図書館だより :き

 

2025年06月22日(日)

先週は真夏のような猛暑が続きましたが、来週は梅雨に逆戻りするようです。梅雨って、いなくなったり、また現れたりするものでしたっけ?・・・うーん、不思議です。

さて、先週の休日のお話です。

この日は、午前中に紫陽花見物を兼ねて隣の県の森をウォーキングした後、すぐに帰宅して早めに夕食を済ませ、夜は栄で大好きなバンドのライブを鑑賞する・・・というハードな予定でした。

まず、雨上がりの紫陽花はとてもきれいでした。私は写真がヘタなので専ら目に焼き付けるだけですが、スマホやカメラを手にした大勢の人達がいて、とても賑わっていました。たぶん1年で最も美しい紫陽花だったと思います。ハードスケジュールになるけれど、やっぱり歩きに来て良かったなぁ~と、その時はしみじみと思ったのです。

雲行きがあやしくなったのはその後。楽しく山道を歩いていると、左足首に何とも言えない違和感が・・・こ、これはもしや!・・・雨上がりの日は要注意日なので、虫除けスプレーもいっぱい吹き付けたし、登山用の靴&靴下も履いて対策は一応していたのですが・・・結果的に2箇所もヒルにばっちり噛まれていました!あちゃー!!・・・です。

ヒルに噛まれた話は、これまでも何度か「図書館だより」に書いているので、すでに書いているような気もしますが、ヒルの唾液には「ヒルジン」という血液凝固を阻害する物質が出ているので出血が止まりにくい、という特徴があります(ちなみにヒルの唾液には麻酔物質も含まれるため、噛まれてすぐは痛くも痒くもありませんが、数日後とんでもなく痒くなることが多いです)。この日、私は夜は栄でライブを観に行くのです・・・まずい!血がダラダラと出たままではライブに行けません!!

ということで、帰宅してからはヒルに噛まれた箇所を「これでもか!」という勢いでギュウギュウ押しまくり、圧迫止血。何とか出血は収まり、無事に栄へ出掛けてライブを楽しむことができました(最高でした!)。異変を感じたのは翌日です。足首が見たことがない太さに腫れあがっています。そして、むちゃくちゃ痒い(たぶんヒルの唾液に含まれていた麻酔が切れたのでしょう)。刻々と腫れが広がっていくのが自分でも恐ろしくなったので、さすがに皮膚科を受診して飲み薬と塗り薬を処方してもらい、ようやく腫れも痒みも落ち着いてきた、というのが現状です。あー、ビックリしました。

これまでも何度かヒルには噛まれているのですが、ここまでひどい症状になったのは人生初のこと。たぶん、ライブに行かなくては!・・・という焦りから、思いっきり圧迫止血をしたためヒルの毒素(言い方が間違っているかもしれませんが)が広がったのではないかな、と思います。今後は更に気をつけて山登りをしなきゃなー、と反省しきりです(山登りはやめませんが)。

昨日は、1年で昼の時間が最も長く、夜が最も短い二十四節気の「夏至」でした。つまり、今日から少しずつ昼の時間は短くなります。毎年、夏至と聞くと「もうすぐ7月だなぁ・・・」と思います。津島市立図書館(本館)は、7月・8月は夜7時までの開館となります。遅番にあたっている日は、出勤する時間を間違いないように気をつけなくては・・・と、これも毎年思います。

ヒルに嚙まれたり、うっかり飲んでしまった牛乳でお腹の調子を崩したり、シャワーが壊れたり・・・と小さめ(?)のアクシデントが続いていますが、これからやって来る夏の繫忙期を元気に乗りこなしていきたいと思います。そろそろ次のコーナー展示の制作も本腰を入れなくてはならないのに、呑気に毎年のようにヒルに噛まれている場合ではありませんね。来週の「図書館だより」こそ、コーナー8「戦後80年と私たち」について書こうと思っていますが、これ以上アクシデントがなければ・・・ですね。

『スタンド・バイ・ミー(DVD)』ロブ・ライナー/監督・・・言わずと知れた、故リヴァー・フェニックスら4人の少年たちの名演が心に残る名作映画ですが、作中では沼に落ちた少年たちがヒルに吸い付かれる場面が登場します。気になる方はご覧ください。

 

2025年06月15日(日)

先週のつづきのような話となります。

まずは、伊勢神宮での式年遷宮の「御神木」の話。先週の日曜、津島神社はなかなかの人混みだったそうですね。この日、私は隣の県で用事があったので見られない!・・・と思っていたのですが、ちょうど東海大橋近くの八開水防センターに「御神木」が到着していたタイミングに偶然通りかかることができ、チラリと見ることができました(運転中だったため、ほんの一瞬でしたが)。津島神社や星大明社は多くの人が訪れていて賑やかだったようですが、私が見た限りでは八開水防センターは割とのんびりとしていて、近くの堤防の上から「御神木」を眺めている人もいて、大らかで素敵だなぁ・・・と思いました。

その後も運転を続けていると、津島市に入ったところでスマホを手にした数人が155線沿いに立っているのに気付きました。もうすぐやって来る予定の「御神木」を待っているのかな?・・・と思い、よくよく見てみると、見覚えのあるその人達は・・・友人とその一家ではありませんか!・・・津島神社まではだいぶ距離もあり、まだ誰もいない場所で楽しそうに立っていたので、運転していても気付いてしまいました(後で確認したら、やっぱり友人でした)。その後も津島神社に近づくにつれ、歩道橋の上にスマホを手にした人達がたくさんいたり、津島警察署の警官が立っていたり、で「御神木」待ちをしている空気が伝わってきて面白かったです。次に「御神木」が到着する20年後はどうなっていますかね?今よりも楽しい、平和でより良い社会になっているといいなぁ・・・と、しみじみ思います。

もうひとつ、先週のつづきのような話を短めに。先週火曜日、10日のインドネシア戦は6対0の圧勝でしたね。キャプテンマークを巻いた10番・久保選手の圧巻のプレーには、日本代表の明るい未来がちょっぴり見えたような気がしました。来年のワールドカップも開幕まで1年を切りましたね!ここからの1年はあっという間となりそうですが、選手達が怪我なくベストな状態でワールドカップを迎えられることを心より願っています。

『オリジナル・サーフィン・ヒッツ』ビーチ・ボーイズ/演奏・・・本編とは全く関係のない話ですが、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンが先週亡くなられました。名曲「グッド・ヴァイブレーション」も「サーフィンUSA」も収録していませんが、当館で所蔵している唯一のビーチ・ボーイズのCDをご紹介します。私はベスト盤をある時期によく聴いていたぐらいの浅いリスナーですが、たぶん今の若い方が聴いてもグッとくる音楽かと思います。不滅の名曲を多く残してくれて、ありがとう。ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

2025年06月08日(日)

そろそろ梅雨入りですね。少し前に近所をウォーキングしていたら、「タチオアイ」の花が咲き始めていました。「タチアオイ」は梅雨入りが近づくと下から上に向かって花が咲き始め、てっぺんまで咲くと梅雨明けを迎えるそうです。傘をさしてウォーキングするのは面倒だったりもしますが、「どこまで咲いたかな?」と観察しながら歩くのは楽しみですね。

今回は、久しぶりに(でもないか?)サッカーの話を。

6月となり、2024-25欧州サッカーシーズンが終了しました。CLの決勝は5対0という、記録的な点数差でパリSGが初優勝。メッシがいても、ネイマールがいても、エムバペがいても(エムバペ選手の古巣の優勝をお祝いするインスタ投稿はステキでした!)獲れなかったビッグイヤーがようやく・・・というおめでたい話ですが、パリでは大きな暴動が起こってしまったようで、本当に残念に思います。

日本代表も、先週はアウェイでワールドカップ最終予選オーストラリア戦がありました。久保選手が初の10番でしたが、残念ながら負けてしまい、最終予選初黒星となりました。既にワールドカップ出場を決めていたことや、欧州シーズン終了のタイミングだったこともあり、パリ五輪世代の選手が多く起用されましたが、難しいものですね。若者たち、みんなうまいなぁー・・・と普通に思うんですけどね。やはり勝負は勝たなくては!・・・というわけで、10日火曜のワールドカップ最終予選の最終試合(ややこしい表現ですが)、インドネシア戦ではしっかり勝ってほしいなーと思います。ホームだし、地上波中継もあるし、移籍シーズンだし。

最後になりますが、3日に“ミスタープロ野球”長嶋茂雄さんが亡くなられました。子どもの頃は、地上波で毎日ナイター中継を放送していました。当時、テレビは一家に一台の時代で、父が帰宅すると容赦なくナイター中継にチャンネルを替えられてしまったな・・・と懐かしく思います。私は監督時代しか存じ上げない世代ですし、野球はあまり詳しくないのですが、以前リハビリに挑む真剣な顔をテレビ番組で拝見し、その気迫に心打たれた記憶があります。当館では、コーナー6「追悼・長嶋茂雄さん」を設置しました。懐かしい本が多いかと思いますが、手に取って頂ければ幸いです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

『ときめくカエル図鑑』高山ビッキ/文・松橋利光/写真・・・梅雨入り間近ということでカエルの本です。そういえば、自宅のインターフォンの上になぜかアマガエルがよく座っていて、インターフォンを鳴らそうとするお客さんや業者さんにビックリされます。特に座り心地が良いわけでもないだろうに、なぜ毎年同じようにカエルが座っているのでしょうか?たぶん代替わりもしているかと思うのですが。
『パリの小さな美術館 思わぬ出会いに心ときめく』原田マハ/著・・・パリSGのCL制覇を祝ってパリの本を。芸術の都で、美味しいものがいっぱいのパリ。いつかは行ってみたいものですが、円安が何とかなってくれないと無理でしょうね。

書き忘れるところでした。もう少ししたら(私の「図書館だより」は毎週日曜日12時に更新されるように設定しています)、伊勢神宮での式年遷宮の「御神木」を津島神社でお迎えする時間になるはずです(予定では、本日12時40分頃到着のようです)。20年に1度の貴重な機会なので、私もタイミングが合えば見に行きたい、いやお迎えに伺いたいのですが・・・うーん、出掛けているので難しいかもしれません。

あと、こちらも書き忘れるところでした。コーナー8「戦後80年と私たち」については、別の機会に「図書館だより」でも少し書こうと思っています。多くのご利用を頂きまして、感謝を申し上げます。

 

2025年06月01日(日)

今日から6月ですね。あと1か月で2025年も半年になるかと思うと、まぁまぁの驚きです。年を重ねると、1日は長くなり1年は短くなる・・・と聞いたことがありますが、どちらも短いとしか感じない私はまだまだ至らない年齢なのでしょうね。先週は涼しい日と暑い日、そして雨の日と晴れの日が猫の目のようにクルクルと入れ替わる1週間でした。ご近所の紫陽花もだんだん色づいてきているようで、梅雨入りも近いのかもしれません。

先週は、大相撲で(明治42年以降)史上最速13場所での横綱誕生が話題となりましたね。相撲については語れるほど詳しくないのですが、石川県出身の母が毎日大の里を熱心に応援していたので、良かったなぁ~と思っています。自宅では、大相撲中継を放送している時はテレビが点けっぱなしになっているので、家事をしながらテレビ中継を見ていることが多いのですが、母が意外な特技を持っていることに最近気づきました。

それは、観覧席に座っている有名人を発見する特技です。今場所も「ほら、あそこのピンクの服を着て座っているのは勝俣さんじゃない?半ズボンだよ、きっと」に始まり、「ほら、金色の服を着たデヴィ夫人も、大の里が勝って大喜びしているわよ」と、教えてくれるのです。どれどれ・・・とテレビを注意深く見ると、確かに勝俣さん、そしてデヴィ夫人がちゃんと映っています。そういえば以前も、林家ぺー・パー夫妻(これは私でもすぐに気付いた)や大村崑さんの映りこみを教えてくれました。どうやって母が発見しているのかは全く分かりませんが、もはや立派な特技だなぁ・・・と毎回感心しています。

先週もうひとつ話題となったのが、今年初めての開催となった「MUSIC AWARDS JAPAN」の授賞式。こちらは私もテレビ中継を録画し、さらにYouTubeもチェックしてじっくりと観ていましたが、ミュージシャンやクリエイター、そして音楽産業に関わるスタッフへのリスペクトが詰まっていて、とても素敵な授賞式でした。来年、再来年・・・と回数を重ねるごとに、さらに成熟して良いアワードになりそうだな、とワクワクしています。

最後にお知らせを。先週火曜の休館日をもちまして、コーナー9「蔦重、花の時代」が終了し、コーナー8「戦後80年と私たち」がスタートしました。8月末まで展開している予定です。こちらについては次の機会に書こうかな、と思っています。

『イエロー・マジック・オーケストラ』YMO/演奏・・・「MUSIC AWARDS JAPAN」授賞式のオープニングショーでは、細野晴臣さんのスピーチ(感動しました!)の後、「RYDEEN REBOOT」が上映されて、その豪華さにビックリしました・・・ということで当館所蔵のYMOのCDを紹介しますが、残念ながらこちらには「ライディーン」は収録されていません。ご容赦ください。

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 大河ドラマ 1』『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 大河ドラマ 2』森下佳子/作・豊田美加/ノベライズ・・・大河ドラマ「べらぼう」のノベライズ本です(全4巻の予定で、現時点では2巻まで所蔵しています)。「MUSIC AWARDS JAPAN」を観ていて思い出したのですが、先月中旬に放送された、大河ドラマ「べらぼう」の第19回「鱗の置き土産」は、クリエイターファーストの精神について考えさせられる内容でした。新しいものを書きたい戯作者・恋川春町と、売れることが見込める人気作の続篇を書いてほしい地本問屋・鶴屋の思いのすれ違いは、現代のクリエイター界隈とあまり変わらないんじゃないかなー、と思いました。ということで、コーナー9「蔦重、花の時代」は終了しましたが、この先の「べらぼう」も楽しみに観させて頂きます。図書館利用者の皆さま、コーナー9「蔦重、花の時代」では多くのご利用を頂きまして、ありがた山のかんがらすにございました。

 

2025年05月25日(日)

5月も下旬となり、先週はかなり暑かったですね。「初夏」を通り越して「真夏」になったんじゃないか・・・、いやいや、「真夏」はこんなもんじゃありません。ヤツのポテンシャルはもっと高いはずです。ともあれ、まだまだ暑さに体が慣れていないので、熱中症等にも気を付けなくてはいけませんね。

ということで、朝晩はまだ寒いよね・・・とか何とか言って、先延ばしに延ばしていた「衣替え&断捨離」をしなくてはいけません。うーん、家事の中で最大の苦手分野です。暗澹たる気持ちになります。

だいぶ前の話ですが、新聞をぼーっと読んでいたら、作家の町田康さんの「本の整理 破滅への一本道」というタイトルのコラムが掲載されていました。少しだけ紹介すると・・・

家に仰山ある本を分類整理しようと思った町田さん。しかし、家中のありとあらゆるところに、様々の雑物が分類整理されぬままぎっしりつまって、整理をしようにも手が付けられない状態に成り果てていることに気付く。そこで家内で物が回転する余地を確保すべく、不用品をゴミとして捨てることを決意。これはしかしなかなかに困難な仕事であった。なんとなればそれを捨てるということは、そのそれを買った自分の過去の過ちを認め、それに費やした費用を心の家計簿に損失として計上することに他ならないからである。そうこうするうちに家の中に堆積している物品の九割はそうした失敗物であることが判明するに至り、自分がアホではない、という気持ちが滅亡して、半笑いで物を捨てられるようになる。それからはもう勢いが付いてしまい、今現在使用しているものにさえ、難癖をつけて捨てるようになり、スペースだらけ、というか、ただのスペースと化した家の中を捨てるものを探して歩き回っている。

・・・というもの(少しだけ、じゃなかったですね。私が要約した文章なので、意味が伝わらなかったら、全て私の責任となります・・・スイマセン)。このコラム、なかなかにホラーですよね。私も断捨離が苦手なのは、進めているうちに「必要なもの」と「必要ではないもの」の境界線がぐにゃぐにゃと歪み、うっかり全部捨てるか、うっかり全部保存してしまうか、の極端な二択に走ってしまうからです。決断力、には自信があるのですが・・・やはり、町田さんが書かれていたように、「それ」を買った自分の過去の過ちを認めるのがイヤなのかもしれません。

とはいえ、このままでは冬に愛用した加湿器を収納するスペースすらないので、断捨離を決行するほかありません。もういっそのこと、目をつぶって全部捨ててしまい、新しい自分と出会うチャンスにしてしまおうか・・・という、謎の誘惑に負けそうです。はぁ~。

『猫とねずみのともぐらし』町田康/文・寺門孝之/絵・・・タイトルのグリム童話をもとに町田康さんが創作したほぼ絵本な児童書です。猫はなぜねずみを追いかけるようになったのか?・・・という謎に迫る(?)、シュールなおはなしです。町田さんは愛猫家としてもよく知られています。

 

2025年05月18日(日)

いつの間にか5月も下旬となっていましたね。現在展開中のコーナー9「蔦重、花の時代」も、あと1週間と少しで終了予定です。大河ドラマの方も1週お休みを挟んでキャストもがらりと変わり、第2章スタート、といった感じですね。源内先生も瀬川もお疲れ様でした~。

テレビの話ばかりで恐縮なのですが、今年の春は「ブラタモリ」の復活を超楽しみにしていました。昨年終了した時は「そっか、終わるんだ」とあっさりした気分だったのですが、「ブラタモリ」のない日常が徐々に寂しくなってきていたので、とても嬉しいのです。不思議なことに、タモリさんの番組の終了って「いいとも」も「タモリ俱楽部」も徐々に寂しくなってくるんですよね。

「ブラタモリ」を見ると、やはり旅に出たくなりますね~。もういい年齢なのに、行ったことがない場所がたくさんあるなぁ・・・と思います。タモリさんのような教養のある人間になるのは難しそうですが、身軽に、そして気軽に旅を楽しむことができる人になりたい、といつも憧れています。あ、この春からオープニングテーマ曲が、小沢健二さんの「僕らが旅に出る理由」になったのも、思いっきり「世代」なので嬉しいです。

「ブラタモリ」の話を書いていて思い出したのですが、(だいぶ前の話ですけど)家族に頼まれて某深夜トーク番組を録画しておいたのをボーっと観ていたら、ゲストに伊東四朗さんと由紀さおりさんが出ておられて、「ん、何かこの2人の並び、見たことあるよね・・・」と急に記憶が蘇りました。鋭い方は気付かれたかもしれませんが、NHKの「コメディー お江戸でござる」のコンビではないですかっ!!1995年から2004年まで放送されていて、亡くなられた杉浦日向子さんが解説を担当されていました。伊東四朗さんと由紀さおりさんは確か夫婦役だったような・・・。うーん、曖昧でごめんなさい。大河ドラマ「べらぼう」は江戸時代中期が舞台ですし、伊東四朗さんもご健在なので(番組中もボケ倒していました)、一夜限りで復活してくれないかな~、と思いました。

ということでこの辺で、次のコーナー制作に戻ります。ラストスパート(と、信じたい)、頑張ります。

『ブラタモリ 1』NHK「ブラタモリ」制作班/監修・・・記念すべき第1巻は、長崎、金沢、鎌倉が舞台です。行ったことがあるのは金沢だけ、なんてちょっと寂しいなぁ・・・。このシリーズは第18巻まで出版されていますが(この図書館でも所蔵しています)、番組が復活したということはシリーズ本も続きが出るのでしょうか?こちらも期待したいですねぇ。

『杉浦日向子 江戸から戻ってきた人 生誕60周年 増補新版』・・・杉浦日向子さんも亡くなられて20年になるんですね。ああいう雰囲気のある方はその後現れず、まさしく不世出の存在だったんだなぁ・・・と思います。早世が惜しまれますね。

(す)さん、香港の「自助圖書站」の画像、面白かったです。香港のものはずいぶんオシャレでオープンなんだなぁ・・・、と思いました。

 

2025年05月11日(日)

ゴールデンウィークも終わり、今日はもう「母の日」ですね。今年のゴールデンウィークも、例年通り出勤していました。「こどもの日」に美味しい柏餅を食べたこと、が唯一のゴールデンウィークっぽいエピソードです。あ、5月5日は菖蒲湯に入るのを楽しみにしていたのですが、肝心の菖蒲が売り切れていたので入れませんでした。うーん、残念です。

さて、もうかなり前の話になりますが、先月下旬にグランパス対サンフレッチェ広島戦を観に、豊田スタジアムへ出掛けてきました。雨予報、かつ当時のグランパスは最下位、という状況で当日を迎えたのですが、よく晴れて(むっちゃ暑かったですが)、かつ強豪の(この「図書館だより」を書いている時点で5位です)サンフレッチェ広島に勝利する、という素晴らしい結果。グランパスも最下位を脱出し、「うちら持ってるわ~」と思いました。

そうそう、いつもは1人観戦が基本なのですが、今回は久しぶりに友人とのサッカー観戦でした。たぶん10年ぶりくらいに会った友人ですが、ヒマを持て余していた学生の頃によく一緒にグランパスの練習の見学に行っていました。うまくいけばサインを貰えたり、並んで写真を撮ったりした記憶があります。当たり前ですが、当時の選手はもうみんなとっくに引退している年齢です。いや、むしろ指導者として活躍している世代ですね。

瑞穂での試合がなくなってからは、豊田はやはり遠いのと(夜の試合だと終電がピンチです)、2人とも大人になったので時間を合わせるのが難しくなってしまい、一緒に観戦することが出来なかったのですが、昨年のルヴァン杯決勝をきっかけに連絡を取るようになり、久しぶりの連れ立っての観戦となったのです。ま、2人ともまぁまぁおばちゃんになっているので、出ている選手の名前が出てこなかったりしますが、やはり喜びを分かち合うことができるのは良いですね。また一緒に行きたいなー、と思いました。昔は真夏も平気で楽しくスタジアム観戦していましたが、近年は暑すぎてムリなので、涼しくなるまで待ちたいと思います。

そういえば、今回はじめて「●ブン―イレブンシート」という最前列の席で観戦したのですが(思いがけずお値打ちだったのです)、試合中の選手の声が聞こえることに興奮する一方で、ピッチとの距離が近すぎて試合の状況はよく見えない・・・。あ、点が入ったみたいだね・・・と、スタジアムの大きなモニターで確認していました。うーん、一長一短とはこのことかぁ~。

『勝者のエスプリ』アーセン・ベンゲル/著・・・当たり前のことですが、ファン・サポーターも若い世代が増えているので、ベンゲル監督時代のグランパスを知らない世代も多いかと思いますが、あの頃のグランパスはJ最強だった、と今でも思っています。現在のスタメンはうろ覚えですが、ベンゲル時代のスタメンは余裕で全員言えるなぁ・・・。アーセナル、CL残念でしたね。

 

2025年05月04日(日)

ゴールデンウィークも後半となりましたね。天王川公園の藤まつりも先月29日で終了。私も昼休み等を利用して何度か見に行ってきましたが、個人的には咲き始めの頃の藤が一番良かったような気がします。その頃は見物に来ている人も少なく、公園内の藤の案内図を見ながら「花美短」で「カピタン」って読むんだね、田舎のヤンキーみたいな読み方だね、とのんびり喋っていました。ゴールデンウィークに突入した頃からは物凄い人混みとなり、のんびりと藤を楽しむ余裕はなくなり、スマホ撮影の邪魔にならないように気を付けて歩きながら、津島じゃないみたいだなー、と思っていました。ともあれ、地元の超自慢の藤です。遠方からはるばるお越し下さった方々も楽しんで頂けていると幸いです。

さて先週も書きましたが、ゴールデンウィークも図書館はいつも通りに開館しています。先日、たまたま見かけた沖縄県立図書館の「ゴールデンウィーク中の開館状況について」のお知らせに、馬やカピパラ(たぶんカピパラ?ちょっと自信ありません。違う動物だったらごめんなさい)が登場していたのが面白かったです。「GWはたくさん本を読もうね」や「そうだ、としょかんいくか・・・」と気怠げに呟いているのも秀逸でした。2018年には看板ネコの「津覇にゃんにゃん丸」が1日館長に就任したことが話題となっていましたが、動物と縁のある図書館なのでしょうか?我ながらぼんやりとした情報でスイマセン・・・。

図書館ネタといえば、神戸旅行の話で書き忘れていたのですが、神戸市内のある駅で神戸市立図書館の予約図書自動受取機を見かけました。電車1両ぐらいの大きさの機械が券売機の横に鎮座していて、まぁまぁの存在感。もっとジロジロ見たかったのですが、あやしい人に見えるのが心配だったことと、旅先で急いでいたのでチラ見で我慢しました。無人とはビックリですね~。駅構内に入れる時間であれば何時でも利用可とのことですが、なかなかの人気で入庫待ちとなっており、図書館での受け取りが可能な方は自動受取機での申込をしばらくお控えください・・・と呼びかけているようです。駅ポストの返却本の回収だけでも冊数が多ければ大変なのに、予約本の入庫は気を遣うだろうなぁ・・・と思いました。

あ、旅の話で思い出したのですが、神戸旅行へ出かけたのは4月のはじめ頃。ホテルでテレビを点けたら、NHKの地方ニュースをたまたまやっていて、3月まで夕方のニュースを担当されていた女性アナウンサーの方が大阪局へ異動となり、ニュース番組の新しい担当となった挨拶をされていてビックリしました。そっかー、最近お見かけしないと思っていたら、異動でしたか・・・旅先ではこんな面白いこともありますね。

実は、今回の「図書館だより」では、名古屋グランパス対サンフレッチェ広島の試合を豊田スタジアムで観戦した話を書こうと思っていたのですが、先週の柏レイソル戦でまたグランパスが負けてしまい、19位まで順位が下がってしまったのが悲しすぎることと(この「図書館だより」を書いているのは5月2日金曜です。昨日の清水エスパルス戦@国立は圧勝だったようです)、現在コーナー原稿の制作真っ只中で、心と時間のゆとりがどこかへ行ってしまったので、今回は小ネタ集(@桂小枝さん)でご容赦下さい。そうそう、ホーム通算入場者数1000万人突破おめでとうございます。ファン、サポーターは気温とともに順位が上がることを信じて応援していますよ。頑張ってくださいね。

『タケノコごはん』大島渚/文・伊藤秀男/絵・・・今回の「図書館だより」とは全く関係のない話ですが、最近タケノコを頂く機会に恵まれ、美味しいタケノコ御飯を何度か頂きました。有難い~。津島市ゆかりの絵本作家・伊藤秀男さんが絵を描いたこちらは、平和への願いが込められた絵本です。ゴールデンウィークはお出かけも良いですが、読書もオススメです。伊藤秀男さんの絵本は、当館の「ふじいろ文庫(津島市の花「藤」が由来です)」に並んでいます。興味のある方は覗いてみて下さいね。

 

2025年04月27日(日)

新年度がスタートしたばかりのような気分でいましたが、早くも世の中はゴールデンウィークですね。現在、コーナー制作が佳境に入ってきておりまして・・・ゴールデンウィークどころではない、というのが本音です。うーん、まだままだ(嚙んでる!)頑張らなくては。ま、それはともかく、図書館はゴールデンウィークも絶賛開館中です。藤も良いけど、本も良いものです。気軽にお立ち寄りください。

さて、先週の続き「姫路篇」となります。

ライブで1泊した翌日は、観光&グルメを楽しむのが定番となっています。今回は、姫路城&穴子丼を目指すことにしました。折しも、桜が満開の季節(これは狙ったわけではなく、たまたま今回のライブが桜の季節と重なっていたのですが、とてもラッキーでした)。姫路城の桜は「日本の桜の名所100選」にも選ばれている、とのこと。翌日の天気予報も晴れだし、楽しみです。

ホテル最寄りの駅から姫路駅まではJRで40分程。意外と早く、しかも千円かかりません(先週の繰り返しになりますが、普段●鉄を利用している私には安すぎるように思います)。姫路駅を降りると正面に姫路城が見えます!おぉ、テンション上がる!!

もちろん、良い季節に良い場所は観光客が多いのですが、何だろう・・・皆さんとてもマナーが良いのです。ようやく訪れた桜の季節を大好きな場所で楽しんでいる、という幸福感に姫路城が包まれているようで、とても伸びやかな気分になりました。

せっかくの機会なので、天守閣にも登ってきました。靴を脱いで狭くて急な階段を上がるのは、なかなか大変でしたが、外国人観光客の方もルールを守って観光されていて、私も落ち着いて見学することができました。大天守(最上階)からは姫路の街並みだけでなく、満開の桜と桜を楽しむ人たちの姿も見ることができ、とても心に残りました。うーん、きれいだったなぁ。

と、美しい姫路城と桜をスマホで一応撮影していたのですが、実は私ビックリするほど写真撮影がヘタなのです。後で画像を見てみると・・・うーん、清●城ぐらいにしか見えません(清●城を悪く言うつもりは全くありませんが)。桜もね・・・何だかどこで撮っても同じ桜だよね、というレベル。まぁ、どちらもしっかりと目に焼き付けたから良いのですけどね。

『新幹線60年の変遷 広がる高速鉄道』レイルウエイズグラフィック/著・・・昨年2024年は東海道新幹線が開業して60周年というメモリアルイヤーでした。帰りは新幹線に乗ったら、姫路駅から名古屋駅まではたったの80分。うーん、早いなぁ・・・。新幹線、大好きです。個人的には、リニア新幹線開通よりも、名古屋から北陸地方へのアクセスが良くなってほしいです。大好きな金沢が遠すぎるのです!くぅ~!!
『揖保乃糸毎日食べたいそうめんレシピ』兵庫県手延素麺協同組合/監修・・・姫路駅前のお土産屋さんでは、揖保乃糸のパスタや中華麺も販売されており、思わずお土産に購入してしまいました。今回の旅では、兵庫県が誇る揖保乃糸のそうめんを食べる機会はありませんでしたが、穴子丼もとても美味しかったです。他にも「姫路おでん」を食べそびれてしまったので、駅前で名物のはんぺんを買い、自宅で「おでん」を作って食べたら、こちらもとても美味しかったです。今度は本場でアツアツの「姫路おでん」が食べたいなぁ。

 

2025年04月20日(日)

暖かくなってきたなぁ・・・と喜んでいたのは束の間。急に暑くなってきましたね。うーん、つい最近までフリース着ていたのに、今度は熱中症への対策をしなくてはいけません。

さて、今回は神戸~姫路の1泊旅行の話を書きますね。今回は前篇「神戸篇」です。

「推し活」というほどのモノでもないのですが(胸を張って言えるほど推せてないので畏れ多いのです・・・)、今回は神戸でのライブを目的に旅してきました。まだツアーが続いており(ちょうど折り返し地点くらいです)、ネタバレ厳禁となっているためライブについては書きませんが、毎回このミュージシャンのライブに行くと、ファンのマナーの良さにも感動してしまいます。静かに整然と列に並ぶ感じの良いファンの姿を見ると、私も良き「●民」であろう・・・と心に誓うのです。

ま、書けないライブの話はこれ位にします。午前中に神戸に着いたので、ライブ前に神戸市内を観光してきました。洋館めぐり、は数年前に友人とぐるぐると巡ってきたので、今回は兵庫県立美術館へ出掛けてきました。美術館最寄り駅は、阪神電車「岩屋駅」。ホテル最寄り駅の「三宮駅」から2駅ですが、何とびっくり運賃が160円!・・・最初、子ども料金かと思いました。この物価高のご時世に有難いことですが、普段●鉄電車に乗っている私には信じられません(あ、●鉄電車を悪く言っているわけではないですよ)!

最寄り駅からミュージアムロードをてくてく歩いていくと、巨大なカエルのオブジェ「美カエル」を屋上に載せた建物が見えてきます。設計は日本を代表する建築家・安藤忠雄。うーん・・・、むっちゃ格好良い建物です。あまりにも格好良いので、ミュージアムショップ限定で販売していた、安藤忠雄直筆スケッチ入りの書籍を自分用のお土産に思わず購入してしまいました。愛知県美術館も栄じゃなくていいから、こんなオシャレな建物だったら良いのに・・・。

開催中の特別展「パウル・クレー展」は名古屋で観たばかりだったのでパス。今回のお目当ては「小磯良平記念室」で常時展示されている「斉唱」。美術の教科書にも掲載されているので、たぶん一度は観たことがある作品かと思います。感想は一言では言い表せませんが、足を運んで観に行って良かったな・・・と思いました。小磯良平は太平洋戦争とも深い関わりのある画家です。現在、「戦後80年」にちなんだコーナーを作成中(あ、書いちゃった)の私にとっては、色々と考えさせられる作品が多かったです。また、「あれから30年-県美コレクションの半世紀」展も開催中だったので、こちらも寄らせて頂きました。福田美蘭さんの「淡路島北淡町のハクモクレン」という大きな作品がとても素敵でした。

他にも、美味しいスイーツやパンを楽しむことができ、神戸は何度訪れても素敵な町だなぁ・・・と思います。また遊びに行きたいなぁ~。次週、「姫路篇」に続きます。

『常設展示室』原田マハ/著・・・旅行に出かけて時間がぽっかり空いた時は、その土地の最寄りの美術館に寄ることが多いです。ほとんどの美術館で常設展は怖いくらいガラガラに空いていて、ゆっくりと鑑賞することができるので、オススメです。

『スイート・ホーム』原田マハ/著・・・スイマセン、2作連続で原田マハさんの作品となります。兵庫県の小さな洋菓子店を舞台にした、心温まる家族の物語です。