図書館だより :き

 

2024年01月28日(日)

★さんも画像をあげていましたが、先週の週の半ばにこの地域でも雪が降りました。何だかんだいっても、毎年1回は雪が降るなぁ・・・と思います。24日・25日は愛知県の私立高校の一般入試の日だったそうです。ただでさえ緊張する入試なのに心配ごとが増え、受験生・保護者の方々は大変だったかと思います。お疲れ様です、春が待ち遠しいですね。そういえば、先週山を歩いていたら早くも紅梅が咲いていましたよ。

先週の「図書館だより」で書きかけたサッカー日本代表・アジアカップですが、グループリーグ第2戦・イラク戦、負けちゃいました。うぅ、地上波中継でたくさんの方が観てくれていたのに・・・残念っ!ま、日本が良くない、というよりもイラクが強かったです。しかし、2試合連続2失点は反省ですね・・・と、書いたところで第3戦・インドネシア戦は3-1の勝利。めでたくグループリーグ突破を決めました。パチパチパチパチ。さぁ、ここからは、負けたら終わりのトーナメント戦です。まずは31日(水)のバーレーン戦、誰が試合に出ても楽しみなのが今の代表かと思うので、誰が出ても見事に勝つだろうと期待しています。そろそろ三苫選手も出場できそうですし、楽しみです。

さて、現在開催中のアジアカップから遡ること数週間ほど前、(おそらくアジアカップの宣伝も兼ねて)森保監督がたくさんのテレビ番組に出演されていました。明石家さんまさん、加藤浩次さん、勝村政信さん・・・といった、サッカー経験者の方々との対談ももちろん良かったのですが、個人的に一番面白かったのが「徹子の部屋」。他ならぬ黒柳徹子さんが相手ということもあって、ご家族の話や愛犬の話、ずっと応援してくれているご両親のエピソードなど、普段聞くことができない話をにこやかに話されていて、とても面白かったです。徹子さんが、森保監督からサイン入り代表ユニフォームをプレゼントされて、とても喜んでおられたのも可愛らしかったですね。昨年秋に出版された『続 窓ぎわのトットちゃん』も話題となった黒柳徹子さん、お歳を重ねられても好奇心いっぱいで素敵だなぁ、と思います。年齢がバレるので本当は言いたくないんですけど、実は私、「徹子の部屋」と同い年なんです・・・。そんな事情もあって、今日の「徹子の部屋」のゲストは誰かな?~、と新聞のテレビ欄をふだんもチェックしてしまいます。お互い良い年齢を重ねていきましょうね。これからも面白い番組を楽しみにしています。

『スポーツグラフィックナンバー 2024年2月15日号』・・・久しぶり、のような気もする「ナンバー」のサッカー日本代表特集です。表紙は久保建英選手。“日本代表「史上最強論」”というタイトルが眩しいですが、それを言うのはまだちょっと早いんじゃないかなー、とウン十年も代表を見ている私はチラリと思ったりもします。最新号のため、まだ貸出はできません。館内でご覧下さい。
『「徹子の部屋」の花しごと』石橋恵三子/著・・・「徹子の部屋」第1回から一度も欠かさず花を生けてきた著者による回想録です。当然ながら花を生けた回数も1万回となるんですね。す、すごい・・・。

 

2024年01月21日(日)

少し前の話となります。

ある日、2階の自室から1階へ降りると、ものすごくヘンな匂いが漂っていました。んん・・・この匂いは、もしかしてカメムシの匂い?え、どこから入った??・・・不思議に思いながらも、台所にいた母に「ねぇ、何かカメムシ臭くない?」と尋ねると、「やっぱり、そう思う??さっきから、ずーっと(カメムシを)探しているんだけど、どこにもいないんだよねー」とのこと。

「え、でも凄いカメムシ臭いよ」・・・そう言いつつ、2人で匂いを辿ってみると、どうやらカメムシの匂いは台所から漂っているようです。ということで、買い物に持ち歩いていたエコバッグや勝手口・・・と、台所付近でカメムシが侵入してきそうな箇所を探しましたが、カメムシは一向に見つかりません。うーん、でも絶対に台所だと思う・・・と、あちこちの匂いを嗅いでいると、クッキングヒーターに載っている小松菜を茹でている鍋がカメムシ臭い!!

むむむっ、犯人(カメムシ)はここにいるのか?・・・と思い、母に「ねぇ、この鍋がカメムシ臭くない?」と聞くと、「茹でる前に小松菜を洗った時にはカメムシなんていなかったよー」との答え。いやいや、絶対この鍋だって・・・私は菜箸を手にし、鍋の中の茹で上がった小松菜を点検。小松菜をひっくり返したり、突ついたりすること数度・・・こ、これはもしや・・・小松菜の根元にまるで、小松菜の芽のように付いている緑色の固まり・・・み、見つけた、カメムシだっ!!

ということで、茹で上がった小松菜はカメムシとともに廃棄処分し(鍋は入念に洗いました)、一件落着となりました。「緑色のカメムシだったから、小松菜の保護色になってて気付かなかったんだねー」と母に言ったところ、「色が緑だったのもあるけど、茹でる前のカメムシは全く匂わなかったので気付かなかった」とのこと。

ん、本当にそんなことがあるのか?・・・気になったので少し調べてみると、カメムシは危険を感じたときに匂いを発するそうです。そりゃあ、茹でられたら危険だと思うよね・・・いやいや、収穫された時は大丈夫だと思ったのか?お店で並んでいた時は危険ではなかったのか?うちの冷蔵庫は安全だと思ったのか?小松菜を洗っている時は平気だったのか?・・・など、カメムシの危険察知能力については疑問が募るばかりですが、小松菜を茹でる前にはカメムシが付いていないか、よくよく確認することをオススメします。

『わたしたちのカメムシずかん やっかいものが宝ものになった話』鈴木海花/文・はたこうしろう/絵・・・2021年の課題図書だったので、ご記憶の方もいるかしれません。残念ながら、今回の「カメムシ小松菜と茹でちゃった事件」は「宝もの」にはなりませんが、私と母にとっては忘れがたい思い出となりそうです。あー、臭かった・・・。

さて、サッカー日本代表。アジアカップ初戦は、懐かしのトルシエ監督率いるベトナム戦・・・ちょっと焦りましたね。とはいえ、見事な逆転勝利。この「図書館だより」を書いている時点(19日、金曜日の午後)では、まだ第2戦イラク戦の結果は出ていませんが、久しぶりの地上波中継!良い試合で勝利し、またまたサッカーで盛り上がれたらいいなー、と思います。この話の続きを来週楽しく書けているといいですね。

 

2024年01月14日(日)

「弁当忘れても、傘忘れるな」という言葉を聞いたことがありますか?・・・これは、金沢をはじめとする北陸地方で昔から伝わる言葉です。晴れていると思っていても、突然土砂降りや雷雨になることもある・・・という、この地域ならではの気候風土が生んだ言い伝えで「とにかく傘だけは持っていけ」という先人からの教えです(ちなみに金沢市内では、観光客が急な雨で困らないよう、傘の無料貸出サービスをしているそうです)。

元日の地震の後、この季節の能登地方は毎年のことながら荒れた天気が多く、冷たい雨や降り続く雪の中を泥まみれになって、救護活動にあたっておられる警察や消防、自衛隊、医療関係者の方々の映像を見ると、収まらない余震が続く中での活動に頭が下がる思いです。また、寒さ厳しいこの季節に被災された方々が、依然として電気・水道・通信環境が整わない不自由な避難生活を送っておられることを心配しています。少しでもお身体を労わってお過ごし下さい。

年末に石川県の親戚が送ってくれたお餅があまりにも美味しくて、1度につき2個と決めているのに、ついあと少し・・・とオーブントースターに入れてしまいます。子どもの頃は草餅がこの世で一番美味しいと思っていましたが、豆餅やきび餅の素朴な魅力に気づき、(もう20年以上前からとっくに大人なのに)「大人になったなぁ、私・・・」と食べるたびに思っています。美味しいものがいっぱいある石川県、一日も早く穏やかな暮らしが戻ってきますように。

・『心の傷を癒すということ』安克昌/著・・・間もなく、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災から29年目を迎えます。元日の能登半島地震と同じ真冬の大地震だった阪神淡路大震災のことを、この頃よく思い出しています。この本は、自らも被災しながら被災者の心のケアに奔走した精神科医による本です。NHKでドラマ化され、後に劇場版も制作されたので、ご存じの方も多いかもしれません。「心の傷を癒すということ」は精神医学や心理学に任せてすむことではない。社会のあり方として、今を生きる私たち全員に問われていることなのである・・・」。作中にこんな言葉があったことを今でもよく覚えています。29年が経とうとする今でも変わらない思いが詰まった大切な言葉として、当館では所蔵のない本ですが紹介させて頂きました。
『工芸王国金沢・能登・加賀への旅(別冊太陽)』・・・九谷焼や輪島塗、金沢箔、加賀友禅など伝統工芸が盛んな石川県。どのページを見ても、うっとり・・・。美味しそうなお寿司の写真も載っています。回らない方の、です。

さて、いよいよ今日はサッカー日本代表、アジアカップ初戦のベトナム戦です。ケガを抱えている選手も多いようですが、もちろん優勝を期待しています。睡眠不足と戦いつつ、応援しています!あ、遠藤選手、日本代表とJ1歴代最多出場記録を持っているのに、会見なしでの引退発表・・・「らしくて」格好良かったです。
『観察眼』遠藤保仁・今野泰幸/著・・・どの監督からも信頼され、3大会連続でW杯に出場した遠藤選手の言葉からは、サッカーでの「頭の良さ」とはどういうことかを教えられます。「楽しいサッカー人生でした」と話されていましたが、私も遠藤選手のプレーを観ていると、いつも楽しかったです。長い間、ありがとうございました。

 

2024年01月07日(日)

穏やかな晴天に恵まれた元日の夕方、石川県能登地方で大きな地震がありました。

この「図書館だより」にも何度か書いていますが、私の母は石川県の出身です。母のふるさとは今回甚大な被害を受けた能登地方ではなく、石川県南部の加賀地方に位置する山間の小さな町です(市町村合併するまでは「小さな村」でした)。地震後に連絡が取れた叔父によると、これまでにない大きな揺れだったけれどもケガ等はなく建物にも被害はなかった・・・とのことでしたが、母のふるさとである石川県がよりにもよって元日に大きな災害に見舞われるという状況に、言葉もなく、ただ驚いています。

テレビを点けていると、母の田舎でもよく見られる大きな黒い瓦屋根が特徴的な家屋が倒壊している映像がよく流れます。また、被災された方たちのインタビューを聞くと、母の田舎と同じ語尾に独特な抑揚がつく方言がで話されていて、胸が潰れるような思いで毎日ニュースを見ています。

元日の地震から数日経った現在でも安否不明となっている方がとても多く、なお現在も余震が続いています。また、明日からは能登地方では大雪という予報も出ており、厳しい寒さの中での避難生活となり、体調を心配しています。今回の地震で被災された方に心よりお見舞い申し上げますと共に、被災された方々の救護活動にあたっておられる方に感謝申し上げます。どうか、1人でも多くの命が救われますように。

最後となりましたが、新しい年となりました。今年も津島市立図書館をどうぞ宜しくお願いします。

『恋文の技術』森見 登美彦/著・・・クラゲの研究のため京都から能登半島の人里離れた研究所に飛ばされた大学院生が主人公の小説。のとじま水族館や能登鹿島駅の桜トンネルといった名所だけでなく、ローカルなショッピングセンターや小さな書店といった、地方の小さな町で生活する人なら誰もがわかる生活感に共感する小説です。被災された方たちが、一日でも早く穏やかで当たり前の日々を取り戻すことができますよう、願っています。あ、天狗ハムは私も大好きです。
『NHK連続テレビ小説まれ お菓子レシピブック』辻口 博啓/監修・・・2015年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「まれ」の舞台は能登地方。パティシエを目指す女性が主人公でしたが、スイーツ監修を担当されたのは石川県出身のパティシエ・辻口さんでした。私も石川県に行くと、辻口さんがプロデュースする「YUKIZURI」をよくお土産に購入しています。

 

2023年12月24日(日)

(O)さんも書いていましたが、大河ドラマ「どうする家康」が先週の日曜日に最終回を迎えました。

まだ見ていない方も多いかと思いますので詳しくは書きませんが、サプライズゲストあり(『吾妻鏡』も含めて「鎌倉殿・・・」最終回のお返しでしたね)、ドッキリあり・・・の賑やかな最終回だったと思います。殿、一年間お疲れ様でした。一年間、楽しませていただきました。

「どうする家康」といえば、現在展開中のコーナー8「追悼2023」で取り上げさせて頂いた、作家の平岩弓枝さんのご先祖は、徳川十六神将の一人・平岩親吉なんですよね。「どうする家康」ではお笑いトリオ「ハナコ」の岡部大さんが演じていましたが、頬のあたりが少し似ているような気がします。気のせいかもしれませんが・・・。

ちょうど1年前の今頃、コーナー9「家康、天下泰平への道」の作成をしていたことを懐かしく思い出します。ということで、現在は来年1月からはじまる、大河ドラマ「光る君へ」関連のコーナーを制作中です。相変わらず探り探りで進めているので、先はまったく見えていませんが、2月末には出したいと思っています。いや、出さなきゃ!・・・です。

さて、年末のこの季節はなぜか誕生日を迎える友人が多く、「良い一年となりますように」というメッセージをスマホからだったり、カードに書いたりで送ることが多いのですが、年賀状の添え書きみたいだなー、と毎年思います。しかし、毎年友人に「おめでとう」とお祝いできるのは当たり前のことではなく、お互い元気に過ごせたからのこと。「おめでとう」の言葉を届けることができることに感謝しなくてはならないですね。

今日はクリスマスイブですね。先週後半は強い寒波にブルブル震えていましたが、クリスマス以降は少し暖かくなるようです。さて、今回の「図書館だより」が私にとって今年最後の回となります。皆さん、良いお年をお迎えください。年明けの図書館は、4日(木)からの開館となります。

『嘘かまことか』平岩弓枝/著・・・平岩さんがご先祖・平岩親吉について触れているのが、この本。コーナー8「追悼2023」は、26日(火)の休館日に少しだけリニューアルし、伊集院静さんらコーナー設置後に亡くなった方を追加して紹介する予定です。気になる方は、ぜひ覗いてみて下さい。
『孫と私の小さな歴史』佐藤愛子/著・・・今年11月に満100歳のお誕生日を迎えられた作家の佐藤愛子さん。この本では、トトロやコギャル、海賊などの扮装姿で作り続けたお孫さんとの2ショット写真付き年賀状と、その制作秘話が描かれます。年賀状が気になるこの季節にオススメの心あたたまる爆笑エッセイです。
『シネマコンプレックス』畑野智美/著・・・今日はクリスマスイブなので、クリスマスにちなんだ本でもう1冊。郊外のシネコンを舞台に、クリスマスイブの午後から夜までを慌ただしく働くスタッフたちの一日がそれぞれの視点から描かれていく小説。ちなみに、畑野さんはシネコンでのバイト経験があるそうです。

 

2023年12月17日(日)

先週は暖かい日が続きましたが、今日から急激に寒くなるそうですね。寒暖差が激しい今年の冬ですが、気付けば12月も後半。年末が近づいてきています。図書館では、12月29日(金)から1月3日(水)までの年末年始休館に伴い、現在3週間の貸出をしています。お正月休みに今までなかなか読めなかった長編の読みものにじっくりと挑戦してみてはいかがでしょう。

さて、今年の私は(自分で言うのもヘンですが)立派なことに、すでに年賀状が完成しているのです!!偉いなぁ~、私。誰も褒めてくれないので自分で褒めていますが、今月はじめの暖かい日が続いた頃、たまたま半日ポカっと時間が空いたので、「暖かいうちに年賀状を作っとくか!」と思い立ち、制作しておいたのです。ここ数年、親戚からも「年賀状しまい」のご挨拶を頂くことや亡くなられた方もあり、年賀状の枚数も全盛期の3分の2ほど。私も昭和生まれなので、郵便受けに入りきらない程の枚数の年賀状が輪ゴムで綴じられて届いた時代を懐かしく思うこともありますが、葉書のお値段も上がっているので・・・ま、これくらいでいいかな、とも思います。

年末といえば、1週間ほど前に「2023Jリーグアウォーズ」が開催され、今年の年間MVPをヴィッセル神戸の大迫選手が受賞しました。得点王と合わせてのW受賞です。足のケガなどもあり、昨年のカタールW杯に落選した悔しさをバネにヴィッセル神戸を初優勝に導いた大活躍!文句なしの初選出です。おめでとうございます。ただ・・・最終節で私が応援している名古屋グランパスがヴィッセル神戸に負けて、ヴィッセル神戸の優勝が決まっているのでビミョーだったりもするのですが・・・。来年は奮起しましょう、グランパス!

この半年間ずーっと楽しみにしていた2週連続のライブがめでたく大感動で終わり(2週続いたのはただの偶然です)、2023年は終わったような気がしていましたが、たくさんの元気を2人から貰えたので、残り少なくなった2023年、もう少し頑張って次回コーナーの制作を進めようと思っています。あ、年末といえば「みうらじゅん賞」の発表がありますね。これを見なくては2023年は終わりません!今から楽しみです。

『小野伸二 ベルベットパスへの軌跡』小西弘樹/著・・・12月3日、サッカー元日本代表でコンサドーレ札幌の小野伸二選手が引退しました。現役最後の試合は、プロキャリアをスタートした浦和レッズ戦。私もテレビ中継を録画して見ましたが、グッとくるものがありました。小野選手のサッカーをしている時の楽しそうな顔、大好きでした。これからも応援しています。

 

2023年12月10日(日)

この「図書館だより」を書いている時点(8日の金曜日です)では分からないのですが、今日は12月とは思えない季節はずれの暖かさとなっているようです。寒いのは苦手なので、暖かいのはありがたいのですが・・・何かヘン。この反動で来年の夏が今年以上の猛暑となったらどうしよう・・・と少し心配しています。

昨日行われた「クリスマス会」もおそらく過去最高気温の「クリスマス会」だったのではないでしょうか?ハワイではサーフィンに乗ってサンタさんがやって来る・・・といわれているそうですが、近い将来日本へもサーフィンに乗ってサンタさんがやって来るようになるかもしれません。それはそれでステキなのかもしれませんが。

さて、今回は「図書館だより」でまだ書いていなかった、コーナー8「2024年は昭和99年!愛しの昭和レトロ」について少し書こうと思います。

そもそものきっかけは、そういえば来年って昭和だと何年だっけ?・・・という、ふとした疑問からでした。調べてみると、何と来年は昭和99年!・・・道理で私も老けてくるわけです。ま、私のことはともかく、2022年の調査によると日本の総人口に対する昭和生まれの人は70%を超えるそうです。つまり、ほとんどは昭和生まれ。うーん、これはそろそろ昭和を振り返ってみるのも良いかも・・・ということと、若者の間で「昭和レトロブーム」が続いているらしいということで、誕生したのが今回のコーナーです。

「昭和レトロブーム」といえば、先月の「マツコの知らない世界」では「昭和レトロ喫茶店の世界」が放送されていましたね。平成生まれの若者2人が「昭和レトロ」について熱く語っていたのが印象的でした。昭和生まれとしては褒められてばかりだと少し照れますね。実際に昭和を生きてきた者としては、昭和のあの頃も良いことばかりではなかったし、「昭和レトロ」の世界が当たり前で「エモい」とは思ったこともないけれど、今振り返ってみると同い年の子がいっぱいいて賑やかな時代だったなー、と思います。

仕事とはいえ、個人的にはとても楽しく作ったコーナーでした。じっくりと調べて作りこんでいくコーナーも良いですが、肩の力を抜いて気軽に楽しめる本を集めたコーナーも好きです。懐かしさの中に新しさを感じられるコーナーになっているといいな、と思っています。2月下旬まで展開している予定ですので、手に取って楽しんで頂けると嬉しいです。さて、(毎週書いてる気がしますが)そろそろ次のコーナーの制作を頑張らなくては!

『Pen 2021年1月1日・15日号』・・・特集テーマは「昭和レトロに癒されて。」です。今ひとつよく分かっていなかった「昭和レトロブーム」について詳しく教えてくれたありがたい雑誌です。とても助かりました!
『のげしとおひさま』甲斐信枝/さく・・・11月30日に絵本作家の甲斐信枝さんが93歳で亡くなられました。昔、NHKのドキュメンタリー番組で取り上げられたのを見たことがきっかけでファンになり、友人のお子さんにこの絵本をプレゼントした思い出があります。たくさんの素敵な作品を残していただき、ありがとうございました。

 

2023年12月03日(日)

29日(水)に★さんも書いていましたが、先月24日に作家の伊集院静さんが亡くなりました。私は、熱心なファン・・・とはいえませんが、作品の8割方を読んでいます。好きな作家の一人でした。近年のベストセラー『大人の流儀』シリーズよりも、かなり前に「週刊文春」で連載されていた「二日酔い主義」が好きで、その当時出版されたエッセイをよく読んでいました。早世された弟さんのことや前の奥様のことを思って書かれた文章を、当時からウン十年経った今でも覚えています。

小説では、90年代に発表された『乳房』『海峡』3部作や『ノボさん』が心に残っていますが、一番好きな作品は作家の故・色川武大さんとの交流を描いた『いねむり先生』。ネタバレしたくないので詳細は書きませんが、よくぞ書いて下さったな、と思う傑作です。ほかにも、入試によく出題されることで有名な『機関車先生』など、読みやすい文章で丁寧に書かれた小説が多く、もっとたくさんの方に読んで頂きたい作家だと思います。

伊集院先生といえば「モテ」エピソードでよく知られていますが、とにかく人に(とりわけ辛い立場にある人に)優しい人という印象が私にはあります。先生、あたたかな作品をたくさん届けてくれて、ありがとうございました。ゆっくりとお休み下さい。

冬がやって来てから訃報が続いていて、とても悲しいです。、コーナー6「追悼・伊集院静さん」コーナー8「追悼2023」重ねてどうぞ宜しくお願いします。「追悼2023」については、コーナー設置後に亡くなられた方を追記する形でプチリニューアルを今月末に予定しています。その準備も進めつつ、次回コーナーの下調べも少しずつ進めていかなくては・・・。ま、こちらは気長に取り組みます。

『戦後70年わたしの戦争体験』・・・著者のうち3人(森村誠一さん、畑正憲さん、松本零士さん)がコーナー8で紹介させて頂いた、今年亡くなられた方でした。3人も含まれる著作は正直とても珍しいので紹介させて頂きました。
『光と影を映す だからドラマはおもしろい』山田太一/著・・・先月29日に「ふぞろいの林檎たち」で知られる脚本家の山田太一さんが亡くなられました。山田太一さんの作品も今月末のプチリニューアル後の「追悼2023」で紹介する予定ですので、よろしくお願いします。
『Treasure collection Kan best』・・・先月12日にシンガーソングライターのKANさんが亡くなられました。今年はミュージシャンの訃報が多く、音楽好きとしてはとても辛いです。大ヒットした「愛は勝つ」も名曲ですが、このCDに収録されている「まゆみ」や「言えずのI LOVE YOU」、収録されていない「健全安全好青年」を友人にカセットテープにダビングしてもらい、中学生の頃によく聴いていたなぁ・・・と懐かしく思い出しました。Hちゃん、元気かな?

 

2023年11月26日(日)

蔵書点検も無事に終了し、昨日から図書館は開館しています。「本・雑誌のリサイクル」も同じく昨日からスタートしました。1年に2度しかない機会ですので(雑誌は1年に1度きりです)、気に入った本や雑誌がありましたら、どうぞお持ち帰り下さい。お役立て頂けると、とても嬉しいです。

特別整理休館中には、サッカーの日本代表戦が2試合ありました。どちらも文句なしの快勝!素晴らしい!!ワールドカップ2次予選は今後も格下相手との対戦が続きますが、たくさんの選手、さまざまな戦術を試しつつ、日本代表がどんどん強くなることを願いつつ応援しています。アジアでの試合なので、ケガだけは用心してほしいところですが・・・。

多くのメディアで取り上げられていたので、ご存知の方も多いかと思いますが、2戦目のシリア戦は放映権料等の問題でテレビの生中継もインターネット配信もありませんでした。うーん、さびしい・・・。まだまだワールドカップ2次予選は続きます。お金の問題なので難しいことも多いかと思いますが、サッカーファンの1人としてリアルタイムで日本代表を応援できる環境になることを心より願っています。

最後にお知らせを。特別整理休館中にコーナー替えの作業をしました。コーナー8「追悼2023」「2024年は昭和99年!愛しの昭和レトロ」がスタートしています。詳しくは、次週以降の「図書館だより」で書こうと思っていますが、ひとまずどうぞ宜しくお願い致します。

『スポーツ観戦を楽しむ本 図解でわかりやすい!』・・・スポーツのルールや、観戦のポイントなどをわかりやすく解説する本です。ところで、「サッカー観戦が趣味」と言うと、よく言われるのが「オフサイドがわからない」の言葉。うーん・・・、ヘタな説明を聞くよりも100試合ぐらい観れば、誰でもわかるようになるんじゃないかな~、と常々思っています。オフサイドがあるから、サッカーは面白いんですけどね。
『世界のスポーツ名場面再現!イラスト版スポーツ大全』・・・トップアスリートの名場面をイラストで再現したスポーツ図鑑。児童書ですが、大人が読んでも楽しめる本。なかなか良いイラストです。

 

2023年11月12日(日)

高知の旅篇、続きです。

さて、今回の旅の最大の目的はお墓参り。コロナ禍以来、数年ぶりに叔母達と再会することができました。叔母達は土佐弁でいう「はちきん」を絵に描いたような人達。快活で誰に対してもオープンな人柄。うーん、相変わらず賑やか!お墓参りというしんみりした場面でも、笑いが絶えません。よく冷やしておいてくれた缶ビールを墓前に供えて手を合わせた時に、自分でも思いがけないことでしたが「あー、ようやくコロナ禍が終わったんだ・・・」という気持ちになりました。叔母達も私達も元気でまた会えて良かったです。その後、海鮮料理(「清水サバのお刺身」も「ウツボのたたき」もとても美味しかったです!)を私と従姉妹にご馳走してくれた叔母達、ありがとう!近いうちに、今度は母と伺います!!

他にも、足摺岬へ行ったり(カメムシが凄かった!)、「にこ淵」で「仁淀ブルー」を見たり(あまりにもキレイだったのでスマホの待ち受けにしました)、桂浜で龍馬像と写真を撮ったり(龍馬の目線の高さの「やぐら」が組まれている時期でした)・・・と高知観光を満喫してきたのですが、やはり今年の高知県といえば朝ドラ「らんまん」。高知県立牧野植物園にも行ってきました。実は、植物園へはこれまでも何度か訪れていたのですが、毎回唸らされるのがミュージアムショップの充実ぶり。今回もお値打ちだった来年のカレンダーやポストカードなどを購入しました(昨日放送された、テレビ東京系「新美の巨人たち」は牧野富太郎の「大日本植物志」でしたね)。

植物園は平日ということもあり、お年寄りの方が朝ドラ「らんまん」の思い出話をしながら、ゆったりと過ごしている姿をよく見掛けました。先月に放送されたNHK「日曜美術館」の「建築家・内藤廣 世界一複雑な都市計画を率いる男」の回では、植物園内の「牧野富太郎記念館」も取り上げられていました。木の温もりを生かした空間は居心地が良くて、何度も何時間でも過ごしたくなる空間でした。また行きたいな~。

『らんまん 上』『らんまん 下』長田 育恵/作・中川 千英子/ノベライズ・・・そういえば、朝ドラ「らんまん」でも万太郎の姉・綾さんが自分のことを「はちきんの強情っぱり」と言っていましたね。島崎和歌子さん、広末涼子さん、西原理恵子さんなど・・・高知県出身の女性有名人には元気な人が多いな、と思います。
『有川浩の高知案内』有川 浩/案内・・・高知出身の作家・有川浩さん(2019年からは「有川ひろ」表記にペンネームを変更されています)によるガイド本。少し前に出版されたものでしたが、今回の旅の参考にさせて頂きました。有川さんが「日本一おいしい餅」と絶賛されていた茶屋餅、絶品でした!他にも、有川浩さんには、小説『県庁おもてなし課』が高知県を舞台にした作品として、よく知られています。そういえば、今回の旅で気づいたのですが、高知県にあるのは「高知ナンバー」のみ、なんですね。「尾張小牧」とか「一宮」など、色々なナンバーのある愛知県に住んでいるので、ビックリしました。高知県民の大らかさを象徴しているような気もします。

最後になりますが、コーナー9「ひらく、ひろがる、多様性。」は本日で終了となります。多くのご利用を頂き、ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。明日からは特別整理休館のため、この「図書館だより」もお休みとなります。さて、いよいよ蔵書点検がスタートします!ここのところ暑いくらいの気温が続いていたので、蔵書点検が近づいているという実感は全くなかったのですが、蔵書点検スタートと同じタイミングで寒波がやって来るそうです。うぅ、寒いのは苦手なのに・・・。インフルエンザも流行っていますので、体調管理に気を付けて乗り切りたいと思います。11月25日(土)、美しく整った図書館でお待ちしています。寒くなりますので、皆さんもお身体大切にお過ごし下さい。また、25日(土)は「本・雑誌のリサイクル」初日です。入口玄関ホール付近では混雑が予想されますが、予めご承知おきください。寒さ対策もお忘れなく!

 

2023年11月05日(日)

半月ほど前、お墓参りも兼ねて従姉妹と高知県を旅してきました。旅行中は信じられないほどの好天に恵まれ、(結果、日焼けしてしまいましたが・・・)陽射したっぷりの南国土佐の秋を旅してきました。

旅行中は普段はしないことがしたくなるもので・・・日本酒を飲んだり、朝風呂に入ったり、宿のテラスで星空を眺めたり・・・と、色々なことをしたのですが、今回人生はじめての「ジップライン」体験をしました。

「ジップライン」とは、山や森などの自然の中に架けられたワイヤーロープにベルトとハーネスを装着し、プーリーと呼ばれる滑車を使って滑り降りるアウトドア・アクティビティのこと。空を飛んでいるような「浮遊感」と、ゴール地点まで一気に滑り降りていく「スピード感」を味わえること、そして特別な技術を必要としないため気軽に楽しめることから、最近人気を集めているそうです。

私が体験したのは、その名も「四万十川ジップライン」。日本最後の清流・四万十川の上空に渡したワイヤーロープを一気に滑り降り、220メートルの上空から四万十川の絶景を楽しむ、というもの。

平日だったため、当日そろそろ着くかな~、という時間になったところでスマホから予約を入れ(便利な時代ですね)、受付へ。スタッフの方がハーネスを装着してくれます。その後、安全にジップラインを楽しむための注意事項などがまとめられた動画を10分ほど視聴。うっかり後ろを向いてしまった時は足を一蹴りすると元に戻ることや、プーリーの扱い方、必ず足から着地すること・・・はじめての体験なので、一瞬も見逃さないように真剣に動画を視聴しました。高いところは嫌いではないけれどスピードは苦手な私と、どちらも大好きそうな従姉妹。いざ、対岸のスタート地点へワゴン車に乗って移動します。

お、思っていたよりも高い・・・と、内心ビビりながらもワクワクした気持ちで、従姉妹と並んでスタート位置に立ちます(2人並んで体験できるので)。スタッフのカウントダウンで、デッキから足を離し、スタート!・・・わわわ、思っていたよりも速い~。景色がどんどん開けていきます。と、ここで何の拍子かくるりと後ろ向きになってしまった私。事前に動画で教わった通り、足を一蹴りすると(私の蹴りのパワーが強すぎたのかもしれませんが)くるりと一周回って再び後ろ向きに。いや、そんな筈は・・・と、もう一度一蹴りしても、またも後ろ向きに(後ろからスマホで動画を撮影していた従姉妹は「なぜ足をあんなにバタバタさせているんだろ?」と思ったそうです)・・・。ということで、四万十川上空からの絶景を堪能することは殆ど出来ず、足をバタバタさせるだけで30秒ほどのフライトは終了。着地も教わったとおりの足からではなく、腕から着地(これは何故そうなったのか今でも分からないのですが、ウッドチップが敷き詰められているのでケガはしませんでした)。ゴール地点で待っていたスタッフの方に「絶景は楽しめましたか?」と満面の笑顔で尋ねられたものの、「うーん、あんまり覚えてない」と苦笑いを浮かべつつ、答えるほかありませんでした。

ふと目を向けると、ゴール地点には「2回目の方は1000円で体験できます」と書かれたチラシが・・・きっと私と同じように絶景を見逃した人向けなんでしょうね。もう少し時間があれば、1000円払って次こそ絶景を堪能したかったです。とほほ。

高知の旅篇、来週も続きます。

『栗しごとと栗のお菓子』下園 昌江/著・・・ジップラインを運営する「道の駅四万十とおわ」に併設された「おちゃくりカフェ」は、四万十川を眺めながら栗スイーツが楽しめる人気カフェ。私も「しぼりたてモンブラン」を頂きました。うーん、また食べたい!

 

2023年10月29日(日)

今回は、ここ数週間書きそびれていたサッカーの話を。

日本代表は、今月13日(金)にカナダ戦、17日(火)にチュニジア戦と国際親善試合がありました。結果は、4対1、2対0と、2試合続けての完勝。パチパチパチ~!

第1戦のカナダ戦は、ケガから復帰した中山選手と昨年のカタールW杯以来となる南野選手がスタメン復帰。2人とも気持ちの入ったプレーで魅せてくれました。少し前に公開された代表の公式YouTubeチャンネルで、板倉選手と中山選手の対談が公開されていました。昨年のカタールW杯では代表26人に選ばれたものの、メンバー発表直後の試合でアキレス腱断裂の大けがを負い、辞退することとなった中山選手。4年に1度しかないW杯を諦めるのはつらい決断だったと思いますが、対談では「ケガはやりきって迎えた結果。落ち込むよりも、その瞬間から次の大会のことしか考えていなかった」と明るい表情を浮かべていました。前向きな言葉にこちらが勇気づけられました。

第2戦のチュニジア戦は、久保選手が大活躍でしたねー。諸々の事情で録画観戦となりましたが(しかも、最近ようやく見ることができた!)、所属クラブでの好調が窺える自信たっぷりのプレーが印象的でした。日本代表、本当に強くて良いチームになりつつあると思います。来月からは2026年W杯アジア予選もスタート、また年明けにはアジア王者を決めるアジアカップもあります。どちらも公式戦。親善試合ではない、負けられない戦いとなりますが、良い結果となることを祈りつつ応援しています。

Jリーグも終盤が近づき、多くの日本人選手が出場しているCLも盛り上がっています。サッカーが好きだと退屈することが全くなくて幸せだな・・・と、しみじみ思います。

『キャプテン翼 中学生篇 第1巻(VTR)』・・・今年6月、セルジオ越後さんらとともに、日本サッカー殿堂入りを果たした高橋陽一先生、おめでとうございます!10月からはTVアニメ「キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編」の放送も始まりました。1981年のマンガ連載開始から40年以上が過ぎ、令和の世となっても「ボールは友達!」は変わらぬ名言です。

 

2023年10月22日(日)

10月も20日を過ぎましたね。来月13日(月)からは特別整理休館が始まりますが、今年はまだ日中暑い日も多いせいか、まだまだ先のように思えてしまいます。

さて、9月末の「図書館だより」にも書きましたが、秋といえばテレビ番組の改編期。先月27日、毎週とっても楽しみに見ていたBS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」が最終回を迎えました。

美術をテーマとするテレビ番組には「ぶらぶら美術・博物館」の他にも、NHK・Eテレの「日曜美術館」、テレビ東京の「新美の巨人たち」等がありますが、この番組は何でも知っている山田五郎さんと、いつも自然体のおぎやはぎ、そして美術を楽しんでいることが画面から伝わってくるような高橋マリ子さんの4人の掛け合いが楽しく、いい意味で軽くて(軽薄、という意味ではありません)、美術館・博物館を身近に感じられる番組でした。まだまだ続くと勝手に思っていたので、終了すると知った時はとてもビックリました。

出演者・スタッフの皆さん、13年半という長い間お疲れ様でした。小木さんの絶妙な「へぇ~。」が、もう聞けないのかと思うと寂しいです。

『へんな西洋絵画』山田五郎/著・・・何でも知っている山田五郎さんが、「へんな」西洋絵画にツッコミを入れながら、詳しく西洋美術を教えてくれる一冊。あぁ、もうこのツッコミを聞けないのか~。悲しいなー。
『国立西洋美術館の名作』国立西洋美術館/監修・岡崎素子/著・・・「ぶらぶら美術・博物館」の最終回は、「国立西洋美術館ベストコレクション」でした。『フランダースの犬』で主人公ネロが憧れていた画家ルーベンスの作品で、番組でも詳しく解説されていた「眠る二人の子ども」も掲載されています。また、国立西洋美術館といえばモネの「睡蓮」をはじめとする、松方コレクション!松方コレクション誕生秘話が描かれる原田マハさんの小説『美しき愚かものたちのタブロー』も超オススメです。

 

2023年10月15日(日)

今から1ヶ月ほど前、ある用事のため日帰りで大阪まで行ってきました。

今回は10時過ぎに大阪に到着していれば十分に間に合う用事だったので、朝はのんびりです。時間に余裕があるので、以前から乗ってみたかった近鉄特急「ひのとり」に乗ることにしました。

(年齢がバレる話ですが・・・)私は若いころ、よく近鉄特急「アーバンライナー」に乗って「大阪難波⇔近鉄名古屋」を往復していました。当時は節約のため4枚つづりの回数券を購入し、当日窓口に並んで座席を指定。特急列車に乗り込むと、列車が発進する頃に乗務員さんから布製の「おしぼり(昔、喫茶店でよく手渡されたものです)」が1人ずつに配られ、到着する頃に回収に来てくれる・・・という、今思えばのんびりした話です。

現在はすっかり便利になり、特急券の予約・購入はインターネット受付(好みの座席を選ぶこともできます)。乗車当日、引き落としに使ったクレジットカードと、スマホ(画面を見せるだけで大丈夫ですが、用心深い私は念のためプリントアウトしたものを持参していました)を持っていけば、当日は窓口に並ばず特急列車に乗ることができます。便利になりましたが・・・今年4月に値上がりしたばかりだったので、思ったよりも出費がかさんでしまいました。わー、びっくり。

懐かしの「おしぼりサービス」は、現在は洗面化粧台に置いてあるものをセルフサービスで取る方式となっていましたが、現在も続いていました。さすがに布製ではなく、紙製の「おしぼり」へと変化していましたが、変わらない「おもてなし」に触れることができ、「近鉄特急乗った感」がしました。

新しい車両は揺れることも殆どなく快適で、3連休初日の満席だった車内は幸せな空気に包まれていました。当時、あと少しでパ・リーグ優勝が決まりそうなオリックス・バッファローズのファンの人たちが多く乗車していたことも幸福感アップの要因だったのかもしれません。変わるもの、変わらないもの、どちらもあるけれど、良いものは変わらないまま残っていくといいですね。

次回「ひのとり」の乗る機会があれば、今回は満席で乗ることができなかった「プレミアムシート」に700円足して乗りたいなぁ・・・と思います。レギュラーシートでも十分に快適でしたけどね。

『近鉄名古屋線 街と駅の1世紀 昭和の街角を紹介』牧野 和人/著・・・名古屋と伊勢志摩方面、大阪を結ぶ近鉄名古屋線の全駅を掲載し、各駅と街、鉄道の歩みと現在の姿を写真と古地図で振り返る一冊。懐かしさを感じるかもしれません。
『方向音痴って、なおるんですか?』吉玉 サキ/著・・・大阪は土地勘があるので余裕だと思っていたのですが、かれこれ20年以上前の土地勘だったので、またもや迷子になってしまい、当日なかなか目的地に辿りつくことができませんでした。ここ数年、コロナ禍で外出を控えていたことが、方向音痴に拍車をかけているのかもしれません。

 

2023年10月08日(日)

先週の休日、運動不足解消と体力作りのため、隣の県の森でウォーキングをしてきました。

天気予報では、明け方には雨が上がっているはずでしたが、朝起きると雨はグズグズと降り続いていました。うーん、まだ降ってるなぁ・・・と思いつつ、自宅を出発。しかし、幸いなことに森に到着した頃には雨が上がっていました。

「わぁーい、雨上がったぁ!」と一瞬喜んだものの、「雨上がり」といえば・・・そう、「ヤマビル大量発生」です。この「図書館だより」でも何度か書いていますが、私はこの森で何度もヤマビルの被害に遭っています。

あくまで、私個人の実体験に基づいたものなので、間違っていたらごめんなさい、の話ですが・・・、

1.ヤマビルは、雨上がりに大量発生する。
2.ヤマビルは、真夏と真冬はまずいない。
3.ヤマビルは、日陰など、じめっとした場所に多い。

この「ヤマビル3原則」の全てに当てはまったのが、この日の天気で、この日歩いたルートだったようです。いやぁー、もう気付いたら、ヤマビルにやられまくっていました。

最近はすっかり慣れたもので、ヤマビルが皮膚に張り付いたタイミングで「あ、やられる!」と察知して退治することが出来るようになったのですが、このタイミングで退治しても、残念ながら被害を食い止めることは無理なようで・・・。今回とりわけひどかったのが、襟元の隙間から入りこまれたもの。上半身が何箇所もやられてしまいました。

・・・あ、ヤバい。来週は健康診断。心電図どうしよう!?・・・と気づいたのは、家に帰ってからのこと。ヤマビルに噛まれた傷跡がいっぱいあるのに心電図なんて、うぅ恥ずかしい・・・。もういい加減に諦めて「ヒル忌避剤」を買った方が良いのかもしれません。

『これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』羽根田 治/著・・・ヤマビル以外にも、アウトドアには「まさか、こんなことで・・・」と思うような危険がいっぱいです。秋の行楽シーズンたけなわですが、安全にアウトドアのレジャーを楽しみたいですね。私も用心します。
『病院で受ける検査がわかる本』高木 康・田口 進/著・・・案の定、傷跡が残ったまま健康診断の日を迎えることになりましたが、検査技師さんはプロですね。「どうしたんですか、それ!?」と尋ねられることは全くなく、健康診断は無事に終了しました。

 

2023年10月01日(日)

暑かった9月も終わり、今日から10月ですね。2023年もあと3ケ月です。残り3ケ月、楽しい毎日が過ごせればいいなぁ~、と思います。

さて、10月最初の日曜日といえば「尾張津島秋まつり」。この「図書館だより」が掲載される頃は、津島駅前で「山車」が揃い、「車切(しゃぎり)」の披露がはじまる時間でしょうか?

「津島秋まつり」には、土曜日の午後に「子ども獅子」に参加した楽しい思い出があります。

(年齢がばれる話ですが・・・)私が子どもだった頃、まだ土曜日の午前中には学校がありました。「秋まつり」の日も当然午前中は小学校へ行き、集団で下校。昼ご飯を家で食べて、「おやど(世話係の当番のようなものでしょうか・)」の家に集合。お揃いのハッピを着て、獅子頭を担いで町内を練り歩きました。

(またも年齢がばれる話ですが・・・)当時は町内に子どもの人数が多く、獅子頭を担ぐことができるのは、最上級生のごく一部の子ども。お獅子の布(油単というそうです)の部分すら持つことができず、何となくお獅子の後ろについて歩くだけのことが多かったような気がします。

「わっしょい、チロリン」の掛け声で、顔馴染みのご近所さんからご祝儀を頂いたことや、おさがりの果物(梨は少しぼけていることが多かった)やお菓子などをぶら下げ、夕焼けに包まれて家へ帰ったことを、今でも懐かしく思い出します。

半日授業があった土曜日も、秋まつりの季節には長袖を着ていたことも、顔馴染みのご近所さんも、子ども獅子も、すべてが遠い昔のように思います。学校は週休2日となり、地球温暖化の影響でまだこの時期は半袖を着ていて、ご近所さんも亡くなったり引っ越した方も多く、子ども獅子も少子化の影響で数年前に私の町内では取りやめとなりました。寂しくはなりましたが、子どもだった頃の私が楽しい思い出をいっぱい持っている子どもで良かったなぁ・・・としみじみ思います。

『津島秋まつり 山車祭と石採祭』黒田 剛司/著・荻野 悦司/著・・・「津島秋まつり」について詳しい一冊です。貸出ができる本もありますので、興味のある方は図書館スタッフにお声掛け下さい。
『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』嵯峨 景子/著・・・子どもの頃の私は、お小遣いを貯めて、近所の本屋さんで「コバルト文庫」を買うのを楽しみにしていました。図書館に勤めはじめた頃、地下の書庫で子どもの頃に読んだ「コバルト文庫」と再会して、感激したものです。そういえば★さんは、K社のT派だったと伺ったことがあるような気がしますが、合っていますか?

 

2023年09月24日(日)

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、少しずつ涼しくなってきたような気がします。とっても暑かった今年の夏もようやく終わり・・・と言っても大丈夫なのでしょうか?秋といえば、先週はCL(チャンピオンズリーグ)グループステージが開幕しました。今年のCLは日本人選手がたくさん出場しているので、「夢の舞台」でどんな活躍をしてくれるのか、楽しみです。

さて、ここのところ次回コーナーの追悼企画の準備のため、今年亡くなられた方々が書かれた本を読んでいるのですが、今読んでいる本のあちこちに鉛筆による落書きがあり、悲しい気持ちで読み進めています。鉛筆による落書きなので、消しゴム片手に読んでいるのですが、どうしても落書きに引っ張られてしまい、内容に集中できません。

どうか、図書館の本には落書きしないで下さい。どうしても傍線や印を付けながら読みたいのならば、必要な箇所をコピーするか、自分で本を購入するようにして下さい。図書館の本はみんなの本です。あなたの次にその本を手にする方のためにも、本は大切にして下さい。

間もなく9月も終わりですね。この時期は番組改編期。毎日録画して見ていた朝ドラ「らんまん」も、来週金曜日29日が最終回。そして、ここ数年毎週楽しみに聴いていたラジオ番組も同じ日の夜に最終回を迎えます。10年以上続いている番組の最後の数年だけを聴いていた浅~いリスナーですが、秋の訪れと共に寂しさを感じています・・・ま、ラジオのレギュラー番組はあと2つ残っているんですけどね。ともあれ、この最終回が健やかな良き門出となりますように。

『図書館のための簡単な本の修理』高岡容子/原案・監修・・・傷んでしまった本の修理も図書館の大切なお仕事。写真やイラストを豊富に使って、本の修理の方法を教えてくれる本です。図書館で借りた本のページが外れた時は、セロテープなどではとめずに(本が傷んでしまうので)そのままお持ち頂いて、図書館スタッフにお伝え下さい。
『われらの牧野富太郎!』いとうせいこう/監修・・・ドラマでは「サボテン大好き里中先生」を温かく演じている、せいこうさんの本。せいこうさんの牧野富太郎愛が伝わってくる一冊です。
『明るい夜に出かけて』佐藤多佳子/著・・・2016年に山本周五郎賞を受賞した、実在していたラジオ番組が登場する小説です。ラジオ番組とリスナーとの距離感がリアルに描かれていて、私も好きな作品です。Wikipediaによると、ラジオドラマ化、舞台化もされているそうですが、これは知らなかったなぁ。

 

2023年09月17日(日)

先週の「図書館だより」に、来週書くと書いていたサッカー日本代表の話です。ラグビーもプロ野球もいいけれど、サッカーも応援宜しくお願いします。

9月のヨーロッパ遠征はドイツ戦、トルコ戦を2連勝で終えました。どちらも4得点!・・・シンプルに嬉しく、楽しい気分でこれを書いています。

時差の問題で録画観戦となった(早起きすれば良かったかも・・・と今頃になって後悔しています)ドイツ戦は、DFラインのコントロールが完璧でしたね。冨安選手と板倉選手のセンターバックコンビは、(どちらかの選手がケガをしていたことが多かったので)ようやく見ることができた!・・・というサッカーファン待望のコンビでしたが、期待以上の素晴らしいプレーでした。テレビでもよく放送されていたので、ご覧になった方も多いかもしれませんが、冨安選手の前半終了間際のサネ選手(強豪バイエルン・ミュンヘンの10番!)へのブロックと小さめのガッツポーズには痺れました。今さらですが、冨安選手、足速いですね~。

2戦目のトルコ戦はきちんと生中継を観戦しましたが、久保選手が絶好調でしたね。久保選手は、まだ久保選手が子どもだった頃から、よく見ていた選手なので「まぁ、久保くん立派になって・・・」と親戚のおばちゃん目線で応援してしまいます。ただ、2失点目は良くない形でしたね。あ、DFラインが少しずつ下がっているな・・・と思っていたら、決められてしまいました。その後の伊東選手の突破で盛り返すことができましたが、ちょっとモヤモヤしました。とはいえ、この時期に課題が出たのは良いことです。

早くも来年のパリ五輪でのオーバーエイジ枠が話題となっていますが、10月はたぶん国内組メインの親善試合、そして11月にはワールドカップ2次予選も兼ねたアジアカップ予選(ややこしい!)もありますので、このまま選手たちが怪我することなく、チーム強化が順調に進むことを願うばかりです。

最後になりますが、トルコ戦のテレビ中継で解説を担当されていた岩渕選手、お疲れ様でした。世のサッカー少女はみんな、あなたのドリブルに憧れていました。

『おれ、バルサに入る! 夢を追いかけるサッカー・キッズの育て方』久保 建史/著・・・すでに何回か「図書館だより」で書いている久保選手のお父さんが書いた本。2012年出版なので、10年以上前の本になりますね。つまり、この頃から私は久保選手を応援しているということ・・・そりゃ、親戚のおばちゃん目線になるわけです。
『るるぶラグビー日本代表』・・・前回、日本でラグビー・ワールドカップが開催された2019年の出版です。ラグビーのルールや観戦マナーといった基本情報も掲載されているので、ライトなファン層にもオススメ、とのこと。よく誤解されるので、この場で訂正しておきますが、私はサッカー以外の球技は全然詳しくありません。ラグビーではボールを前にパスしたらダメ、というルールも最近知ったレベルです。そういえば、サッカーとラグビーでは殆どの国が同じデザインの代表ユニフォームなのに、日本って全然違いますよね~。ということで、日本時間の明日早朝は日本対イングランド戦。こちらも応援しています。

 

2023年09月10日(日)

少しずつですが、朝晩涼しく感じられるようになりましたね。ウォーキングをしていても、虫の声がとても賑やか。毎日食べていたスイカの味が薄くなり、梨や新リンゴが美味しくなってきました。穏やかな気分で実りの秋を迎えられることを願いつつ、アイスや冷たい麺類が美味しいうちにいっぱい食べておこう!・・・とモリモリ食べている毎日です。ぷくぷくにならないように用心しなくては。

さて、今回は先延ばしにしていた、コーナー9「ひらく、ひろがる、多様性。」の話を書きます。

実は、ここ数年ほど「多様性」をテーマにしたコーナーを作成しようと思いつつ、タイミングと自分の勉強不足を言い訳に先送りしていました。しかし、SDGsの普及や、LGBT法案をめぐる動き、さらには聴覚障がい者が登場するドラマや映画のヒットもあり、「あ、今かな・・・」と思い、コーナーの制作をスタートしました。つまり、下準備はかなり以前から進めていたのです。

こちらにも書きましたが、多様性を認め合う社会は誰にとっても生きやすい社会であり、また豊かな社会でもあるという、メッセージを込めて作ったコーナーです。毎回のことながら、どの本を選ぶかで迷い、選んだ本をどのように紹介するかで迷い、何よりも今回は手に取って頂く方や、当事者である方を傷つけてしまう内容ではないかで迷い・・・と、迷い迷い迷いながら制作しました。皆さんの心に届くこと、そして誰もが尊重される社会になることを願うばかりです。

ということで、現在は11月の特別整理休館明けからスタートする予定の毎年恒例の「追悼企画」の準備を進めています。まだ9月入ったばかりだと思われるかもしれませんが、11月は蔵書点検があることと、ここ数年自分の仕事がどんどん遅くなっている気もするので、早め早めのスタートとなりました。去年は時系列で作成し、一昨年は著作のグッとくる言葉を紹介する形で作成したPOPを、今年はどうしようか・・・と相変わらず迷っています。そして、もっと迷っているのが、追悼企画の冊数だけでコーナーが成立するのかということ。うーん、これについては本集めを終えてから、じっくり考えることにします。

『わたしと小鳥とすずと』金子みすゞ/著・・・「多様性」という言葉は、英語で「ダイバーシティ」と表現されることも多く、最近流行りはじめた言葉、新しい考え方だと思われる方も多いかもしれません。しかし、「鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。」という金子みすゞの詩の一節でも表現されている、日本にも昔からある考え方かな、とも思います。2011年の東日本大震災後にテレビで繰り返し放送されていたCMで使われていた「こだまでしょうか」の「こだまでしょうか、いいえ、誰でも。」も、多様性をあらわす一節のようにも思えます。どちらの詩も現代にグッとくる作品です。

さて、日本時間の今日午前3時45分からドイツ対日本、12日(火)21時20分からトルコ対日本のサッカー日本代表戦が行われます(この「図書館だより」が出る頃にはドイツ戦は終わっていますね)。バスケもラグビーもいいけれど、サッカー日本代表へも応援をよろしくお願いします。うーん、しかしさすがにドイツ戦は時差が厳しいなぁ・・・。ここのところ、連日の配信を見続けていて酷い寝不足なので、残念ながら録画観戦となりそうです。来週の「図書館だより」は、もちろんサッカー日本代表の話を書く予定なので、楽しく書けるように頑張って応援しようっと。

 

2023年09月03日(日)

奈良旅編、最終回です。

うっかり迷子になってしまったため、貴重な奈良での滞在時間をロスしてしまいましたが、「ならまち」の雑貨屋さんはひとつに絞れば行けるかな・・・というくらいの時間の余裕がありました。

もう迷子になる余裕はないので、スマホの経路案内を頼りに一番行きたかったお店「S」(「かやふきん」で有名な「N」の奈良本店)に到着。友人へのお土産の「奈良本店限定かやふきん」と自分用のお土産を選んでいると、セール品の「奈良の和紅茶クッキー」が目にとまりました。へぇー、賞味期限が迫っているので30%オフか・・・お得だなぁ。迫っているといっても、今月いっぱい大丈夫だし・・・えーい、これを「いかにも奈良っぽいお土産」にしよう!と多めに購入しました。ということで、私から「奈良の和紅茶クッキー」をお土産として手渡された皆さん、実はクッキーはセール品でした。ま、賞味期限は全然セーフでしたし、おかげで多めに買うことが出来たので、ご容赦ください。

最後の目的地は、みうらじゅんさんといとうせいこうさんのトークショーでした。会場はJR奈良駅近く。少し距離があるのでバスに乗って移動し、無事に時間前に会場へ到着しました。ネタバレになってしまうので内容は書きませんが、お2人とも最高に面白かったです。よく考えてみると、コロナ禍以降久しぶりのイベント参加でしたが、やっぱりイベントって楽しいものですねー。同じ人を好きな人が集まり、ひとつの舞台を見て、たくさんの人達と大声で笑うのは、何物にも代えがたい体験だなぁ・・・と、しみじみ思いました。

帰りはそのままJR奈良駅に移動し、家族へのお土産用に柿の葉寿司と柿のオヤツを駅前のショップで購入。そのままJR奈良駅を出発して、寄り道もせずに帰宅しました。8月13日の「図書館だより」に書いた目標のうち、「かき氷の聖地・奈良でかき氷を食べる」以外の目標はほぼ達成できたものの、もっとあちこち寄りたかったなぁ・・・と思います。でもまぁ、そんな思いを残しておいた方が、きっと近いうちにまた旅することができるはず。次は、もう少し涼しい季節に奈良をゆっくりと旅したいです。あー、暑かった!そして、慌ただしかった!!

来週こそは、コーナー9「ひらく、ひろがる、多様性。」について書こうと思っていますが、サッカーの話になるかもしれません。代表戦も近いので。

『長く使いたい暮らしの道具。 中川政七商店と考えた、100年続く日本のものづくり』・・・ということで、「N」こと中川政七商店についての本です。うーん、もう少しじっくりと「ならまち」で買い物したかったなぁ。買いたかった靴下も買えなかったし。
『私は夢中で夢をみた 奈良の雑貨とカフェの店「くるみの木」の終わらない旅』石村由起子/著・・・奈良の中心地から少し離れた場所にある雑貨屋さん「くるみの木」。こちらも、また奈良へ行くことがあれば寄りたいお店です。
『見仏記』いとうせいこう/文・みうらじゅん/え・・・記念すべき『見仏記』シリーズの第1巻。トークショーのネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、「33年後の3月3日、三十三間堂で会いましょう」の約束はこの本に書かれています。あと2年で33年後になりますね・・・。

 

2023年08月27日(日)

先週の続きです。

奈良国立博物館を出たところで、自分が空腹であると気づきました。当初の予定では、ここで「ならまち」のオシャレな雑貨屋さんへ向かうはずでしたが、先に柿の葉寿司のお店に向かうことにしました。あらかじめ調べておいた柿の葉寿司のお店Hは「ならまち」の近くなので、博物館から「ならまち」の方角に向かって歩いていけば、問題なく到着するはずです。幸い、ここは観光地。案内標識があちこちにあります。地図もスマホも確認せず、「ならまち」へと向かう案内標識を確認して歩きはじめました。

朝早くは空いていた奈良市街も、博物館を出た頃にはなかなかの混雑となっていました。強い陽射しの中、楽し気な外国人観光客の方と鹿、鹿、鹿・・・今振り返ると、暑さと人混みと鹿で頭がボンヤリしていたのだと思います。「ならまち」へ向かう案内標識の指示の通りに歩いても歩いても、「ならまち」に辿り着くことができません。気付けば、足元が何だかフラフラするし・・・と焦っていると、なぜか目的地とは離れた近鉄奈良駅に到着しました。

さて、どうするべきか・・・。どうやら私は今、人生初の熱中症になりかけているようです。そもそも、奈良での本来の目的はトークイベント。いつまでも迷子でいるわけにはいきません。決意新たに向かった先は、近鉄奈良駅前の商店街にある柿の葉寿司のお店T。うぅ、Tの柿の葉寿司は名古屋のデパートでも買えるんだけどなぁ・・・と思いつつも、トークイベントの開始時間も心配なので、Tで柿の葉寿司を食べることにしました。テイクアウトではない、お店で食べる柿の葉寿司はとても美味しく、セットでは物足りなかったので追加注文もして完食してしまいました。また、迷子になっていたタイムロスを考えると、別のお店でかき氷を食べる時間はなさそうなので、ここでかき氷の代わりにお店名物の柿シャーベットを頂くことにしました。こちらも爽やかで美味しかったです。

ということで、次週に続きます。そろそろ完結する予定です。

『鹿男あをによし』万城目 学/著・・・常日頃「いくらでも歩ける」と豪語しているにもかかわらず、熱中症になりかけてしまったのは、「奈良」という土地の力に負けたからかもしれません。ということで、奈良が舞台のファンタジー小説です。直木賞・本屋大賞ダブルノミネート、さらに玉木宏さん主演でドラマ化もされた有名な作品ですが、実は未読でドラマも見ていません。
『はればれ、お寿司』嵐山 光三郎・ほか/著・・・河出書房新社から出ている「おいしい文藝」シリーズの一冊。お寿司にまつわるエッセイが32篇収録されています。テイクアウトも美味しいですが、お寿司はやはりお店で頂くのが一番ですね~。
『にっぽん氷の図鑑&かき氷』原田 泉/著・・・奈良で食べたかった「ほうせき箱」のかき氷が掲載されています。うーん、迷子にならなければ・・・悔しいっ!次は、かき氷を目的に奈良を旅してみたいです。他にも、この本には津島市のイニュニックヴィレッジの「ブルーベリーヨーグルト」も掲載されていますので、気になる方は本をチェックしてみて下さいね。。

さて、先週の火曜日22日、図書館は休館日でしたが、コーナー9「ひらく、ひろがる、多様性。」をスタートしました。詳しくは、来週か再来週に書こうと思っていますが、ホームページでもご覧頂けるので、まずはこちらをどうぞ。Gさん、忙しいのに美しく仕上げて頂き、有難うございました。

 

2023年08月20日(日)

台風と共にお盆が過ぎ、8月も下旬となりました。8月下旬といえば欧州サッカーの開幕の季節です。日本代表キャプテン・遠藤選手のリバプール移籍が決まりましたね!プレミア好きなので、今から楽しみです。ビッグクラブへの移籍ということで、まずはポジション争いからのスタートかと思いますが、移籍を確実に成長へと繋げてきた遠藤選手なので、リバプールでも大活躍してくれることを期待しています。

さて、先週の続きを。

新幹線と近鉄特急を乗り継いで、奈良に到着したのは朝8時頃でした。早いっ!・・・と思われそうですが、この時期の東大寺・大仏殿は7時30分から拝観できると事前に調べておいたので、奈良国立博物館が開館する9時30分までにお参りをすれば、ちょうど良いかも・・・と思い、早めに自宅を出発することにしました。どうせ、私は毎日早起きですし。

結果的には、これは大当たり。8時台の東大寺周辺は人影もまばら。大仏殿で拝観している人もほんの数人という静けさでした。

「東大寺の大仏」は正式名称を「廬舎那仏(るしゃなぶつ)」といいます。聖武天皇が東大寺と廬舎那仏を建立した背景には、その直前(西暦735年~737年頃)に大流行し、当時の人口の4分の1以上の人が命を落とした「天然痘」の影響があるとされています。今から数年前のコロナ禍真っ只中の頃に、歌手のMISIAさんが歌番組で「新型コロナウイルスで亡くなられた方への祈りを込めて」とコメントし、東大寺大仏殿の前で歌を披露していたことをご記憶の方もいるかもしれません。

ということで、コロナ禍の完全な収束と家族・友人の健康を願い、「廬舎那仏(るしゃなぶつ)」に手を合わせてきました。どうか、健やかで平和な日々を過ごすことができますように。

次の目的地である奈良国立博物館には開館時間の前に到着しましたが、すでにまぁまぁの行列ができていました。しかし、入ってみるとそれほど混雑しておらず、落ち着いて鑑賞することができました。お寺で拝観する仏像と、博物館で鑑賞する仏像の大きな違いは、博物館では後ろから仏像を見ることができること。私も単眼鏡を片手に久しぶりの仏像鑑賞を堪能。ミュージアムショップでは「元気が出る仏像シリーズ」のマグネットを無事購入することができました(現在、我が家の「冷マ」として活躍しています)。

と、ここまでは順調な旅だったのですが・・・。次週、波乱(?)の展開に続きます。

・東大寺建立が題材となった作品には、澤田瞳子さんの『与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記』や、帚木蓬生さんの『国銅 上』『国銅 下』、そして津島市出身の作家・奥山景布子さんの『キサキの大仏』があります。また、児童書にも加古里子さんの『ならの大仏さま』があります。天平の世は災害や疫病の流行、飢饉が何度も繰り返しやってくる、大変な時代でした。そんな時代を生き抜いた、この時代の人達の生き方には、現代を生きる私たちにも学ぶことが多いように思います。どの作品も読みごたえのある、オススメの作品です。

夏休みもあと少しとなりましたね。★さんも書いていましたが、夏休みの思い出のひとつに図書館の本やイベントが入っていてくれると、図書館で働く一人の職員として嬉しいです。さて、間もなくコーナー9「館と園に出かけようよ。」が終了の予定です。「あー、お出掛けしたいなぁ・・・」という、私の個人的な願望から生まれたようなコーナーでしたが、多くのご利用を頂きましたことを心よりお礼申し上げます。

 

2023年08月13日(日)

今から1か月ほど前に、日帰りで奈良を旅してきました。

目的は、奈良国立博物館で開催されている「聖地 南山城展」のイベント「仏像大使トークショー」。みうらじゅんさんといとうせいこうさんのトークショーです。

せっかく交通費を払って奈良へ行くので、他にもいくつか目標を立ててみました。

 1.東大寺で奈良の大仏に手を合わせる。
 2.奈良国立博物館で「元気が出る仏像シリーズ」のグッズを買う。
 3.「ならまち」のオシャレな雑貨屋さんで買い物をする。
 4.お昼ご飯に「柿の葉寿司」を食べる。
 5.かき氷の聖地・奈良でかき氷を食べる。
 6.いかにも奈良っぽいお土産を買う。

買い物と食べ物に目標が集中しているような気もしますが、久しぶりの気ままな一人旅です。楽しみは多ければ多いほど良いはず。さて、どうなることやら・・・次週に続きます(たぶん4回くらい続きます)。

『奈良 鹿ものがたり』中村 文人/文・川上 悠介/写真・・・「奈良の鹿の歴史や生態、「角きり」や「鹿寄せ」などの季節ごとの行事まで詳しく紹介する「鹿愛」あふれた児童書です。もっともっと鹿について詳しく知りたい方には『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』田中 淳夫/著、もオススメ。奈良観光の思い出は、必ず鹿とセットになりますね。
『訪日外国人観光客ビジネスがよ~くわかる本』森山 敬/著・・・今回の旅では、「鹿せんべい」を鹿にあげている外国人観光客の方をたくさん見かけました。

さて、なでしこジャパン。11日(金)のスウェーデン戦、残念でしたね。何度も「惜しいっ!」場面が続き、1点返しましたが・・・スウェーデンにはアメリカに勝った勢いがあったような気がします。来年のパリ五輪予選が今秋に開催されるので、まずは出場権獲得を目指して一歩ずつ強くなってほしいと思いつつ、応援しています。うーん、それにしてもクロスバーによく当たったなぁ・・・悔しいっ!

 

2023年08月06日(日)

先週のある日のこと。夕暮れ時にウォーキングをしていたら、西の空にも東の空にも稲光が見えました。わわ、これはどちらを見ても怖い!・・・ということで、ウォーキングは中断。うぅ、運動不足になってしまう・・・と思いつつも、屋外を歩くのはさすがに危険なので、早々に家へ帰ることにしました。

今年の7月は全国の平均気温がこの100年余りで最も高かった、とニュースで見ました。「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と国連の事務総長のコメントもありましたが、今年は10月まで暑いそうですね。台風の行方も気になるところですが、熱中症にも引き続き用心しなくては。

さて、明日7日(月)は「一日図書館員」の最終日です。この暑さの中、子ども達が図書館のお仕事体験を頑張ってくれています。図書館の花形業務は、何といってもカウンター業務。1日の最も暑い時間帯に、子ども達が児童カウンターで貸出・返却等のカウンター業務をしています。(★)さんも先週の「図書館だより」に書かれていますが、15時前後に図書館にいらっしゃる方でお時間がありましたら、児童カウンターへお立ち寄り頂けると、とても有難いです。どうぞ宜しくお願い致します。明日が最終日ですよ~。

『かみなり』武田康男/監修・写真・小杉みのり/構成・文・・・私がウォーキング中に見た雷は、この絵本の表紙にそっくりの雷でした。「むしあついひ」というのも同じです。こうやって写真で見ると、なかなかの迫力ですね。
『日本ご当地アイス大全』アイスマン福留/著・・・ということで、暑い暑い今年の夏、(き)家では空前のアイスブームが巻き起こっています。「こんなにアイスいっぱい食べてていいのかな~」とも思いますが、自分の機嫌は自分で取らないとね、大人なんですから。

さて、なでしこジャパン。31日(月)のスペイン戦は素晴らしい内容でしたね~。昨日のノルウェー戦は、この「図書館だより」を書いている時点(4日金曜日)では結果が分かりませんが、なでしこらしい良い試合で勝つことを願って、応援する予定です。ノルウェーは身長が高い選手が多いですが、なでしこの守備陣も素晴らしいので無失点を期待しています。ただ、残念なことに・・・昨日、私は遅番で出勤している予定なので、17時キックオフの試合は観戦できないんですよね・・・ということで、マジメに働くことでしか応援できませんが・・・なでしこ、頑張れ~!

 

2023年07月30日(日)

先週の月曜日、7月24日に作家の森村誠一さんが90歳で亡くなられました。

内田康夫さん、西村京太郎さん・・・に続いて、日本を代表するベストセラー作家がまた1人亡くなられたのかと思うと、さびしい気持ちになります。26日の新聞に掲載された、赤川次郎さんの書かれた森村さんを偲ぶ追悼文には、4人が揃って華やかな笑顔を浮かべる写真が載っていました。

「日本人が、今よりもたくさんの本を読んだ時代」と書くと大昔のようですが、1980年代の日本は、今よりも多くの人が本を読んでいたと思います。電車の中でも本を読んでいる人はたくさん見かけましたし、子どもだった私が自転車で行ける範囲にも「町の本屋さん」が何店もありました。森村誠一さんの訃報を聞き、そんな懐かしい時代のことを思い出しました。

図書館では、コーナー6「追悼・森村誠一さん」を設置しました(詳しくはこちらをご覧下さい)。心よりご冥福をお祈り申し上げます。長い間、たくさんの物語を届けてくれて、ありがとうございました。

『人間の証明』森村誠一/著・・・角川書店が行った映画との「メディアミックス」作品として知られる代表作です。「読んでから見るか、見てから読むか。」という有名なキャッチコピーを覚えている方も多いかもしれません。POPにも書きましたが、単行本・文庫本計770万部という大ベストセラー作品です。

なでしこジャパン、2連勝で早くも決勝トーナメント進出を決めましたね。明日のスペイン戦はグループリーグ1位を懸けた一戦です。スペインも絶好調のようですが、日本も良い試合を続けているので、今からワクワクしています。(先週も書きましたが)なでしこ、頑張れ~!!

 

2023年07月23日(日)

昨日の図書館は天王祭に伴う臨時休館でした。★さんも書いていましたが、台風とコロナ禍のため、かれこれ6年ぶりの通常開催の天王祭です。おそらくお天気にも恵まれているはずなので、昨夜の宵祭は「まきわら船」が天王川をゆらゆらと進む幻想的な景色を、多くの方が楽しまれたのではないでしょうか。

さて、サッカーの女子ワールドカップが開幕しましたね。2011年ドイツワールドカップの優勝から、12年も経つなんて信じられません。あっという間の12年だったように思います。

開幕戦のニュージーランド対ノルウェーの試合では、日本人審判員トリオが審判を担当しました。ニュースなどで取り上げられたため、ご覧になった方も多いかと思いますが、ニュージーランドへのPKの判定がVARで検証され、山下主審はPKを指示。そして、このVAR判定について、マイクを通じて「オンフィールド・レビューの結果、最終決定はペナルティ」と流暢な英語で場内アナウンスしました。格好いいっ!!堂々とした振る舞いが、同じ日本人女性の一人として、とても誇らしかったです。

判断力やはもちろんのこと、選手と同じレベルの走力が求められる審判は、私にとって絶対に就くことができない憧れの職業。日本人審判員トリオのこの大会での活躍を期待しています。

この「図書館だより」を書いている現在(21日金曜)では、日本代表の初戦サンビア戦の結果はまだ分からないのですが、「なでしこ」らしく伸び伸びと力強く戦ってくれるのではないかと思います。2011年優勝時に20歳だった熊谷キャプテンを個人的には応援しています。なでしこ、頑張れ~!!

『尾張津島天王祭のすべて』若山 聡/著・・・天王祭の流れについて分かりやすく書かれた本で、写真も豊富です。貸出可能な郷土資料を集めた「ふじいろ文庫」のコーナーにありますので、気になる方は手に取ってみてはいかがでしょうか。
『女子サッカー140年史 闘いはピッチとその外にもあり』スザンヌ・ラック/著・・・女子サッカー140年の歴史を時代背景や文化を踏まえて考察し、未来への飛躍を提言する本。本の帯の推薦コメントは、2011年ドイツワールドカップでキャプテンをつとめた澤穂希さんが書かれています。

(ここから追記となります)
なでしこ、ザンビア戦は5-0の快勝でしたね!5点取ったことも良かったですが、守備陣のコントロールが素晴らしかったです。この勢いに乗り、優勝目指して頑張ってほしいと応援しています。

・『なでしこのおしえ』早草 紀子/写真と文・・・女子サッカーの黎明期から、なでしこを追い続けていた著者による児童書。「いっしょうけんめいやることを恥ずかしがらない」や、「できないことを周りや他人のせいにしない」など、大人も教わることが多い内容です。12年前のワールドカップ優勝時にフェアプレー賞も同時に受賞した「なでしこ」。当時の良き教えは、12年経っても大切にされているようです。

 

2023年07月16日(日)

今日は3連休の真ん中の日ですね。週間天気予報によると、今日・明日・明後日は体温を超える猛暑となりそうです。くれぐれもお身体大切に、無理せずお過ごし下さい。

間もなく学校は夏休みですね。最近、歳のせいか子どもだった頃の夏休みをたまに思い出します。

1学期の終業式(当時は2期制ではなく3期制)の日、子どもだった私は両手、両肩に持ちきれほどの荷物を抱えて下校していました。水彩道具と筆洗いバケツ、書道道具、上履き、給食当番の割烹着セット、ホウセンカの植木鉢・・・どう考えても重すぎます。当時の夏は今よりも涼しかったとはいえ、真夏の真っ昼間に大荷物を抱えて小学生が下校するのは大変だった記憶があります。当時のランドセルは今よりも重かったはずですし。

しかし、なぜこんな大荷物を小学生の私は抱えて下校していたのでしょうか?・・・夏休みまであと1週間くらいとなった頃、担任の先生から「学校に置いてある道具を少しずつ持ち帰るように」と説明があったはずです。しかし、目の前の夏休みに浮かれていた小学生の私は先生の話を何も聞いておらず、終業式当日を迎えたようです。たしか「ちびまる子ちゃん」にも、よく似たエピソードがあったと思います。最近はこんな大荷物を抱えて下校する小学生は見かけないので、昭和の小学生ならではの「あるある」なのかもしれません。

ということで、間もなく夏休みがやって来ますね。図書館にとっては、繁忙期です!!たくさん食べて、よく眠って、あまり悩まずに、暑い夏を乗り切りたいと思っています。そして、図書館に来てくれる子ども達にとって、たくさんの楽しい思い出ができる夏休みとなりますように。

『ホウセンカの絵本』もり げんじろう/へん・いちかわ ともこ/え・・・当時、私が通っていた小学校では植物の成長観察の授業といえば、ホウセンカでした。種がはじけ飛ぶ植物だったことよりも、植木鉢の肩に食い込むズシリとした重さが記憶に残っています。
『なつのおとずれ』かがくい ひろし/作・絵・・・絵本「だるまさん」シリーズで知られる、かがくいさんの作品。梅雨明けを迎えるこの季節にオススメの一冊です。先週日曜にNHK・Eテレで放送された「日曜美術館 だるまさんの魔法 絵本作家かがくいひろし」は、かがくいさんの作品がなぜこんなにも優しさに包まれているのかを教えてくれるステキな番組でした。本日午後8時から再放送がありますので、興味のある方は是非。先週、録画するのをうっかり忘れてしまったので、私も録画してもう一度見ようと思っています。

 

2023年07月09日(日)

最近、長生きする動物が登場する本を2冊読みました。

(他の仕事で使う予定の本なので、書名はナイショですが)1冊目に登場した動物は、ホッキョククジラ。こちらは哺乳類の中で最も長生き。何と!・・・200年も生きるそうです。すごいなぁ~。

2冊目に登場した動物は、大型インコのヨウム。おしゃべりする鳥として知られていて、多くは50年以上生きるそうです。ヨウムが登場していた本は、津村記久子さんの小説『水車小屋のネネ』。山間の町にやって来た姉妹とおしゃべりなヨウムのネネ、そして姉妹をささえる人々の交流が、章が変わるごとに10年ずつ進み、計40年間の歳月が描かれます。この先はネタバレになってしまうので、これから読もうと考えている方には読み飛ばして頂きたいのですが(といいつつ、本の帯にも書かれている言葉なのでセーフでしょうか?)・・・、

津村さんの小説には、いつも「やられたー!」と叫びたくなるほどの名言が詰まっているのですが、この小説では「誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ」という、ある登場人物の言葉にグッときてしまいました。また、この言葉が登場する場面が素晴らしくて・・・と続けると、書き過ぎてしまうので、この辺で。興味のある方は是非手に取って下さい。

さて、私事ですが今週誕生日を迎えました。ホッキョククジラなら4分の1も生きていない年齢なのですが、「まだまだ」のようにも、「もう」のようにも思います。ともあれ、この先の1年間、いやもっと長きにわたって「誰かに親切」な私でいられますように。そして、退屈しない人生が送れますように。

 

2023年07月02日(日)

少し前のことなのですが、6月22日(木)にNHKで放送された「さらさらサラダ」で、気象予報士の寺尾直樹さんが津島市のお寺巡りをしていました。当日録画しておいたものを、先週の休日ようやく観ることができたので、今回はその話です。

番組コーナーの冒頭で、ほぼ毎日テレビの天気予報で顔を見ている寺尾さんが、子どもの頃から見慣れた津島駅に立っているのを見て、不思議な気分になりました。今回のテーマは愛知県で一番お寺の数が多い津島市で、アートな御朱印を集めながらお寺巡りをするというもの。番組に登場していたのは、龍淵寺、観音寺、宝寿院。いずれも津島では御朱印でよく知られているお寺です・・・と、とても詳しい人っぽく書いていますが、あらためてどんなお寺?どんなデザインの御朱印??・・・と聞かれると、さっぱり知らなかったので、番組でお寺と御朱印について詳しく紹介されていて勉強になりました。また、出演されていたご住職の温かなお人柄が、寺尾さんとの会話を通じて伝わり、ほっこりした気分になりました。

番組ではお寺巡りとは別に、同じく津島市内のイトウ写真館を寺尾さんが訪ねたコーナーもあり、花盛りのガーデンが登場していて、とてもキレイでした。少し前の新聞に「年間600品種が開花するガーデン」と紹介する記事が掲載されていましたね。「枯れないですよ」とお店で勧められて買った観葉植物でも見事に枯らしてしまう「茶色の指」を持つ私には、これほどの花がお庭に咲くなんて魔法みたいです。とても美しい庭に憧れてしまいました。

『気象予報士・予報官になるには』・・・合格率わずか5%ともいわれる「気象予報士」。最近のゲリラ豪雨での激しい降り方を見ると、命を預かる仕事だと思います。
『ふるさと津島 寺紀行』・・・津島市内の古い町並みを運転していると、寺社巡りをしている方を見かけることがあります。お寺巡りの参考になる一冊です。
『みどりのゆび』モーリス・ドリュオン/作・・・文中の「茶色の指」の反対は、言わずと知れた「みどりの指」。由来となったのは、このフランス児童文学とされています。

 

2023年06月25日(日)

早くも6月の最終週ですね。あとほんの少しで2023年の半年が過ぎるのかと思うと、ビックリです。ボーっとしていたら、あっという間に半年が過ぎていったような気がします。下半期は充実した半年になりますように。いや、しようと思います。

では、サッカーの話を。日本代表は先週の火曜日20日に行われたペルー戦も4対1の快勝。新たな10番(ア〇ィダス社のスパイクを履いていない堂安選手でしたね!)、そして新たなキャプテンも決まり、第2次森保ジャパンの船出は順調といえそうです。シンプルなことですが、代表が強いとサッカー界全体が盛り上がるので、このまま順調に強化が進み、来年1月のアジアカップで優勝することを願って応援しています。6月の2試合ではグランパスゆかりの選手も活躍してくれたので、こちらも期待しています。

先週、NHKで放送された横浜・F・マリノスの宮市亮選手のドキュメンタリー番組がとても良かったです。ちょうど10年前の2013年に行われた「アーセナル・アジアツアー」で名古屋グランパスと対戦した試合を豊田スタジアムに観に行き、当時アーセナルに所属していた宮市選手がPKを決め、スタジアムがとても盛り上がったことを思い出しました。その試合後、宮市選手は不運なケガが続きました。番組の中でご本人も語られていましたが、プレーしている時間よりもリハビリしている時間の方が長いという状況が続き、またその状況を叩かれるというプロサッカー選手にとっては最も辛い日々を送っていました。帰国し、横浜・F・マリノスに入団(地元グランパスではなかったことにガッカリしましたが・・・)、そして10年ぶり日本代表復帰・・・と、ようやく長いトンネルを抜けたところに、再びの大ケガ。番組は復帰までの10ヶ月を追った内容でしたが、宮市選手の表情に何度もグッときてしまいました。サッカーは試合の展開を観るのも面白いですが、やはり選手一人一人の人生を垣間見るのが一番好きです。

さて、サッカー女子W杯の開幕まで1ケ月を切りました。2011年の世界一からもう12年も経つのかと思うと不思議な気分ですが、今回のはどんなドラマを見せてくれるのか、今からワクワクしています。こちらも大いに盛り上がってくれると良いなぁ・・・と思います。

『スポーツグラフィックナンバー 2023年7月6日号』・・・エルサルバドル戦、ペルー戦と2試合続けて大活躍し、代表の顔となりつつある三苫薫選手を特集しています。最新号のため、まだ貸出はできません。館内でご覧下さい。

最後にお知らせを。6月9日に『御宿かわせみ』などの時代小説で知られる作家の平岩弓枝さんが亡くなられました。図書館では追悼コーナーとして、コーナー6「追悼・平岩弓枝さん」を設置し、作品を紹介しています。時代小説は時を超えて楽しむことができる世界です。この機会に手に取って頂ければ、と思います。心よりご冥福をお祈りいたします。