もうすぐハロウィンですね。
だからといって特に何かするわけでもないのですが、ハロウィンのモチーフが好きなので、つい雑貨屋さんを覗いてはお菓子や小さな置物を買ってしまいます。
今年はちょっと出遅れてしまったら、すでにクリスマス商品にメインの売り場を占領されており、まだ10月になったばかりなのに…と呆然としました。
デパ地下ではおせちの予約が始まっていると聞きます。
年々前倒しされているような気もするのですが、もう年末年始の支度をする時期なんですね。
まだ夏のような暑さの日もあるのに、なんだか変な気分です。
図書館だより :す
2024年10月19日(土)
いつの間にか好きな映画の続編が作られて、日本公開日まで決まっていました。
続編ができるような作品だとは思っていなかったので驚きです。
相変わらず人を選ぶ内容のようですが、新作も面白いといいなあ。
この数年で身の回りの環境が大きく変わって、映画を観に行く回数もめっきり少なくなってしまいました。
以前は映画館で働いていたため、仕事も含めて年間100本以上劇場で観ていたものですが、今は月に1本がいいところ。
これは環境の変化に加えて、私自身が出不精になってしまったことも原因のような気がします。
遠征だ旅行だとなれば行動は早いのですが、普段ももう少しフットワークを軽くしたいですね。
2024年10月12日(土)
2024年のノーベル文学賞に韓国の作家ハン・ガンさんが選ばれました。おめでとうございます!
韓国人の文学賞受賞は初めてで、アジア人の女性としても初だそうです。
痛みの先に微かな希望の光を見るようなハン・ガンさんの作品たち。
私は友人に勧められて読んだ『すべての、白いものたちの』で、その繊細で美しい文章にすっかり夢中になってしまいました。
ちなみにこちらの本、本編にも通ずる「白にもさまざまな白がある」というコンセプトから、本文に5種類の紙を使用しています。
装丁が素敵なのでぜひ手に取って見てみてくださいね。(もちろん内容も素晴らしいです)
気楽に読める作品ばかりではありませんが、これを機会にハン・ガンさんの作品、ひいては韓国文学に触れたことのなかった方にも読んでいただけるといいなあと思います。
別れを告げない
すべての、白いものたちの
回復する人間
ギリシャ語の時間
私の好きな『少年が来る』は残念ながら所蔵がありませんでした。
1980年5月に起きた民主化抗争「光州事件」を題材にした作品です。こちらもぜひ。
2024年10月05日(土)
十数年ぶりに自転車を買いました。
ロードバイクに憧れはあるのですが、残念ながら予算と用途の都合で今回もママチャリです。
これまでボロボロの自転車に乗っていたことを差し引いても、新車は快適ですね!
ちょっと遠くのスーパーへ買い出しに行くのも楽しくなりそうです。
それにしても、新しいものを買うと(もしくは買おうとしただけで)、それまで使っていたものの不具合が解消するのは何故なのでしょうか。
実家の洗濯機も、買い替えの話をすると息を吹き返していたような…。不思議です…。
2024年09月28日(土)
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今週に入って急に秋めいてきましたね。
特に明け方は窓を開けていると寒いくらいです。
そして季節が変わるとやってくるのが衣替え。
前回の衣替えの時に断捨離をしなくてはと言いつつ、結局何も手を付けていないので、今度こそ…と思っています。
そのためにも、このいい塩梅の気候がしばらく続いてくれますように!
せっかくなので以前読んだ本に載っていた断服式(季節の変わり目に次シーズンの服を一通り着てみて、今の自分に本当に必要かどうかを見直す行事)というのをやってみたいのですが、気がついたら目安の時期を逃していました。
まあ残暑厳しい時期に秋物の服を着たいとは思わなかったでしょうし、ひと月おくれでよしとしましょう。
一年3セットの服で生きる
「一セットの服」で自分を好きになる
断服式についてはこちらの2冊から。
私は3セットの服では到底生きられないので(考え方の話なので厳密に3セットである必要はないのですが)、取り入れられそうなところだけ参考にさせてもらっています。
2024年09月21日(土)
「SHOGUN 将軍」という作品をご存じでしょうか。
1975年の小説『将軍』の2度目の実写化で、徳川家康をモデルにした武将と漂着した英国人航海士が織りなす戦国絵巻です。
ハリウッドで製作されたドラマでありながら、台詞の実に7割が日本語ということでも話題になりました。
その「SHOGUN 将軍」が先日、米国テレビ界のアカデミー賞ともいわれるエミー賞で、作品賞を含む最多18冠を達成しました!おめでとうございます!
また、プロデューサーも務める真田広之さんが主演男優賞を、アンナ・サワイさんが主演女優賞を受賞。
非英語の作品が作品賞を受賞するのも、俳優賞の主要部門で日本人が受賞するのも初めてのことだそうです。
(1980年にドラマ化された際に主演を務めた三船敏郎さんも主演男優賞にノミネートされましたが、惜しくも受賞は逃しています)
真田広之さんといえばハリウッドにおける日本文化の表現是正に長年尽力されてきた方でもあり、一ファンとしてこの快挙をとてもうれしく思います。
シーズン2・シーズン3の製作も決定したとのことで、ますますのご活躍をお祈りしております!
…と、ここまで書いてきて何なのですが、わたくしまだ「SHOGUN 将軍」を見ておりません…。
いつまでもディ〇ニープラス独占配信を嘆いていないで、重い腰を上げなくては…。
『将軍』ジェームズ・クラベル/著
「SHOGUN 将軍」の原作本です。今年に入って全4巻で復刊しました。
残念ながら当館の所蔵はありませんが、気になる方はリクエストをどうぞ。
2024年09月14日(土)
友人が最近ぬいぐるみ作りにハマっています。
その楽しそうな様子に触発されて、私も以前からやってみたかった彫金を習い始めました。
(余談ですが、彫金とは本来、金属を鏨で掘ったり削ったりする技法のことを言うそうです。木槌や金槌で叩いて金属を延ばしたり曲げたりすることを鍛金、鋳型に溶かした金属を流し込んで形をつくることを鋳金といい、現在これらを含めたアクセサリー制作の技法をひとまとめに彫金と呼んでいます。)
子供のころからものを作ることが好きで、色々な趣味に手を出してきましたが、金属を扱うのは初めて。
まだ鋳型を作るための原型を成形しているところなので、正直彫金をやっている感じはあまりないのですが(笑)、新しいことを知るのはいくつになっても楽しいですね。
順調にいけば、来月の頭には基礎カリキュラムが終わる予定です。
その先は自由制作となるため、今から何を作ろうかとわくわくしています。
ケースに入れて眺めているだけだった石がいくつかあるので、そのうち指輪に仕立てられたらいいなあ。
2024年08月31日(土)
あっという間に8月も終わりですね。
19時閉館は本日まで。明日からは18時閉館に戻りますのでご注意下さい。
台風がじわじわと近づいてきています。
午後に向けて雨足が強まるようですので、ご来館の際は十分お気を付けください。
それにしても先週の今頃にはもう台風の影響を心配していたような気がするのですが、まさかこんなにのんびりだとは…。
明日東京へ行く用事があるのに、東海道新幹線も夜行バスも運休で途方に暮れています。
こうなったら長野経由で北陸新幹線かなあ…。
2024年08月24日(土)
いつのまにか朝夕の空気に秋の気配がするようになってきました。
ですが長期予報を見る限り、昼間はもうしばらく気温の高い日が続くようです。
図書館の空調もまだ復旧の見通しが立っておりませんので、お越しの際は暑さ対策を忘れずにお願いいたします。
実家の猫は夏の間、なぜか陽の当たる縁側やお仏壇の裏など、暑い場所を選んで昼寝をしています。
決して冷房が嫌いなわけではなく、昼寝の時間以外は冷房の入った居間でくつろいでいるのに、です。
暑い時間にあえて暑い場所にいるのは、人間でいうサウナのような感じなのでしょうか。
まだまだ元気とはいえ、一般的にはもうシニアと言われる年齢。
熱中症が心配なので、できればもう少し涼しい場所にいてほしいものです。