っています。

『ゾウが教えてくれたこと』入江 尚子∥著 化学同人
『みんなで守れ!ふくちゃんのいのち 結核にかかったボルネオゾウ』秋川 イホ∥文 フレーベル館

2023年08月24日(木)

雑誌『BRUTUS』の2023年9月1日号(現時点では最新号のため、貸出・予約不可です。館内で閲覧してください)は、「怖いもの見たさ。」が特集です。
タイトルから察せられるように、ホラー特集です。映画からアニメや、ゲーム、実話怪談などなど。他には、呪物や都市伝説まで乗っていて、すごく読み応えのある内容です。
そして、なんと袋とじには、実話怪談が書き下ろし。しかも今回、怪談を書き下ろしてくれた怪談師たちは、私が全員知っている人でした(有名な方たちですね!)。
雑誌1冊まるまる使ってホラー特集。ホラー好きにはたまらない。
……というわけで、図書館で読むこともできますけど、手元に置いておきたいので、個人的に買いました!
毎日ちょっとずつ、じっくり読んでいるので、まだ最後まで読み切っていません(ようやく半分ぐらい)。
残り少なくなった8月は、『BRUTUS』を読みながら過ごすことにします。

2023年08月23日(水)

今月初めの図書館だよりで「京極堂の新作が出る~」との話をしましたが、先日発表のあった単行本の仕様が「1キロ超え」「1000ページ超え」でした…ということはきっとノベルスも……
集中力もですが、握力も鍛えておかねばなりませんね笑

京極堂と言えば妖怪、妖怪といえば故・水木しげるさんですが、今リトルワールドにて水木しげるが描く世界の妖怪画が見られるイベント「世界の妖怪博」が開催中です。
謎解きイベントもあるので、今回も友人と一緒に参戦です笑
そんなリトルワールド、夏休みも残りわずかとなりましたが、8月中の平日は小学生まで入館無料・駐車料金も無料!
ただし、平日の開園時間は15時~、花火は土日祝のみと注意が必要ですが(土日祝も駐車料金は通常時より安い!)、一番暑い時間帯を避けて(移動時間にあてて)おでかけできるのと、アクロバットショーは平日も開催されているので意外と穴場かな、という気もします。
(そんなつもりはないのですが、回し者みたいになってしまいました…笑)

そんなわけで、あっという間に8月も残り1週間です!
皆さま読み忘れ・借り忘れはありませんか?
今月いっぱいは図書館も19時まで開館です。
来週の金曜日・9/1からは18時閉館に戻りますのでご注意くださいませ。

『世界の住まい大図鑑』(野外民族博物館リトルワールド/監修)

2023年08月21日(月)

明日22日(火)は図書館の休館日になりますのでご了承ください。

図書館の北側にあたる地下駐車場入り口付近にたくさんのトンボが飛んでいました。暑さは相変わらずですが、自然界ではわずかな季節の変化に気付いているようです。

先日、大須の骨董市に行こうと思って名古屋に行ったのですが1日間違えていました。その道中でパルコの横を通ると、3人組のバンドが演奏している光景を見ました。1人はドラムで2人はエレキギターを演奏していて、中でもギターを弾いている人がとても楽しそうに弾いているのが印象的でした。本当にギターを弾くことが楽しんだなという気持ちが、ほんのちょっと通りすがっただけでも伝わってくる感じで、あの暑い中で大変だなと思うよりカッコいいなと思いました。

2023年08月20日(日)

台風と共にお盆が過ぎ、8月も下旬となりました。8月下旬といえば欧州サッカーの開幕の季節です。日本代表キャプテン・遠藤選手のリバプール移籍が決まりましたね!プレミア好きなので、今から楽しみです。ビッグクラブへの移籍ということで、まずはポジション争いからのスタートかと思いますが、移籍を確実に成長へと繋げてきた遠藤選手なので、リバプールでも大活躍してくれることを期待しています。

さて、先週の続きを。

新幹線と近鉄特急を乗り継いで、奈良に到着したのは朝8時頃でした。早いっ!・・・と思われそうですが、この時期の東大寺・大仏殿は7時30分から拝観できると事前に調べておいたので、奈良国立博物館が開館する9時30分までにお参りをすれば、ちょうど良いかも・・・と思い、早めに自宅を出発することにしました。どうせ、私は毎日早起きですし。

結果的には、これは大当たり。8時台の東大寺周辺は人影もまばら。大仏殿で拝観している人もほんの数人という静けさでした。

「東大寺の大仏」は正式名称を「廬舎那仏(るしゃなぶつ)」といいます。聖武天皇が東大寺と廬舎那仏を建立した背景には、その直前(西暦735年~737年頃)に大流行し、当時の人口の4分の1以上の人が命を落とした「天然痘」の影響があるとされています。今から数年前のコロナ禍真っ只中の頃に、歌手のMISIAさんが歌番組で「新型コロナウイルスで亡くなられた方への祈りを込めて」とコメントし、東大寺大仏殿の前で歌を披露していたことをご記憶の方もいるかもしれません。

ということで、コロナ禍の完全な収束と家族・友人の健康を願い、「廬舎那仏(るしゃなぶつ)」に手を合わせてきました。どうか、健やかで平和な日々を過ごすことができますように。

次の目的地である奈良国立博物館には開館時間の前に到着しましたが、すでにまぁまぁの行列ができていました。しかし、入ってみるとそれほど混雑しておらず、落ち着いて鑑賞することができました。お寺で拝観する仏像と、博物館で鑑賞する仏像の大きな違いは、博物館では後ろから仏像を見ることができること。私も単眼鏡を片手に久しぶりの仏像鑑賞を堪能。ミュージアムショップでは「元気が出る仏像シリーズ」のマグネットを無事購入することができました(現在、我が家の「冷マ」として活躍しています)。

と、ここまでは順調な旅だったのですが・・・。次週、波乱(?)の展開に続きます。

・東大寺建立が題材となった作品には、澤田瞳子さんの『与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記』や、帚木蓬生さんの『国銅 上』『国銅 下』、そして津島市出身の作家・奥山景布子さんの『キサキの大仏』があります。また、児童書にも加古里子さんの『ならの大仏さま』があります。天平の世は災害や疫病の流行、飢饉が何度も繰り返しやってくる、大変な時代でした。そんな時代を生き抜いた、この時代の人達の生き方には、現代を生きる私たちにも学ぶことが多いように思います。どの作品も読みごたえのある、オススメの作品です。

夏休みもあと少しとなりましたね。★さんも書いていましたが、夏休みの思い出のひとつに図書館の本やイベントが入っていてくれると、図書館で働く一人の職員として嬉しいです。さて、間もなくコーナー9「館と園に出かけようよ。」が終了の予定です。「あー、お出掛けしたいなぁ・・・」という、私の個人的な願望から生まれたようなコーナーでしたが、多くのご利用を頂きましたことを心よりお礼申し上げます。

2023年08月19日(土)

先週の図書館だよりで、台風による交通機関の影響を心配していましたが、なんとか無事に行って帰って来られました!
・・・しかし、静岡の大雨で新幹線が長時間ストップし、ヒヤヒヤする場面も・・・。
前日まで終日計画運休していたこともあり、念のため早朝に出発したので、昼間の予定は少し遅れましたが、夕方の予定には間に合ったので、結果的には大丈夫で本当にほっとしました。
当日は、静岡の大雨の影響を受け、新富士駅あたりで徐行運転になったり、東京駅のホームが満線になったことにより、新横浜駅の手前で停車し、新幹線の中で1時間待機したりなど、トータルで2時間ほど遅れて目的地に辿り着けたのですが、もし後続の便に乗っていたら6時間ほど新幹線の中で待機することになってしまい、夕方の予定に間に合うかギリギリのところでした・・・。
同じ目的地に向かう方々が、SNSで「大幅に遅れてしまったけど、後半からなんとか観られた!」、「終演間際にようやく辿り着き、少しでも観られてよかった・・・!」、「会場まで必死に向かったけど間に合わなかった・・・涙」など投稿されているのを見て、自分のことのように胸が痛く、切なかったです・・・。自然には勝てないのがつらいですね・・・。
翌日の夜に新幹線で帰る予定でしたが、午前中はまだかなり遅延しており、駅構内も新幹線を待つ人々で混雑する状況をニュースで見て、「夜行バスに変更した方がいいかな・・・」と悩みましたが、午後からは徐々に遅れが短くなり、夜にはほぼ通常通りの運行に戻っていたので、帰りは定刻通りに帰宅することができました。
関連業務に携わっていた方々には感謝申し上げます。本当にお疲れ様でした。

『新幹線のすべて』「旅と鉄道」編集部∥編 山と溪谷社
『新幹線で知る日本』池 亨∥著 山と溪谷社
『トコトンやさしい新幹線技術の本』辻村 功∥著 日刊工業新聞社

2023年08月17日(木)

お盆も過ぎ、台風も過ぎましたが、なかなか涼しくなりませんね。
いつまで続くんでしょうか、この暑さは。

さて、夏が過ぎれば、あっという間に「秋の読書週間」の時期になります。
今年の「秋の読書週間」も楽しみにしていてくださいね!

2023年08月16日(水)

昨日は台風による暴風警報のため、終日臨時休館となりました。
ご不便をおかけしてすみませんでした。
本日よりまた通常通り開館しておりますので、どうぞご利用ください。

そんなこんなで、8月も半分が過ぎました。
夏休みも残すところ2週間。
今年の課題図書も、ぼちぼち貸出が落ち着いてきています。
せっかくの夏休み、最後までいろいろなことを経験してください。
その中に図書館のイベントや借りた本が入っていると嬉しいです。

『虹果て村の秘密』有栖川有栖
『七月に流れる花』『八月は冷たい城』恩田陸
『ぼくが探偵だった夏』内田康夫

2023年08月14日(月)

台風が近づいているようです。天気も曇り始めてこれから荒れそうな気配です。状況等により明日の当館の開館時間が変更となる可能性がありますので、予めご了承ください。

先日、携帯電話に知らない番号から数回の着信履歴がありました。その後も自分がいない時に数件の着信履歴があり、ちょっと謎で怖いなと思いました。それとちょうど同じ頃、注文していた品物がそろそろ届く頃だと思って待っていたのですが、数日経過しても一向に届く気配がありません。しびれを切らして配達会社に問い合わてみると、住所が途中までしか記載がなかったので保留中にしていたという事が分かりました。
後日、品物を受け取りに行くと、伝票の横に手書きで日付と時間が書いてある事に気づきました。もしやと思い携帯の履歴と照合してみると、ぴったりと日付と時間が一致している事が分かり、着信は配達ドライバーからのものだという事で謎が全て解けました。点と線が見事に繋がった気分でしたが、ドライバーさんには電話に出れなくて申し訳なかったなと思う次第です。

2023年08月13日(日)

今から1か月ほど前に、日帰りで奈良を旅してきました。

目的は、奈良国立博物館で開催されている「聖地 南山城展」のイベント「仏像大使トークショー」。みうらじゅんさんといとうせいこうさんのトークショーです。

せっかく交通費を払って奈良へ行くので、他にもいくつか目標を立ててみました。

 1.東大寺で奈良の大仏に手を合わせる。
 2.奈良国立博物館で「元気が出る仏像シリーズ」のグッズを買う。
 3.「ならまち」のオシャレな雑貨屋さんで買い物をする。
 4.お昼ご飯に「柿の葉寿司」を食べる。
 5.かき氷の聖地・奈良でかき氷を食べる。
 6.いかにも奈良っぽいお土産を買う。

買い物と食べ物に目標が集中しているような気もしますが、久しぶりの気ままな一人旅です。楽しみは多ければ多いほど良いはず。さて、どうなることやら・・・次週に続きます(たぶん4回くらい続きます)。

『奈良 鹿ものがたり』中村 文人/文・川上 悠介/写真・・・「奈良の鹿の歴史や生態、「角きり」や「鹿寄せ」などの季節ごとの行事まで詳しく紹介する「鹿愛」あふれた児童書です。もっともっと鹿について詳しく知りたい方には『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』田中 淳夫/著、もオススメ。奈良観光の思い出は、必ず鹿とセットになりますね。
『訪日外国人観光客ビジネスがよ~くわかる本』森山 敬/著・・・今回の旅では、「鹿せんべい」を鹿にあげている外国人観光客の方をたくさん見かけました。

さて、なでしこジャパン。11日(金)のスウェーデン戦、残念でしたね。何度も「惜しいっ!」場面が続き、1点返しましたが・・・スウェーデンにはアメリカに勝った勢いがあったような気がします。来年のパリ五輪予選が今秋に開催されるので、まずは出場権獲得を目指して一歩ずつ強くなってほしいと思いつつ、応援しています。うーん、それにしてもクロスバーによく当たったなぁ・・・悔しいっ!

2023年08月12日(土)

今日は台風の影響で、愛知は39℃まで気温が上がるそうです!
お盆で出掛ける方も多いと思いますが、熱中症には十分にお気をつけください。
私も近々お墓参りに行ったり、遠出する予定があるのですが、台風で交通に影響が出ないか心配です。
どうか無事に辿り着き、帰って来られますように・・・。

『一家に一冊!防災アイデア手帖』世界文化社
『台風防災の新常識』山村 武彦∥著 戎光祥出版
『暑さで人の死ぬ時代 いま、名古屋があぶない』大和田 道雄∥著 風媒社
『熱中症対策マニュアル』稲葉 裕∥監修 エクスナレッジ

2023年08月11日(金)

今日は山の日です。
山登りの思い出といえば、中学生の頃、家族で登った富士山…かなり昔のことです。
登る途中で家族が体調を崩してしまい、山頂手前の山小屋で休憩することになりました。家族はこれ以上登れないというので、そこから私一人で山頂へ向かいました。達成感はありましたが、家族を残して登ってしまった罪悪感が混じって複雑な気持ちになった記憶があります。
これから山登りの予定のある方も、体調には十分気を付けてくださいね。

「新しい登山の教科書」
「バテない登山技術」

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