図書館だより :伊

 

2016年02月22日(月)

先日使い捨てカイロを買いに薬局へ行きました。季節がら店内の風邪対策コーナーに目が留まるのですが、マスクやうがい薬など多種多様な対策グッズのある中、あるモノが無いのに気が付きました。薬剤が入った袋にストラップのついた、見た目が首からぶら下げる社員証みたいなアレです。

以前に半信半疑で買って冬の時期だけ使ってました。付けている時は何も感じませんが、気分的に「知らない間に効いてるかも」だとか、「付けているから風邪は大丈夫」とか根拠ない自信と安心感に包まれていました。それ以降はすっかりその商品の事は忘れてしまい、今は何もしていません。

今思えばあのグッズは“気は心”というのを形にした商品だったような気がします。まだどこかで売っているかもしれませんが、今の主流は基本のマスクがメインとなっているようです。
取り敢えず図書館には『知って安心かぜ対策』(493.3/シ)や雑誌『健康』等がありますので対策には事欠きません。 (伊)

 

2016年02月15日(月)


野口米次郎の祖先は織田家の家臣
平手政秀の弟だったと書いてあります
(天王川公園中之島内にて)

先日、土曜日の読み聞かせを担当しました。
その読み聞かせの絵本を選んでいた時、ふと『竹取物語』(E/タウ)が目に入りました。

竹取物語と言えば、1980年代に映画化され、よくテレビでCMを見ました。その当時よく流れていたテーマソングがピーター・セテラの「STAY WITH ME」という曲。久しぶりに聴いてみたくなったので図書館にないか調べてみたのですが、残念ながら無いCDでした。

この映画、ベースこそ昔話ですがスケールはかなり大きく、SF感がものすごくありました。かぐや姫を迎えに来た巨大な宇宙船が光まぶしく登場するシーンは特に印象的です。 (伊)

 

2016年02月08日(月)

昨日今日と雪でも降りそうなくらい寒い日が続きますね。薄く氷が張ってる場所で雀が氷の欠片をついばんでいるのを見ました。こんな寒い日はあったかいそばでも食べたい気分です。

“そば”といえば、山梨県へ行ったとき駅の立ち食いそば屋で「コロッケそば」というメニューがありました。単純にそばの中にコロッケが入っているだけですが、関東、甲信越では割と普通のメニューらしいのです。愛知県ではコロッケは単品メニューなので少し珍しいです。

東京方面では割と当たり前のように付け加える食べ物でも、土地が変わればまったく入れない代物は結構ありますね。『ときそば』(Eトカ)の会話に登場する「ちくわぶ」とか。 (伊)

 

2016年02月01日(月)


近所で梅が咲いてました

今月から1階中央ロビーで「偉人たちの伝記」というコーナーを設けました。各分野からの偉人の本を集めてみましたので一度手に取ってご覧ください。

今回のコーナーは去年から少しずつ準備をしていました。年末に読んでいた『武田信玄ビッグ版』(K289/タ)もその一冊で、漫画版、小説版問わずいろいろと面白そうな人物伝を読んでました。

偉人と言うと今でも愛されている人はたくさんいます。特にその人が最後を迎えた場所に行くと、訪れた人が何らかの形を残して行くこともあります。
例えば、織田信長が討ち死にした京都の本能寺跡の石碑には手前に一輪の花がそえられていました。また、『智恵子抄』の高村智恵子の場合、亡くなった東京品川にあるゼームス坂病院跡地の慰霊碑に、詩の中で印象的に残る「レモン」が石碑の上にそえられていました。

高村智恵子に関しましては『智恵子飛ぶ』(913/ツ)が今回のコーナーにありますので是非読んでみてください。(伊)

 

2016年01月25日(月)

昨日は寒いだけで雪が降らず安心していましたが、朝起きると思いっきり積もっていましたね。
図書館ではバケツの水にぶ厚い氷ができていました。

先日、夕方にテレビをつけると「信長協奏曲」というドラマがやっていました。
原作は漫画のようですが、読んだことがないので良くわかりません。劇中の話の様子を見ると、どうも主人公がタイムスリップして何らかの理由で織田信長と入れ替わりそこで信長を演じている様です。

特に見るつもりはなかったのですが、ちょうど信長に弟の信行が反旗をひるがえし、苦戦している場面だったので、つい気になって最後まで見てしまいました。
話の展開は歴史通りでしたが、そこはドラマらしく各々の心理描写や感情が出ていて面白かったです。

この時代は『織田信長の尾張時代』(289.1ヨ)や『織田信長事典』(289オ)で確認できますが織田家の名前が非常にややこしく、信長以外の親族の名前には必ず「信」の字がついているので覚えるのが大変です。「信行」「信清」「信賢」「信安」「信広」など。ドラマでは「信清」が登場していました。 (伊)

 

2016年01月18日(月)


正午から雨もやんで晴れ間が見えます

年末に終わらなかった大そうじ。実は今も少しずつやってたりします。
その時にタンスの中から面白いものが出てきました。「見えるラジオ」というラジオだけど文字情報も読める代物です。

FMラジオにチューニングして文字でニュースや天気予報、今やっている番組等が見れるという受信専用の簡単なインターネットみたいなものでした。ただ、電波が微弱なので情報が入るのに時間が掛り、ニュースを全項目見るのに相当時間を要するという難点がありました。

その後、あまり実用性を感じなくなり、普通の聞くラジオとして使っていましたが、いつの間にか奥にしまい込んで数年以上忘れていました。今思うと、当時はすごいと思っていた技術も、今となっては当たり前の様になってしまいましたね。

文字情報の方はいつの間にかサービスをやめてしまった様ですが、『みんなの防災事典』(K369/ミ)の事を考え、このラジオは非常用として再びしまっておこうと思います。  (伊)

 

2016年01月11日(月)

毎年ですが、年末はガイドブックの『るるぶ』が大人気です。
棚に隙間ができるほど貸し出しになり、年明けになるとそれがどっと返却され、棚がびっしりとした状態になります。皆さんの旅行にお役立ち頂けたでしょうか。

先週、熱田神宮へお参りに行きました。そのあと宝物殿に寄り、新春特別展「太陽のちから」を見てきました。
国宝の仏像や、重要文化財の仏画など、太陽を主題にした美術品が展示されていました。
関連性は良く分からなかったのですが、本居宣長の肖像画も間近で見ることができて良かったです。

また、草薙剣をまつる神社だけに刀剣類の展示も幾つかあり、その中の脇差のコーナーで熱心にメモをとる女の子たちがいました。去年から日本刀が大人気だとは聞いていましたが本当にそうなんだと、今更ながら実感しました。 (伊)

 

2016年01月04日(月)


お正月の天王川公園お旅所付近にて

新年明けましておめでとうございます。今年も図書館をよろしくお願いいたします。

お正月3が日は良いお天気でしたね。初詣に行かれた方も多いと思います。
私も津島神社へ初詣に行きました。食べて寝てばっかりでは体に良くないと思い、歩いて神社まで行くことにしました。

道中、車の音以外は静かなもので、凧揚げをする子どもといった正月独特の風景もなく、天王川公園近くまで人の気配をほとんど感じることなく歩きました。公園に入ると、家族連れの参拝客を徐々に見掛けるようになり、大池の周りは駐車の車で一杯です。

神社に着いてからは境内が更に大賑わいで、夕方に近い時刻とは言え、参拝客の行列が出来ていました。帰りももちろん歩いた訳ですが、ノープランな正月なので、疲れも程々でのんびりと気楽な気分でした。

年末までいろいろ慌ただしかったせいか、静かにすごせたお正月だった様な気がします。 (伊)

 

2015年12月21日(月)


机の上は準備中の企画で一杯です

先週から上映が始まりましたね。新しいスターウォーズ。
エピソード1~3は映画館へ観に行った思い出があります。雑誌『キネマ旬報』等で公開年を確認してみると、1が1999年、2が2002年、3が2005年でした。
「2」の時は、吹き替え版で観に行ったせいなのか小学生が多く、劇中のヨーダがものすごく機敏に動きまわるシーンで小学生が大笑いしていたのを憶えています。

当時観に行った映画館は、「1」が名古屋駅の名鉄メルサにあった名鉄東宝、「2」は駅から少し歩いて、納屋橋を渡った辺りにあった名宝劇場でした。
どちらも赤い絨毯が敷いてあるちょっとリッチな映画館で、名鉄東宝は天井が高く広々としており、名宝劇場は、暖かみのあるクラッシックな雰囲気の劇場でした。

その後、名鉄東宝は2006年2月に、名宝劇場は2001年4月に閉館しました。観た映画はどれも大作ぞろいで、良い思い出だけが残る映画館です。今の新しい映画館は画面が大きくて音もきれいですが、昔の映画館に比べ、独特の個性が無くなってしまった気がしますね。 (伊)

 

2015年12月14日(月)

先日、久しぶりに愛知県図書館へ行きました。
展示コーナーで徳川家康没後400年にちなんだ「家康の祖 松平八代」といった家康関連の企画がやっていました。
そういえば今年は、岡崎のラッピング電車や、静岡県で使えるお得な切符の広告など、家康の所縁のあるイベントやキャンペーンをよく見たような気がします。書籍も『徳川家康 没後四百年』(289.1/ト)等の数多くの本が出版されました。

その後、2階雑誌のコーナーへ寄ったのですが、見渡すと前よりも配架されている雑誌が少なくなっていました。
ある最新刊はカウンター預かり、またはバックナンバーも含む全てがカウンター預かり。とにかく読みたいと思っていた雑誌がほとんどそういう扱いなっていたのは驚きでした。

おそらく切り抜きや、行方不明等があってこういった措置を取ったのだろうと思うのですが残念でなりません。中には電子化のため紙媒体での発行はなくなったというのもありましたが、全体的にすぐ読める雑誌が減っているのは確かでした。

また以前のように配架してもらえることを願うばかりです。  (伊)

 

2015年12月07日(月)


暦の上では大雪。葉牡丹が似合う季節です。

あるカメラ屋で、フィルムコーナーを案内してもらったら、売り場の一番隅っこに案内されました。
時代の流れとはいえ、寂しいものです。

雑誌『アサヒカメラ』を読むと、ほとんどがデジカメを使った写真ばかりです。
フィルムカメラを使う人が減ったせいか、扱っている店も減りました。私は旅行に行く時はフィルムカメラを持って行く事が多いです。
お店でプリントしてもらって初めてファインダーで覗いた構図通りにうまく撮れてるか、色がきれいに出ているかなど、色々と楽しみがあります。一人で勝手に喜んでるだけですけどね。

先月、ある神社にお参りに行った際、写真を撮ってくれと頼まれました。ちょうど七五三の季節だったので、その帰りの家族の方に。
実はこういう頼まれ事は非常に苦手で、他人の知らないカメラを使って相手の思っている様な写真が撮れるかというと、はっきり言ってそんな腕前はありません。
ですので、撮り終えてその家族にカメラを渡した後、何か申し訳ない気持ちで一杯になってしまいました。 (伊)

 

2015年11月30日(月)

物置を整理したらちょっと面白い雑誌が出てきました。昭和の『小学三年生』お正月号。
お正月号はいつもより付録がいっぱい入っているので、当時はわくわくして買ってその後大事に奥にしまい込んだのだろうと思います。

載っている特集は、“百恵ちゃんの・・・”とか“アグネス・チャンの・・・”など。
「懐かしい」と言うより「古い」という印象です。中身を見るとドラえもんの漫画、ゴレンジャー、プロ野球と男の向けの内容が多く、それに対し女の子向けは、占い、少女漫画風の怖いお話と男の子に対し割合が少ないです。

読んでいて気付いた事は、野球や相撲の記事はあるのに、サッカーに関する記事は一切無い事です。当時はまだまだ関心が薄かったんですね。また、芸能人は女性だと歌手、男性は萩本欽一やドリフターズといったお笑い系とはっきり分かれているのも特徴的です。

図書館の本ですと、『70年代小学生歳時記』(384.5/ハ)が、ちょうどこの時代の小学生の時代背景について書いてあるので参考になると思います。  (伊)

 

2015年11月23日(月)


リサイクルの本と雑誌。
1人5点までお早目に。

蔵書点検は終わりましたが、明日は毎月の整理休館日です。ご迷惑をお掛けします。

前回写真で紹介した“ピッコロ”は蔵書のバーコードからデータを収集する道具です。私が今回担当した
蔵書は、大型図書のコーナーでした。一冊一冊がかなりの重量で、棚から出したり戻りしたりする作業は大変です。

特に『Le Louvre(ルーヴルとパリの美術)』(708/ル/3)は、大型図書の中でも半端ない重さと厚みで、まるで
石板を動かしているみたいでした。もう一つは『国宝』(709.1/コ)①~⑥。ハードカバーでしかも化粧箱入りと
いう中々堅固な図書です。両方とも、うっかり手をすべらかして足にでも当たったらかなりのダメージを受けそう
なくらい重くてでかいです。
バーコード部分を読み取るためにその化粧箱を開けて読み取るのがなかなかの手間で、更にひも付きの物
なら結び直さないといけないので、めんどくささこの上ない図書でもありました。

思い起せば、私が最初に担当した場所は閉架の大型図書でした。当時もその重くて分厚い本の数々に悪戦苦闘
していた思い出があります。  (伊)

 

2015年11月09日(月)


蔵書点検の必需品 “ピッコロ”。
旧型と新型です。

今日から蔵書点検に入りました。20日まで休館となりますので少しの間、迷惑をお掛けします。

蔵書の点検と整理が主になってきますが、私の周りも資料として使っていたものの片づけや、図書の返却を昨日していました。
そして普段使っているエプロンも。

ポッケの部分が、メモ用紙の裏紙でパンパンだったので幾つか処分していました。すると、中に「1/16朝日 夕刊
“ゲームセンター10年前から半減”」と殴り書きしたメモを発見しました。
それは当時たまたま読んだ記事が目に入って、図書館便りのネタにしようと思ってメモしていたやつでした。

確かにゲームセンターは最近見なくなりした。津島にも知っている限り2軒あったのは憶えています。一つは
駅構内の当時の名鉄パレ内の津島歯科隣の階段を上がった所、もう一つは駅前東側の細いビルの1階に「UF
O」という店がありました。
どちらも10年以上前に閉店しており、面影は全く残っていないです。50円あればゲームが遊べたので、電車の
待ち時間によく寄った記憶はあります。中学、高校生のたまり場の様な所でもあったので、トラブルに巻き込まれ
ない様に注意を払っていました。

だったら行かなきゃいいのにと思いますが、当時はゲームが楽しくてしょうがない年頃だったので仕方ありません。
今も駅のホームからその場所を見ると、当時の頃を懐かしく思ったりしています。 (伊)

 

2015年11月02日(月)

最近映画を観に行っていないです。仕事帰りに寄ろうと思った事は何度かありますが、
ぎりぎり上映時間に間に合わないとか、上映が8時以降など、上映時間とタイミングが
全然合わないのが原因です。

映画と言えばまったく別の話になるのですが、劇中のあまり重要でないシーンをストーリ
ー本編より良く憶えているという事はありませんか?

例えば『ゴールデンスランバー』(778/コ)の劇中で、カー用品店にカーバッテリーを
買いに来た女性が店員にたずねるシーン。車種を知らない女性が困った挙句、その車の
CM曲を唄い出し、それを聴いた店員が車種を理解するという場面。

もう1つは『スタンド・バイ・ミー』の主人公が想像話をする中で、パイの大食い大会
に参加した少年が、ひまし油を飲んで嘔吐し、それを見た参加者が次々と嘔吐の連鎖を
繰り返すシーンなど。

どちらも本当にどうでも良いシーンなのですが、何故か本編より良く憶えていたりする
不思議な場面の数々です。  (伊)

 

2015年10月26日(月)


郷土版画展は11月上旬までの予定です。お見逃しなく。

津島駅で電車の時間を待っている間、切符売場近くの周辺地図を見ていました。その中の「城山町」が
ふと気になり、町名について色々と考えていました。

「城山」と言う名前は、たいてい近くに城があるはずなので、一番近い城の愛西市町方町の「十二城」が
有力だろうと考えていました。しかし町名からは少し離れており、山もないので、もしかしたら他に城が
存在した可能性もあるのではと思えてきました。
また、又吉町を挟んで「城之越」という町名があるので、かなり広い区域に城があったのではないかと、
いろいろと仮説が浮かんできました。

戦国時代か、もっと昔の鎌倉時代なのか。その地域に住んでいる人はどう思っているのか等々。
地名というのはいろいろと連想させられるので面白いですね。  (伊)

 

2015年10月19日(月)

今日の読売新聞で、先週亡くなった落語家の橘家円蔵さんについての記事がありました。
円蔵さんといえば昔、「メガネが曇っちゃったの」とか、「料理さっぱり食うもんなし」という眼鏡洗浄液の
コマーシャルを憶えています。

インターネット上でもこの人の訃報についてのコメントを見ると、やはりこのCMを未だに記憶している人が
多いようです。それだけ当時は何度も放送していたという事なんですね。あと焼肉のたれのCMも思い出し
ますが、私にとっては落語よりCMの人だったなあという印象が残っています。  (伊)

 

2015年10月12日(月)


閉館後はどっぷりと暗くなります。

2、3年ぶりになるでしょうか、腕時計の電池を交換しに行きました。
最初は秒針が遅れて動いているのに気付き、数日後、通勤途中に完全に止まっている事に気が付きました。
移動中だったので、今が何時何分なのか分からず気持ち早めに図書館まで向かいました。こういう時に限っ
て案外早く到着するもので、思っていたよりも5分早くの到着でした。

この時計もかれこれ15年近く使っている品物で、今までに何度か落っことした事もあり、表面は欠けて傷だらけ
です。今度はもう電池交換しても無理かなと思っていましたが、何事も無かったかのように元通りに稼働しました。

『ただしい着こなし86』(589.2/タ)に出てくる様なかっこいい時計では決してありませんが、また長い付き合いになりそうです。  (伊)

 

2015年10月05日(月)

名鉄名古屋駅から新幹線改札口方面へ歩いて行くと、柱ごとに戦国武将のイラストが
描かれた吊り広告がありました。関ヶ原で大きなイベントが催されるそうで、そのキャン
ペーン一環のようです。旧暦の9月が関ケ原の戦いなのでちょうど今頃になるわけですね。

こうしてイラストで各武将を見ると、それぞれ武具の個性がとても強く感じます。特に
小早川秀秋の陣羽織は、赤の布地に二つの鎌が交差したデザインでアート感が強く、とて
もインパクトがあります。安土・桃山文化の頃の物はこういった武将ごとに自己主張が
強い一品ものが多くて面白いです。

この戦いで活躍した武将は『こんなに面白いとは思わなかった!関ケ原の戦い』(B/210.4/
ワ)を読むと関ヶ原の戦いの語りつくせなかった史実が分かるので丁度今の時期おすすめです。  (伊)

 

2015年09月28日(月)


昨日今日と快晴ですね。

先週の連休最終日、あるスーパーでピアノとソプラノ歌手によるミニコンサートが催されていました。

最初は「アナと雪の女王」から始まり、ピアノソロで「渡る世間は鬼ばかり」、NHK生きもの地球紀行「BELIEVE」までを聴いて帰りました。
中でも「BELIEVE」は、歌と手話を合わせて披露していて、とても自然で、歌の振り付けをしているかのように歌詞とメロディがうまく融け込んだ手話でした。この「BELIEVE」という曲は初めて聴いた曲なのですが、学校行事の定番曲の1つらしいです。

6月から始まった「海部・津島の城跡をめぐる」展も今日で終了です。ありがとうございました。    (伊)

 

2015年09月21日(月)

『日本カセットテープ大全』(547.3/ニ)という本を読みました。
カセットテープと言えば、MDを買うまではメインで使っていたのでいろいろと思い出があります。

ラジカセで繰り返し同じ曲を聴いてると、原因不明の途中停止をしたり、テープを巻き込ん
でねじれてしまったりと、不便な面はありましたが、当時はほぼ毎日のように使って
重宝していました。

録音をする際は、A面B面という振り分け方に、好きな曲をいかにして時間内に入れる
かという、めんどくさい事もしていました。時間ギリギリでうまく収められた場合は
とてもうれしいのですが、録音に失敗して上書きするはめになると、前の音が微かに残
って聴こえてとても嫌な気分になりました。

また、欲張って120分のカセットテープを使ったばっかりに、音がノイズ混じりになっ
て汚い音なってしまった事もあり、いろいろと注意する事が多かった道具であった気がし
ます。

最近は百円ショップでMDと一緒にひっそり並べて置いているのを見かけたぐらいです。
(伊)

 

2015年09月14日(月)

毎週ではないですが、デジカメで撮った写真を載せていこうと思います。
ちょっとした図書館の近況を、写真を通して知っていただければ幸いです。
取り敢えずは今月末まで展示中の城跡展から一枚。撮影したのが7月頃ですので、
今より写真の掲示数が少なく殺風景かもしれません。  (伊)

 

2015年09月07日(月)

9月に入り、日が暮れるのも早くなりました。まだまだ暑いですが、秋らしくとんぼが
飛んでいる姿を良く見掛けます。

今月から“過去の新聞展”を再開しています。10年、20年、30年前の海部・津島
に関する事件や出来事を中日、朝日、毎日、読売の4誌から掲示していますので当館へ
お立ち寄りの際には是非一度ご覧ください。

新聞展を通して過去を振り返ると、この地方のニュースが毎年たくさん載っている事に
気付かされます。展示している記事は、その中から面白そうなニュース、現在とつなが
る人や建物の話題などをピックアップして随時掲示して行きますのでご期待ください。

2、30年前の新聞は今の記事と比べ、個人情報の扱い方が今より大らかなです。
掲載された人物の住所が番地まではっきり載っていて、現在の個人情報の扱い方と全然
違います。その反対に、内容があまり伏せていない分、記事がとてもリアリティのある
文章になっています。また、小さな話題も大きな記事として取り上げている事がたくさん
あり、津島で人気の犬の名前など、大きく取り上げられていた事もありました。 (伊)

 

2015年08月31日(月)

『海部・津島の城跡をめぐる』のお話をもう一回だけさせてください。

6月下旬に展示を開始してから数週間、利用者の方からの反響が幾つかありました。
中でも、「展示の資料について解説があるパンフレットがあれば」という要望は多く、
急遽作成して解説チラシを置かせてもらいました。

また、利用者の方以外にも今回の展示を通していろんな人と関わることができました。
現地へ城跡の写真を撮りに行った時の話ですが、城跡の近所に住んでいる人に運よく、
城についての詳しいお話を聴けた事がありました。こういった現地で起こる予想外の
出来事は何度かあり、私にとっては嬉しい誤算となりました。

今回の群雄割拠の舞台となった海部・津島の城ですが、どちらかと言えば歴史の矢面に
立つことのない「兵(つわもの)どもの夢の跡」ともいえる史跡です。その知らない
歴史が、実は今に名を残す武将たちの礎になっているではないでしょうか。

振り返ってみると、様々な方に助けて頂いて展示にこぎ着けることが出来たと思います。
また、ご迷惑をかけたこともあると思います。何はともあれ、今、こうした形で展示を
する事が出来たことに感謝感激です。ありがとうございました。 (伊)

 

2015年08月17日(月)

現在展示中の『海部・津島の城跡をめぐる』のお話をまた少しだけ。

写真と共に必要になってくるのが城についての解説文です。
今回の一番の大元となっている資料は『海部郡誌』に記されていた城です。蟹江の東隣り、戸田、伏屋、もしくは春田ぐらいまでが海部郡と呼ばれていた頃に書かれた草稿で、その複写を綴じた冊子のうち2冊を参考にしました。

現在展示中の城跡マップは城名が白と赤の紙で分けて貼ってあります。白色が『海部郡誌』に書かれていた城、赤色は本誌に掲載が無く、後で追加した城です。
赤色は石碑があるが記録されていない、もしくは他の城と歴史上、重要な位置関係なので入れておきたいという理由で足したもので、結果27の城となりました。

城名・城主の詳細については郷土資料の市町村史等で調べました。調べている時に悩んだのが、城なのか砦なのか、表記が本によって違う事と城主の名前が微妙に違う事です。「砦」と書いてあればそれは同名の城を指しているのか、人名の場合は、昔の人の書き間違えか、それとも似た名前の武将がもう一人いたのかと、判断に苦しみました。

ですのでパネルの解説文に関しては、多少偏った内容になっており本と差異があるかと思いますがご了承ください。 (伊)

 

2015年08月10日(月)

アイスといえば今年はとてもおいしい市販のアイスが登場した!!!と思っております。
一つは「牧場しぼり 柑橘ジェラード&ミルク」。
もう一つは「爽 スイカ味」。
特に牧場しぼりはすごく美味しくてしばらく毎日食べていました!!
爽のスイカ味も種の部分がラムネでできていて、とてもさっぱりして夏にぴったりだなと思います!
まだ食べてない人は騙されたと思って食べてみてください(笑)
まあ、好みもありますので、どう思うかは個人差がありますけれども・・・。
子どもの頃アイスを手作りしたいな~とよく考えていましたが、プリンすら満足に作ることができない私が、アイスなんてとうてい無理だなと思う今日この頃です。

『ホームメイドアイスバー アイスクリームメーカーなしで流しこむだけ』596.6オ
『冷たいデザートレシピ アイスクリーム*シャーベット*ゼリー*ババロア』596.6ワなどなど(べ)

 

2015年08月03日(月)

先々月から展示している『海部・津島の城跡をめぐる』ですが、今月から少しずつ現地
で撮影してきた写真を追加していく予定です。今回はそのお話を少しだけ。

撮影に現地まで行くのには、まず参考資料から住所を探し出し、地図を確認して目的地
まで行くことになります。○○のコンビニを目印にとか、この交差点まできたら何番目
の角を曲がるとかをあらかじめ憶えておいて、近くの小さな森や寺社を探しながら城跡
を目指していました。

それでも目的の場所にたどり着けなく同じ場所をぐるぐる周る事もあれば、その日はあ
きらめて再度訪れた城跡もあります。
端から見ると滑稽に見えていると思いますが、見つけたときの喜びはひとしおです。 (伊)

 

2015年07月27日(月)

前にも紹介した本ですが、『昭和50年代日本車のすべて 日本の最盛期!すぐそばにいた名車たち保存版記録集』(537.9/シ)を何度か読み返しています。
その中のフェアレディZのページを見て、栄地下街のクリスタル広場にあった「日産名古屋ギャラリー」をふと思い出しました。当時、栄の地下街へ下りると、時間つぶしによく立ち寄ったことを憶えています。

車自体そんなに興味のない私ですが、その新車独特の光沢のあるボディや、レース仕様の車を見てると、いつの間にかスポーツタイプの車に憧れを感じてしまうものでした。
特に重厚なメカニズムの車が大好きで、乗って運転してみたいという気持ちが自然に出てきてしまいます。

その後2013年に閉店が決まり、地方のニュースとして新聞・テレビ等で報道されました。あの展示場が他の人にとっても思い出に残る場所だったという事をあらためて知ったニュースでもありました。 (伊)

 

2015年07月20日(月)

前にも紹介した本ですが、『昭和50年代日本車のすべて 日本の最盛期!すぐそばにいた名車たち保存版記録集』(537.9/シ)を何度か読み返しています。
その中のフェアレディZのページを見て、栄地下街のクリスタル広場にあった「日産名古屋ギャラリー」をふと思い出しました。当時、栄の地下街へ下りると、時間つぶしによく立ち寄ったことを憶えています。

車自体そんなに興味のない私ですが、その新車独特の光沢のあるボディや、レース仕様の車を見てると、いつの間にかスポーツタイプの車に憧れを感じてしまうものでした。
特に重厚なメカニズムの車が大好きで、乗って運転してみたいという気持ちが自然に出てきてしまいます。

その後2013年に閉店が決まり、地方のニュースとして新聞・テレビ等で報道されました。あの展示場が他の人にとっても思い出に残る場所だったという事をあらためて知ったニュースでもありました。 (伊)

 

2015年07月06日(月)

先月、近鉄線の駅で手に取った広報誌に、後藤又兵衛についての人物像を紹介した記事を見つけました。文章を書いたのは、『黒牛と妖怪』(913/カ/)等で知られる風野真知雄氏です。

後藤又兵衛と言えば中日新聞で、又兵衛と松坂屋創業者の子孫の方々が四百回忌法要をしたという記事が載っていました。
ちょうど今年は大坂の陣から四百年。夏の陣で戦死した又兵衛は、豊臣方で真田幸村と並ぶ有名な武将でした。

豪傑なイメージが強く、時代劇に登場すると、荒々しい出で立ちで直情的性格の人物ですが、昨年の「軍師官兵衛」では実直な青年像になっていました。
時代とともに又兵衛の評価や人物像が少しずつ変わってきているのかも知れません。 (伊)