図書館だより :い

 

2015年04月11日(土)

平成の大修理を終えた姫路城の一般公開がはじまりましたね。
初日の様子をテレビで見ましたが、約5年半ぶりのお披露目とあって大行列の賑わいだったようです。
別名・白鷺城(はくろじょう、しらさぎじょう)と呼ばれるほど、白さが特徴的な天守閣ですが、修復を終えた今、「白すぎるのでは?」という声も上がっているとのこと。
しかし、元々はこの姿だったそうで、年月を経て風雨にさらされるうちに白い漆喰の壁が黒ずんできてしまうそうなのです。
真っ白な姫路城が見られるのは数年?だと思うので、早いうちに見に行きたいです。(い)

『日本の名城解剖図鑑 城のカタチに心ひかれる仕組みを探る』米澤貴紀/著 エクスナレッジ 521.8/ヨ
『姫路城 世界に誇る白亜の天守』学研 521/メ/10

 

2015年04月04日(土)

桜が見頃を迎えていますね。
お花見らしいお花見には、ここ数年行けていませんが、車を走らせているだけでもあちこちで満開の桜の花を見かけて、気分も晴れやかになります。
図書館の桜も満開を迎えて、とてもきれいですよ。
今年は駐車場の斜面に芝桜がお目見えして、さらに華やかになりました。
濃いピンクや紫の小さな花が一面に咲いていて、絨毯のようです。
これから年を重ねるごとに花も増えて、もっと大きな絨毯になるのかな?
楽しみです♪ (い)

『手間をかけずに育てるはじめての宿根草 決定版』山 浩美/著 講談社 627.5ヤ
『日本花を訪ねる旅』講談社 291ニ

 

2015年03月28日(土)

★さん、そう、一目惚れならぬ、一耳惚れですね!

暖かくなって喜んでいたのも束の間、今週はまたぐっと冷え込みましたね。
でも、真冬の時のような感じではなく、日差しが春めいていた気がします。

先日、名古屋の街を歩いていたのですが、交差点で満開に咲く立派な枝垂れ桜を見かけました。
大きな道路やビルが立ち並ぶなか、そこだけが別世界のような空間で、しばし立ち止まり見とれてしまいました。
日が落ちた頃にも同じ場所を通ったのですが、夜桜もまた雰囲気が変わってとってもきれいでしたよ。
やっぱり桜はいいですね。

図書館の桜が見られるのは来週ぐらいでしょうか?
今から楽しみです♪ (い)

『桜の話題事典』大貫 茂/編著 東京堂出版 479.7オ
『日本桜の名所100選』主婦の友社 291.0ニ

 

2015年03月21日(土)

園さん、★さんが書かれていた、想い出の3曲を私も考えてみました。
しかし、園さん同様、3曲となると選ぶのがなかなか難しいものですね・・・。
でも、間違いなく選択肢に入るだろうという曲があります。
若い世代の方たちはご存じないかもしれませんが、80~90年代に活躍したロックバンド、バービーボーイズの『ナイーヴ』という曲です!

バービーボーイズとの出逢いは、中3の頃に友人がアルバムをカセットにダビングしてくれたのがきっかけでしたが、ロックなのに男女のツインボーカルという新鮮さ、メロディと歌詞の斬新さに心を持っていかれました。
・・・いや、これは後付けの理由で、とにかく一目惚れのような感覚だったと思います。
毎日聴いているうちに、『ナイーヴ』が大好きになり、卒業の時に友人と好きな曲を録音して交換し合ったカセットにも入れました。
高音のハスキーボイスで奏でる切ない曲調がぐっとくるんですよね~。
今でもずっと聴き続けている、本当に大好きな一曲です。

今年、デビュー30周年を記念したアルバムを出したのですが、付属のブックレットに、当館でも多数の著書を所蔵している小路幸也さんや、宮藤官九郎さんなどがバービーボーイズについて寄稿されています!
なんだか嬉しくて、勝手に親近感をいだいてしまいますね。 (い)

『東京バンドワゴン』など 小路幸也/著 
『木更津キャッツアイ』など 宮藤官九郎/著

 

2015年03月14日(土)

先日、三河地方まで出張に行ってきました。
初めて訪れる土地だったので、いつもとは違う車窓からの風景を眺めつつ電車を乗り継ぎ、約二時間半後に到着。
ICカードが使えない区間だったり、電車のドアを客自身でボタンを押して開けるなど、文化の違いもあったりして、ちょっとした小旅行気分を味わいました。

電車が一時間に二本の運行ということで、会議に間に合うちょうどいい電車がなく、一時間ほど早く着いたので、少し駅の周りを散策してみました。
時おり雪がちらつく強風の寒い日でしたが、知らない街を歩くというのは楽しいものですね。
駅の周りには特に何があるというわけでもないのですが、街並みのたたずまいを感じたり、抜け道を発見したり、民家の庭に咲く桜の花を眺めることもできて楽しかったです。

・・・が、そうこうしてるうちに、方角がわからなくなってしまいました・・・!(泣)
このまま全く違う方向に歩いて行ったら会議に間に合わなくなってしまうし・・・と、焦りながら道を尋ねたところ、親切に笑顔で応対して下さって、肩の力が抜けほっとしました。
見知らぬ土地で不安になっている時の笑顔は本当にありがたかったです。

昨日の(べ)さんの図書館だよりを読んで、笑顔の大切さを改めて感じました。 (い)

 

2015年03月07日(土)

『博士と彼女のセオリー』の試写会に行ってきました。
観に行った後で知ったのですが、今年度のアカデミー主演男優賞を受賞されたそうですね。
それも頷けるほどの、迫真の演技でした!

ストーリーは、「車椅子の物理学者」としても知られるホーキング博士の史実をもとにつくられていて、詳しくは知らなかったその功績や人となりが知れて、大変興味深かったです。
しかし、どんな人なの?と聞かれても、研究内容が私には難しすぎて詳しく説明することができませんが・・・(苦笑)。
何はともあれ、心に残るすばらしい映画でした。

ホーキング博士の本は当館でも所蔵していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
(い)

『ホーキング、宇宙を語る』S・W・ホーキング/著 早川書房 440ホ
『ホーキング、自らを語る』スティーヴン・ホーキング/著 あすなろ書房 289.3ホ
『スティーヴン・ホーキングの宇宙 1~6』(VTR)アミューズビデオ 443ホ

 

2015年02月28日(土)

(お)さんが図書館だよりに書かれていた、「ぐりとぐら展」に行ってきましたよ~。
友人から招待券をもらったのですが、『ぐりとぐら』は大好きな絵本なのでラッキーでした。
招待券もたまごの形をしていてとてもかわいい!
これは行く前から期待が高まります♪

展覧会もとてもよかったですよ。
『ぐりとぐら』シリーズや『いやいやえん』などの原画がずらーっと展示されており、鉛筆の下書きの跡や白で修正した跡、切り貼りした跡から臨場感が伝わってきて、当時の制作風景を垣間見た気がしました。

当時掲載された雑誌『こどものとも』の現物も展示してあり、あまりの懐かしさに胸が熱くなりました。
通っていた保育園で初めて手に取り、夢中でページをめくった思い出が一瞬でよみがえってきました。
小さい頃の記憶はあまり覚えていないものですが、強烈に心に刻まれた思い出は覚えているものですよね。
「ぐりとぐら」との出会いは、それほど衝撃だったんだなあと改めて思いました。 (い)

『ぼくのなまえはぐりとぐら えほん「ぐりとぐら」のすべて』福音館書店 726.6ホ
『ぐりとぐら』中川李枝子/さく 大村百合子/え 福音館書店 Eクナ
『いやいやえん』中川李枝子/さく 大村百合子/え 福音館書店 K913ナ