図書館だより

2016年10月09日(日)

 先週の土曜日、久しぶりに瑞穂でサッカー観戦をしてきました。

 前日の天気予報では「明日は雨」という予報だったので、完全に諦めていたのですが、朝、天気予報を見ると「曇りのち晴れ」に変わっているではないですか!ネットでチェックすると、当日券もあるようなので「行くしかない!」と、買物に出掛ける予定から、急遽変更しました(買物の約束をしていた母には悪かったのですが)。

 試合前の段階では、グランパスはJ1降格圏。スタジアムの外では「4番」のユニフォームを着たサポーターが円陣を組み、気合を入れていました。「もう負けられない」という張りつめた空気。悲壮なムードが漂っています。

 結果は、まさかの5対0の圧勝。永井、圧巻のハットトリックで大盛り上がりでした。何より嬉しかったのが、完封勝利だったこと。試合に勝つためには、「得点する」よりも「失点しない」ことが大切なのです。闘莉王選手の電撃復帰以来、やっと戦えるチームになってきましたね、やれやれ。これでJ1残留はほぼ大丈夫かな?

 今年のグランパスホームゲームの内、私が観戦出来そうな試合は残り1つ。こちらも天気が良ければ応援に行こう、と思っています。

 そういえば、木曜の代表戦も勝ちましたね。決勝点、素晴らしかったです。次のメルボルンで行われるオーストラリア戦はかなり厳しい試合になりそうですが、こちらも勝利を期待しています。

 もうひとつ、おまけの話を。来週、10月13日(木)にノーベル文学賞の発表があります。毎年のように村上春樹さんが候補になっていますが、今年はイギリスのブックメーカーのオッズが1位となっているそうで、最有力との噂も。というわけで、村上春樹さんがノーベル文学賞受賞、となった場合は「号外・村上春樹さん、ノーベル文学賞受賞」特集をコーナーとして設置する予定です。絵本や翻訳作品、映像化作品まで、全て並べる予定。名古屋市鶴舞中央図書館では「今度こそノーベル文学賞・村上春樹」と題した展示をしているそうですが、津島市立図書館では受賞した場合のみ、コーナーを設置します。さて、どうなるでしょうかねぇ・・・。(き)

2016年10月08日(土)

都市ブランド・イメージ調査」を行ったところ、魅力の項目で名古屋が最下位という結果だったようですね。
そういえば、数年前に福岡県在住の方と話す機会があったのですが、「行くなら東京。わざわざ名古屋で降りる意味がない。」というような趣旨の発言をされていて、ちょっとショックでした。
もちろん、九州の方すべての意見ではないですが、名古屋ってそういう認識なんですね・・・。

確かに、他県在住の友人に名古屋名所を尋ねられると、どこを紹介しようか悩みます。
三大都市として名を連ねる東京ほど大都会ではないし、大阪ほどのインパクト?特徴?はないかもしれません。
しかし、そのほどよい都会具合が名古屋の良さかなあと日々実感しますし、日本の真ん中に位置するので、どこに行くにも便利。
「住めば都」と言いますが、名古屋は住むにはとっても暮らしやすい街だと感じます。
まだまだ先ですがリニアも開通するので、また新たな魅力が加わることで名古屋の良さが伝わればいいなと思います。 (い)

『名駅Walker』KADOKAWA 291.5メ
『常連になりたい!名古屋の商店街』大竹敏之/著 PHP研究所 291.5オ
『名古屋めし 本当に美味い店、厳選。』大竹敏之/著 リベラル社 596オ
『徹底詳解リニア中央新幹線のすべて 2027年開業を完全シミュレーション!』川島令三/著 廣済堂出版 516.8カ

2016年10月07日(金)

そういえば最近は何かと図書館だよりに書く話題があって、「みなさん!今日は○○の日ですよ!」というお決まりのパターンをしていない気がする(す)です。おはこんばんにちは!

さてさて早速行きますよー!本日10月7日はミステリー記念日!
なぜかというとエドガー・アラン・ポーの命日だから、らしいですよ。

ミステリーか…私はミステリーの女王ことアガサ・クリスティが好きです。
『そして誰もいなくなった』(B/933.7/ク) 『ABC殺人事件』(B/933.7/ク) 『オリエント急行』(B/933.7/ク)などが好きですね。
ものすごい定番な作品をピックアップしてしまってすみません…
上記の作品は全てポワロシリーズですが、もちろんマープルシリーズも好きですよ!

そしてミステリーを語る上で欠かせない(と思われる)のが、シャーロックホームズ!

うーん、でもホームズか…読んだことはあるのですが、昔の事なので記憶が曖昧ですね…
あと、昔はちゃんと自分の中に、自分で描いていた、自分だけのホームズが居たのですが、最近シャーロックホームズと聞くと、某「体は子ども頭脳は大人」な名探偵くんが出てきてしまって…
原作を頑張って読もうとしても、頭の中で彼がホームズの解説をし始めるのでどうしたもんかと悩んでいます。

ここは一回DVDの『シャーロック』シリーズ(788/シ) を借りて脳内イメージを変えてみようかな( ̄ー ̄)ニヤリッ   (す)

2016年10月06日(木)

10月ですね。私は10月が1年のなかでいちばん大好きです。
なんといっても気候がいい!!
暑すぎず寒すぎず、快適に過ごすことができます。
それに食べ物もおいしいです。
…とここまでかいたはいいものの、ふくらむ気配のない10月トーク。
ネタがないのに見切り発車をしてはいけませんね。

さて、先日自宅に卒業した大学から郵便が来ていました。
卒業生向けの催し物の案内だったのですが、ぼんやりとながめていたら
懐かしくなりました。
私がいたころとは景色が変わっていると思うので、いつか訪れたいです。
でも訪れて何をするんだろう……、ふらふら歩いて終わりそうだ……
そういえば私が受験する大学を決めたのも10月でした。しかも高3の。
今考えてもこれは遅すぎる!
そこから大慌てで赤本を買いにいった記憶が…。あぁ、頭痛い…
私がいうのもなんですが、受験生の皆さん!目標は早めに設定しましょう!!(し)

『危ない大学・消える大学 ’17』(/377.2/シ/17)
『大学入試改革』(/376.8/タ/)
『大学図鑑! 2017』(/376.8/タ/17)

2016年10月05日(水)

私の中で夏目漱石と言えば、「大逆転裁判」(ゲーム)のきょどった漱石さんかなぁ。
すさんの言う漱石像ともマッチですw
(鼻毛のエピソードは聞いたことがありますよ~
アイスの話は弟子の誰かのエッセイかな? 出典を是非!)

結局明治村での謎解きイベントにも行き損ねたし、○さん思い出すし、ちょっぴり切ない思い出…www
続編の制作が決まったそうなので、今から発売が楽しみです!!

あ、漫画の『先生と僕』もかな。何年も前に1巻を読んだきりなので、続きもちゃんと読みたいです。

ところで、いよいよ今週末から、観光交流センターでの伊藤秀男さんの原画展が始まります。
図書館で読み聞かせボランティアをしてくださっているグループ有志によるイベントですが、原画展のほかにも講演会や参加型のおえかきなども企画されているようですので、どうぞご参加ください。  (★)

チラシはこちらから(図書館でも配布しています)→ イベント紹介(津島市ホームページ)

『おうしげきだん』(今回原画が展示される作品です)・『けんかのきもち』・『タケノコごはん』など

2016年10月04日(火)

今日10月4日は、『探し物の日』です。

NTTの電話番号案内が、104であることから、失った物をもう一度、本気で探してみる日という日になったそうです。

失った物・・・・

この頃、いろいろ忙し過ぎて、大事なスケジュール手帳をどこかに無くしてしまいました。
手帳には、いろいろメモも書いてあるのにどこに置いてあるのか?思い出せません・・・・・
本気で探さなくてはなりません。

その他に、ガラケーの電池カバーが、知らぬ間に、はずれて、落ちてしまったようです。
もう、かれこれ8年使用中なのですが、なかなか新しい携帯には変えられないので、無いままで使用しています。
思い当たる場所は、探しましたが出てこないのですよね(T△T)

どこからか、ひょっこり出てきてくれないかな~?

とりあえず、今日ぐらいは、もっと真剣に探そうかなと思っていますよ(お)

『探偵★日暮旅人の探し物』(B/913.6/ヤ) (ヤングアダルト)

2016年10月03日(月)

 曇りや雨の日が続くからでしょうか、最近よく蜘蛛が巣を張っているのを見掛けます。

名古屋市図書館のホームページを見ると、「城探訪~富田五城を知っていますか?~」という企画の見出しがトップページに載っていました。
“富田五城”とは、富田図書館付近に存在した、戸田城・助光城・榎津城・江松城・前田城の城跡を指しており、それを富田図書館で今回特集したそうです。web上からは城の由来、マップを見る事ができました。

この五城に関しては昨年、当館で展示した「海部・津島の城跡をめぐる」展で、パネルと地図を使って紹介しました。
当時、そのパネル写真用に『中川区史』や『中川区の歴史』を参考にして現地まで撮影しに行ったのですが、いざ来てみると、細い路地で道に迷ってしまい、同じ場所を何度もぐるぐると周っていたのを思い出します。

その中でも特に思い出に残っているのが戸田城です。石碑も立札も無く何の確証も取れない場所で、何か手掛かりを得ようと、城跡の近くに住んでいる方にダメもとで直接お話をうかがいに行きました。
そのお陰で、本より城についての詳細を知ることが出来たので、解説文作成時に非常に参考になりありがたかったです。
何より地元の方が城について関心を持っていて、資料を集めている人がいた事にうれしく思いました。 (伊)

2016年10月02日(日)

 ここのところの図書館だよりが、ほぼ業務報告のようになっていたので、今回は「芸術の秋」にちなんだ話を。先週、久しぶりに美術館巡りをしてきました。

 午前中は、金山のボストン美術館で「俺たちの国芳 わたしの国貞展」を観てきました。歌川国芳、ここのところ人気が高いとは思っていましたが、10時の開館前に到着したにも関わらず、行列が出来ていて驚きました。「相馬の古内裏に将門の姫君 瀧夜叉妖術を以て味方を集むる大宅太郎光国妖怪を試さんと爰に来り竟に是を亡ぼす」という、とっても長いタイトルが付いている三枚続のドクロの絵や、「雪だるま」ならぬ「猫だるま」を雪の日に作っている「初雪の戯遊」という絵が良かったです。国貞の作品では「御誂三段ぼかし」が、今のアイドルの写真みたいで面白かったです。興味のある方は、是非ボストン美術館へお出かけ下さい。

 午後からは、電車を乗り継いで、碧南市藤井達吉現代美術館の「鬼才 河鍋暁斎展」を観てきました。こちらは「花鳥図」がちょっと怖かったけれど、良かったです。藤井達吉現代美術館は、はじめて伺いましたが、とても素敵な建物。なかなかの混雑だったので、オシャレなカフェは満席で断念しました。ところで、暁斎といえば「蛙」がとっても可愛いですね~。思わず蛙マグネットを衝動買いしてしまいました。ちなみに、暁斎は7歳の時に国芳に弟子入りしているので、この一日は師弟鑑賞デイとなったわけです。暁斎が、師・国芳を描いた絵は、もちろん(!)懐にネコを抱いている姿です。最近、画家や絵を題材とした小説の出版も多いので、「アート」をテーマにしたコーナーを展開しても面白いかなぁ、と考えたりもしています。

 ここのところ、11月に豊橋で開催される「見仏記トークイベント」のチケットは取れず、食事会ではお腹を壊し、雨が続いてウォーキングも出来ないし洗濯物も乾かない、とさんざんな毎日を送っていますが、自分で調べて、足を使って出掛けて、「ホンモノ」を実際にこの目で見て、元気出していこう、と思っています。(き)

2016年10月01日(土)

今日から10月です。
ようやく暑さも和らいで過ごしやすくなってきましたね。
食欲も倍増しております。
秋はおいしいものがたくさんあるので、ついつい食べ過ぎてしまいます。
ここしばらく食べ過ぎでお腹を壊しがちなので、節制しなければ・・・。

最近、おいしい!と感動した食べ物は、ぶどう。
皮が緑色のぶどうで皮ごと食べられるのですが、甘酸っぱいジューシーな果肉と皮が食感のアクセントになって、とってもおいしかったです。
梨や柿も大好きなので、これからの季節が楽しみです♪

『家庭でできるおいしいブドウづくり12か月』大森直樹/著 家の光協会 625.6オ
『育てて楽しむブドウ 栽培・利用加工』小林和司/著 創森社 625.6コ
『黒葡萄』宮沢賢治/作 たなかよしかず/木版画 未知谷 913.6ミ

2016年09月30日(金)

さて!先週予告した通り、現在のコーナーにちなんで夏目漱石について語りたいと思います!

(す)は漱石ってどんな人?と聞かれたら「日本を代表する文豪だけど、病弱で面白くて神経質で短気で甘党でめんどくさいけど憎めない可愛いおじさん」と答えます。なぜなら…

①大の甘味好きでジャムを瓶から直接食べていたら、お医者さんから怒られたり。
②当時は高級品で手に入りにくかったアイスクリームを「食べたい!食べたい!」と言って弟子達を困らせたり。

③『吾輩は猫である』のモデルになった猫が死んでしまった時、野良猫で名前を付けていなかったので卒塔婆に「猫の墓」と書いて、死亡通知を友人、弟子全員に送ったり。
④実は寒がりで、冬の日は日の光があたる所へ机を持って行って、麦わら帽子を被ってそこで書いていたり。

⑤怪談話を聞かされると「寝られなくなるからもうよしてくれ!」と怖がったり。
⑥執筆に行き詰ると、うんうん唸りながら鼻毛を抜いてそれを原稿用紙に植えていたり。(しかもそれを内田百閒が持って帰って保管していたそうな。なお、第二次世界大戦で燃えてしまったため現在は残っていません)などなど…

こんな感じのエピソードがいっぱい出てくるからです!(笑)

(す)は、こういった作品とは関係ないその人個人に関するちょっとしたお話が好きです。
「文豪」と聞くとなんだかお堅くてとっつきにくい感じがしますが、その人個人を調べていくと意外な一面があったりして、ちょっと親近感が湧いて作品をより楽しく感じられる…、気がします!(笑)

今年は没後100年ということでなにか新たな漱石情報出てこないかな?と期待しております。(行方不明だった原稿が見つかる…とか!)   (す)

『夏目漱石、読んじゃえば?』 (奥泉 光∥著) (コーナー8)
『文豪の素顔』 (高橋 敏夫∥監修) (コーナー8)
『夏目漱石の世界』 (平凡社) (コーナー8)

2016年09月29日(木)

★さんの図書館だよりにもありましたが、映画の聖地巡礼が話題になっていますね。

聖地巡礼つながりでいうと、湊かなえさん原作の映画『少女』が10月に
公開されるのですがどうやら東三河がそのロケ地になっているみたいです。
うらやましいですね!!ロケみにいきたかったです。

そういえば東三河だと中学生の頃一度だけ豊橋に行ったことがあります。
たしか駅にちくわが売っていた思い出が…
でもその時は観光ではなかったので、いつかふらりと遊びに行ってみたいです。
そしてできたてのちくわを食べたいです。

では、今回は湊かなえさんの本をいくつかご紹介したいと思います。(し)

『少女』(/913.6/ミ/)
『豆の上で眠る』(/913.6/ミ/)
『望郷』(/913.6/ミ/)

2016年09月28日(水)

9月もまもなく終わりです。
今回は一行目の話を書こうと思っていたのですが、印象に残っていて一行目(書き出し)だと思っていたフレーズがそうではなかったことが発覚したのと、それ以上のよかった出来事があったのでその話にチェンジ! です。

と言うのも、なんとなんと! 宮木あや子さんの『校閲ガール』がドラマ化!
しかも主役の悦子が石原さとみさんですよ!!
その人選の段階で、私としては楽しみしかないです。
この作品ならば、原作との違いも受け入れられそうですし(そこ大事w)

辞書編集部の『舟を編む』とはまた違った、本作りの現場が見られる作品です。
『舟を編む』と言えば、こちらはこの秋からアニメ化。
こちらも見逃せません!  (★)

『校閲ガール』『校閲ガール ア・ラ・モード』宮木あや子/著
『舟を編む』三浦しをん/著

2016年09月27日(火)

先日、今話題の『君の名は。』という映画を観てきました。

とにかく凄い人気!!だとテレビで放映していて、気になっていたところ、観る機会が出来たので、映画館に足をのばしました。

人気だという事は、映画館に行っても一目瞭然でしたよ。とにかく人でいっぱいでした。
主人公たちの年齢が若いこともあって、中高生の人も沢山きていましたし、大人でも楽しめるアニメとあって大人も沢山でした。

(★)さんが話していたように、舞台になった街が聖地になっているという話ですが、確かに映画を観たら、その地に行きたくなる気持ちがわかりますよ。

映画を観ていない方もいらっしゃると思うので、あまり言えませんが・・・・

とにかく、映画に出てくる場面場面の風景1つ1つが、とても綺麗で、「ここって本当に存在する場所なのかな?」そう思って観ていました。
そして、どことなく方言が馴染みあるような・・・とても親しみがわくのですよ。
知っている風景が出たときには、「おぉ~~」と、館内から声も。

ストーリーもとても楽しめました。

いつもは、「映画=寝る」ですが、この映画は、最後まで起きてました!!(感動) 

是非、興味のある方には、観てもらいたいです。(★)さん!!!是非是非!!(お)

『小説 君の名は。』(角川文庫) (B913.6/シ)

2016年09月26日(月)


秋の空は雲がきれいです。

先週の台風の日、帰りの道があらゆる所で冠水して通れなくなっていました。何とか別のルートへ迂回して帰ったのですが、冠水して溢れかえった用水路が、細い路地の様になっており、ギリギリまで気付かずうっかり入りそうになり危険でした。
あらためてこの地域の土地の高低差が水を溜めやすくしていることを思い知らされた今回の台風。今日も一日な晴れたりやんだりの不安定な天気で憂鬱です。

最近『欽ちゃんの、ボクはボケない大学生。』(779.9/ハ)を読みました。
70歳を過ぎ、駒澤大学に入学した欽ちゃん。どんどん忘れっぽくなる歳だから、その分どんどん新しいことを頭に入れて呆けないようにしようという発想から入学を決意したというのが前向きです。

試験はギリギリラインでも受かれば、という考えではなく、完璧に理解するまで試験は一切受けないというスタンスで臨んでおり、就職活動で留年が心配な学生と違い、余裕を持った取り組み方で純粋に学びに来た感じがします。

歳を重ねてからあらためて勉強するっていうのは簡単そうに見えますが、学生の頃と違い、自由すぎる分マイペースになってしまうので思ったより長続きはしません。いつまでも勉強するのが楽しいと思う意識が持てるのってうらやましいですね。 (伊)

2016年09月25日(日)

 リオデジャネイロ・パラリンピックが終わり、台風が津島に上陸した9月20日に(し)さんも書いているように、中央コーナーを「はやわかり、2016」に変えました。今回の目玉は「夏目漱石没後100年」と「2016追悼特集」。そして、少し控え目な特集として、「今年の上半期ニュースがわかる本」と「没後20年特集」。あっという間に残り3ヶ月に近づいた2016年を振り返るコーナーとなっています。

 さて、始まったばかりのコーナーですが、早くもお詫びを。「漱石クイズ」は書き出しの5つの文章から、正しい本のタイトルを5つの選択肢から選ぶ問題なので「4問正解」は理論上存在しません。4問正解の方には『夏目漱石全集』をオススメしていますが、ご笑納下さい。そんな反省もありますが、土曜からはNHKで『漱石の妻』というドラマも始まったので、タイムリーなコーナーになったように思います。

 追悼特集は、今年亡くなった著名な方の作品を集めて出しています。もはや、書店では手に入らない絶版本も沢山並んでいますので、興味をお持ちの方は是非どうぞ。ちなみに、私が今年亡くなった方で、一番悲しかったのはデヴィッド・ボウイ。図書館ではボウイの作品を所蔵していなかったので、残念ながらコーナーで特集できませんでしたが、今年は車の中でも、ヘッドフォンでも多くの時間を彼の音楽と過ごしました。あらためて、追悼を“スターマン”に捧げたいと思います。

 さて、次回の中央コーナーは、少し趣を変えて「元気なお年寄り」を特集したコーナーを、年明けくらいから始めたいと考えています。高齢者というと、ネガティブなイメージを持つ方も多いと思いますが、パラリンピック閉会式の引継式で話題となった「ポジティブ・スイッチ」を押すような、明るいコーナーにしていきたいと考えています。(し)さん、2人で頑張りましょう!まずは、コーナーのタイトルを考えなくては・・・。(き)

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