図書館だより

 

2025年09月21日(日)

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、ようやく朝晩涼しくなってきましたね。この地域でも少しずつ稲刈りが終わり、今朝は稲刈りが終わった田んぼでエサ探しをするシラサギが目を疑うほどたくさん佇んでいるのを見ました。ようやく秋がやって来るようですね。

さて先週の休日、久しぶりに隣の県の森へウォーキングに出掛けました。

8月が暑かったのと(いや、まだ暑いのですけれど)、家族と予定が合わなかったこともあり、かなり久しぶりのウォーキング。楽しみではあるけれど、心配ごとが2つ。

1つめは体力不足。今年の夏はあまりにも暑かったため、日課のウォーキングは距離が短め。加えて、9月になっても続いている暑さと、雨上がりで高い湿度。むむ、大丈夫か?私??

2つめは雨上がりといえば、ヤマビル。この「図書館だより」でも、さんざんネタにしていますが、過去どれだけやられていることか!・・・しかし、今回はこれまでの私とは違います。秘密兵器を用意したのですよ、フフフ。そう、ついに買ってしまったのです、ヒル忌避剤!実は「図書館だより」には書いていませんでしたが、その後も何度もヤマビルにはやられていまして・・・。1ヶ月ほど前に、思い切ってA●zonで購入したのです。ちなみに、まぁまぁのお値段でした。

ヒル忌避剤の取扱説明書を読むと、皮膚に直接かけるのはNG。ヤマビルは足元からやって来るので、トレッキングシューズやソックス、トレッキングパンツの裾は特に入念に噴霧。さらに雨上がりなので、ザックやウェアの襟元、帽子にも、しっかりと噴霧しました。

おかげで、ウォーキング中のヤマビル被害はゼロ。この日も暑くて湿度もありましたが、心配していた体力もそれほど減っていなかったようで、無事にウォーキングを楽しむことができました。暑くて汗ベタベタになったけど、やっぱり山歩きは爽快だね~と言いながら、帰りはセブン●レブンに寄ってアイスを食べようと、この時は呑気に喋っていたのです。

しかし、ヤマビルは確実に足元に忍び寄っていました。盲点は、ウォーキング終了後。底の厚いウォーキングシューズでは車の運転はできないので、運転しやすい靴に履き替えます。さらに、当然ザックは背中からおろすし、帽子も外します。つまり、ここでヒル忌避剤を噴霧したアイテムをほぼ全て手放していたのです。ウェアの襟元とトレッキングパンツの裾に噴霧した成分は、汗や湿気で流れていたんでしょうね、たぶん。

異変に気が付いたのは運転中のこと。んん、何か足がヘン。これはもしや!・・・と思い、慌てて車を安全な場所に停車。違和感の正体を確かめると、やはり足首をヤマビルにやられていました。む、無念~。その後、足首の太さが2倍くらいになるまでパンパンに腫れるわ、とんでもなく痒いわ・・・で、皮膚科を受診することになってしまいました。いやぁ、歩き終わった後も家に帰るまでがウォーキングですね。皆さんも、ヤマビル対策は下山後もお忘れなく。私も次回こそ気をつけます、ハイ。

『アウトドアの危険事典 キャンプ 登山・山歩き 川・海のレジャー』大蔵喜福/監修・・・アウトドアでの遊びに潜むさまざまな危険を五十音順に並べ、緊急事態への対処法も紹介しています。秋は観光シーズンなので、特に用心しなくてはいけませんね。本当に。