図書館だより :伊

 

2016年09月19日(月)

9月も中頃を過ぎてしまいました。ぼちぼち夏の衣類を片付けなければなりませんが、しまう前のアイロン掛けが非常にめんどくさいです。

「歩きながらの位置情報を使ったゲームは危険です」という放送がよくスーパーで聞くようになりました。最近、街や建物で不自然にスマートフォンを見ている人達が集まっている様子を見掛けるのですが多分それなんでしょうね。

ゲームと言えば、昭和60年(1985年)9月13日、ファミコンの「スーパーマリオブラザース」が発売されました。当時このゲームはスゴイ人気で、玩具、お菓子、ふりかけ等、今までに無い、様々なコラボレーション商品が出ていました。

小学校では放課後の話題がその話題に変わり、持っていない子は流行遅れ扱いされました。テレビ番組ではファミコンという存在に注目が集まり、検証する番組まで登場して大人が採り上げる話題にまでなってました。翌年には『ファミコンが日本をこう変える!』(007/ハ)や『お父さんに捧げるファミコン講座』(798/フ)なんて本も出版されています。

先月のオリンピック閉会式で総理大臣がマリオの格好をしたことでニュースになりました。今となってはそれだけ日本を代表する産業となり、マリオというキャラクターが定着したという事なんですね。 (伊)

 

2016年09月12日(月)


朝顔のつるがポールに巻きついてます。

肘辺りに虫が止まった様な違和感があるので見てみると、何と大きなハチが止まっていました。離れる気配がなく、もそもそと動いていたので振り払おうとしましたが、なかなか飛び去ってくれず、刺されるんじゃないかとハラハラしました。
昨日のニュースでマラソン大会中にスズメバチに刺されたという話題があっただけに怖いです。

ニュースと言えば、9/3の中日新聞「地名さんぽ」の記事で、長久手市城屋敷にある〝血の池公園〟について紹介されてました。
名前の由来は、小牧・長久手の戦いで、豊臣軍と徳川軍が合戦して、兵士がこの辺りの池で刀や鎧に付いた血を洗い流したのが元となったそうです。

以前に長久手古戦場の史跡めぐりの時に寄ったことがありますが、何のこともない普通の公園です。ただ、公園の名前が歴史に由来するとは言え、インパクトの強い名前だなあと思いました。
周辺に住んでいる人が、その公園へ出掛ける時「血の池公園に行ってくる」という会話が普通に成立するのがすごいです。

現在の長久手市は、住みよさランキング2位にランクされるくらい人気で、注目度の高い街として紹介されています。戦があった400年以上前、まさかそんな事で注目を浴びる場所になるなんて思ってもみなかったでしょうね。 (伊)

 

2016年09月05日(月)

今朝のテレビで、東京の孤島をドローンで撮影している様子を見ました。昨年、『ドローンのすべて』(538.6/ト)や『ドローンの衝撃』(538.6/ハ)の本が出るほど話題になった〝ドローン〟。お店で実演品を見たことがありますが、どうも身近に感じないので自然と興味は遠ざかります。
それと反対に、最近になって興味が出てきたのが電子書籍です。先週、あらためて電子書籍を体験してイメージが変わりました。

今まで店頭で2、3ページの触り程度の体験はしましたが、今回はー冊の本を初めて最初から最後まで読みました。感覚として一冊の本を読むと言うよりは、バラバラに分解した冊子を一枚一枚読んでいる様な感じです。

今では当たり前ですが、指先で拡大縮小が出来るのが一番便利で特徴的です。ただ2ページに渡る見開きを見ようとすると、紙媒体に比べ、やり方が分かりにくかったりするのが欠点かもしれません。デジタルは基本的にいちいち指示が必要となるので、フィーリングが通用しないもどかしさがありますね。

近年は、本も雑誌も電子書籍との同時発売が多く、最新号の雑誌が売り切れの心配なく買えるようになりました。また、たくさん買ってもかさばらないのも特徴で、利点は今後も増えそうです。
そのかわり、最近、紙媒体から電子書籍一本にしぼる傾向が増えてきており、書店で陽の目を見ない書籍が出つつあるのも確かです。書店で本を発見する楽しみが減るのでそれだけはやめてほしいですね。 (伊)

 

2016年08月29日(月)


グリーンカーテンの上の方をよく見ると大きな実が成っています。

夜になるとコオロギの鳴き声が聴こえ、夏休みも気が付けば終盤です。館内ですと『るるぶ』等のガイドブックや、自由研究本の返却が多くなるとそんな感じがしますね。でも暑いことには変わりなく、信号待ちをしている時に太陽の強い日差しがジリジリと刺すような感じでたまりません。自然と少し離れた日陰の場所や、クーラーが効いてるビルの出入り口前で青に変わるのを待っていたりします。

草むら横の歩道を歩いている時、少し先に不自然なひもがある事に気付きました。この暑い中、道の真ん中にひもがあると言うことは…、と思っていたらやはり蛇でした。
蛇が反対側の草むらへ移動中の所を出くわした様で、あっという間にいなくなりました。

小学生の頃、学校の帰り道が田んぼや畑に近い場所だったので、よく出くわした記憶があります。中にはそれを素手で握って根性試しをする危険な子もいました。

夏は色んな生き物が活動的になるので思わぬところで出くわしたりしてギョッとする事が多々あります。しかも自転車や車の往来が多い所にわざわざ出てくるみたいで、見ていて危なっかしいです。 (伊)

 

2016年08月22日(月)

オリンピックは今日で閉幕。日本のメダルラッシュを見てるともう少しやればいいのにと名残惜しく思ったりします。

少し前、レコードの事を書きました。書いている時にふと津島市内にあったレンタルCD屋さんの事を思い出しました。
平成がまだ一桁の頃だったと思います。駅前から十三堂のお堂へ出る商店街の一角にお店がありました。小さな店舗で、中にひしめき合うように邦楽、洋楽のCDがたくさん棚に並んでいました。

当時はまだ図書館でCDが貸出できる時代では無かったので、安く節約できたのがありがたかったです。何を借りたかは憶えてないですが、歌手には疎かったのでおそらくレコード店や雑誌・TVで下調べしたアルバムを頼りに借りに行ってたんだと思います。今でこそ一週間くらい当たり前ですが、当時は新旧問わずもっと短かい貸出期間で、のんびり聞いてる余裕がなかった様な気がします。

いつしかその慌ただしい返却がめんどくさくなり、次第に店への足が遠のいてしまいました。お店は時代の流れと共に閉店して別の店になってる様ですが、今でもその利用カードは家のどこかで眠っています。

その頃を踏まえて今を思えば、図書館はCDが無料で借りれるからありがたいですね。 (伊)

 

2016年08月15日(月)


グリーンカーテンに黄色い花がたくさん咲きました。

先週から昔の新聞コーナーを再開しました。昭和51年、昭和61年、平成8年から選りすぐりの津島・海部地域の記事を展示していますので、ご来館の際は是非ご覧ください。

『旅の手帖』の最新号を読みました。今月の特集は「天空の城」ということで、数々の山城が紹介されていました。
話題の竹田城から始まり、「荒城の月」の岡城、真田丸のオープニングに登場した備中松山城など、城主と城下町の紹介と合わせてしばらくの間、読みふけってしまいました。

特に東京の八王子城は、実際に取材に行った人のまんがコラムが掲載されており、城郭図のイラストと共に分かり易い内容でした。八王子城は、豊臣秀吉の小田原攻めで血の川ができるほどの戦死者が出た鬱蒼で不気味な城跡といわれているのですが、本誌を読む限りでは心地よい山歩きが楽しめそうなハイキングコースに見えました。

山のお城は資材を麓から人力で何度も往復して運び、完成させたという苦労が伝わってきます。そんな苦労の末、作り上げた山城はとても堅固で、歴史の名残をしっかりと残しているのでとても面白いですね。 (伊)

 

2016年08月08日(月)

車のボンネットで目玉焼きができそうなくらい暑い毎日ですね。暦の上では昨日が〝立秋〟ですが、毎日この暑さですとぜんぜんそんな気がしません。

こんな暑い日に涼を求めに寄ってしまうのが中古レコード店。縦列にびっしり収納されたレコードをパラパラとめくり、歌手やタイトルを見て何か掘り出し物がないかとチェックしていくのが楽しいです。

レコードの好きな所は音がどうとかではなく、ジャケットの大きさがポスターを切り取ったみたいに大きくて、インパクトの強いデザインになっているのが好きです。
図書館にあるCD『イエロー・マジック・オーケストラ』(290/イ)やビートルズのアルバムジャケットもレコードサイズになると印象が変わってきます。洋楽になると更に魅力が倍増です。

最近でもわざわざレコードで新曲を出す歌手がいるほど愛されているこの媒体は、数こそ減りましたが今でも人気継続中の音楽プレイヤーです。  (伊)

 

2016年07月18日(月)


神守分室にて。本館にない雑誌も置いてます。

図書館の近所に学校があるのですが、夕方横を通るとカラスが飛び交って不気味な空気を漂わせています。特に屋上のフェンスに目を向けると、『学校の怪談』(K147/ツ)の本が似合いそうなくらいすごい数のカラスがとまっていてちょっと怖いです。

先週、たまたま割引券を手に入れたので久しぶりにボーリングをしに行ってきました。
ボーリングは学生の頃、飲み会や友人と行った記憶がありますが、得意じゃなかったので正直、全然良い思い出がありません。

最初はストライクやスペアを取ることが出来たのですが、途中から疲れてしまい、ガータや、ピンを3本しか倒せないといった中盤から散々な展開になってしまいました。最後は低いスコアで終わる今も昔と変わらずの私でした。

周りに誰もお客さんがいなかったのでそんなに恥ずかしくはなかったのですが、ガータを出した時に流れる効果音がちょっと大きめの音だったのでそれだけが気になって恥ずかしかったです。 (伊)

 

2016年07月11日(月)

図書館の帰り道、南側の並木道で蝉の鳴く声を初めて聴きました。本格的に夏に入ったなあという感じがします。

先日、新聞の広告欄で「清洲城」らしい写真が目に入りました。よく見ると豊田の美術館で開催されるジブリ展の広告でした。パッと見は清洲城そっくりで、コンビニで見掛けた時の広告のポスターでも一瞬どこかで見た建物と思って見返してしまうくらいでした。

以前から清洲城の天守閣を手前の橋から見ると『千と千尋の神隠し』(778/セ)に登場する建物によく似ていると言われていました。インターネットの検索サイトでも“清洲城”と入力すると「ジブリ」とか「千と千尋」といった候補のワードが登場するくらいです。

清洲城とジブリは全く無関係の様ですが、お城に立ち寄る機会があったら思い出してみてください。 (伊)

 

2016年07月04日(月)


図書館に入ると七夕飾りがお出迎えです。

7月~8月まで図書館は①開館時間が19時まで②課題図書のみ貸出しが1週間、となっています。
①は時間に余裕が持てるので良いと思いますが、②に関しては夏休み中に感想文を書きたい人が多いのでサイクルし易いように通常の半分の日数となっています。慌ただしい貸出期間となりますがご了承ください。

昨日の夕方1時間くらいでしたか集中的に雨が降りました。館内に雨音が響きわたるほどでした。その帰りの道中での話ですが、私の前を何か黒い物体が横切ろうとしていました。驚いたことに飛び出してきたのは真ん丸と太ったウシガエルでした。

跳ね方がびったんびったんといかにも重そうな感じで、何を食べたらこんなに大きくなるのかと思いたくなるくらい肥えていました。途中で軽くころんだりしながら民家の方に入っていきましたが、あの黒い物体に家主の人が出くわしたらきっと驚いてしまうのではないでしょうか。 (伊)

 

2016年06月20日(月)


駐車場端の切り株にて。卵の形によく似た石を発見。

毎日暑いですね。夏はこまめに水分を取っておきたいです。図書館で水分補給したいときは溢さないようフタ付きタイプの容器でお願いします。

夏場によく買う飲み物の中でミネラルウォーターがあります。最近は種類も増えました。
買った時につい見るのがラベルの記載された採水地です。海外だとカナダやフランス、国内だと長野県、富士山周辺、高知県など、近くですと岐阜県の海津市がありますね。

『地球の歩き方』等で書かれている海外の水事情を見ると、水道の水は飲めないからミネラルウォーターを買うようにとすすめる文章を見ます。日本の水がどれだけ安全なのかよくわかりますね。

ミネラルウォーターと言えば、最初に商品として認識したのが「六甲のおいしい水」だったような気がします。まだ当時は「水をお金を出して買うなんて」といった風潮でした。それ以外ですと、東京駅で「大清水」という缶入りのミネラルウォーターが自販機で売っていたのを思い出します。

また、「水」と「東京」で思い出すのが修学旅行。「地元より不味い気がする」とか「薬臭い感じがした」と言った感想を漏らしていた人が多かったのが印象的です。水道の水なんてどこも一緒という考えが覆された感じがしました。

最近では水道の水も自信を持って売るようになっているので水も日々進化してきてますね。 (伊)

 

2016年06月13日(月)

通勤途中の用水路でナマズが顔を出しているのを見ました。夏が近づくにつれカエルや亀など見ることが増えました。渡り鳥も良く見ますね。

図書館のDVDで児童に一番人気があるのがアニメ作品。中でも『ドラえもん』と『トムトジェリー』が人気です。
『トムとジェリー』は子どもの頃、夕方のテレビで定期的に繰り返し、繰り返し再放送していたのを憶えています。『一休さん』もよく再放送されていましたね。

基本はトムがジェリーにこてんぱんにされて終わるパターンですが、時折仲良しのバージョンが放映されていて、それを見て子ども心に安心していたのを憶えています。
穴の開いたチーズや、板に金具が付いたネズミ取りといった日本では見掛けないアイテムが登場するのがアメリカ独特です。人間が腰から下しか見せないのも特徴的でした。

『トムとジェリー』は今も変わらぬ人気で、返却されてもケースに入っている時間の方が短いくらいのペースで貸出しされています。予約がオススメです。 (伊)

 

2016年06月06日(月)


神守分館の絵本。赤ちゃん向けのが揃っています。

6月、田んぼは田植えが終わり、その水面が鏡の様に空や街を写し出してとてもきれいです。
東海地方は梅雨に入ったそうです。出掛けるとき傘を持っていくか止めておくか迷う時期ですね。

日曜日、神守分室を担当しました。平日とは違い、ファミリーでお越しの方が多かった感じがしました。
4月から生涯学習センターで始まって約3か月、少しずつこの場所も前の所の様に賑やかになった気がします。

神守と言えば、先月は本館から図書の入れ替えをしました。一般は壁側の図書『ICTことば辞典』(007/ア)から『ロックの英詞を読む』(837.5/ハ)の辺りまで、児童は『少年探偵と4つの謎』(K913/シ)の児童新書等です。
先月まで本館の新着コーナーや各分類の棚にあった選りすぐりの図書です。お休みの日は是非ご家族で図書館に。 (伊)

 

2016年05月30日(月)

先日、東京の動物園で象のはな子が69歳と日本最高齢で亡くなったというニュースを見ました。戦後にやってきた象という事ですが、人間並みの寿命をまっとうしたというのがすごいですね。
そんな象の話題を見て、ふと幼稚園の頃、先生から『かわいそうなぞう』(K/913/ツ)の絵本をいただいた事を思い出しました。

読み聞かせでは『はじめてのおつかい』や『ぐりとぐら』といった面白くてあたたかみのある絵本をよく読んでくれた先生だったので、きっとこの本も象が出てきて面白い話になるに違いないと、読むまでそう思いながらすごく楽しみにしてました。

読んでみると、戦争中におこった悲しい話と言う事を知り、読後のしばらくの間すごいショックを受けたのを憶えています。こうして今でも思い出す事があるので、当時の衝撃はかなり強かったんではないかと思います。

今にして思えば、先生はこういった悲しいお話もみんなの前で読んで伝えたかったのではないのかと、ゾウのはな子のニュースを見てふと思ったりしました。 (伊)

 

2016年05月23日(月)


天王川公園の蓮葉。近くに鯉がいます。

『名古屋鉄道各駅停車』(686.2/シ)を読みました。昭和40~50年代の駅舎の写真が載っており、そのたたずまいは各々個性があって面白いです。
平成の駅舎はほとんど建てかえられ、利便性重視の鉄筋構造の駅ばかりになってしまいました。以前に比べると殺風景になってしまった様な気がします。

名鉄と言えば、少し昔に名古屋駅(当時は新名古屋)方面と犬山方面線路に囲まれた三角地帯に民家が一軒あった記憶があります。ちょうど西枇杷島駅近くの車内アナウンスで「この先カーブがあります。ご注意下さい」と流れる辺りです。

車窓から民家の様子が丸見えで、当時はどんな人が住んでいるのだろうとすごく疑問で不思議に思っていました。朝のテレビでも紹介されていたので、やはり誰もがあの家の事を気になっていたんだろうと思います。

その民家もいつの何か無くなり草の生えた鬱蒼とした場所になっています。
名鉄沿線の懐かしい不思議スポットですね。 (伊)

 

2016年05月16日(月)

伊勢志摩サミットが近いせいか、駅の改札口で普段見ることのない警察官が立番している姿を見ました。コインロッカーもしばらくは使用中止だそうで、他県の話ばかりだと今まで思っていましたが、この愛知県でもいろいろと本格的に規制が行なわれている様です。

先日、本屋さんへ行きました。入り口付近の新刊本やベストセラーは表紙が見えるように立てて置いてあったり、平積にしてあります。こういうのを見ると〝今が旬〟という新鮮味を感じますね。

時折思う事ですが、図書館の場合、帯を外してブッカーを掛けると書店と同じ本ても印象が違って見える場合がよくあります。ですので本屋で買った本が実は図書館で見掛けたあの本だったと言う事もたまにあったりします。

今が旬と言えば、石原慎太郎氏が執筆した『天才』が人気ですね。田中角栄氏を書いた内容の本ですが、角栄氏を特集した本は最近書店でも多く見られます。単行本、ムック本等々それだけ歴代総理大臣の中では非常にインパクトがあった人だったということが分かります。 (伊)

 

2016年05月09日(月)


図書館の花壇にて。バラの花が咲いてます。

先週のGWは名古屋へ行った以外は遠出をすることはありませんでした。
昼過ぎに名駅に行くと、駅周辺の道路が閉鎖されて歩行者天国の状態になっていました。ちょうど大きなイベントの真っ最中らしく、駅前はすごい人だかりで道路を囲むように人でごったがえしていました。

見てみると、片側車線で中学・高校の吹奏楽部によるマーチングバンドの演奏、反対車線では阿波踊りの行列という非常に賑やかなパレードが行なわれていました。CD『ブラバン!甲子園』(124/フ)に入っている曲は演奏されていませんでしたが、ちょっと懐かしい「パラダイス銀河」がメドレーの一部に入っていました。

中学の中には津島から藤波中が参加していた様で、そのプラカードを確認する事ができました。藤浪中を含め、暑い中笑顔を絶やさず演奏していたマーチングバンドの皆さん、GWごくろうさまでした。

後日調べてみると、この大きなイベントは「ナゴヤエキトピアまつり」だったようです。偶然とは言え、祭りを見ることができたので良いGWとなりました。  (伊)

 

2016年05月02日(月)

『かがくるBOOK 科学漫画サバイバルシリーズ』の人気がすごいですね。返却があるとすぐ貸出されるくらい人気が集中しています。先週、電車に乗った時に小学生がおもむろにカバンからこの本を取り出して読み始めたのでその人気を実感しました。

〝漫画でわかりやすい〟と銘打った本は内容がピンからキリまであるようで、肝心な部分がびっしりと吹き出しいっぱいに説明書きになっていたり、箇条書きが多かったりする本をよく見掛けます。また、単なるさし絵が入っているだけで漫画ではないといった本も結構見ますね。

サバイバルシリーズは子どもが読むのに持ちやすい大きさ、漫画で良く分かるサイエンスの解説とストーリーが好評を得ているのかも知れません。最近ですと、歴史漫画の伝記シリーズも刷新されかなり今風の絵柄が変わっています。過去の伝記シリーズも本のサイズを変えたり、別のシリーズとなって出版し直されている様です。 (伊)

 

2016年04月25日(月)


図書館の花壇にて

名古屋の中村公園内にある秀吉清正記念館へ行ってきました。
ちょうど柴田勝家の特別展が開催中でした。常設展では津島神社所蔵の太閤検地「尾張国海東郡検地帳」の複製を見ることが出来ました。“米ノ座”(米之座)といった津島の地名が記されているのを確認でき、思わぬ所で郷土資料が見れたのが良かったです。

秀吉、清正と言えば昨日の大河ドラマ『真田丸』(288.3/サ)で登場していましたね。本編後に津島が紹介されていたのが思わぬサプライズでとてもうれしかったです。

記念館を出た後、豊国神社に寄ると社殿から出てくる白無垢姿の花嫁さんを見ることができました。ちょうど神社で式の最中にだった様です。 (伊)

 

2016年04月18日(月)

九州では連日地震が続いています。私たちも今一度、家族で集まる最寄りの避難場所や、非常用の荷物を再確認しておきたいです。

先日、人に道を聞かれました。「○×□のコウザイ店はどこにありますか?」と。
コウザイ=江西(えにし)の事だなとすぐ気付きましたが、確かに読み方は珍しいですね。知らない内におぼえ慣れてしまいましたが。

津島の町名の中で完全に覚えきれていない町名が実は未だにあったりします。神尾(かんの)町です。覚えたつもりでいるのですが、高い確率で“かみお”、もしくは“かんお”と読んでしまいます。ちなみに神守分室のある生涯学習センターは莪原(ばいばら)町と読みますが、最近まで“がはら”と間違えたりしていました。
百島(ももじま)町と、百(ひゃく)町というのもちょっとややこしいですが、こうなってくると道路看板のローマ字表記が頼りです。

また、津島のすぐ隣町になる愛西市の日置町は「へき」と読みます。名古屋市にも駅南に同じ地名がありますが、そこでは「ひおき」と読んでいます。またその近くの水主町は「かこまち」と読みます。反対から読むと中村主水の「もんど」と読むので不思議です。 (伊)

 

2016年04月04日(月)

桜の花びらが舞うこの時期、書店に行くと普段より人が多いですね。中でも教科書や参考書コーナーが盛り上がりを見せています。

書店と言えば、館内の現在展示中のコーナー「図書館食堂」と、ふじいろ文庫で使われている書棚は、昨年閉店した泰聖書店にあったものを移設したものだというのはご存知でしょうか。
この2つの棚ですが、書棚を当館まで移送するまでがものすごく重く険しい道のりで、当館に到着後、大人数で持ち上げ玄関から少しずつ動かして今の場所に設置しました。

泰聖書店さんには何か面白い雑誌はないかとちょくちょく寄らせて頂きました。雑誌を買った時に自家製のプラムを頂いた事も良い思い出です。

こうして振り返るとこれもまた津島の歴史の一つになるんですね。(伊)

 

2016年03月28日(月)


図書館の桜も咲き始めました。

桜の季節に入りましたね。週末ぐらいにはあちこちで満開になっている事だろうと思います。

少し前、鶴舞図書館へ行きました。一階で所在地の昭和区を紹介したミニコーナーが設けられ、階段を上がって2階すぐの場所では「中国人作家郁達夫と名古屋」という展示がやっていました。
最初はあまり興味が無かったのですが、「新愛知」や「服部擔風」といった郷土資料で目にするキーワードが説明書きにあったのでちょっと気になり覗いてみました。

配布されたチラシを読むと、中国人の作家で詩人でもある郁達夫は、学生時代、中日新聞の前身「新愛知」に詩を投稿し、それが弥富出身の詩人服部擔風の目に留まり、高い評価を受け交流を持つようになったそうです。
その後『沈淪』(『現代中国文学全集 第14巻』に収録)という小説で名古屋が紹介され、その中に鶴舞公園が登場していたという事が今回展示する経緯となったようです。

当館所蔵の『新愛知』だけでなく、弥富市の服部擔風といった郷土色が出てくるとついつい見ちゃいますね。 (伊)

 

2016年03月14日(月)

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ぼんやりと図書館の上から虹が見えます

映画「エヴェレスト 神々の山嶺」を観てきました。原作は夢枕獏の『神々の山嶺(いただき)』です。
エベレスト登頂に対する執念みたいなものがひしひしと伝わってくる映画で、最後の終わり方が特に感動的でした。
登山にまつわる映画は『劔岳 点の記』(778/ツ)以来だったのでもっとこういった山の映画が観たいですね。

話しは少し変わりますが、先週「日本の祭り」というテレビ番組で天王祭が取り上げられていました。
見た感じ再放送だと思うのですが、宵祭りの巻わら船が出来るまでと、朝祭りの鉾持ちの青年をピックアックした内容でした。
祭りにかける想いや情熱が短い時間内でまとめられており、クローバーTVの特集とはまた違った角度で祭りの面白さを伝える内容となっていました。
CMには市長さんが登場して天王祭をPRしていて、まるまる津島に関する番組になっていて良かったです。 (伊)

 

2016年02月29日(月)


カウンターからの神守図書室

先週、約1年ぶりに神守図書室を担当しました。図書館のホームページや、館内配布の告知チラシでもうご存知の方も多いと思いますが、現在の神守図書室は来月19日土曜日で閉室となります。

私にとってこの図書室は思い出深い場所で、勤めて最初の1年程いた職場でした。まだ右も左も分からない時分だったので、些細な出来事でも一人であたふたしていたのを憶えています。
カウンターと利用者との距離がとても近く、正午から1時間だけ休室するのが特徴で、穏やかな空間に包まれた昔ながらの図書室です。まだ一度も立ち寄った事のない方は神守公民館1階正面にありますので是非ご来室ください。

4月から図書室は生涯学習センター2階へ移動となり再始動します。どんな図書室なって行くのでしょうか。楽しみにしていてください。 (伊)

 

2016年02月22日(月)

先日使い捨てカイロを買いに薬局へ行きました。季節がら店内の風邪対策コーナーに目が留まるのですが、マスクやうがい薬など多種多様な対策グッズのある中、あるモノが無いのに気が付きました。薬剤が入った袋にストラップのついた、見た目が首からぶら下げる社員証みたいなアレです。

以前に半信半疑で買って冬の時期だけ使ってました。付けている時は何も感じませんが、気分的に「知らない間に効いてるかも」だとか、「付けているから風邪は大丈夫」とか根拠ない自信と安心感に包まれていました。それ以降はすっかりその商品の事は忘れてしまい、今は何もしていません。

今思えばあのグッズは“気は心”というのを形にした商品だったような気がします。まだどこかで売っているかもしれませんが、今の主流は基本のマスクがメインとなっているようです。
取り敢えず図書館には『知って安心かぜ対策』(493.3/シ)や雑誌『健康』等がありますので対策には事欠きません。 (伊)

 

2016年02月15日(月)


野口米次郎の祖先は織田家の家臣
平手政秀の弟だったと書いてあります
(天王川公園中之島内にて)

先日、土曜日の読み聞かせを担当しました。
その読み聞かせの絵本を選んでいた時、ふと『竹取物語』(E/タウ)が目に入りました。

竹取物語と言えば、1980年代に映画化され、よくテレビでCMを見ました。その当時よく流れていたテーマソングがピーター・セテラの「STAY WITH ME」という曲。久しぶりに聴いてみたくなったので図書館にないか調べてみたのですが、残念ながら無いCDでした。

この映画、ベースこそ昔話ですがスケールはかなり大きく、SF感がものすごくありました。かぐや姫を迎えに来た巨大な宇宙船が光まぶしく登場するシーンは特に印象的です。 (伊)

 

2016年02月08日(月)

昨日今日と雪でも降りそうなくらい寒い日が続きますね。薄く氷が張ってる場所で雀が氷の欠片をついばんでいるのを見ました。こんな寒い日はあったかいそばでも食べたい気分です。

“そば”といえば、山梨県へ行ったとき駅の立ち食いそば屋で「コロッケそば」というメニューがありました。単純にそばの中にコロッケが入っているだけですが、関東、甲信越では割と普通のメニューらしいのです。愛知県ではコロッケは単品メニューなので少し珍しいです。

東京方面では割と当たり前のように付け加える食べ物でも、土地が変わればまったく入れない代物は結構ありますね。『ときそば』(Eトカ)の会話に登場する「ちくわぶ」とか。 (伊)

 

2016年02月01日(月)


近所で梅が咲いてました

今月から1階中央ロビーで「偉人たちの伝記」というコーナーを設けました。各分野からの偉人の本を集めてみましたので一度手に取ってご覧ください。

今回のコーナーは去年から少しずつ準備をしていました。年末に読んでいた『武田信玄ビッグ版』(K289/タ)もその一冊で、漫画版、小説版問わずいろいろと面白そうな人物伝を読んでました。

偉人と言うと今でも愛されている人はたくさんいます。特にその人が最後を迎えた場所に行くと、訪れた人が何らかの形を残して行くこともあります。
例えば、織田信長が討ち死にした京都の本能寺跡の石碑には手前に一輪の花がそえられていました。また、『智恵子抄』の高村智恵子の場合、亡くなった東京品川にあるゼームス坂病院跡地の慰霊碑に、詩の中で印象的に残る「レモン」が石碑の上にそえられていました。

高村智恵子に関しましては『智恵子飛ぶ』(913/ツ)が今回のコーナーにありますので是非読んでみてください。(伊)

 

2016年01月25日(月)

昨日は寒いだけで雪が降らず安心していましたが、朝起きると思いっきり積もっていましたね。
図書館ではバケツの水にぶ厚い氷ができていました。

先日、夕方にテレビをつけると「信長協奏曲」というドラマがやっていました。
原作は漫画のようですが、読んだことがないので良くわかりません。劇中の話の様子を見ると、どうも主人公がタイムスリップして何らかの理由で織田信長と入れ替わりそこで信長を演じている様です。

特に見るつもりはなかったのですが、ちょうど信長に弟の信行が反旗をひるがえし、苦戦している場面だったので、つい気になって最後まで見てしまいました。
話の展開は歴史通りでしたが、そこはドラマらしく各々の心理描写や感情が出ていて面白かったです。

この時代は『織田信長の尾張時代』(289.1ヨ)や『織田信長事典』(289オ)で確認できますが織田家の名前が非常にややこしく、信長以外の親族の名前には必ず「信」の字がついているので覚えるのが大変です。「信行」「信清」「信賢」「信安」「信広」など。ドラマでは「信清」が登場していました。 (伊)

 

2016年01月18日(月)


正午から雨もやんで晴れ間が見えます

年末に終わらなかった大そうじ。実は今も少しずつやってたりします。
その時にタンスの中から面白いものが出てきました。「見えるラジオ」というラジオだけど文字情報も読める代物です。

FMラジオにチューニングして文字でニュースや天気予報、今やっている番組等が見れるという受信専用の簡単なインターネットみたいなものでした。ただ、電波が微弱なので情報が入るのに時間が掛り、ニュースを全項目見るのに相当時間を要するという難点がありました。

その後、あまり実用性を感じなくなり、普通の聞くラジオとして使っていましたが、いつの間にか奥にしまい込んで数年以上忘れていました。今思うと、当時はすごいと思っていた技術も、今となっては当たり前の様になってしまいましたね。

文字情報の方はいつの間にかサービスをやめてしまった様ですが、『みんなの防災事典』(K369/ミ)の事を考え、このラジオは非常用として再びしまっておこうと思います。  (伊)