図書館だより

 

2024年10月12日(土)

2024年のノーベル文学賞に韓国の作家ハン・ガンさんが選ばれました。おめでとうございます!
韓国人の文学賞受賞は初めてで、アジア人の女性としても初だそうです。

痛みの先に微かな希望の光を見るようなハン・ガンさんの作品たち。
私は友人に勧められて読んだ『すべての、白いものたちの』で、その繊細で美しい文章にすっかり夢中になってしまいました。
ちなみにこちらの本、本編にも通ずる「白にもさまざまな白がある」というコンセプトから、本文に5種類の紙を使用しています。
装丁が素敵なのでぜひ手に取って見てみてくださいね。(もちろん内容も素晴らしいです)
気楽に読める作品ばかりではありませんが、これを機会にハン・ガンさんの作品、ひいては韓国文学に触れたことのなかった方にも読んでいただけるといいなあと思います。

別れを告げない
すべての、白いものたちの
回復する人間
ギリシャ語の時間
私の好きな『少年が来る』は残念ながら所蔵がありませんでした。
1980年5月に起きた民主化抗争「光州事件」を題材にした作品です。こちらもぜひ。

 

2024年10月11日(金)

~おはなし会のお知らせ~
明日10/12(土)14時から、図書館スタッフによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

 

2024年10月09日(水)

「踊る」の再放送、私は番組配信アプリで楽しんでいます。
SPドラマを1本見落とした(配信期限内に見られなかった)っぽいな…としょんぼりしていましたが、どうやらテレビでの再放送はされたものの、アプリでは配信されていなかったようです……
連ドラと劇場版を繋ぐ大事な回なのになぁ…まぁ劇場版も無料で見られるアプリでは配信がないのですが……
劇場版は大画面で見たいので、新作にあわせて過去作もこの機に再上映していただけませんか…(初夏のミッドランドでの再上映は1週間しかなく、時間が合わずに見に行けませんでした…)

25年以上前のドラマなので、パソコン(モニター)の大きさに笑ったり、車のナンバー(地名の後に続く数字)が2ケタだったり、時代を感じる部分も多々あるのですが、それを差っ引いても今見ても面白いドラマだなぁと思います。
春に配信されていた古畑も。

新作映画は今週末からですね。
「踊る」シリーズはこれまでも今回もほぼリアルな時間軸で描かれてきたので、今の青島くん・すみれさんを見られないのが残念な気持ちとそれでいいんだという気持ちとが入り混じった複雑な気持ちですが、何はともあれ私も新作を楽しみにしています。

『小説・マンガで見つける!すてきな仕事~2・まもる』
『そこが知りたい!日本の警察組織のしくみ』
『ニッポンの刑事たち』

 

2024年10月08日(火)

踊る大捜査線が再放送中です。
記憶が曖昧になっている話が多いので、そうだったっけ?この俳優さん出ていたんだ!と思いながら視聴しています。
もう少ししたら映画が公開されるので楽しみにしています。

『フィクションのなかの警察』
『日本の警察』

 

2024年10月07日(月)

 最近は朝は曇りで雨が時々降るせいか、全体的に湿度が高い感じがします。 

昨日の帰り、市街地の方へ向かうと天王川公園の土手の辺りから少しずつ人が多くなっている事に気付き、御旅所の辺りまで行くとたくさん人が集まっていて、そこで今日が秋祭りだという事に気が付きました。図書館にいると市街地から離れているせいか、祭囃子もその賑わいすらも聞こえてこないので忘れそうになりますね。

 

2024年10月06日(日)

昨日、今日は「尾張津島秋まつり」。この「図書館だより」を書いている時点(4日・金曜日)の週間天気予報によると、土曜・日曜とも天気は良さそうですね。私も何度かうっかり巻き込まれてしまった記憶があるのですが、今日は「津島山車からくり・車切披露」の開催に伴い、市内で交通規制が行われます。市内あちこちの道が渋滞する可能性が高いので、お気を付け下さい。

さて、10月になりましたね。今年の10月は空前の値上げラッシュ!9月の2倍超ともいわれる2911品目の食品、特にチョコレート菓子やペットボトル、ハム・ソーセージ類は大幅な値上げだそうです。原料価格も輸送費も上がっているから仕方ないのですが・・・うーん、厳しいですよね。

この10月の値上げで一番ビックリしたのが、郵便料金。はがきが85円、封書が110円。何と3割の値上げです。しかし、消費税率の引き上げを除くと30年ぶりの値上げと聞くと、30年も健気に頑張ってくれていたんだな・・・とも思えます。人件費や燃料費の上昇以上に、郵便物の減少が最大の理由といわれていますね。また、今回の値上げでさらに郵便物の減少が加速し、近い将来の再値上げの可能性も指摘されています。確かに、はがき1枚でこのお値段では年賀状を出すのも躊躇してしまいますよね・・・。

私が子どもの頃は、平成元年の消費税導入まで長く続いた、はがき40円、封書60円の時代でした。当時は筆まめな祖父が健在で、学校が終わって家に帰ると祖父からのはがきがよく郵便受けに入っていて、おやつを食べながら読んだ記憶があります。内容は祖父の近況を中心とした、とりとめのないものばかりでしたが、小さな文字で隙間なく書かれたはがきは小学生の私にとって読みごたえたっぷり。当時、祖父がハマっていたゲートボールの話や雪国の暮らし、そして祖母をはじめとする家族・親類の暮らしや祖父の仕事まで、多岐にわたるものでした。自宅の建て替えや、母の断捨離の失敗(!)などがあり、手元に残る祖父のはがきは随分と減ってしまいましたが、今でも「はがき」というものに対して、メールやSNSにはない温かさや親しみを感じているのは、間違いなく祖父の存在があったからでしょう。

祖父ほどではありませんが、私もわりと手紙が好きで今でも気が向くと友人に送ったりします。ということで、コレクターではないのですが、自宅には切手のストックがたくさん。中でも62円切手は何故かたくさんあり、いつも1円切手を何枚も貼って使っていますが、もはや宛名面に切手を貼るスペースはありません。これから先、こんなビミョーな金額の切手たちはどうやって消費していったら良いのでしょうか?ベストアンサーを求めたいです。

『津島秋まつり 山車祭と石採祭』黒田剛司・荻野悦司/著・・・ということで、「津島秋まつり」にちなんだ本です。津島に関する資料で貸出可能な本は「ふじいろ文庫」にまとめて所蔵しています。気になる方は図書館スタッフにお声がけ下さい。ここ数週間、夕方ウォーキングをしていると太鼓や笛の練習をしている音色が聴こえてきて、涼やかな気分になりました。ようやく秋ですね。
『眠る盃』向田邦子/著・・・「はがき」を扱ったものとして最も有名なエッセイといえば、この本に収録されている「字のない葉書」かと思います。疎開した小さな妹さんとお父さんの戦中のエピソードを綴った話です。2019年には、角田光代さんと西加奈子さんによる絵本「字のないはがき」も出版されています。来年は戦後80年にあたるため、このあたりも視野に入れて来年度のコーナーの計画も少しずつ進めていたりします。
『100円たんけん』中川ひろたか/ぶん・岡本よしろう/え・・・100円あったら何が買える?・・・と、100円で買えるものを比べる楽しい絵本です。ここのところ物価高が続いているので、100円で買えるものの量も減ってきているような気がして、切ないですね・・・。
『ゆうびんの父』門井慶喜/著・・・1円切手の顔、そして郵便制度の祖として知られる前島密を主人公にした小説です。私が出す手紙やはがきは古い切手を消費するため前島密の顔だらけ、だったりします。

 

2024年10月05日(土)

十数年ぶりに自転車を買いました。
ロードバイクに憧れはあるのですが、残念ながら予算と用途の都合で今回もママチャリです。
これまでボロボロの自転車に乗っていたことを差し引いても、新車は快適ですね!
ちょっと遠くのスーパーへ買い出しに行くのも楽しくなりそうです。
それにしても、新しいものを買うと(もしくは買おうとしただけで)、それまで使っていたものの不具合が解消するのは何故なのでしょうか。
実家の洗濯機も、買い替えの話をすると息を吹き返していたような…。不思議です…。

自転車に乗って
自転車サビとり再生術

 

2024年10月04日(金)

~おはなし会のお知らせ~
10/5(土)14時から、まろんmamaさんによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

少し前に美容院へ行ったのですが、初めて話す美容師さんに「もしかしてバックパッカーですか」と聞かれました。その美容院へ行くのは2回目。少し緊張していたのですが、その一言で一気に緊張が解けました。前回担当してもらった方とはそんな話をしていないので、私の見た目から直感的にそう思ったのだと思いました。どうやら私は美容院へ行く格好を間違えたようです。カジュアルなパンツスタイル(というとオシャレな感じがしますが、ただの半袖とズボン)でリュックと帽子、サンダルで行きました。次回はもうちょっとキレイめな服装で行こうと思います。ちなみに私は旅行好きで、バックパッカーもどきの旅をしたこともあったので、バックパッカーと言われてむしろ嬉しかったです。その美容師さんも旅行が好きな方で、あるある話で盛り上がりました。

 

2024年10月03日(木)

この間、おいでやす小田さんとゴーストバスターする夢を見ました。おいでやす小田さんに、さも昔からの友達であったかのように接する自分が怖かったです。

もう10月なのにまだまだ暑い日が続きますが、肌は乾燥して先の季節を感じているようです。
もともと湿疹持ちで、ここ数年、冬場の乾燥肌による痒みがひどいのですが、ユー〇キンの力を信じて耐えようと思います。

 

2024年10月02日(水)

有栖川有栖さんの幻の連載作品「砂男」が、とうとう書籍化されます!!

8月の図書館だよりで書いた、トリビュート作品の書籍化発表と合わせて35周年記念企画の、まさしく隠し玉でした。
トリビュートには、返歌(という名の掌編)ではないですが先生自らの解説付きです。楽しみしかない…!

思い返せば、ネズミーランドも30周年より35周年(の内容)にテンションが上がっていましたね…。
「35」という数字に何かあるのでしょうか…たまたまですかね。

レファ協にもこんな質問の記録が載っていました→「有栖川有栖の単行本未収録の「砂男」という小説が~」
*記録しているのは中之島図書館とのことですが、中之島と有栖川作品といえばこちらの作品!→『鍵のかかった男』

 

2024年10月01日(火)

少し前に、初めて魔女の一撃をくらいました。そうです、ぎっくり腰です😿
初日は痛みとかはあるのですが、こんなことでなるんだ!?と驚きのほうが強かったので耐えることができたのですが、2日目からは、地味に痛みが存在感をアピールしてきました。ものが簡単に拾えない、急には動けない、普段の動きが思う通りにできない、くしゃみ🤧とか怖くて出ないでと思い、どこまで動かしたらアウトなのか、アウトゾーンになった時の心の叫び……恐る恐る過ごす日々になりました。
動きが不自然な私のフォローしてくれた皆様、ありがとうございます。そして周りの経験者から聞いた、なってしまった時の対処を参考に、早く治したいと思います。

『腰の激痛 腰と脊椎の名医が教える最高の治し方大全』
『腰痛は、タイプ別ちょこっと運動で治す! 坐骨神経痛、繰り返すぎっくり腰、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、長引く腰痛でつらい人に』

 

2024年09月30日(月)

 先週末からようやく暑さが和らいだ気もしますが、もうしばらくこの状態が続きそうな感じですね。

当館の北側車庫から外に出た時にクモの巣に引っ掛かってしました。顔に当たっても切れないくらいピンと張った頑丈なクモの糸で、上を見るとあちこちに巣が張ってありました。クモといえば館内でも時々書庫等で見掛けますが、外で見るタイプと違い、足は細長く薄っぺらい感じのクモです。不意に壁に張り付いているのを見掛けるとギョッとします。

 

2024年09月29日(日)

お彼岸が過ぎ、朝晩ようやく涼しくなってきましたね。先週日曜日の「図書館だより」で買えるかどうか心配していたおはぎ、無事に買うことができました。しかし、朝9時頃で残り4個とは凄い人気です。そんなに人気があるなら、しょっちゅう作ってくれても良いような気もするのですが、お店の人に聞くと「売れ残ってしまうと困るから」とのこと。小さなお店だから仕方ないような気もしますが、こんなに人気があるなら売れ残る心配はないような気もしますが・・・。ともあれ、半年に一度のチャンスを掴むことができて良かったです。おはぎは、粒あんもきな粉のどちらも大変美味しく頂きました。次のチャンスは春の「ぼたもち」。半年後ですが、今から楽しみです。

さて、ここのところ9月から放送が始まったドラマ「団地のふたり」を毎週楽しみに観ています。主演は、小泉今日子さんと小林聡美さん。2人はやや古めの団地に住む独身の幼なじみ。「ノエチ」、「なっちゃん」と互いを呼び、その日あった出来事を喋りながら美味しいご飯を食べる、という2人の日常が描かれるドラマです。大きな事件は殆ど起きないのですが、兄が実家に置いていった楽譜をフリマアプリでこっそり売って美味しいものを食べたり、中高年になってもご近所さんからは若手扱いされて(実家に住んでいる人あるある、かと思いますが)網戸の張り替えを頼まれたり・・・、と「日常」を楽しんでいる雰囲気がお2人の名演からも伝わってきて、ほのぼのとした気分になります。ドラマを観ていたら、私もコロナ禍以降会っていない(やや遠方に住んでいるので)幼なじみと久しぶりに会って、ただ雑談したいなー、と思いました。元気かなぁ?

・『団地のふたり』藤野 千夜/著・・・ドラマの原作本です。これだけ書いておいて申し訳ないのですが、当館では所蔵しておりません。気になる方はリクエストをお願い致します。
『小泉今日子書評集』小泉 今日子/著・・・原作本の所蔵がないので、代わりに主演お2人の著作をご紹介します。こちらは2005年~2014年に小泉今日子さんが書かれた新聞書評をまとめたもの。大の読書家として知られる小泉さんはどんな本を選んでいるのでしょうか?興味が湧きますよね~。
『わたしの、本のある日々』小林 聡美/著・・・こちらは小林聡美さんの読書エッセイ集。雑誌連載をまとめたもので、「本のある愉しい暮らし」が軽やかに、そして丁寧に綴られています。

先週土曜日9月21日、元日の地震で甚大な被害を受けた能登地方を記録的な豪雨が襲いました。24時間雨量が400ミリ超という観測史上最大の大雨によって、被害が拡大。豪雨から1週間以上が過ぎた現在も行方が分からない方がいる、という状況に言葉もありません。1年に2度も大きな災害に見舞われ、困難の中におられる方々に心よりお見舞い申し上げます。一日でも早く、かけがえのない日常が戻ってくることを願い、微力ながら応援しております。

 

2024年09月28日(土)

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今週に入って急に秋めいてきましたね。
特に明け方は窓を開けていると寒いくらいです。

そして季節が変わるとやってくるのが衣替え。
前回の衣替えの時に断捨離をしなくてはと言いつつ、結局何も手を付けていないので、今度こそ…と思っています。
そのためにも、このいい塩梅の気候がしばらく続いてくれますように!
せっかくなので以前読んだ本に載っていた断服式(季節の変わり目に次シーズンの服を一通り着てみて、今の自分に本当に必要かどうかを見直す行事)というのをやってみたいのですが、気がついたら目安の時期を逃していました。
まあ残暑厳しい時期に秋物の服を着たいとは思わなかったでしょうし、ひと月おくれでよしとしましょう。

一年3セットの服で生きる
「一セットの服」で自分を好きになる
断服式についてはこちらの2冊から。
私は3セットの服では到底生きられないので(考え方の話なので厳密に3セットである必要はないのですが)、取り入れられそうなところだけ参考にさせてもらっています。

 

2024年09月27日(金)

~おはなし会のお知らせ~
9/28(土)14時から、図書館スタッフによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

1年ぶりに動物園へ行ってきました。頑張って早起きしたので、ほぼ開園時間に入ることができました。平日の朝は空いていて、とても見やすかったです。今回の目的はコアラの親子とコモドオオトカゲを見ることでした。しかし、ちょうどコアラ舎が工事期間中で、コアラを見ることはできませんでした。残念・・・。事前にHPを見ておくべきでした。しかし、コモドオオトカゲのタロウは見ることができました。最初は隠れていて顔しか見られなかったのですが、そのうちのそのそと近くへやってきて、全身を見せてくれました。思ったより大きくて、迫力がありました。他にも、昨年あまり動いている姿を見られなかったマヤにも会うことができて嬉しかったです。動物園に9時に入って、出たのは13時。4時間じっくりとかわいい動物たちに癒されながら、たくさん写真を撮って楽しみました。

 

2024年09月26日(木)

今流行りの「モキュメンタリー」ジャンルのホラー小説が2冊入りました。
「モキュメンタリー(mockumentary)」とは、「mock(疑似)」と「documentary(ドキュメンタリー)」を合わせた言葉で、フィクションをドキュメンタリーのようにみせかける表現手法のことです。「フェイクドキュメンタリー」とも呼ばれたりします。
ドキュメンタリー風、ということで、証拠資料のようなものも用意されていることもあるので、よりリアルな感じを楽しむことができます。

今回蔵書に加わったのは、『近畿地方のある場所について』(背筋/著 KADOKAWA)と、『フェイクドキュメンタリーQ』(フェイクドキュメンタリーQ/著 双葉社)の2冊です。
「近畿地方の~」は話題になったので聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。タイトルだけで見ると地理や紀行の本に思えますが、こちら、ホラー小説でございます。

私はモキュメンタリージャンルのホラー作品の魅力は、作り物であるからこそ、少し現実感のない設定も“実際にある(ということになっている)もの”として扱えることにあると思います。
この「近畿地方の~」はその魅力がふんだんに出ていると思っているのですが、意外と評価が分かれているようです。“ドキュメンタリー風”であることを知っているか、あるいはその設定を受け入れられるか、はたまた認識の違い、でしょうか。
私はとても楽しめたので映画にならないかな~と思っています。小野不由美さん原作の『残穢』と『呪詛』(台湾のホラー映画)のミックスみたいな感じで(こうやって書くともしかしてネタバレになる?)。

『フェイクドキュメンタリーQ』の方は未読なので、感想はまた後日…♪

 

2024年09月25日(水)

音楽配信サービスのアプリでときどき本関係のポッドキャストを聴いたりするのですが、先日SNSか何かでヨシタケさんがゲストの番組がおすすめで流れてきました。
ほぼ日のオーディオコンテンツで、4回に分けてその名も「ものをつくるときに気をつけていること」をテーマにクリエイターの方にお話を伺うというものでした。
まだ3回目の途中までしか聴けていないのですが、とてもヨシタケさんらしい「気を付けていること」に楽しみながらあっという間の30分(ほど・各回)です。
お好きな方はぜひ。動画サイトでも同じものが楽しめるようなので、ご都合の良いところでご利用ください。
今日も帰りの車の中で続きを聴こうと思います。

そんなこんなで、今月も残り1週間を切りました。
ようやく朝晩過ごしやすい気温になりましたね。
11月の蔵書点検に向けて、体力気力の回復に努めたいと思います。
が、その前に読書週間ですね。近日中にお知らせ公開予定ですので、どうぞお楽しみに。
(SNSの来月のおはなし会カレンダーも近日中に…!)

『The I Wonder Bookstore』(『あるかしら書店』英語版):『あるかしら書店』が英語になりました! 原書(日本語)ともどもヤングリーヴスに置いています。
『もりあがれ!タイダーン』:対談集。ほぼ日主宰・糸井さんとの対談も。
『このあとどうしちゃおう』:発想えほんで一番のお気に入り。
『つまんないつまんない』:「つまらない」も突き詰めると面白くなる、目からウロコでした。

 

2024年09月24日(火)

本日24日は、第4火曜日の休館日です。
次の資料は破損の恐れがあるため、ポストに返却しないようお願いします。
CD・DVD・ビデオ・相互貸借の本(津島市立図書館以外の本)



帰宅したらコップが割れた…と言われました。
ガラス製で電子レンジ可(←重要)かわいいデザインのプレゼントだったのですが、6年使ったので寿命としましょう。
電子レンジで温めがこれからの季節で必要になってくるので、類似品を買いました。
シンプルなデザインになりましたが、私にとって重要な機能があるので重宝していきます。

『名画のティータイム』
『茶の世界史』

 

2024年09月23日(月)

 明日24(火)は当館の休館日となりますのでご注意ください。

今日は秋分の日の振替休日となっていますが、あんまり休日感がないですね。平日の月曜とあまり変わらない感じがします。目に見えて祝日と感じるのは、テレビ番組の編成が若干変わっている事や、外で日章旗を掲げているお家を見掛けるくらいですね。昔の祝日は決まった日にちの固定なので分かりやすくて良かったような気がします。最近の祝日はちょっとややこしいので、先の業務の事を考えると少し悩んだりしますね。

 

2024年09月22日(日)

今日は秋分の日。お彼岸の中日です。しかし、先週は「暑さ寒さも彼岸まで」を全く実感できない残暑が続きましたね。朝から暑かったせいか、新聞に入っている「お彼岸のお供え」特集のチラシを見ながら、母が「そうか~、お盆だからお供えが載っているんだねぇ」とマジボケしていて、朝からビックリしました。「お母さん、暑さで季節がバグってるよ」と冷静にツッコミを入れましたが。

あまりここでネタにすると母に𠮟られるので、今回はコーナー9「図「食」館へようこそ」の話を。

まず、展示ポスターのデザインは皆さんに「ビールがモチーフ?」と訊かれるのですが・・・ごめんなさい、全然違います。最初に考えたのは、青色ベースのもの。しかし、水色バックに白い文字だと全く文字が目立たないため、秋なので黄×赤の紅葉カラーを採用。赤は文字に使った方が目立つだろうと、黄×白バックにしてポスターを作成したら、結果ビールみたいになった、というのが真相です。そもそも、私はビールの味が苦手なので殆ど飲みません。

今回のコーナーは、秋なので「食べもの」をテーマにすることを漠然と考えている中で、最初に決まったのが「図「食」館へようこそ」というタイトルでした。タイトルが最初に決まったのは、実は初めてのこと。どうやって浮かんだのかは今となっては全く分かりませんが、いつも最後に一番悩むタイトルが今回は助けてくれたように思います。このタイトルを使いたいから頑張る、みたいな気分でした。ちなみに「トショクカン」でも「トショッカン」でも、どちらでも構いません。心のままに、自由に読んで下さい。

内容についても少しだけ。前回の「パリ×オリ×パラ」は、確かに興味のある方には手に取って頂いたのですが、ぶっちゃけ・・・オリンピックもパラリンピックも実際の試合を観る方が面白いんですよね(私もそうですが)。特に、オリンピック・パラリンピック開催期間中は観戦に忙しく、本にまではなかなか手が伸びない、というのが実情だったと思います。ということで、今回のコーナーは「気軽に手に取って頂く」という初心に還りました。目指したのは、スーパーのレジ横に置いてあるお菓子。あと1、2冊借りたいけど何かないかな・・・という時に、カウンター横のビールみたいなポスターに目が留まって、手に取って頂ければ有難いかぎりです。

ということで、コーナー9「図「食」館へようこそ」は、11月の特別整理休館に入る直前まで展開している予定です。気長にお楽しみ頂ければ幸いです。余裕がある時に少しずつ本の補充もする予定です。

『おはぎちゃん』やぎたみこ/作・・・縁側でおじいさんとおばあさんがおはぎを食べていたら、おじいさんのお箸からおはぎがころころころ。庭の小さな生き物たちは落ちてきたおはぎの赤ちゃんを育てることに・・・という、ちょっと不思議なおはなしの絵本です。ちなみに、私が好きなおはぎはお彼岸の時期しか作らない、という頑固な和菓子店のもの。たぶん今日買いに行っていると思うのですが、ちゃんと買えているかなぁ・・・。売り切れていないと良いのだけど。
『ヒガンバナのひみつ』かこさとし/作・・・図書館近くの天王川公園のインスタを見ていたら、池の周りの土手はもうヒガンバナが咲く季節なんですね(・・・なのに、なぜ涼しくならないのだろう?)。ヒガンバナには日本各地に600以上の別名があり、その別名にはそれぞれヒミツがあるそうです。実は、バリバリの理系・かこさとしさんによるヒガンバナのひみつに迫る科学絵本。

 

2024年09月21日(土)

「SHOGUN 将軍」という作品をご存じでしょうか。
1975年の小説『将軍』の2度目の実写化で、徳川家康をモデルにした武将と漂着した英国人航海士が織りなす戦国絵巻です。
ハリウッドで製作されたドラマでありながら、台詞の実に7割が日本語ということでも話題になりました。
その「SHOGUN 将軍」が先日、米国テレビ界のアカデミー賞ともいわれるエミー賞で、作品賞を含む最多18冠を達成しました!おめでとうございます!
また、プロデューサーも務める真田広之さんが主演男優賞を、アンナ・サワイさんが主演女優賞を受賞。
非英語の作品が作品賞を受賞するのも、俳優賞の主要部門で日本人が受賞するのも初めてのことだそうです。
(1980年にドラマ化された際に主演を務めた三船敏郎さんも主演男優賞にノミネートされましたが、惜しくも受賞は逃しています)
真田広之さんといえばハリウッドにおける日本文化の表現是正に長年尽力されてきた方でもあり、一ファンとしてこの快挙をとてもうれしく思います。
シーズン2・シーズン3の製作も決定したとのことで、ますますのご活躍をお祈りしております!

…と、ここまで書いてきて何なのですが、わたくしまだ「SHOGUN 将軍」を見ておりません…。
いつまでもディ〇ニープラス独占配信を嘆いていないで、重い腰を上げなくては…。

『将軍』ジェームズ・クラベル/著
「SHOGUN 将軍」の原作本です。今年に入って全4巻で復刊しました。
残念ながら当館の所蔵はありませんが、気になる方はリクエストをどうぞ。

 

2024年09月20日(金)

~おはなし会のお知らせ~
9/21(土)14時から、アップル♪バナナさんによる英語のおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

家族の誕生日プレゼントを買いに、名古屋へ行きました。贈り物を選ぶときは、いつも悩み過ぎて疲れてしまうのですが、今回は思ったより早く決められて、楽しく買い物できました。事前に調査して、あげるものは長財布に決めていました。買う店を2か所に絞って、長財布のどれにするかはその場で決めることにしました。紳士雑貨のフロアに入った時は落ち着かなくて少し緊張しましたが、話しやすい店員さんに対応していただき、徐々に緊張がほぐれました。アドバイスのおかげで、1つ目の店でさくっと決められました。見ていると自分も欲しくなってきたのですが、買いたい気持ちをなんとか抑えて帰りました。それはまた今度、自分の誕生日に買ってもらおうと思います。

 

2024年09月19日(木)

9月の始め頃だったかな。某動画サイトで「着信アリ」(公式からの供給です)が見られたので、その感想を書いていたんですけれど、体調不良でしばらく出てこられず、その間に(二重の意味で)熱が冷めてしまいました。
15年ぶりに見た「着信アリ」は、やっぱり面白かったです。

 

2024年09月18日(水)

9月も後半だというのに、まだまだ日中は暑いですね……
来週からは最高気温も30度くらいまでになるようですが、それでも30度かぁ……

そんな気候ではいまいちピンときませんが、そろそろ広報の原稿でクリスマス会のお知らせを出さねばなりません。
今年は何をやろうかなぁ。どうぞお楽しみに。

そしてその前には読書週間と蔵書点検です。
詳細は追ってお知らせいたします。
こちらもお楽しみに&ご協力をお願いいたします。

『絵本で知ろう二十四節気~秋』
『掌篇歳時記~秋冬』

 

2024年09月17日(火)

来週24日は、第4火曜日の休館日です。
次の資料は破損の恐れがあるため、ポストに返却しないようお願いします。
CD・DVD・ビデオ・相互貸借の本(津島市立図書館以外の本)



先日1人で当番をしていた時、何を感じたのか棚を見たら、
赤黒い光を放つGがいるではありませんか((((;゚Д゚)))))))何故コンナ所ニイルノ…
ちっさいサイズでも苦手で、近くにあった殺虫スプレーで弱らせるまでは出来ましたが、
それ以上は無理!!!(これでも私としては叫ばずに頑張った方です。)
助けがくる時間まで無視していたいけど、棚はどうしても使うから目に入る。
復活してどこかへ逃げられたら更に気が気でなくなる。どうしましょう…。
そんな時に、神が通りかかりました!そうです、掃除のお姉さま方!
駆除していただき、本当にありががとうございました!!!
あと3時間もGの存在に耐えなければいけない苦痛から解放していただきました。
本当にありががとうございました!!!
しかし、食事をする場所ではない&掃除もしている場所に何故現れたのか不思議です。

『ヒトはなぜ、ゴキブリを嫌うのか?』
『新!掃除の解剖図鑑』

 

2024年09月16日(月)

 地下駐車場出入口付近にトンボが飛び交っていました。ほんの少しだけ秋の気配です。

最近、業務中はマスクを外している時の方が多くなりました。理由は単純に暑いからです。最初の段階では着けているのですが、暑さのせいか呼吸が段々と苦しくなる感じがして外してしまいます。『北風と太陽』みたいな気分です。衛生上の観点からは閉館まで着けていたい気持ちはありますが、さすがに限界を感じました。

 

2024年09月15日(日)

ついこの前、子ども達の夏休みが終わったばかりのような気がしますが、早くも9月15日です。9月も半分が過ぎようとしていますが、全然涼しくなりませんね。「台風がゆく頃は涼しくなる・・・」とユーミンが歌ったのは1994年。今からちょうど30年前です。この30年間に地球温暖化はずいぶんと進んだようで、現在では台風が過ぎても猛暑は続き、台風が残していった湿気と戻ってきた暑さが身体に一層こたえます。むむむ・・・。8月の体温超えの猛暑ほどではありませんが、図書館は空調故障のため蒸し暑い状況が続いています。図書館を利用される皆さんも館内での体調管理にお気を付け下さい。

さて、今週はサッカー日本代表の話を。アジア最終予選2試合連続の完勝、まずはとても嬉しいです。合計12得点・無失点って、これって本当に最終予選なの?・・・とすら思っています。とはいえ、アウェイ・バーレーン戦は酷暑とアウェイの洗礼(というか、PKを蹴る選手の目を狙ってレーザーポインター照射なんて本当にやめてほしいです。さっき書いておいてアレですけど「アウェイの洗礼」なんて言葉で片付けて良いとは、全く思えません。選手の健康がアウェイの地でも大切に守られることをサッカーファンの一人として心から願っています)の中での完勝。素晴らしい~!10月・11月の4戦も、良い結果を期待してしっかり応援しようと思います。

先週は、毎回楽しみに観ていたTVドラマ「新宿野戦病院」が最終回を迎えてしまい、蒸し暑い日が続くものの秋の訪れを感じています。最後に主題歌を担当していたサザンオールスターズと出演者が歌い踊っていたのが、ドラマの雰囲気とバッチリ合っていてステキでした。宮藤官九郎さんの作品は昔から好きで、たぶん全作品を観ていると思うのですが、春に放送されていた「季節のない街」をはじめ、近年は社会的なメッセージを込めた作品が増えてきたように思います。いや、昔からメッセージは込められていたのだけど、最近ようやく気付くことができるようになった、のかもしれません。最終回のヨウコ先生の言葉、とても心に残りました。

先週の日曜深夜、いや月曜早朝はパラリンピック閉会式でしたね。閉会式ではフランスの有名DJが大集結!フレンチ・エレクトロ、割と好きで昔よく聴いていたなー、と思いながら楽しく観ていたのですが・・・、最後に「One More Time」は流れましたが、ダフト・パンクは出ませんでしたね。おぉ、自国開催のパラリンピックだし、出てくれそうな流れなんじゃないの・・・、と勝手に思い込んでいたのでちょっと残念でした。ま、解散してますもんね。ということで、パリ・パラリンピックも無事に閉会式を迎え、先週の13日の金曜日(縁起悪いかも?)にコーナー8「パリ×オリ×パラ」は終了、コーナー9「図「書」館へようこそ」がスタートしました。来週は、この新しいコーナーについて書こうかな、と思っています。

『seasons colours〔1〕』松任谷由実/歌・・・「台風がゆく頃は涼しくなる」という歌詞が登場する曲は、このアルバムの収録されている曲「Hello,my friend」。夏の終わりに聴きたくなる名曲です。だいぶ前の「図書館だより」にも書いたような気もしますが、邦・洋楽問わず9月の歌って昔から名曲が多いですよね~。
『「国境なき医師団」を見に行く』いとう せいこう/著・・・まだ「新宿野戦病院」の最終回を観ていない方も多いかと思うので、ネタバレにならないと良いのですが・・・最終回でヨウコ先生が働いていた「国境なき医師団」についての本です。私の好きなみうらじゅんさんの親友・せいこうさんのルポで、とても読みやすく、かつ国境なき医師団への理解が深まる本です。

 

2024年09月14日(土)

友人が最近ぬいぐるみ作りにハマっています。
その楽しそうな様子に触発されて、私も以前からやってみたかった彫金を習い始めました。
(余談ですが、彫金とは本来、金属を鏨で掘ったり削ったりする技法のことを言うそうです。木槌や金槌で叩いて金属を延ばしたり曲げたりすることを鍛金、鋳型に溶かした金属を流し込んで形をつくることを鋳金といい、現在これらを含めたアクセサリー制作の技法をひとまとめに彫金と呼んでいます。)

子供のころからものを作ることが好きで、色々な趣味に手を出してきましたが、金属を扱うのは初めて。
まだ鋳型を作るための原型を成形しているところなので、正直彫金をやっている感じはあまりないのですが(笑)、新しいことを知るのはいくつになっても楽しいですね。
順調にいけば、来月の頭には基礎カリキュラムが終わる予定です。
その先は自由制作となるため、今から何を作ろうかとわくわくしています。
ケースに入れて眺めているだけだった石がいくつかあるので、そのうち指輪に仕立てられたらいいなあ。

彫金の技法
ジュエリーデザイン制作事典

 

2024年09月13日(金)

~おはなし会のお知らせ~
9/14(土)14時から、図書館スタッフによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

 

2024年09月11日(水)

先日の(す)さんの図書館だよりからの流れで東海道新幹線の話題を。

私もこれまで新幹線の運行状況でハラハラした出来事が2度ほどありましたが、なんとか間に合い(もしくは到着し)事なきを得てきました。
書きだすと長くなりそうなので詳細は省きますが、事故や遅延防止のためにも通過駅にもホームドアが設置されるといいなぁ。
新幹線ではないですが、名鉄も少しずつ無人駅が増え、津島線では本線からの分岐点である須ヶ口を除くと甚目寺・津島以外すべて無人駅になってしまいましたし、大阪駅のような柵など何かしらの設置が進むといいですね。
ホームドアといえば、大阪駅に新しく導入された可変式のホームドアが面白そうで一度見てみたいです。

そんな東海道新幹線、今年で60周年を迎えるとのことで、「しごとば」シリーズ(より今は『大ピンチずかん』ですね)でおなじみの鈴木のりたけさんによる記念ロゴなどをあちこちで見かけます。
図書館でも50周年の際に展示をおこないましたが、あれからもう10年なんですね…懐かしい…元気かなぁ……

コロナと値上げ(乗車料金もですが旅先でのあれこれの)で東京や大阪へ行く回数も減ってしまいましたが、やっぱり新幹線に乗るとちょっぴりわくわくします。
以前にもここで書きましたが、車内販売の終了は寂しいものの自販機のおかげでブラック以外のコーヒーや紅茶類の選択肢が増えたことは嬉しいですね。

秋の行楽シーズン、ガイドブックでの旅のプランはお早めにどうぞ。

『東海道新幹線開業50周年公式写真集』
『世界最速「車窓案内」~東海道新幹線開業50周年記念』
『東海道新幹線50年の軌跡』
『新幹線50年史』
『せんろをまもる!ドクターイエロー』(絵本)
(引退が決まったドクターイエロー、それまでにもう一度遭遇できたらいいなぁ)