図書館だより

 

2023年09月11日(月)

先週は台風の影響のせいか急に雨が降ったり晴れたりで読めない天気でした。気温は日によっては丁度良い過ごしやすさの時間帯もありましたが、蒸し暑い時の方が多いです。

先日、電車に乗って気付いたのですが、マスクをしている人が大分減っていました。暑さのせいもあると思うのですが、電車の様な密になりやすい場所でも着けなくなってきているのですね。私個人はまだ心配に思うので、徒歩や自転車で移動する時は着けないのですが、人と接する機会の多い場所では着けています。

そのマスクですが、着けている時間が長いせいか最近鼻のてっぺんくらいの所にニキビの様なものが出来ているのに気が付きました。ちょうどその位置が鼻とマスクが擦れやすく、蒸れやすい位置で、触れるとちょっと痛いので注意しています。黒ずんだりあとが残らないかちょっと心配です。

 

2023年09月10日(日)

少しずつですが、朝晩涼しく感じられるようになりましたね。ウォーキングをしていても、虫の声がとても賑やか。毎日食べていたスイカの味が薄くなり、梨や新リンゴが美味しくなってきました。穏やかな気分で実りの秋を迎えられることを願いつつ、アイスや冷たい麺類が美味しいうちにいっぱい食べておこう!・・・とモリモリ食べている毎日です。ぷくぷくにならないように用心しなくては。

さて、今回は先延ばしにしていた、コーナー9「ひらく、ひろがる、多様性。」の話を書きます。

実は、ここ数年ほど「多様性」をテーマにしたコーナーを作成しようと思いつつ、タイミングと自分の勉強不足を言い訳に先送りしていました。しかし、SDGsの普及や、LGBT法案をめぐる動き、さらには聴覚障がい者が登場するドラマや映画のヒットもあり、「あ、今かな・・・」と思い、コーナーの制作をスタートしました。つまり、下準備はかなり以前から進めていたのです。

こちらにも書きましたが、多様性を認め合う社会は誰にとっても生きやすい社会であり、また豊かな社会でもあるという、メッセージを込めて作ったコーナーです。毎回のことながら、どの本を選ぶかで迷い、選んだ本をどのように紹介するかで迷い、何よりも今回は手に取って頂く方や、当事者である方を傷つけてしまう内容ではないかで迷い・・・と、迷い迷い迷いながら制作しました。皆さんの心に届くこと、そして誰もが尊重される社会になることを願うばかりです。

ということで、現在は11月の特別整理休館明けからスタートする予定の毎年恒例の「追悼企画」の準備を進めています。まだ9月入ったばかりだと思われるかもしれませんが、11月は蔵書点検があることと、ここ数年自分の仕事がどんどん遅くなっている気もするので、早め早めのスタートとなりました。去年は時系列で作成し、一昨年は著作のグッとくる言葉を紹介する形で作成したPOPを、今年はどうしようか・・・と相変わらず迷っています。そして、もっと迷っているのが、追悼企画の冊数だけでコーナーが成立するのかということ。うーん、これについては本集めを終えてから、じっくり考えることにします。

『わたしと小鳥とすずと』金子みすゞ/著・・・「多様性」という言葉は、英語で「ダイバーシティ」と表現されることも多く、最近流行りはじめた言葉、新しい考え方だと思われる方も多いかもしれません。しかし、「鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。」という金子みすゞの詩の一節でも表現されている、日本にも昔からある考え方かな、とも思います。2011年の東日本大震災後にテレビで繰り返し放送されていたCMで使われていた「こだまでしょうか」の「こだまでしょうか、いいえ、誰でも。」も、多様性をあらわす一節のようにも思えます。どちらの詩も現代にグッとくる作品です。

さて、日本時間の今日午前3時45分からドイツ対日本、12日(火)21時20分からトルコ対日本のサッカー日本代表戦が行われます(この「図書館だより」が出る頃にはドイツ戦は終わっていますね)。バスケもラグビーもいいけれど、サッカー日本代表へも応援をよろしくお願いします。うーん、しかしさすがにドイツ戦は時差が厳しいなぁ・・・。ここのところ、連日の配信を見続けていて酷い寝不足なので、残念ながら録画観戦となりそうです。来週の「図書館だより」は、もちろんサッカー日本代表の話を書く予定なので、楽しく書けるように頑張って応援しようっと。

 

2023年09月09日(土)

初めてライブ配信のチケットを購入してみました。
抽選に外れてチケットが取れなかった公演と、実際にライブに参加した公演の二つ購入したのですが、配信いいですね!
ライブ会場に行けなかった公演が観られるのはもちろん、実際のライブ会場では席が遠くてよく観えなかったメンバーの表情や楽器を演奏する指の動きなどがアップではっきり観ることができるし、一つ一つの楽器の音がクリアに聴こえて、「あの時こんな表情してたんだなあ」、「ギターの種類によってこんなに音色が変わるんだなあ」など、新たな発見を感じながら観ることができました。
今回購入したチケットは、解散ライブだったこともあってか、アーカイブが2週間見られるのもよかったです。
もうすでに何回もリピートしていますが、期限まであと数日あるので、最終日まで目いっぱい噛みしめながら堪能したいと思います。

『知ってるようで知らないギターおもしろ雑学事典』湯浅ジョウイチ∥著 ヤマハミュージックメディア
『バンドはじめようよ!ロック・ギター』自由現代社編集部∥編著 自由現代社

 

2023年09月08日(金)

歯科検診を受けました。長いこと診ていただいていますが、未だに口を開けている間、舌の位置が定まらなかったり、口の大きさが十分なのか分からなかったりして、落ち着きません。子どもの頃は寝ている間に終わったこともあったような。いつから舌の位置を気にするようになったのでしょう…そんなことを考えている間に、歯のお掃除が終わりました。

「新しい歯の教科書」
「どうなってるの?どうぶつの歯」

 

2023年09月07日(木)

9月に入り、まだまだ暑いですが夏も終わろうとしているので、今年の夏を振り返ってみました。
思い返せば、今年の夏は不思議なことがよく起きていたような気がするのですが、詳細は忘れてしまいました。白昼夢でも見ていたのかもしれません。
その中でも覚えているのが、知らない内に耳から血が出ていたらしいことです。
耳が痛いとか違和感もなかったので、けっこうな驚きでした。
オカルトな話になってしまいますけど、リアル“特級呪物”と呼ばれている耳が欠けた置物の動画を見たことが関係あったりなかったり?

さて、こんな話はどうでもいいのですが。
残暑が続きますが、一応秋に向かってはいる、ということで、秋は食欲の秋でもありますね。
というわけで、児童室では過去の課題図書などを撤去し、「おいしいおはなし」のコーナーに変わりました。
反対側には、ハロウィンのおはなしなども展開していますので、一度見に来てくださいね!

 

2023年09月06日(水)

画像(スクショ)でのラインナップご紹介は来週以降になりますが、先日お知らせした9月受け入れの電子図書館新着本がご利用いただけるようになっております。

今回受け入れした小説16点(ジャンルで絞り込んだ時に「児童→文学」のものも含む)のうち11点が、当館には紙の本でご用意がないものになります。
せっかくの電子図書館なので、紙で受け入れできなかった(しなかった)ものを入れられたらいいな、と思い、選んでみたものです。

ぜひご利用ください。つしま電子図書館へはこちらから→

 

2023年09月05日(火) 

病院に行ったときのみ読んでいた『マスカレードゲーム』がようやく読み終わりました!
発売したての頃に買って、もう2年は過ぎましたね。期間があくと戻ったりしたので、時間がかかりました。
次はどの本を病院のお供にしようかな?

 

2023年09月04日(月)

 9月に入りました。日が沈むのが1時間くらい早くなったような気がします。暑さは相変わらずな感じです。

9月は世界アルツハイマー月間、9月21日は世界アルツハイマーデーとなっているのをご存じでしょうか。認知症について多くの人に知ってもらうための啓蒙月間で、当館では先月24日から「認知症と介護」のコーナーを、コーナー0(本棚Xに該当します)にて開設しています。

高齢者の増加と共に認知症になる方は増加傾向にあり、関連した書籍も毎年増えてきています。また、最近では図書館だけでなく、本屋さんでも認知症に関する本を特集したコーナーを設けており『認知症世界の歩き方 実践編』といった本は注目度が高いです。
当コーナーは11月12日まで設置していますのでぜひ一度のぞいてみてください。

 

2023年09月03日(日)

奈良旅編、最終回です。

うっかり迷子になってしまったため、貴重な奈良での滞在時間をロスしてしまいましたが、「ならまち」の雑貨屋さんはひとつに絞れば行けるかな・・・というくらいの時間の余裕がありました。

もう迷子になる余裕はないので、スマホの経路案内を頼りに一番行きたかったお店「S」(「かやふきん」で有名な「N」の奈良本店)に到着。友人へのお土産の「奈良本店限定かやふきん」と自分用のお土産を選んでいると、セール品の「奈良の和紅茶クッキー」が目にとまりました。へぇー、賞味期限が迫っているので30%オフか・・・お得だなぁ。迫っているといっても、今月いっぱい大丈夫だし・・・えーい、これを「いかにも奈良っぽいお土産」にしよう!と多めに購入しました。ということで、私から「奈良の和紅茶クッキー」をお土産として手渡された皆さん、実はクッキーはセール品でした。ま、賞味期限は全然セーフでしたし、おかげで多めに買うことが出来たので、ご容赦ください。

最後の目的地は、みうらじゅんさんといとうせいこうさんのトークショーでした。会場はJR奈良駅近く。少し距離があるのでバスに乗って移動し、無事に時間前に会場へ到着しました。ネタバレになってしまうので内容は書きませんが、お2人とも最高に面白かったです。よく考えてみると、コロナ禍以降久しぶりのイベント参加でしたが、やっぱりイベントって楽しいものですねー。同じ人を好きな人が集まり、ひとつの舞台を見て、たくさんの人達と大声で笑うのは、何物にも代えがたい体験だなぁ・・・と、しみじみ思いました。

帰りはそのままJR奈良駅に移動し、家族へのお土産用に柿の葉寿司と柿のオヤツを駅前のショップで購入。そのままJR奈良駅を出発して、寄り道もせずに帰宅しました。8月13日の「図書館だより」に書いた目標のうち、「かき氷の聖地・奈良でかき氷を食べる」以外の目標はほぼ達成できたものの、もっとあちこち寄りたかったなぁ・・・と思います。でもまぁ、そんな思いを残しておいた方が、きっと近いうちにまた旅することができるはず。次は、もう少し涼しい季節に奈良をゆっくりと旅したいです。あー、暑かった!そして、慌ただしかった!!

来週こそは、コーナー9「ひらく、ひろがる、多様性。」について書こうと思っていますが、サッカーの話になるかもしれません。代表戦も近いので。

『長く使いたい暮らしの道具。 中川政七商店と考えた、100年続く日本のものづくり』・・・ということで、「N」こと中川政七商店についての本です。うーん、もう少しじっくりと「ならまち」で買い物したかったなぁ。買いたかった靴下も買えなかったし。
『私は夢中で夢をみた 奈良の雑貨とカフェの店「くるみの木」の終わらない旅』石村由起子/著・・・奈良の中心地から少し離れた場所にある雑貨屋さん「くるみの木」。こちらも、また奈良へ行くことがあれば寄りたいお店です。
『見仏記』いとうせいこう/文・みうらじゅん/え・・・記念すべき『見仏記』シリーズの第1巻。トークショーのネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、「33年後の3月3日、三十三間堂で会いましょう」の約束はこの本に書かれています。あと2年で33年後になりますね・・・。

 

2023年09月02日(土)

あっという間に8月が過ぎ去っていきました。
9月からは18時閉館に戻っておりますので、お気をつけください。
7・8月の間、たくさんのご利用ありがとうございました。

先日、約半年ぶりに上野動物園へ行ったのですが、ゴリラの赤ちゃんを夢中で眺めていたら、突然、足元から尋常じゃないレベルのかゆみが襲ってきました。
「何事?!」と驚き、慌てて見てみると、どうやら蚊に刺されたよう・・・。
ざっと数えてみたら20か所以上刺されていて、ふくらはぎから下の両脚がボコボコになっていました。
どうりで猛烈にかゆいわけだ・・・。
靴下の上からも刺されていたし、数日間刺された跡が赤く残るほど強力なパワーを持った蚊(もしかしてブヨだったのかも?)でした。
最近少し気温が和らいできたせいか、蚊が元気になってきて図書館でも刺されましたし、蚊対策せねば・・・。

『きっと誰かに教えたくなる蚊学入門』一盛 和世∥編著 緑書房
『あなたは嫌いかもしれないけど、とってもおもしろい蚊の話』三條場 千寿∥著 山と溪谷社

 

2023年08月30日(水)

とうとう明日で8月も終わりです。
19時閉館も明日まで、明後日からは18時閉館に戻りますのでご注意くださいね。

月曜日の図書館だよりで話題になっていた雷。
先日、返却本の中に写真絵本『かみなり』(武田康男/写真・監修)がありました。
気になって見てみると、雷発生のメカニズムを簡単に説明し、こんな雷(落ち方)もあるよ、という写真がいろいろ載っていたのですが、それのまぁすごいこと。
一度に三方向へ落ちていく雷、幾筋もの帯が束になってめちゃめちゃ太い稲光になったもの、落ちていくのかと思ったらふよふよっと雲の中に戻っていく雷など、「こんな雷見たことない」とか「こんな落ち方して地上は大丈夫だったのだろうか…」と気になる写真がたくさんでした。
興味のある方は手に取ってみてくださいね。

そしてお知らせができていませんでしたが、7/1に電子図書館へ新しい資料が入ってきております。
まもなくまた新しい資料の受け入れお知らせができるかと思いますのでお楽しみに。
こちらもどうぞご利用ください。つしま電子図書館へはこちらから→

また来週9/7(木)はおはなしにこにこです。
今月も親子のふれあいの時間を楽しんでいただけるよう心がけますので、どうぞご参加ください^^

 

2023年08月28日(月)

 まだまだ暑いですが今週で8月も終わりです。
先週は雷がすごかったですね。東の方角ですと、甚目寺か大治方面で黒い雲の中に毛細血管の様な細い稲光がはっきりと見え、西の多度、伊吹山方面では線香花火の火花の様な稲光が何度も光っていました。特に後者の稲光がすごく、まるでどこかの街を集中して雷が落ちて大変な事になっていないかと思えるほどでした。

 

2023年08月27日(日)

先週の続きです。

奈良国立博物館を出たところで、自分が空腹であると気づきました。当初の予定では、ここで「ならまち」のオシャレな雑貨屋さんへ向かうはずでしたが、先に柿の葉寿司のお店に向かうことにしました。あらかじめ調べておいた柿の葉寿司のお店Hは「ならまち」の近くなので、博物館から「ならまち」の方角に向かって歩いていけば、問題なく到着するはずです。幸い、ここは観光地。案内標識があちこちにあります。地図もスマホも確認せず、「ならまち」へと向かう案内標識を確認して歩きはじめました。

朝早くは空いていた奈良市街も、博物館を出た頃にはなかなかの混雑となっていました。強い陽射しの中、楽し気な外国人観光客の方と鹿、鹿、鹿・・・今振り返ると、暑さと人混みと鹿で頭がボンヤリしていたのだと思います。「ならまち」へ向かう案内標識の指示の通りに歩いても歩いても、「ならまち」に辿り着くことができません。気付けば、足元が何だかフラフラするし・・・と焦っていると、なぜか目的地とは離れた近鉄奈良駅に到着しました。

さて、どうするべきか・・・。どうやら私は今、人生初の熱中症になりかけているようです。そもそも、奈良での本来の目的はトークイベント。いつまでも迷子でいるわけにはいきません。決意新たに向かった先は、近鉄奈良駅前の商店街にある柿の葉寿司のお店T。うぅ、Tの柿の葉寿司は名古屋のデパートでも買えるんだけどなぁ・・・と思いつつも、トークイベントの開始時間も心配なので、Tで柿の葉寿司を食べることにしました。テイクアウトではない、お店で食べる柿の葉寿司はとても美味しく、セットでは物足りなかったので追加注文もして完食してしまいました。また、迷子になっていたタイムロスを考えると、別のお店でかき氷を食べる時間はなさそうなので、ここでかき氷の代わりにお店名物の柿シャーベットを頂くことにしました。こちらも爽やかで美味しかったです。

ということで、次週に続きます。そろそろ完結する予定です。

『鹿男あをによし』万城目 学/著・・・常日頃「いくらでも歩ける」と豪語しているにもかかわらず、熱中症になりかけてしまったのは、「奈良」という土地の力に負けたからかもしれません。ということで、奈良が舞台のファンタジー小説です。直木賞・本屋大賞ダブルノミネート、さらに玉木宏さん主演でドラマ化もされた有名な作品ですが、実は未読でドラマも見ていません。
『はればれ、お寿司』嵐山 光三郎・ほか/著・・・河出書房新社から出ている「おいしい文藝」シリーズの一冊。お寿司にまつわるエッセイが32篇収録されています。テイクアウトも美味しいですが、お寿司はやはりお店で頂くのが一番ですね~。
『にっぽん氷の図鑑&かき氷』原田 泉/著・・・奈良で食べたかった「ほうせき箱」のかき氷が掲載されています。うーん、迷子にならなければ・・・悔しいっ!次は、かき氷を目的に奈良を旅してみたいです。他にも、この本には津島市のイニュニックヴィレッジの「ブルーベリーヨーグルト」も掲載されていますので、気になる方は本をチェックしてみて下さいね。。

さて、先週の火曜日22日、図書館は休館日でしたが、コーナー9「ひらく、ひろがる、多様性。」をスタートしました。詳しくは、来週か再来週に書こうと思っていますが、ホームページでもご覧頂けるので、まずはこちらをどうぞ。Gさん、忙しいのに美しく仕上げて頂き、有難うございました。

 

2023年08月26日(土)

先週、札幌の円山動物園でアジアゾウのパールが出産しました。おめでとうございます!
北海道内でのゾウの赤ちゃんの誕生は初めてだそうです。
ゾウの妊娠期間は21~23か月と長く、妊娠の兆候が見られるニュースを知った時から、ドキドキ楽しみにしていました。
陣痛から1時間での安産、母子ともに無事で生まれてきてくれて、本当にうれしいです!
すぐには行けない距離ですが、いつか会いに行きたいと思います。
元気でスクスク育つように祈っています。

『ゾウが教えてくれたこと』入江 尚子∥著 化学同人
『みんなで守れ!ふくちゃんのいのち 結核にかかったボルネオゾウ』秋川 イホ∥文 フレーベル館

 

2023年08月24日(木)

雑誌『BRUTUS』の2023年9月1日号(現時点では最新号のため、貸出・予約不可です。館内で閲覧してください)は、「怖いもの見たさ。」が特集です。
タイトルから察せられるように、ホラー特集です。映画からアニメや、ゲーム、実話怪談などなど。他には、呪物や都市伝説まで乗っていて、すごく読み応えのある内容です。
そして、なんと袋とじには、実話怪談が書き下ろし。しかも今回、怪談を書き下ろしてくれた怪談師たちは、私が全員知っている人でした(有名な方たちですね!)。
雑誌1冊まるまる使ってホラー特集。ホラー好きにはたまらない。
……というわけで、図書館で読むこともできますけど、手元に置いておきたいので、個人的に買いました!
毎日ちょっとずつ、じっくり読んでいるので、まだ最後まで読み切っていません(ようやく半分ぐらい)。
残り少なくなった8月は、『BRUTUS』を読みながら過ごすことにします。

 

2023年08月23日(水)

今月初めの図書館だよりで「京極堂の新作が出る~」との話をしましたが、先日発表のあった単行本の仕様が「1キロ超え」「1000ページ超え」でした…ということはきっとノベルスも……
集中力もですが、握力も鍛えておかねばなりませんね笑

京極堂と言えば妖怪、妖怪といえば故・水木しげるさんですが、今リトルワールドにて水木しげるが描く世界の妖怪画が見られるイベント「世界の妖怪博」が開催中です。
謎解きイベントもあるので、今回も友人と一緒に参戦です笑
そんなリトルワールド、夏休みも残りわずかとなりましたが、8月中の平日は小学生まで入館無料・駐車料金も無料!
ただし、平日の開園時間は15時~、花火は土日祝のみと注意が必要ですが(土日祝も駐車料金は通常時より安い!)、一番暑い時間帯を避けて(移動時間にあてて)おでかけできるのと、アクロバットショーは平日も開催されているので意外と穴場かな、という気もします。
(そんなつもりはないのですが、回し者みたいになってしまいました…笑)

そんなわけで、あっという間に8月も残り1週間です!
皆さま読み忘れ・借り忘れはありませんか?
今月いっぱいは図書館も19時まで開館です。
来週の金曜日・9/1からは18時閉館に戻りますのでご注意くださいませ。

『世界の住まい大図鑑』(野外民族博物館リトルワールド/監修)

 

2023年08月21日(月)

明日22日(火)は図書館の休館日になりますのでご了承ください。

図書館の北側にあたる地下駐車場入り口付近にたくさんのトンボが飛んでいました。暑さは相変わらずですが、自然界ではわずかな季節の変化に気付いているようです。

先日、大須の骨董市に行こうと思って名古屋に行ったのですが1日間違えていました。その道中でパルコの横を通ると、3人組のバンドが演奏している光景を見ました。1人はドラムで2人はエレキギターを演奏していて、中でもギターを弾いている人がとても楽しそうに弾いているのが印象的でした。本当にギターを弾くことが楽しんだなという気持ちが、ほんのちょっと通りすがっただけでも伝わってくる感じで、あの暑い中で大変だなと思うよりカッコいいなと思いました。

 

2023年08月20日(日)

台風と共にお盆が過ぎ、8月も下旬となりました。8月下旬といえば欧州サッカーの開幕の季節です。日本代表キャプテン・遠藤選手のリバプール移籍が決まりましたね!プレミア好きなので、今から楽しみです。ビッグクラブへの移籍ということで、まずはポジション争いからのスタートかと思いますが、移籍を確実に成長へと繋げてきた遠藤選手なので、リバプールでも大活躍してくれることを期待しています。

さて、先週の続きを。

新幹線と近鉄特急を乗り継いで、奈良に到着したのは朝8時頃でした。早いっ!・・・と思われそうですが、この時期の東大寺・大仏殿は7時30分から拝観できると事前に調べておいたので、奈良国立博物館が開館する9時30分までにお参りをすれば、ちょうど良いかも・・・と思い、早めに自宅を出発することにしました。どうせ、私は毎日早起きですし。

結果的には、これは大当たり。8時台の東大寺周辺は人影もまばら。大仏殿で拝観している人もほんの数人という静けさでした。

「東大寺の大仏」は正式名称を「廬舎那仏(るしゃなぶつ)」といいます。聖武天皇が東大寺と廬舎那仏を建立した背景には、その直前(西暦735年~737年頃)に大流行し、当時の人口の4分の1以上の人が命を落とした「天然痘」の影響があるとされています。今から数年前のコロナ禍真っ只中の頃に、歌手のMISIAさんが歌番組で「新型コロナウイルスで亡くなられた方への祈りを込めて」とコメントし、東大寺大仏殿の前で歌を披露していたことをご記憶の方もいるかもしれません。

ということで、コロナ禍の完全な収束と家族・友人の健康を願い、「廬舎那仏(るしゃなぶつ)」に手を合わせてきました。どうか、健やかで平和な日々を過ごすことができますように。

次の目的地である奈良国立博物館には開館時間の前に到着しましたが、すでにまぁまぁの行列ができていました。しかし、入ってみるとそれほど混雑しておらず、落ち着いて鑑賞することができました。お寺で拝観する仏像と、博物館で鑑賞する仏像の大きな違いは、博物館では後ろから仏像を見ることができること。私も単眼鏡を片手に久しぶりの仏像鑑賞を堪能。ミュージアムショップでは「元気が出る仏像シリーズ」のマグネットを無事購入することができました(現在、我が家の「冷マ」として活躍しています)。

と、ここまでは順調な旅だったのですが・・・。次週、波乱(?)の展開に続きます。

・東大寺建立が題材となった作品には、澤田瞳子さんの『与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記』や、帚木蓬生さんの『国銅 上』『国銅 下』、そして津島市出身の作家・奥山景布子さんの『キサキの大仏』があります。また、児童書にも加古里子さんの『ならの大仏さま』があります。天平の世は災害や疫病の流行、飢饉が何度も繰り返しやってくる、大変な時代でした。そんな時代を生き抜いた、この時代の人達の生き方には、現代を生きる私たちにも学ぶことが多いように思います。どの作品も読みごたえのある、オススメの作品です。

夏休みもあと少しとなりましたね。★さんも書いていましたが、夏休みの思い出のひとつに図書館の本やイベントが入っていてくれると、図書館で働く一人の職員として嬉しいです。さて、間もなくコーナー9「館と園に出かけようよ。」が終了の予定です。「あー、お出掛けしたいなぁ・・・」という、私の個人的な願望から生まれたようなコーナーでしたが、多くのご利用を頂きましたことを心よりお礼申し上げます。

 

2023年08月19日(土)

先週の図書館だよりで、台風による交通機関の影響を心配していましたが、なんとか無事に行って帰って来られました!
・・・しかし、静岡の大雨で新幹線が長時間ストップし、ヒヤヒヤする場面も・・・。
前日まで終日計画運休していたこともあり、念のため早朝に出発したので、昼間の予定は少し遅れましたが、夕方の予定には間に合ったので、結果的には大丈夫で本当にほっとしました。
当日は、静岡の大雨の影響を受け、新富士駅あたりで徐行運転になったり、東京駅のホームが満線になったことにより、新横浜駅の手前で停車し、新幹線の中で1時間待機したりなど、トータルで2時間ほど遅れて目的地に辿り着けたのですが、もし後続の便に乗っていたら6時間ほど新幹線の中で待機することになってしまい、夕方の予定に間に合うかギリギリのところでした・・・。
同じ目的地に向かう方々が、SNSで「大幅に遅れてしまったけど、後半からなんとか観られた!」、「終演間際にようやく辿り着き、少しでも観られてよかった・・・!」、「会場まで必死に向かったけど間に合わなかった・・・涙」など投稿されているのを見て、自分のことのように胸が痛く、切なかったです・・・。自然には勝てないのがつらいですね・・・。
翌日の夜に新幹線で帰る予定でしたが、午前中はまだかなり遅延しており、駅構内も新幹線を待つ人々で混雑する状況をニュースで見て、「夜行バスに変更した方がいいかな・・・」と悩みましたが、午後からは徐々に遅れが短くなり、夜にはほぼ通常通りの運行に戻っていたので、帰りは定刻通りに帰宅することができました。
関連業務に携わっていた方々には感謝申し上げます。本当にお疲れ様でした。

『新幹線のすべて』「旅と鉄道」編集部∥編 山と溪谷社
『新幹線で知る日本』池 亨∥著 山と溪谷社
『トコトンやさしい新幹線技術の本』辻村 功∥著 日刊工業新聞社

 

2023年08月17日(木)

お盆も過ぎ、台風も過ぎましたが、なかなか涼しくなりませんね。
いつまで続くんでしょうか、この暑さは。

さて、夏が過ぎれば、あっという間に「秋の読書週間」の時期になります。
今年の「秋の読書週間」も楽しみにしていてくださいね!

 

2023年08月16日(水)

昨日は台風による暴風警報のため、終日臨時休館となりました。
ご不便をおかけしてすみませんでした。
本日よりまた通常通り開館しておりますので、どうぞご利用ください。

そんなこんなで、8月も半分が過ぎました。
夏休みも残すところ2週間。
今年の課題図書も、ぼちぼち貸出が落ち着いてきています。
せっかくの夏休み、最後までいろいろなことを経験してください。
その中に図書館のイベントや借りた本が入っていると嬉しいです。

『虹果て村の秘密』有栖川有栖
『七月に流れる花』『八月は冷たい城』恩田陸
『ぼくが探偵だった夏』内田康夫

 

2023年08月14日(月)

台風が近づいているようです。天気も曇り始めてこれから荒れそうな気配です。状況等により明日の当館の開館時間が変更となる可能性がありますので、予めご了承ください。

先日、携帯電話に知らない番号から数回の着信履歴がありました。その後も自分がいない時に数件の着信履歴があり、ちょっと謎で怖いなと思いました。それとちょうど同じ頃、注文していた品物がそろそろ届く頃だと思って待っていたのですが、数日経過しても一向に届く気配がありません。しびれを切らして配達会社に問い合わてみると、住所が途中までしか記載がなかったので保留中にしていたという事が分かりました。
後日、品物を受け取りに行くと、伝票の横に手書きで日付と時間が書いてある事に気づきました。もしやと思い携帯の履歴と照合してみると、ぴったりと日付と時間が一致している事が分かり、着信は配達ドライバーからのものだという事で謎が全て解けました。点と線が見事に繋がった気分でしたが、ドライバーさんには電話に出れなくて申し訳なかったなと思う次第です。

 

2023年08月13日(日)

今から1か月ほど前に、日帰りで奈良を旅してきました。

目的は、奈良国立博物館で開催されている「聖地 南山城展」のイベント「仏像大使トークショー」。みうらじゅんさんといとうせいこうさんのトークショーです。

せっかく交通費を払って奈良へ行くので、他にもいくつか目標を立ててみました。

 1.東大寺で奈良の大仏に手を合わせる。
 2.奈良国立博物館で「元気が出る仏像シリーズ」のグッズを買う。
 3.「ならまち」のオシャレな雑貨屋さんで買い物をする。
 4.お昼ご飯に「柿の葉寿司」を食べる。
 5.かき氷の聖地・奈良でかき氷を食べる。
 6.いかにも奈良っぽいお土産を買う。

買い物と食べ物に目標が集中しているような気もしますが、久しぶりの気ままな一人旅です。楽しみは多ければ多いほど良いはず。さて、どうなることやら・・・次週に続きます(たぶん4回くらい続きます)。

『奈良 鹿ものがたり』中村 文人/文・川上 悠介/写真・・・「奈良の鹿の歴史や生態、「角きり」や「鹿寄せ」などの季節ごとの行事まで詳しく紹介する「鹿愛」あふれた児童書です。もっともっと鹿について詳しく知りたい方には『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』田中 淳夫/著、もオススメ。奈良観光の思い出は、必ず鹿とセットになりますね。
『訪日外国人観光客ビジネスがよ~くわかる本』森山 敬/著・・・今回の旅では、「鹿せんべい」を鹿にあげている外国人観光客の方をたくさん見かけました。

さて、なでしこジャパン。11日(金)のスウェーデン戦、残念でしたね。何度も「惜しいっ!」場面が続き、1点返しましたが・・・スウェーデンにはアメリカに勝った勢いがあったような気がします。来年のパリ五輪予選が今秋に開催されるので、まずは出場権獲得を目指して一歩ずつ強くなってほしいと思いつつ、応援しています。うーん、それにしてもクロスバーによく当たったなぁ・・・悔しいっ!

 

2023年08月12日(土)

今日は台風の影響で、愛知は39℃まで気温が上がるそうです!
お盆で出掛ける方も多いと思いますが、熱中症には十分にお気をつけください。
私も近々お墓参りに行ったり、遠出する予定があるのですが、台風で交通に影響が出ないか心配です。
どうか無事に辿り着き、帰って来られますように・・・。

『一家に一冊!防災アイデア手帖』世界文化社
『台風防災の新常識』山村 武彦∥著 戎光祥出版
『暑さで人の死ぬ時代 いま、名古屋があぶない』大和田 道雄∥著 風媒社
『熱中症対策マニュアル』稲葉 裕∥監修 エクスナレッジ

 

2023年08月11日(金)

今日は山の日です。
山登りの思い出といえば、中学生の頃、家族で登った富士山…かなり昔のことです。
登る途中で家族が体調を崩してしまい、山頂手前の山小屋で休憩することになりました。家族はこれ以上登れないというので、そこから私一人で山頂へ向かいました。達成感はありましたが、家族を残して登ってしまった罪悪感が混じって複雑な気持ちになった記憶があります。
これから山登りの予定のある方も、体調には十分気を付けてくださいね。

「新しい登山の教科書」
「バテない登山技術」