図書館だより :伊

 

2015年11月09日(月)


蔵書点検の必需品 “ピッコロ”。
旧型と新型です。

今日から蔵書点検に入りました。20日まで休館となりますので少しの間、迷惑をお掛けします。

蔵書の点検と整理が主になってきますが、私の周りも資料として使っていたものの片づけや、図書の返却を昨日していました。
そして普段使っているエプロンも。

ポッケの部分が、メモ用紙の裏紙でパンパンだったので幾つか処分していました。すると、中に「1/16朝日 夕刊
“ゲームセンター10年前から半減”」と殴り書きしたメモを発見しました。
それは当時たまたま読んだ記事が目に入って、図書館便りのネタにしようと思ってメモしていたやつでした。

確かにゲームセンターは最近見なくなりした。津島にも知っている限り2軒あったのは憶えています。一つは
駅構内の当時の名鉄パレ内の津島歯科隣の階段を上がった所、もう一つは駅前東側の細いビルの1階に「UF
O」という店がありました。
どちらも10年以上前に閉店しており、面影は全く残っていないです。50円あればゲームが遊べたので、電車の
待ち時間によく寄った記憶はあります。中学、高校生のたまり場の様な所でもあったので、トラブルに巻き込まれ
ない様に注意を払っていました。

だったら行かなきゃいいのにと思いますが、当時はゲームが楽しくてしょうがない年頃だったので仕方ありません。
今も駅のホームからその場所を見ると、当時の頃を懐かしく思ったりしています。 (伊)

 

2015年11月02日(月)

最近映画を観に行っていないです。仕事帰りに寄ろうと思った事は何度かありますが、
ぎりぎり上映時間に間に合わないとか、上映が8時以降など、上映時間とタイミングが
全然合わないのが原因です。

映画と言えばまったく別の話になるのですが、劇中のあまり重要でないシーンをストーリ
ー本編より良く憶えているという事はありませんか?

例えば『ゴールデンスランバー』(778/コ)の劇中で、カー用品店にカーバッテリーを
買いに来た女性が店員にたずねるシーン。車種を知らない女性が困った挙句、その車の
CM曲を唄い出し、それを聴いた店員が車種を理解するという場面。

もう1つは『スタンド・バイ・ミー』の主人公が想像話をする中で、パイの大食い大会
に参加した少年が、ひまし油を飲んで嘔吐し、それを見た参加者が次々と嘔吐の連鎖を
繰り返すシーンなど。

どちらも本当にどうでも良いシーンなのですが、何故か本編より良く憶えていたりする
不思議な場面の数々です。  (伊)

 

2015年10月26日(月)


郷土版画展は11月上旬までの予定です。お見逃しなく。

津島駅で電車の時間を待っている間、切符売場近くの周辺地図を見ていました。その中の「城山町」が
ふと気になり、町名について色々と考えていました。

「城山」と言う名前は、たいてい近くに城があるはずなので、一番近い城の愛西市町方町の「十二城」が
有力だろうと考えていました。しかし町名からは少し離れており、山もないので、もしかしたら他に城が
存在した可能性もあるのではと思えてきました。
また、又吉町を挟んで「城之越」という町名があるので、かなり広い区域に城があったのではないかと、
いろいろと仮説が浮かんできました。

戦国時代か、もっと昔の鎌倉時代なのか。その地域に住んでいる人はどう思っているのか等々。
地名というのはいろいろと連想させられるので面白いですね。  (伊)

 

2015年10月19日(月)

今日の読売新聞で、先週亡くなった落語家の橘家円蔵さんについての記事がありました。
円蔵さんといえば昔、「メガネが曇っちゃったの」とか、「料理さっぱり食うもんなし」という眼鏡洗浄液の
コマーシャルを憶えています。

インターネット上でもこの人の訃報についてのコメントを見ると、やはりこのCMを未だに記憶している人が
多いようです。それだけ当時は何度も放送していたという事なんですね。あと焼肉のたれのCMも思い出し
ますが、私にとっては落語よりCMの人だったなあという印象が残っています。  (伊)

 

2015年10月12日(月)


閉館後はどっぷりと暗くなります。

2、3年ぶりになるでしょうか、腕時計の電池を交換しに行きました。
最初は秒針が遅れて動いているのに気付き、数日後、通勤途中に完全に止まっている事に気が付きました。
移動中だったので、今が何時何分なのか分からず気持ち早めに図書館まで向かいました。こういう時に限っ
て案外早く到着するもので、思っていたよりも5分早くの到着でした。

この時計もかれこれ15年近く使っている品物で、今までに何度か落っことした事もあり、表面は欠けて傷だらけ
です。今度はもう電池交換しても無理かなと思っていましたが、何事も無かったかのように元通りに稼働しました。

『ただしい着こなし86』(589.2/タ)に出てくる様なかっこいい時計では決してありませんが、また長い付き合いになりそうです。  (伊)

 

2015年10月05日(月)

名鉄名古屋駅から新幹線改札口方面へ歩いて行くと、柱ごとに戦国武将のイラストが
描かれた吊り広告がありました。関ヶ原で大きなイベントが催されるそうで、そのキャン
ペーン一環のようです。旧暦の9月が関ケ原の戦いなのでちょうど今頃になるわけですね。

こうしてイラストで各武将を見ると、それぞれ武具の個性がとても強く感じます。特に
小早川秀秋の陣羽織は、赤の布地に二つの鎌が交差したデザインでアート感が強く、とて
もインパクトがあります。安土・桃山文化の頃の物はこういった武将ごとに自己主張が
強い一品ものが多くて面白いです。

この戦いで活躍した武将は『こんなに面白いとは思わなかった!関ケ原の戦い』(B/210.4/
ワ)を読むと関ヶ原の戦いの語りつくせなかった史実が分かるので丁度今の時期おすすめです。  (伊)

 

2015年09月28日(月)


昨日今日と快晴ですね。

先週の連休最終日、あるスーパーでピアノとソプラノ歌手によるミニコンサートが催されていました。

最初は「アナと雪の女王」から始まり、ピアノソロで「渡る世間は鬼ばかり」、NHK生きもの地球紀行「BELIEVE」までを聴いて帰りました。
中でも「BELIEVE」は、歌と手話を合わせて披露していて、とても自然で、歌の振り付けをしているかのように歌詞とメロディがうまく融け込んだ手話でした。この「BELIEVE」という曲は初めて聴いた曲なのですが、学校行事の定番曲の1つらしいです。

6月から始まった「海部・津島の城跡をめぐる」展も今日で終了です。ありがとうございました。    (伊)

 

2015年09月21日(月)

『日本カセットテープ大全』(547.3/ニ)という本を読みました。
カセットテープと言えば、MDを買うまではメインで使っていたのでいろいろと思い出があります。

ラジカセで繰り返し同じ曲を聴いてると、原因不明の途中停止をしたり、テープを巻き込ん
でねじれてしまったりと、不便な面はありましたが、当時はほぼ毎日のように使って
重宝していました。

録音をする際は、A面B面という振り分け方に、好きな曲をいかにして時間内に入れる
かという、めんどくさい事もしていました。時間ギリギリでうまく収められた場合は
とてもうれしいのですが、録音に失敗して上書きするはめになると、前の音が微かに残
って聴こえてとても嫌な気分になりました。

また、欲張って120分のカセットテープを使ったばっかりに、音がノイズ混じりになっ
て汚い音なってしまった事もあり、いろいろと注意する事が多かった道具であった気がし
ます。

最近は百円ショップでMDと一緒にひっそり並べて置いているのを見かけたぐらいです。
(伊)

 

2015年09月14日(月)

毎週ではないですが、デジカメで撮った写真を載せていこうと思います。
ちょっとした図書館の近況を、写真を通して知っていただければ幸いです。
取り敢えずは今月末まで展示中の城跡展から一枚。撮影したのが7月頃ですので、
今より写真の掲示数が少なく殺風景かもしれません。  (伊)

 

2015年09月07日(月)

9月に入り、日が暮れるのも早くなりました。まだまだ暑いですが、秋らしくとんぼが
飛んでいる姿を良く見掛けます。

今月から“過去の新聞展”を再開しています。10年、20年、30年前の海部・津島
に関する事件や出来事を中日、朝日、毎日、読売の4誌から掲示していますので当館へ
お立ち寄りの際には是非一度ご覧ください。

新聞展を通して過去を振り返ると、この地方のニュースが毎年たくさん載っている事に
気付かされます。展示している記事は、その中から面白そうなニュース、現在とつなが
る人や建物の話題などをピックアップして随時掲示して行きますのでご期待ください。

2、30年前の新聞は今の記事と比べ、個人情報の扱い方が今より大らかなです。
掲載された人物の住所が番地まではっきり載っていて、現在の個人情報の扱い方と全然
違います。その反対に、内容があまり伏せていない分、記事がとてもリアリティのある
文章になっています。また、小さな話題も大きな記事として取り上げている事がたくさん
あり、津島で人気の犬の名前など、大きく取り上げられていた事もありました。 (伊)