図書館だより :き

 

2020年06月07日(日)

 津島市立図書館は、6月1日から「再開」しました。「再開」と書きましたが、ご自宅で読んで頂く資料を、館内の書架で選んで頂くための入館を「再開」した、という形の「再開」です。滞在時間は30分以内、マスクの着用、そして隣の方・前後の方とは距離を取って頂くこと等、利用者の皆さまに改めてご協力頂きますよう、お願い申し上げます。また当面は、新聞・雑誌最新号の閲覧、コピー機の利用、リクエスト等々のサービスを停止させて頂いております。ご不便をお掛け致しますが、感染症対策として皆さまのご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 さて今回は、私の近況報告もかねて少々風変わりなお話を。タイトルは『私と小鳥と鈴と』ではなく、『私と小鳥とカラスと』です。

 オチから申しますと、ここのところ私はとっても寝不足なのです。なぜか?・・・私の部屋はベランダに面しています。そして、ベランダの正面には隣家の桜の木が植えられています。桜の木には、この季節になると毎年小鳥がやって来ます。やって来る、だけではなくて毎朝鳴きます・・・4時に。大きな鳴き声で。・・・というわけで、ここのところ私は毎朝4時に小鳥のよく響く大きな鳴き声に起こされています。鳥・・・正直に言うと、好きでも嫌いでもないけれど・・・4時には起こさないでほしい・・・本当に。

 さて、そんな小鳥が全く鳴かない静かな朝があります。有難い~。そんな静かな朝は定期的に訪れます。それは、何と町内のゴミ収集日。なぜか?・・・小鳥にとって恐ろしいカラスがゴミを狙ってやって来るからです。うー、さすがカラスっ!頭良い!!

 ということは・・・「私は小鳥が怖い」→「小鳥はカラスが怖い」→「カラスは(たぶん)私が怖い」→そして「私は小鳥が怖い」・・・というループになります。カラスたちが私のことを恐れているかどうかは正直分かりませんが、じゃんけんの「グー」、「チョキ」、「パー」の関係と同じです。面白いでしょ??・・・じゃ、ないわっ!!早く小鳥たちには立派に巣立って頂き、穏やかな朝と安眠を取り戻したいものです。うぅ、今も眠い・・・。

 本当は、今日の「図書館だより」では、図書館再開にあたって図書館の思い出などを熱く語る予定でしたが、急な暑さもあって、ちょっと疲れているので・・・次回以降に!

『わたしと小鳥とすずと』金子みすゞ/作
『カラスの文化史』カンダス・サビッジ/著
『からすのパンやさん』かこさとし/絵と文

 

2020年05月31日(日)

 明日、6月1日より津島市立図書館は再開します。長い長い「臨時休館」となり、図書館利用者の皆さまには大変ご迷惑をお掛けしました。また、休館にあたっては皆さまのご理解、ご協力を頂き、有難うございました。心よりお礼申し上げます。「再開」とはなりますが、感染拡大防止のため、一部サービスを停止・縮小しております。まだまだ「いつもの図書館」からは程遠く、皆さんにはご不便をお掛けすることも多いかと思います。飛沫防止のビニールカーテン越しではありますが、30分という限られた時間を、皆さまが安全で快適に過ごすことができるよう、職員一同取り組んで参りますので、皆さまのご協力をお願い申し上げます。

 さて、告知です。コーナー9「地球を読む。」、コーナー6「読む“新型コロナウイルス”」が終了し、コーナー8「きょうの世界、あしたの本。」がスタートします。コーナータイトルを考えるヒントとなったのは、“明日世界が滅びるとしても、今日あなたはリンゴの木を植える”という、作家・開高健さんがよく色紙に書いておられた言葉と、木皿泉さんの小説『昨夜のカレー、明日のパン』の語感。どちらも私が大好きな作家さんです。ちなみに、開高さんのこの言葉の「あなた」の部分を「私」に変えたものが(ん?こちらがオリジナルかな?)、教科書でもお馴染みの宗教改革者ルターの言葉、だそうです。私には、開高さんの言葉の方に馴染みがありますが・・・。

 水色の背景に白い文字のポスターは、青空に浮かぶ白い雲をイメージして作成しました。“ステイホーム”の今年は、大好きな5月の美しい青空を見上げる機会が減ってしまったので、私の記憶に残る青空と、ぷかぷか浮かぶ白い雲を思い出してチョキチョキと手を動かしました。

 青空に雲が浮かんでいるかぎり、何とかやり過ごせるさ―。「AB型の伊勢海老」という豪華なラジオネームを持つ方のホームページでオススメされていたラジオをPCで久しぶりに聴いていたら、こんな言葉が耳に残りました。感染拡大の収束にはまだまだ時間がかかりそうですが、あしたへの希望と、人への感謝を忘れずに何とかやり過ごしたいですね。

『オーパ! 直筆原稿版』開高健/著・高橋昇/写真 こちらは、愛嬌いっぱいの開高さんの丸い文字を見ることができます。
『昨夜のカレー、明日のパン』木皿泉/著 2014年にNHKでドラマ化された際には、「うちで踊ろう」が話題の星野源さんが、主人公の亡くなった夫・一樹役で出演されていました。
『村上ラヂオ』村上春樹/文・大橋歩/画 聴いていたラジオのDJはこの方。ボーっと聴いていたので、聞き間違いだったらごめんなさい。

 

2020年05月24日(日)

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、臨時休館の期間を延長し、5月31日(日)まで臨時休館しております。図書館利用者のみなさまにはご迷惑をお掛け致しますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 先週5月16日、新型コロナウイルスの感染拡大で中断していたサッカー・ドイツリーグ「ブンデスリーガ」が再開しました。再開にあたっては50ページ以上のガイドラインをリーグが作成。週2度のPCR検査を実施し、選手入場や握手、記念写真は禁止、ボールは試合中に定期的に消毒、控え選手はマスク着用・・・といった対策のもと、無観客で試合が行われました。ヨーロッパサッカーは対応が分かれており、イギリス、イタリア、スペインなどは6月再開を目指す一方、フランス、オランダ、ベルギーなどは今シーズンは既に打ち切りました。再開したドイツでも、世論調査では半数以上の国民がリーグ再開に反対するなど、市民生活の混乱が続く状況でのリスタートには疑問の声が多いのが実情。中断明け初戦のピッチに立った元日本代表でフランクフルトの長谷部誠選手が、試合後のインタビューで、自分の抱える不安と葛藤について自分の言葉できちんと伝える姿が心に残りました。

 さて、本の紹介です。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、図書館と同じく美術館・博物館も臨時休館が続いています。私は「出勤日よりも休日の方が忙しい(おいおい!)」と普段豪語しているほど出掛けるのが大好き。なかでも、美術館・博物館目当てに一人旅に出掛けるのが私にとっては最高の贅沢です。しかし、外出の自粛と臨時休館のため、しばらくは難しい状況なので、自宅で本や図録を読んだり、テレビを観たりして美術館・博物館巡りを楽しんでいます。美術館や博物館で何となく買ったものの(重たい本を頑張って持ち帰ったわりに)、全然読まなかった図録を自宅で開く機会が来るとは思いませんでしたが・・・。

 外出する機会が思いがけなく減ったため、数ヶ月前に加入した有料放送「W」では、アート小説が人気で私も大ファンの原田マハさんが出演されている「CONTACT ART」を楽しく観ていました。全8回の放送のうち、第7回が愛知県美術館、第8回が豊田市美術館、と私にとっても馴染みの美術館が登場し、同級生にテレビ越しで再会したような懐かしい気持ちになりました。

 「早く美術館行きたい―!」と、無邪気に叫ぶことができるほど単純な話ではありませんが、アートや冒頭に書いたサッカー、そしてライブ(これも大好き!)が、どれほど私の暮らしに欠かせないものだったのか、あらためて気付かされる毎日です。

『20 CONTACTS 消えない星々との短い接触』原田 マハ/著
『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』長谷部 誠/著

 ちなみに、この図書館には所蔵していませんが、みうらじゅんさんが案内をつとめる『東海美仏散歩』もお出掛けの友です。

 

2020年05月17日(日)

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、臨時休館の期間を延長し、5月31日(日)まで臨時休館することとなりました。ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 少しずつ、しかし確実に暑い日が増えていますね。マスクを着けていると、熱中症のリスクが高くなることが話題となっています。まだ体が「暑さ」に慣れていない時期は最も熱中症の発生が多い時期なので、気を付けなくてはいけません。加えて、私は皮膚が弱いので、夏にマスクを着けていると汗疹ができるのではないか、と個人的にとても心配しています。口の周りに汗疹って・・・これは相当恥ずかしい!扇風機搭載マスク、とか発売されないでしょうかね?

 さて、本の紹介です。先週ご紹介した本は、文庫本で15ページほどの短い小説でしたが、今回ご紹介するのはとても長~い小説。宮本輝/著『流転の海』シリーズです。

 この小説、全9冊の大作です。特筆すべきは、作者が物語を綴った時間の長さでしょうか。1981(昭和56)年に連載がスタートしてから、2018(平成30)年に完結。つまり、宮本輝さんが34歳で書き始め、71歳で完結しているのです。凄いでしょう??宮本輝さんは大好きな作家さんの1人で全作品を読んでいますが、作品のボリュームは『流転の海』シリーズが一番でしょうね。外出自粛が続き、自宅で過ごす時間が増えているかと思いますが、じっくりと本に向き合うことができる貴重な時間といえるかもしれません。「まとめ読み」してみてはいかがでしょう。

 ちなみに、赤川次郎/著『杉原爽香シリーズ』も好きで、ずっと読んでいます。こちらは何と!まだまだお話が続いています。また、登場人物が読者とともに年齢を重ねる形式、つまり毎年一歳ずつ年齢を重ねているので、第1作で15歳だった爽香も、昨年出版された最新作(第32作)では46歳。私と年齢が近いこともあり、一方的に親近感を抱いています。秋のはじめ頃に書き下ろしの文庫本を購入するのは、「栗きんとん」を買うのと同じくらい我が家の秋の楽しみです。個人的には爽香の旦那さん・明男のちょっとゆるいカンジが「相変わらず」なところとかも、わりと好きです。

・『流転の海 第1部』宮本輝∥著
・『若草色のポシェット』赤川次郎∥著

 

2020年05月10日(日)

 ~津島市立図書館は現在、臨時休館中です~

 とってもお久しぶりの「図書館だより」は、臨時休館中の図書館で書いています。「臨時休館」については色々なことを思い、様々なことを考えますが、今回の「図書館だより」は最近読んだ本についてのみ書きたいと思います。

 この職業に就いていて「今さら」なのですが、「人に本を薦めるのは難しいなぁ」といつも思っています。その半面、人から本を薦められるのは、とても嬉しかったりします。まぁまぁ長い年月にわたって本を読んでいると、やはり手に取る本の「範囲」が狭くなってしまうので、視野が広がりとても助かります。さらに、これはとても良くないことですが「読んでいないのに、読んだような気になっている」本も多々あります。

 今回は、とある方にお薦め頂き、かつ「読んでいないのに、読んだような気になって」いた一冊、森鷗外『高瀬舟』ついて、ほんの少しですが書きたいと思います。

 舞台は江戸時代。弟殺しの罪を犯した下人・喜助と、護送する同心・庄兵衛について描かれる、とても短い(文庫本で15ページほど)小説です。「安楽死」がテーマとなっていることでも知られています。無駄をそぎ落とした文体が美しい短い作品なので、自分でも文庫本を購入して繰り返し読んでいます。最近、再読していて気になったのが、「わたしが小さい時に二親が時疫でなくなりまして、弟と二人あとに残りました」と話していたこと。この作品も「時疫」が生んだ悲劇を描いていると考えさせられました。

 「今読まれるべき小説」なのかもしれない、と思います。気になった方はとても短い話ですので、本編を読むことをオススメします。

『山椒大夫・高瀬舟 他四編』 森鷗外/作

 

2020年04月05日(日)

 久しぶりの「図書館だより」です。新型コロナウィルスの感染拡大が続いており、正直に申し上げると・・・とても心細い気持ちで毎日を過ごしています。とある事情のため、週半ばに消火器を持って図書館内を全力疾走していたので、そうは見えないかもしれませんが・・・やはり不安いっぱいです。

 さて、津島市立図書館は4月1日(水)より貸出・返却・予約に限定した一部のサービスを再開しました。ただし、新聞・雑誌最新号の閲覧、学習室や「おはなしのへや」の利用・AV資料の館内視聴などは停止しています。利用者の皆さんには大変なご不便をお掛け致しますが、皆さんの「安全」を第一として図書館を開館しています。配慮や言葉が足らず、ご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、「安全」のためです。利用者の皆さんのご協力頂きますよう、心よりお願い申し上げます。

 iPS細胞の研究で知られる山中伸弥先生のホームページ「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」に書かれていた言葉ですが、「桜は来年も帰ってきます。人の命は帰ってきません」。この言葉を心に留め、慎重な行動を心掛けましょう。新型コロナウイルスは、子どもの頃から笑いを届けてくれた喜劇王をあっという間に奪っていった恐ろしい存在です。私たち一人一人が、身近に新型コロナウイルスが存在する可能性があることを自覚して行動しなくてはならないと思います。

 最後に少しだけ告知を。コーナー9「地球を読む。」の一部を使った小さなスペースではありますが、コーナー6にて「緊急特集・読む『新型コロナウィルス』~正しく向き合うために~」と題した特集コーナーを設置しました。毎日新聞3月18日の特集記事「対応分かれる図書館」に掲載されていた安城市図書情報館が設置している感染症に関するコーナーの紹介記事にあった「図書館には市民に正確な情報を提供する『使命』がある」という一節に刺激を受けて、気合いを入れて特集コーナーを作成しました。感染症やウィルスにまつわる本(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の委員となっている先生の著作も少しだけ)や正しい情報収集に役立つ本、話題となっているカミュの『ペスト』をはじめとする「見えない敵」と戦う主人公が活躍する小説もご紹介しています。是非とも手に取って頂ければ、と思います。

『パンデミックとたたかう』押谷仁/著 ・瀬名秀明/著
『火定』澤田瞳子/著
『志村流 金・ビジネス・人生の成功哲学』志村けん/著

 

2020年03月01日(日)

 図書館HP、及び館内でも掲示にてお知らせしておりますが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、津島市立図書館及び神守分室で開催される「おはなし会」などのイベントが当面中止となることが決定致しました。この「図書館だより」を書いている時点(2月29日午後時点)では、このお知らせが最新のものとなりますが、今後につきましても決定次第、図書館HP及び館内掲示にてお知らせする予定です。ご不便をお掛け致しますが、宜しくお願い申し上げます。

 さて、今日から早いもので3月です。つい最近、2020年が始まったばかりのような気もするのですが・・・。ともあれ、先週木曜日の2月27日にコーナー7は「3月の本」となりました。

 「3月の本」では、ベートーヴェンの命日(「楽聖忌」といいます。格好良い呼び方ですよね~)にちなんだ「ベートーヴェンの本」や、3月14日「ホワイトデー」にちなんだ「白の本」、「み(3)や(8)げ」の語呂合わせで3月8日「土産の日」にちなんだ「お土産の本」などを紹介しています。ちなみに「お土産の本」で紹介した『全国もなかぼん』には、天王祭の巻藁船をかたどった津島のお菓子屋さんの最中も登場しています。こちらの最中、なかなかの再現性の高さ!気になる方は本をチェックしてみて下さいね。

 また「3月」といえば、私たちが忘れてはならない日「東日本大震災の本」も紹介しています。東日本大震災から9年を迎える今年の3月、残念ながら日本は再び大きな危機と直面しています。安全を第一に、落ち着いて行動を取ることができるよう私自身も心掛けたいと思っています。早く「日常」が戻ってきてほしいですね、本当に。

 あと、「3月の本」をもちまして、私(き)がコーナー7「〇月の本」を担当するのは最後となります。「コーナー7との別れは寂しい?」と問われれば・・・えーっと、全くそのような気持ちは湧かず、「やりきった感」でいっぱいです。2017年のスタートからほぼ3年。毎月毎月毎月・・・試行錯誤しながら、自分なりに最善を尽くしてきた、と自負しております・・・と書くと、何だか物凄く堅くなってしまいますが、私は毎月コーナー作りがとても楽しかったです。お給料を頂いて、楽しんでいた自分は幸せ者だった、と心から思います。かの名選手の言葉を借りれば「後悔などあろうはずがありません」もしくは、かの名ランナーの言葉を借りれば「とっても楽しい42.195キロでした!」といったところ。「楽しい」と思っている内に「さよなら」することができて、とても晴れ晴れとした気分です。それもこれも全て、コーナー7の本を手に取って下さった図書館利用者の皆さんのおかげです。長らくのご愛顧有難うございました。心よりお礼申し上げます。

 あ、私は引退しますが、コーナー7「〇月の本」はこれからも続きますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。これからはコーナー8・9で面白いことをしてやろう、とアイデアを練っていますので、気長にお待ち下さい。そうそう、「3月の本」では「卒業の本」も紹介していました。私には子はおりませんが、高知県出身で私の心の師・西原理恵子さんと元気なお母さんたちが書かれた『卒母のススメ』が、コーナー7を「卒業」する現在の私の心情に一番近いかな(笑)?

 

2020年02月23日(日)

 ここのところ、テレビを点けても、知人と話していても「新型コロナウィルス感染拡大」の話題となります。目の前に立つ人、隣に座っている人、さらには後ろで話している人を疑いつつ毎日過ごしているようで、息苦しさを感じるとともに、何だかやりきれないなぁ・・・と思っています。正しい知識と最新の情報を学び、きちんと予防するように心掛けたいと思いつつ、一日も早い収束を願っています。また、自身の命を懸けて治療と対応にあたっておられる方々の健康と、新型コロナウィルスに感染された方々の回復を心よりお祈り申し上げます。中国加油!そして頑張ろう、日本!!苦しい時こそ、アジア、そして世界で力を合わせて乗り越えましょう。

 さて現在、愛知県美術館で「コートールド美術館展・魅惑の印象派」、そして名古屋市美術館で「没後90年記念・岸田劉生展」が開催されています。つまり、(正直珍しいことですが・・・)名古屋にいながらにして、たくさんの「良い絵」を生で観ることができるチャンスです!というわけで、今から1ヵ月以上前になりますが、私も美術館へ出掛けて、じっくり鑑賞してきました。

 愛知県美術館の「コートールド美術館展」は、ポスターやチラシでもお馴染みのマネの「フォリー=ベルジェールのバー」が、やはり素晴らしかったです。観れば観るほど不思議な気持ちになるバーメイドの表情は、やはり生でご覧になられることをオススメします。他には、モネの「アンティーブ」や「花束」、セザンヌの「カード遊びをする人々」、ルノアールの「桟敷席」、ゴーガンの「ネヴァーモア」などが心に残りました、って、べ、ベタだなぁ、私。

 名古屋市美術館の「岸田劉生展」は2月16日までの限定公開だった重要文化財、というよりも教科書でお馴染みのちょっぴり怖い「麗子微笑」に間に合うように出掛けてきました。ただ、一番観たかった「道路と土手と塀(切通之写生)」が名古屋展には来ておらず、とっても残念でした・・・。ま、「麗子微笑」以外にも麗子像はたくさん展示されていましたし、肖像画(友人に「劉生の首狩り」と言われたほど!)もたくさん観ることができて面白かったんですけどね。

 「岸田劉生展」は3月1日まで、「コートールド美術館展」は3月15日までとなっており、どちらも間もなく終了です。気になる方は、お早めに!・・・ですが、健康と安全を第一に、しばらくは無理せず行動しましょう。私も今週末は名古屋へ遊びに行く予定を泣く泣くキャンセルしました。うーん、徳川美術館での「凛九」の展示を本当に観たかったのですが、またの「ご縁」を待つことにします!!奥山先生、すいませんっっ。うぅ。

・『マネへの招待』朝日新聞出版/編
・『もっと知りたい岸田劉生 生涯と作品』蔵屋美香/著
・『てしごと おんな職人日乗 時代小説アンソロジー』 奥山景布子ほか/著

 

2020年02月16日(日)

 変わりやすい天気が続いていますね。朝は晴れていたのに、ふと気付けば雲が広がっていたりして、洗濯のチャンスをつかむのが難しい毎日です。寒暖差も激しく、先週の寒い日には愛用のヘアオイルが冷えて固まってしまいました。さすが自然素材!・・・暖かくなったら、またすぐに元通りになりましたが、冷えると固まってしまうものとは知らなかったなぁ~。

 さて、先週日曜日2月9日の夜、母が観ていた大河ドラマ「麒麟がくる」をお風呂上りに隣でボーっと観ていたら、ドラマのエンディング「麒麟がくる紀行」で津島湊跡と津島神社が紹介され、ビックリしました。

 NHKのHPでざっくり確認すると、第4回は「尾張潜入指令」というタイトル。放送を観ていないのでよく分かりませんが、主人公・明智光秀と仲間たち(なのかな?)が織田信秀の病状を探るため尾張の古渡城に潜入する、という内容だったようです。ふむふむ・・・。残念ながら、ドラマ本編では津島は登場しなかったみたいですね。

 「麒麟がくる紀行」のナレーションでも語られていましたが、織田家は商業都市・津島を掌握したことによって躍進を遂げており、津島神社を氏神と仰いだと伝わっているので、「麒麟がくる」で津島が紹介されても当然なのかもしれませんね。現在放送中の「サザエさん」のオープニングでも天王川公園が登場していますが、子どもの頃からよく知っている風景が突然テレビに映ると、驚くと同時に嬉しくなります。

 同じ回の「麒麟がくる紀行」では、名古屋市内の古渡城跡(東別院)と下茶屋公園も紹介されていましたが、たまたま先月に東別院をお参りしたばかりで、かつその辺りを散歩した途中で下茶屋公園にも立ち寄っていたので、こちらの偶然にも驚きました。私が立ち寄った日の下茶屋公園は、犬の散歩をする人にすれ違ったくらいで人影はまばら。そして、大変に由緒ある池の水はキレイではありませんでした!地下鉄・東別院駅からほど近く、大きなスタバとメーテレに挟まれた好立地の公園なのになぁ・・・と名古屋市民でもありませんが、少し残念な気持ちになりました。

 そういえば、14日金曜日の夕方に放送されたNHK「まるっと!」では「あかだくつわ」が紹介されていましたね。「あかだくつわ」は津島市民にとっては学校給食にも登場するソウルフードですが、今回の番組で紹介されていた”お酒によく合う”という「燻製あかだくつわ」は残念ながらまだ食べたことがないので、いつかお酒を飲みがてら食べてみたいなぁ~、と思いました。

るるぶ麒麟がくる NHK大河ドラマスペシャル
明智光秀ゆかりの地を歩く
天下人の父・織田信秀 信長は何を学び、受け継いだのか

 

2020年02月09日(日)

 先週木曜日、2月6日にコーナー9「地球を読む。」がスタートしました。「さよなら、2019。」に「さよなら」する日がついに来た、ということです(このネタずっと温めていました!)。毎年恒例となっている一年の振り返り企画でしたが、多くのご利用を頂き有難うございました。

 新しくスタートしたコーナー9「地球を読む。」は地球環境問題をメインテーマとしつつも、私たちと同じく地球に住む仲間=生きものや植物についての本、それらが題材となっている小説を並べています。また、私の大好きな牧野富太郎先生(高知県の牧野植物園にも行ったくらいファンです)の『牧野富太郎 なぜ花は匂うか』や、バージニア・リー・バートンの絵本『せいめいのれきし』、テレビ番組「プロフェッショナル仕事の流儀」、「情熱大陸」にも出演した獣医師・齊藤慶輔さんの『野生の猛禽を診る 獣医師・齊藤慶輔の365日』などを紹介させて頂きました。

 実は、コーナーを作成するにあたっては「年間計画」などは全く立てておらず、そろそろ考えなくては・・・という時期に集中して取り組み、一気に完成させています。今回は記録的な暖冬が続いていることがコーナー作成のきっかけとなりました。紹介文にも書いたのですが、暖冬は「ラク」だけど何か「ヘン」じゃないか?・・・という個人的な違和感、オーストラリアの山火事、17歳の環境活動家グレタさんの訴え、今年のグラミー賞を制覇した18歳の歌手ビリー・アイリッシュの曲「All the good girls go to hell」等々も考えるヒントとなりました・・・と書くとなかなか格好良いのですが、私も小説中心に本を読んでいる人間なので、知識ゼロからのスタート。いつもながら大慌てのコーナー作成でした。

 今回はもう一つ、狙いというか、裏テーマがありまして・・・それはズバリ「4類(背ラベル400番台の本)をもっと読んでほしい!!」というもの。新刊書の棚を外れて一般書の棚に並んでしまうと、なかなか手に取って頂けない4類ですが、大型書店では平台に並んでいる本も沢山あり、「もったいないなぁ~」と普段から感じていたのです。というわけで、コーナーの棚で目立つように紹介してみました。気軽に手に取って頂ければ、とても嬉しいです。

 さて、ほんの数日前の2月4日の朝日新聞朝刊に「図書館でレジ袋問題を考えた」という中学生の投書が掲載されていました。「考えてみれば、図書館の利用者はレジ袋を使わずに本を持ち帰る。それができているのだから、買い物の時も使わなくて済むのではないか。」という投書・・・何だか感激してしまいました。この頃は自分よりもはるかに若い世代に教えられることが沢山あり、それがとても嬉しく感じられます。歳取ったなぁ、私。

 長くなりましたが、最後に私がはるか昔に知人から頂いた本レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』(この図書館では所蔵していなかったため紹介できなかったのですが・・・)から一節を紹介して、今回の「図書館だより」は終わりとします。知人がどんな思いでこの本をくれたのかは今となっては分かりませんが、レイチェル・カーソンがこの本の中で語っている“「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない”という言葉は、私にとって大切な言葉となりました。気付けば2週連続でコーナー告知の「図書館だより」となってしまったので、次回はもっと軽めに近況を書こうかな、と思っています。

 -地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力を保ち続けることができるでしょう。

 

2020年02月02日(日)

 早くも2月となりましたね。昔、高知県出身の父が「1月は“去(い)ぬる”、2月は“逃げる”、3月は“去る”だから、年度末の3ヶ月は早いんだぞ。」とよく言っていたことを、幕末の土佐が舞台となっている小説を読んでいたら思い出しました。この小説、500ページを越える長編。しかも新刊では珍しい二段組のため、なかなか読み終わりません。速読は得意なのですが・・・。ちなみに、“去ぬる”は土佐弁で「帰る」という意味です。

 ま、それはともかく、先週金曜日の1月31日にコーナー7は「2月の本」となりました。「2月の本」では、2月20日「歌舞伎の日」にちなんだ歌舞伎の本、2月14日「バレンタインデー」にちなんだチョコレートの本や「226事件」の本などを紹介しています。個々の内容については、ホームページ内の「コーナー展示」をご覧頂ければ、と思います。

 今月、特に力を入れたのは2月22日「ネコの日」にちなんだ猫の本です。ご記憶の方もおられるかもしれませんが、2017年12月に「イヌ×ネコ 七番勝負!」というタイトルのコーナーを作成し、猫の本については紹介しつくしたこともあり、これまで猫ネタは避けていたのですが、そろそろいいんじゃないか・・・と思い、特集してみました。というわけで、今回は2018年以降に出版されたものを中心に(と書きつつも、思い入れのある小説はやはり紹介してしまいますが)本を紹介しています。猫派、犬派、問わずに多くの皆さんに楽しんで頂ければとても嬉しいです。

 そういえば、わが家で飼っていた猫がほぼ二十年(!)という天寿を全うしたのが数年前の大寒の日でした。「2月の本」の原稿はちょうど大寒の頃に書いていたので、少しは「うちの猫(こ)」の供養にもなったかな??今日は2月2日、ニャンニャンなのでちょっとだけ猫の日ですね。

 

2020年01月26日(日)

 しばらく書いていませんでしたが、久しぶりに私のライフワーク、つまりサッカーの話を。

 現在、タイでは「U-23アジア選手権」が開催されています。この大会は、東京オリンピックのアジア予選も兼ねており、上位3チームに入るとオリンピックの出場権を獲得できる大会です(ちなみに日本はオリンピック開催国なので、この大会の結果に関係なくオリンピックに出場できます)。この「図書館だより」を書いている時点(1月24日の金曜)では、準決勝に勝利した韓国とサウジアラビアのオリンピック出場が決定。残り1枠をオーストラリア対ウズベキスタンの組み合わせとなった3位決定戦で争う、という展開になっています。

 この大会、残念ながら日本は1勝もできず、グループリーグ最下位で早々に帰国することになってしまいました。「残念」どころではないわっ!後ろから蹴ったろか!!(←バックチャージは悪質な反則。レッドカード、一発退場の可能性もあります)、というのが正直な感想。ふぅー、サッカーのこととなると本音が出てしまい、つい口が悪くなりますね。

 東京オリンピックで金メダルを獲得するという目標は私だけのものなのか、チームで共有しているものなのか-。昨年11月に2-0で敗れたコロンビア戦後のロッカーで、森保監督が選手たちに投げかけた言葉です。数多の選手が夢見ても叶わない「自国開催のオリンピックに出場する」という名誉、選手達は分かっているのかなぁ―。海外組、オーバーエイジ枠の議論もありますが、今大会での「伝わってこない」プレーの連続にガッカリさせられました。ま、それだけ期待しているということなのですが・・・。

 あ、サッカーといえば、先日放送されたテレビ東京系「FOOT×BRAIN」の特集「Jリーグをつかおう!」は、とても勉強になりました。米田さんのアイデア、素晴らしかったです。図書館も、もっと「つかわれる」存在にならなくては・・・と強く思いました。

『おれ、バルサに入る! 夢を追いかけるサッカー・キッズの育て方』久保建史・著
『サッカー「戦後70年史」 1945-2015』ベースボール・マガジン社

 

2020年01月19日(日)

 
 先週の金曜日1月17日、阪神淡路大震災から25年を迎えました。25年、つまり四半世紀という歳月が経ち、「阪神淡路大震災」を知らない世代の方も当然ながら多くなりました。

 私の世代にとって、阪神淡路大震災が発生した「1995年」は、阪神淡路大震災の後にオウム真理教による地下鉄サリン事件が発生したほか、金融機関の破綻も相次いだ忘れられない一年です。暖冬の今年とは違い、この年の1月17日はとても寒い朝でした。

 今年の1月17日は、25年という節目にあたる年だったこともあり、例年より報道が多かったように思います。25年前、かつて体験したことのない混乱の中で「困っている人のために何かできることはないだろうか?」と考え続けた日々のこと、「ボランティア」という言葉がぎこちなく使われ始めたあの頃のことを思い出します。ギリギリ10代だった私は、大人でも子どもでもない年齢で、何もできずただ呆然としている一人の若者でした。

 その後の25年の間には、東日本大震災をはじめ多くの災害が発生しました。大きな災害が発生するたびに「人の役に立つこと」について考えさせられます。来年、2021年は東日本大震災から10年を迎えます。「悲しみ」からも学ぶことができるのが人だとしたら、私は何を学ぶことができるのだろうか、そしてそれを活かすことができるのだろうか、この頃はそんなことをよく考えます。

 結局、人を助けることができるのは人だけ-。1月17日朝刊の阪神淡路大震災の特集記事に書いてあった言葉が心に残りました。突然、明日を断たれた6434人の方々のご冥福を、あらためて心よりお祈り申し上げます。

『翔ぶ少女』原田マハ/著
『絶唱』湊かなえ/著

 

2020年01月12日(日)

 のっけからネタバレで恐縮なのですが、先週1月5日(日)の私の「図書館だより」は実は昨年末に書いておいたもの。明日は早くも「成人の日」なのですが、年末年始については何も書いてなかったので、ざっと振り返ってみることにします。

 昨年12月21日の「図書館だより」にも書いた年末の「108回の太陽礼拝」イベント、めでたく初参加できました。筋肉痛を心配していましたが・・・しっかり筋肉痛になりました!予想外だったのが、何と暑さ。久しぶり、どころではなく、中学の剣道部以来の「目に汗が入る」体験をしました。とはいえ、黙々と「太陽礼拝」を1時間ほどすると、頭がスッキリ!!2019年の「厄落とし」になったかなぁ、と思います。貴重な機会を与えて下さった先生とヨガ友さん達に感謝×2です。

 年末はもう一つ、楽しいことがありました。ここ数年、仕事納めの翌日は母と一泊旅行に出掛けているのですが、今年は蒲郡へ行ってきました。私としてはもっと遠方へ出掛けたいのですが、母からの条件が①電車で行ける範囲、しかも出来れば特急には乗りたくない②食事が美味しい③少しだけ観光ができる、というモノ。毎年どこへ行くべきか、まぁまぁ悩みます・・・。今年はM鉄2DAYフリー切符と宿泊がセットになった「でんしゃ旅」プランの中から選んでみましたが、お値打ちでなかなか良かったです。

 せっかくの2DAYフリー切符なので、一日目は少し(どころではなく、だいぶ)足をのばして豊川稲荷をお詣りし、ランチに稲荷寿司を食べてきました。愛知県民なのに、実ははじめての豊川稲荷でしたが、想像していたよりもとても広くて、「霊狐塚」や「千本幟」がステキだったので珍しくたくさん写真を撮ってしまいました。蒲郡でも、竹島八百富神社をお詣りできたので、期せずして「年末パワスポ巡り旅」となりました。

 2日目は念願の竹島水族館へ行ってきました(「でんしゃ旅」プランで水族館入場券がセットになっていました!入館料500円とはいえラッキー♪)。水族館近くのクラッシックホテルに宿泊したので開館前に到着していたのですが、ものすごい行列ができていて驚きました。何とか入館したものの、人垣が出来ていて水槽がなかなか覗けないほどのお客さん!

 テレビや新聞でもよく取り上げられているので、ご存知の方も多いかと思いますが、15分もあれば一周できる小さな水族館にもかかわらず、スタッフ手書きの解説POPが面白い、とここ数年大人気となっている竹島水族館。実際に展示を観てみると、ゆるいイラストと愛情、時には自虐もたっぷりの解説は読み応えがあって、とても面白かったです。「来館された方に“愛する生き物”を少しでも知ってもらいたい!」という水族館スタッフの情熱が伝わり、図書館員である私たちも学ばなくてはならないなぁ、と思いました。

 旅の記念に「カ〇ダイの〇ッピーラムネ」と竹島水族館がコラボしたクリアファイルと、知人へのお土産に水族館オリジナルのオオグソクムシがデザインされたスケッチブックが購入できて、ホクホクでした。ちょっと生臭くて想像以上に大きかったカピバラの姿も含め、忘れられない旅の思い出となりました。あー、また旅に出たい!!

 と、ここまでが年末。年始は長編小説を読んだり、調べものをしたり、頼まれていたのになかなかやらずに放っておいて年を越してしまった「宿題」を片付けたり、歩いたり、泳いだり、テレビを観たりして過ごしました。2020年、早くも10日が経ちましたね。うーん、ビックリするほど仕事が進んでいないので、そろそろ気合い入れなくては!もうお正月気分ではいられませんね・・・。

『へんなおさかな 竹島水族館の「魚歴書」』
『竹島水族館の本』

 

2020年01月05日(日)

 明けましておめでとうございます。冒頭から去年の話となってしまいますが、昨年末の12月26日にコーナー7は「1月の本」となりました。12月29日の年末年始休館スタートまでは2日あったのですが、私の出勤日の都合で少し早いコーナー替えとなりました。

 「1月の本」では、1月4日「石の日」や、1月8日「勝負事の日(“一か八か”が記念日の由来となっています)」にちなんだ本、1月放送スタートのNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に関連した「明智光秀の本」、昭和天皇が崩御されたのが1月7日にあたることから「昭和の本」などを紹介しています。「令和」の時代に「昭和」?・・・と思われるかもしれませんが、時を自由に旅することができるのが本の良いところ。懐かしい時代へタイムスリップしてみませんか?

 今月、個人的に気に入っているのは「温まる本」です。「大寒」(今年は1月20日です)にちなんで今月取り上げてみたのですが、ゆるいお題を付けると幅広く本を探すことができて、なかなか楽しいのです。「温まるもの」って何?・・・うーん、スープ、温泉、しょうが、セーター、グラタン、ストーブ・・・と、連想ゲームのごとく浮かぶものにちなんだ本を探してみました。楽しんで頂き、かつ温まって頂ければとても嬉しいです。

 さて、2020年がスタートしましたねー。今年の楽しみは、やはり東京オリンピック。「ついに来たよ~、2020!」という気分です。先月発表された聖火リレーのルート詳細を見てみると、(残念ながら津島市は通りませんが)私のルーツである高知県土佐清水市と石川県白山市が聖火リレーのルートに選ばれていました。やったー、とても嬉しいっ!どちらも私の愛する美しい風景の町です。聖火リレー、生中継してくれないかなー?

 では、まとまりのない「図書館だより」となりましたが、本年もお付き合いの程どうぞ宜しくお願い致します。そういえば、いよいよ今日放送の「サザエさん」から、オープニング映像が「冬編」となります。現在「愛知デスティネーションキャンペーンアフターキャンペーン(難しい名前ですね)」の一環で「サザエさん」では愛知県の観光地が紹介されているのですが、「冬編」では「尾張津島天王祭」がオープニングのトリとして登場するとか!!3月29日まで「冬編」は放送される予定のようなので、是非放送をチェックしてみて下さいねー。ちなみに、我が家は『サザエさん』の文庫本を全巻持っているほどの「サザエさん」好き。6時半になるのが今から楽しみです。

 

2019年12月21日(日)

 気付けば、ここ数週間はコーナー告知のみの「図書館だより」となっていました。私も仕事だけをしているわけではなく、旅行したり、美術館や博物館や講演会へ出掛けたり、泳いだり歩いたり、大仏を観たりもしているのですが、気付けば自分の近況をほとんど書いていませんでした。ま、これはいつでも書けるから又の機会として、今回は雑誌の最新号に掲載された地元ネタを3つ書くことにします。図書館で購入している雑誌に、「津島」にちなんだ記事が掲載されることはぶっちゃけ稀なので嬉しいです。ちなみに、雑誌の最新号は貸出できません。館内でご覧下さい。

 その1・・・『婦人画報2020年1月号』の別冊付録『お祝いの和菓子』に、お国自慢の縁起菓子として、津島市民のソウルフード「あかだ・くつわ」が掲載されています。“インスタ映え”しないことで知られる「あかだ・くつわ」ですが、「愛知県代表」の枠で紹介されるなんて・・・誉れです!これを教えてくれたのは、子どもの頃から通っている美容院の美容師さん。口コミ情報は嬉しいかぎりです。有難う、Aちゃん。

 その2・・・12月7日に「愛知県市町村駅伝」が開催され、津島市出身のプロランナー・神野大地選手が「津島市代表」として第9区を走りました。神野選手は区間賞の見事な走りでしたが、津島市は「市の部」全38チーム中31位という順位。ま、それはともかく、「山」ならぬ「森」を軽快に走る神野選手を見ていると、私も久しぶりにジョギングしたいなぁ、と思いました。「愛知県市町村駅伝」本番の少し前、東海テレビで放送された「ニュースOne」では神野選手のインタビューだけでなく、母校・神守中学校の周りをジョギングする場面が放送されていましたね。『スポーツグラフィックナンバー2019年12月26日号』では、神野選手が“「山の神」全員集合”と題した座談会に参加しています。「走ることの楽しさ」が伝わる記事、お正月の「箱根駅伝」の前に読んでみてはいかがでしょう?

 その3・・・『ダ・ヴィンチ 2020年1月号』の「こだわり書店のいちおし本」特集で2週間程前の「図書館だより」に書いた津島市出身のブックディレクター幅允孝さんの書評記事が掲載されています。幅さんがどんな本を「いちおし」しているかは『ダ・ヴィンチ』を読んでチェックしてみて下さいね~。

 さて、来週日曜日12月29日は年末年始休館です。つまり、今日の「図書館だより」が、私にとって年内最後の「図書館だより」。年末年始は、ヨガのイベントに参加したり、旅行したり、録画しておいたサッカー中継を観たり、長編小説をじっくり読んだり、なかなか取り組めない調べものをしたりして過ごす予定ですが、耳の不調と頭痛が続いているので(先日21日分の薬を処方して頂いたので、年越し決定してしまいました!)、無理のない範囲で楽しまなくては、と思っています。年末年始の予定で、楽しみにしつつも恐れているのが、ヨガのイベント。「108回の太陽礼拝」を行なうという、ヨガのクラスでは年末恒例のイベントなのですが、これまでは出勤日と重なってしまい欠席続きとなっていたのです。しかし、今年はラッキーなことにお休み!やったー、やっと参加できる、嬉しい!!・・・と喜んだものの、過去に参加されたヨガ友さんの話では「108回の太陽礼拝」に参加すると年末年始は筋肉痛で動けなくなるよ~、とのこと。え、マジか!ま、身体を張って試してみましょう。しっかり煩悩を打ち払って新しい年を迎えたいと思っていますが、年明けの「図書館だより」は“筋肉痛ネタ”となるかもしれません・・・。ともあれ、良いお年を、そしてメリークリスマス。

 

2019年12月15日(日)

 先週の半ばは12月とは思えない暖かな日が続きましたね。晴天のはずなのに、夕方になると灰色の雲が広がり小雨が降る・・・正直ちょっと苦手な気候です。やはり冬は、この地域の名物「伊吹おろし」が吹く“冬らしい冬”が好きです。「澄んだ空気の下で星を見ることができる季節なのになぁ」とボンヤリした夜空を残念な気持ちで見上げていました。この気候が災いしているのか、耳の調子もなかなか良くならないし、PCの画面をずっと見ていると頭が痛くなるし。むむむ、仕事が進まないぞ、こりゃ。当面は上手く付き合っていくしかないのですが、早く完治したいと切に願っています。

 ま、それはともかくとして、先週の金曜日(お、13日の金曜日でしたね)に、コーナー9「手のしごと。」からコーナー8「さよなら、2019。」へとコーナー替えをしました。これまで自分が作成したものの中で、「手のしごと。」はお気に入りのコーナーの一つです。たくさんのご利用を頂き、有難うございました。

 さて、「さよなら、2019。」はざっくりとではありますが、二部構成となっています。第一部「追悼文庫」、第二部「出来事」の二本立てですが、どちらも図書館の本を読んで2019年を振り返って頂こう、という意図で作成しています。

 「出来事」については、今年大きな話題となったニュースを4つの漢字で表し、パネルを作成してみました。先日、清水寺で発表された「今年の漢字」は「令」でしたが、私は「改」「退」「躍」「災」の4文字を選んでみました。詳細はコーナーをご覧頂く、もしくは図書館HPの「コーナー展示」を覗いて頂ければ、嬉しいかぎりです。

 「追悼」については少しだけ舞台裏を。「追悼」のコーナー作成準備・・・実は、2019年1月からスタートしています。「準備」といっても、新聞の訃報欄をストックしておくだけなのですが、これだけでも実際に原稿を書き始める11月に焦らないで作業を進めることができます。とはいえ、予定通りに進むわけではありません。「追悼」の展示原稿が完成に近づいた12月4日、アフガニスタン復興に尽くしておられた医師の中村哲さんが銃撃され亡くなるというニュースが入り、急きょ展示原稿と本を追加しました。

 「追悼」のコーナーは毎年恒例ですが、展示原稿を作成していると毎年のことながら悲しくなります。今回、中村哲医師の訃報はとりわけ悲しく、そして残念に思いました。12月5日、アイルランドのロックバンド「U2」の13年ぶりの来日公演では(チケット抽選に外れてしまい行けなかったのですが・・・)、「この会場を大聖堂に変えよう」と呼びかけられ、中村哲医師への追悼として「Pride(In the Name of Love)」が捧げられました。-彼らは命を奪っても、誇りまで奪うことができなかった-歌詞の一節を紹介し、あらためてお悔やみを申し上げたいと思います。

 10年代が終わろうとしています。20年代が希望に溢れる時代となることを心より願い、そして20年代を生きる人間の一人として誠実に生きていかなくては、と思います。

『ヨシュア・トゥリー 』U2
『天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い 』中村 哲∥著

 

2019年12月08日(日)

 朝晩冷え込む季節となりましたね。私は寒さにはわりと強いのですが、乾燥にはめっぽう弱いので、自宅では加湿器を愛用。保湿剤も欠かせません。さらに、寝る前にはホカホカの「手作りはちみつレモン」を飲み、マスクをして寝ています。ちょっとした喉のイガイガでしたら、これでピタッと治まります。「面倒くさい」と友人には不評ですが、風邪予防にオススメです。“毎晩「はちみつレモン」を飲んでいるんだよー”とあちこちで喋っていたら、先日ヨガ友さんから自宅で獲れたレモンを沢山頂いてしまいました!めちゃめちゃ嬉しいです。有難う~。先週の「図書館だより」に書いた私の体調は相変わらずなのですが、不味い水薬が少しずつ効いてきたようにも思います。とりあえず、頭痛は治まってきたぞ!あとは右耳かぁ・・・何度も何度も聞き返してしまい、皆さんにご迷惑をお掛けしていますが、あと少しで完全復活できるかと思います。来週こそはキビキビと働きたいです。

 さて、先週の木曜日12月5日に放送されたNHK・Eテレ「デザイン トークス+(プラス)」は「ライブラリー」特集。津島市出身のブックディレクター・幅允孝さんが出演されていました。「本を届けること」への熱い想いを穏やかに語っておられて、とても素敵でした。見逃した方は12月11日(水)午前10時25分から再放送されるようなので、こちらを是非。番組で紹介されていた國學院大學のライブラリー「みちのきち」については、『みちのきち私の一冊』に、幅さんのこれまでの仕事については『本の声を聴け ブックディレクター幅允孝の仕事』に詳しいので、番組を観て興味を持たれた方は「ふじいろ文庫」を覗いて頂ければ、と思います。「ふじいろ文庫」もアップデートしなくては・・・と思いつつ、なかなか着手できていません。アイデアはいっぱい浮かぶのですが・・・ね?頭が3つ、腕が6本欲しい~、と日々熱望しています。

 12月といえば、いよいよJリーグも大詰め(この「図書館だより」を書いている6日の時点ではまだ優勝が決まっていません)。7日(土)横浜F・マリノス対FC東京の直接対決、サッカーファンの一人として歴史に残る名勝負を期待しています。ちなみに、私が応援する名古屋グランパスは“ほぼほぼ残留決定”というビミョーな順位・・・来年こそは優勝争いの話題を「図書館だより」でも書きたい!いや、書かせてくれ!!

 そんなグランパスがJ1初優勝を果たしたのは2010年のこと。この人なくして優勝はなかった、最大の功労者・田中マルクス闘莉王選手が12月1日に現役引退を発表しました。「一瞬、一秒も手を抜くことなく、全力で気合いを入れてやってきた。」という会見の言葉に私自身グッときてしまいました。闘莉王選手、大好きです。これからもずっと応援しています。本当に有難うございました。

 

2019年12月01日(日)

 何と!早くも12月です。つい先日まで蔵書点検をしていたように思いますが、2019年も残すところはあと1ヶ月となりました。

 というわけで、先週の金曜日11月29日にコーナー7は「12月の本」となりました。「12月の本」では、いかにも12月と呼べそうな「クリスマス」の本や「正月準備」の本、「忠臣蔵」の本をはじめ、「紙」の本、「宇宙」の本などを紹介しています。

 私のイチオシは「ノーベル賞」の本。12月10日の授賞式で話題となるかなぁと思い、取り上げてみました。今年のノーベル文学賞を授賞したオルガ・トカチュルク、ピーター・ハントケの作品や、過去にノーベル賞を授賞した方々の本も紹介しています。また、ここ数年私が個人的に気に入っている平凡社の「STANDARD BOOKS」シリーズの本も並べることができました。オシャレなブックデザインに是非ご注目を!

 ちなみに、津島市立図書館では今年ノーベル化学賞を授賞した吉野彰さんの著作を1冊だけ所蔵しています。『リチウムイオン電池物語 日本の技術が世界でブレイク』。2004年―、今から15年ほど前に出版された本ですが、吉野先生の先見性に驚かされる1冊です。もちろん、コーナー7にも並べました!皆さん、早い者勝ちですよ~。他に、吉野彰先生が化学に興味を持つきっかけとなったと語られて話題となった『ロウソクの科学』も紹介しています。

 さて私事ではありますが、先週の半ば頃から少し体調を崩してしまいまして、この1週間は「やわやわ」と働いています。おそらく、近日中に快復するかと思いますので、来週は「バリバリ」と・・・は難しいかもしれませんが、「キビキビ」と仕事を進めていこうと思っています。さぁ、頑張ろー!

 

2019年11月24日(日)

 1週間のご無沙汰です。無事に蔵書点検は終了し、昨日から津島市立図書館は通常通り開館しております。昨日はリサイクル初日ということもあり、多くの利用者の方にお越し頂きました。ほんの2週間足らずのお休みだったとはいえ、よく来館される利用者の方の顔を見掛けると「懐かしい」と思ってしまいます。また、職員以外の方が図書館内を歩いているのを見ると、ようやく日常が戻ってきたと実感します。「休館ボケ」とならないように気を引き締めて業務にあたらなくては、と思っています。

 さて、そんな特別整理休館の期間中、サッカーでは日本代表が14日(木)と19日(火)、来年の東京五輪世代にあたるU―22代表が17日(日)に試合を行ないました。2週間足らずの間に3試合。ちょっと厳しいスケジュールでしたが、もちろん3試合とも観ました。

 結果は1勝2敗。うーん、最も重要な2022年カタールW杯2次予選キルギス戦できっちり勝ったのは素晴らしいことですが・・・親善試合のベネズエラ戦はともかく、一番楽しみにしていたU―22代表のコロンビア戦が0-2で良いところなく負けるとは!私の期待が高すぎたのか?・・・蔵書点検の疲れも相まってガックリしてしまいました。しかし、堂安選手、久保選手、板倉選手あたりの恐らく来年の東京五輪で主力となる選手が揃って試合をするのは初めて。今後に期待しましょう!・・・といっても、東京五輪まで気付けば1年切っているんだよなぁ~。CB冨安選手の復帰が待ち遠しいです。さて、この話どれだけの人に伝わるでしょうか?これでも抑えたくらいですが・・・。

 

2019年11月10日(日)

 昨日、11月9日までは「読書週間」でしたね。みなさん、今年の秋はどんな本に出会えましたか?

 私は、先月末「円頓寺 本のさんぽみち」へ出掛けてきました。ここ数年同じような本ばかり読んでいる気がするので、なるべく色々な本と出会うべく、本にまつわるイベントが近くで開催されると聞くと、可能なかぎりは足を運ぶようにしています。ま、そんな義務感だけではなく、秋晴れの空の下「面白そうな本はないかな~」とお店を覗くのはとても楽しいもの。「フリマ形式」というのでしょうかね?会ったばかりのお店の方とお喋りをしたり(私、人見知りしないタイプなので)、手作りのPOPや値札を眺めたり・・・と、こういう「市」は昔から大好きです。

 この日も、お店の方と「これ、めっちゃお値打ちですねー」、「いやぁー、こういうイベントでは高い値付けはしないようにしているんですよ」などと喋っていると、「この前の岐阜にも来て頂きましたよね?」と声を掛けられました・・・何と、3店舗で。行ってないですよ、岐阜!・・・9月14日・15日「美殿町本通り」、とても行きたかったのですが、この日の予想最高気温は34度・・・泣く泣く断念しました。どうやら私によく似た人が同じような傾向の本を探している、もしくは私の怨念が岐阜を漂っていたようです。

 ところで、先週の「図書館だより」に書いた冬物の靴下、まだ見つかっていません。遠方に住む友人が「“去年と同じ服着ていたら 去年と同じ僕がいた”だよ」という謎のメールを送ってくれました。サカナクションの「ナイトフィッシングイズグッド」の歌詞です。“去年と同じ靴下履いていたら 去年と同じ場所しか行けない”ってことでしょうか?・・・というわけで、私は去年とは別の場所へ行きたいので、新しい靴下を買いに行くことにしました。靴、ではなくて靴下、というあたりが、少しお値打ちかもしれません。

さて、明日から蔵書点検に伴う特別整理休館です。ワンワン(11月11日)からニャンニャン(22日)まで(←このフレーズを思いついてから、ずっとカウンターで使いたかったのですが、さすがにムリでした!)、図書館利用者の方とは暫しのお別れとなります。23日(土)に美しく整った書架にて、リサイクルの本をご用意してお待ちしております。

 

2019年11月03日(日)

 ここのところ朝晩冷え込むようになり、個人的にとても焦っています・・・何故なら、去年の冬の終わりに冬物の靴下をどこに収納したのかが全く思い出せないのです。衣装ケース(袋だったかも?)にまとめ、どこかの引き出しか収納扉に入れたはず、という曖昧な記憶しか残っていません。こう見えても、記憶力にはわりと自信があったのに・・・。年取ったのかね、私?ま、それはともかく、風邪を引くわけにはいかないので、ひとまず近所の「あ〇のれん」で温かい靴下を数点購入して、それを家で履いているのですが・・・あんなに大量にあったはずの温かい靴下はどこへ??部屋を大捜索しなくてはいけません。困ったなぁ、忙しいのにぃ~。ちなみに、加湿器もそろそろ出そうとしたら見つかりませんでしたが、こちらはカビが生えかけていたので、去年の冬の終わりに捨てたことをちゃんと思い出しました。新しく買わなくてはいけませんね。

 さて、そんなしょうもない話は置いといて・・・先週の木曜日、10月31日にコーナー7は「11月の本」となりました。「11月の本」では、「将棋の日」や「イヌの日」、「古典の日」などの11月の記念日にまつわる本や、そろそろ恋しくなる「鍋」の本などを紹介しています。ところで、昨年は「11月の本」はお休みしていたのですが、覚えている方はみえますか?担当の私も完全に忘れていたのですが、昨年はこの時期にコーナーの引っ越し作業をしていたので、コーナー7は1ヶ月お休みしていたのです。もう3年くらい今の場所でやっているような気すらしていたのですが、引っ越してまだ1年だったのですね。

 もう一つ、コーナーの告知を。10月30日にコーナー6「追悼・緒方貞子さん」を出しました。穏やかな語り口と、常に現場第一を掲げた姿勢で素晴らしい仕事をした「日本人女性の大先輩」への尊敬を込めて、わずか10冊程ではありますが追悼コーナーを作成しました。覗いて頂ければ有難いことです。ちなみに、大河ドラマ「いだてん」でリリー・フランキーさんが演じておられた緒方竹虎氏(田畑のまーちゃんの上司)は緒方貞子さんのご主人のお父様、つまりお舅さんとなるそうです。「いだてん」ファンとしては、ちょっと親近感が湧く話です。

 あと、28日(月)(伊)さんが書かれていた「図書館だより」を読んで思い出したのですが、名古屋市鶴舞中央図書館が発行しているフリーペーパー「司書の顔が(うっすら)見えるマガジン」の「司書=めがね」と題した特集は、図書館職員のめがねに対するこだわりコメントもゆるく掲載されていて、とても面白かったです。館内での配布は終了しているそうですが(私は持っているけどね!)、「名古屋市図書館」のHPから読むことができます。「郷土資料って何?」と題された特集も「わかりやすく伝えること」の大切さを考えさせられる内容で参考になりました。ちなみに、鶴舞中央図書館では図書館司書のめがね着用率は66%とのこと。さて、津島市立図書館は何%でしょう??

 

2019年10月27日(日)

 
 ラグビーW杯の話題にすっぽりと埋もれてしまいましたが、今月はサッカーの方でも2022年カタールW杯2次予選が2試合がありました。結果はどちらも快勝!公式戦で求められるのは内容よりも、当然ながら結果です。無事に勝ち点6を積み重ねることができ、本当に良かったです。

 さて、日本のベスト8進出もあってラグビー盛り上がっていますね。サッカーファンの私としては、ラグビーとサッカーの違いがやはり気になるところ。

 新聞やニュースで知ったのですが、一番驚いたのは客席をホーム・アウェーで分けないこと。どちらのチームを応援するかで観客同士が喧嘩する心配がない、とはさすが紳士のスポーツ。また、観客のブーイングがないというのもサッカーではあり得ないこと。ブーイングも愛情、というのがサッカー(野球も?)ファンの間では共通認識といえるでしょう。

 ま、この辺りの話は突き詰めるとサッカー、ラグビーの母国・英国の階級社会、歴史、そして地域文化にまつわる長ーーい話になるので、今回はやめときましょう。この辺りの話題については、昔マニアックに調べていたことがあるので、いくらでも語れるのですが・・・。ちなみによく知られた話ですが、英国ではサッカー好きはラグビー好きを「お高くとまった連中」なんて言ったりしますね。

 他に気になっているのが、代表ユニフォーム。イングランドは白、アイルランドは緑、ウェールズは赤、スコットランドは紺、フランスはブルー・・・、とサッカーとラグビーの代表ユニフォームは同じ色(ナショナルカラーなので)でデザインもほぼ同じ。しかし、なぜ日本はサッカーとラグビーでユニフォームが全く違うのか・・・?今度、ヒマな時に調べてみようと思っています。

 こんな話を書いていたら、やはりサッカー観に行きたくなりますねー。グランパス、全然勝てていませんが・・・。

 

2019年10月20日(日)

 今を遡ること1ヶ月ほど前、豊田市美術館へ「クリムト展―ウィーンと日本1900―」を観に行ってきました(10月14日に終了しています)。

 平日だったにもかかわらず、最寄り駅の豊田市駅から豊田市美術館へ向かう道を多くの人が歩いていてビックリしました(駅から美術館までは徒歩15分ほどの距離なのですが、誰も見かけないことが殆ど)。美術館内も当然ながらかなりの人混み。人気と聞いてはいたのですが、これ程とは!・・・15万人超えは半端ないのですね。

 とはいえ、私が出掛けたのは平日だったので、少し待てば最前列でじっくりと作品を鑑賞することができました。展覧会ポスターでもお馴染みの色っぽい「ユディットⅠ」や、「ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)」、「女の三世代」も見事だったのですが、個人的にはクリムト自身の姪っ子を描いた「ヘレーネ・クリムトの肖像」が心に残りました。

 ちなみに、このクリムトは生涯独身だったにもかかわらず、子どもが14人(諸説あり)いた「モテモテ人生」を送ったことでも知られており、某BS美術番組では「ウィーンのドン・ファン」と紹介されていました。しかし、自らがデザインしたスモックみたいな仕事着を着て、ネコを抱っこしているクリムトの写真を見ると・・・まぁ、人間って顔でモテるわけじゃないんだ、と改めて気付かされます(笑)。気になる方は「クリムト 写真」などのキーワードで、画像を検索してみて下さいね。
 

 

2019年10月13日(日)

 
 この「図書館だより」を書いている時点(11日金曜日)では、まだ分からないのですが、昨日12日には私たちが住む東海地方にも台風19号が接近、もしくは上陸する見込みとなっています。大きな被害が出ないことを心より祈っております。

 さて先日、2018年度、2019年度のノーベル文学賞が発表されました。そう、今年は2年分、つまり受賞者は二人いるのです。ご存知のとおり、毎回ノーベル文学賞候補と挙げられる村上春樹さん、ではなくポーランドのオルガ・トカルチュクさんと、オーストリアのペーター・ハントケさんの受賞が決定しました。

 遡ること、発表の数日前。今年は二人だし、いよいよ村上春樹さん受賞!?・・・と考えた私。出勤シフト表を確認すると、ノーベル文学賞発表翌日は出勤日なので、コーナー作成も問題ナシ。ラッキー!・・・というわけで、カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を受賞した際に作成した展示原稿を読み返したり、分室所蔵となっている村上春樹作品をチェックしたり・・・と、特設コーナー作成に向けてほんの少しだけ準備を進めていました。ま、ほんの少しだけ、だからいいのですけれどね・・・。ちなみに、私の村上春樹ベストはデビュー作『風の歌を聴け』。中学生の頃、親友のお兄さんに文庫本を借りて読んだ一冊です。

 色々な考え方があるかと思いますが、賞を受賞したからエライ、とか立派ということは全くない、と私は考えています。ただ、本が売れないご時世です。良いニュースが大きく取り上げられ、書店さん、そしてもちろん図書館に足を運んで下さる方が増えればなぁ、と思っています。というわけで、来年はいかに?予習をしっかりして、吉報を待っております。

 

2019年10月06日(日)

 先週の水曜日、10月2日にコーナー9「手のしごと。」がスタートしました。前コーナー「津島市立図書館→日本一周」のポスターに“今年の夏は「本」で日本一周の旅に出掛けてみませんか?”と書いてしまったので、お彼岸前にはコーナー替え!・・・と目論んでいたのですが、残念ながら10月に入ってからのコーナー替えとなってしまいました。無念!・・・ただ、ここのところ連日気温30度越えの暑さとなっているので、ギリギリ残暑でセーフだったかな、とも思います。く、苦しいか!?

 さてコーナーの中身ですが、ずばりそのまま「手」の仕事にまつわる本を集めています。「手」の仕事に就いている人=職人さんが主役の小説や読み物や、「手」を使う作業=書道や盆栽、手話などが題材の本を紹介しています。どんな本が並んでいるのかは書架や図書館ホームページをご覧頂ければ・・・と思いますが、どの本も気楽に楽しんで頂ける本ばかりですので、手に取って頂ければ嬉しいかぎりです。

 少しだけコーナー作成の舞台裏をお話すると、コーナー冒頭に掲げたエピグラフ、柳宗悦さんの文章が全てのはじまりでした。何というか・・・この一文にすっかりやられてしまったのです。その後は、じっと手を見る日々。この手はいったい何ができるのか・・・、ずっとそんなことを考えながら展示の構成を考え、集本リストを作成しました。手の仕事にまつわる動詞から本を紹介する、というアイデアは意外にもあっさり浮かんだのですが、どんな本を紹介するかであれこれ迷ってしまい、コーナー完成まで時間がかかった、というわけです。いつもながらの難産の末に生まれた「手のしごと。」。うんうん唸りながらも、実は楽しんでコーナー作成していました。過去のコーナーの中でも、個人的にはわりと気に入っています。

 ここからは余談です。今年の冬に展開していたコーナーのタイトルが「手と手をつなぐ。」でしたが、私はいわゆる「手フェチ」では全くありません、ハイ。手というパーツに対して、個人的な思い入れは全くなく、人の手を見ても「この人、爪伸びてるなー」くらいしか思いません。むしろ、足を使うスポーツが大好きなので、「足のしごと(笑)。」というタイトルでミニコーナーの規模だったらコーナーが作れるな、と思っています。

 

2019年09月29日(日)

 まだ9月なのですが・・・曜日とスケジュールの都合もありまして、コーナー7は「10月の本」となりました。

 「10月の本」では、「塾の日」や「缶詰の日」、「古書の日」等々、10月の記念日にちなんだ本を紹介しています。また、1964年10月10日に東京オリンピック開会式が行われたということで「オリンピックの本」も出してみました。来年「東京2020」に向けての予習も兼ねて、手に取って頂ければ幸いです。

 ちなみに、個人的なオススメは「図鑑」の本です。ここ数年「〇〇図鑑」と題した本が数多く出版されており、今月のコーナーで紹介させて頂きました。『女子のための「手に職」図鑑』、『嫌いになれない害虫図鑑』、『世界で一番美しい包丁の図鑑』、『10年後の仕事図鑑』・・・と本のタイトルを眺めるだけでも楽しめるかと思いますので、気楽に覗いて頂ければ、と思っております。

 最初に書くべきでしたが、先月の「9月の本」は多くの方にご利用頂きまして有難うございました。統計を取っているわけではないのですが、恐らく過去最高レベルの「貸出率」に到達できたかな、と思います。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 おそらく、今週中にはコーナー8「津島市立図書館➡日本一周」も模様替えできるかと思います。しばしお待ち下さいませ・・・。

 

2019年09月22日(日)

 「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉とおり、ここ数日暑さが和らいできました。和らぐ、どころではありません。はっきりいって、朝寒いっ!風邪をひかないように用心しなくてはいけません。さらに私は異常な乾燥肌なので、ハンドクリーム等の保湿剤を準備しておかなくては・・・と、秋を迎える準備をボチボチと進めています。

 秋を迎える準備といえば、現在コーナー替えの作業たけなわ、となっています。たけなわ、どころではありません。コーナー8「津島市立図書館→日本一周」には「今年の夏は本で日本一周の旅に出掛けてみませんか?」と書いてあるのです。書いたのは自分です。お彼岸だよ!秋だよ!!もう必死です、ハイ。

 そういえば、先日今年初のサンマを食べました。サンマは大好きなのですが、近年不漁が続き、我が家でも食卓に並ぶ機会が激減しています。私が子どもだった頃は、もうウンザリするくらい食卓に並んでいたのに。私が一番好きなサンマのお刺身は幻の味となってしまったようです。先日食べた冷凍の塩サンマも、私の記憶の中のサンマほど脂がのっていませんでした。ま、これはこれで美味しく頂きましたが、やはり不漁なのですね。私は野菜好きなので、よく道の駅や農産物直売所に行くのですが、サンマの永遠の友・スダチがたくさん売れ残っているのをこの前見掛けました。サンマがなければスダチは売れないよね・・・。

 この続きに、先日電車で見掛けた面白い人の話も書こうと思っていたのですが、今週はここまでにしてコーナー替えの作業の続きを頑張ることにします!!グランパス風間監督の解任についてもまたの機会に(悲)。

 

2019年09月15日(日)

 先週は暑かったですね。いったん涼しくなっていたところに、体温を越える暑さ。これは正直しんどかったです。とはいえ、見上げれば空は高く、夕方は暗くなるのが早くなりました。秋の訪れ、そして夏の終わりを感じます。夏の終わり・・・といえば、そろそろ焦らなくてはならない仕事がありましたね(笑)。

 さて、今年の夏はわりと映画を観ました。先日も「風をつかまえた少年」を観てきました。あらすじをざっくり書くと、アフリカ南部マラウイ共和国の貧しい村の少年が、学校の図書館で出会った1冊の本を元に自家製風力発電を作り、干ばつと飢えに苦しむ村を救う、というもの。「図書館」もちょっぴり絡んでいるお話です。映画には少年が通う中学校の図書室の場面もあり、外国の学校図書館を覗いているようで面白かったです。かの池上彰さんも絶賛し、2011年全国図書館協議会「夏休みの本」にも選ばれた原作『風をつかまえた少年 14歳だったぼくはたったひとりで風力発電をつくった』、そして絵本『風をつかまえたウィリアム』は、この図書館で所蔵していますので、興味のある方は手に取ってみてはいかがでしょうか。

 他には最近だと「ジョアン・ジルベルトを探して」も観ました。「ボサノバの神様」と称されるブラジルの伝説的ミュージシャン、ジョアン・ジルベルトの行方を追うドキュメンタリー。ブラジル中を巡ってジョアン・ジルベルトを探すのですが、何を探していて何を追っているのか、観ているうちにだんだん分からなくなり、寂しくなってくる作品でした。ボサノバはカフェでかかっているオシャレな音楽、という印象でしたが、孤独な人に寄り添う音楽なのかもしれません。

 実はこの2作品、ある人に勧められた作品で「これは自分では観ないだろうなぁ~」と思う作品でした。昔から、読む本も、観る映画も、行く場所も、全て自分が「コレ」と思うモノを迷わず選んできたのですが、ここ数年、この方法に行き詰まりを感じており、今年に入ってから信頼する人やお世話になっている人がオススメしてくれるモノを読んだり、観たり、出掛けたりしています。なかなか面白いモノに出会えて楽しいです、ふふ。

 そういえば、先週の図書館だよりに書いた『「ジェッ●ストリーム」ノック式0.38mmの替芯』の貰い手が名乗りをあげてくれました。有難い~。どうぞお役立て下さい。あと、★さん、岡嶋二人さん憶えていてくれて有難うございます。いつもバタバタしているので、ここのところミステリの話をほとんどしてないですが、たまには話しましょう。あ、国名シリーズ、だいたい読んでいますよ、私。だいたい、でスイマセン、ですが。

 

2019年09月08日(日)

 あー、やってしまいました!ボールペンの替芯を買い間違えてしまいました・・・。誰か、「ジェッ●ストリーム」ノック式0.38mmの替芯、要りませんか??

 ま、それはともかくサッカー界は代表ウィークに突入し、先週木曜はパラグアイ戦が行われました。結果は見事2-0の快勝!強化試合とはいえ、強豪パラグアイ相手に無失点とは素晴らしい。久保選手の代表最年少ゴールはお預けとなりましたが、流れの中からの2ゴールはとても良かったです。次はアウェイでのミャンマー戦。2022年カタールW杯アジア2次予選、って2020年もまだまだ先なのに・・・早いなぁ。

 昔からサッカー中継はよーく観ているのですが、放送局によって違いがあってなかなか面白いです。例えば、NHKはシンプルな実況だけど、過去振り返りVTRが長く、解説は代表OG(選手だけでなく、監督、コーチも含めて)のみ。テレ朝は、実況というより応援といった感じで、ゴン中山さん&中田浩二さんの解説+芸能人のゲストも多いことが特徴。日テレは、細かな技術やベンチワークも実況、解説は元ヴェルディ=読売系・・・と、スペースの問題もあるので以下は省略しますが、TBSやフジ、テレ東、そしてWOWOWなどの有料放送にも、各局それぞれ特徴があるので比べてみると楽しめます。どこが良いということではなく、色々あって面白い、ということです、ハイ。

 さて、この日のパラグアイ戦は日テレ系で放送されていたのですが、日本代表がゴールを決めた瞬間にかかっていた曲がBlurの「Song2」でした。うーん、90年代のUK音楽シーンにハマっていた人なら泣ける選曲でしたね。スタジアムでもかかっていたのか、オンエアだけだったのかは分からないのですが。

 もう一点、おまけで先週の続きを。ミニコーナー“1+1=∞”の意味は・・・“コンビ作家”です。コンビで書かれている作家さんの作品や、コンビ作家を目指す少年たちが主人公の小説などを並べています。個人的には、30年くらい前に大ファンだった岡嶋二人さんの作品を紹介できたのが嬉しいです。あ、年齢がバレてしまいましたね。