図書館だより :鈴

 

2015年07月24日(金)

先週、蚊に「噛まれる」と言う言葉は方言なのか?という疑問を残して終わってしまいました(す)です!
ちゃんと調べてきましたよ~!

結論、やっぱり方言だそうです。
大きく分けて、東日本は「刺される」と「食われる」の両方を使用し、西日本は「噛まれる」を使用する傾向があるそうです。他にも山梨県で「くっつかれる」、中国地方で「かぶられる」などもあるようで。
意外とこの違いを知らない人は多いらしく、気付かない方言の一つと言われているのだとか!

そういえば、(す)家の父は「蚊に食われた」or「刺された」と言いますが、母は「噛まれた」と言っていたような?(なぜ今まで疑問に思わなかったんだ自分は…)

他にも「机を後ろにつる(下げること)」とか「体がえらい(体調が悪い事)」とか県内でも通じない言葉があったり、方言ってなんだか難しいですね。   (す)

『ひと目でわかる方言大辞典』 (K818/ヒ) (篠崎 晃一/著)
『愛知県のことば』 (818.5/ア) (江端 義夫/著) 
『方言の日本地図』 (818.0/サ) (真田/信治) (講談社+α新書)

 

2015年07月17日(金)

最近どこへ行っても蚊の標的になっています。(す)です…

雨が多いせいか、最近蚊たちが元気な気がするのは私だけでしょうか。
一日に六ヶ所かまれたり、ジーンズの上からあっちらこっちらかまれたりした時はもう恐怖でした、ええ

お腹の子の為とはいえ、人間から無断で血というご飯をもらっておきながら「ぺっ!」と痒くなる唾を吐き掛けて去っていくのは如何なものだろうか!<(`^´)>

台風さんには是非とも蚊をくるくる巻き上げて一緒に去って行ってほしいと願っています。

あ、そういえば私さっき蚊に「かまれる」と言ってしまいましたが、これは方言なのでしょうか?今度調べてみようと思います!  (す)

『蚊の科学』 (498.6/ア) (荒木 修/著)
『蚊の不思議』 (486.9/ミ) (宮城 一郎/著) 

 

2015年07月10日(金)

先週の私の図書館だよりが、誤字ばかりで穴を掘って入りたいほど恥ずかしい(す)です!PCの予測変換に頼り切ってはいけませんね…己を戒めます。

この前、母とコンビニへ行ったときにふと目についた花言葉の本を読んでから、花言葉への熱が再熱しまして、ただいま色々調べているのですがやっぱり花言葉って面白いですね!
本や載っているサイトによって言葉がちょこちょこ違うのもまた一興で
中には綺麗な見た目からは想像もつかないような衝撃的な花言葉もあったり

なので、今日は衝撃的な花言葉をご紹介したいと思います!(たまには女子力高めな話題を提供しなければ…)

リンドウ→悲しんでいる時の貴方が好き
スイレン→滅亡
パセリ→死の前兆
アジサイ→あなたは美しいが冷淡だ・浮気
アザミ→人嫌い・復讐

怖い、なんて物騒なのでしょう…でも実はここには載せられないようなもっと物騒な花言葉を持つ子たちがいるのですよ…!
が、しかしそんな子たちにも必ずプラスになる花言葉が添えられているのですから花言葉って難しいなと常々思います。(元ネタが神話から取ったものが多いからでしょうか)

では最後は良い意味の花言葉で終わります。少しでも興味が湧きましたら幸いです! (す)
リンドウ→誠実、正義
スイレン→清純な心、信仰、信頼
パセリ→勝利、お祭り気分
アジサイ→辛抱強い愛情、元気な女性
アザミ→安心、満足、厳格

『花ことばと神話・伝説』 (627/コ) (伊宮 伶/著)
『誕生花366の花言葉』 (627/タ) (高木 誠/著) 

 

2015年07月03日(金)

お久しぶりです!(す)です。
長い事図書館だよりをお休みしてしまい、大変申し訳ありませんでした。

気がつけばもう七月ですね。
毎年のことではありますが、七月と八月は図書館の開館時間が一時間長くなっており、七時までとなっております。お気を付け下さい!

さて、なんだか七月に入った途端、太陽がやる気満々になった気がします、暑いです!
今年は過去最高に暑くなるだとか、エルニーニョが来るだとかで。
最初エルニーニョが来るって聞いたもんですから、サッカー選手か誰かが来日するのか??と思っていたのは私だけでしょう…はい…

このエルニーニョ、なかなか厄介なお方らしくこの方が来ると世界のあちこちで天候がぐちゃぐちゃになり、干ばつや洪水が起きやすいらしいです。
日本では、梅雨が長くなり、夏は涼しく冬は温かくなると言われています。

「夏は涼しく冬は温かい」という部分だけ見るとありがとうエルニーニョ!!となりますが、あれ?過去最高に暑くなるという情報と矛盾してますね??
「梅雨は長く、日照りはそう酷くないがそれなりに暑い。そして異常気象が多い」のが今年ですよということでしょうか

体調管理にますます気合いが入ります  (す)

『異常気象 魔の風・エルニーニョ』 (451/イ) (東京官書普及・ハイライフ出版/出版)
『エルニーニョと地球温暖化』 (451.8/ス) (住 明正/著) 
『エルニーニョと地球環境』 (451/エ) (気候影響・利用研究会/著)

 

2015年06月12日(金)

本日6月12日はエスペラントの日という記念日なのですが、まずこの「エスペラント」ってなんだ?という方にちょっとご説明をします!

エスペラントとは、ルドヴィコ・ザメンホフという方が作られた人工言語、つまり国や民族間で発展した自然言語ではなく、人が作った言語です。

ザメンホフがエスペラント語を作った経緯は、「世界中で既に使われている母語に成り代わって俺の作った言語を普及させちゃる!」というわけではなく、母語が異なる人々の意思伝達を補助するため。いわゆる第二言語、国際補助語を目指して作りました。

ザメンホフは最初、「ラテン語の復活こそが言語問題の解決になる!」と思いましたが、いざそのラテン語を学んでみると難しいの何の。(なんせ一つの単語が文によって変化するわ語順は自由だわ…)
ラテン語を国際補助語とするのは諦め、「そうだ、世界中の誰もが簡単に学べる言語を俺が作ればいいんだ!」とエスペラント語を作り始めました。
国際補助語が無いなら自分で作ればいいじゃんという発想にまず感服です。

作るのに6年はかかったし、やっとエスペラント語学習本が出せる!と思ったら検閲に引っ掛かり、発売が一年伸び…様々な苦難を乗り越え、現在使用者は100万人いると言われています。
人が作った言語を100万人の人が使用している、まだまだ全世界の国際補助語としては完璧ではありませんが、とてもすごいことだと私は思います。
自分で言語を作るって大変なんですよね…(す)はザメンホフさんを尊敬しています。

さて、長くなってしまったのでここで終わりにします。エスペラント語に皆さんが少しでも興味を持って下さったら嬉しいです。
ちなみに(す)はエスペラント語もラテン語も挫折しました。

『エスペラント』 (899.1/タ) (田中 克彦/著)
『エスペラントの父 ザメンホフ』 (289/イ) (伊東 三郎/著) (閉架) 
『武器では地球を救えない エスペラント語をつくったザメンホフの物語』 (K289/ワ) (和田 登/著)

 

2015年06月05日(金)

水曜日、木曜日と連日で読み聞かせデビューを果たしました(す)です。

読み聞かせ自体は大学の授業で少しだけ経験したことはあるのですが、それはあくまで授業の一環としてであり、小さな子どもたちを相手にした本場の読み聞かせは初めてでとても緊張しました…
20人は超えるたくさんの子どもたちの中、体はガッチガチに緊張し顔はいつも以上に強張り手はぷるぷる震え…etc

本の持ち方を忘れてしまったり、頭が真っ白になって本の内容がぽーん!と抜けてしまったり、初日は上手くできませんでしたが初日の失敗と先輩からのアドバイスや励ましをバネに、深夜まで練習練習練習…!
二日目はなんとかスライムほどには形になっていたかな、と思いたいです。
6月中にもう一回おはなし会に参加する機会があるので、この緊張感を忘れないようにしたいです。

二日間練習と緊張でまともに眠れなかったので今日はゆっくりぐっすり大の字になって眠ろうと思います! (す)

『よくわかる0~5歳児の絵本読み聞かせ』 (376.1/ト) (徳永 満理/著)
『楽しい読み聞かせ』 (017/コ) (小林 功/著)
『絵本の読み聞かせと活用アイデア56』 (376.1/イ) (石井 光恵、萩原 敏行/著) 

 

2015年05月29日(金)

この間の図書館職員プチ腕相撲大会後、右手だけが筋肉痛になりました(す)です。

今日の記念日を調べていましたら
『五(ご)二(ふ)九(く)で「ごふく」の語呂合せ』
『五(こ)二(に)九(く)で「こんにゃく」の語呂合せ』
『五(こ)二(ふ)九(く)で「こうふく」の語呂合せ』
という語呂合わせだらけでちょっとびっくりしました。
これは呉服を着てこんにゃくを食べて幸せな気分におなり!ということだと解釈しましょう!

語呂合わせって今回のようにどうとでも読めるものもあれば、どうやってもこうは読まないよ!というものまでありますよね。
昔、歴史の授業で無理やり感溢れる年号の語呂合わせを教えられ、頑張って覚えたような記憶があります。
教科書に書いてある覚え方よりみんなで面白がって考えた方が覚えやすかったりして、本能寺の変は『信長のパンツは1(いち)5(ご)8(ぱん)2(つ)』で覚えました!
今思い返すとちょっと恥ずかしいですね…

『ゴロで丸暗記世界の国と位置 授業で生まれた国名の語呂合わせ』 (375.3/ヤ) (矢島 舜孳/著)
『書けない漢字が書ける本 語呂合わせで覚える超難書漢字』 (811.2/ネ) (根本 浩/著) (角川SSC新書)
『教科書に出てくる歴史年号を語呂あわせで覚えよう』 (K210/ナ/1) (ながた みかこ/著) 

 

2015年05月22日(金)

この前(べ)さんと『ミッフィーちゃん』と『うさこちゃん』の違いについてお話していたのですが、皆さんはこの違いについてご存知でしたか?
私はうろ覚えだったのですが、このミッフィーちゃんorうさこちゃん、どちらも公式の呼び名ではないのです。
元々この絵本は、オランダの絵本作家ディック・ブルーナ氏の作品で、ブルーナ氏が付けた名前は『ナインチェ・プラウス』
そう、あの白兎さんほんとはナインチェ・プラウスってお名前なんですよ!む、無駄にかっこいいぞ…

ナインチェは「うさちゃん」、プラウスは「ふわふわ」という意味で、オランダ語から英語に翻訳されたときにつけられた名前が『ミッフィー』なのです!(ブルーナ氏自身もナインチェが「ミッフィー」として認知されている現状を肯定しているらしいのでギスギスはしておりません。ご安心を)

そしてその英訳された絵本を日本語に翻訳したときにつけられた名前が『うさこちゃん』なのです!
日本では名前も新しく訳した『うさこちゃん』という絵本と、英訳した時の名前をそのまま使っている『ミッフィー』という絵本の両方が存在し、主に福音館書店さんがうさこちゃん名義、講談社さん、アニメ、グッズなどがミッフィー名義という違いがあります。(と、統一すればいいのに…(・_・;))

そしてこのナインチェorミッフィーorうさこちゃん、今年で60周年を迎えます。もうおばちゃんです。還暦です。なので私からはお祝いとして関連書籍をご紹介します!   (す)

『ディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと』 (726.6/フ) (ディック・ブルーナ/著)
『ディック・ブルーナのすべて』 (726.6/テ) (ディック・ブルーナ/監修) 
『ディック・ブルーナさんの絵本のつくりかた』 (726.6/テ) (みづゑ編集部/編)

 

2015年05月15日(金)

この前ニュースで「写真界の芥川賞」と言われている「木村伊兵衛写真賞」の受賞式がありましたね!
見事受賞された方の名前は、川島小鳥さん。(小鳥というお名前ですが男の方です)

私は写真集よりも画集を買う方が多いので存じ上げなかったのですが、雑誌「BRUTUS」の表紙を飾った経験もあるそうで、新人ながら写真界では中々有名な方らしいです。
この図書館には発行部数9万部を突破した 『未来ちゃん』(748/カ) が一冊あるのみで、木村伊兵衛写真賞を受賞した『明星』という本はこちらにはありませんでした。
(……明星、本屋さんで立ち読みしちゃいましょうかね…)

一冊では物足りない気がしますので、木村伊兵衛さんについての本もご一緒に紹介したいと思います!  (す)

『木村伊兵衛 人間を写しとった写真家』 (740.2/キ) (田沼 武能/監修)
『木村伊兵衛傑作写真集』 (748/キ) (木村 伊兵衛/著) (※閉架)

 

2015年05月08日(金)

GW、皆さんはいかがお過ごしになりましたか?
わが家は母がギックリ腰になってしまい何処にも連れて行ってあげられなかったのが心残りです…
今年のGWは有給をうまく使えば12連休という話でしたね、…改めて見るとすごいですね12連休って
私は12日も休んだら頭と体がボケボケになってしまいそうです(^_^;)

さて、この季節になるとわが家ではゴーヤ料理が頻繁に出るようになります。
母が沖縄出身なのでゴーヤチャンプルーやゴーヤの天ぷら、シリシリなどが食卓に並びます。
今日は奇跡的に5月8日で5(ゴー)8(ヤ)の日!いつかはゴーヤを食べられるようになりたいです  (す)

『おいしいゴーヤを召し上がれ』 (498.5/ア) (秋好 憲一/著)
『育てて、発見!「ゴーヤー」』 (K626/マ) (真木 文絵/著)