図書館だより :き

 

2025年08月17日(日)

ふたたび猛暑の日が続いていますね。先週、雨が続いた頃は涼しかったので、とりわけ暑く思えます。ここのところ、散歩をしていたら虫の鳴き声が聞こえたり、梨を食べたりして、「秋みたいだなー」とちょっと思っていたのにガッカリです。そういえば、まだ8月でしたね。

さて、前回の話の続きとなります。もうひとつの事務手続きの話は、数週間前に(O)さんも「図書館だより」に書いていた、運転免許証の更新手続きについて、です。

私は普段は割と早めに予定をこなしていくタイプなのですが、更新のお知らせの葉書が届いた時、私ちょっとボーっとしていたみたいで(たぶん外出続きで忙しい時期だった)、葉書を開封せずに冷蔵庫に葉書を貼り付けたまま10日ほど放置してしまいまして・・・。そういや葉書が届いていたわ、と開封してみたら、まぁビックリ。警察署での免許更新が予約制に移行しているではないですか!

慌てて予約システムにアクセスし、予約を取ろうとしたものの・・・えーーっ!全然取れない!!探せども、探せども残席のある日が見つかりません。ようやく見つけた日は、何と免許有効期限最終日。この日以降は免許失効、すなわち無免許運転となってしまいます。当日お腹が突然痛くなったりして、行けなくなったらどうしよう・・・と、ドキドキしてきました。

思えば、前回の更新は警察署の建て替え工事中で、プレハブの仮庁舎。当時は予約制ではなく、自分の都合の良い日に出向いて、教室みたいな部屋で大人数で講習を受け(コロナ禍真っ只中でマスクを外したのは写真撮影の時だけでした)、人数が多いわりに殆ど待たされることもなく、新しい運転免許証を手にして帰宅した、はずです。ずいぶんと変わったんですね。それにしても早く予約をすれば良かった・・・何で、私は冷蔵庫に葉書を貼ったままにして放っておいたんだろう・・・と頭の中で「後悔」の2文字がグルグルしました。

当日は幸いにして突然お腹が痛くなることもなく、警察署で更新の手続きを済ませることが出来たのですが、受付から講習の開始までの時間が長く(心配性なので早めに警察署に着いていたこともありますが)、手持ち無沙汰になってしまいました。普段は文庫本の1冊くらいは持ち歩いているのですが、前回は殆ど待ち時間がなかったので今回は手ぶら。警察署のロビーに設置してあるテレビで繰り返し上映されていた、船越●一郎さんや杉●太郎さんが出演している特殊詐欺防止啓発動画を何度も見てしまいました。

最後に受け取った免許証を見て、「私、老けたなー」と、ぼんやり思いました。5年後はどんな免許証になっていて、どんな自分になっているのでしょうかね?オンラインで受講可と聞き、いくらかお金を払ってマイナンバーカードにも運転免許機能を搭載させてみましたが、マイナンバーカードも5年後はどうなっているんでしょうか?まずは安全運転を継続して、次回も優良ドライバーとして5年後を迎えられるようにしなくては!

更新が近づいている方は、お早めの更新予約と待ち時間対策をお忘れなく!冷蔵庫に葉書を貼ったままにして放置していてはダメですよ(笑)。

『サッカーに燃えた日々』釜本邦茂/著・・・先週の日曜日、8月10日にサッカー元日本代表で、男子サッカー代表の歴代最多得点記録を持ち、1968年のメキシコオリンピックでは銅メダル獲得に貢献した釜本邦茂さんが亡くなられました。私は現役で活躍されていた時代をリアルタイムでは見たことがない世代ですが、「ズドン」と音が聞こえてきそうなパワーのあるシュートを決めている動画に、「日本にもこんなFWがいたんだ」と驚いた記憶があります。心よりご冥福をお祈り申し上げます。代表主力クラスの板倉選手や堂安選手らの移籍も決まり、間もなく欧州サッカーも開幕ですね。釜本さんの幻の海外移籍が実現していたら、日本サッカーの歴史も少し変わっていただろうな、と思います。

 

2025年08月10日(日)

先週の木曜日は立秋でした。暦の上では秋となりましたが、今週中頃以降はふたたび猛暑の予報。残暑厳しい毎日となりそうです。そういえば、世間はそろそろお盆休みでしょうか?窓口でもよくお尋ねがあるのですが、図書館にお盆休みはありません(本館の8月の休館日は26日火曜日のみです)。お盆期間も、お時間がある方は是非お立ち寄りください。

ここのところ、いわゆる事務手続きラッシュ、みたいなものを迎えています。そのうち、「図書館だより」のネタになりそうなものを2つほど。

ひとつ目の事務手続きは、携帯電話の機種変更。

先日、「最近、携帯の充電が1日もたない」と母が言い出したことをきっかけに、私もしばらく携帯電話の機種変更をしていないのではないことに気付きました。よく考えてみると、最後に機種変更したのはコロナ禍の前。つまり、5年以上前のこと。そんなに経っていたか?・・・あれ??

この約5年の間に、スマホがなくては何もできない世の中になっていました。私はライブに行くのも好きなのですが、もはや紙チケットは選ぶこともできず、スマホのQRコード画面を会場入口で提示して入場しなくてはいけません。お尻のポケットにスマホを入れている若者を見ると、「スマホ、落とすなよ!」と他人事ながら心配になります。そして、万が一このスマホがこの瞬間壊れたら私はライブに参加できない・・・と毎回必要以上にドキドキします。

そうだ、そろそろ機種変更しておかないと突然壊れたら困る・・・と母に付き合うついでに、私も機種変更することにしました。久しぶりに訪れた携帯ショップは約5年前の面影は全くありません。長いカウンターがあって、一列に並んで手続きしたのは遥か昔のようで、今回は個別のテーブルで丁寧に対応して頂きました。事務手続きの話の流れの中で、自宅に古い携帯電話がいくつもあるという話題となり、古い携帯電話はショップで無料回収できるとスタッフさんが教えてくれたので、じゃあ今度持ってきます(もう一度携帯ショップへ行かないとできない事務手続きがあったのです)と約束し、その日は新しい携帯電話を手にして帰宅しました。

数週間後、もう一度携帯ショップへ行かないとできない事務手続きに必要な書類と、古い携帯電話を持参して携帯ショップへ行きました。事務手続きはあっさり終了し、次は古い携帯電話の処分です。

さよなら、もはや電源も入らない携帯電話たち・・・と、感傷に浸ることは全くありません。だって、どうやって処分したら良いのか今ひとつ分からなかったから(調べるのも面倒だった)持っていただけ、ですから。しばらく待った後に再び現れたスタッフさんが運んできたのは、少し錆が浮き出た工具。図書館のレシートが出るプリンター2つくらいのサイズで、ずっしりと重そうです。

ん、何これ・・・と思っていると、爽やかな口調で「これから、携帯電話に穴を開けていきます」とスタッフさんの言葉。あ、穴?・・・そう、スタッフさんが運んできたものは、簡単に書くと大きな穴あけパンチ。下に押して穴を開けるタイプではなく、携帯電話を左右から挟んで固定し、レバーを手前に引いて穴をひとつ開けるタイプのもの。そうかー、携帯ってこうやって壊すのね・・・と感心しながら作業を見守っていたのですが、携帯電話がツルツルと滑ってしまい、固定するのがかなり難しそう。おまけに、工具が年代もののせいか結構な力を入れないと穴が開かないようです。うーん、手伝いたい・・・と心の底から思ったのですが、かえって邪魔になるだけでしょう。ただただ作業を見守っていましたが、スタッフさんのオシャレでスマートな雰囲気と、錆の浮き出たアナログな工具のギャップが少しおかしかったです。

説明がくどくなり長文となったので、ひとつ目の事務手続きの話で今回は終了です。もうひとつの事務手続きについては、来週書きます(大した話ではありません)。ちなみに、機種変更後に新しくできるようになったことは今のところありません(むしろ今まで出来ていたことがひとつ出来なくなっていて困っている)。格段に性能が高くなったらしいカメラも、今のところパン屋さんのお盆休みカレンダーを撮影しただけ。あ、顔認証になったので、冬の指先がカサカサになる季節でも簡単に画面を開けるようになったはず、です。何だかガッカリな話でスイマセン。

『わたしのeyePhone』三宮 麻由子/著・・・幼くして光を失った著者が(「おいしいおと」「でんしゃはうたう」などの絵本でご存じの方も多いかもしれません)、スマホとの出会いによって、日常の困りごとを解決するだけでなく、生活を楽しんでいく姿を生き生きと描いたエッセイです。

 

2025年08月03日(日)

毎週同じようなことばかり書いていますが、熱中症警戒アラートが鳴りやまない危険な暑さが続いていますね。暑さには割と強い方なのですが・・・だ、怠い!・・・というわけで、これ以上夏バテしないように、とっても観たいYouTube生配信があっても、読みたい、いや読まなくてはならない本があってもひたすら我慢して、毎日早めに寝るようにし、体力温存を心掛けています。来週半ばの雨以降、暑さは少し落ち着くという予報が出ていますが、期待しても大丈夫なんですよね??

さて、(★)さんも、(や)さんも書いていますが、先週の金曜日8月1日から1日図書館員がスタートしました。

私は、初日の1日(金)を担当しましたが、当日の開始時刻頃にアクシデントがあり(火災報知器の誤作動のため、図書館利用者の皆さまに大変なご迷惑をお掛けしてしまい、申し訳ございませんでした)、大波乱のスタートでしたが、ドキドキ冷や冷やハラハラと焦る私たち職員よりも(あ、つい複数形で「私たち」と書いてしまいました)、参加してくれた子ども達は落ち着いて頑張ってくれました。

本にフィルムを貼る作業や(ブッカーをかける、といいます)、普段は入ることができないブックポストや閉架書庫の見学、本を棚に戻す配架作業、そして利用者さんへの貸出・返却の手続きを行うカウンター業務など、図書館で働かなくては体験できない仕事に挑戦してもらいましたが、楽しんでくれたでしょうか?体温超えの暑さで大変だったと思いますが、図書館や本を身近に感じてもらえるきっかけになってくれれば、何より嬉しく思います。

1日図書館員はまだ始まったばかり。明日、8月4日(月)~7日(木)まで続きます。図書館利用者の皆さまも、子ども達の頑張りを温かく見守って下さると(お時間とお気持ちに余裕のある方は児童カウンターにお立ち寄り頂けると)、とても有難いです。どうぞよろしくお願い致します。

『はたらく図書館』吉田亮人/写真・矢萩多聞/文・・・大人と子どもがともに読みながら「はたらく」ことの意味を考える写真絵本シリーズの1冊です。のんびりしているように見える(らしい)図書館の1日の仕事が、わかりやすく紹介されています。

 

2025年07月27日(日)

先週の火曜日、22日は二十四節気の「大暑」でした。本当に毎日暑いですね。昨日は天王祭のため臨時休館でしたが、今日は通常通り開館しています。おそらく、今日はいつもよりも館内は混雑しているかと思います。お待たせする時間もあるかもしれませんが、図書館職員も汗をかきつつ働いております。暑い日が続きますが、さらに温かく見守って頂けると有難いです。

今週の「図書館だより」は芥川賞・直木賞ネタが続いたので、私も少し追加情報を。

先日、毎週聴いているラジオ番組を聴いていたら、「27年ぶりの芥川賞・直木賞該当作なし」の話が出ていました。この番組内で話題となっていたのが「では、27年前に芥川賞・直木賞を受賞できなかった候補作は何だったのか?」というもの。これが、なかなかの顔ぶれで、私も大変驚きました。では、見てみましょう。

第118回 平成9年/1997年下半期の芥川賞候補作
・『トライアングルズ(『無情の世界』に収録)阿部 和重/著
・『破片(『最後の息子』に収録)』吉田 修一/著
『げつようびのこども』広谷 鏡子/著
・『砂と光(『陽炎の。』に収録)藤沢 周/著
・『ハドソン河の夕日』弓 透子/著(こちらのみ当館未所蔵本です)

続いて、同じく第118回 平成9年/1997年下半期の直木賞候補作
『ターン』北村 薫/著
『冤罪者』折原 一/著
『嗤う伊右衛門』京極 夏彦/著
『OUT』桐野 夏生/著
『風車祭(カジマヤー)』池上 永一/著

え、この作家さん、この作品で「該当作なし」だったの!・・・27年前、厳し過ぎないですか??・・・と思われた方が多いかと思います。ラジオ番組も、吉田修一さんも、桐野さんも、そして京極さん(!)も選ばれていなかったことで盛り上がっていました。

27年前の「該当作なし」は後の世、つまり現代の人気作家さんの作品揃いです。今回の「該当作なし」からも、未来に大きく羽ばたく作家さんがバンバン登場し、書店さんも図書館も大いに盛り上がることを願っています。

・『ロックはどうして時代から逃れられないのか(当館未所蔵本)』渋谷 陽一/著・・・「図書館だより」本編とは全く関係のない内容です。先週、音楽評論家、そして音専誌(音楽専門雑誌)「ロッキング・オン」を創刊したことでも知られる渋谷陽一さんが亡くなられた、というニュースが報じられました。私も、好きなミュージシャンが特集された「ロッキング・オン」はいつも購入して、隅から隅まで楽しく読ませて頂きました。夏はフェスの季節ですが、今年は空から見て下さっているでしょうね。心よりご冥福をお祈り申し上げます。先週は、オジー・オズボーンが亡くなったというニュースもあり、音楽好きの私は少し呆然としています。

 

2025年07月20日(日)

先週の木曜日、17日の雨は凄まじかったですね。名鉄津島線・尾西線の一部区間で運転を見合わせたほか、津島市内も数か所が冠水し、床下浸水の被害も出ました。私はたまたま休日で自宅にいたのですが、家族が膝下まで冠水している中を歩いて帰ってきて、ビックリしました。7時の全国ニュースでも見慣れた津島駅前が冠水している風景が放送され、被害の大きさにとても驚きました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

さて、今回は先週のニュースから2つほど。

まずは、(★)さんも「図書館だより」で気にしていた芥川賞・直木賞・・・(頭の中でドラムロールを鳴らしてください)・・・今回は27年ぶりの両賞とも該当作なし、という結果でした(「ホワン、ホワン、ホワ~ン」という悲しめな効果音を頭の中で鳴らしてください)。

芥川賞は、最終的に2作まで絞られたものの決選投票でともに過半数に達しなかったため該当作なし。直木賞は、4時間にわたる白熱した議論の結果、レベルが拮抗していて「どれかひとつ」を選べなかったため該当作なし。と、報じられましたが・・・うーん、書店さんのことを考えると(図書館もですね)、ちょっぴり残念にも思えます。いやいや、こんな時こそ楽しまなくてはどうする!かの、みうらじゅんさんはこう書いているではないか・・・人生を面白くするのも、つまらなくするのも、自分次第・・・27年ぶりの両賞該当作なしって、どれだけ拮抗していたんかい!?・・・と、実際に候補作を読んで、拮抗ぶりを確かめてみてはいかがでしょう?

もうひとつはサッカーのニュースから。サッカー東アジアE-1選手権は日本代表が3戦全勝で優勝。代表ユニフォーム姿のグランパスの稲垣選手が蒸し暑い気候の中、いつものように90分走りまくっていて感動しました。来年のワールドカップに向けて選手選考は厳しさを増すばかりですね。そういえば、この「図書館だより」が載る頃には「久保建英のオールナイトニッポンGOLD」のオンエアが終わっていますね。足ではなく、声でも大活躍!・・・となるのか、ラジオもサッカーも好きなので、今から(18日金曜日に書いています)楽しみにしています。

最後にお知らせです。館内掲示やホームページでもお伝えしていますが、26日(土)は天王祭のため全館臨時休館となります。夏休みがはじまり、図書館へ行こうと思っている方も多いかと思います。ご迷惑をお掛けしますが、来館される際はご注意ください。

今日は参議院選挙投票日ですね。私はだいぶ前に不在者投票を済ませてきましたが、本日夜8時まで投票できます。まだ間に合いますよ~、清き一票を!

『防災の超図鑑 すごすぎる天気の図鑑』荒木 健太郎/著・・・日本中どこでも自然災害は起こる、と頭の中ではわかっていても、実際に津島で自然災害が発生し、とてもビックリしました。あらためて、ハザードマップの見直しや防災グッズの準備をしなくてはならないですね。
『芥川賞直木賞秘話』高橋 一清/著・・・文藝春秋社の社員として、芥川賞・直木賞に携わった著者によるエッセイ。
『選挙との対話』荻上 チキ(ほか)/編著・・・選挙や政治を身近な存在としてとらえるヒントが詰まった1冊です。今日はじめて選挙に行く方にもオススメです。

 

2025年07月13日(日)

暑い日が続きますね。今でも十分に暑いのに、7月末~8月前半は「ダブル高気圧」が発生し、40℃を超える酷暑が続くでしょう・・・という恐ろしい天気予報が出ているようです。さらに、もしかしたらダブルの上をいく「トリプル高気圧」になるかも・・・との話も。うーん、ダブルとかトリプルの話はアイスクリームだけで勘弁してほしいのですが。

では先週の続きで、ホンモノの人間国宝を見たお話です。少し前の休日、久しぶりに落語を聴きに出かけてきました。出演されていたのは、現役では落語界唯一の人間国宝・五街道雲助師匠と、「探偵!ナイトスクープ」等にも出演されていて今もっとも忙しい噺家・桂二葉さん。さらに、津島市出身の作家・奥山景布子先生がトークコーナーで司会をつとめる、かなり豪華な二人会でした。

落語については語れるほど詳しくないのですが、昔から好きで、これまでも何度か寄席やホールに落語を聴きに出かけています。ライブともサッカー観戦とも全く違う、「さぁ、これから笑おう」という会場ののんびりとした平和な雰囲気が好きです。今回は端っこながら、前から3列目の席を取ることができ、雲助師匠が持つのびやかな空気も、二葉さんの持つ勢いも、近くで感じることができて、とても面白かったです。オシャレな二葉さんの着物にさらりと触れた奥山先生の司会ぶりも素敵でした。あー、やはり生で観るのに勝るものはないなぁ・・・としみじみ思います。また機会があれば、聴きに行きたいなぁ。

もうひとつ、先週の続きの話を。愛知県内の図書館がひとつのテーマで展示やイベントを行う「@ライブラリー」企画で、今夏は「戦争」がテーマの「@ライブラリー 戦争」が開催されているのですが、当館のコーナー8「戦後80年と私たち」もこちらに参加しています。近いうちに当館のコーナー展示も愛知県図書館のSNSで紹介して頂ける予定ですが、「@ライブラリー 戦争」については愛知県図書館のホームページで詳しく紹介されていますので、興味のある方はこちらもチェックして頂けると嬉しいです。今回は、これまでの「@ライブラリー」よりも参加する図書館が多くなりそうで、私も非常に楽しみにしています。

先週は、サッカー日本代表の東アジア選手権「E-1選手権」もありましたが、オアシスの再結成ライブ初日がウェールズ・カーディフであり、2人が繋いだ手を高く掲げて登場・・・したらしいですね。いやいや、これはもう泣くしかない!・・・セトリも最高のようですし、10月が待ちきれません。ま、その頃はさすがに涼しくなっているはずですよね?

『和樂 2025年8・9月号』・・・最新号のため、まだ貸出できない雑誌ですが、今号の特集「落語超入門」に雲助師匠、二葉さんが揃って登場しています。興味のある方は館内でご覧ください。
『寄席品川清洲亭』奥山景布子/著・・・幕末の品川宿で寄席の席亭となった大工の棟梁と、団子屋を切り盛りしつつ寄席を支える女房の夫妻が主人公の時代小説。笑って泣ける人情噺のような物語で、読後感もとても爽やかなので、暑い夏にのんびりと楽しんでみてはいかがでしょう?シリーズ4巻まで出ています。
『猛暑対策BOOK 日本のヤバい夏を最新科学の力で乗り切る!』藤井直人/著・・・もはや「今までどおり」の生活では乗り切れなくなった日本の夏を、快適に安全に過ごすための最新科学ノウハウが詰まった一冊です。それにしても、昭和の日本の夏は今考えればとても涼しい夏でしたね。扇風機だけで平気だったなんて・・・懐かしいなぁ~。

 

2025年07月06日(日)

今年は暑くなるのも早かったですが、梅雨明けも早かったですね。7月4日に梅雨が明けたのは異例の早さで史上3位タイの記録。25日と極端に短い梅雨でした。たしかに、七夕前の梅雨明けって記憶にないかもなぁ~。この先は、猛暑、酷暑の日々が続きそうですね。うーん、暑くなるのが早かったぶん、涼しくなるのも早くなってくれると良いのですが・・・お彼岸前でも構わないですよ。

さて、少し前の休日に映画「国宝」を観に行ってきました。3時間近い上映時間と聞き、集中が続くのか、そしてトイレに行きたくなったらどうしよう・・・と心配していたのですが、評判以上の面白さ。あっという間にエンドロールを迎えていました。うーん、これは映画館で観て良かったなぁ・・・としみじみ思わされる作品でした。トイレも水分を控えておいたので大丈夫でしたよ。

で、ここからが本題となります。映画もライブも美術館も1人で観に行く派なのですが、この日は珍しく母と平日休みが重なっており、地元のYヅヤ本店の映画館Tへ一緒に観に行くことにしました。勝手知ったる地元なので、映画館の入っている建物内の屋根下に車を駐車し、エレベーターに向かって歩いていると、見覚えのある車が目の前を通っていきました。んん・・・職場の大先輩Hさんの愛車そっくりでは?

「あれ?さっきHさんの車が通っていった気がする」と母に話しかけると、「Hさん、もしかしたら『国宝』を観に来たんじゃないの?」、「いやいや、そんな偶然ある?」と喋りながらエレベーターに乗り、チケットを買って時間を潰していると・・・エレベーターから、Hさんとそのお友達(たぶん)がにこやかにエレベーターから降りてきました。あ、やっぱりHさんだ・・・と思うより早く、「わ~、(き)さん!何でここに!!」と気付かれてしまいました。何でここに!・・・は、私のセリフのような気もしましたが、「ひょっとして、『国宝』観に来たのですか?」と聞くと、「うん、娘が観に行って凄く良かったと言っていたから」とのこと。ということで、ものすごい偶然ですが、同じ上映時間に同じ作品を観ることとなりました。Hさん、お元気そうで本当に良かったです。

どうやら昔から「引き」が強いタイプのようで、ヒルにも頻繫に遭遇しますが、懸賞に当選したり、旅先や出掛けた先で偶然知人に会うことも多いのです。そうそう、この前は仕事帰りに運転していたら、Googleのストリートビュー撮影車が前を走っていました。最初、何かを上の方に載せているヘンな色の軽自動車がいる・・・と思い、かなりビビッたのですが、よくよく見てみると「Google Street View」の文字。嘘っ!これはもしやっ!!・・・と気づき、少し嬉しくなりました。ひょっとしたら、近いうちにGoogleのストリートビュー360度画像に愛車が映りこむかもしれませんね。

『国宝 上 青春篇』『国宝 下 花道篇』 吉田修一/著・・・ということで、映画「国宝」の原作本です。映画が大ヒット中ということもあり、複数件の予約が入っていますが、読んでから観ても、観てから読んでもオススメです。
『花束みたいな恋をした ノベライズ』坂元裕二/原作 脚本・黒住  光/著・・・作中にGoogleストリートビューが登場する映画「花束みたいな恋をした」のノベライズ本です。菅田将暉さん演じる麦くんが映りこみに興奮していた気持ちがちょっとだけ分かったような気もします。

来週は、ホンモノの人間国宝を見た!・・・という話を書こうと思っています。あ、コーナー8「戦後80年と私たち」についての補足のお知らせも書き忘れてしまったので、こちらも次週に。

 

2025年06月29日(日)

東海地方はまだ「梅雨明け」の発表はないものの、猛暑が戻ってきましたね。この「図書館だより」を書いている、28日(土)の予想最高気温は35℃。本当に明けてないんですよね、梅雨?・・・と、空に向かって問いかけたいほど見事な晴天です。来週の中頃はまた雨の予報ですが、「蒸し暑い」or「むっちゃ暑い」の2択となりそうです。「梅雨寒」はもう戻ってこないですよね、たぶん。

今回は、コーナー8「戦後80年と私たち」について、少し書こうかと思います。といっても、書くべきことはホームページの紹介文に書いたので、こちらをご覧頂くのが一番かと思います。夏の高校野球で甲子園球場の選手入場を見ると戦争を思い出して涙が出てくる、と話していた祖父に届くと良いのですが。

先週の月曜日23日は沖縄慰霊の日でした。沖縄戦の終結から80年のこの日、手を合わせる人びとの多くが口にしていたのが、緊迫化する世界情勢への不安でした。私は長年のサッカーファンで、来年の北中米ワールドカップをとても楽しみにしているのですが・・・21日にアメリカがイランの核施設を空爆した、というニュースが報じられ、とても心配しています。イランは既にワールドカップ出場を決めているチームのひとつです。戦争を理由に、サッカー選手が子どもの頃からの夢を絶たれることが決してないことを願うばかりです。

現在放送中の朝の連続テレビ小説「あんぱん」でも戦争が丁寧に描かれていて、とても心に残りました。千尋が兄・嵩に「この戦争がなかったら・・・」と感情をぶつける場面は、朝ドラの歴史に残る名場面だったと思います。戦後80年のタイミングで良い作品を観ることができて、とても嬉しいです。

実は、コーナー8「戦後80年と私たち」については、もう1つお知らせすることがあるのですが、ちょっと準備が遅れているようで・・・この話の続きはたぶん来週に書けるかな、と思っています。

さて、明後日7月1日(火)から、本館は19時までの開館となります。私たち職員も、遅番にあたっている日は出勤時間が変わるので、うっかり早く出勤しないように気をつけなくては!そして、あと1日で2025年も半年が過ぎますね。早かったようにも、長かったようにも思いますが、個人的には反省点はあるものの、まぁまぁ頑張っていたのではないかな、と思います。下半期もこのまま楽しく元気に過ごせるよう、頑張ります(明るく楽しく過ごすためには自分で頑張らなくてはならない、というのがリアルなところですが・・・)。

『世界で最後の花 絵のついた寓話』ジェームズ・サーバー/作・村上春樹/訳・・・コーナーでも紹介した本ですが、ここ最近もう一度読み返してみようかな・・・と思っている本です。現在が「新しい戦前」とならないことを心から願います。
『ぼくは戦争は大きらい やなせたかしの平和への思い』やなせ たかし/著・・・絵本「アンパンマン」の作者で、朝ドラ「あんぱん」の主人公・嵩のモデルである、やなせたかしさんが自らの戦争体験を綴った本です。朝ドラとあわせてオススメの一冊です。

 

2025年06月22日(日)

先週は真夏のような猛暑が続きましたが、来週は梅雨に逆戻りするようです。梅雨って、いなくなったり、また現れたりするものでしたっけ?・・・うーん、不思議です。

さて、先週の休日のお話です。

この日は、午前中に紫陽花見物を兼ねて隣の県の森をウォーキングした後、すぐに帰宅して早めに夕食を済ませ、夜は栄で大好きなバンドのライブを鑑賞する・・・というハードな予定でした。

まず、雨上がりの紫陽花はとてもきれいでした。私は写真がヘタなので専ら目に焼き付けるだけですが、スマホやカメラを手にした大勢の人達がいて、とても賑わっていました。たぶん1年で最も美しい紫陽花だったと思います。ハードスケジュールになるけれど、やっぱり歩きに来て良かったなぁ~と、その時はしみじみと思ったのです。

雲行きがあやしくなったのはその後。楽しく山道を歩いていると、左足首に何とも言えない違和感が・・・こ、これはもしや!・・・雨上がりの日は要注意日なので、虫除けスプレーもいっぱい吹き付けたし、登山用の靴&靴下も履いて対策は一応していたのですが・・・結果的に2箇所もヒルにばっちり噛まれていました!あちゃー!!・・・です。

ヒルに噛まれた話は、これまでも何度か「図書館だより」に書いているので、すでに書いているような気もしますが、ヒルの唾液には「ヒルジン」という血液凝固を阻害する物質が出ているので出血が止まりにくい、という特徴があります(ちなみにヒルの唾液には麻酔物質も含まれるため、噛まれてすぐは痛くも痒くもありませんが、数日後とんでもなく痒くなることが多いです)。この日、私は夜は栄でライブを観に行くのです・・・まずい!血がダラダラと出たままではライブに行けません!!

ということで、帰宅してからはヒルに噛まれた箇所を「これでもか!」という勢いでギュウギュウ押しまくり、圧迫止血。何とか出血は収まり、無事に栄へ出掛けてライブを楽しむことができました(最高でした!)。異変を感じたのは翌日です。足首が見たことがない太さに腫れあがっています。そして、むちゃくちゃ痒い(たぶんヒルの唾液に含まれていた麻酔が切れたのでしょう)。刻々と腫れが広がっていくのが自分でも恐ろしくなったので、さすがに皮膚科を受診して飲み薬と塗り薬を処方してもらい、ようやく腫れも痒みも落ち着いてきた、というのが現状です。あー、ビックリしました。

これまでも何度かヒルには噛まれているのですが、ここまでひどい症状になったのは人生初のこと。たぶん、ライブに行かなくては!・・・という焦りから、思いっきり圧迫止血をしたためヒルの毒素(言い方が間違っているかもしれませんが)が広がったのではないかな、と思います。今後は更に気をつけて山登りをしなきゃなー、と反省しきりです(山登りはやめませんが)。

昨日は、1年で昼の時間が最も長く、夜が最も短い二十四節気の「夏至」でした。つまり、今日から少しずつ昼の時間は短くなります。毎年、夏至と聞くと「もうすぐ7月だなぁ・・・」と思います。津島市立図書館(本館)は、7月・8月は夜7時までの開館となります。遅番にあたっている日は、出勤する時間を間違いないように気をつけなくては・・・と、これも毎年思います。

ヒルに嚙まれたり、うっかり飲んでしまった牛乳でお腹の調子を崩したり、シャワーが壊れたり・・・と小さめ(?)のアクシデントが続いていますが、これからやって来る夏の繫忙期を元気に乗りこなしていきたいと思います。そろそろ次のコーナー展示の制作も本腰を入れなくてはならないのに、呑気に毎年のようにヒルに噛まれている場合ではありませんね。来週の「図書館だより」こそ、コーナー8「戦後80年と私たち」について書こうと思っていますが、これ以上アクシデントがなければ・・・ですね。

『スタンド・バイ・ミー(DVD)』ロブ・ライナー/監督・・・言わずと知れた、故リヴァー・フェニックスら4人の少年たちの名演が心に残る名作映画ですが、作中では沼に落ちた少年たちがヒルに吸い付かれる場面が登場します。気になる方はご覧ください。

 

2025年06月15日(日)

先週のつづきのような話となります。

まずは、伊勢神宮での式年遷宮の「御神木」の話。先週の日曜、津島神社はなかなかの人混みだったそうですね。この日、私は隣の県で用事があったので見られない!・・・と思っていたのですが、ちょうど東海大橋近くの八開水防センターに「御神木」が到着していたタイミングに偶然通りかかることができ、チラリと見ることができました(運転中だったため、ほんの一瞬でしたが)。津島神社や星大明社は多くの人が訪れていて賑やかだったようですが、私が見た限りでは八開水防センターは割とのんびりとしていて、近くの堤防の上から「御神木」を眺めている人もいて、大らかで素敵だなぁ・・・と思いました。

その後も運転を続けていると、津島市に入ったところでスマホを手にした数人が155線沿いに立っているのに気付きました。もうすぐやって来る予定の「御神木」を待っているのかな?・・・と思い、よくよく見てみると、見覚えのあるその人達は・・・友人とその一家ではありませんか!・・・津島神社まではだいぶ距離もあり、まだ誰もいない場所で楽しそうに立っていたので、運転していても気付いてしまいました(後で確認したら、やっぱり友人でした)。その後も津島神社に近づくにつれ、歩道橋の上にスマホを手にした人達がたくさんいたり、津島警察署の警官が立っていたり、で「御神木」待ちをしている空気が伝わってきて面白かったです。次に「御神木」が到着する20年後はどうなっていますかね?今よりも楽しい、平和でより良い社会になっているといいなぁ・・・と、しみじみ思います。

もうひとつ、先週のつづきのような話を短めに。先週火曜日、10日のインドネシア戦は6対0の圧勝でしたね。キャプテンマークを巻いた10番・久保選手の圧巻のプレーには、日本代表の明るい未来がちょっぴり見えたような気がしました。来年のワールドカップも開幕まで1年を切りましたね!ここからの1年はあっという間となりそうですが、選手達が怪我なくベストな状態でワールドカップを迎えられることを心より願っています。

『オリジナル・サーフィン・ヒッツ』ビーチ・ボーイズ/演奏・・・本編とは全く関係のない話ですが、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンが先週亡くなられました。名曲「グッド・ヴァイブレーション」も「サーフィンUSA」も収録していませんが、当館で所蔵している唯一のビーチ・ボーイズのCDをご紹介します。私はベスト盤をある時期によく聴いていたぐらいの浅いリスナーですが、たぶん今の若い方が聴いてもグッとくる音楽かと思います。不滅の名曲を多く残してくれて、ありがとう。ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

2025年06月08日(日)

そろそろ梅雨入りですね。少し前に近所をウォーキングしていたら、「タチオアイ」の花が咲き始めていました。「タチアオイ」は梅雨入りが近づくと下から上に向かって花が咲き始め、てっぺんまで咲くと梅雨明けを迎えるそうです。傘をさしてウォーキングするのは面倒だったりもしますが、「どこまで咲いたかな?」と観察しながら歩くのは楽しみですね。

今回は、久しぶりに(でもないか?)サッカーの話を。

6月となり、2024-25欧州サッカーシーズンが終了しました。CLの決勝は5対0という、記録的な点数差でパリSGが初優勝。メッシがいても、ネイマールがいても、エムバペがいても(エムバペ選手の古巣の優勝をお祝いするインスタ投稿はステキでした!)獲れなかったビッグイヤーがようやく・・・というおめでたい話ですが、パリでは大きな暴動が起こってしまったようで、本当に残念に思います。

日本代表も、先週はアウェイでワールドカップ最終予選オーストラリア戦がありました。久保選手が初の10番でしたが、残念ながら負けてしまい、最終予選初黒星となりました。既にワールドカップ出場を決めていたことや、欧州シーズン終了のタイミングだったこともあり、パリ五輪世代の選手が多く起用されましたが、難しいものですね。若者たち、みんなうまいなぁー・・・と普通に思うんですけどね。やはり勝負は勝たなくては!・・・というわけで、10日火曜のワールドカップ最終予選の最終試合(ややこしい表現ですが)、インドネシア戦ではしっかり勝ってほしいなーと思います。ホームだし、地上波中継もあるし、移籍シーズンだし。

最後になりますが、3日に“ミスタープロ野球”長嶋茂雄さんが亡くなられました。子どもの頃は、地上波で毎日ナイター中継を放送していました。当時、テレビは一家に一台の時代で、父が帰宅すると容赦なくナイター中継にチャンネルを替えられてしまったな・・・と懐かしく思います。私は監督時代しか存じ上げない世代ですし、野球はあまり詳しくないのですが、以前リハビリに挑む真剣な顔をテレビ番組で拝見し、その気迫に心打たれた記憶があります。当館では、コーナー6「追悼・長嶋茂雄さん」を設置しました。懐かしい本が多いかと思いますが、手に取って頂ければ幸いです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

『ときめくカエル図鑑』高山ビッキ/文・松橋利光/写真・・・梅雨入り間近ということでカエルの本です。そういえば、自宅のインターフォンの上になぜかアマガエルがよく座っていて、インターフォンを鳴らそうとするお客さんや業者さんにビックリされます。特に座り心地が良いわけでもないだろうに、なぜ毎年同じようにカエルが座っているのでしょうか?たぶん代替わりもしているかと思うのですが。
『パリの小さな美術館 思わぬ出会いに心ときめく』原田マハ/著・・・パリSGのCL制覇を祝ってパリの本を。芸術の都で、美味しいものがいっぱいのパリ。いつかは行ってみたいものですが、円安が何とかなってくれないと無理でしょうね。

書き忘れるところでした。もう少ししたら(私の「図書館だより」は毎週日曜日12時に更新されるように設定しています)、伊勢神宮での式年遷宮の「御神木」を津島神社でお迎えする時間になるはずです(予定では、本日12時40分頃到着のようです)。20年に1度の貴重な機会なので、私もタイミングが合えば見に行きたい、いやお迎えに伺いたいのですが・・・うーん、出掛けているので難しいかもしれません。

あと、こちらも書き忘れるところでした。コーナー8「戦後80年と私たち」については、別の機会に「図書館だより」でも少し書こうと思っています。多くのご利用を頂きまして、感謝を申し上げます。

 

2025年06月01日(日)

今日から6月ですね。あと1か月で2025年も半年になるかと思うと、まぁまぁの驚きです。年を重ねると、1日は長くなり1年は短くなる・・・と聞いたことがありますが、どちらも短いとしか感じない私はまだまだ至らない年齢なのでしょうね。先週は涼しい日と暑い日、そして雨の日と晴れの日が猫の目のようにクルクルと入れ替わる1週間でした。ご近所の紫陽花もだんだん色づいてきているようで、梅雨入りも近いのかもしれません。

先週は、大相撲で(明治42年以降)史上最速13場所での横綱誕生が話題となりましたね。相撲については語れるほど詳しくないのですが、石川県出身の母が毎日大の里を熱心に応援していたので、良かったなぁ~と思っています。自宅では、大相撲中継を放送している時はテレビが点けっぱなしになっているので、家事をしながらテレビ中継を見ていることが多いのですが、母が意外な特技を持っていることに最近気づきました。

それは、観覧席に座っている有名人を発見する特技です。今場所も「ほら、あそこのピンクの服を着て座っているのは勝俣さんじゃない?半ズボンだよ、きっと」に始まり、「ほら、金色の服を着たデヴィ夫人も、大の里が勝って大喜びしているわよ」と、教えてくれるのです。どれどれ・・・とテレビを注意深く見ると、確かに勝俣さん、そしてデヴィ夫人がちゃんと映っています。そういえば以前も、林家ぺー・パー夫妻(これは私でもすぐに気付いた)や大村崑さんの映りこみを教えてくれました。どうやって母が発見しているのかは全く分かりませんが、もはや立派な特技だなぁ・・・と毎回感心しています。

先週もうひとつ話題となったのが、今年初めての開催となった「MUSIC AWARDS JAPAN」の授賞式。こちらは私もテレビ中継を録画し、さらにYouTubeもチェックしてじっくりと観ていましたが、ミュージシャンやクリエイター、そして音楽産業に関わるスタッフへのリスペクトが詰まっていて、とても素敵な授賞式でした。来年、再来年・・・と回数を重ねるごとに、さらに成熟して良いアワードになりそうだな、とワクワクしています。

最後にお知らせを。先週火曜の休館日をもちまして、コーナー9「蔦重、花の時代」が終了し、コーナー8「戦後80年と私たち」がスタートしました。8月末まで展開している予定です。こちらについては次の機会に書こうかな、と思っています。

『イエロー・マジック・オーケストラ』YMO/演奏・・・「MUSIC AWARDS JAPAN」授賞式のオープニングショーでは、細野晴臣さんのスピーチ(感動しました!)の後、「RYDEEN REBOOT」が上映されて、その豪華さにビックリしました・・・ということで当館所蔵のYMOのCDを紹介しますが、残念ながらこちらには「ライディーン」は収録されていません。ご容赦ください。

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 大河ドラマ 1』『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 大河ドラマ 2』森下佳子/作・豊田美加/ノベライズ・・・大河ドラマ「べらぼう」のノベライズ本です(全4巻の予定で、現時点では2巻まで所蔵しています)。「MUSIC AWARDS JAPAN」を観ていて思い出したのですが、先月中旬に放送された、大河ドラマ「べらぼう」の第19回「鱗の置き土産」は、クリエイターファーストの精神について考えさせられる内容でした。新しいものを書きたい戯作者・恋川春町と、売れることが見込める人気作の続篇を書いてほしい地本問屋・鶴屋の思いのすれ違いは、現代のクリエイター界隈とあまり変わらないんじゃないかなー、と思いました。ということで、コーナー9「蔦重、花の時代」は終了しましたが、この先の「べらぼう」も楽しみに観させて頂きます。図書館利用者の皆さま、コーナー9「蔦重、花の時代」では多くのご利用を頂きまして、ありがた山のかんがらすにございました。

 

2025年05月25日(日)

5月も下旬となり、先週はかなり暑かったですね。「初夏」を通り越して「真夏」になったんじゃないか・・・、いやいや、「真夏」はこんなもんじゃありません。ヤツのポテンシャルはもっと高いはずです。ともあれ、まだまだ暑さに体が慣れていないので、熱中症等にも気を付けなくてはいけませんね。

ということで、朝晩はまだ寒いよね・・・とか何とか言って、先延ばしに延ばしていた「衣替え&断捨離」をしなくてはいけません。うーん、家事の中で最大の苦手分野です。暗澹たる気持ちになります。

だいぶ前の話ですが、新聞をぼーっと読んでいたら、作家の町田康さんの「本の整理 破滅への一本道」というタイトルのコラムが掲載されていました。少しだけ紹介すると・・・

家に仰山ある本を分類整理しようと思った町田さん。しかし、家中のありとあらゆるところに、様々の雑物が分類整理されぬままぎっしりつまって、整理をしようにも手が付けられない状態に成り果てていることに気付く。そこで家内で物が回転する余地を確保すべく、不用品をゴミとして捨てることを決意。これはしかしなかなかに困難な仕事であった。なんとなればそれを捨てるということは、そのそれを買った自分の過去の過ちを認め、それに費やした費用を心の家計簿に損失として計上することに他ならないからである。そうこうするうちに家の中に堆積している物品の九割はそうした失敗物であることが判明するに至り、自分がアホではない、という気持ちが滅亡して、半笑いで物を捨てられるようになる。それからはもう勢いが付いてしまい、今現在使用しているものにさえ、難癖をつけて捨てるようになり、スペースだらけ、というか、ただのスペースと化した家の中を捨てるものを探して歩き回っている。

・・・というもの(少しだけ、じゃなかったですね。私が要約した文章なので、意味が伝わらなかったら、全て私の責任となります・・・スイマセン)。このコラム、なかなかにホラーですよね。私も断捨離が苦手なのは、進めているうちに「必要なもの」と「必要ではないもの」の境界線がぐにゃぐにゃと歪み、うっかり全部捨てるか、うっかり全部保存してしまうか、の極端な二択に走ってしまうからです。決断力、には自信があるのですが・・・やはり、町田さんが書かれていたように、「それ」を買った自分の過去の過ちを認めるのがイヤなのかもしれません。

とはいえ、このままでは冬に愛用した加湿器を収納するスペースすらないので、断捨離を決行するほかありません。もういっそのこと、目をつぶって全部捨ててしまい、新しい自分と出会うチャンスにしてしまおうか・・・という、謎の誘惑に負けそうです。はぁ~。

『猫とねずみのともぐらし』町田康/文・寺門孝之/絵・・・タイトルのグリム童話をもとに町田康さんが創作したほぼ絵本な児童書です。猫はなぜねずみを追いかけるようになったのか?・・・という謎に迫る(?)、シュールなおはなしです。町田さんは愛猫家としてもよく知られています。

 

2025年05月18日(日)

いつの間にか5月も下旬となっていましたね。現在展開中のコーナー9「蔦重、花の時代」も、あと1週間と少しで終了予定です。大河ドラマの方も1週お休みを挟んでキャストもがらりと変わり、第2章スタート、といった感じですね。源内先生も瀬川もお疲れ様でした~。

テレビの話ばかりで恐縮なのですが、今年の春は「ブラタモリ」の復活を超楽しみにしていました。昨年終了した時は「そっか、終わるんだ」とあっさりした気分だったのですが、「ブラタモリ」のない日常が徐々に寂しくなってきていたので、とても嬉しいのです。不思議なことに、タモリさんの番組の終了って「いいとも」も「タモリ俱楽部」も徐々に寂しくなってくるんですよね。

「ブラタモリ」を見ると、やはり旅に出たくなりますね~。もういい年齢なのに、行ったことがない場所がたくさんあるなぁ・・・と思います。タモリさんのような教養のある人間になるのは難しそうですが、身軽に、そして気軽に旅を楽しむことができる人になりたい、といつも憧れています。あ、この春からオープニングテーマ曲が、小沢健二さんの「僕らが旅に出る理由」になったのも、思いっきり「世代」なので嬉しいです。

「ブラタモリ」の話を書いていて思い出したのですが、(だいぶ前の話ですけど)家族に頼まれて某深夜トーク番組を録画しておいたのをボーっと観ていたら、ゲストに伊東四朗さんと由紀さおりさんが出ておられて、「ん、何かこの2人の並び、見たことあるよね・・・」と急に記憶が蘇りました。鋭い方は気付かれたかもしれませんが、NHKの「コメディー お江戸でござる」のコンビではないですかっ!!1995年から2004年まで放送されていて、亡くなられた杉浦日向子さんが解説を担当されていました。伊東四朗さんと由紀さおりさんは確か夫婦役だったような・・・。うーん、曖昧でごめんなさい。大河ドラマ「べらぼう」は江戸時代中期が舞台ですし、伊東四朗さんもご健在なので(番組中もボケ倒していました)、一夜限りで復活してくれないかな~、と思いました。

ということでこの辺で、次のコーナー制作に戻ります。ラストスパート(と、信じたい)、頑張ります。

『ブラタモリ 1』NHK「ブラタモリ」制作班/監修・・・記念すべき第1巻は、長崎、金沢、鎌倉が舞台です。行ったことがあるのは金沢だけ、なんてちょっと寂しいなぁ・・・。このシリーズは第18巻まで出版されていますが(この図書館でも所蔵しています)、番組が復活したということはシリーズ本も続きが出るのでしょうか?こちらも期待したいですねぇ。

『杉浦日向子 江戸から戻ってきた人 生誕60周年 増補新版』・・・杉浦日向子さんも亡くなられて20年になるんですね。ああいう雰囲気のある方はその後現れず、まさしく不世出の存在だったんだなぁ・・・と思います。早世が惜しまれますね。

(す)さん、香港の「自助圖書站」の画像、面白かったです。香港のものはずいぶんオシャレでオープンなんだなぁ・・・、と思いました。

 

2025年05月11日(日)

ゴールデンウィークも終わり、今日はもう「母の日」ですね。今年のゴールデンウィークも、例年通り出勤していました。「こどもの日」に美味しい柏餅を食べたこと、が唯一のゴールデンウィークっぽいエピソードです。あ、5月5日は菖蒲湯に入るのを楽しみにしていたのですが、肝心の菖蒲が売り切れていたので入れませんでした。うーん、残念です。

さて、もうかなり前の話になりますが、先月下旬にグランパス対サンフレッチェ広島戦を観に、豊田スタジアムへ出掛けてきました。雨予報、かつ当時のグランパスは最下位、という状況で当日を迎えたのですが、よく晴れて(むっちゃ暑かったですが)、かつ強豪の(この「図書館だより」を書いている時点で5位です)サンフレッチェ広島に勝利する、という素晴らしい結果。グランパスも最下位を脱出し、「うちら持ってるわ~」と思いました。

そうそう、いつもは1人観戦が基本なのですが、今回は久しぶりに友人とのサッカー観戦でした。たぶん10年ぶりくらいに会った友人ですが、ヒマを持て余していた学生の頃によく一緒にグランパスの練習の見学に行っていました。うまくいけばサインを貰えたり、並んで写真を撮ったりした記憶があります。当たり前ですが、当時の選手はもうみんなとっくに引退している年齢です。いや、むしろ指導者として活躍している世代ですね。

瑞穂での試合がなくなってからは、豊田はやはり遠いのと(夜の試合だと終電がピンチです)、2人とも大人になったので時間を合わせるのが難しくなってしまい、一緒に観戦することが出来なかったのですが、昨年のルヴァン杯決勝をきっかけに連絡を取るようになり、久しぶりの連れ立っての観戦となったのです。ま、2人ともまぁまぁおばちゃんになっているので、出ている選手の名前が出てこなかったりしますが、やはり喜びを分かち合うことができるのは良いですね。また一緒に行きたいなー、と思いました。昔は真夏も平気で楽しくスタジアム観戦していましたが、近年は暑すぎてムリなので、涼しくなるまで待ちたいと思います。

そういえば、今回はじめて「●ブン―イレブンシート」という最前列の席で観戦したのですが(思いがけずお値打ちだったのです)、試合中の選手の声が聞こえることに興奮する一方で、ピッチとの距離が近すぎて試合の状況はよく見えない・・・。あ、点が入ったみたいだね・・・と、スタジアムの大きなモニターで確認していました。うーん、一長一短とはこのことかぁ~。

『勝者のエスプリ』アーセン・ベンゲル/著・・・当たり前のことですが、ファン・サポーターも若い世代が増えているので、ベンゲル監督時代のグランパスを知らない世代も多いかと思いますが、あの頃のグランパスはJ最強だった、と今でも思っています。現在のスタメンはうろ覚えですが、ベンゲル時代のスタメンは余裕で全員言えるなぁ・・・。アーセナル、CL残念でしたね。

 

2025年05月04日(日)

ゴールデンウィークも後半となりましたね。天王川公園の藤まつりも先月29日で終了。私も昼休み等を利用して何度か見に行ってきましたが、個人的には咲き始めの頃の藤が一番良かったような気がします。その頃は見物に来ている人も少なく、公園内の藤の案内図を見ながら「花美短」で「カピタン」って読むんだね、田舎のヤンキーみたいな読み方だね、とのんびり喋っていました。ゴールデンウィークに突入した頃からは物凄い人混みとなり、のんびりと藤を楽しむ余裕はなくなり、スマホ撮影の邪魔にならないように気を付けて歩きながら、津島じゃないみたいだなー、と思っていました。ともあれ、地元の超自慢の藤です。遠方からはるばるお越し下さった方々も楽しんで頂けていると幸いです。

さて先週も書きましたが、ゴールデンウィークも図書館はいつも通りに開館しています。先日、たまたま見かけた沖縄県立図書館の「ゴールデンウィーク中の開館状況について」のお知らせに、馬やカピパラ(たぶんカピパラ?ちょっと自信ありません。違う動物だったらごめんなさい)が登場していたのが面白かったです。「GWはたくさん本を読もうね」や「そうだ、としょかんいくか・・・」と気怠げに呟いているのも秀逸でした。2018年には看板ネコの「津覇にゃんにゃん丸」が1日館長に就任したことが話題となっていましたが、動物と縁のある図書館なのでしょうか?我ながらぼんやりとした情報でスイマセン・・・。

図書館ネタといえば、神戸旅行の話で書き忘れていたのですが、神戸市内のある駅で神戸市立図書館の予約図書自動受取機を見かけました。電車1両ぐらいの大きさの機械が券売機の横に鎮座していて、まぁまぁの存在感。もっとジロジロ見たかったのですが、あやしい人に見えるのが心配だったことと、旅先で急いでいたのでチラ見で我慢しました。無人とはビックリですね~。駅構内に入れる時間であれば何時でも利用可とのことですが、なかなかの人気で入庫待ちとなっており、図書館での受け取りが可能な方は自動受取機での申込をしばらくお控えください・・・と呼びかけているようです。駅ポストの返却本の回収だけでも冊数が多ければ大変なのに、予約本の入庫は気を遣うだろうなぁ・・・と思いました。

あ、旅の話で思い出したのですが、神戸旅行へ出かけたのは4月のはじめ頃。ホテルでテレビを点けたら、NHKの地方ニュースをたまたまやっていて、3月まで夕方のニュースを担当されていた女性アナウンサーの方が大阪局へ異動となり、ニュース番組の新しい担当となった挨拶をされていてビックリしました。そっかー、最近お見かけしないと思っていたら、異動でしたか・・・旅先ではこんな面白いこともありますね。

実は、今回の「図書館だより」では、名古屋グランパス対サンフレッチェ広島の試合を豊田スタジアムで観戦した話を書こうと思っていたのですが、先週の柏レイソル戦でまたグランパスが負けてしまい、19位まで順位が下がってしまったのが悲しすぎることと(この「図書館だより」を書いているのは5月2日金曜です。昨日の清水エスパルス戦@国立は圧勝だったようです)、現在コーナー原稿の制作真っ只中で、心と時間のゆとりがどこかへ行ってしまったので、今回は小ネタ集(@桂小枝さん)でご容赦下さい。そうそう、ホーム通算入場者数1000万人突破おめでとうございます。ファン、サポーターは気温とともに順位が上がることを信じて応援していますよ。頑張ってくださいね。

『タケノコごはん』大島渚/文・伊藤秀男/絵・・・今回の「図書館だより」とは全く関係のない話ですが、最近タケノコを頂く機会に恵まれ、美味しいタケノコ御飯を何度か頂きました。有難い~。津島市ゆかりの絵本作家・伊藤秀男さんが絵を描いたこちらは、平和への願いが込められた絵本です。ゴールデンウィークはお出かけも良いですが、読書もオススメです。伊藤秀男さんの絵本は、当館の「ふじいろ文庫(津島市の花「藤」が由来です)」に並んでいます。興味のある方は覗いてみて下さいね。

 

2025年04月27日(日)

新年度がスタートしたばかりのような気分でいましたが、早くも世の中はゴールデンウィークですね。現在、コーナー制作が佳境に入ってきておりまして・・・ゴールデンウィークどころではない、というのが本音です。うーん、まだままだ(嚙んでる!)頑張らなくては。ま、それはともかく、図書館はゴールデンウィークも絶賛開館中です。藤も良いけど、本も良いものです。気軽にお立ち寄りください。

さて、先週の続き「姫路篇」となります。

ライブで1泊した翌日は、観光&グルメを楽しむのが定番となっています。今回は、姫路城&穴子丼を目指すことにしました。折しも、桜が満開の季節(これは狙ったわけではなく、たまたま今回のライブが桜の季節と重なっていたのですが、とてもラッキーでした)。姫路城の桜は「日本の桜の名所100選」にも選ばれている、とのこと。翌日の天気予報も晴れだし、楽しみです。

ホテル最寄りの駅から姫路駅まではJRで40分程。意外と早く、しかも千円かかりません(先週の繰り返しになりますが、普段●鉄を利用している私には安すぎるように思います)。姫路駅を降りると正面に姫路城が見えます!おぉ、テンション上がる!!

もちろん、良い季節に良い場所は観光客が多いのですが、何だろう・・・皆さんとてもマナーが良いのです。ようやく訪れた桜の季節を大好きな場所で楽しんでいる、という幸福感に姫路城が包まれているようで、とても伸びやかな気分になりました。

せっかくの機会なので、天守閣にも登ってきました。靴を脱いで狭くて急な階段を上がるのは、なかなか大変でしたが、外国人観光客の方もルールを守って観光されていて、私も落ち着いて見学することができました。大天守(最上階)からは姫路の街並みだけでなく、満開の桜と桜を楽しむ人たちの姿も見ることができ、とても心に残りました。うーん、きれいだったなぁ。

と、美しい姫路城と桜をスマホで一応撮影していたのですが、実は私ビックリするほど写真撮影がヘタなのです。後で画像を見てみると・・・うーん、清●城ぐらいにしか見えません(清●城を悪く言うつもりは全くありませんが)。桜もね・・・何だかどこで撮っても同じ桜だよね、というレベル。まぁ、どちらもしっかりと目に焼き付けたから良いのですけどね。

『新幹線60年の変遷 広がる高速鉄道』レイルウエイズグラフィック/著・・・昨年2024年は東海道新幹線が開業して60周年というメモリアルイヤーでした。帰りは新幹線に乗ったら、姫路駅から名古屋駅まではたったの80分。うーん、早いなぁ・・・。新幹線、大好きです。個人的には、リニア新幹線開通よりも、名古屋から北陸地方へのアクセスが良くなってほしいです。大好きな金沢が遠すぎるのです!くぅ~!!
『揖保乃糸毎日食べたいそうめんレシピ』兵庫県手延素麺協同組合/監修・・・姫路駅前のお土産屋さんでは、揖保乃糸のパスタや中華麺も販売されており、思わずお土産に購入してしまいました。今回の旅では、兵庫県が誇る揖保乃糸のそうめんを食べる機会はありませんでしたが、穴子丼もとても美味しかったです。他にも「姫路おでん」を食べそびれてしまったので、駅前で名物のはんぺんを買い、自宅で「おでん」を作って食べたら、こちらもとても美味しかったです。今度は本場でアツアツの「姫路おでん」が食べたいなぁ。

 

2025年04月20日(日)

暖かくなってきたなぁ・・・と喜んでいたのは束の間。急に暑くなってきましたね。うーん、つい最近までフリース着ていたのに、今度は熱中症への対策をしなくてはいけません。

さて、今回は神戸~姫路の1泊旅行の話を書きますね。今回は前篇「神戸篇」です。

「推し活」というほどのモノでもないのですが(胸を張って言えるほど推せてないので畏れ多いのです・・・)、今回は神戸でのライブを目的に旅してきました。まだツアーが続いており(ちょうど折り返し地点くらいです)、ネタバレ厳禁となっているためライブについては書きませんが、毎回このミュージシャンのライブに行くと、ファンのマナーの良さにも感動してしまいます。静かに整然と列に並ぶ感じの良いファンの姿を見ると、私も良き「●民」であろう・・・と心に誓うのです。

ま、書けないライブの話はこれ位にします。午前中に神戸に着いたので、ライブ前に神戸市内を観光してきました。洋館めぐり、は数年前に友人とぐるぐると巡ってきたので、今回は兵庫県立美術館へ出掛けてきました。美術館最寄り駅は、阪神電車「岩屋駅」。ホテル最寄り駅の「三宮駅」から2駅ですが、何とびっくり運賃が160円!・・・最初、子ども料金かと思いました。この物価高のご時世に有難いことですが、普段●鉄電車に乗っている私には信じられません(あ、●鉄電車を悪く言っているわけではないですよ)!

最寄り駅からミュージアムロードをてくてく歩いていくと、巨大なカエルのオブジェ「美カエル」を屋上に載せた建物が見えてきます。設計は日本を代表する建築家・安藤忠雄。うーん・・・、むっちゃ格好良い建物です。あまりにも格好良いので、ミュージアムショップ限定で販売していた、安藤忠雄直筆スケッチ入りの書籍を自分用のお土産に思わず購入してしまいました。愛知県美術館も栄じゃなくていいから、こんなオシャレな建物だったら良いのに・・・。

開催中の特別展「パウル・クレー展」は名古屋で観たばかりだったのでパス。今回のお目当ては「小磯良平記念室」で常時展示されている「斉唱」。美術の教科書にも掲載されているので、たぶん一度は観たことがある作品かと思います。感想は一言では言い表せませんが、足を運んで観に行って良かったな・・・と思いました。小磯良平は太平洋戦争とも深い関わりのある画家です。現在、「戦後80年」にちなんだコーナーを作成中(あ、書いちゃった)の私にとっては、色々と考えさせられる作品が多かったです。また、「あれから30年-県美コレクションの半世紀」展も開催中だったので、こちらも寄らせて頂きました。福田美蘭さんの「淡路島北淡町のハクモクレン」という大きな作品がとても素敵でした。

他にも、美味しいスイーツやパンを楽しむことができ、神戸は何度訪れても素敵な町だなぁ・・・と思います。また遊びに行きたいなぁ~。次週、「姫路篇」に続きます。

『常設展示室』原田マハ/著・・・旅行に出かけて時間がぽっかり空いた時は、その土地の最寄りの美術館に寄ることが多いです。ほとんどの美術館で常設展は怖いくらいガラガラに空いていて、ゆっくりと鑑賞することができるので、オススメです。

『スイート・ホーム』原田マハ/著・・・スイマセン、2作連続で原田マハさんの作品となります。兵庫県の小さな洋菓子店を舞台にした、心温まる家族の物語です。

 

2025年04月13日(日)

ホームページサーバーの移行作業があり、お久しぶりの「図書館だより」です。投稿画面の仕様が変わったので、うまく投稿できているのか、少し心配でもありますが・・・。新年度になってからは(私にとっては)最初の「図書館だより」ですね。今年度も、明るく楽しい内容の投稿となることを心掛けて書いていこうと思っています。どうぞ宜しくお願いします。

このご無沙汰の期間中にずいぶんと暖かくなりましたね。桜はあっという間に満開となり、今日の雨で完全に散ってしまうのかな?・・・といったところ。「花散らしの雨」とはよく言ったものだな、と思います。ほかにも桜にちなんだ言葉には「花筏」や「桜雨」など、格好良い言葉が多いような気がします。「休眠打破」なんて、来年の書き初めに書いてもいいんじゃないかな、と思うぐらいステキな言葉ですよね。

大阪では万博が今日開幕しましたが、図書館近くの天王川公園の「藤まつり」は昨日からはじまりました。天王川公園のインスタを見てみると・・・うーん、まだ咲き始め。蕾がぐんぐん大きくなってきているようですが、今のところ「猫じゃらし」ぐらいの大きさでしょうか?図書館の入口展示「津島市・江南市 藤まつり展」とあわせて、藤の成長を楽しんで頂けると幸いです。私も近いうちにウォーキングがてら藤を見に行こうと思っていますが、藤まつり期間中は公園近く(つまり図書館近くです)が渋滞するので、遅刻しないように気を付けなくては!

また、このご無沙汰の期間中は作家の上田秀人さんが亡くなられた、という訃報に驚きました。この「図書館だより」には書いていませんでしたが、昨年の11月に大阪で開催された「なにげに文士劇2024旗揚げ公演 放課後」を劇場へ観に行き、学校一の秀才・北条雅役を上田さんが演じられていたのを拝見したばかりです。華麗な迷推理を堂々と披露する熱演がとても格好良かったです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

先週は、1泊2日の日程で神戸~姫路を旅してきました。旅の話は次週以降に書こうかな、と思います。この春に「ブラタモリ」が復活して嬉しかった話もその内に。

『藤と日本人』有岡利幸/著・・・平安時代から現代までの、日本人と藤の関わりの長い歴史を解説する本です。「藤まつり」のこの季節にオススメの一冊。そういえば、昔「藤まつり」を見に行って「藤アイス」を食べた記憶があります。「藤の味」ってどんな味だったんでしょうか?・・・全く記憶にありません。
『孤闘 立花宗茂』上田秀人/著・・・中山義秀文学賞を受賞した上田さんの著作です。上田さんは多くの時代小説シリーズを手掛けており、著作は200冊を超えますが、実は歯科医という顔も持っておられました。凄っ!
『小説すばる 2025年1月号』『小説すばる 2025年2月号』・・・昨年の「なにげに文士劇」で実行委員をつとめられた澤田瞳子さんによる「なにげに文士劇 顛末記(上・下)」が2号にわたって連載されています。どんな仕事もバックヤードは興味深いものですね~。”大人の文化祭”を真剣に楽しむ澤田さんの姿がステキです。

 

 

2025年03月30日(日)

おそらく、「年度末の奇跡」が起こったのでしょう。この「図書館だより」の中だけで時空がゆがみ、10日ほどタイムスリップしてしまったようです。

現在も残っている私(き)の最新の投稿は3月9日(日)。ラジオを聴きながらアイロンをかけていたら手首に火傷をした頃のようですが、20日ほど経っても火傷の痕は残ったまま(年齢のせいか最近は傷の回復が遅いので、半袖になっても残っている気がします)。職場内における少数派であることを自覚しつつも、相変わらず休日にはラジオを聴きながら図書館で着用するエプロンにアイロンをかけています。そして、やらなきゃいけない仕事も完成していません・・・つまり、10日ほどのタイムスリップは私には殆ど影響がないようです。ま、気にしないで!・・・ということです、はい(笑)。

タイムスリップ期間中では、先週3月23日(日)の「図書館だより」だけ手元にデータが残っていました。その内このお話だけ「お知らせ」の意味も込めて再投稿しますね。

さて、少し話を変えますね。2週間ほど前の「図書館だより」に少し書いた、松坂屋名古屋店で開催されている「Timeless Colors MATSUZAKAYA NAGOYA × Sarah Fujiwara」とそれを記念したトークイベントを観に出掛けてきました。松坂屋といえば・・・のカトレヤをモチーフにした作品が松坂屋の館内全体で展示されていて(計12ヶ所で展示されているそうです)、なかなか普段は触れる機会のない(お値段的にも!)ラグジュアリーブランドとのコラボ展示もとても素敵でした。トークイベントでは今回の作品制作の裏話をじっくりと伺うことができて、とても面白かったです。4月8日(火)まで松坂屋名古屋店で展開されているそうなので、矢場町近辺に予定がある方は是非!館内をぐるぐる歩くだけでも楽しめますよ~。

冒頭の「2週間ほど前」がタイムスリップの影響で「3週間ほど前」となりましたが、松坂屋名古屋店では「Timeless Colors MATSUZAKAYA NAGOYA × Sarah Fujiwara」が現在も展開中ですので、是非!!

他には・・・あ、サッカーの代表戦がありましたね。先週の「図書館だより」では、バーレーン戦に勝ち、世界最速かつ史上最速のワールドカップ出場決定を大喜びしていたはずです。先週の火曜はサウジアラビア戦がありました。結果はスコアレスドロー・・・うーん、研究熱心なサウジアラビアがアウェイで強豪日本相手に見事勝ち点1を手に入れた・・・と書いたら辛口過ぎますかね。次の試合は6月。ワールドカップ本番までに何度実戦の機会があるのかな、とも思います。アウェイの試合となりますが、頑張ってほしいですね。

『スキップ』北村薫/著・・・『時をかける少女』をはじめ、タイムスリップがテーマの小説には名作が多いのですが、私のイチオシはこちら。北村薫さんの「時と人 三部作」の第1作目です。もう30年くらい前の作品になるんですね・・・時の流れの早さに別の意味で驚かされます。

最後になりますが、年度末は旅立ちの季節です。今年度末は、私たちを助けてくれた学生アルバイトさんだけではなく、長い間お世話になった方々が図書館から卒業されます。J務長さん(あ、イニシャルになってない!)、事務室のSさん(たまにお昼休みが一緒になった時、猫のお話ができて楽しかったです)、そして「図書館で働く」とはどういうことなのかを、いつも優しく教えて下さった私たちの大先輩Fさん・・・長い間、本当にありがとうございました。一緒に仕事ができて、幸せでした。これからもお身体を大切に、末永く津島市立図書館を見守って下さい。そして、ご利用お待ちしております!!

・・・と、ここまで書き上げたのが3月28日(金)のこと。その後再びちょっとだけ時空がゆがみ、3月22日・23日の「図書館だより」のみ復活しています。ということで、藤原更さんの展示の話は繰り返しとなってしまいますが、あえてドキュメンタリーとして残しておきますね。いやぁ、不思議なこともあるものです。

 

2025年03月23日(日)

決まりましたね!ワールドカップ出場!!

最終予選3試合残しての出場決定は史上最速、さらに開催国を除いて世界最速での出場決定という、ダブルで最速。いやー、素晴らしいことです。パチパチパチパチ~!!

バーレーン戦も、前半はしっかりとバーレーンが対策を練ってきたなぁ・・・と少しやきもきしましたが、後半に見事な2ゴール。サッカーは90分で勝つものだと改めて思いました。この夜は埼玉もわりと冷えていたようで、選手も厚めの上着を着ていましたが、スタジアムで応援していたサポーターは本当に寒かっただろうと思います。埼スタは行くのはともかく、帰るのがなかなか大変だったりしますが、歴史的瞬間を目撃できたこの夜のサポーターが羨ましい限りです。私も来年の楽しみがひとつできました。北中米は時差がきついので試合観戦が大変ですが、来年は寝落ちしない立派な人間になれるよう頑張ろうと思います。

『おれ、バルサに入る! 夢を追いかけるサッカー・キッズの育て方』久保建史/著・・・何度かこの「図書館だより」でも紹介した本ですが、やはり今回はこの本で決まりでしょう。著者は、バーレーン戦で1ゴール1アシストを決めた久保選手のお父さん。久保選手の子どもの頃のエピソードが詰まった一冊です。子どもの頃から知っている久保選手の大活躍には、やはり胸が熱くなりますね。良かったなぁ、久保くん。
『日本男児』長友佑都/著・・・こちらは「ブラボー」でお馴染みの長友選手の著作。長友選手は来年のワールドカップに出場すれば、日本人初の前人未踏の5大会連続出場となります。当たり前ですが、ただ「ブラボー」と叫んでいる人で終わるつもりはなく、虎視眈々と狙っているはずです。その証拠にテレビ中継の大事な場面には必ず映り込んでいましたね。ポジショニングの良さはさすがです(ま、これは冗談ですが)!

さて、少し話を変えますね。2週間ほど前の「図書館だより」に少し書いた、松坂屋名古屋店で開催されている「Timeless Colors MATSUZAKAYA NAGOYA × Sarah Fujiwara」とそれを記念したトークイベントを観に出掛けてきました。松坂屋といえば・・・のカトレヤをモチーフにした作品が松坂屋の館内全体で展示されており(計12ヶ所で展示されているそうです)、なかなか普段は触れる機会のない(お値段的に!)ラグジュアリーブランドとのコラボ展示はとりわけ素敵でした。トークイベントは温かな雰囲気の中で、今回の作品制作の裏話をじっくりと伺うことができて、とても楽しかったです。作品を創り出す人は本当に凄い、としみじみ思いました。4月8日(火)まで松坂屋名古屋店で展開されているそうなので、矢場町近辺で予定がある方は是非!館内をぐるぐる歩くだけでも楽しめますよ~。

 

2025年03月09日(日)

先週の休日、いつものようにラジオを聴きながら図書館で着用するエプロンにアイロンをかけていたところ、コードがからまってしまいました。おや・・・と思い、勢いよくコードを引っ張ったところ、見事に私の手首にアイロンが着陸。あ、熱いぃーー!!・・・ということで、手首を火傷してしまいました。ほんの少しアイロンに接触しただけですが、アイロン本体の温度がそもそも高いこともあり、今も手首にうっすらと赤い線が残っています。

と、休憩の時間にそんな話を同僚に火傷の傷を見せながら喋っていたところ、「え、エプロンってアイロンかけますかっ?」との声。え、かけないの??・・・と呟くと、周りから「これはアイロンかけるタイプの生地じゃないよ!」とツッコミが。え、みんなエプロンってノーアイロンなの??全然知らなかったよ・・・どうりで私のエプロンだけテカテカしていたわけです。自分が思いがけずマイノリティの側だったと気付いた瞬間でした。

さて、ここのところずっと「図書館だより」に書いていた、みうらさんといとうせいこうさんの三十三間堂のイベント、ついに行われましたねぇ。当日は、何と約3000人が三十三間堂に集合し、「おかしな待ち合わせ」の瞬間を目撃。うーん、羨ましいっ(諸般の事情で私は行けなかったのです・・・細かくは書きませんが)!YouTubeで見ただけですが、〇勢丹で買ったという新品のフォーマルスーツに身を包んだみうらさんが感激して涙ぐむ場面には私もグッときてしまいました(サングラスをかけているので、よく見えませんでしたが)。イベントの最後に次の33年後の約束を交わした2人・・・33年後、みうらさんは100歳になっています。33年後も2人が仲良く元気で待ち合わせの瞬間を迎えていると良いなぁ~。そして、今度こそ三十三間堂で直接目撃できると良いのですけどね(ん、その頃私は何歳??)。

さて、話はくるりと変わるのですが、現在松坂屋名古屋店では「Timeless Colors MATSUZAKAYA NAGOYA × Sarah Fujiwara」と題した、藤原更さんの展示を行っているそうです。松坂屋、ということで作品は全てカトレア、とのこと。昨年の11月末から今年1月末まで、当館でもステキな展覧会をして下さった更さん。ますますのご活躍を津島市民として誇らしく思います。そろそろ暖かくなってきたので、近いうちに時間を作って松坂屋まで観に行ってこようかな、と思っています。

最後になりますが、コーナー9「蔦重、花の時代」多くのご利用を頂き、ありがとうございます!5月末まで展開しておりますので、ごゆるりとお楽しみ頂けると幸いです。大河ドラマもこれからドンドン面白くなりそうなので、期待しています。まだまだ発表されていないキャストも多いので、こちらも楽しみです。

『まるごとバナナが、食べきれない』大久保佳代子/著・・・冒頭のアイロンがけをしていた時もラジオを聴いていましたが、大久保さんといとうあさこさんの「あさこ・佳代子の大人なラジオ女子会」も友人のオススメで聴き始め、毎週欠かさず聴くようになった番組のひとつです。テレビのバラエティ番組でお見かけするセクシーな芸風とは少し異なる、遠方に住む(大久保さんは愛知県田原市出身です)高齢のご両親を心配しながら都会で頑張るとても頭の良い女性、というのがラジオでの印象。ゲストの方のお話を引き出すのも上手で、いつも感心させられています。現在、毎週欠かさず聴いているラジオ番組が6番組、隔週で放送されているものが1番組・・・と、すっかりラジオを聴くのも趣味のひとつとなっています。手を動かしながら楽しむことができるのが、ラジオの最大の良さ。家事もはかどるので、一石二鳥です。あ、「オモウマい店」に津島のラーメン屋さんが出演していて、わりと面白かったことを書き忘れていた・・・みやぞん、津島に来ていたんですね。見たかった!

 

2025年03月02日(日)

3月になりましたね。先週後半はポカポカ陽気に恵まれて、過ごしやすかったです。しかし、来週は雨のあとに「寒の戻り」予報。寒暖差が激しいので、引き続き体調に気を付けて過ごさなくてはいけませんね。

グランパス、ホーム開幕戦は引き分けでしたね。気温5℃の極寒の豊田スタジアムで熱い声援を送ったサポーター達を私は心から尊敬します・・・。今日現在(この「図書館だより」を書いているのは3月1日土曜です)、3試合終わっての時点で、グランパスは1分2敗の19位(泣)。今日の町田戦は相馬選手が町田へ移籍しているのでアレですが・・・、見事に今シーズン初勝利を収めていることを期待しています。勝負なので勝ったり負けたりは当たり前なのですが、一試合ごとに一喜一憂するのは、サッカーファンの性ですね。

さて、先月末にコーナー9「蔦重、花の時代」がスタートしました。あの「マツケンサンバ」をイメージしてデザインした、紙吹雪舞うポスターが目印です。いつもながら、私の無茶ぶりに完璧なクオリティで応えて下さったY先輩、ありがとうございました。「マツケンサンバⅡ」のMVを確認してから制作して頂いたそうで・・・心より感謝申し上げます。コーナーの内容についてはこちらをご覧頂ければ・・・と思います(こちらはGOさんに感謝申し上げます)。ここでは、少しだけ裏話を。

今回のコーナーのPOPは、何度も改訂版を制作し、制作し、制作し・・・、と作り直していたら、いつの間にか2月下旬になっていた・・・ということで、コーナー替え直前まで必死に制作することになってしまいました。猛反省です。制作に時間が掛かったのは好きなミュージシャンの影響とかではなく・・・たぶん、シンプルに私が蔦重という人間が好きだったからだと思います。好きだったので、つい時間を忘れてしまい改訂版を作り続けてしまったのです。本当にお恥ずかしい。そもそも、タイムスリップするなら絶対に江戸時代中期が良いな~、と常々思っていたし、江戸時代が舞台の時代小説も大好きでよく読んでいます。おまけに、調べれば調べるほど蔦重って凄いなぁ・・・と発見がいっぱい。

POP制作中に読んだ本の中に・・・

あたしら版元は、面白くてためになること、世を沸かすことがなにより好きなのでございます。皆の驚く顔、笑い顔を見るのが嬉しいのです。

・・・という蔦重のセリフがありました。物語を読むこと、そしてアートを楽しむことを、私たち庶民に浸透させた蔦重への個人的かつ熱量高めのリスペクトを込めてコーナーを作りました。5月下旬まで展開していますので、じっくりとお楽しみ頂ければ幸いです。次回はおそらく「戦後80年」をテーマにしたコーナーになるかと思います。少しずつ下調べをスタートしていますが・・・うーん、次回こそは時間と気持ちに余裕を持って完成させたいものです。

ということで、何とかコーナーが完成したので、これで何も考えずに大河ドラマ「べらぼう」を楽しく観ることができます。大河ドラマは、今後の展開をある程度わかっていた方が楽しめるタイプの連続ドラマだと昔から思っています。ネタバレを恐れずに、どんどん本を読んで下さい!!

さて、いよいよ明日は3月3日です。明日の京都の降水確率は70%。あまり良いお天気ではないようですが、午後3時33分には三十三間堂の上空が晴れわたっていますように。

 

2025年02月23日(日)

この「図書館だより」を書いている今日(22日土曜)の朝、通勤していると粉雪が空を舞っていました。積もるような雪ではありませんでしたが、ちょっとドキドキしますね。

先週はとても寒い日が続き、20日には名古屋でも2年ぶりの最低気温マイナス2℃台を観測したそうです。来週後半は暖かくなる予報が出ていますが、朝晩と日中の寒暖差が激しくなりそうです。あちこちでお知らせも出ていますが、25日(火)から、図書館では空調設備の改修工事を実施するため、暖房が使えません。25日(火)は休館日ですが、26日(水)・27日(木)(27日は予備日だそうです)は開館しています。当日がどのぐらいの寒さなのか、私の想像力では今ひとつ分かりませんが、自分史上最高に暖かい服装でご来館頂くことを強くお勧めします。たぶん、職員もそんな服装です。ご迷惑をお掛けしますが、お体ご自愛下さい。

さて、久しぶりに大好きなみうらじゅんさんの話を。

だいぶ前の「図書館だより」に書いたような気もしますが、今からちょうど33年前のこと。『見仏記』第1巻の最後に「33年後の3月3日3時33分、三十三間堂で会いましょう」と約束した、いとうせいこうさんとみうらさん。あと、10日足らずで33年後の3月3日がやって来るのです。パチパチパチ~!!

ということもあり、ここのところ民放ラジオ出演ラッシュのみうらさん。毎週楽しみに聴いているラジオ番組にもゲスト出演され、お馴染みのアルフォート・ブルーの話や老いるショックの話、そして67歳にして初の反抗期の話を披露され、楽しませてくれました。YouTubeのみうらさんも好きですが、ラジオのみうらさんはやっぱり最高ですね~。

諸般の事情があり、3月3日の三十三間堂とその後のトークイベントは参加を断念しましたが(配信してほしいなぁ・・・)、実際にはたぶん同じ新幹線で仲良く京都に向かうお2人の「再会」の瞬間を楽しみにしています。お2人が健やかに3月3日を迎えられますように。

『ラジオご歓談!爆笑傑作選 みうらじゅん×いとうせいこう』・・・お2人の話を喫茶店の隣の席あたりでこっそり聞いているような気分になれる本です。雑談って才能だな、と思います。
『見仏記』いとうせいこう/文・みうらじゅん/え・・・33年前の約束が書かれているのがこの本。書誌情報の抄録には「笑いと友情の仏像巡礼」とあります。うまいこと言いますね。

書き忘れていたというわけではなく、あえて書いていませんでしたが・・・先週の私が楽しみにしていたグランパスの開幕戦は0対4で負けてしまいました。さて、ヴィッセル神戸とのホーム開幕戦はどうなったでしょうか?

 

2025年02月16日(日)

寒い寒いと思っていたのに、今週末は早くもJリーグ開幕です。え、もうそんな季節なの!?・・・とビックリ。いや、気が付けば返却日は3月となっています。さすが年度末っ!時間が経つのが早いなぁ~。Jリーグは来季から8月開幕・5月閉幕の秋春制へと移行するため、春開幕は今年が最後。感慨深いものがありますね。

私が応援しているグランパスは昨日、2月15日(土)にアウェイで川崎フロンターレとの開幕戦を迎えているはずです(この「図書館だより」を書いているのは14日金曜なので結果は分かりませんが・・・)。開幕前に故障者続出と聞いていますが、きっと見事に開幕戦で勝利を飾っているはず。次節22日(土)は、王者・ヴィッセル神戸とのホーム戦。うーん、もうちょっと暖かい時期なら観に行きたかったなぁ~。今年はなるべく豊田スタジアムへ観戦に行きたい、いや行こう!・・・と考えています。

今シーズンのJリーグ、話題となっているのは監督の「玉突き人事」。川崎の鬼木監督が鹿島へ、川崎には福岡の長谷部監督が、福岡には元鳥栖監督・町田HCの金監督が・・・とまさに「玉突き」。うーん、頭の体操のようです。他にも昨年のルヴァン杯決勝で戦った新潟の松橋監督はFC東京へと引き抜かれ、横浜Fマリノス、セレッソ大阪は外国人新監督・・・と、もう記憶できません。8チームで監督が交代した新監督多めのシーズンですが、さてどうなることやら?もちろん、私は就任4年目を迎える長谷川監督率いるグランパスの優勝を信じて応援していますが・・・。

さて、今週半ばは再び最強寒波到来!・・・とのこと。もう雪だけは勘弁してほしいものです。・・・それにしても、2月ってこんなに寒かったっけ?・・・1月の大寒の頃はもっと暖かかったような気がしますね。ともあれ、体調管理に気を付けつつ、元気に春が迎えられるように過ごしたいと思っています。春にはお楽しみも待っているので。

『ディス・イズ・ザ・デイ』津村記久子/著・・・タイトルの意味は「今日がその日だ」。開幕戦にふさわしいタイトルのように一瞬思いますが、リーグ最終節の一日を描くサッカー小説です。私のような、小説を読むのもサッカーを観るのも好きな人間にとっては「両手に花」、いや違うな・・・「泣きっ面に蜂」の逆(feat.(お)さん)のような幸せを感じる小説です。

今回は少し短めですが、この辺で。ふたたび心を江戸時代へ飛ばしてきます。

 

2025年02月09日(日)

この「図書館だより」を書いている現在(8日土曜の朝)、外はしんしんと雪が降っています。今日は神守分室勤務です。先月の雪が降った日も、たまたま神守分室勤務でした。先月の雪の日は平日だったため、道が大渋滞!橋を渡る、どころか橋に辿り着くことすら全然出来なくて、「こ、このままでは遅刻する・・・」と冷や汗を掻きましたが(実際にはギリギリ間に合いました)、今回は土曜日だったため渋滞は全くなし。前回の反省を踏まえて早めに出発したこともあり、時間に余裕を持って落ち着いて運転することができました。しかし、この「図書館だより」を書いている時点では、津島市はまだ大雪警報発令中です。うーん、帰る頃には雪がやんでいてほしい、できれば融けていてほしい、せめて凍らないでくれ・・・と願いながら、窓の外の雪を眺めつつ働いています。確かに雪景色はとてもキレイなんですけどね・・・。寒いのも雪も苦手なので、早く春が来てほしいです。雪の中、お昼当番のために本館から「ふれあいバス」に乗って来て下さった(い)先輩、お疲れ様でした。

さて、今回はだいぶ前から書こうと思っていた、イチロー選手の野球殿堂入りの話を。

先月、シーズン262安打の大リーグ記録を持つイチロー選手のアメリカ野球殿堂入りが発表されました。日本人選手のアメリカ野球殿堂入りは初めての快挙です。パチパチパチパチ~!・・・と書いていますけど、野球は全然詳しくないので深いお話はできません。申し訳ないです。あ、でも少し前に放送されていた「情熱大陸」は見ました。現役当時と変わらず、というよりも現役時代以上に厳しいトレーニングに励む姿に驚かされました。

イチロー選手が海を渡ったのが2001年の春(この年の9月11日にアメリカ同時多発テロが発生しています)。野手としての挑戦は史上初のことでした。当時、活躍を予想していた人は殆どいなかったそうですが、最初のシーズンから10年連続で200本以上のヒットを打ち、2004年には大リーグ記録を84年ぶりに更新する大活躍!愛知県出身のヒーローの大活躍を誇らしく思ったものです。

つい先日、津島市ゆかりの女子バスケットボール・山本麻衣選手のWNBAダラス・ウイングスのトレーニングキャンプ参加が報じられました。「未知の世界ですが、楽しんできます!」の言葉が頼もしかったです。早くも2月です。間もなく「出会いと別れ」の季節がやって来ますが、旅立ちのワクワクとドキドキはいつの時代も変わらないもの。旅立つ人には熱いエールを送りたいですね。

『イチロー引退会見全文』国際情勢研究会/編・・・イチロー選手らしい言葉がいっぱい詰まった引退会見全文です。そういえば、イチロー選手がメジャー挑戦する前のオリックス時代、雑誌「ナンバー」でサッカーの三浦知良選手と並んで表紙になっていたのを今でもよく覚えています。平成を象徴する一冊だったように思えますが・・・もうとっくに処分してしまったかなぁ・・・。もったいないことをしたのかもしれません。
『ひろいせかいはきみのもの』オリヴィア・ホープ/文・ダニエル・イグヌス/絵・・・「おはよう あさだよ こわがらないで あかるいせかいにとびだそう! そとのせかいはきみのもの」と、短くも温かいメッセージと美しい絵が心に残る絵本です。ちなみに、作者のオリヴィア・ホープは、ハンマー投げの選手として国際的に活躍したアスリートだったそうです。

 

2025年02月02日(日)

明日、2月3日は「立春」ですね。暦の上では春を迎えるというのに、火曜日から今冬最強寒波がやって来る、と予報されています。うーん、寒いのは苦手なんですよね・・・。雪が降ると通勤が大変なので、何とか降らずに過ぎてくれると良いのですが。図書館HP冒頭でもお知らせしていますが、館内空調設備の故障が続いております。ご来館頂く際は、暖かい服装でお越し下さい。私たちも館内では防寒対策をして、体調を崩さないように努めております。館内で上着を着たまま働く職員を見かけるかもしれませんが、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。

さて、つい先ほど「立春」と書いたばかりですが、先週の休日にようやく津島神社へ初詣に行ってきました。諸般の事情でここのところ慌ただしくしていたため、ほぼ旧正月での初詣です。元日には多くの人が訪れたであろう津島神社も1月末ともなれば参拝客もチラホラ。おかげで、落ち着いてゆっくりとお詣りすることができました。うーん、旧正月の初詣は意外とオススメかもしれません。駐車場も空いていたし。

お詣りのついでと言っては良くないのですが、以前から近くを通りかかる際に気になっていた、かつて神社南側にあった「津島市立図書館旧館」が更地となっている写真を撮ってきました。今年12月、この旧館跡地に「宮きしめん」がオープンする予定なので、来年のお正月は多くの初詣客が温かいきしめんを求めて行列しているかもしれません。現在は更地に黒いビニールシートが掛けられていて、養生中といったところでした。

何度かこの「図書館だより」にも書いたような気もしますが、この旧館に私は子どもの頃から自転車を漕いでよく通っていました。私が子どもの頃は土曜日も午前中は学校があり(年齢がバレますが・・・)、午後は毎週のように図書館へ来ていました。昭和の終わり頃はまだまだ大らかな時代だったようで、予約していた本が準備できるとカウンター前に名前が貼りだしてあり(さすがに書名までは書いてありませんでしたが)、名前を見つけると大喜びでカウンターに申し出て、予約していた本を借りた記憶があります。誰でもそうなのかもしれませんが、子どもの頃の記憶は鮮明に残っていて、1階が児童室だったことや、階段に新刊本の背表紙をコピーした用紙が貼ってあったことや、2階に木のベンチが置いてあって、そこで時間を忘れて本を読んだことや(腰痛知らずだったのです!)、当時の職員さんが手書きで1枚ずつ名前を書いてくれていたベージュ色の貸出カード(今のようなバーコード印刷されたものではなく、1冊につき1枚カードを挟んで利用していた記憶があります)のデザインなど、今でもよく覚えています。

すっかり更地になった旧館の跡地を見ていると、「こんなに狭かったんだなー」と思いましたが、私がよく通っていた頃は子どもだったから広く感じていたのでしょう。「旧館の児童書はたぶん全部読んだ」と語る人を、私は少なくとも2人知っています。この2人には及びませんが、私もこの場所で世界は広いことを教わったように思います。おそらく間もなく工事が始まり、この場所に「津島市立図書館旧館」があったことを知る人も減っていくことでしょう。美味しいきしめんを津島で頂ける日が訪れることを楽しみにしつつ、かつての旧館をしんみりと思い出す一日となりました。子どもの頃に図書館に連れてきてくれてありがとう、と両親にも感謝したいですね。おかげで一生退屈しない人生となりそうだよ、と。

今回はしんみりとしてしまったので、本の紹介はお休みです。イチロー選手の野球殿堂入りについても次週以降に。

 

2025年01月26日(日)

先週は割と天気が良く、暖かくて過ごしやすい日が多かったですね。しかし、残念ながら来週は再びの寒波到来の予報。またまた真冬の寒さとなるようです。用心しなくては!

さて、少し前になりますが、高知県の親戚から「文旦」を頂きました。南国高知は美味しい柑橘類の宝庫。今回送って頂いた「文旦」は何と4Lサイズ!・・・赤ちゃんの頭の大きさを超えて幼児、あるいは小顔の大人くらいの大きさのものが、大きな段ボールいっぱいに詰まっていました。

巷では、サイズが大きいと味が薄くなる・・・と言われているそうですが、とんでもない!!・・・皮を剥くと独特の爽やかな香りが部屋中に広がり、一口食べるとプリっとした小さな房が弾けて、適度な酸味のある濃厚な果汁が口いっぱいに広がります。

うーん、美味しいねぇ・・・と、毎晩夕食後に嬉々として皮を剥きまくって、モリモリ食べています。皮を剥いた後に手に残る香りも爽やかで、安眠できそうな感じ。ビタミンCはじめ栄養豊富な「文旦」を食べて、風邪を引かないように冬を乗り越えたいなぁ~。

んん・・・今回は短めなので小ネタを。さて、最近話題となっている本は次のうちどれでしょう?

(A)『なぜ夜に寝ているのに昼も眠くなるのか』
(B)『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
(C)『なぜご飯を食べているのにおやつも食べたくなるのか』

正解は・・・(B)『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』でした。

こちらは当館でも所蔵していますので、気になる方はチェックしてみて下さい。(A)・(C)は(き)がテキトーに作った書名なので、もちろん所蔵していません。ちなみに、私の体感としては(A)が最も多いような気もします。春眠暁を覚えず、と言いますが、春になるまで身体が待ってくれないのかもしれません(笑)。いかんいかん、仕事に集中しなくては。

今週は、イチロー選手の野球殿堂入りの話を書こうと思っていたのですが、気付いたら脱線してしまいました。この話は次回以降に。といっても野球は全然詳しくないので、あまり期待しないで下さい。

 

2025年01月19日(日)

2025年1月も半月が過ぎ、明日は早くも20日。ようやく、年月日を記入する際に「R7年」と書くのも慣れてきました。ということで、今年のサッカーにまつわる話を。

まずは日本代表。来年2026年に開催される北中米ワールドカップ最終予選は、次の3月20日のホーム・バーレーン戦に勝てば、予選3試合を残して史上最速8大会連続8回目のワールドカップ出場権獲得が決定します。うーん、早くも3月が楽しみっ!!

少し前のテレビ朝日「報道ステーション」に前日本代表キャプテン・吉田麻也選手が出演して、内田篤人さんと対談していましたね。私はまぁまぁキャリアの長いサッカーファンなのですが、特に力を入れて応援していた時期・世代が幾つかあり、2人が揃って中心選手として活躍していた「ザック・ジャパン」は私のベスト3に入る好きな日本代表チームです(2014年ブラジル・ワールドカップはとても残念な結果でしたが・・・)。番組では、早めにワールドカップ出場権を決めることによってピッチ内外の準備が有利になることが、吉田選手らしく分かりやすい言葉で語られていて面白かったです。また、北中米3カ国共催となるため、移動や時差、さらには気候の違いも視野に入れる必要があることが、現在アメリカMLSサッカーに所属する吉田選手ならではの視点から語られていて、とても興味深かったです。確かに、前回カタール大会は1つの都市周辺に全てのスタジアムがあり、各スタジアムへの移動はほぼ1時間以内。もちろん時差や気候の違いもありませんでした。しかし、次回ワールドカップはカナダ・アメリカ・メキシコ、と3カ国にまたがるため移動だけでも大変。広大なアメリカは国内でも時差がありますよね。むむむ・・・確かに、次回ワールドカップでは、地理的条件もよくよく考えてキャンプ地選び、スケジュールも組まなくてはならないようです。いやー、勉強になります。ともあれ、まずは出場権を獲得すること!・・・ですよね。

Jリーグも2026―27年に秋春制シーズンへと移行を控えていますね。プロ野球と同じく春になったら開幕するもの、と思い込んでいる私の頭も切り替えなきゃな~。昨シーズンはルヴァン杯で優勝したグランパス、今年は何としてもリーグ戦の優勝争いに絡んでほしいな、と期待しています(毎年ですが)。あと、やっぱりなるべくスタジアムで試合を観たい!サッカーは、テレビ画面やタブレット端末で観るよりも断然スタジアムで観る方が面白い!!・・・としみじみ思います。ともあれ、新シーズンが楽しみですね。図書館と同じく(一緒に語っても良いのかはビミョーですが・・・)、スタジアムも冬は当然凍えるので、早く暖かい春が来てほしいものです。

『サッカー受ける運ぶ解剖図鑑 最短最速でゴールを目指す技術』風間八宏/著・・・日本屈指の理論派指導者でもある元グランパス監督・風間八宏さんによる著書。現日本代表・森保一監督との対談も収録されています。
『アメリカの罠 トランプ2.0の衝撃』ユヴァル・ノア・ハラリ/著・・・ということで、明日1月20日は来年のワールドカップ開催国(のひとつ)でもある、アメリカ合衆国大統領就任式です。トランプ新大統領の入国制限令がワールドカップにも影響するかも・・・と囁かれていますが、どうなることでしょうか?

 

2025年01月12日(日)

寒い日が続きますね。この「図書館だより」を書いているのは、実は1月10日(金)の午前。少しずつ明るくなってきたものの依然として雪は降り続き、外は銀世界が広がっています。今朝は車の屋根雪を「屋根雪下ろし棒」を使って下ろしてから(この「屋根雪下ろし棒」購入の経緯は、数年前の私の「図書館だより」に詳しく書いています)、早めに出発したにもかかわらず、予想以上の渋滞に巻き込まれてしまい、「ち、遅刻するかも・・・」とドキドキしました。何とか無事に到着して、今少しホッとしているところです。ほんの数センチの雪で右往左往するなんて、雪国の人から見るとダメっ子だろうなぁ・・・、としみじみ思います。

そういえば、冬のはじめ頃に聴いたラジオ番組で「カマキリが木や草の高いところに産卵した年は大雪になる」という言い伝えが紹介されていました。昔から「カマキリの雪予想」と呼ばれているそうですが、ざっくりまとめると・・・カマキリは秋に草や木の枝に産卵する際、本能的にその年の積雪量を予測して安全な場所に産卵する・・・というもの。つまり・・・カマキリの卵が高いところにある年は大雪になる・・・ということになります。実際には、カマキリの卵は雪の下に埋もれていても問題なく孵化するそうなので、あくまでも「言い伝え」のようですが、生命の神秘をちょっぴり感じますよね。今年はカマキリの卵が高いところに見つかったそうなので、今年は大雪に注意したほうが良いかもしれませんね・・・とラジオ番組の中ではゆる~く紹介されていましたが、うーん・・・当たったのか、カマキリの雪予想??慣れない雪道は歩くのも運転するのも怖いので、大雪は年に一度きりで勘弁してほしいものです。

2025年がはじまって、あっという間に10日過ぎましたね。明日は「成人の日」。新成人(って18歳でしたね、そういえば)の皆さん、おめでとうございます。成年年齢引き下げ後も、これまで通り20歳を対象に式典を開催する自治体が多いようで、津島市も「はたちの集い」は本日開催される、とのこと。寒さ厳しい今年の冬ですが、晴れ着にふさわしい良いお天気に恵まれていることを願っています。

さて、今週の金曜日、1月17日に阪神・淡路大震災の発生から30年を迎えます。1995年がもう30年も前なんて、時間が過ぎていく速さにただただ驚かされます。1月からはじまったNHK・Eテレ「100分de名著」では「阪神・淡路大震災30年『心の傷を癒すということ』を読む」と題されて放送していました。30年前の朝、テレビを点けると目を疑うような神戸の風景が映っていて、呆然とテレビを見ていたことを思い出します。現在放送中の朝ドラ「おむすび」でも「おむすびが冷たい」と主人公の女の子が言っていましたが、こんな寒い季節だったんですね。30年を「節目」とするのではなく、困難の中で生きる人のために今できることを考えていかなくては・・・と、改めて考えさせられます。

『カマキリくん』タダサトシ/作・・・ということで、カマキリが登場する絵本です。虫が大好きな少年がカマキリを家に連れて帰る・・・というおはなしです。ちょっと想像すると怖いような気もしますね。
・『心の傷を癒すということ』安克昌/著・・・数年前にドラマ化・映画化されているので(主人公の精神科医を演じたのは、昨年の大河ドラマ「光る君へ」で藤原道長を演じた柄本佑さんです)、ご存知の方も多いかと思います。著者の誠実な人柄が伝わる名作です。当館未所蔵本ですが、30年目を迎える現在もオススメの一冊です。
『95』早見和真/著・・・阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、Windows95発売・・・と、振り返れば大きな事件・出来事が続いた、今から30年前の1995年が舞台の小説です(こちらも昨年ドラマ化されましたね)。当時を知る世代の1人として今思うのは「1995年は、大変な1年だった」ということ。やはり、何かが大きく変わった1年だったように思います。