図書館だより

 

2019年02月17日(日)

 2週にわたる長い前置きとなってしまいましたが、今週こそはテーマ展示「コーナー7・9」について書きたいと思います。

まず、コーナー7「2月の本」について簡単に。毎月同じことを書いているかもしれませんが、コーナー7は皆さんに“本との出会い”を気軽に楽しんで頂ける場となることを願って作成しています。「あと1冊借りられるけど、何かないかな~」と思った方の「あと1冊」となれば有難いです。ちなみに今月は、バレンタインにちなんだ「チョコレート」の本、そのチョコレートをプレゼントするにあたってお役に立てば・・・と「ラッピング」の本、2月23日“富士山の日”にちなんだ「富士山」の本、2月9日“肉の日”にちなんだ「肉」の本などを並べています。

個人的には、今月は「雪と氷」の本がイチオシです。展示では、物理学者・中谷宇吉郎博士の “雪は天から送られた手紙である”という、私の好きな言葉をこっそり紹介させて頂きました。ふふふ。中谷博士の出身地・石川県加賀市には「中谷宇吉郎・雪の科学館」があるのですが、こちらは建築家・磯崎新氏が設計した六角形の素敵な建物です。石川県へはしょっちゅう出掛けているのですが、実はまだ行っていないので、近年中に必ず行きたいと思います。こうして色々調べていると、行きたい場所がどんどん増えてしまいますね、本当に。

 続いて、コーナー9「手と手をつなぐ。」について。今回のテーマは、数年前からずーっとやりたいなぁと温めてきたテーマです。「手と手をつなぐ」ことをポジティブに捉える温かなコーナーとなることを目指して作成しました。

 コーナー制作の舞台裏を少しだけお話すると、折しも原稿作成中に公開されていた映画「ボヘミアン・ラプソディー」、「こんな夜更けにバナナかよ」には大きなインスピレーションを受けました。他に、当館でDVDを所蔵している映画「最強のふたり」―、この作品は数年前に映画館で観たものですが、多くの考えるヒントを頂きました。また、東京都立図書館をはじめとする他図書館の「闘病記文庫(ライブラリー)」は、ブックリストを作成するにあたって参考とさせて頂きました。先週の讀賣新聞で「医療ルネサンス・図書館の力」という短期連載が掲載されていましたが、他館の取組みにはいつも頭が下がります。“下げっぱなし”では格好悪いので、図書館を利用して下さる方にとって役に立つサービスとは何か、考えていかなくてはならないと思いました。

 他にも、展示スペースに限りがあるため紹介できませんでしたが、能町みね子さんの『オカマだけどOLやってます。』を読んで、運転免許証には性別の欄がないこと、『こんな夜更けにバナナかよ』を読んで、猛特訓の末に人工呼吸器を装着して会話ができるようになった方がいること、LGBTをテーマとした絵本が数多く出版されていること等々、今回のテーマ展示を作成する途中では、多くの“気づき”を得ることができました。私は、「強い人」ではなく、「勁い人」になりたい、と思います。

 もう一点、追記を。NHK・Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」の2月1日(金)「癒やしと安らぎ!本を楽しむ」の回に、津島市出身のブックディレクター・幅允孝さんが出演されていました。番組で紹介されていたのは視覚に障害がある方が利用される神戸アイセンター・ビジョンパークのライブラリーでしたが、脳梗塞の患者さんのための専門病院・千里リハビリテーション病院のライブラリーについて触れた『つかう本』を今回のコーナーで紹介しています。ほかの幅允孝さんの本は「ふじいろ文庫」で手に取って頂くことができますので、こちらも是非ご覧下さい。

さて、今回はとても長い話になってしまいましたが、この辺りで。2月は28日しかないのです。そろそろ「3月の本」の準備に取り掛からなくては。あ、書き忘れていました。コーナー9「手と手をつなぐ。」は3月末に終了予定です。次回コーナーについても、そろそろ調べ始めなくては・・・。

 

2019年02月16日(土)

先日、太陽の塔の内部観覧に大阪まで行ってきました。
完全予約制とのことで、昨年3月に内部の一般公開がはじまった頃に調べてみたら、かなり先まで予約でいっぱい!
もう少し落ち着いた頃に観に行きたいなあと思っていたのですが、一日限定の名古屋駅発着バスツアーを友人が見つけてきてくれて、ようやく実現しました。

太陽の塔は、1970年に開催された大阪万博の時にテーマ館の一部として岡本太郎氏が制作した作品で、今も万博記念公園のシンボルとして残されています。
耐震工事の実施と合わせて、展示物の「生命の樹」、万博閉幕後に行方不明となっていた「地底の太陽」とともに復元され、何度かの限定公開を経て、今回の内部一般公開がはじまりました。

特に印象に残ったのが、「生命の樹」。
1階から吹き抜けとなっている展示部分に高さ41メートルの大きな「生命の樹」があり、樹の幹や枝に大小さまざまな292体の生物模型が取り付けられ、アメーバーなどの原生生物から爬虫類、恐竜、人類に至るまでの生命の進化の過程が表されているのですが、まずその大きさとカラフルな原色の色使いに圧倒されました。
そして、精密に作られているたくさんの模型が楽しい!
当時はエスカレーターが設置されていたそうですが、現在は軽量化を図るために階段が設置され、その階段をのぼり解説を聞きながら模型を観ることができます。
一部の模型はあえて破損部分をそのまま残してあり、模型の内部構造が見れたり、万博から現在までの年月の経過を感じることができてとても興味深かったです。

高速道路からしか眺めたことがなかった太陽の塔。
内部観覧を終えた後に外に出て、太陽の塔の足元に立ち、間近で見上げてみたら想像以上に大きくてまたまた圧倒されました。
頂部の「黄金の顔」、正面の「太陽の顔」、背面の「黒い顔」をじっくりと眺め、記念撮影をして万博記念公園を後にしました。
この日は天気が良く、青空に映える白い太陽の塔がとてもきれいで目に焼き付いています。

バスガイドさんの話によると、現在も人気が高く、土日は予約が埋まっていることが多いそうですが、平日は空いている時間帯もあって予約が取りやすくなったようです。
大阪万博に行ったことのある母は、当時、太陽の塔の内部は観てこなかったとのことなので、いつか一緒に訪れたいなあ。

『「太陽の塔」新発見! 岡本太郎は何を考えていたのか』平野 暁臣∥著 青春出版社 606.9ヒ
『太陽の塔』森見/登美彦∥著 新潮社 913.6モ
『EXPO’70パビリオン 大阪万博公式メモリアルガイド』橋爪/紳也∥監修 平凡社 606.9エ

 

2019年02月15日(金)

先週、2年と少しを共に暮らしてきたスマホとお別れをすべく、携帯会社へ行きました。

スマホの機種代金の分割払いって大体2年じゃないですか。
携帯会社はその分割払いが終わる“2年”ぐらいしか持たないようにスマホを造っているって聞きましたが、(す)のスマホは3ヶ月でガタがきました。
早い。いくらなんでも早すぎる。
それをどうにか駆使して使ってきましたが、もう限界…。

「もう買う!今日機種変更しちゃうもんね!お前とはおさらばだ!はっはっは!」と心の中で高笑いしながら携帯会社へずんずんと乗り込んでいくと
店員「うちもうシステム止めてるんでできないんですよ~」という衝撃の言葉が。
営業時間内に行ったにも関わらず、営業時間の1時間前にシステムを落としているとのこと。

え?じゃあ、このシステム落としてからの1時間は何をしているの?早番でこれじゃあ休みの日に行くしかないじゃない…。
と次の日がちょうどお休みの日だったので行くことにしたのですが、なぜかその日に限ってスマホの充電が25%から動かない。
これでは携帯会社に行く前に充電が無くなってしまう…。と泣く泣く諦め、次の日にもう別の店舗に行くことにしました。

そして次の日、別の店舗で機種変更の件と希望の機種を伝えると
店員「在庫がありません。多分人気ないんじゃないですかね~。生産もしてるかどうか」
(す)「(去年の10月後半に出た現時点の最新モデルで、お宅のオンラインショップでは人気2位の、発売してすぐにアメリカでは2ヶ月待ちになったレベルで、お宅の所のフラグシップモデルなんですけど…)別の店舗に在庫があるかとかの確認って」
店員「できません。そちらで調べてください。」
(す)「……。じゃあ別の店舗の電話番号教えてください……。」
店員「僕ネットで調べるんでお客様が調べるのと変わりませんけど」

………(す)はこの日、(心の中で)泣いて帰りました。
そして、この店舗にはもう行くまいと固く心に誓いました。
機種変更って大変だなあ…。

『わかる!スマートフォンのすべて』(神崎/洋治∥著) (694.6/コ)
『スマホで困ったときに開く本』(朝日新聞出版) (694.6/ス)

 

2019年02月14日(木)

唐突ですが、ゴリラって面白い生き物ですね。非常に興味深いです。
人間よりも何倍、何十倍と強い肉体ですが、実は臆病で繊細だとか。そして気が優しく、争いを避ける傾向にあります。これがギャップ萌えというやつですか?()

さて、本日はバレンタインデーでございますが、私は「アムール・デュ・ショコラ」に行ったことがありません。一般人のコミケと言われるほどたくさんの人が毎年タカシマヤに訪れていますが、私は人混みが本当に本当に嫌いなので、人がたくさん集まる場所にはできることなら行きたくありません。
しかし見付けてしまいました!そう、ゴンチャロフのアニマルショコラ!
名古屋港水族館の人気者、シャチのリンちゃんとのコラボ商品で、他にはカクレクマノミ、ペンギン、そしてアザラシ(!)を可愛らしくデフォルメしたチョコレートです。
シャチに対してなぜアザラシとペンギン、それにカクレクマノミが選ばれたのか分かりませんが、このチョコレート見た目がとっても可愛い!特にアザラシ!(アザラシ贔屓)
公式ホームページでも写真が見られますが、これはできることなら直接この目で見たい!……と思っても今日で終わりなんですよね……。うーん……もっと早くに知っておけばよかった……。来年こそは……。

バレンタインデーと言えばもう一つ。某ゲーム会社にキャラクター宛てにチョコレートを贈ると、ホワイトデーにそのキャラクターからお返しがくるそうです。それを知った去年の私は「来年こそは!」と思っていたのですが、面倒くさがり屋の性格が災いして(?)今年も贈れずに終わりました。来年こそは……!

来年は、来年は、ばかり言っていますけど、来年も同じことを言わないようにしたいです。(でも言ってそうな気がする)

『ゴリラが胸をたたくわけ』
『チョコレート・アンダーグラウンド』(DVDどちらも所蔵有り)
『ウソツキチョコレート』

 

2019年02月13日(水)

名古屋市科学館で開催されていた〈スイーツ展〉に行ってきました。
ちょうど月曜日までの開催だったので、こちらを先週の図書館だよりで書こうと思っていたのにもかかわらず、うっかり出掛けた順に、メリポピリターンズの話から書いてしまいました……
「先週書いてくれてたら行けたのに~」という方がいらっしゃったらすみません…orz

「なぜ科学館でスイーツ展?」と、私も友人から教えてもらったときに思いましたが、お砂糖にまつわる実物の展示(本物のサトウキビとテンサイ、精製方法等で変わるいろいろなお砂糖)などは科学館っぽかったです。

盛り盛りのスイーツデコも凄かったですが(特に「考える人」モチーフは笑ってしまいました笑)、一番見たかったのは〈Nunu’s house〉・田中智さんのミニチュアたち。
昨年、東京での個展の際に回ってきた画像を見て以来、「実物を見てみたい!」と思っていたので念願が叶いました。
手のひらサイズで精巧につくられたスイーツたち、ミニチュアサイズのキッチンスタジオやカフェワゴンもとっても可愛い! 持って帰りたい…!!
通常の展示を写真で撮ってもなかなかその小ささが伝わらないと思うのですが、最後のところでケースの下に手や指を当てて写真を撮ることができるようになっていましたよ。

1階から地下にある会場に向かって階段を降りていくにつれてあま~い香りが漂い、最後には本企画展限定のスイーツやグッズの物販コーナーもあり、最初から最後まであま~いスイーツ尽くしの楽しい企画展でした!
お菓子、ケーキをモチーフにした絵本はたくさんあり(スイーツ展会場にも図書室があって、絵本は読めるようになっていました)、スイーツをテーマにしたコーナーもいいなぁと思いました。

最後に今週も告知を。
いよいよ今週末、地域の昔ばなしをテーマにしたストーリーテリングのおはなし会が行なわれます。
「ばかされたタヌキ」ほか、津島の昔話を中心に語られます。ぜひご参加ください。

2/17(日)午後2時~ 児童室・おはなしのへやにて
地域のおはなし・ストーリーテリングのおはなし会(全4話予定)
5歳以上対象、小さなお子様は大人の方とご参加ください。

Go 

2019年02月12日(火)

私事ではございますが、咳が治まらなくて各所お騒がせしております……。
昨年末から全く咳が止まる気配がなく、(す)さんより呼吸器内科の受診を勧められて行ってみたところ「咳喘息じゃない?」という診断が下りました。
咳喘息とは慢性的に咳が続く気管支の病気。気道が狭くなり、刺激に対して過敏になって炎症や咳の発作が起こります……とのこと。アレルギーのある人に特に起こりやすいとか。
アレルギー……ですか……(頭の隅を過る花粉たち)

風邪に併発して起こることが多く、風邪をひいたあとに2~3週間以上咳が続くことがあれば、この病気の可能性があるとか。
咳喘息を放っておくと、本格的な喘息になることもある……という記述も見てしまいました。
やだ!呼吸器疾患は嫌だこわい!!:(;゚ω゚):

吸うタイプのお薬と、シロップを処方されて使ってはいるのですが、いまひとつ効いているのか実感がありません。吸うタイプのやつ、これで使い方あってるのかな?(;´・ω・)
効果が出るまではしばらくあるとのことでしたが、早く治まってほしいものです……。

『肺年齢を若くしてセキぜんそく・誤嚥性肺炎から守る』大谷義夫/監修 493.3ハ
『ウルトラ図解ぜんそく』足立満/監修 493.3ウ
『くすりをつくる研究者の仕事』京都大学大学院薬学研究科/編 499.3ク

 

2019年02月11日(月)

朝は空気が凍てついてとても寒いです。先日は東京で雪が降っていたそうで、こちらはまったく降っていないのにそういうニュースを目にすると、東京はやはり北国に入るんだなあと思います。

館内奥の展示コーナーで過去の新聞記事を紹介した掲示をしています。
年代は年代順に1979年(昭和54年)・1989年(昭和64年/平成元年)・1999年(平成11年)の3つで、中日・朝日・毎日・読売の4紙から海部・津島地方で話題になった記事を紹介しています。中でも今回は昭和から平成に入った1989年がおすすめです。

読売新聞は「昭和天皇に黙とう」と、津島高校の始業式で黙とうをささげる生徒の姿が写真付きであります。私の学校でも黙とうした記憶はあります。テレビではずっと昭和を振り返る番組ばかりで、カラーテレビなのに白黒映像が一日中流れていた記憶があります。

また、中日新聞の地元ネタでは「職場ウォッチング」という記事の中で、西柳原町にあったホームセンターの〝プラスワン〟の紹介がありました。私も子どもの頃行ったことがあります。ホームセンターというよりはディスカウントショップというイメージの方が強いですね。当時はヨシヅヤ以外で何でも売っている店は珍しかったという記憶がありますが、この店はいつの間にか無くなってしまいましたね。今ではあった場所すら思い出せません。

新聞記事は随時また更新していきますので、懐かしい記事を楽しみにしていてください。

 

2019年02月10日(日)

 ここのところ、雨の日が多いですね。気付けば立春も過ぎ、「春近し」といったところでしょうか。先日、子どもの頃から図書館に通って頂いている利用者の方から「高校、受かったよ!」と、声を掛けて頂きました。え、ちょっと前まで小学生だったよね・・・と、ビックリです。いやぁ、道理でこちらはババァとなるわけだ。ともあれ、図書館で働くことの醍醐味はこんなところにあるのかもしれません。「高校生になっても図書館へ来てね」、「うん、忙しくなるけど、息抜きにくるよー」と、子どもの頃のままの笑顔で答えてくれて、とても眩しく感じました。春はもう近くまで来ているのですね。まだまだ寒い日が続きますが、心温まる出来事でした。

 もう一つ、嬉しいご報告を。図書館玄関の企画展示「杉本健吉、津島を描く。」に、展示パネルを追加しました。一点は「下新田の藤」という作品のパネル。こちらは、市内在住の方に、画像提供を頂いたものをパネルとしたものです。そして、もう一点。こちらは、杉本美術館より画像提供頂いた「絵地図」のパネルです。

この絵地図、とっても凄いのです。少しだけ解説させて頂くと、この絵地図は2000年に95歳となった杉本画伯が少年時代を過ごした「津島」を思い起こして、絵日記に描いたものです。ちなみに画伯は生涯で200冊を越える絵日記を残しており、これらの絵日記については、『余生らくがき』『生きることは描くこと』の2冊に詳しく紹介されています。絵日記が収蔵されている書棚の写真は、圧倒的な迫力がありますので、是非本をご覧下さい(「ふじいろ文庫」にあります)。

追加展示では、津島駅が2つあることと、大正9年1月1日に発生した津島第三中学校(現在の津島高校)の大火について、ごく簡単に紹介していますが、いつもの如く展示スペースに限りがあるため、紹介できなかったことが沢山あります。「金明堂」、「まのや」、「ランカ堂」、「放牧牧舎(佐脇精牛舎を指すと思われます。可愛い牛のイラストが目印ですよ)」の書き込みを探しながらご覧頂くと、少年時代の画伯が歩いた津島を一緒に歩いているような気分になれるかと思います。それにしても、95歳の画伯の記憶力には脱帽です!観ているだけで心温まる「作品」画像をご提供頂いた杉本美術館には、改めてお礼申し上げます。有難うございました。

と、書いていたら今回もテーマ展示「コーナー7・9」について書くスペースがなくなってしまいました。それほどに画像を提供して下さったことが嬉しかったということで、ご容赦下さい。来週こそ、きちんと書きます!熱く語ります!!

 

2019年02月09日(土)

友人の誘いを受け、節分の豆まきに参加してきました。
しかもハシゴ(笑)
別件で稲沢に行く用事があったので矢合観音と、その後に津島神社へ行くというルートでした。
大人になってからは豆まきとは縁がなく、毎年津島神社の豆まきに参加しているという友人の壮絶?な豆争奪戦の話を聞いていたので、少々おののきながらも楽しみに向かいました。

まずは矢合観音へ。
境内に特設の小さな櫓が組まれ、住職さん(副住職さんだったかも)や、法被をきた市長さんなど男性5名が和紙に包まれた豆をまき、それをいただくというスタイル。
いやあ~、想像以上にすごかったです!
カラフルな和紙に包まれた豆が青空に舞ってキレイだなあ・・・と思うやいなや、豆をゲットしようとする人たちの手が四方八方から伸びてきてもみくちゃになり、かぶっていたニット帽はふっ飛び、耳につけていたアクセサリーが取れそうになり、人の爪が手の甲に当たり数カ所ひっかき傷ができるほどでした!
飛んできた豆をキャッチしようとのけぞる体勢になった前の人がそのまま倒れてきそうになり、自分もバランスを崩して倒れそうになったりとなかなかデンジャラス・・・。
今回は誰も大きな怪我をすることなく無事に済んでほっとしましたが、気をつけないと大変なことになりそう・・・。
しかし、小さなお子様連れの家族や高齢の方などが安心して楽しめるファミリーゾーンが設けられていたので、これはとてもいい工夫だなあと思いました。
かなりの数の豆をまいてくれたので、4つキャッチすることができ、帰ってからありがたくいただきました。
一日に3回豆まきが開催されたようなので、相当数の豆を用意するために豆を包む作業は大変だったろうなあ。本当にお疲れ様でした!

そして、午後からは津島神社へ。
境内に横長の大きな櫓が組まれ、厄年のお祓いを終えた男女20名ほどの方々が簡易的な羽織袴を着用してずらりと並び豆まきをするというスタイルで、豆だけでなく、お菓子もまかれていました。
矢合観音に比べて境内が広いのでよりたくさんの人が集まり、ファミリーゾーンなどはなかったのでなかなかのカオス具合でした。
だいたいは矢合観音の豆まきと同じような光景が繰り広げられたわけですが、小さな子どもさんが下に落ちる豆やお菓子をゲットしようと常にうずくまる体勢で両隣にいたため、人に押された拍子にその子どもさんにけつまずきそうになったり、踏みつけてしまいそうになって非常にこわかったです。
豆まきをする人数が多いので、矢合観音に比べると豆まきの時間はやや短かったように感じましたが、クッキーと飴を7つキャッチできました。
残念ながら袋入りの豆はゲットならずでしたが、豆と一緒にまかれたお菓子だからご利益があるよね・・・と思いながらありがたくお腹におさめました。

初めてこういった豆まきに参加してみて、少々危なげなできごともあってひるむ部分はありましたが、おおむね楽しかったです。

・帽子やアクセサリーを身に着けるのは厳禁。
・足元や周りに充分気をつけて、無理はしないこと。

次回はいつになるかわかりませんが、今回学んだことを思い出しながら、またご縁があったら参加してみたいです。

『日本人のしきたり 正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心』飯倉 晴武∥編著 青春出版社 385イ
『仏教行事歳時記 2月 節分』第一法規出版 186フ
『にほんのお福分け歳時記』 広田 千悦子∥著 主婦の友社 386.1フ

 

2019年02月08日(金)

いつぞやの(い)さんが書かれていたガチャガチャについて。
私もガチャ運はまったくありません!悲しいほどに!ひどいほどに!

どれほどかと申しますと

  1. まず欲しいものは1回で出ることはありません。5回以上は回すこと前提でお金を崩します。
  2. 被りも基本です。全種類が被ることを想定して回すと、1番被ってほしくないものが3つ出たりします。
  3. (す)は欲しいもの以外が出ても「これは2番目にほしかったものだからいいや!」と自分の心を守るため、全種類に順位を付けてから回すのですが、大体1番欲しくないものが1発で出ます。(心守れてない)
  4. 目当てのガチャが近所にない。または凄く遠い所にしかない。
  5. やりつくされてガチャガチャの中身がからっぽ。
  6. ガチャガチャ自体が撤去されている。

後半はもうガチャ運というか別の問題になってきていますね…。
もうガチャガチャに負けることがわかりきっているので、(す)はオンラインショップを利用したりしています。
制作会社さんによっては、ガチャガチャの中身を全種類1セットで通販購入できるようにしているところもあるのでそちらの方が多分、お金はかからない…。
まあ、ラインナップの半分以上を気に入った場合だけですけどね。

ちなみに、母と一緒にガチャガチャをする時は母も私同様ガチャ運がないので親子そろって惨敗します。
こういう所は似なくて良かったのに…

『日本懐かしガチャガチャ大全』(ワッキー貝山∥著) (759/ワ)

 

2019年02月07日(木)

ついにテレビボードを買いました。
今まで机の上にモニターを置いて、PS4とswitchは床に直置きでしたが、そろそろモニター周りを綺麗にしなきゃなと思って、ネットで注文しました。

この間の休みの日、さっそく届いたテレビボードの組み立てにとりかかりました。
自分で用意するものはドライバーとハンマー。ドライバーはすぐに取り出せるようになっていますが、ハンマーを探すのが面倒だったので、結局ハンマーはなしで作りました。何とかなります。
組み立て手順ですが、まずは先にボンドを穴に入れてから、その後に木ダボも入れます。ボンドは付属で付いているので、こちらで用意する必要はありません。良心的!と喜んだのもつかの間、このボンド、どれだけ強く押しても中身が出てこない……。もしかして固まってしまった……?と、ノズルを外して、先が細いつまようじを入れてみると、なんと固まっていません。押すと、ボンドが出てきます。しかしノズルを付けると、どれだけ押しても出てきません。こ、この……!(怒)と、イライラしてきましたが、ノズルを外して綿棒でボンドをすくって直接穴に塗り込むことにしました。解決。(※さいあく、ボンドなしでも組み立てられます。)
木ダボをつけたら向きを確認して、ネジで木板を固定していきます。ここまでは特に、問題なし。ある程度組み立てたところで、キャスターを付けることにしました。キャスターをつける箇所は5つ。四隅と真ん中です。しかしこれもどうも順番があったらしく、ロックがかけられるキャスター2個を上(組み立てが終わって配置する時に正面を向く方です)につけなければいけなかったようで……。キャスターを付けることだけを確認して、あとは説明書を読んでいなかったので、ロック付きのキャスターが右に偏ってしまいました。う~ん、やりなおし!
キャスターを付け直し、最後の組み立てにとりかかります。最後は天板をつけるだけ!
穴の位置に合わせて取り付けるだけですが、この時、ミシッという嫌な音がしました。何事!と音がしたところを見てみれば、柱にヒビが入っているではありませんか!ヒ、ヒエ~!と、これ以上ヒビが入らないようにヒヤヒヤしながら、何とか完成まで持っていけました。さあ、次は座椅子を組み立てるぞ~!(←まだやる)

『DIY基本テクニック百科』 592.7テ
『かっこいい部屋をつくるためのインテリアDIY』 592.7カ (神島田本)

 

2019年02月06日(水)

先週木曜日、津島のシネコンでも中継された『メリー・ポピンズ リターンズ』の前夜祭に行ってきました。
実写とアニメーションが見事に融合した映画『メリー・ポピンズ』の公開から55年。
前作から25年後のバンクス家に、メリー・ポピンズが帰ってきました。

と書いてはいますが、映画館で前作を見たのは20年以上も前の子どもの頃で、ほとんど記憶に残っていません……
印象に残っているのは、「チム・チム・チェリー」と白のロングドレス。
ですが、それも後年見て「そうそう!」と思っただけなのでは……という気もするのです……

そんなうっすらとした記憶ですが、1つだけはっきりと覚えていることがあります。
当時―おそらく春休みだったと思うのですが、妹と一緒に母に連れられ、名鉄電車に乗りました。
名古屋に出るときはバスを使うことが多かったので、電車から見る景色を珍しく思いながら乗っていましたが、栄生を出てトンネルに入ると、その少し前に起こった事件を思い出して少し怖くなってしまったのです。
泣いたり慌てたりはしませんでしたが、「もし今ここで事件が起こったら死ぬのかな?」と思ったのを今でも覚えています。

私にとっての『メリー・ポピンズ』は、そんな地下鉄の事件の記憶と母との思い出と繋がる作品です。
『メリー・ポピンズ リターンズ』は単独で見ても楽しい作品ですが、前作を踏まえて見るともっと楽しめると思います。
私も、もう一度(前夜祭は字幕だったので今度は吹替を)見に行きたいな~と思っているので、その前に前作をもう一度見てから行こう、と思います。

最後に今週も告知を。
来週末、地域の昔ばなしをテーマにしたストーリーテリングのおはなし会が行なわれます。
「ばかされたタヌキ」ほか、津島の昔話を中心に語られます。ぜひご参加ください。

『メリー・ポピンズ』(DVD)『メリー・ポピンズ』(オリジナル・サウンドトラック)
『風にのってきたメアリー・ポピンズ』 『帰ってきたメアリー・ポピンズ』 『さくら通りのメアリー・ポピンズ』ほか

2/17(日)午後2時~ 児童室・おはなしのへやにて
地域のおはなし・ストーリーテリングのおはなし会(全4話予定)
5歳以上対象、小さなお子様は大人の方とご参加ください。

Go 

2019年02月05日(火)

当館には所蔵はありませんが、Blu-rayディスクの映像商品を見かけることが増えてきましたね。
なんでも画質が綺麗だとか、容量が多いとか……?
GoはまだBlu-rayで何かを見たことがないので分かりかねますが、そんなに違うものなのでしょうか。

そんなに違いがわからないだろうしDVDで充分!と今まで過ごしてきたのですが、ついにBlu-rayに手を出す時が来てしまいました。
ライブ映像作品でDVD版もあるにはあるんですが、Blu-ray版にはマルチアングルが収録されているっていうから、つい……再生機器もないのにそっちを買ってしまいました。どうしよう見られない。

速やかに再生機器を手に入れなければならない事態になってしまったので、何がいいのかリサーチ中です。
黒物家電はすぐさま必要というものではないですし、お値段も結構するので慎重になりますね。
友人一同にはダントツでPS4を勧められるのですが、PS5で下位互換がつくという話があるので悩んでいます。Goの好きなゲーム、初代PS作品が多いんですよね。
FF7のリメイクが来たらすぐさまPS4を買うんですけど……まだ発売される気配はないですし、もうしばらく悩みます。
買ったBlu-rayは……再生機器を持ってる友人宅で見せてもらおうかな。笑

『図解ブルーレイディスク読本』548.2ス
『図解DVD読本』548.2ス

 

2019年02月04日(月)

今日は朝から風が強く、通勤途中の畑にあるペットボトルの風車はすごい勢いでカラカラ回っていました。風自体は思っていたより冷たくは無くそんなに寒くないので助かりましたが、明日はまた寒くなるそうで油断できません。

こういう時にバイクに乗ると当たり前ですけどすごく寒いです。普段着る倍の防寒対策をしないと骨の髄まで冷えきってしまい、元のコンディションに戻るまですごく時間がかかります。
以前、普段の外出程度の格好でバイクに乗った際、最初は少し肌寒く感じる程度で平気でしたが、30分ほど走った後、気が付くと足から頭まで完全に冷えきってしまい、辛くて体調を崩してしまいました。せめてこまめにコンビニ等で小休止して暖を取って行けば良かったのですが、気付いた頃にはもう遅く、家に帰るまでは寒さと痛さに耐えながらの走りでした。

この経験以降、冬に乗るバイクは装備をしっかりするようにしているのですが、この時期に薄着でバイクに乗っている人を見掛けると、あの骨の髄まで冷え切ったあの時の事が思い浮かびます。

 

2019年02月03日(日)

 今日は、愛知県知事選挙の投票日ですね。先日、所要があり清須市立図書館のホームページを開いたところ、今日2月3日(日)は図書館を投票所として使用するため、臨時休館するという告知がされていて驚きました。図書館も投票所となっているとは初めて知りましたが、投票所って色々な場所があるのですね。ちなみに私は、近所の保育園が投票所です。

実は私(って前も書いたことあるかと思いますが)毎週金曜夜にヨガに通っているのですが、お借りしているヨガの会場も投票所となっているため、投票日前の金曜日は投票所設営準備のためお休みとなってしまいます。週に一度の大切な時間が、選挙の都度消えてしまうのはツライです、本当に。今年は亥年ということで、「亥年選挙」という言葉もあるほど、12年に1度の選挙が多い年です。うーん、ヨガがお休みにならなければ別にいいのですが・・・。投票は毎回きちんと行くのですけれどね。

 さて、サッカーのアジアカップ、この図書館だよりを書いている2月1日(金)は決勝カタール戦の試合前なので、結果は分からないのですが・・・試合前日主将会見の吉田選手、格好良かったですね。ラフプレーが続出した準決勝2試合を踏まえ、決勝の対戦相手カタールに対し、「アジアの代表」としてフェアプレーで戦うことを呼び掛ける素敵な会見でした。サッカー、そしてスポーツの持つ言葉の力に試合前から感動しました。

実際の試合についても少しだけ。準決勝イラン戦は快勝でしたね。準々決勝のベトナム戦が辛勝だった(とはいえ、サッカーで一番面白いは1-0の試合というのが私の持論です)こともあり、アジア最強といわれるイランとの試合は厳しいかな?と心配していたのですが、素晴らしい内容でした。日本も強くなったものです、エヘン。決勝は2022年W杯開催国カタール戦です。サッカーファンなら誰もが同じことを思っていたでしょうが、ザッケローニ監督率いるUAEとの試合が観たかったなぁ、と思います。「勝って恩返し」してほしかったです。

 サッカーについては何時間でも語ることができるため、つい話が長くなってしまいました。というわけで、先週予告していた、コーナー9「手と手をつなぐ。」について、そして、ややフライング気味の1月30日からスタートした、コーナー7「2月の本」については、来週詳しく書きたいと思います。今回の図書館だよりで、書こうと思えば書くことも出来るのですが、「手と手をつなぐ。」については、私の個人的な「思い」みたいなものもお伝えできれば、と考えています。来週の「図書館だより」で丁寧に書きたいと思っていますので、暫しお待ち下さい。

 ・・・と、ここまでは2月1日(金)に書いてあったもの。ここからは、2月2日(土)に書いています・・・負けてしまいましたね、決勝。勝利を信じて疑っていなかったので、ガッカリです。私も含めて、準決勝イラン戦、特に後半の内容が素晴らしかったので決勝も簡単に勝てるような気になっていたことが敗因でしょうか、うーん・・・。「まだ何も手にしていない」のですから、もう一段階追い込む必要があったのでしょうね。サッカーは、やはりメンタルのスポーツです。シャクですが、サッカーの奥深さを思い知らされたように思います。それにしても、久しぶりにトロフィーを掲げる場面が観たかった!!書いていると段々と悔しさが増してきますね・・・むむむ。

 

2019年02月02日(土)

2~3週間ほど前、自宅ポストにA3サイズの紙が一枚入っていました。
なんだろうと思って手に取ると、「水道管清掃」のお知らせ。
読み進めてみたら、「清掃に伴い22時~5時まで三日間水道が使えません」とのこと。
えー!三日間も不便だなあ・・・。
まず思い浮かんだのが、お風呂とトイレ。
だいたい22時頃から家族順番にお風呂に入りはじめるので、いつもより早く入らなくてはいけません。
トイレは両親が夜中に何度か行くので、お風呂の残り湯を汲み置いて対処することに。
我が家はオール電化なので、電気料金が安くなる23時から食洗器や洗濯機を回すことが多いのですが、22時までか翌日の朝回すことにするかな・・・。
あとは、きれいな水が大量に必要になる突発的な何かが起こらなければいいなあ、と思いながら、いよいよ水道管清掃当日を迎えました。

夕飯後、いつもならテレビを見ながらコタツでのんびり過ごす時間があるのですが、すぐにお風呂を沸かしはじめ、すみやかにお風呂へGo!
なんとか家族全員お風呂に入り、22時ちょっと前にトイレをすませ、少し早いですがもう布団に入ることに。
眠くなるまで、本を読んだり、スマホでネットを見たりしながら、普段より早く眠りに就きました。
期間中はそんな毎日を過ごし、幸い突発的な何かが起こることもなく、無事に三日間を終えることができました。
22時までにトイレに行きそびれて、「あ、水使えないんだった・・・」と思った日もありましたが、予想よりはそれほど不便は感じずにすみました。
でも、それはたまたま何も起こらなかったからですもんね。
蛇口をひねればいつでも自由に清潔な水が使えることのありがたさを改めて感じました。

普段はダラダラ過ごしてしまい、ついついお風呂に入る時間が遅くなり、寝る時間も遅くなってしまうのですが、この三日間は時間を有意義に使えたような気がします。
初めての経験でしたが、生活を見直す良いきっかけになったのかも・・・。

『トコトンやさしい水道管の本』高堂 彰二∥著 日刊工業新聞社 518.1コ
『上下水道が一番わかる』長澤 靖之∥監修 技術評論社 518.1シ
『トコトンやさしい水道の本』高堂 彰二∥著 日刊工業新聞社 518.1コ

 

2019年02月01日(金)

気が付けば2/1。ちょうどお正月から一ヶ月経ったのですね。
………………なんか、早くありません??季節が過ぎるのはほんとに早いですね。
ちなみに今日はプリキュアの日です。(突然)

2004年の今日、プリキュアの第1作目が放送されたことにちなんで、去年正式に制定された、できたてほやほやの記念日です。

(す)は第1作目をリアル放送で見ていた層なので、今年で15年とは…。感慨深いです。
当時の(す)はセーラームーン大好きっ子だったので、プリキュア放送前は「セーラームーンのまねっこでしょ!」と特に期待していなかったのですがまあ、これがなんとも面白い。
まさか女の子が武器や魔法を使わずに戦うなんて!
当時は、女の子がキックやパンチといった肉弾戦で敵を倒すということが斬新だったのです。
まあ、玩具を売らないといけないので、ここぞという時は武器使っちゃってますけど。

去年は男の子プリキュアが話題になりました。
字面だけみると「なにそれ」と思われるかもしれませんが、こうなった経緯はかなり深刻で、フィギュアスケーターの男の子が、過去に痛めた左足が原因で、この大会を最後にしようと決意し会場へ行く途中、交通事故に遭い、左足の感覚が無くなるほどの重傷を負ってしまい、絶望し敵に利用されてしまうも、プリキュアたちからの応援と与えられた力によって奇跡的に変身し、最後のショーを行なうことができた。という深い背景があるのです。

ちなみに“奇跡”なので、変身はこの1回だけ。また「プリキュアになれたから足の怪我が治った!」なんてこともなく、男の子はこの後車椅子での生活となりました。
最近のアニメやドラマにありがちな、奇跡連発!問題全部解決ハッピーエンド!ではないところが大変好感を持てます。

去年の作品は特にキャッチコピーが「なんでもできる!なんでもなれる!輝く未来を抱きしめて!」
で、子育てをテーマにしていて敵が社畜だったのが現代的で良かったなあ。
まさか女児向けアニメで「帝王切開は子育ての“つまづき”じゃない」なんて台詞が出てくるとは。
このまま20周年まで突き進んで行ってほしいですね。

『こどものうた ぎゅぎゅっと!100うた』(990/コ) (CD)

 

2019年01月31日(木)

長い間乾燥肌湿疹だと思ってきましたが、自分の症状はどちらかというとアトピー性皮膚炎に近いことが分かりました。そんなに症状はひどくありませんけれど、同じところが毎日、痒くて痒くて仕方ないです。
ストレスを感じることで痒くなるのは「あるある」ですが、冬はそれに加えて乾燥しますし、お風呂で温まると体が痒くなってくるのもまた、「あるある」だと思います。しかし私は冬だけでなく、夏もかゆみに悩まされています。気温が高いと体温もあがりますし、汗もかきますからね。今まであせもだと思っていましたが(それもあながち間違いではないとは思います)、自分がアトピーだと思うと、夏でも強いかゆみが出ることに納得がいきます。

というわけで私は他人よりかゆみを感じやすく、またかゆみが強いので市販のものではなくて病院で処方されたかゆみ止めを使っています。そのかゆみ止めですが、毎年夏になると暑さからか分離?をおこして透明な液体がでてくるのですが、去年は猛暑だったにも関わらず珍しく無事でした。暑さが問題ではなくて、湿気がいけなかったんですかねえ……。
さきほども書きましたが、アトピーとはいえそんなに症状は重くないのでかゆみ止めが簡単にはなくならず、予備も含めて3つ所持していますが、その予備をどこにしまったか忘れてしまいました。帰ったら探します。

『アトピー性皮膚炎』 494.8/ハ
『Q&Aでよくわかるアレルギーのしくみ』493.1/サ

 

2019年01月30日(水)

以前ちらっと書いたお芝居「白い兎が逃げる」の観劇に行ってきました。

台風接近による中止の次は、まさかの雪がちらつく寒波の日……
三重・奈良辺りの山中、トンネルを抜けたところで外を見やると、し、白い……
少しだけハラハラしましたが、「大阪市内は降ってません」の言葉と、あまり遅延や運休にならないと評判の近鉄を信じて乗ること約2時間、無事大阪上本町の駅に到着。

この劇団さんのお芝居は毎度変わったところが舞台(会場)になっていて、これまで参加してきた会場として、木材会館、(大正・昭和の)レトロビル、こじんまりとした隠れ家風レストランがありますが、今回はなんとお寺!(の一画にあるホール)です。

また、今作の容疑者たちは劇団員で、少しだけ劇中劇として『幻坂』より「源聖寺坂」が登場します。
会場となったお寺は天王寺七坂と同じエリアにあり、もう少し過ごしやすい季節であれば源聖寺坂や生玉さんに寄りたいところでしたが、寒風吹きすさぶ中神社に寄る元気もなく、また気候が良くなった頃に集まりましょうと解散しました。

天王寺七坂についてはこちらを、と七坂巡りをしたときの図書館だよりをご紹介しようとして思い出したのですが、結局詳しいレポは書いていませんでしたね……ごめんなさい…。
「天王寺七坂」で検索していただくと観光案内のサイトなどいろいろ出てきますので、興味のある方はそちらもご覧ください。
そういえばあの年は大阪冬の陣・夏の陣から400年だったそうで、プロジェクトののぼりをたくさん見かけました。もう4年も経ってしまったのですね……(遠い目)

最後に少しだけ告知を。
来月、地域の昔ばなしをテーマにしたストーリーテリングのおはなし会が行なわれます。
「ばかされたタヌキ」ほか、津島の昔話を中心に語られます。ぜひご参加ください。

2/17(日)午後2時~ 児童室・おはなしのへやにて
地域のおはなし・ストーリーテリングのおはなし会(全4話予定)
5歳以上対象、小さなお子様は大人の方とご参加ください。

Go 

2019年01月29日(火)

先日ついに着物のお仕立てデビューをしてしまいました!
着物というか長襦袢ですが、ついに仕立ててしまいました。
前々からジャストサイズの長襦袢が欲しいと思ってはいたけれど、お仕立てって結構値が張るし……となかなか踏ん切りがつかず早何年。
しかし出会ってしまったのです、東レの「シルック」という素材に。この布がすごい、凄いんです。

まずポリエステル100%なので自宅の洗濯機で洗えます。
Go的にここは譲れないポイントです。洗えない生地って手入れが面倒なんですよね。インナーを毎回クリーニングに出せるわけでもなし……
そしてポリエステル生地は固めのものが殆どなんですが、この生地は手触りが良くて柔らかい!正絹の反物とも触り比べてみたのですが、シルックの方が柔らかかったのです!これが衝撃でした。絹の方が固い……だと……?
そのうえ、この生地はストレッチが効くのです。長い間着ているとお尻や膝あたりの生地がどうしても伸びがちですが、ストレッチ素材ということはそこの生地が元に戻る!

更にその反物を扱っているお店では、着物を仕立てた際に余った布を使って何かを作るサービス(もちろん別料金ですが)があるのです。その作れるものの中に足袋があったのが決め手でした。
Goは足が幅広甲高で靴に悩んでいる、と前にも書いたような気がしますが、もっと困っているのは足袋なのです。
足袋はきっちりと足を包む作りのため、伸びない生地だと規格外のGoの足は入らないのです……コハゼ(足袋を履くときに留める金具)のあるものなんて履けた試しがありません……
そしてストレッチ素材の足袋はあまりないので難民状態でした。
でもこの!伸びる生地で足袋が作れるなら!大丈夫な気がする!!お悩み一挙解決!

昨日仕立て上がりましたよ、との連絡を受けたので早くもワクワクしています。
取りに行くのは今週末。今から袖を通すのが楽しみです!!

『繊維の科学』 日本繊維技術士センター/編 586セ
『きものの仕立て方・頼み方』 木村幸夫/監修 593.1キ(神守分室)
『かぎ針で編む足袋ソックス&ぞうり』 594.3カ

 

2019年01月28日(月)

毎日寒いですね。館内全体が温かくなるまで時間がかかってしまい申しわけございません。
乾燥もすごいですね。今日は時おり小雨でしたが、今月に入って雨の日をさかのぼると1日ほどでした。先週は雪のちらつく日もありましたが、天気予報で乾燥に注意と呼びかけるほどですので風邪等の感染予防に心がけたいです。

雪と言えば、雪が降るとバイクは滑りやすくて危険です。
いつかは忘れましたが、バイクで名古屋から帰宅途中にちょっと小休止していた時、急な猛吹雪となり帰宅が大変になったことがありました。

道が真っ白になってしまい、少しでも通りやすい車道の轍(わだち)になっている所を通ったりしたのですが、想像以上に滑りまくり、途中から歩いたり乗ったりの繰り返しで、緊張の連続でした。
最大の難所が橋で、緩やかな傾斜なので始めは渡れると思っていましたが、雪の影響で予想以上に滑り登れず、エンジンがうなるだけで危険でした。結局路肩に寄り、押して渡ったのですがその頃には雪も更に深くなってしんどいことしんどいこと。反対車線側の自動車はスタッドレスタイヤに替えていない車で、橋を登れず大苦戦しており、後続の車の人が降りてその車を押したりで急な吹雪に道路は混沌とした状態になっていました。
その後も吹雪は続き、道を間違えたりしてホワイトアウトみたいな状態になったりしたのですが何とか帰宅できました。バイクを見るとタイヤの隙間には雪がビッシリ詰まっており、翌日にはそれが氷になって2日以上融けず固まっていました。

普段は何でもない道路や橋でこんなことになろうとは思いもよらず、自然の猛威と驚異を目の当たりにしました。

 

2019年01月27日(日)

女子テニス・大坂なおみ選手の全豪オープンの活躍に隠れてしまい、今ひとつ目立っていませんが、サッカー・アジアカップはめでたくベスト4進出が決まりました。個人的には、サウジアラビア戦でのキャプテン・吉田麻也選手の顔面ブロックに痺れました。うーん、体張ってこそのセンターバックです。素晴らしいっ!続くベトナム戦もVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定にドキドキさせられながらも無事に勝利。昔からサッカーを観ている私のような人間には、試合の流れが止まってしまうこともあり、ビミョーな気もするVARですが、VARで判定が覆るのも想定済みという選手のコメントには頼もしさも感じました。うーん、観ている私も盛り上がってきましたよ!次は、“アジア最強国”イラン戦です。ちなみにイラン代表の監督は、以前名古屋グランパスで監督をしていたカルロス・ケイロス監督。長いことサッカーファンをやっていると、こんな因縁はよくあることですが、やはり燃えますね。ふふふ。

さて、「図書館だより」に書くのは恐縮なのですが、ここのところ「とある事情」があって、非常に慌ただしく落ち着かない毎日を送っているので、今回は軽めの話を・・・最近、大好きなみうらじゅんさんがいっぱいテレビに出ていて嬉しいなぁ、というのが今回の話題です。

まずは、先日の「タモリ俱楽部『お寺の掲示板大賞・2018』」から。内容はザックリ書くと、お寺の掲示板に書かれた言葉から大賞を決めるというもの(仏教伝道協会が主催されているとか)でしたが、みうらさんのツッコミが絶妙でした。さすがです。飲み屋の説教なのか、有難い言葉なのか、確かにどちらとも解釈できそうな言葉もありますね、本当に。また、「食べないと死ぬ、食べても死ぬ」、「のぞみはありませんが、ひかりはあります」、「NOご先祖、NO LIFE」あたりは、何でしょう・・・同じような“掲示板≒POP”を担当する者として、「攻めているなぁ~」と少し尊敬してしまいました。少し、ですけど。

かわって「グレーテルのかまど~みうらじゅんのたい焼き~」の回は、「たい焼き」そのものよりも、みうらさんが「たい焼き」を熱く語る後ろに映っている本棚に並んでいる本が気になって仕方がありませんでした。ちなみに、私もみうらさんと同じく「硬めでカリっと焼いてある薄皮のたい焼き」派です。しかし、番組で作っていた“ヘンゼル特製リンゴ餡”は今ひとつかな~。やはり餡は少し塩味が効いた粒餡が一番です。

さて、ここまで長々とみうらじゅんさんの話を書いてきましたが、もうすぐ番組収録に参加した「最後の講義・みうらじゅん」のオンエアです。NHK・BS1で2月2日(土)夜22時~。BS視聴可能な方、観てくださいね。私は真ん中の辺り、前から2列目の席に座っています。私は「今はこの番組のオンエアだけが人生の楽しみ」と書いてもいいくらいに楽しみにしています。

 では、次週の「図書館だより」は1月24日(木)にスタートした、コーナー9「手と手をつなぐ」について詳しく書きたいと思っています。余裕があれば、コーナー7「2月の本」についても触れたいと思います。余裕、あるといいですが。

 

2019年01月26日(土)

(★)さんが書かれていたハ〇ピーセットのおまけの絵本、いいですよね♪
機会があれば読んでみたいです。
そして(や)さん、目当てのおまけをゲットするのに苦戦されたことがあるんですね・・・。
気持ちわかります~!
数年前にペ〇シのおまけが欲しくて大人買いしたことがありますが、普段ペプ〇を飲まないので消費するのに苦労した思い出があります。
そして、今はガチャガチャで苦戦してまして・・・。
ストラップ付きのパンダの人形(ウレタン製)のシリーズで、5種類あるうちの親子パンダの人形が欲しいのですが、まあ~出ない!
友人も協力してくれて二人で5回トライした結果、4体同じうつぶせで寝る姿のパンダが出てきました・・・( ゚Д゚)
う、うん、パンダは寝てることが多いし、これもかわいいからいいんだけどさ・・・。
4体って~!
1体は座る姿のパンダが出てきたので、そのお座りパンダの周りを4体の寝パンダが取り囲むというフォーメーションで部屋に飾っております。
これはこれでかわいい・・・・・・んだけど、やっぱり親子パンダが欲しいなあ。
目当ての親子パンダの人形は、お母さんパンダが子パンダを抱っこしている姿で、子パンダならではのピンク色の体(母パンダが舐めてお世話することにより唾液でピンク色になる)をしていて、とっても微笑ましくかわいいのです。
欲しいけどまた寝パンダが出るかもしれないし・・・と思うとなかなか踏み切れません。
ガチャガチャあるあるですかね・・・。

『日本懐かしガチャガチャ大全』 ワッキー貝山∥著 辰巳出版 759ワ
『素晴らしきインチキ・ガチャガチャの世界 コスモスよ永遠に』 ワッキー貝山∥集 池田 浩明∥著 双葉社 759ワ

 

2019年01月25日(金)

実は去年の9月に、思い切って買っちゃいました。模造刀。
はい。ついにここまできました。いやあ、4年ほど前の自分だったらありえないですね!
人生何が起こるか本当にわからないです。

といっても、完全受注生産のものを予約したという状態なので、現在絶賛制作中と思われます!
一体どの刀の模造なのかというと、前にここでも紹介しました、刀剣の中でも一番美しいと言われている「三日月宗近」……ではなく!
その「三日月宗近」を作成した「三条宗近さん」が造ったと言われている伝説上の刀「小狐丸」です。
能の演目「小鍛冶」に登場する刀で、簡単に説明しますと、帝から御剣奉納を言い渡された「三条宗近さん」は自分と一緒に刀を造ってくれる者がいないのでどうしようと困っており、稲荷明神が住まう神社に参拝に行ったところ、その帰りに「私が一緒に造りますよ」と申し出る童子が現れ、一緒に刀を造り上げました。
そしてこの謎の童子は、なんと参拝した稲荷明神の使いの霊狐だったのです!
神の使いと「三条宗近さん」の共同作業の末に出来上がった刀が「小狐丸」…という伝説です。

このように、伝説の刀なので存在はしません。(まあ、この伝説にあやかって名付けられた刀は複数存在しますが)
今回(す)が手にする模造刀の「小狐丸」は、その「三条宗近さん」流れを汲む刃物屋さんにて制作されます。
受注生産のお知らせを聞いた(す)は飛び上がりました。
これはある意味「小狐丸」が時を越えて現代に存在することになるのでは?と。(模造刀だけど)

実はこの受注生産自体は2回目なのです。が、1回目の時は受付が終了してから気付きました。
もう1回来ないかなとずーっと待っていたのです!
楽しみです( *´艸`)

『もっと知りたい刀剣』(吉原 弘道∥著) (新着)
『「技」の巨匠100人』(世界文化社) (702.1/ワ)

 

2019年01月24日(木)

以前にハ〇ピーセットのおもちゃ(人形)が欲しくてマ〇クに通い詰めた身としては、(い)さんが羨ましすぎてあごにしわができそうです。

話は変わって、自室のカーテンタッセルをかけるところに、犬のぬいぐるみリュックがぶら下げてあります。小さい頃に、買ってもらったのか、ゲームセンターの景品を取ってもらったのか、覚えがありませんが、「ドンちゃん」と名付けて可愛がっていました。ちなみに名前の由来は、某ハムスターの漫画・絵本作品をもとにしたアニメに出てくるオリジナルキャラクター(犬)です。
そんなドンちゃんですが、実は最近になってようやくその犬は「キッパー」という名前があることに気付きました。そう、ミック・インクペンの絵本のキャラクター、キッパーです。
あっ!絵本のキャラクターだったの!?と、我が家の「ドンちゃん」の顔を思い出しつつビックリ。ずっと前から使っていなかったし、ただ飾っておくのも何ですし、もう古いものだから処分しようか検討していましたが、絵本のキャラクターグッズとなると、何だか捨てるのが惜しいような気がします。

……あ、そうそう。
上に出た私のマク〇ナルド通いの件ですが、ちょこっとだけお話しますと、私は数種類あるうちの3種を3個ずつ続けて手に入れる(合計9個)というとんでもない運の悪さを披露したので、憐れんだ母がハッピ〇セットを買ってくれて、見事目当ての物を引き当ててくれました。
ちなみに何年か前、ハイ○ュウについていたおまけがほしくて普段食べないハ〇チュウを買い漁ったこともあります。その時も、目当ての物は数種類あるうちの1種。やはりというか、なんというか、あまりに目当ての物が出なくてそれを憐れんだ友人が、私がほしかったおまけを持っている人を見つけてくれて、その方に譲ってくれないかと交渉してくれました。その方が快く譲ってくれたので、その日からもうハ〇チュウを買わずに済んだのですが、このお菓子を買うだけで諭吉1枚は使ったと思います。私のくじ運?の無さは筋金入りですね。

『女の運命は服で変わる』 589.2/ミ
『運がいい人は行っている全国パワースポット御朱印帖』 175.9/ウ

 

2019年01月23日(水)

(い)さんのハッピーセットの話で思い出したのですが。
昨年から定期的に始まった本のハッピーセット、4月からの新作に『りょうりをしてはいけないなべ』『おいしいぼうし』のシゲタサヤカさんの絵本『ラッキーカレー』が登場するというのを見て、とても楽しみにしています。
なくなり次第終了なので、早めに行かなくては…!

ところで、「好きだったアプリがサービス終了した」と書いてから半年も経っていませんが、年が変わってまた2つ、サービス終了になりました……
どちらもちょうど蔵書点検もそろそろ終わり、頑張った! という頃に発表があり、脱力しかありませんでした……
短い間だったけど、楽しい思い出をありがとう……寂しい…;

…とすっきり(?)したところで、やっと割れた画面のままだったスマホを修理に出してきます!
修理や機種変更をされるときは、バックアップを忘れずにしていきましょう。

『はじめてのスマホのデータ移行』
『人生を豊かにするスマホとの付き合い方』
『Androidスマホ“便利&快適”活用術』

Go 

2019年01月22日(火)

先週の日曜に東京・浅草は浅草寺へ参拝してきました。
正月は明けましたが三連休中日だったからか結構な人出があり、この日は成人の日前日ということもあって振袖のお嬢さんもちらほら。
浅草は近くで着物のレンタルと着付けをしている店舗もあって平素から和装の方は多いのですが、やっぱり振袖を見かけるとテンションが上がります。(*’ω’*)

参拝を終え、仲見世通りが人でいっぱいだったので横の道から通りに出ようと歩いていたら、ちょっとした人だかりと威勢のいい声が。
覗いてみると、大道芸人のおじさんが『黄金バット』という紙芝居を上演中でした。
テンポのいい語り口に面白い掛け合い、創意工夫のある仕掛けが面白くて、つい足を止めて見入ってしまいました。
上演後に少しお話を聞いてみると、なんとこのおじさん(大道芸人・げんごろうさん)モンゴルまで子どもたちに紙芝居を披露しに行っているとのこと!

モンゴル民話の『スーホの白い馬』は、もともとは大人同士のお話だったもの。それが日本で子ども向けに再構築されたものが、私たちの知っている『スーホの白い馬』です。小学校の国語の教科書に載っている話がそれですね。
その子ども向けに再構築されたお話をモンゴルで上演したところワッと広まり、いわゆる「逆輸入」の状態になっているそうです。

新聞記事にもなっていました

げんごろうさんは、学校の先生からの依頼で関東圏の小学校でも『スーホの白い馬』の紙芝居を上演されているとか。
元から国語の授業は好きでしたが、こんなおじさんの紙芝居を授業で聞いたらさぞ面白かっただろうなぁ。うらやましい。

げんごろうさん写真撮影にも快く応じてくれました。

「土日にはだいたい浅草で紙芝居やってるよ」とのことなので、機会があったらまた見に行きたいな~!

『スーホの白い馬』大塚勇三/再話 赤羽末吉/画 絵本・紫
『「スーホの白い馬」の真実』ミンガド ボラグ/著 388.2ミ
『紙芝居の世界 黄金バットと紙芝居のおじさんに魅了された、あの時代。』779.8カ

2019年01月21日(月)

先日、岐阜で開催された「信長学フォーラム」という催しを観てきました。毎年織田信長をテーマに、講演やパネルディスカッション等のトークショウが行われているイベントで、今回初めて参加しました。行く前は、歴史好きが集まるささやかなイベントかなあと思っていたのですが、会場は予想以上に大きなホールで、老若男女問わず歴史大好きな人たちがビッシリ詰まって超満員でおどろきました。

メインテーマは「信長公と家臣団の城づくり」で、その中でも大学教授中井均先生の「信長の目指した城づくり」という講演はとても興味深い内容でした。
なぜ信長は小牧山城、岐阜城、安土城と山の城を設けたのか、安土城の石垣は穴太衆が関わったのか、最近発見された岐阜城の石垣からわかる信長以降の居館についてなど、信長の城造りから見える興味深いこだわり方を知ることができました。

その講演中に度々出てきた言葉で「いわくら」という単語がありました。気になったので帰宅後どういう漢字が当てはまるのか調べてみると、神の御座所という意味の「磐座」という漢字が講演の内容からして近い単語だという事が分かりました。
信長の城選びのキーワードとしてよく公演中に出てきた単語ですが、信長のカリスマ性を高めた重要なポイントでもあるらしく、歴史の豆知識がまた一つ増えた感じで良かったです。

 

2019年01月20日(日)

 一年で一番寒い季節ですね。わが家は、鉄筋コンクリート打ちっ放し、さらに吹き抜けという造りなので構造上も寒いのに、母が雪国出身のため寒さに強いので暖房をほとんど使わないため本当に寒いです。どれくらい寒いかというと・・・寒いのでわが家に来たお客さんはすぐ帰ろうとする、図書館へ出勤すると暖かく感じる・・・というくらい。私は夜寝る前には必ず本を読んでいるのですが(もう何十年もの習慣です)、布団から出している手が、すぐに冷たくなってしまい読書を中断することが多くて困っています。とはいえ、今年は今のところ風邪を引かずに過ごせているのは有難いこと。何とかこのまま元気に冬を越えたいものです。

 さて、ここのところ私の図書館だよりは殆ど“業務報告”と化していたので、今回は久しぶりに近況を書きます。先日、名古屋市博物館の「特別展・画僧 月僊」と、名古屋市美術館の「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」を観てきました。ここのところ非常に慌ただしく本当に時間がないのですが(目の調子が悪いのに眼科にも行けないくらい)、たまにはアートに触れていないと頭がおかしくなりそうだったので、近場の美術館・博物館に行くことにしたのです。

 月僊(げっせん、と読みます)、という名は私も今回の展覧会ではじめて知ったのですが、名古屋で生まれて伊勢で名を高めた浄土宗の画僧(絵を描くお坊さん)です。特筆すべきは蓄えた画料で弱者救済、今でいう社会福祉活動を行ったこと。「百盲百図」という目の見えない人が100人描かれた作品が展示されており、今回の展覧会ではこれが最も心に残りました。ここのところ、次回コーナー作成のため障がい者について色々と調べているのですが、「目の見えない人も、目の見える人も、一生懸命に道を探して生きているという点では同じだ」というメッセージが込められているように思いました。

ところで、最近私の美術鑑賞でお供となっているのが単眼鏡。名古屋に出ると「特別展・画僧 月僊」告知のポスターがあちこちに貼られていますので、睨まれているように感じるあのポスターを見かけたらお坊さんの瞳に注目して下さい。私も単眼鏡を使ってじっくり見ましたが、瞳の虹彩まで丁寧に描かれていました。意外と可愛い瞳です。また、月僊については「芸術新潮2018年12月号」でも紹介されていますので、興味のある方はこちらもご覧下さい。

 もう一つの「アルヴァ・アアルト」展についても少し。アルヴァ・アアルトについて殆ど知らなかったため、「そんなにお客さんはいないだろうなぁ」と思っていたのですが、予想外に沢山の人でした。しかも若者がいっぱい!展示を観ていくうちに、建築家、そして北欧家具を代表する名作家具「スツール60(三本脚の椅子で北欧を代表する名作家具)」でも知られるデザイナーであり、自然を活かした「人に優しい建築」は観ていると心和むものがありました。そして、どうやら若者達は建築やデザインの勉強をしている学生さんのようで、熱心に設計図を見ている姿には「学ぶ」という強い意志を感じました。最も心に残ったのは、職業柄でしょうか「ヴィープリ(ヴィボルグ)市立図書館」(戦前はフィンランド領でしたが、戦後ロシア領となっているので名前が併記されています)。2017年に撮影された現在の図書館の写真もあわせて展示されていたのですが、カウンターからの目線や書棚の位置も計算されており、「さすが!」と思いました。

ところで、名古屋市美術館といえば、津島ゆかりのイサム・ノグチの作品“魂”がありますね。美術館内ではなく、裏庭の池をのぞむ場所にポツンと少し寂しそうに立っています。資料としていつか役に立つかも・・・と思い、以前撮影したことがありますが、撮影中に誰も通りませんでした。世界的な彫刻家の作品なのに・・・。気になる方は、地下鉄東山線・伏見駅徒歩5分ほどの距離ですので、是非本物をご覧下さい。「アート」は本物を観てこそ、です。「検索」は便利ですし、「ある程度の情報」を得ることはできますが、心を動かすことはできません。少なくとも私は、自分の目で見たものだけを信じています。

さて、アジアカップはいよいよ決勝トーナメントですね。ここからが本番ですよ!良い結果が出るように、私も本番モードで応援しようと思います。

 

2019年01月19日(土)

先月の話になりますが、初めてマク〇ナルドのハッピーセットなるものを買いました。
おまけが付いてくるセットなのですが、プラレールのパンダくろしお号がおまけに入っているとの情報を聞きつけたからです。
パンダくろしお号とは、主に京都駅・新大阪駅~白浜駅・新宮駅を走るラッピングされた特急列車で、白浜にあるアドベンチャーワールドの40周年を記念して2017年の夏に誕生しました。
車体の先頭がパンダの顔になっていて、側面にはアドベンチャーワールドに暮らすパンダたちの写真、車内のドアや座席にもパンダや他の動物たちがデザインされていて、パンダ好きとしてはいつか乗ってみたいと思っていた列車なのです。
その憧れの列車のプラレールがハッピーセットのおまけにつくというので、喜び勇んでマ〇ドナルドに出向いたわけですが、このハッピーセットのおまけはいくつか種類があって、どれが当たるかはわからないのです。
何個か買わないと出ないだろうなあ・・・と覚悟をして袋を開けてみると、なんと、目当てのパンダくろしお号が入っているではありませんか!
やったーーーーー(((o(*゚▽゚*)o)))
まさか一発目で出るとは思わなかったので、めっちゃ嬉しかったです!
手のひらサイズで中が開くようになっており、座席やドアもちゃんと作られていて、おまけのクオリティとして最大限にパンダくろしお号が再現されていて素晴らしい~!
実際のパンダくろしお号は運行が不定期で、前日の18時に運行状況が発表されるため予定が立てづらく、乗車するのはなかなか難しい・・・。
いつか乗れるといいなあと願いながら、プラレールのパンダくろしお号を眺める今日この頃です。

『遊べる列車100選』 谷崎 竜∥著 イカロス出版 686.2タ
『観光列車データブック』 双葉社 536カ
『世界一のパンダファミリー 和歌山「アドベンチャーワールド」のパンダの大家族』 神戸 万知∥文・写真 講談社 K489コ