図書館だより

 

2025年07月20日(日)

先週の木曜日、17日の雨は凄まじかったですね。名鉄津島線・尾西線の一部区間で運転を見合わせたほか、津島市内も数か所が冠水し、床下浸水の被害も出ました。私はたまたま休日で自宅にいたのですが、家族が膝下まで冠水している中を歩いて帰ってきて、ビックリしました。7時の全国ニュースでも見慣れた津島駅前が冠水している風景が放送され、被害の大きさにとても驚きました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

さて、今回は先週のニュースから2つほど。

まずは、(★)さんも「図書館だより」で気にしていた芥川賞・直木賞・・・(頭の中でドラムロールを鳴らしてください)・・・今回は27年ぶりの両賞とも該当作なし、という結果でした(「ホワン、ホワン、ホワ~ン」という悲しめな効果音を頭の中で鳴らしてください)。

芥川賞は、最終的に2作まで絞られたものの決選投票でともに過半数に達しなかったため該当作なし。直木賞は、4時間にわたる白熱した議論の結果、レベルが拮抗していて「どれかひとつ」を選べなかったため該当作なし。と、報じられましたが・・・うーん、書店さんのことを考えると(図書館もですね)、ちょっぴり残念にも思えます。いやいや、こんな時こそ楽しまなくてはどうする!かの、みうらじゅんさんはこう書いているではないか・・・人生を面白くするのも、つまらなくするのも、自分次第・・・27年ぶりの両賞該当作なしって、どれだけ拮抗していたんかい!?・・・と、実際に候補作を読んで、拮抗ぶりを確かめてみてはいかがでしょう?

もうひとつはサッカーのニュースから。サッカー東アジアE-1選手権は日本代表が3戦全勝で優勝。代表ユニフォーム姿のグランパスの稲垣選手が蒸し暑い気候の中、いつものように90分走りまくっていて感動しました。来年のワールドカップに向けて選手選考は厳しさを増すばかりですね。そういえば、この「図書館だより」が載る頃には「久保建英のオールナイトニッポンGOLD」のオンエアが終わっていますね。足ではなく、声でも大活躍!・・・となるのか、ラジオもサッカーも好きなので、今から(18日金曜日に書いています)楽しみにしています。

最後にお知らせです。館内掲示やホームページでもお伝えしていますが、26日(土)は天王祭のため全館臨時休館となります。夏休みがはじまり、図書館へ行こうと思っている方も多いかと思います。ご迷惑をお掛けしますが、来館される際はご注意ください。

今日は参議院選挙投票日ですね。私はだいぶ前に不在者投票を済ませてきましたが、本日夜8時まで投票できます。まだ間に合いますよ~、清き一票を!

『防災の超図鑑 すごすぎる天気の図鑑』荒木 健太郎/著・・・日本中どこでも自然災害は起こる、と頭の中ではわかっていても、実際に津島で自然災害が発生し、とてもビックリしました。あらためて、ハザードマップの見直しや防災グッズの準備をしなくてはならないですね。
『芥川賞直木賞秘話』高橋 一清/著・・・文藝春秋社の社員として、芥川賞・直木賞に携わった著者によるエッセイ。
『選挙との対話』荻上 チキ(ほか)/編著・・・選挙や政治を身近な存在としてとらえるヒントが詰まった1冊です。今日はじめて選挙に行く方にもオススメです。

 

2025年07月19日(土)

来週7月26日(土)は天王祭のため全館臨時休館となりますので、ご来館の際はお気を付けください。
ご不便をおかけしますがよろしくお願いいたします。

期日前投票をしてきました。
我が家では毎回家族そろって投票へ行きます。
家で政治の話をすることはあまりないのですが、これだけは昔から変わらない習慣です。

 

2025年07月18日(金)

~おはなし会のお知らせ~
7/19(土)
14時~   アップル♪バナナさんによる英語のおはなし会
19時半~  おはなしざっくざくさんによる真夏の夜のこわ~いおはなし会
ぜひご参加ください♪

~子ども向けイベントのお知らせ~
◎夏のおたのしみ工作会 参加者募集◎
7/19(土)から、児童カウンターにて事前申込を受け付けます。
定員は15名(先着順)です。
皆さまのご参加お待ちしています!【夏のおたのしみ工作会 詳しくはこちら】

 

2025年07月17日(水)

1日図書館員の申し込みが終了しました。
今年もたくさんのお申し込みありがとうございました。
抽選にて参加者を決定し、当選者には明日中にポストへ投函いたしますね。
どうぞお楽しみに!

さてさて、今日は芥川賞・直木賞の発表です。
一穂さんの直木賞受賞から1年経つんですねぇ……
今年から清張賞の選考委員にも選ばれましたが、歴代の委員には、しをんさんや京極さん、辻村さんなど今は直木賞の選考委員をされている方も多数いらっしゃいますねぇ…ほぉ…
それはさておき、今回はどの作品に決まるのでしょうか。

直木賞候補作
『ブレイクショットの軌跡』逢坂冬馬
『乱歩と千畝』青柳碧人(発注中、窓口にてリクエストで承ります)
『嘘と隣人』芦沢央
『踊りつかれて』塩田武士(窓口にてリクエストで承ります)
『Nの逸脱』夏木志朋
『逃亡者は北へ向かう』柚木裕子

芥川賞候補作
「トラジェクトリー」グレゴリ-・ケズナジャット
「たえまない光の足し算」日比野コレコ
→上記2作掲載『文学界』6月号
「鳥の夢の場合」駒田隼也
「踊れ、愛より痛いほうへ」向坂くじら(窓口にてリクエストで承ります)

 

2025年07月14日(月)

図書館内は少し暑いですが、去年に比べるとずっと楽です。あの時はよく耐えたなと、最近よく思います。

最近といえば、自分あての荷物が「置き配」になっていることに気が付きました。置き配自体は特に問題ないのですが、荷物が届いた後に置き場所の写真がメールで送られてくるのが少し怖いです。自分が家にいるのに、それに気づかずに荷物が置かれて写真が撮られているというのは、何か不安をおぼえます。

 

2025年07月13日(日)

暑い日が続きますね。今でも十分に暑いのに、7月末~8月前半は「ダブル高気圧」が発生し、40℃を超える酷暑が続くでしょう・・・という恐ろしい天気予報が出ているようです。さらに、もしかしたらダブルの上をいく「トリプル高気圧」になるかも・・・との話も。うーん、ダブルとかトリプルの話はアイスクリームだけで勘弁してほしいのですが。

では先週の続きで、ホンモノの人間国宝を見たお話です。少し前の休日、久しぶりに落語を聴きに出かけてきました。出演されていたのは、現役では落語界唯一の人間国宝・五街道雲助師匠と、「探偵!ナイトスクープ」等にも出演されていて今もっとも忙しい噺家・桂二葉さん。さらに、津島市出身の作家・奥山景布子先生がトークコーナーで司会をつとめる、かなり豪華な二人会でした。

落語については語れるほど詳しくないのですが、昔から好きで、これまでも何度か寄席やホールに落語を聴きに出かけています。ライブともサッカー観戦とも全く違う、「さぁ、これから笑おう」という会場ののんびりとした平和な雰囲気が好きです。今回は端っこながら、前から3列目の席を取ることができ、雲助師匠が持つのびやかな空気も、二葉さんの持つ勢いも、近くで感じることができて、とても面白かったです。オシャレな二葉さんの着物にさらりと触れた奥山先生の司会ぶりも素敵でした。あー、やはり生で観るのに勝るものはないなぁ・・・としみじみ思います。また機会があれば、聴きに行きたいなぁ。

もうひとつ、先週の続きの話を。愛知県内の図書館がひとつのテーマで展示やイベントを行う「@ライブラリー」企画で、今夏は「戦争」がテーマの「@ライブラリー 戦争」が開催されているのですが、当館のコーナー8「戦後80年と私たち」もこちらに参加しています。近いうちに当館のコーナー展示も愛知県図書館のSNSで紹介して頂ける予定ですが、「@ライブラリー 戦争」については愛知県図書館のホームページで詳しく紹介されていますので、興味のある方はこちらもチェックして頂けると嬉しいです。今回は、これまでの「@ライブラリー」よりも参加する図書館が多くなりそうで、私も非常に楽しみにしています。

先週は、サッカー日本代表の東アジア選手権「E-1選手権」もありましたが、オアシスの再結成ライブ初日がウェールズ・カーディフであり、2人が繋いだ手を高く掲げて登場・・・したらしいですね。いやいや、これはもう泣くしかない!・・・セトリも最高のようですし、10月が待ちきれません。ま、その頃はさすがに涼しくなっているはずですよね?

『和樂 2025年8・9月号』・・・最新号のため、まだ貸出できない雑誌ですが、今号の特集「落語超入門」に雲助師匠、二葉さんが揃って登場しています。興味のある方は館内でご覧ください。
『寄席品川清洲亭』奥山景布子/著・・・幕末の品川宿で寄席の席亭となった大工の棟梁と、団子屋を切り盛りしつつ寄席を支える女房の夫妻が主人公の時代小説。笑って泣ける人情噺のような物語で、読後感もとても爽やかなので、暑い夏にのんびりと楽しんでみてはいかがでしょう?シリーズ4巻まで出ています。
『猛暑対策BOOK 日本のヤバい夏を最新科学の力で乗り切る!』藤井直人/著・・・もはや「今までどおり」の生活では乗り切れなくなった日本の夏を、快適に安全に過ごすための最新科学ノウハウが詰まった一冊です。それにしても、昭和の日本の夏は今考えればとても涼しい夏でしたね。扇風機だけで平気だったなんて・・・懐かしいなぁ~。

 

2025年07月12日(土)

つい先日のこと、提出の1時間前に課題を仕上げるという学生時代のようなことをしてしまいました。
元々私は先延ばし癖があり、お尻に火がついてから慌てて手を付けるタイプではあるのですが、ここまで追い込まれたのは本当に久しぶりです。
毎回、次こそは計画的にやろうと思っているのに、なかなか重い腰が上がりません。
なんだかんだギリギリで間に合わせてしまい、それが一種の成功体験となってしまっているのでしょう。
かといって一度〆切を破ってみるわけにもいかず…何かいい方法はないでしょうか…。

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ

 

2025年07月11日(金)

~おはなし会のお知らせ~
7/12(土)14時~、図書館スタッフによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

~子ども向けイベントのお知らせ~
◎1日図書館員を募集します◎
本の貸出や返却の手続き、ブックカバーかけなど、図書館のお仕事を体験してみませんか?
応募期間は7月12日(土)~ 14日(月)です。
本館児童カウンターまたは、神守分室にてご応募ください。
ご本人または保護者からのお申し込みのみ受付します。
ご応募お待ちしております!【1日図書館員 詳しくはこちら】

 

2025年07月09日(水)

土曜日は、図書館のたなばた会にご参加いただきまして、ありがとうございました!
ひとまず夏の大きなイベントが1つ終わり、少しほっとしています。

が、まだまだ始まりに過ぎません。
今週末は1日図書館員の参加受付があり(申込多数の場合は抽選)、来週末は真夏の夜のこわ~いおはなし会の開催と工作会の参加受付開始(先着順、下記に追記あり)、少し空いて8月に入ったら図書館員本番。
短い梅雨が終わり本格的な夏が始まりましたが、お祭りに元気をもらいつつ乗り切りたいと思います。
皆さまのご参加お待ちしております。
それぞれのお知らせについては、こちらよりご確認ください→

そして少しずつ読書週間に向けても準備を進めていきます。
こちらもお楽しみに。

*工作会の参加受付開始日につきまして、広報には「7/26(土)より」となっておりますが、この日は天王祭のため臨時休館となりましたので、ホームページお知らせにあるとおり「7/19(土)」から受付いたします。

 

2025年07月07日(月)

今日は令和7年の7月7日と777の日です。こういう数字に出くわすと縁起が良いとか、ギャンブル運が良さそうとか、それだけなのに不思議と気持ちが前向きになります。身の回りで言えば、コンビニでの支払いが777円だったとか、図書館の本の資料コードが777を含んだ番号だとか、探せばいろいろとありますね。

先月の25日から始まった本のリサイクルも終盤を迎えようとしています。今回は前回に比べ冊数こそ少ないですが、内容は充実していた様に思います。全体的には特に小説類が多く、著名な作家さんの本も数多く出ていて好評だったのではないかと。手に取ったリサイクルの本が、好きな作家さんに出会うきっかけとなれば良いです。

 

2025年07月06日(日)

今年は暑くなるのも早かったですが、梅雨明けも早かったですね。7月4日に梅雨が明けたのは異例の早さで史上3位タイの記録。25日と極端に短い梅雨でした。たしかに、七夕前の梅雨明けって記憶にないかもなぁ~。この先は、猛暑、酷暑の日々が続きそうですね。うーん、暑くなるのが早かったぶん、涼しくなるのも早くなってくれると良いのですが・・・お彼岸前でも構わないですよ。

さて、少し前の休日に映画「国宝」を観に行ってきました。3時間近い上映時間と聞き、集中が続くのか、そしてトイレに行きたくなったらどうしよう・・・と心配していたのですが、評判以上の面白さ。あっという間にエンドロールを迎えていました。うーん、これは映画館で観て良かったなぁ・・・としみじみ思わされる作品でした。トイレも水分を控えておいたので大丈夫でしたよ。

で、ここからが本題となります。映画もライブも美術館も1人で観に行く派なのですが、この日は珍しく母と平日休みが重なっており、地元のYヅヤ本店の映画館Tへ一緒に観に行くことにしました。勝手知ったる地元なので、映画館の入っている建物内の屋根下に車を駐車し、エレベーターに向かって歩いていると、見覚えのある車が目の前を通っていきました。んん・・・職場の大先輩Hさんの愛車そっくりでは?

「あれ?さっきHさんの車が通っていった気がする」と母に話しかけると、「Hさん、もしかしたら『国宝』を観に来たんじゃないの?」、「いやいや、そんな偶然ある?」と喋りながらエレベーターに乗り、チケットを買って時間を潰していると・・・エレベーターから、Hさんとそのお友達(たぶん)がにこやかにエレベーターから降りてきました。あ、やっぱりHさんだ・・・と思うより早く、「わ~、(き)さん!何でここに!!」と気付かれてしまいました。何でここに!・・・は、私のセリフのような気もしましたが、「ひょっとして、『国宝』観に来たのですか?」と聞くと、「うん、娘が観に行って凄く良かったと言っていたから」とのこと。ということで、ものすごい偶然ですが、同じ上映時間に同じ作品を観ることとなりました。Hさん、お元気そうで本当に良かったです。

どうやら昔から「引き」が強いタイプのようで、ヒルにも頻繫に遭遇しますが、懸賞に当選したり、旅先や出掛けた先で偶然知人に会うことも多いのです。そうそう、この前は仕事帰りに運転していたら、Googleのストリートビュー撮影車が前を走っていました。最初、何かを上の方に載せているヘンな色の軽自動車がいる・・・と思い、かなりビビッたのですが、よくよく見てみると「Google Street View」の文字。嘘っ!これはもしやっ!!・・・と気づき、少し嬉しくなりました。ひょっとしたら、近いうちにGoogleのストリートビュー360度画像に愛車が映りこむかもしれませんね。

『国宝 上 青春篇』『国宝 下 花道篇』 吉田修一/著・・・ということで、映画「国宝」の原作本です。映画が大ヒット中ということもあり、複数件の予約が入っていますが、読んでから観ても、観てから読んでもオススメです。
『花束みたいな恋をした ノベライズ』坂元裕二/原作 脚本・黒住  光/著・・・作中にGoogleストリートビューが登場する映画「花束みたいな恋をした」のノベライズ本です。菅田将暉さん演じる麦くんが映りこみに興奮していた気持ちがちょっとだけ分かったような気もします。

来週は、ホンモノの人間国宝を見た!・・・という話を書こうと思っています。あ、コーナー8「戦後80年と私たち」についての補足のお知らせも書き忘れてしまったので、こちらも次週に。

 

2025年07月05日(土)

日本時間昨日早朝、英国推理作家協会は2025年のダガー賞受賞作を発表しました。
このうち「翻訳部門」に王谷晶さんの長編小説で、サム・ベットさんが翻訳した『ババヤガの夜』(英訳版『The Night of Baba Yaga』)が選ばれました。おめでとうございます!

ダガー賞は1955年に創設された、英国推理作家協会(CWA)が主催する、ミステリー小説・犯罪小説に贈られる権威ある文学賞。その中のひとつである翻訳部門は、英語以外の言語で書かれ、英国で出版された、英語翻訳作品に対して授与される賞です。
これまでに横山秀夫さんの『64(ロクヨン)』、東野圭吾さんの『新参者』、伊坂幸太郎さんの『マリアビートル』の3作がノミネートされましたが、いずれも受賞には至りませんでした。
王谷さんの受賞は日本人として史上初、アジアの作家としても史上2人目の快挙です。

昔から王谷さんの作品を読んでいる身としてこのニュースはたいへん喜ばしく、すでに書き終えていた図書館だよりを急遽差し替えることにしたほどです笑
『ババヤガの夜』はバイオレンス色強めの作品ですが、王谷さんはいろいろなジャンルの作品を書かれていますので、よかったらこの機会に読んでみてくださいね。

君の六月は凍る
他人屋のゆうれい
父の回数
『カラダは私の何なんだ?』…当館に所蔵はありませんが、こちらのエッセイもおすすめです。

 

2025年07月04日(金)

明日7/5(土)14時~、たなばた会です!
たくさんのお申し込み、ありがとうございます。
参加される方はどうぞお楽しみに♪

今日、名古屋地方気象台が東海地方の梅雨明けを発表しました。
いよいよ夏本番!今年も暑くなりそうです。
熱中症に気を付けて、暑い夏を元気に乗り切りましょう!

 

2025年07月03日(木)

なんともう7月になって3日経ちました。
6月があっという間で、体感では2週間ぐらいしかなかったような気がします。

さて、今週の土曜日はいよいよたなばた会です。
予報では気温がかなり高いようなので、みなさんお気をつけてお越しくださいませ。

 

2025年07月02日(水)

7月になりました。
今年も7・8月は午後7時まで開館しておりますので、ぜひご利用ください。

昨日はファーストデーで映画がお安いということで、日中に地元で「ドールハウス」を、夜に名古屋で推しを、の2本立てで見てきました。
『ゴーストハント』の「人形の檻」を彷彿とさせる予告編で気になっていた「ドールハウス」、怖いというよりは「○○ミス」といった後味で、個人的には「リング」のほうが怖かったように思いますが、単純に耐性がついたとか印象の残り方とかそういった問題なような気もします。
平日日中で私の見た作品自体は混んではいませんでしたが、ロビーにはそこそこの人がいて賑わいを感じました(『国宝』かな?)。良いことです。

そんなこんなで、今週末はたなばた会です。
今のところのようすでは、当日受付もありそうですので、引き続きご参加お待ちしております^^

 

2025年06月29日(日)

東海地方はまだ「梅雨明け」の発表はないものの、猛暑が戻ってきましたね。この「図書館だより」を書いている、28日(土)の予想最高気温は35℃。本当に明けてないんですよね、梅雨?・・・と、空に向かって問いかけたいほど見事な晴天です。来週の中頃はまた雨の予報ですが、「蒸し暑い」or「むっちゃ暑い」の2択となりそうです。「梅雨寒」はもう戻ってこないですよね、たぶん。

今回は、コーナー8「戦後80年と私たち」について、少し書こうかと思います。といっても、書くべきことはホームページの紹介文に書いたので、こちらをご覧頂くのが一番かと思います。夏の高校野球で甲子園球場の選手入場を見ると戦争を思い出して涙が出てくる、と話していた祖父に届くと良いのですが。

先週の月曜日23日は沖縄慰霊の日でした。沖縄戦の終結から80年のこの日、手を合わせる人びとの多くが口にしていたのが、緊迫化する世界情勢への不安でした。私は長年のサッカーファンで、来年の北中米ワールドカップをとても楽しみにしているのですが・・・21日にアメリカがイランの核施設を空爆した、というニュースが報じられ、とても心配しています。イランは既にワールドカップ出場を決めているチームのひとつです。戦争を理由に、サッカー選手が子どもの頃からの夢を絶たれることが決してないことを願うばかりです。

現在放送中の朝の連続テレビ小説「あんぱん」でも戦争が丁寧に描かれていて、とても心に残りました。千尋が兄・嵩に「この戦争がなかったら・・・」と感情をぶつける場面は、朝ドラの歴史に残る名場面だったと思います。戦後80年のタイミングで良い作品を観ることができて、とても嬉しいです。

実は、コーナー8「戦後80年と私たち」については、もう1つお知らせすることがあるのですが、ちょっと準備が遅れているようで・・・この話の続きはたぶん来週に書けるかな、と思っています。

さて、明後日7月1日(火)から、本館は19時までの開館となります。私たち職員も、遅番にあたっている日は出勤時間が変わるので、うっかり早く出勤しないように気をつけなくては!そして、あと1日で2025年も半年が過ぎますね。早かったようにも、長かったようにも思いますが、個人的には反省点はあるものの、まぁまぁ頑張っていたのではないかな、と思います。下半期もこのまま楽しく元気に過ごせるよう、頑張ります(明るく楽しく過ごすためには自分で頑張らなくてはならない、というのがリアルなところですが・・・)。

『世界で最後の花 絵のついた寓話』ジェームズ・サーバー/作・村上春樹/訳・・・コーナーでも紹介した本ですが、ここ最近もう一度読み返してみようかな・・・と思っている本です。現在が「新しい戦前」とならないことを心から願います。
『ぼくは戦争は大きらい やなせたかしの平和への思い』やなせ たかし/著・・・絵本「アンパンマン」の作者で、朝ドラ「あんぱん」の主人公・嵩のモデルである、やなせたかしさんが自らの戦争体験を綴った本です。朝ドラとあわせてオススメの一冊です。

 

2025年06月28日(土)

研修で久しぶりに愛知県図書館へ行きました。
その日は雨予報で、降られる前に津島駅に着けてよかったと思う間もなくバケツをひっくり返したような大雨に。
地下鉄の駅から県図書館まで数分歩いただけで膝から下がずぶぬれになってしまいました。
他にも雨の影響で乗っていた電車が止まったり、昼食を買おうとしたらカードがエラーで使えなかったり、県図書館の入り口のゲートを鳴らしたりと、この日は一日トラブル続き。
研修は有意義なものでしたが、こんなにハラハラする出張はもう懲り懲りです…。

 

2025年06月27日(金)

~おはなし会のお知らせ~
6/28(土)14時~、図書館スタッフによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

昨日の中日新聞に愛西市内で卵を産んだコウノトリの記事がありました。
巣が作られた場所は変電所にある鉄塔の上。高圧電流の流れる電線が巣のそばにあったため、卵は兵庫県にあるコウノトリの郷公園へ移されました。そして先月、無事に3羽が生まれたそうです!
他のインターネット記事によると、コウノトリの郷公園は7月下旬に愛西市内での放鳥を予定しているとのこと。
今後、この地域で暮らすコウノトリが増えたら嬉しいですね。

 

2025年06月26日(木)

ここのところ、ずっと雨が降っていますね。雨はいいんですが、やっぱり雷だけは嫌です……。
なんとか克服する方法とかありませんかね。光と音、すべてダメなんですけど……。

私のことはおいといて。
本のリサイクルが25日(水)から始まっています。
場所は図書館(本館)の出入り口付近で、点数制限はありません。
ちなみに6月のリサイクルは書籍のみで、雑誌はありません。ご了承ください。

それから、たなばた会の参加申込もまだまだ受け付けております。待ってま~す☻。

 

2025年06月23日(月)

急に雨が大量に降ってきて、ほんとにバケツをひっくり返したような雨といった感じです。

最近パソコンやテレビといった光の集合体ばかり見ているせいか、目が疲れている気がします。取りあえずは自然の緑を少しでも見て、目の疲れを和らげようという事で、カウンターの先に見える並木道の緑を見るようにしていますが、直ぐパソコンのモニターを見てしまうので効果は薄いようです。

緑といえば電車の車窓から見る緑の景色も良いですね。好きな景色ですと、近鉄線の大阪方面へ向かう途中で、三重県の榊原温泉口から、奈良県に入るまでの山間部を抜ける山林の景色が大好きです。その間だけは本を読んだり携帯を見るのは止めて、景色だけを見て楽しんでいます。

 

2025年06月22日(日)

先週は真夏のような猛暑が続きましたが、来週は梅雨に逆戻りするようです。梅雨って、いなくなったり、また現れたりするものでしたっけ?・・・うーん、不思議です。

さて、先週の休日のお話です。

この日は、午前中に紫陽花見物を兼ねて隣の県の森をウォーキングした後、すぐに帰宅して早めに夕食を済ませ、夜は栄で大好きなバンドのライブを鑑賞する・・・というハードな予定でした。

まず、雨上がりの紫陽花はとてもきれいでした。私は写真がヘタなので専ら目に焼き付けるだけですが、スマホやカメラを手にした大勢の人達がいて、とても賑わっていました。たぶん1年で最も美しい紫陽花だったと思います。ハードスケジュールになるけれど、やっぱり歩きに来て良かったなぁ~と、その時はしみじみと思ったのです。

雲行きがあやしくなったのはその後。楽しく山道を歩いていると、左足首に何とも言えない違和感が・・・こ、これはもしや!・・・雨上がりの日は要注意日なので、虫除けスプレーもいっぱい吹き付けたし、登山用の靴&靴下も履いて対策は一応していたのですが・・・結果的に2箇所もヒルにばっちり噛まれていました!あちゃー!!・・・です。

ヒルに噛まれた話は、これまでも何度か「図書館だより」に書いているので、すでに書いているような気もしますが、ヒルの唾液には「ヒルジン」という血液凝固を阻害する物質が出ているので出血が止まりにくい、という特徴があります(ちなみにヒルの唾液には麻酔物質も含まれるため、噛まれてすぐは痛くも痒くもありませんが、数日後とんでもなく痒くなることが多いです)。この日、私は夜は栄でライブを観に行くのです・・・まずい!血がダラダラと出たままではライブに行けません!!

ということで、帰宅してからはヒルに噛まれた箇所を「これでもか!」という勢いでギュウギュウ押しまくり、圧迫止血。何とか出血は収まり、無事に栄へ出掛けてライブを楽しむことができました(最高でした!)。異変を感じたのは翌日です。足首が見たことがない太さに腫れあがっています。そして、むちゃくちゃ痒い(たぶんヒルの唾液に含まれていた麻酔が切れたのでしょう)。刻々と腫れが広がっていくのが自分でも恐ろしくなったので、さすがに皮膚科を受診して飲み薬と塗り薬を処方してもらい、ようやく腫れも痒みも落ち着いてきた、というのが現状です。あー、ビックリしました。

これまでも何度かヒルには噛まれているのですが、ここまでひどい症状になったのは人生初のこと。たぶん、ライブに行かなくては!・・・という焦りから、思いっきり圧迫止血をしたためヒルの毒素(言い方が間違っているかもしれませんが)が広がったのではないかな、と思います。今後は更に気をつけて山登りをしなきゃなー、と反省しきりです(山登りはやめませんが)。

昨日は、1年で昼の時間が最も長く、夜が最も短い二十四節気の「夏至」でした。つまり、今日から少しずつ昼の時間は短くなります。毎年、夏至と聞くと「もうすぐ7月だなぁ・・・」と思います。津島市立図書館(本館)は、7月・8月は夜7時までの開館となります。遅番にあたっている日は、出勤する時間を間違いないように気をつけなくては・・・と、これも毎年思います。

ヒルに嚙まれたり、うっかり飲んでしまった牛乳でお腹の調子を崩したり、シャワーが壊れたり・・・と小さめ(?)のアクシデントが続いていますが、これからやって来る夏の繫忙期を元気に乗りこなしていきたいと思います。そろそろ次のコーナー展示の制作も本腰を入れなくてはならないのに、呑気に毎年のようにヒルに噛まれている場合ではありませんね。来週の「図書館だより」こそ、コーナー8「戦後80年と私たち」について書こうと思っていますが、これ以上アクシデントがなければ・・・ですね。

『スタンド・バイ・ミー(DVD)』ロブ・ライナー/監督・・・言わずと知れた、故リヴァー・フェニックスら4人の少年たちの名演が心に残る名作映画ですが、作中では沼に落ちた少年たちがヒルに吸い付かれる場面が登場します。気になる方はご覧ください。

 

2025年06月21日(土)

まだ6月だというのに真夏のような気温の日が続いていますね。
先週気圧のせいで体調がすぐれないという話をしたばかりのような気がするのですが、梅雨はどこへ行ってしまったのでしょうか…。

さて、本日は夏至。1年で最も昼の時間が長い日です。
大阪・関西万博の北欧パビリオンでは昨日、夏至祭の体験ができる特別イベントが催されたそうですね。
夏至祭というと私などは映画『ミッドサマー』のイメージが強く、どうにも不安な気持ちになってしまうのですが(詳しくは映画をご覧ください…)、こちらは伝統音楽の生演奏にダンス、花冠のワークショップと、とても明るく楽しいイベントだったようです。
特に映画にも出てくる、みんなで手をつなぎ輪になってするダンスを一度踊ってみたかったので、どうせならこのタイミングで万博へいけばよかった~とちょっぴり悔やんでいます。

るるぶ大阪・関西万博へ行こう!
大阪・関西万博公式ガイドブック

 

2025年06月20日(金)

~おはなし会のお知らせ~
6/21(土)14時~、アップル♪バナナさんによる英語のおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

~たなばた会のお知らせ~
7/5(土)14時~、たなばた会を行います!
一緒に楽しい時間を過ごしませんか?
明日6/21(土)から、児童室にて事前申込を受け付けます。
定員40名程度(先着順)です。
【詳しくはこちらをご覧ください】

 

2025年06月19日(木)

3月ぐらいからずっとアレルギーが出ていますが、今がピーク。
今までは鼻か、喉のどちらかだったのが、今はその両方。多分7月ぐらいまでずっとこんな感じなんだろうなぁと思いつつ、年々アレルギー症状が出やすくなっていることに少し恐怖しています。
今まで薬なしでやってきましたが、この間はついにアレルギーの薬を飲みましたからね。鼻づまりに耐えられませんでした。

さて、私のアレルギーの話は置いといて。
今週の土曜日・21日から、児童室にてたなばた会の参加申込を受け付けます。
くわしくはこちらをご覧ください。

 

2025年06月18日(水)

今週末よりたなばた会の事前申し込みが始まります。
皆さまのご参加、お待ちしております^^

名駅の方でもライブ音響の開催が決まったようで、チケットが発売になっていました。
まだ特典配布期間中だからか、今までになくたくさんの回数組んでくださり、ありがとうございます…!笑
『グレイテスト・ショーマン』や『ウィキッド』などもラインナップにありますので、興味のある方はぜひ。

とネタがなくついつい触れてしまっていますが、粛々と夏休みのイベント準備も進めています。
広報への掲載は今月末ごろお届けの7月号に掲載されますので、もうしばらくお待ちください。

『グレイテスト・ショーマン』(DVD)
『忍たま乱太~忍術学園全員出動!の段』(DVD)

 

2025年06月17日(火)

暑くて寝苦しかったので、クーラーON!!!
(クーラーが起動するのか確認したほうがいいと教えてもらったので、数日前に確認しておいてよかった)

図書館もクーラー起動していますが、去年よりかはマシ……?
暑さ対策をしてから、ご来館ください。

『猛暑対策BOOK』
『熱中症からいのちを守る』

 

2025年06月15日(月)

暑い日が続く様になりました。特に紫外線を強く感じる様な気がして、それに伴う頭痛がしてつらいです。

最近「PERFECT DAYS」という映画を観ました。公衆トイレの清掃員をしている男の日常を綴ったお話で、特に大きな波風のない生活の中に、ちょっとした嬉しい事や悲しい事、時には腹が立つ事といった、淡々とした日常生活が続く内容でした。その中に、カセットテープの音楽を聴いたり、古本屋で買った本を寝る前に読みふける場面があり、地味でありながらそれなりに充実した生活を送っている主人公が印象的でもありました。こういった日常系の映画は好きなので何回も観たくなりますね。

 

2025年06月15日(日)

先週のつづきのような話となります。

まずは、伊勢神宮での式年遷宮の「御神木」の話。先週の日曜、津島神社はなかなかの人混みだったそうですね。この日、私は隣の県で用事があったので見られない!・・・と思っていたのですが、ちょうど東海大橋近くの八開水防センターに「御神木」が到着していたタイミングに偶然通りかかることができ、チラリと見ることができました(運転中だったため、ほんの一瞬でしたが)。津島神社や星大明社は多くの人が訪れていて賑やかだったようですが、私が見た限りでは八開水防センターは割とのんびりとしていて、近くの堤防の上から「御神木」を眺めている人もいて、大らかで素敵だなぁ・・・と思いました。

その後も運転を続けていると、津島市に入ったところでスマホを手にした数人が155線沿いに立っているのに気付きました。もうすぐやって来る予定の「御神木」を待っているのかな?・・・と思い、よくよく見てみると、見覚えのあるその人達は・・・友人とその一家ではありませんか!・・・津島神社まではだいぶ距離もあり、まだ誰もいない場所で楽しそうに立っていたので、運転していても気付いてしまいました(後で確認したら、やっぱり友人でした)。その後も津島神社に近づくにつれ、歩道橋の上にスマホを手にした人達がたくさんいたり、津島警察署の警官が立っていたり、で「御神木」待ちをしている空気が伝わってきて面白かったです。次に「御神木」が到着する20年後はどうなっていますかね?今よりも楽しい、平和でより良い社会になっているといいなぁ・・・と、しみじみ思います。

もうひとつ、先週のつづきのような話を短めに。先週火曜日、10日のインドネシア戦は6対0の圧勝でしたね。キャプテンマークを巻いた10番・久保選手の圧巻のプレーには、日本代表の明るい未来がちょっぴり見えたような気がしました。来年のワールドカップも開幕まで1年を切りましたね!ここからの1年はあっという間となりそうですが、選手達が怪我なくベストな状態でワールドカップを迎えられることを心より願っています。

『オリジナル・サーフィン・ヒッツ』ビーチ・ボーイズ/演奏・・・本編とは全く関係のない話ですが、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンが先週亡くなられました。名曲「グッド・ヴァイブレーション」も「サーフィンUSA」も収録していませんが、当館で所蔵している唯一のビーチ・ボーイズのCDをご紹介します。私はベスト盤をある時期によく聴いていたぐらいの浅いリスナーですが、たぶん今の若い方が聴いてもグッとくる音楽かと思います。不滅の名曲を多く残してくれて、ありがとう。ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

2025年06月14日(土)

風邪をひいたわけでもないのに毎日のように身体が重い、頭が痛い、そんな季節が今年もやってきました。
雨は嫌いではないけれど、気圧に体調が左右されるのだけはいただけません。
こんな時は本を読む気にもなれず、買ってきた本を溜めてしまいがち。
いわゆる積ん読というやつです。
以前は読んでいない本がたくさんあることにうしろめたさを感じていたのですが、読みたい本は日々増えていくし、どう頑張っても読み切ってから次を買うなんて無理!と気にするのをやめました。
それに何か読みたいなと思って本棚をのぞいたときに、自分好みの本がたくさん並んでいたらうれしい気持ちになりますしね。
私の好きな某作家さんだってこう仰っています。
「本は、買うだけでいい。読もうが読むまいが、いいと思った本を手元に置いておくだけで人生は豊かになります。」
そんなわけで我が家の積ん読はなくなる気配がありません。

せっかくなのでその積ん読本の中から何冊かご紹介を。
プロジェクト・ヘイル・メアリー上 …映画化決定前に購入していたのですが、ずいぶん寝かせてしまいました。映画を観てしまうとそのイメージで固定されてしまうので、公開までには読んでおきたい一作です。
最後の秘境東京藝大…私の母校も変わり者が多かったですが、桁違いに尖った人が多そうな東京藝大の潜入記。
闇に魅入られた科学者たち…人体実験の歴史を通して科学の闇の顔に迫る。NHKで放送されているドキュメンタリー番組「フランケンシュタインの誘惑」を書籍化したものです。
積ん読の本…これはもう読んだものですが、私の積ん読などまだまだかわいいもの…と勇気(?)をもらえます。