図書館だより

 

2023年08月23日(水)

今月初めの図書館だよりで「京極堂の新作が出る~」との話をしましたが、先日発表のあった単行本の仕様が「1キロ超え」「1000ページ超え」でした…ということはきっとノベルスも……
集中力もですが、握力も鍛えておかねばなりませんね笑

京極堂と言えば妖怪、妖怪といえば故・水木しげるさんですが、今リトルワールドにて水木しげるが描く世界の妖怪画が見られるイベント「世界の妖怪博」が開催中です。
謎解きイベントもあるので、今回も友人と一緒に参戦です笑
そんなリトルワールド、夏休みも残りわずかとなりましたが、8月中の平日は小学生まで入館無料・駐車料金も無料!
ただし、平日の開園時間は15時~、花火は土日祝のみと注意が必要ですが(土日祝も駐車料金は通常時より安い!)、一番暑い時間帯を避けて(移動時間にあてて)おでかけできるのと、アクロバットショーは平日も開催されているので意外と穴場かな、という気もします。
(そんなつもりはないのですが、回し者みたいになってしまいました…笑)

そんなわけで、あっという間に8月も残り1週間です!
皆さま読み忘れ・借り忘れはありませんか?
今月いっぱいは図書館も19時まで開館です。
来週の金曜日・9/1からは18時閉館に戻りますのでご注意くださいませ。

『世界の住まい大図鑑』(野外民族博物館リトルワールド/監修)

 

2023年08月21日(月)

明日22日(火)は図書館の休館日になりますのでご了承ください。

図書館の北側にあたる地下駐車場入り口付近にたくさんのトンボが飛んでいました。暑さは相変わらずですが、自然界ではわずかな季節の変化に気付いているようです。

先日、大須の骨董市に行こうと思って名古屋に行ったのですが1日間違えていました。その道中でパルコの横を通ると、3人組のバンドが演奏している光景を見ました。1人はドラムで2人はエレキギターを演奏していて、中でもギターを弾いている人がとても楽しそうに弾いているのが印象的でした。本当にギターを弾くことが楽しんだなという気持ちが、ほんのちょっと通りすがっただけでも伝わってくる感じで、あの暑い中で大変だなと思うよりカッコいいなと思いました。

 

2023年08月20日(日)

台風と共にお盆が過ぎ、8月も下旬となりました。8月下旬といえば欧州サッカーの開幕の季節です。日本代表キャプテン・遠藤選手のリバプール移籍が決まりましたね!プレミア好きなので、今から楽しみです。ビッグクラブへの移籍ということで、まずはポジション争いからのスタートかと思いますが、移籍を確実に成長へと繋げてきた遠藤選手なので、リバプールでも大活躍してくれることを期待しています。

さて、先週の続きを。

新幹線と近鉄特急を乗り継いで、奈良に到着したのは朝8時頃でした。早いっ!・・・と思われそうですが、この時期の東大寺・大仏殿は7時30分から拝観できると事前に調べておいたので、奈良国立博物館が開館する9時30分までにお参りをすれば、ちょうど良いかも・・・と思い、早めに自宅を出発することにしました。どうせ、私は毎日早起きですし。

結果的には、これは大当たり。8時台の東大寺周辺は人影もまばら。大仏殿で拝観している人もほんの数人という静けさでした。

「東大寺の大仏」は正式名称を「廬舎那仏(るしゃなぶつ)」といいます。聖武天皇が東大寺と廬舎那仏を建立した背景には、その直前(西暦735年~737年頃)に大流行し、当時の人口の4分の1以上の人が命を落とした「天然痘」の影響があるとされています。今から数年前のコロナ禍真っ只中の頃に、歌手のMISIAさんが歌番組で「新型コロナウイルスで亡くなられた方への祈りを込めて」とコメントし、東大寺大仏殿の前で歌を披露していたことをご記憶の方もいるかもしれません。

ということで、コロナ禍の完全な収束と家族・友人の健康を願い、「廬舎那仏(るしゃなぶつ)」に手を合わせてきました。どうか、健やかで平和な日々を過ごすことができますように。

次の目的地である奈良国立博物館には開館時間の前に到着しましたが、すでにまぁまぁの行列ができていました。しかし、入ってみるとそれほど混雑しておらず、落ち着いて鑑賞することができました。お寺で拝観する仏像と、博物館で鑑賞する仏像の大きな違いは、博物館では後ろから仏像を見ることができること。私も単眼鏡を片手に久しぶりの仏像鑑賞を堪能。ミュージアムショップでは「元気が出る仏像シリーズ」のマグネットを無事購入することができました(現在、我が家の「冷マ」として活躍しています)。

と、ここまでは順調な旅だったのですが・・・。次週、波乱(?)の展開に続きます。

・東大寺建立が題材となった作品には、澤田瞳子さんの『与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記』や、帚木蓬生さんの『国銅 上』『国銅 下』、そして津島市出身の作家・奥山景布子さんの『キサキの大仏』があります。また、児童書にも加古里子さんの『ならの大仏さま』があります。天平の世は災害や疫病の流行、飢饉が何度も繰り返しやってくる、大変な時代でした。そんな時代を生き抜いた、この時代の人達の生き方には、現代を生きる私たちにも学ぶことが多いように思います。どの作品も読みごたえのある、オススメの作品です。

夏休みもあと少しとなりましたね。★さんも書いていましたが、夏休みの思い出のひとつに図書館の本やイベントが入っていてくれると、図書館で働く一人の職員として嬉しいです。さて、間もなくコーナー9「館と園に出かけようよ。」が終了の予定です。「あー、お出掛けしたいなぁ・・・」という、私の個人的な願望から生まれたようなコーナーでしたが、多くのご利用を頂きましたことを心よりお礼申し上げます。

 

2023年08月19日(土)

先週の図書館だよりで、台風による交通機関の影響を心配していましたが、なんとか無事に行って帰って来られました!
・・・しかし、静岡の大雨で新幹線が長時間ストップし、ヒヤヒヤする場面も・・・。
前日まで終日計画運休していたこともあり、念のため早朝に出発したので、昼間の予定は少し遅れましたが、夕方の予定には間に合ったので、結果的には大丈夫で本当にほっとしました。
当日は、静岡の大雨の影響を受け、新富士駅あたりで徐行運転になったり、東京駅のホームが満線になったことにより、新横浜駅の手前で停車し、新幹線の中で1時間待機したりなど、トータルで2時間ほど遅れて目的地に辿り着けたのですが、もし後続の便に乗っていたら6時間ほど新幹線の中で待機することになってしまい、夕方の予定に間に合うかギリギリのところでした・・・。
同じ目的地に向かう方々が、SNSで「大幅に遅れてしまったけど、後半からなんとか観られた!」、「終演間際にようやく辿り着き、少しでも観られてよかった・・・!」、「会場まで必死に向かったけど間に合わなかった・・・涙」など投稿されているのを見て、自分のことのように胸が痛く、切なかったです・・・。自然には勝てないのがつらいですね・・・。
翌日の夜に新幹線で帰る予定でしたが、午前中はまだかなり遅延しており、駅構内も新幹線を待つ人々で混雑する状況をニュースで見て、「夜行バスに変更した方がいいかな・・・」と悩みましたが、午後からは徐々に遅れが短くなり、夜にはほぼ通常通りの運行に戻っていたので、帰りは定刻通りに帰宅することができました。
関連業務に携わっていた方々には感謝申し上げます。本当にお疲れ様でした。

『新幹線のすべて』「旅と鉄道」編集部∥編 山と溪谷社
『新幹線で知る日本』池 亨∥著 山と溪谷社
『トコトンやさしい新幹線技術の本』辻村 功∥著 日刊工業新聞社

 

2023年08月17日(木)

お盆も過ぎ、台風も過ぎましたが、なかなか涼しくなりませんね。
いつまで続くんでしょうか、この暑さは。

さて、夏が過ぎれば、あっという間に「秋の読書週間」の時期になります。
今年の「秋の読書週間」も楽しみにしていてくださいね!

 

2023年08月16日(水)

昨日は台風による暴風警報のため、終日臨時休館となりました。
ご不便をおかけしてすみませんでした。
本日よりまた通常通り開館しておりますので、どうぞご利用ください。

そんなこんなで、8月も半分が過ぎました。
夏休みも残すところ2週間。
今年の課題図書も、ぼちぼち貸出が落ち着いてきています。
せっかくの夏休み、最後までいろいろなことを経験してください。
その中に図書館のイベントや借りた本が入っていると嬉しいです。

『虹果て村の秘密』有栖川有栖
『七月に流れる花』『八月は冷たい城』恩田陸
『ぼくが探偵だった夏』内田康夫

 

2023年08月14日(月)

台風が近づいているようです。天気も曇り始めてこれから荒れそうな気配です。状況等により明日の当館の開館時間が変更となる可能性がありますので、予めご了承ください。

先日、携帯電話に知らない番号から数回の着信履歴がありました。その後も自分がいない時に数件の着信履歴があり、ちょっと謎で怖いなと思いました。それとちょうど同じ頃、注文していた品物がそろそろ届く頃だと思って待っていたのですが、数日経過しても一向に届く気配がありません。しびれを切らして配達会社に問い合わてみると、住所が途中までしか記載がなかったので保留中にしていたという事が分かりました。
後日、品物を受け取りに行くと、伝票の横に手書きで日付と時間が書いてある事に気づきました。もしやと思い携帯の履歴と照合してみると、ぴったりと日付と時間が一致している事が分かり、着信は配達ドライバーからのものだという事で謎が全て解けました。点と線が見事に繋がった気分でしたが、ドライバーさんには電話に出れなくて申し訳なかったなと思う次第です。

 

2023年08月13日(日)

今から1か月ほど前に、日帰りで奈良を旅してきました。

目的は、奈良国立博物館で開催されている「聖地 南山城展」のイベント「仏像大使トークショー」。みうらじゅんさんといとうせいこうさんのトークショーです。

せっかく交通費を払って奈良へ行くので、他にもいくつか目標を立ててみました。

 1.東大寺で奈良の大仏に手を合わせる。
 2.奈良国立博物館で「元気が出る仏像シリーズ」のグッズを買う。
 3.「ならまち」のオシャレな雑貨屋さんで買い物をする。
 4.お昼ご飯に「柿の葉寿司」を食べる。
 5.かき氷の聖地・奈良でかき氷を食べる。
 6.いかにも奈良っぽいお土産を買う。

買い物と食べ物に目標が集中しているような気もしますが、久しぶりの気ままな一人旅です。楽しみは多ければ多いほど良いはず。さて、どうなることやら・・・次週に続きます(たぶん4回くらい続きます)。

『奈良 鹿ものがたり』中村 文人/文・川上 悠介/写真・・・「奈良の鹿の歴史や生態、「角きり」や「鹿寄せ」などの季節ごとの行事まで詳しく紹介する「鹿愛」あふれた児童書です。もっともっと鹿について詳しく知りたい方には『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』田中 淳夫/著、もオススメ。奈良観光の思い出は、必ず鹿とセットになりますね。
『訪日外国人観光客ビジネスがよ~くわかる本』森山 敬/著・・・今回の旅では、「鹿せんべい」を鹿にあげている外国人観光客の方をたくさん見かけました。

さて、なでしこジャパン。11日(金)のスウェーデン戦、残念でしたね。何度も「惜しいっ!」場面が続き、1点返しましたが・・・スウェーデンにはアメリカに勝った勢いがあったような気がします。来年のパリ五輪予選が今秋に開催されるので、まずは出場権獲得を目指して一歩ずつ強くなってほしいと思いつつ、応援しています。うーん、それにしてもクロスバーによく当たったなぁ・・・悔しいっ!

 

2023年08月12日(土)

今日は台風の影響で、愛知は39℃まで気温が上がるそうです!
お盆で出掛ける方も多いと思いますが、熱中症には十分にお気をつけください。
私も近々お墓参りに行ったり、遠出する予定があるのですが、台風で交通に影響が出ないか心配です。
どうか無事に辿り着き、帰って来られますように・・・。

『一家に一冊!防災アイデア手帖』世界文化社
『台風防災の新常識』山村 武彦∥著 戎光祥出版
『暑さで人の死ぬ時代 いま、名古屋があぶない』大和田 道雄∥著 風媒社
『熱中症対策マニュアル』稲葉 裕∥監修 エクスナレッジ

 

2023年08月11日(金)

今日は山の日です。
山登りの思い出といえば、中学生の頃、家族で登った富士山…かなり昔のことです。
登る途中で家族が体調を崩してしまい、山頂手前の山小屋で休憩することになりました。家族はこれ以上登れないというので、そこから私一人で山頂へ向かいました。達成感はありましたが、家族を残して登ってしまった罪悪感が混じって複雑な気持ちになった記憶があります。
これから山登りの予定のある方も、体調には十分気を付けてくださいね。

「新しい登山の教科書」
「バテない登山技術」

 

2023年08月09日(水)

1日図書館員にご参加いただいた皆さん、お疲れ様でした。
そして体験時間中児童カウンターをご利用いただいた皆さん、ありがとうございました。
おかげさまで、今年も無事すべての日程が終了しました。
惜しくも今年の選から漏れてしまった方は、来年もぜひご応募くださいね。お待ちしています^^

さて、あっという間に8月です。
そろそろスタートが遅めの夏ドラマも始まったころですね。
今シーズンは、青崎さん原作の『ノッキンオン・ロックドドア』と、金田一少年の原作者・天樹征丸さん原作の少女漫画『ギフテッド』のミステリ2本が楽しみです。
奇しくもというか、どちらも主役のバディ2人がJさんですが、それとは関係なく作品が好きなので楽しみです。
「ギフテッド」が今週末スタート、ノキドア3話も今週末なので、テレビ配信アプリでもまだ追いつけますよ!

『ノッキンオン・ロックドドア』『ノッキンオン・ロックドドア』2 青崎有吾/著
『金田一くんの冒険』『金田一くんの冒険』2 天樹征丸/著
 →金田一少年と美雪の小学生時代のエピソードを描いた、青い鳥文庫オリジナル作品です

 

2023年08月07日(月)

昨日の帰宅時は久しぶりに雨が降っていました。小雨の様な霧雨の様な雨で、田んぼの近くの道を通ると、路上に雨で喜んで出てきたと思われる大きなカエルが飛び跳ねていました。

今日は一日図書館員の担当をしました。体験されたお子さんは、初めての図書館のお仕事に大変緊張したかと思いますが、実を言うと私も緊張していたりしています。自分の伝えたい事が相手に上手く伝わっているかとか、教え方が雑になっていないか等々、色々です。うまく行けばほっとしますが、思い通りに行かないと、後でああすれば良かった、こうすれば良かったとその日はずっと反省で、伝え方の難しさを実感します。

 

2023年08月06日(日)

先週のある日のこと。夕暮れ時にウォーキングをしていたら、西の空にも東の空にも稲光が見えました。わわ、これはどちらを見ても怖い!・・・ということで、ウォーキングは中断。うぅ、運動不足になってしまう・・・と思いつつも、屋外を歩くのはさすがに危険なので、早々に家へ帰ることにしました。

今年の7月は全国の平均気温がこの100年余りで最も高かった、とニュースで見ました。「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と国連の事務総長のコメントもありましたが、今年は10月まで暑いそうですね。台風の行方も気になるところですが、熱中症にも引き続き用心しなくては。

さて、明日7日(月)は「一日図書館員」の最終日です。この暑さの中、子ども達が図書館のお仕事体験を頑張ってくれています。図書館の花形業務は、何といってもカウンター業務。1日の最も暑い時間帯に、子ども達が児童カウンターで貸出・返却等のカウンター業務をしています。(★)さんも先週の「図書館だより」に書かれていますが、15時前後に図書館にいらっしゃる方でお時間がありましたら、児童カウンターへお立ち寄り頂けると、とても有難いです。どうぞ宜しくお願い致します。明日が最終日ですよ~。

『かみなり』武田康男/監修・写真・小杉みのり/構成・文・・・私がウォーキング中に見た雷は、この絵本の表紙にそっくりの雷でした。「むしあついひ」というのも同じです。こうやって写真で見ると、なかなかの迫力ですね。
『日本ご当地アイス大全』アイスマン福留/著・・・ということで、暑い暑い今年の夏、(き)家では空前のアイスブームが巻き起こっています。「こんなにアイスいっぱい食べてていいのかな~」とも思いますが、自分の機嫌は自分で取らないとね、大人なんですから。

さて、なでしこジャパン。31日(月)のスペイン戦は素晴らしい内容でしたね~。昨日のノルウェー戦は、この「図書館だより」を書いている時点(4日金曜日)では結果が分かりませんが、なでしこらしい良い試合で勝つことを願って、応援する予定です。ノルウェーは身長が高い選手が多いですが、なでしこの守備陣も素晴らしいので無失点を期待しています。ただ、残念なことに・・・昨日、私は遅番で出勤している予定なので、17時キックオフの試合は観戦できないんですよね・・・ということで、マジメに働くことでしか応援できませんが・・・なでしこ、頑張れ~!

 

2023年08月05日(土)

少し前にひつまぶしを食べてきました。
皮が厚くてゴムのようにグニュッとしたタイプの鰻は苦手なのですが、皮が香ばしくパリッと焼かれ、身もふっくらしていてとってもおいしかったです。
昔は夏バテなどしたことがなかったのですが、連日の猛暑や歳のせいか少々バテ気味な今日この頃。
鰻のおかげでちょっとはパワーチャージできたかな・・・。
台風による気圧の変化もあり、体調を崩されている方も多いかもしれません。
みなさま、どうぞご自愛くださいね。

『季節の不調が必ずラク~になる本 花粉症 夏バテ カゼ』瀬戸 佳子∥著 文化学園文化出版局
『ホントはコワイ夏バテ51の対策 夏に負けない身体をつくる』福田 千晶∥監修 日東書院本社
『100万粒の涙 名古屋「ひつまぶし」繁盛記』鈴木 せき子∥著 日本放送出版協会

 

2023年08月04日(金)

ひっくり返って落ちているセミが怖いです。
今朝も遭遇した2匹が急にジリジリと鳴きながら動き出したので、驚いて思わず「うわっ!」と叫んでしまいました。
セミ爆弾、ひやっとします…心臓に悪いです。

「セミハンドブック」
「はじめて見たよ!セミのなぞ」

 

2023年08月03日(木)

なんともう8月!早いな~と思う反面、夏は暑さで体調を崩しがちなのでさっさと夏が終わってほしい気持ちがあります(冬は寒さや気圧で体調を崩しがち、とか言ったような気がしますけど)。

さて、8月に入って(5日と6日は除き)7日まで、1日図書館員の子どもたちが、図書館のお仕事体験をしています。
この暑い中、緊張しながらも一生懸命やってくれていますので、どうぞ温かい目で見守ってくださいね。
暑さでへばりがちですが、子どもたちに負けないように頑張ります。

 

2023年08月02日(水)

先日、突如刊行のお知らせがあった京極堂シリーズの新刊『鵺の碑』(正式には「ぬえ」は「空に鳥」ですが、文字化けの恐れがあるため「鵺」で記載しました)。
シリーズ本編としては2006.9月に発売された『邪魅の雫』以来、実に17年ぶりの登場です!
17年…長かったなぁ……正直なところ、半ばもう出ないかな……とも思っていました。
(ノベルスを取り巻く状況も変わりましたしね……)

なんにせよ、めでたい!
めでたいけれど、17年経っているということは自分も同じだけ歳をとった…ということで……
楽しみと同時に、あれだけの厚みの本(おまけにたぶん2段組)を読めるだけの時間と気力と体力は果たしてあるのだろうか…自信ないな……という気持ちもありますね…
皆さんはいかがでしょうか?

しかしノベルス版で2,200円、ハードカバーだと3,600円ていったい何ページあるんでしょう??
17年前の邪魅(ノベルス)が800ページちょっとで1,600円でした。
そして2018.1刊の『ヒトゴロシ』(ハードカバー)が1000ページちょっとで2,700円でした。
……1000ページ超えかな…シリーズ追うごとに厚み増してますしね……やはり自信が…

ともあれ、発売が楽しみです!
綾辻さんの館シリーズ新作も連載が始まりましたし(一足早く有栖川さんの国名シリーズ新作も始まってます!)、界隈が明るい話題で盛り上がるといいな。

『暗黒館の殺人』上 綾辻行人
館シリーズ、刊行済みとしては最新となるこちらは邪魅より前の2004年でした。双子館(新作)刊行時には20年以上ぶりとなりそうですね。

 

2023年08月01日(火)

お知らせしようと思っていましたが、なかなかお知らせできず…。
気づかれた方いますかね?最近、新着のDVD出しました!

今回の新着DVDからケースが変わったので、新着DVD棚の3段目でご用意しています。
この棚のDVDはそのまま持ってきていただいて貸出になります。なのでケースが棚にない場合は貸出中です。
ラミネートしたミニジャケットが同じ棚に置いてあるので、新着作品はそちらで確認できます。
※新着DVD棚の3段目以外のDVDは、外箱に入ったケースです。こちらは箱から出してカウンターに来てくださいね。

 

2023年07月31日(月)

連日の暑さが身体にこたえますね。今日はひどく、紫外線を強く感じます。
暑いとちょっとした事でもイライラしがちです。イライラするとネガティブになりがちで、図書館だよりも知らずにネガティブな方向へと話を書いている事に気付き、消すこともあります。冷静になるという、事の大切さを思い知らされる真夏の日です。

 

2023年07月30日(日)

先週の月曜日、7月24日に作家の森村誠一さんが90歳で亡くなられました。

内田康夫さん、西村京太郎さん・・・に続いて、日本を代表するベストセラー作家がまた1人亡くなられたのかと思うと、さびしい気持ちになります。26日の新聞に掲載された、赤川次郎さんの書かれた森村さんを偲ぶ追悼文には、4人が揃って華やかな笑顔を浮かべる写真が載っていました。

「日本人が、今よりもたくさんの本を読んだ時代」と書くと大昔のようですが、1980年代の日本は、今よりも多くの人が本を読んでいたと思います。電車の中でも本を読んでいる人はたくさん見かけましたし、子どもだった私が自転車で行ける範囲にも「町の本屋さん」が何店もありました。森村誠一さんの訃報を聞き、そんな懐かしい時代のことを思い出しました。

図書館では、コーナー6「追悼・森村誠一さん」を設置しました(詳しくはこちらをご覧下さい)。心よりご冥福をお祈り申し上げます。長い間、たくさんの物語を届けてくれて、ありがとうございました。

『人間の証明』森村誠一/著・・・角川書店が行った映画との「メディアミックス」作品として知られる代表作です。「読んでから見るか、見てから読むか。」という有名なキャッチコピーを覚えている方も多いかもしれません。POPにも書きましたが、単行本・文庫本計770万部という大ベストセラー作品です。

なでしこジャパン、2連勝で早くも決勝トーナメント進出を決めましたね。明日のスペイン戦はグループリーグ1位を懸けた一戦です。スペインも絶好調のようですが、日本も良い試合を続けているので、今からワクワクしています。(先週も書きましたが)なでしこ、頑張れ~!!

 

2023年07月29日(土)

毎日暑いですね~!
今年の春に東山動植物園の年パスを購入し、当初は月1ペースで通えたらいいな、と思っていたのですが、連日の猛暑でなかなか重い腰が上がらず、早くも挫折しそうです・・・。
今月の14日に、「アジアの熱帯雨林エリア 新トラ・オランウータン舎」がオープンしたのでさっそく観に行きたかったのですが、もう少し暑さがやわらぐ頃まで待とうかな・・・。
図書館内は、もちろん屋外に比べたら涼しいですが、場所によって温度差がありますし、道中暑いと思いますので、熱中症対策をしてお気をつけてお越しください。

『東山絶滅動物園』武藤 健二∥写真 佐々木 シュウジ∥文 三恵社
『虎』岩合 光昭∥著 クレヴィス
『オランウータンに会いたい』(児童書)久世 濃子∥著 あかね書房

 

2023年07月28日(金)

子ども向けのイベントのお知らせです!
8月5日(土)10時~「夏の工作会」を行います。
とびだすグリーティングカードを作ります!
児童カウンターにて申込受付中です。
ぜひご参加ください♪

 

2023年07月27日(木)

7月も下旬になって、暑さはどんどん増していきます。
出かけるのも億劫な暑さが続きますが、暑さに負けずにいきたいところですね。

そんな暑い日のなか、おすすめ本紹介の原稿を書くために、まさに「あつい」本を探しています。
あれもこれも~と紹介したいところなんですけど、1冊だけ!と言われています。
お気に入りの1冊を……と言っても、その「お気に入り」がなかなか決められないのでありました。

 

2023年07月26日(水)

先週の木曜日、1日図書館員当選の方へはがきを投函しましたが(回収は金曜午前かな)、そろそろお手元に届きましたでしょうか?
皆さんに元気にお会いできますように。万が一急なご用事や体調不良等で参加できない場合は、分かり次第図書館までお知らせくださいね。
また、8/1(火)~7(月)の平日5日間の15時前後にいらっしゃる方でお時間ありましたら、ぜひ子どもたちが頑張る児童カウンターにお立ち寄りください。

昨日遭遇したびっくりな出来事については、詳細は書かず、思わず頭に浮かんだこちらの2冊に託しておきます……
『ビロウな話で恐縮です日記』
『三四郎はそれから門を出た』どちらも三浦しをん/著

 

2023年07月24日(月)

明日25日(火)は図書館の休館日となりますのでご了承ください。

今年の5月にタレントの上岡龍太郎さんが亡くなって最近ふと思い出したのですが、愛知県の郷土資料にこの方が登場した本があった事を思い出し、記憶を頼りにもう一度探して読み返して見ることにしました。
本のタイトルは『スターが選んだ名古屋の味』で、芸能人の方々が名古屋の美味しいお店を紹介する内容です。その中で上岡さんが中学時代の同級生が経営するお店を紹介していました。
今でこそ名古屋ローカルの番組で、全国区の芸能人が出演するのをよく見掛けますが、当時としては芸能人が名古屋のお店を紹介するという事は滅多に無い事なので、とても貴重に感じます。

 

2023年07月23日(日)

昨日の図書館は天王祭に伴う臨時休館でした。★さんも書いていましたが、台風とコロナ禍のため、かれこれ6年ぶりの通常開催の天王祭です。おそらくお天気にも恵まれているはずなので、昨夜の宵祭は「まきわら船」が天王川をゆらゆらと進む幻想的な景色を、多くの方が楽しまれたのではないでしょうか。

さて、サッカーの女子ワールドカップが開幕しましたね。2011年ドイツワールドカップの優勝から、12年も経つなんて信じられません。あっという間の12年だったように思います。

開幕戦のニュージーランド対ノルウェーの試合では、日本人審判員トリオが審判を担当しました。ニュースなどで取り上げられたため、ご覧になった方も多いかと思いますが、ニュージーランドへのPKの判定がVARで検証され、山下主審はPKを指示。そして、このVAR判定について、マイクを通じて「オンフィールド・レビューの結果、最終決定はペナルティ」と流暢な英語で場内アナウンスしました。格好いいっ!!堂々とした振る舞いが、同じ日本人女性の一人として、とても誇らしかったです。

判断力やはもちろんのこと、選手と同じレベルの走力が求められる審判は、私にとって絶対に就くことができない憧れの職業。日本人審判員トリオのこの大会での活躍を期待しています。

この「図書館だより」を書いている現在(21日金曜)では、日本代表の初戦サンビア戦の結果はまだ分からないのですが、「なでしこ」らしく伸び伸びと力強く戦ってくれるのではないかと思います。2011年優勝時に20歳だった熊谷キャプテンを個人的には応援しています。なでしこ、頑張れ~!!

『尾張津島天王祭のすべて』若山 聡/著・・・天王祭の流れについて分かりやすく書かれた本で、写真も豊富です。貸出可能な郷土資料を集めた「ふじいろ文庫」のコーナーにありますので、気になる方は手に取ってみてはいかがでしょうか。
『女子サッカー140年史 闘いはピッチとその外にもあり』スザンヌ・ラック/著・・・女子サッカー140年の歴史を時代背景や文化を踏まえて考察し、未来への飛躍を提言する本。本の帯の推薦コメントは、2011年ドイツワールドカップでキャプテンをつとめた澤穂希さんが書かれています。

(ここから追記となります)
なでしこ、ザンビア戦は5-0の快勝でしたね!5点取ったことも良かったですが、守備陣のコントロールが素晴らしかったです。この勢いに乗り、優勝目指して頑張ってほしいと応援しています。

・『なでしこのおしえ』早草 紀子/写真と文・・・女子サッカーの黎明期から、なでしこを追い続けていた著者による児童書。「いっしょうけんめいやることを恥ずかしがらない」や、「できないことを周りや他人のせいにしない」など、大人も教わることが多い内容です。12年前のワールドカップ優勝時にフェアプレー賞も同時に受賞した「なでしこ」。当時の良き教えは、12年経っても大切にされているようです。