図書館だより

2017年07月25日(火)

一昨日からドッグ・デイズですね。いよいよ夏本番といった暑さです。

ドッグ・デイズとは、ヨーロッパで「夏のうち最も暑い時期」を表す言葉で、北半球では7月上旬から8月中旬ごろ、南半球では1月上旬から2月中旬ごろまでをいいます。
なぜ「ドッグ」デイスなのかといいますと、おおいぬ座のシリウス(Dog Star)が、7月から8月にかけて日の出と共に現れ日の入りと共に沈むことと、この時期が暑くなることが関連づけられたことが由来なんだとか。

そしてこのシリウス、太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星なんですって。
視力の良くないGoでも見つけられるかもしれない!
でもこの時期は日の入りと一緒に空からいなくなっちゃうんでした……
そういえばおおいぬ座は冬の星座、シリウスを探すなら冬のうちってことですね。

果たしてそれまで覚えていられるのか、私よ。

『よむプラネタリウム冬の星空案内』野崎 洋子/文 K443ノ
『天文検定』藤井 旭/著監修 440テ
『海の星座』津村 節子/著 913ツ

2017年07月24日(月)


連日の暑さでグリーンカーテンは急成長。

先週の「サラメシ」すごい反響です。撮影日のうち1日だけ私もいましたが、カメラが向けられていなくても何か気になって仕方なく、仕事しながらも気持ちソワソワしていました。何日も綿密に取材や打ち合わせを重ねていた様子が窺えて一つの番組を作る大変さが垣間見られました。

夏休みは子供にとってはイベントが一杯です。家にいる時間もいつもより長いのでお手伝いをする事もあるでしょう。でも、普段した事の無いお手伝いをすると失敗してしまう事もよくあることです。
この前、ある家で子供が親にこっぴどく怒られている光景を見ました。どうも庭の花壇にホースで水やりの手伝いをしていたところ、遊び心で家の窓に向かって水を掛けたらしく、そのかけた場所がちょうど窓が開いていた箇所で、思いっきり家の中を水浸しにしてしまった様子でした。夏休みならではの微笑ましい失敗です。

新聞で東京の日本橋の上にある首都高速を地下に移設するという計画の話題が載っていました。日本橋と言えば東海道の出発点として浮世絵にも登場しますが、『麒麟の翼』(913.6/ヒ)にも登場しますね。作中では舞台の一つとして橋の欄干の麒麟の彫刻が出てきます。橋の上の高架が無くなれば日当たりの良い広い場所なるので、欄干の彫刻等もはっきりと見え、影っているイメージから大分変わる様な気がします。今よりもっと「日本橋」が強調される観光地区に盛り上がると良いですね。

2017年07月23日(日)

18日(火)、ついに「サラメシ」が放送されましたね。先週もお知らせしたのですが、「サラメシ」については、津島市立図書館ホームページの「『サラメシ』取材裏話」で、私(き)が、詳しく日誌を書いていますので、こちらをご覧下さい。また、この場もお借りして、沢山の方に放送を見て頂いたことを、深く感謝申し上げます。

というわけで、この図書館だよりでは「サラメシ」以外の話を。

今を遡ること2週間ほど前、「『サラメシ』取材裏話」にも少し書きましたが、「大エルミタージュ美術館展」を観に行ってきました。そうです、館長やKさんからのメールや電話の着信に全く気付かないで過ごしていた休日のことです。

今回の展示は、17世紀のバロック時代と18世紀のロココ時代の作品を中心となっているそうですが、私のお目当ては、レンブラントの「運命を悟るハマン」。旧約聖書の「エステル記」から、古代ペルシャ帝国の大臣ハマンが死刑宣告された場面を切り取った絵。権力を極めた人生が暗転する瞬間が、しぐさや表情から劇的に表現されている・・・、という説明はともかく、大変に感動しました。絶望に直面した瞬間の人間の顔を、はじめてじっくりと観たように思います。近くで観ると、唇がうっすら開かれていることに気付いて、ドキドキしました。やはり、絵は本物を観なくては、と強く思います。

美術館巡りやサッカー観戦、読書とヨガに洋楽鑑賞にウォーキングと水泳・・・など、一見脈絡のない私の趣味の共通点は「無心になれること」かもしれません。そんなことを以前友人に話したら、「どれだけ普段は雑念あるの?」と言われてしまいましたが。それはともかく、これからも「無心になれる」瞬間を探して、あちこち出掛けたいと考えています。 

2017年07月22日(土)

今週、取材を受けた「サラメシ」の放送がありました!
利用者の方も放送を観てくださったようで、カウンターにて「サラメシ観たよ!」とたくさんの方からお声かけいただき、ありがたい限りです。
このような貴重な機会を与えてもらえたことを嬉しく思います。

さて、本日は尾張津島天王祭のため、図書館は終日休館しております。
ご迷惑をおかけしますが、明日からは通常通り開館しますのでよろしくお願いいたします。
今年は、ユネスコ無形文化遺産に登録されてから初めてのお祭りですので、より盛り上がりをみせそうですね!
ぜひお立ち寄り下さい。

『尾張津島天王祭のすべて』若山 聡/著 風媒社 386ワ
『華麗な祭礼尾張津島天王祭』黒田 剛司/著 天王文化塾/企画編集 386.1ク
『海部津島祭礼・芸能事典』津島ロータリークラブ/編集 海部歴史研究会/編集 386.8ア

2017年07月21日(金)

先週、坂本龍馬の愛刀である陸奥守吉行を見に静岡へ行ってきました。
はい!毎度おなじみ(す)の刀剣レポートですよ!
もう何も言うまい。ここまで来たらシリーズ化してやるぜ!

今回会いに行った刀は、おそらく今まで紹介してきた中で一番有名だと思います。
何せ“あの”坂本龍馬の刀ですから。
「陸奥守吉行」という名前を知っているかそうでないかで龍馬ファンかどうかが分かる…と個人的には思っています。

実はこの陸奥守、本物かどうか怪しいところがあったのですが、去年龍馬の子孫の方により陸奥守は火事で焼かれ再刃したという記録が発見され、スキャンを行ったところうっすらとですが元々の刃紋がちゃんと残っていることがわかり、めでたく本物と確定したのです!
本物だと決まった時は「よかったね!おめでとう!!」とまるでわが子の大学受験の結果を聞いた親のようでした。

陸奥守吉行は、坂本家に代々伝わっている刀で龍馬は兄からそれを譲り受けましたが、実戦には使わず、大事に腰に下げ自慢していました。
そして近江屋事件の時、敵の攻撃を鞘に入った状態の陸奥守で受け、刀を抜いて応戦しようとするも間に合わず龍馬は死去。
彼の死後は、親族に引き取られ大事にされてきましたが、火事で刃紋と反りを無くし、本当に龍馬の刀なのか?と85年もの間半信半疑で世間から見られる…という経緯です。

実は陸奥守に会うのは2回目なのですが、1回目の時は本物と確定されていない頃でして、今回はその本来の刃紋を見るぜよ!と意気込んで行きましたが結果は惨敗。
全然見えない…私の目がCTスキャンだったら良かったのに(無理難題)
見たかった…拳形丁子の刃紋…
次こそはアートスコープなりオペラグラスなり持って行こうと決意した(す)でした。

『はじめての坂本龍馬』 (齋藤 孝∥著) (神守)
『龍馬奔る』 (山本 一力∥著) (913.6/ヤ)

2017年07月19日(水)

さて、昨日は「サラメシ」放送日でした。皆様ご覧いただけましたでしょうか?
これを書いている今はまだ放送前のため、撮影されたあれこれがどんな感じに編集されているのか楽しみです。

撮影当日、幸いにも(?)私はお休みの日でしたが、事前取材ではいくつか質問を受けました。
「なぜ本が好きなんですか?」という質問には「こーであーだからです(ドヤッ)」と本好き・図書館員らしく答えられたのですが、それがいざ「お昼にはいつも何を食べるんですか?」となった途端、「こ…コンビニ弁当です……orz」となるダメっぷりw
本当にお休みでよかったです。皆さんが手作り弁当の中、ちらっとでもコンビニ弁当が映らなくて……!(そういう意味で、お休みで「幸い」なのです)

そんな残念エピソードはさておき、「見逃してしまった」「知らなかった」という方も大丈夫です!
明日20日のお昼・12時20分より再放送があります! どうぞご覧ください。

2017年07月18日(火)

夏といえばお祭り、花火大会、そして浴衣!
Goは和装されている方が大好きです。いいですよね、着物。
今日をきっかけに和装女子よ増えろ……!と花火大会のたびに念を送っています。
そして和装男子も!甚平もいいですけど、浴衣もぜひに!

着物は手入れが大変そう、とか着付けが難しそう、と躊躇されている方!
最近は洗える生地の着物もいろんなところで販売されていますし、手入れも楽になりましたよ~。
着付けも浴衣から始めれば思ったほどハードル高くないです、着物は浴衣から1枚増えたくらいの話です。帯結びも半幅帯なら簡単!
それに浴衣なら兵児帯(お子様がしている柔らかい帯)を1周巻いて後ろで蝶結びにするだけでも可愛いと思うんですよね。簡単だし。
図書館に着付けの本もありますし、なんでしたらネットに着付けの動画もありますよ!ヽ(・∀・)ノシ

浴衣は洗える生地なのでネットに入れて洗濯機でざぶざぶ洗えますし、気軽に着てみてはどうでしょう。
基本は陰干し、と言われていますが、Goはものぐさなので表裏をひっくり返して普通に外に干してます。もちろん日焼けしちゃっても自己責任ですが……笑

ご興味ある方、週末の天王祭りで浴衣チャレンジどうですか~!
和装の方が増えると、とても喜びます!私が!笑

『ゆかたの着付けと帯結び』大竹 恵理子/著 593.8オ
『大人のゆかた入門』森 荷葉/著 593.8モ
『半幅帯なら着物もゆかたももっと楽しい!』里和/監修 593.8ハ

2017年07月17日(月)

仕事帰りに天王川公園沿いの土手を通ると、池の周りに桟敷席を作っている様子が見られました。今月12日の中日新聞には「邪気防ぐ斎竹立 関係地域で作業」という天王祭りの準備が記事に載っていて、いよいよ天王祭が来たという感じです。

先日、閉架書庫に古い新聞を保管しに行った際、ふと先月6/15の「共謀罪法成立」という記事が目に入りました。
以前池上彰さんの番組で、新聞社によって「共謀罪」と書く社もあれば、「テロ準備罪」と書いてある新聞社もあると言っていたので気になって調べてみると、各社一面の見出しがその2つのどちらかの表現で書かれていました。テレビ局各社も微妙に表現が分れている様で、こういったニュースの見出し一つにも、各々の主義、主張がはっきり出ている事を知りました。

2017年07月16日(日)

さて、いよいよ放送まで1週間を切った「サラメシ」ですが、
「津島市立図書館ホームページ」→「新着情報」→「『サラメシ』取材裏話」で、私(き)が撮影の舞台裏について日誌を書いています。「図書館だより」のスペースでは載せきれない裏話をじっくりと書いていますので、興味のある方は是非こちらも覗いてみて下さい。今後も随時更新する予定です。

というわけで、この図書館だよりでは「サラメシ」以外の話を。

ここのところ不安定な天候が続いていますね。少し前まで太陽がサンサンと照っていたかと思えば、突然の雷雨。落ち着かない天気が続いています。

そんな不安定な天候が続く中、先週の7月12日にパロマ瑞穂スタジアムで行われていた天皇杯3回戦、私の応援する名古屋グランパス対八戸戦では、名古屋が1-0でリードしていた後半20分に雷雨のため試合が中断されて、そのまま中止となりました。おや、この試合の結果はどうなるんだろ?と思っていたところ、8月2日に得点や交代枠などもそのまま、後半20分の時点から再開されることが決まったそうです。

えーと、後半20分からということは、残り25分くらい。え、25分だけ試合やるんだ!でも、ある意味とても貴重な観戦体験が出来るのかも。とはいえ、選手も監督もやりにくそうですね。残念ながら、私は仕事のため、パロマ瑞穂スタジアムには行けませんが、出来れば生で観戦して応援したかったなぁ~。貴重な観戦体験を逃してしまうなんて、とても残念です。

欧州リーグでは、プレシーズンマッチが盛んに行われているこの季節。昨夜は、ドルトムント対浦和レッズ戦がテレビ中継されていましたね。香川選手はケガで欠場でしたが、なかなかの盛り上がり。先週は、バルセロナのメッシやネイマールが来日していましたね。私も彼らを一目見たかったなぁ。何だか、サッカーネタでは後悔が多いですね。

2017年07月15日(土)

スーパーに買い物に行ったら旬のズッキーニが安く売られていて、ズッキーニ好きな私はすぐさまかごに入れました。
旬ではない時期だと200円近くすることもありますが、半額以下で売られていたので、ここぞとばかりに3本買って帰りましたよ。
さっそくその日の夕食に、パスタの具として海老と一緒に炒めて調理し、残りはラタトゥイユにしました。

自分が小さい頃にはあまり出回っていなかったので、初めて食べたのは大人になってからなのですが、ズッキーニ独特の歯ごたえがおいしいんですよね~!
いくら食べても飽きません。
最近では手に入りやすくなったので嬉しい限りです。

今までズッキーニは火を通して食べていたのですが、先日テレビの料理番組を見ていたら、生でも食べられることを知ったので、サラダにして食べてみたいです。

『旬の野菜の栄養事典』吉田 企世子/監修 エクスナレッジ 498.5シ
『365日のサラダ』金丸 絵里加/著 永岡書店 596.3カ
『からだが喜ぶやさしい野菜図鑑』柿沢 安耶/著 ワニブックス 626カ

2017年07月14日(金)

そろそろ本格的に蚊が鬱陶しくなる季節がやってきましたね…
何故奴らは我々人間の血を吸うのか…!!蚊同士じゃだめなのか!?
こう、カマキリみたいにオスはメスの餌としてバリバリ食べられるというあの自種族間で弱肉強食の世界が完成している感じになっていただきたい。(何言っているんだ)

なんだか年々蚊取り線香も虫よけスプレーも奴らに効かなくなってきているような?

そういえば、蚊取り線香で思い出しました!
二ヶ月ほど前、職場で「蚊取り線香を見たことがない」と言ったらすごいびっくりされました。
「じゃあマットタイプも知らない!?」と聞かれましたが、まずマットタイプがあったことすら初めて聞きました…
でも聞いてちょっと納得…某会社さんの「ア○スノーマ○ト」はマットが要らないからノーなのだとか!これは驚き。

(す)は生まれた時から液体タイプのものしか知らなかったので蚊取り線香には憧れがあるのです。
あの渦巻状の線香も一つ一つはぎ取ってセットしていたのですね。
てっきり一枚一枚個包装になっているものだと思っていました。

あのよく漫画などで見るブタの蚊取り線香入れ?
あれも見たことがないので一度本物を生で見てみたいですね!(もはや芸能人扱い)
え?図書館は火気厳禁だから無理?
しょぼん…(´・ω・`)

『かとりせんこう』 (田島 征三∥作) (絵本)
『大研究!お香のすべて』 (工藤 ケン∥漫画) (神守)

2017年07月13日(木)

先週の図書館だよりが上の方にウケてしまって、これからはそういう路線で書いてください、と言われましたが、毎週毎週そんな面白いこと書けないので、今日は(普通に)かつめしの話をします。

先日テレビを見ていたら、かつめしのPR動画が紹介されていました。途中から見たので、全容は分かっていませんが、出生から老後までかつめしと過ごすという動画に陣内智則さんがツッコミを入れるという内容です。
かつめしとは、洋皿に盛ったご飯の上に、たれをかけたビフカツ(もしくはトンカツ)をのせ、ゆでたキャベツを添えた料理だそうです。兵庫県の加古川市の郷土料理だとか。
テレビでは、老後の動画がどのようなものになっているかクイズがあったのですが、その答えは「陣内さんのお父上が出演なされている」というものでした。そして「俺の親父やないかい!」というツッコミが予想されますが、本当にそのままでした。
しかしお笑い芸人の家族が出演、というのは大晦日の「ガ〇使」で遠藤章造さんがよくやられているので、正直あまりインパクトないと思います。
(陣内さんと)離婚した元・嫁が、今の旦那さんと出演するとかどうでしょう。でも老後という設定で出演なさるほどこの2人老けていませんし、よく考えてみれば元・嫁が出演というのは、これも遠藤さんがよくやられているのであまり面白くないかもしれません。

動画では、赤ん坊に離乳食の代わりにかつめしを食べさせようとしていました。学生(社会人だったかも)の時には遅刻しそうになって、かつめしが乗った皿を持ちながら、慌てて家を飛び出していました。そこまでしたのなら、「老後はかつめしで将棋を指す」ぐらいのことはしてくれないと印象に残らないと思うのですがねえ…。

『B級ご当地グルメでまちおこし』俵 慎一∥著 601.1/タ
『加藤一二三の3手詰め』加藤 一二三∥著 796/カ (神守所蔵本)

2017年07月12日(水)

Goさん、人工クラゲという手もありますよ…|ω・)コソッ

さて、今週末15日(土)は真夏の夜のこわ~いおはなし会です。
毎年の行事となり、今年でなんと10年目!
明かりを消し、ロウソク(室内なので〈風〉ですが……)の薄明かりの中で語られるこわ~いおはなしを、ご家族やお友達と聴きませんか?
午後7時半から、2階大集会室でおこないます。

また、同じく15日(土)から17日(月・祝)の期間中で、こちらも毎年恒例、1日図書館員のお申し込みを受け付けます。
実施日は8月1日(火)~4日(金)・7日(月)の5日間、各日4名、計20名の募集です。
本館児童カウンターまたは神守分室にてお申し込みください。
(申し込めるのはご本人もしくはご家族のみです。お友達の分はできませんごめんなさい><)
先着順ではなく抽選にて参加者を決定しますので、焦らず期間内にお越しくださいね。
今年はホームページでも当選者の番号を発表する予定です(ハガキの送付は当選者のみ)。

どちらもご参加お待ちしています!!

2017年07月11日(火)

梅雨だからか、最近蒸し暑い日が続いていますね。
こうもジメジメと蒸し暑いと、いっそ水の中で暮らしたくなります……

Goは数ある行楽スポットの中で、水族館が一番好きです。
涼しく、適度なざわめきと暗さの、あの空間がとても落ち着くんですよね~。
その中にいくつもある水槽、特にクラゲの水槽はずっと眺めていられます。
大きな水槽でふわふわと漂うクラゲになりたい、と何度思ったことか。
あの独特な形、透け感、涼しげに水に漂う姿……見ているだけで癒される(´ω`*)ウフフ
家で飼ってみたいな、と思って調べたこともありましたが、かなり難易度が高いようで諦めました。やっぱりクラゲは水族館に見に行くものなんですね。

そして水族館でくらげと言えば!「クラゲドリーム館」という愛称まである鶴岡市加茂水族館です。
見に行きたいんですけどね、なんせ山形県の日本海側。なかなか行けそうにもありません……でもいつかは行ってみたい。

今まで見に行った中では、大阪にある海遊館のクラゲ展示が一番好きです。ライトアップされた水槽でふわふわ水流に煽られるクラゲがとてもきれいですよ。
海遊館と言えば、今年の春にカフェメニューがリニューアルしたそうで、「ジンベイソフト」の色味が思った以上にジンベイザメだとか、クラゲが入ったゼリーがあるだとかで、そちらも気になっています。クラゲ入りぷるぷるゼリーか……

と書いているうちに海遊館に行きたくなり調べていたら、なんと「ふあふあクラゲ館」がリニューアルのため9月から順次縮小、11月には閉鎖とな!?
それまでにもう一度見に行かなければ!カフェにも行きたいし。

そうだ、池袋のサンシャイン水族館も屋外エリアが明日からリニューアルオープンなんですよね。
こっちも行きたい!

『くらげる : クラゲLOVE111』平山 ヒロフミ/著 483.3ヒ
『青いクラゲを追いかけて』盛口 満/著 K481モ
『クラゲの光に魅せられて : ノーベル化学賞の原点』下村 脩/著 431.5シ
『クラゲすいぞくかん : クラゲかんちょーのクラゲじまん』Eクム(神島田分室)

2017年07月10日(月)


掲示板が復活しました。情報満載です。

先週土曜日の中日新聞で「ユニーク本棚ジョッキ形」という、清須の図書館がビールジョッキに見立てた本棚を造ったことが記事に載っていました。清須と言えばビール工場が有名ですね。JR線路沿いにあるキリンの工場近くを通るとビールの麦芽の匂いが漂っています。
先日行った豊明の図書館では、桶狭間古戦場が近いという事で、それにまつわる関連書籍が郷土コーナーに設けられていました。また、中京競馬場が近い事もあり「馬」「競走馬」にまつわる本も郷土に置かれ、『再起』(933.7/フ)等で知られるディック・フランシスの競走馬シリーズの小説本が置いてあったりしました。
各地域の図書館にはこういった郷土、観光色を強く打ち出していて面白いです。当館でいう所の「ふじいろ文庫」みたいなものでしょうか。何を一押しにしているのか、そういった意味で訪れる楽しみはありますね。

『夕雲の城 織田信長の東美濃攻略歴史』(215.3/ユ)という岐阜県の美濃加茂地方を舞台とした郷土の歴史漫画を読みました。安定した絵柄、時代劇の様にしっかりとした話の構成、分かりやすい補足説明など、完成度の高い本でした。ただ、登場人物が主人公と女性以外ほとんどが顎と口元に髭を蓄えた武将ばかりで、名前表記がないと見分けがつかないという事だけが難点でした。当時はみんなそういった風貌だったので仕方ないのかもません。途中で少しだけ登場する斎藤道三の嫡男、義龍が良い人に描かれていたのも珍しく、肖像画を漫画に起こすとこんな感じになるなという再現度の高さが良かったです。また信長の美濃攻略が小牧山→墨俣という展開では無く、その間の犬山城から鵜沼城と攻略する話も描かれており『信長公記』を参考にして描かれている点が興味深いです。
富加町に売っている地域限定の本らしいので、個人的に行くことがあったら買ってみたいと思います。

こうして書いてみて、ふと「清須」「桶狭間」と上記の本の紹介、全て〝織田信長〟が偶然にも接点になっている事に気がきました。

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