図書館だより :★

 

2024年07月31日(水)

あっという間に7月も終わりですね。
毎日暑い日が続いていますが、先日掲示でもお知らせがされたように、図書館(本館)は空調設備故障のため、館内があまり涼しくない(はっきり言ってしまうと暑い)です。
外と比べれば幾分かマシですが、長時間の滞在はお控えいただいた方が良いかと思いますので、無理はせずご利用いただければと思います。
(栓のできる水筒やペットボトルなどは持ち込み可能ですので、適宜水分補給をお願いします)
おはなし会やイベントを実施している〈おはなしのへや〉や〈小集会室〉は別系統のため通常通り稼働していますが、外気温や室内の状況等によっては効きが悪く感じられることがあるかもしれません。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願いいたします。

そんな中ではありますが、いよいよ明日から5日間(平日)の1日図書館員が始まります。
カウンター業務の体験時間中にご来館の方は、お時間ありましたらぜひ児童カウンターをご利用ください。
また残念ながら今年落選してしまった皆さん、習い事などもあるかもしれませんが、ぜひ諦めず来年もご応募ください。
お待ちしております^^

 

2024年07月24日(水)

先日、久しぶりに栄の丸善まで行ってきました。
お目当てはサイン本…ではなくギャラリーで開催されていた「十二国記」原画展。
「十二国記」といえば、作品の内容はもとより装画・挿画の山田章博さんの存在感も大きいです(ただし講談社文庫版は除く)。
その精緻なイラストの原画が間近で見られる…! ということで、別件で栄方面に行く予定がありなんとか時間も取れそう、ということで寄ってきました。
名古屋での開催は月曜日までで終了してしまいましたが、このあともまだ全国で2ヵ所開催予定があるようです。
興味のある方は公式サイトでご確認ください。

せっかく丸善まで来たので(そして次の予定までまだいくらかあったので)、文具コーナーや新刊コーナーもぷらっとして帰りました。
ピエールカルダンの猫と肉球のガラスペン、可愛かったなぁ……

『魔性の子』(未所蔵、シリーズの新潮文庫移籍に合わせて正式にシリーズの1作となった前日譚)
『「十二国記」30周年記念ガイドブック』
『芸術新潮』2022年6月号(特集)

 

2024年07月17日(水)

追記
一穂さん、直木賞受賞おめでとうございます!!!
これからのますますのご活躍をお祈りするとともに、時々は古巣に帰ってきてくれると嬉しいな、とも思います。
本当におめでとうございます!
 
 
いよいよ本日、芥川賞・直木賞の発表です。
推しが獲れなくても「そんなもん」とは思うものの、候補に挙がるからにはやはりいつかは獲ってほしいような…(とは言え、候補に複数回上がりながら受賞ならずの方ももちろんいらっしゃいますしね)。

それはさておき、そろそろ学生さんは夏休みですね。
図書館で席を利用される際は、長時間の場所取りはご遠慮いただくなど譲り合ってご利用ください。
また来週火曜日(23日)は整理休館日、来週土曜日は天王祭(宵祭)のため、どちらも全館休館いたしますのでご注意ください。

最後になりますが、先日の〈真夏の夜のこわ~いおはなし会〉にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
50名超えはコロナを抜きにしても久しぶりのこと、たくさんのご参加ありがとうございました!
そして1日図書館員にご応募いただいた皆さま、結果の発送まで今しばらくお待ちください。
 
 
直木賞候補作は以下の5点です。
『地雷グリコ』青崎有吾
『令和元年の人生ゲーム』麻布競馬場(未所蔵・気になる方はぜひリクエストを)
『ツミデミック』一穂ミチ
『われは熊楠』岩井圭也
『あいにくあんたのためじゃない』柚木麻子

 

2024年07月10日(水)

先日は図書館のたなばた会にご参加いただき、ありがとうございました。

図書館的大型イベントを小集会室で実施するのは、記憶の中では初めてのこと。
演者のためのスペースもいるし、大人2人・子ども1人の親子3人組がたくさんだとこの人数でも狭いかな!? 大丈夫か…!?
…と不安になりながらの人数設定でしたが、今回は子どもさんの方が多かったようで思っていたより余裕がありました。
まだクリスマス会がどうなるのかはわかりませんが、今回の経験を踏まえて今後に生かしたいと思います(もうない方がもちろんいいのですが……)

そんなわけで、図書館的たなばたも暦の上での七夕も終わりましたが、大きな笹飾りはもうしばらく飾っている予定です。
もしよろしければ来館の際はご覧になっていってくださいね。

そしてそして、少しずつ夏休み・天王祭が近付いてきています。
今年も天王祭(宵祭)当日は全館臨時休館となりますので、ご注意ください。
ブックポスト(返却ポスト)は通常通りご利用いただけます(DVDや相互貸借資料の返却は直接カウンターまでお願いします)。
玄関付近の展示も、天王祭の紹介パネルに変わりました。
こちらもぜひご覧ください。

 

2024年07月03日(水)

7月になりました。
電子図書館にて7月受入の新着資料がご利用いただけるようになりましたので、どうぞご利用ください。
(SNSでのお知らせも6月分と合わせて近日中に…)

SNSと言えば、図書館ではTwitterもといXInstagramを運用しております。
どちらも利用しやすい方でご覧いただければとは思いますが(基本的には同じものを流すので)、最近はインスタの方が使い勝手がいいかなぁと思うことが増えてきました。
投稿にリンクを貼れない(投稿からリンクに飛べない)ことはとても不便ですが、文字数制限がほぼない(よほどの長文にならない限りオーバーすることはなさそう)ので、大体のことは画像とキャプションでお知らせできているかな、と思います。
(逆にTwitterは文字数が足りないことが多いので、詳しくはリンクを、と図書館HPに誘導することになりがち)
どうしてもリンクが必要なときはストーリーズを利用するのですが、リンクスタンプを使うにはアプリが必要(Web版からは利用不可)なのが不便ですね……

そんなわけで、使いながら学びつつ運用しておりますので、よろしければフォローや保存ボタンからのチェックなどをお願いいたします^^
かつてのブログユーザーとしてはnoteも気になりつつ(最近は出版社さんの利用も増えている印象です)、まずはいまの2つを盛り立てていきたいなと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

最後になりますが、今週土曜日(7/6)はたなばた会です!
以前もお知らせしましたが、今年は都合により小集会室に変更、定員も35人程度となっております。
申込受付中で、半数以上埋まっているようです。ご参加をお考えの方はお早めにどうぞ。

『人が集まるSNSのトリセツ』
『はじめての今さら聞けないインスタグラム』
『メルカリ&LINE&Instagram&Facebook&Twitter基本+活用ワザ』
『はじめる・楽しむ・発信するnoteのガイドブック』

 

2024年06月26日(水)

まもなく6月も終わりです。
7・8月は、今年も午後7時まで開館いたしますので、どうぞご利用ください。

そんなわけで、たなばた会の参加受付が始まりました。
夏のイベントラッシュのスタートです。
それぞれのイベントについては、チラシやホームページのお知らせをご覧ください。

今月受け入れした電子図書館の新着お知らせが流せないまま来月に向けての準備も進んでおります…
お知らせできていませんでしたが、『変な家』(電子図書館にリンクしています)にあっという間に数件予約が入ったことで見てもらえているんだな~と実感します。
こちらもぜひご利用ください。
『変な家』『変な家』2(紙で借りられる方はこちらから予約できます)
 
 
(き)さんが書かれていた、愛知県図書館による@ライブラリー参加館紹介のツイートもといポストはこちら↓
スレッドで他の参加館も見られますのでぜひ。

(図書館だよりへの引用だと画像が見られないので、日時のところをクリックしてX(旧Twitter)で見てみてください)

 

2024年06月19日(水)

早いもので、夏の芥川賞・直木賞の候補が発表になりました!

個人的な好みで推すなら、もちろん一穂さんの『ツミデミック』ですが(これまでの一穂さんの一般文芸の中で、一番大衆向けというか一般人向けというかそんな感じですし)。
今回で6度目の候補(まだ獲られていなかったのか…! とむしろ驚いてしまいました)となる柚木さんの『あいにくあんたのためじゃない』を本命に、推協賞・本ミス・山本周五郎賞と複数受賞を重ねて候補作の中では一番の勢いを感じる青崎さんの『地雷グリコ』も有力だな、とこちらも個人的な予想です。

結果は来月、「私が緊張してどうする…」をまた味わえるのが嬉しいです。
まだ今ならどれも予約は少ないですので、この機に未読の方はぜひどうぞ。
(『われは熊楠』は発注中、『令和元年の人生ゲーム』は未所蔵のため、気になる方はリクエストにて承ります)

来月といえば、図書館(本館)は今年も7・8月は午後7時まで開館いたします。
どうぞご利用ください。
また天王祭の日は全館臨時休館となりますので、こちらもご注意ください。

 

2024年06月12日(水)

先日の日曜日は、私の(ミキフレ内の)推し・ドナルドのお誕生日でした!
今月末までランドで開催されているドナルドが主役のイベントにも行きたかったのですが、4・5月中に連休を取って出かけられそうなタイミングがなく、もろもろの状況から1日で強行するのもなぁ…という感じで直接お祝いに行くことはできなかったけれど、またドナちゃんもしくはダックファミリーが主役のイベントを待ってます。

話は変わりまして、夏のイベントについてのお知らせもぼちぼちしていきたいと思います。
準備が出来次第、告知を出してもらいますのでもうしばらくお待ちください。
先週お知らせしたとおり、たなばた会は来週22日(土)から参加受付をおこないます(変更後の定員についてはお知らせをお待ちください)。

また先週の土曜日から開催しているリサイクル、残りの資料も少なくなってきました。
残り物には福があるかも? よろしければ終了前にもう一度ご覧ください。

『東京ディズニーリゾートクロニクル40年史』(2023年刊)
『東京ディズニーランド写真集』(1988年刊!…上と異なり、まだまだピカピカの開園5年目を迎えるランドの様子を切り取った写真集です)

 

2024年06月05日(水)

6月になりました。
広報への掲載とSNSでチラリとお知らせしたのみで、ホームページ等ではまだ詳細のお知らせは出していなかったのですが、たなばた会の事前申し込みが22日から始まります。
が、諸事情により場所が大集会室から小集会室に変更となり、それにともない定員も変更させていただくことになりました。
急な変更のため、まだどの程度ご参加いただけるかレイアウト等を確認してからお知らせしたいと思いますので、今しばらくお待ちください。
日時としては、7/6(土)午後2時~(開場は午後1時45分~)、事前受付は6/22(土)~です。ご検討ください。

また今年の課題図書の貸出も始まりました。
こちらはたくさんの方にご利用いただけるよう、8月末まで1週間の貸出となります。ご理解とご協力をお願いいたします。
お隣のコーナーに去年までの課題図書もご用意していますので、2週間ゆっくり借りたいな、という方はそちらもご検討ください。
もちろん、感想文を書くのに課題図書でも図書館のおすすめ本(コーナーは7月~)でもない本でもOKですので、自分が読みたい本を借りてくださいね。
この図書館が持っていない本でも、リクエストを出していただければ取り寄せなどもできます。
こちらは少しお時間がかかりますので、日数には余裕を持ってお出しください。

 

2024年05月29日(水)

先の日曜日、未就学児の親子を対象とした講座(イベント)〈心をつなぐ音楽あそび〉がおこなわれました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
みんなで楽しく、歌ったり、拍子をとったり、身体を動かしてめいっぱい楽しみました。
またこのような機会が設けられるといいなぁと思いますので、その際にはまたご参加いただければと思います。
改めて、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

図書館には、下記や講座でご紹介した以外にもわらべうたについて書かれた本やわらべうたを題材にした絵本がたくさんあります。
こちらもぜひご覧ください。

『「わらべうた」で子育て』入門編
『にほんのわらべうた』1(福音館書店、全4巻)
『どんどんばしわたれ』(こぐま社)

参考資料を用意しながら「これであそんだなぁ」「こんなのあったなぁ」と懐かしい気持ちになりました。
皆様もぜひぜひ。

 

2024年05月22日(水)

5月も下旬となりました。
先日の日曜日をもって、こどもの読書週間にあわせたおはなし会はすべて終了いたしました。
たくさんのご参加ありがとうございました!

…なんですが、ビンゴの方は延長開催中です。
1列ビンゴでもらえるしおりにも新しいデザインを追加しました。
新しいしおりをもらいつつ、可愛いコアラちゃんもぜひ。
動くおもちゃへのアレンジアイディアは2週間前の図書館だよりで。

そしていよいよ今週末となりました、わらべうたで子育ての親子イベントについて再度のお知らせです。
5歳以下(未就学児)の親子を対象に、わらべうたを通して音やリズムに親しみつつ親子の触れ合いの時間にもなるイベントです。
市内の方はもちろん、市外の方もご参加いただけます。
詳しくはこちらのお知らせをご覧ください→

『にほんのわらべうた』1
『「わらべうた」で子育て』入門編

 

2024年05月15日(水)

そろそろ日傘やサングラスがほしい季節になってきましたね。
サングラスは去年の夏に注文したコラボのものが先月届き、まだメーカーのショップへ行けていないのでメガネonメガネでの使用ですがケースから取り出すたびにちょっと気分が上がります^^
一方日傘は、去年のシーズン終わりごろにセール価格かセールではないけどお手ごろな価格だったのかは忘れてしまったのですが、とにかくお安く良きデザインのものが手に入って日差しが弱まった秋以降も気にいって小雨の時などに使用していたのですが、今年に入ってからどこかで失くしてしまったらしく…気が付いてから心当たりのところでたずねたのですが、見つかりませんでした……
ので去年買ったショップに先日見に行ったのですが、お値段とデザインに納得いくものが見つけられず、しばらくあちこちで見てみようと思います。

こどもの読書週間、おはなし会も残すところ今週末の2つとなりました。
土日それぞれ違うスタイルのおはなし会です、どうぞご参加ください^^
ビンゴもうまく借りていただけば1回でコンプ可です! ぜひ!

『メガネの歴史』
『大人めがねスタイル』
『好きな布で手づくり日傘』

 

2024年05月08日(水)

こどもの読書週間の宣伝ばかりになっていますが、後半にも親子向けイベントがおこなわれます。
5歳以下(未就学児)の親子を対象に、わらべうたを通して音やリズムに親しみつつ親子の触れ合いの時間にもなるイベントです。
現在参加申し込み受付中(@児童カウンター)、先着12組までとなっております。
どうぞご参加ください。

 
 
ビンゴ形式のスタンプラリー〈図書館deビンゴ〉も好評開催中!
コンプリートを目指す方はもちろん、1列(しおりゲットまで)だけでもお気軽にご参加ください^^
コンプ特典のコアラちゃん、そのまま飾るのもいいのですが、先日とあるスタッフが「ここをこうすると登るんだよ~」と見せてくれて、その手があったか~~! となりました。

おうちでトイペの芯(もしくはそれに類似した固めの筒。なければ厚紙を筒状にしたものでもいけるかも?)とストロー(紐が通る太さのもの)をご用意いただいて、キットの説明書を参考にコアラちゃんを作り(このとき、「木」になる茶色の折り紙は筒に貼ります)ストローを貼り、紐を通して完成! 壁などにぶら下げて紐を引っ張るとするする登っていきますよ。
ぜひゲットしてコアラちゃん作ってみてくださいね^^

 

2024年05月01日(水)

今日から5月ですね。あっという間です(と結局また書いている…)

(い)さん、本当にお疲れ様でした。
が、よくよく思い出し(確認し)たら、私が残していた一番古いデータも図書館だより開始当初のもではなくて、HP復旧後(いつぞやの共有フォルダが壊れたときのことです…)からのものでした。
いったいいつから私たちは書いていたのだろう…? と気になって、思いつくワードで何度か検索をかけた結果、2008年4月(の最終週)から始めていたことが判明。
(い)さんの初登場は5月のはじめでした。ので、ほぼまるっと16年になるようです。
生まれた子が中学校を卒業して、高校生になる年数……まじ?

ちょこちょことメンバーチェンジがありつつ、スタート当初からのメンバーは気付けば私と(い)さんの2人だけに……
その(い)さんも卒業し、1期生は私だけになってしまいましたが、図書館だよりというコンテンツ(グループ)はまだまだ続きます。
引き続きよろしくお願いいたします!
(古い図書館だよりが気になる方は、ネットの海に今も漂っているので検索してみてください…開始当初~2010年6月までのものは外部サービスにしか残っていないので、そこがサービス終了になったら消えてしまいますが、まぁそれもまた運命でしょうか…幻のインディーズ時代ということで^^;)

さてさて、まもなくGW後半戦。
図書館は連休中も変わりなく開館しております。どうぞご利用ください。
こどもの読書週間イベント〈図書館deビンゴ〉(ビンゴ形式のスタンプラリー)も好評開催中です。
にこにこやまろんmamaさんのおはなし会も通常通り開催いたします。
ご参加お待ちしております!

こどもの読書週間 おはなし会
5/2(木)10時半~  おはなしにこにこ(乳幼児向けおはなし会)
5/4(土)14時~  まろんmamaのおはなし会
5/11(土)14時~  図書館のおはなし会
5/12(日)14時~  神守小図書ボランティアさんのおはなし会
5/18(土)14時~  英語のおはなし会
5/19(日)14時~  おはなしBOOONさんのおはなし会
〈こどもの読書週間〉イベントのお知らせ(まとめ)はこちら→

 

2024年04月24日(水)

先日、謎解きの続きをするべく明治村に行ってきました。
村内でも藤が咲き始め、八重桜も葉桜になりつつありました。
天王川公園の藤も、まつり開始当初はまだまだこれからの状態でしたが、この土日で見ごろを迎えたようですね。
去年は良い時期に行けなかったので、今年は香りも楽しめるうちに行きたいです。

そんなこんなで、こどもの読書週間イベントがスタートしました。
今年はビンゴ形式のスタンプラリー〈図書館deビンゴ〉。
遊び方は図書館入り口(水槽のところ)に掲示しています。
この機会にいろんな本を借りてみてくださいね。
こどもの読書週間 お知らせはこちらから→

『藤と日本人』
『ふじのはな物語~あしかがフラワーパーク』
『おおふじひっこし大作戦』
→日本でも有数の大藤がある、あしかがフラワーパーク。
 元々藤が植えられていた場所周辺の都市開発計画などにともない、移動距離で20キロほど離れた今の場所へお引越しすることになりますが、これほど立派な大藤の移植は前例がなかったそう。この本の作者で樹木医である塚本さんの元へ依頼が来てから、フラワーパークが開園するまでの3年間の記録がわかりやすくまとめられています。
 数年前に天王川公園の藤棚の整備が始まったとき、一部は伐採されてしまうことに残念な気持ちもありましたが、この本を読んで、移植の際トレーラーに載せられるサイズまで縮小されたものが今や移植前より立派になっていると知り、長い目で見れば藤のためにも良かったのかな、と思えました。

 

2024年04月17日(水)

国立国会図書館のオンライン展示コーナー「本の万華鏡」。
こまめなチェックはできていないのですが、時々思い出して見に行くと面白いテーマがあったりします。
つい先日も国会図書館ホームページを見た時にちらりと目に入ったバナーに「推し活」の文字が。
国会図書館のページで「推し活」の文字を目にするとは……時代は変わったなぁ……
そんなわけで、江戸~明治にかけての推し活が紹介されている「本の万華鏡 第34回〈推し活 狂想曲〉」はこちらから→
会いに行けるアイドル・茶屋娘(@江戸時代)…なるほど?

『マガジンロンド』
第27回の百貨店、第29回のメイクと合わせて読みたい1冊。
『推し、燃ゆ』宇佐見りん
『てづくり推しぬいBOOK』

いよいよおはなし会は日曜日から、ビンゴは来週月曜日から始まります~お楽しみに!
こどもの読書週間お知らせはこちらから→

 

2024年04月10日(水)

気が付くとついつい毎回のように「あっという間に」や「早くも」と付けてしまっているような…今回は気を付けようとこんな出だしとなりました。

そうそう、日曜日に(き)さんが春野菜の話題を書いていましたが、今年は私も何年かぶりに菜の花をいただきました! といってもおうちで作ったのではなく、毎年おなじみ・謎解きに行った明治村で季節メニューとして販売されていたものなんですが。
菜の花のクリームコロッケは、明治村定番の食べ歩きメニュー・コロッケが春の味になったもの。苦みを感じるかと思いきや、クリームのおかげもあってかむしろ甘味を感じました。美味しい。
村内でもちょっと行くのにハードルを感じる(当社比・山道を登るので……)和食処・碧水亭さんでいただいたのは、菜の花とあさりの卵とじ御膳。こちらも苦みはあまり感じず、おだしと卵の優しい味で美味しい。
小さな写真では気が付かなかったのですが、メニュー名にある菜の花とあさりだけでなくたけのこもたっぷり入っていて、食べ応えもあり満足度高め。おすすめ。

どちらも謎解きイベントの開催期間と同じ7月下旬まで食べられます(春グルメといいつつ終わるころには夏ですね)。
碧水亭では、デザート(スイーツ)の金鵄ミルクのわっふるもおすすめです。もちもち生地で腹持ちもよいので、食べ過ぎにはご注意を…(お昼は軽めがおすすめ。2人ならわっふるシェアでもいいかも)。

『旬ってなに?~季節の食べもの 春』
『野菜で食育!おいしいスイーツ~春野菜でつくるお菓子』

こどもの読書週間のお知らせはこちらから→

 

2024年03月27日(水)

あっ! という間に3月も終わりですね。
まもなく4月、ということで〈こどもの読書週間〉のお知らせです。

今年も普段は学校を中心に読み聞かせをされているボランティアさん(神守小図書ボランティアさん・おはなしBOOONさん)をお迎えしてのおはなし会のほか、ビンゴ形式のスタンプラリー〈図書館 deビンゴ〉をおこないます。
ビンゴのマスそれぞれに書かれたテーマにあった本を1冊借りると、スタンプが1つ押せます。押したいマスの数分まとめて貸出→押印もできます。例えば5マス分押したいときは、5マス分のテーマにあった本を5冊(1マスにつき1冊)貸出してください。
詳しい遊び方は始まりましたら掲示しますので、そちらもご覧ください。
1列ビンゴでしおりを、全マスコンプリートで工作キットがもらえます。
この機会に、ぜひいろんな本を読んでみてくださいね。
〈こどもの読書週間〉のお知らせはこちら→

また1月に発売された赤ちゃん向けの大型絵本3点を受け入れしました!
〈おはなしにこにこ〉でも人気の『ぺんぎんたいそう』もあります。
大型絵本ですが、赤ちゃん向けなので小規模な集団でも使いやすい小さめサイズです。
具体的には「だるまさん」シリーズよりもひとまわり小さく、手に持って読むことのできるサイズです。
赤ちゃん向けですが、もちろん幼児以上の子どもさんにも。ぜひご利用ください。
bigbookforbaby
『のりたいな』みやまつともみ・『ぺんぎんたいそう』齋藤槙・『ぽんちんぱん』柿木原政広

 

2024年03月20日(水)

先日、コロナ禍以降そして車内販売が終了して以降では初めて、1人で新幹線に乗りました。
帰りのこと、キャリーを連れての東京駅乗り換えで時間がちょっと心配になりましたが、無事余裕をもってホームに到着。
まだお掃除中だったので、新しくできた挽きたてコーヒーの自販機でカフェモカを買いました。
車内販売ではブラックのみだったと思うので、車内販売がなくなったこと自体は寂しいですが選択肢が増えたことは嬉しいな~と思いました。

到着時のチャイムもそのうち慣れるのかな…コーヒー抽出中にも流れていましたが、こちらはまだまだ時間がかかりそうです。
下の紹介資料を選別しながら気が付きましたが、今年で東海道新幹線開業60周年なんですね。
あれからもう10年も経つのかぁ…時の流れが早過ぎる……

『東京駅~たんけん絵本』
『料理・旅行・スポーツのしごと』
『新幹線のすべて』
『世界最速「車窓案内」~東海道新幹線開業50周年記念』
『東海道新幹線開業50周年公式写真集』

 

2024年03月13日(水)

3月もあっという間に半ばです……
昨年末に綾辻さんのデビュー作『十角館の殺人』の実写化が発表された際には、配信日まだまだ先だな~などと思っていたのに、あっという間にもう来週からですよ!

発表以来、おたずねや予約が目に見えて増えた原作本(現代ミステリの代表作なので、何もなくても年数回は閉架請求されているのを見かけますが)、当館では旧版の文庫本と、新装改訂版の文庫を底本とした児童書版(YA!ENTERTAINMENTレーベルのもの)を所蔵しています。
大筋に変わりはありませんが、細かい表現の修正などがされているそうです。
いま当館で読まれるのであれば、資料の状態などトータルで見て児童書のほうをおすすめします。
(漫画みたいな表紙がイヤ、などありましたら無理にとは言いませんが…)

そしてそして、よろしければご一緒に有栖川さんの『月光ゲーム』はいかがでしょうか。
どちらも80年代後半の大学生、クローズドサークルもの、そして作者お2人は何かとセットで語られがち笑…もといどちらも新本格を語るうえでは外せません。未読の方はぜひご一緒に。

最後になりますが、先日鳥山明さんとTARAKOさんの訃報が相次いで発表になり、寂しい気持ちでいっぱいです。
世代としては『ドラゴンボール』ですが(そして母が大好きだったんですが)、個人的にはアラレちゃんの方が好きで真っ先に挙げてしまいます。
お2人の早過ぎるお別れに、本当に残念でなりません…ご冥福をお祈りいたします。
*担当さんだった「Dr.マシリト」こと鳥嶋さんが最近出版された本があったので、ご紹介して締めたいと思います→『Dr.マシリト最強漫画術』

 

2024年03月06日(水)

先週からNHK繋がりでもう1つ。
ドラマ版『舟を編む』、「映画より馬締くんが馬締くんな感じがする」(個人的な意見です、あとアニメ版のイメージにより近いからかもしれません)ところが良くて見たいな~と思ったものの、こちらはBSだったんですね、残念ながらプラスでの見逃し配信はありませんでした……
地上波に降りてくることを願い、気長に待ちたいと思います。

さて、明日は今年度最後の〈おはなしにこにこ〉(赤ちゃん・未就園児向けのおはなし会)です。
今月も親子の触れ合いのひとときとなりますように、楽しい絵本などをご用意してお待ちしております。
お気軽にどうぞご参加ください^^

『舟を編む』
『小説・マンガで見つける!すてきな仕事』5

 

2024年02月28日(水)

引き続き新年度準備進行中です~こどもの読書週間の告知等、しばらくお待ちください。

明日は4年に一度のうるう日ですね。
「過去20年でうるう日は荒天が多い」というお天気サイトの記事がありましたが、全国どこかでということであれば、そう特別なことでもないのかな~という気持ちです。

特別書くことがなくてすみません……
あ、(き)さんがお知らせされていましたが、大河にちなんだコーナーがスタートしました。
平安好きなので『新選組!』ぶりに頑張って見ていますが(もう20年も前なんですね……)、早速7話を見逃しました……
紫式部より清少納言派としては、やっと出番が来た6話が終わって少し気が抜けてしまったのかもしれません……

『女人京都』酒井順子 酒井さんの『枕草子REMIX』を大学の図書館で借りて読みましたが、面白かったです。気になる方はリクエストでぜひ。

 

2024年02月21日(水)

あっという間に今月も下旬となりました。

そういえば先週お知らせすればよかったのですが、10日ほど前に〈第4回 こどもの本総選挙〉の結果が発表になりました。
早速トップ100の本を集めてコーナーに出しましたので、よろしければご覧ください。
今回で4回目となる本投票、ヨシタケさん、「ざんねんないきもの事典」シリーズ、「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」シリーズ、サバイバルシリーズなど、多少の順位の変動はありつつ初回から人気でランクインが続くものがあるなか、おしりたんていやゾロリなど、今も人気はあるけどランクインはしていないなという作品も。
2回目以降、学年別の投票人数も見られるのですが、過去4回の中で最多投票数となった第2回のときと比較すると、普段からよく本を読んでいる子たちが投票しているのかなぁという印象を受けました。
トップ10(トップ100からシリーズものを除外した上位10作品)と合わせてトップ100の結果もコーナーに掲示していますので、子どもたちに人気の作品が気になる方は、どうぞご覧ください。

個人的に発想えほんのシリーズでは『このあとどうしちゃおう』が一番好きです(4回では11位ですね)。
その他のヨシタケ作品では、『あるかしら書店』『もうぬげない』がお気に入り、キャラクターではなつみちゃん(『なつみはなんにでもなれる』)が好き。
『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』1 廣嶋玲子
銭天堂は大人が読んでも面白いです。
使い方次第で、良くも悪くもなる(決してハッピーエンドだけではない)のが受けているのだろうなと思います。

 

2024年02月14日(水)

今年度も「A・L・C」が発行されました。
「A・L・C」(あるく)は「Aichi Librarians’ Choice」の略で、毎年テーマを変えて、県内の図書館員が10代のためのおすすめ本を持ち寄って作る小冊子です。
今年のテーマは「あつい!」。
どんな本が集まったかは、こちらのページからご覧ください→ 愛知県図書館・あるくのページへ

世間はバレンタインデーですね。
百貨店の催事も活況で、こちらの会場も「あつい」ですね。
私も先月、去年から気になっていたワーゲンバスのチョコレートと、可愛らしい子猫ちゃんパッケージのチョコレートをゲットしてほくほく。
食べ終わったあとの缶に何を入れるか、こちらもわくわくです^^

『エコ*コモノ』
『ひと粒のチョコレートに』
『ショコラ~一粒で幸せになれる神さまの食べもの、7つのひみつ』

 

2024年02月07日(水)

先日の関東の大雪の日、たまたまお休みをとって向こうへ行っていたため、えらい目にあいました……
が、ある意味貴重な体験ができたな~とも思うので、話のネタにもなるし悪いことではなかったです。
ケガもなく、無事に帰宅した今だから言えるのと、キャストの皆さんの働きがあってこそでしたが。
本当にいつもお疲れ様です、ありがとうございました!

リフレッシュしたので、新年度に向けての作業あれこれ、改めてがんばります!

『東京ディズニーリゾートクロニクル40年史』
『東京ディズニーランドガイドブックwith風間俊介』
『東京ディズニーリゾートキャストの仕事』

 

2024年01月31日(水)

早いもので、今日で1月も終わりです。嘘やん…?

それはさておき、先日、尾張地区の図書館の集まりで、常滑市立図書館さんにお邪魔しました。
お天気も良い日だったので、最寄り駅から20分ほど歩いて向かったのですが、到着するとヤギさんがお出迎えしてくれました^^

 

思いがけないお出迎えにほのぼのしたのですが、なぜヤギを飼っているのか気になり検索してみると、なんともう8年以上ここにいるようです。
ヤギの8,9歳は人間でいうと60歳を超えているそうですが(9歳で70歳くらいとのこと)、そろそろと柵に近寄るこちらへ興味深そうに寄ってくる姿はまだまだ元気そうでした。
一時期は兄弟ヤギも一緒にいたそうですが、今は別の公民館にいるそうです。
もし常滑の図書館へ行く機会があれば、ぜひ見てみてくださいね。

『ヤギ飼いになる』ヤギ好き編集部/編

 

2024年01月24日(水)

今日は朝から1日、図書館周辺でも雪が降っております。
写真は平面駐車場入口付近と2階テラスの午後2時過ぎの様子です。
このあとの1時間で建物すぐ横の通路やテラスには積雪部分もできました。
ご来館の際は足元に十分ご注意いただき、無理はなさいませんよう。
資料の水濡れにもご注意を……

こわいのはこれから、夜から明日朝にかけてですねー
積もって凍っていそう……皆さまくれぐれもご注意を……

 
 

2024年01月17日(水)

早いもので、阪神淡路大震災から今日で丸29年。
来年で30年になりますね。
新春特番から緊急特番に切り替わったのを横目で見ながら「この時期にこのタイミングで…」と思ったのを思い出します。

そんなわけで、新年明けてもう半月以上が過ぎました。
1日が月曜日だったため、来週にはもう整理休館日です(はやい……)
予定の決まっているお楽しみを励みに、新年度準備がんばります。
春の読書週間もお楽しみに!

 

2024年01月10日(水)

松の内もあっという間に過ぎてしまいました。
(★)としては今年最初の図書館だよりとなります。
今年もよろしくお願いいたします。

初めに、新年早々の大地震、今も困難の渦中にいらっしゃる方が1日でも早く日常に戻れますようお祈りいたします。

年末年始は、ここ数年恒例になっている気がする一穂さんの某シリーズを通しで再読していました。
なので地震の発生から緊急特番が始まったときは、思わず脳内で働き始める旭メン……
…それはさておき、いつも災害時に活躍されている自衛隊や消防、医療関係の皆様の活動には頭が下がるばかりです。
同じように今回、津波からの被害を少しでも減らそうと繰り返し避難を呼びかけるテレビの人たちも印象的でした。

改めて、今年1年が良き年になりますように…どうぞよろしくお願いいたします。

 

2023年12月27日(水)

先週、帝国ホテル・ライト館100周年記念の謎解きと展示に参加してきた話を書きましたが、改めてもう少し感想などを。
学生時代の遠足以来で明治村に足を運んだきっかけが明治村を舞台にした謎解きイベントで、今も定期的に訪れるのは謎解き目当てではあるのですが。
訪ねる度に建物への愛着みたいなものも生まれてきました。建築的な詳しい話はわからないので、見た目がかわいいとか雰囲気が好きとか、そんなものですが……

帝国ホテル正面玄関は、明治村を象徴する建物の1つ。
そして以前(もう数年前になってしまいますが…)おすすめした『東京會舘とわたし』(辻村深月/著)の舞台・東京會舘も、ライト館とオープンした年がほぼ同じ(東京會舘のほうが1年早い)。
在りし日の帝国ホテルをVRで再現した動画を見ながら、ひとり『東京會舘とわたし』を思い出していました。

そういえば、前述の『東京會舘とわたし』を紹介したときに旧舘にあったシャンデリアの1つを明治村が保管している話についてもちょっと触れましたが(現状公開の予定はないのだとか)。
つい最近気が付いたのですが、明治村の初代館長である谷口吉郎氏は東京會舘2代目本舘(『東京會舘とわたし』での新館にあたる建物)の設計者だそうです。
明治村にシャンデリアがやってきたのは、そんなご縁もあったのでしょうか。
いつか見られる機会があるといいなぁ(まぁ東京に行けば3代目となる現在の新本館でも見られるのですけどね)

さて、年内の開館日も残すところ今日明日となりました。
明後日29日(金)から1月3日(水)まで年末年始のため全館休館となりますので、ご注意ください。
今年もたくさんのご利用ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。

『帝国ホテル建築物語』(植松三十里)
『東京會舘とわたし』上(旧館)下(新館)(辻村深月)