図書館だより

 

2018年11月25日(日)

 さて、今週の図書館だよりは先週の予告通り、徳川美術館で開催された「徳川慶勝が見た幕末と尾張inやっとかめ文化祭」について書きたいと思います。

 私は集合時間より早く到着しているタイプの人間です。この日も、開場20分前に徳川美術館に到着していたのですが、講演会場に向かうと行列が出来ているではありませんか!(後日、奥山景布子先生のブログ「けふのおくやま」を見ると、当100名定員の予定が150→180と増えて、机を取り払い椅子ぎっしり並べた、とありました)・・・最前列を狙っていたのに不覚です。しかし、何とか前から2列目の席を確保し、講演会がスタートしました。

 講演会では、近いうちに賞の名前は言えないけれど、もうひとつ賞を受賞されることを(「本屋が選ぶ時代小説大賞」のことでした。先週も書きましたが改めておめでとうございます!)サプライズ発表して下さった奥山先生―。「『葵の残葉』大河ドラマ全50回構想」、素晴らしかったです。図書館でご講演頂いた時よりもさらにパワーアップされて、輝いておられました。徳川美術館の原学芸員(お噂通りのマシンガントークと毒のあるツッコミが素敵でした)との当意即妙のやり取りもとても楽しく、先生の「どんどん撮影して、#高須四兄弟を大河ドラマに、で拡散して下さいね」の言葉に、私もスマホを片手に熱写です!熱写、熱写っと・・・・・・ん、何だかスマホが熱い・・・と思った瞬間、スマホが全く動かなくなってしまいました。―う、嘘でしょ?と思いましたが、現実です。現在は、「スマホが燃えて煙が出なくて良かった、そして先生に迷惑を掛けなくて良かった」と心から思っていますが、ショックな出来事です。この日は久しぶりに公衆電話を使い(公衆電話の使い方、何とか覚えていました)、家族に事情を説明して最寄り駅まで迎えに来て貰いました。

後日、A社の力と私の負担金で講演会の画像が一部復旧できました。思ったよりもデータ復旧出来たなぁと思い、画像を確認するとスマホが最後に撮影した写真に写っていたのが、何と名古屋城の青松葉事件の碑!・・・って怖すぎるわ。しかし考えてみれば、青松葉事件には何かとお世話になっているのに一度も伺っていない・・・近いうちに、必ず手を合わせに伺おうと思います。

というわけで、復旧できた画像から、まず講演会の模様を

そして、奥山先生と慶勝公の貴重な2ショットをご紹介します。

高須四兄弟、そして幕末の尾張については、確かにここのところ新聞でよく目にします。11月5日の朝日新聞朝刊では、北海道の土産物「サケをくわえた木彫り熊」は明治の初めに旧尾張藩が開拓した八雲町で、農場経営した徳川義親がスイスで木彫り熊を購入し広めたエピソードが大きく掲載されていました。また、11月14日の読売新聞朝刊では、歴史学者・磯田道史さんのコラム「高須藩 人材輩出の謎」が掲載されており、京都の古書店でたまたま発見した古文書に高須松平家藩主家族が松茸狩りを楽しんでいたことが発見されたと紹介されていました。そういえば、私はよくあの辺りの山へ体力作りがてら歩きに行くのですが、先日「松茸山です・立ち入り禁止」の札が貼られたロープで囲まれた一角がちらほらありました。皆さんも“高須四兄弟を大河ドラマに”、ドンドン広めていきましょう。

 徳川美術館では企画展「徳川慶勝の幕末維新」が開催されており、こちらもしっかり観させて頂きました。徳川慶勝公着用の「フロックコート」が展示されていたのですが、大柄な私にはとても着られそうもない子ども服のようなサイズ・・・こんなにも細くて小さな肩でこれほど大きなものを背負っていたのかと思うと、改めてこみ上げてくるものがありました。この日は「蓬左文庫古書市」も開催されていたので、こちらも帰りに覗いてみると、明治時代の津島町の地図が300円で売られていました。あまりにも安くて少し悲しかったので、講演会の記念に買ってみました。何かの役に立つとは、あまり思えませんが・・・。

来週はコーナー引っ越し作業の裏話を書こうと思います。その次の週は、ついに憧れのあの方にお会いできた話を書く予定です。ふふふ。

 さて、長くなった今回の図書館だよりですが、最後にお悔やみを。先日、元・名古屋グランパスGM久米一正さんが亡くなられました。グランパス初優勝の最大の功労者は間違いなく久米GMです。忘れもしない2011年―、久米GMの講演会が開催されると聞いて申し込んでいたのですが、講演会の直前に東日本大震災が発生し、講演会はやむを得ず中止となりました。今でも、あの幻の講演会を思うことがあります。グランパス初優勝は、あなたなくしてはあり得なかったです。本当に有難う、そしてグランパスをこれからも見守っていて下さい、そしてたまに叱ってやって下さいね。さぁ、来週12月1日(土)は運命のJ1最終節。来年もJ1でグランパスを観たいっ!

 

2018年11月24日(土)

ついに右上下の親知らずを抜いてきました!
抜歯はそれなりに痛かったですし、抜いた今もまだ痛むのですが、長年モヤモヤしていた懸念事項だったので、非常にスッキリした気分です!

抜歯の時のことを振り返ってみると、何が痛かったって、最初の麻酔の注射が一番痛かった気がします。
歯茎の四か所ぐらいに、ブス、ブス、ブス、ブスッ!と素早く一気に刺されたのですが、予想外の痛さに度肝を抜かれてしまいました。
抜歯の痛みはある程度覚悟をしていたのですが、麻酔の注射の痛みはノーマークでしたよ・・・。
注射は苦手ではないのに、今までで一番痛い注射でした。
下の親知らずが横向きに生えていたので歯茎を切開し歯を砕いて抜いたのですが、ドリルで削り、先生(男性)の全体重をかけて歯を割った時に顎全体にものすごい圧を感じたり、上の親知らずを抜く時にぐいぐい力を込めて何度も引っ張る時に頭ごと持ってかれそうになったりと、ところどころ慄く場面もありましたが、麻酔が効いていて我慢できないほどの痛みではなく、なんとか無事終えることができました。
今、思うと処置をして下さった先生もかなりの体力を使われてますよね。
この場を借りてお礼申し上げます。

抜歯は、先生に身を委ねているうちにどうにか終わったのですが、やはりその後がなかなか大変でした。
抜歯した当日は止血のガーゼを何度交換しても出血が止まらず、ガーゼを奥歯で噛みながら就寝しました。
翌日の朝目覚めると、唇の端に血が固まった跡が残っていましたが、出血は止まっていたのでほっとしたのも束の間、今度は頬が腫れてきました・・・。
頬の腫れは三日目がピークでしたが、親知らずを抜く時にけっこうな力で頬をつかまれた影響か、内出血してほんのり黒くもなってる・・・。うーん、これは想定外でした。
そして一番気になっていた、というか興味があった、ごはん食べられない問題。
当日は出血が止まらないので口の中が気持ち悪くて食欲も出ず、二日目以降は、食欲はあるものの、噛む動作をすると傷跡が痛くて、噛まずに飲み込めるものしか食べられませんでした。
これは、痩せたんじゃないの・・・?と期待して体重計に乗ったら・・・・・・全然、変わってない!
ど、どういうことでしょう・・・?
主に、ゼリー飲料、プリン、豆腐、おかゆなどを食べていたのですが、いつもより食べる量は少ないとしてもまあ普通にカロリーはありますもんね。
現在、抜歯後四日目で、まだおかゆ生活を続けていますが、痛みがずいぶん和らいできたので、少しずつ普通の食生活に戻していけそうです。
その前にもう一度、体重計に乗ってみようと思っています(笑)。

『知っておきたい歯と口の健康学』山海堂 497.9ニ
『歯科医師になるには』笹田 久美子∥著 ぺりかん社 498.1サ
『歯と歯並びのなるほどBOOK』日本臨床矯正歯科医会∥監修 世界文化社 497.6ハ

 

2018年11月23日(金)

先週、人生初となる某冒険とイマジネーションの国に行ってきました!
夢の国には7歳ぐらいの時と中学生の時に行ったことがあるのですが、こちらには行ったことがなく、やっと夢が叶いました!

何日も前から計画を立て、旅のしおりも作り、乗り換えだって細かく調べたんだから大丈夫!と意気込んでいましたら、まさかのしおり自体を家に忘れるという失態。
しおりに付けた持ち物チェックリストにチェックを付けていたらそのまま机に置いて来てしまったようです。
これからはチェックリストとしおりは別にしよう…。

重要なことは全てしおりに書いてありましたので「しおり無しでどうしよう、乗り換えわかるかな」と不安に思っていたのですが、東京に着いてすぐ、「何だか人混みが一ヶ所に向かって伸びている…?ダッ○ィーやミ○キーのバッグやぬいぐるみを持っている人が多い、これはもしや」と思い、人混みに付いて行くと、あっという間に目的地に着いちゃいました。
ありがとう、人混み。

しかし、ハロウィンイベントの後半に行ったものですからパーク内が人、人、人人…。
そしてハロウィンイベント期間は仮装が許可されているため、色んなキャラクターの仮装をしている人がとても多い。
クオリティが高すぎて、後ろ姿だと公式キャラクターなのか見分けが付かない方々もいらっしゃって移動中も楽しかったです!
小さい女の子がプリンセスの仮装をしてドレスをふわふわ揺らして歩いているところなんて、もー!とってもかわいい!微笑ましい気持ちになりました。お母さんは大変でしょうけれど(*_*;

一番多いなあと感じたのは101○わ○ちゃんの仮装ですね。
多分、白地に黒のブチ模様がオシャレだからだと思いますが、仮装するなら元のキャラクターをリスペクトしたちゃんとした仮装をしなさ…ごほんごほん!

クラ〇スとジャ〇ァーのサインをゲットできたし、キャストさんはとても優しいですし、ご飯も美味しい!
それに何より、3年前からずっと見たかったショーをこの目で見ることができたのが、一番の思い出です。
そしてまさか大好きなキャラクター二人から視線を頂き、声を掛けてもらい、手まで振ってくれるとは思いませんでした…っ!(そしてタイミング悪く録画はされていなかった…。)
来年から無くなってしまうショーなのですが、また数年後にでも復活してくれたらいいなあ。

『Disney FAN』(雑誌)
『折り紙で作るディズニーキャラクター変身グッズ!』(いしばし なおこ∥著) (新着)

 

2018年11月22日(木)

お久しぶりです。長い間休養しておりました。また今日からよろしくお願いします。
さて、今日の図書館だよりですが……、ずっと家で休んでいたのでネタがありません。
なので……、「納豆を424回かき混ぜようとしたけど諦めた話」をしようと思います。

……「納豆を424回かき混ぜる」?は?と思われたかもしれませんが、どうやら納豆は424回かき混ぜた時が一番美味しいらしいのです。そしてタレやからしを入れるのはかき混ぜた後が良いのだそう。先にタレなどを入れてかき混ぜる方もいると思いますが、地域で先入れだったり後入れだったりするそう。でも美味しさを追求するなら後入れなんだとか。
そもそも実は私は納豆を食べたことが片手で数えるぐらいしかありません。
なぜかというと、理由は「味」です。からしはからい。
しかし最近の納豆は臭みも少ないし、美味しいと聞きました。ちょうど体調を崩した時期ですし、この機会に健康に良さそうな納豆を食べてみようと思ったのです。
まずふたを外すところからなんですが、納豆を食べるのはほぼ初めてと言っていいぐらい(最後に食べたのが20年ぐらい前)で、ふたを外すところも苦労しました。不器用か……。
ふたを外したらフィルムやらタレやらを取り出して、さっそくかき混ぜはじめましたが、硬い!納豆硬い!!ずっと休んでいて筋力も落ちている今、とてもキツイ!!
え?これを424回続けるの??むりむり。無理だよ……。

……私は1日で「納豆を424回かき混ぜるチャレンジ」を諦めました。

『体にうれしい藤井恵のまいにち納豆』
『I Love納豆ごはん365』

 

2018年11月21日(水)

あっという間に11月も終わろうとしていますね。

先日、本屋さんの新刊コーナーをぷらぷらしていたら、見覚えのあるイラストが表紙を飾る文庫を見つけました。
すっかりメジャーな漫画家さんだな~と旧名義の頃を遠い目で思い出しながら目を通したあらすじが面白そうだったので、既刊本の棚から1巻の方を買いました(新刊は2巻でした)。
その1巻の帯に小路さんのお名前があるのを見つけて初めて「キャラクター小説大賞受賞作だったのか」と気が付いたのでした。

内容は、漫画編集者が主人公の、日常ミステリ? もありつつなお仕事小説です。
面白かったので一気読み、8割ほど読んだところで2巻も購入して読み切りました。
現在進行形で漫画が好きな方も、かつては漫画が好きだった方も、興味がありましたらぜひ。

本の話題と言えば、年末が近付いているということはそろそろ各種ベストランキングが発表される時期ですね。
このミスほか、今年も楽しみにしています~

『次回作にご期待下さい』1・2 問乃みさき(未所蔵)

Go 

2018年11月20日(火)

急に寒くなりましたね……気温の変化に体がついていかない方も多いのではないでしょうか。
Goもその一人なのですが、もともと寒さが苦手なのもあってここ数日の急な冷え込みに困っています。

何が困るって、毎日の着る服に困っているのです。
今年は夏が長引いたと思ったら秋が一瞬で通り過ぎて、Goの体感的にはもう冬です。
暑さが続いたせいで衣替えの時期を完全に逸してしまって、今になってやっと秋冬ものの箱を開けたのですが……

あれ?去年のこの時期、何着てたっけ……?
おかしい、去年も同じ寒さを乗り越えてきているはずなのに!
出てくるのは完全に真冬用のニットばかりで、今着るのにちょうどいい服がないな!?
おかしいなぁ、捨てたりしてないはずなんだけど……どこにいってしまったの、秋服。

これは買いに行くしかないのか。
しかしGoはお洋服を選ぶのがとても苦手なのです。
そもそも体型が通常規格外なのでまず入る入らないから始まって、暑い寒いだけでなく色がどうとかラインがどうとか、流行り廃りまで考えるともう訳が分からない!
一人で服屋に行くと、さんざん彷徨った挙句どうしていいのかわからなくなって結局買わずに帰っちゃったりします……
骨格診断とかパーソナルカラーとかで似合う似合わないを見てくれるサービスがあるとは聞き及んでおりますが、どこでやってるのそういうの……?

服選びの得意な人、誰かまるっと一式を何パターンか見繕ってくれやしないだろうか。
もうこれ着ていけばオッケーよ!みたいな感じに。
お願いしたい、ぜひ、ほんとに。

『ふゆじたくのおみせ』ふくざわゆみこ/作(絵本・黒)
『骨格診断×パーソナルカラー賢い服選び』二神弓子/著 589.2フ
『毎朝3分で服を選べる人になる』大草直子/著 589.2オ(神守分室)

 

2018年11月19日(月)

スーパーでふと壁に目を向けるとクリスマスリースが飾ってある事に気付きました。年末はもうすぐそこですね。

この前、健康診断を受けました。
毎回憂鬱に思っているのですが、今回は血圧測定が1回で正常範囲の値だったのでちょっとうれしかったです。診断が始まるとつい緊張してしまうタチなので、血圧を測る時「あなた血圧高いですね」と2度測ることが毎度のことだったのでホッとします。

後は最大の難関バリウムです。細粒状の物を口に含み、筒状の容器に半分くらいはある白い形容しがたい液体を全部飲み乾して、診察台の上を指示通りにグルグル回って、その途中で状態をキープするのが毎度の事ながら正直つらいです。
特に逆さづりからの肩をギューと押さえつけられるのがつらく、心の中で「無理、無理、無理!」と叫んでいます。最後のお腹に向かってグリグリと押されるのは、まるでトドメをさされている様な気分です。

でも、これが終わると「やっと終わった」という開放感はありますね。直後に鏡を見ると、バリウムが口にこびりついて、くたびれた表情の自分がちょっと間抜けですが。

 

2018年11月18日(日)

 蔵書点検も無事に終了し、昨日から通常通り開館となりました。昨日17日(土)は、「本のリサイクル」初日と重なったこともあり、多くの方にご来館頂き有難うございました。

 さて、この特別整理休館明けから図書館入口ガラスケースの一部を使って、新たな企画展示をスタートしました。津島市出身の絵本作家・画家の伊藤秀男さんの作品『町のけんきゅう』を題材に、懐かしい津島を紹介する展示です。題して、「『町のけんきゅう』を研究する。」

『町のけんきゅう』の作中で描かれている喫茶店や酒蔵、商店などを、地図や写真、商標などと併せて紹介する展示となっています。私は写真がとても下手なのですが、今回は幾つか私がスマホで撮影した写真も使っています。年齢を重ねた方には「懐かしい津島」を、若い方には「賑やかだった在りし日の津島」を旅して頂ければ、と願っております。

展示原稿はスイスイと作れたら格好良いのですが、相変わらず、悩みに悩んで、考えに考えて・・・で作成しました。1ミリでも良いものを作りたい―、それだけを考えて取り組んでいますが、難しいものだなぁ、といつも思います。今はまた別の原稿を書いているのですが、こちらもゴールが見えなくて四苦八苦しているところです。とはいえ、仕事としてやっている以上、当然ながら〆切もあるので頑張ります。

 今回の展示をご快諾下さった伊藤秀男さんに、この場を借りて改めて深く感謝申し上げます。原稿を書いている時、伊藤秀男さんの力強い絵に背中をグイグイ押して頂いたように思います。有難うございました!私にとっても、今回の展示原稿作成は学ぶことが多く、たくさんの「気づき」をもたらしてくれました。この「気づき」を今後の仕事にも役立てていかなくては、と改めて身の引き締まる思いでおります。

 来週の「図書館だより」では、徳川美術館で開催された「徳川慶勝が見た幕末と尾張inやっとかめ文化祭」に参加したことと、講演会の途中でスマホが壊れた怪奇現象について書きたいと思います。最後に、奥山景布子先生、「本屋が選ぶ時代小説大賞」受賞決定、おめでとうございます!!

 

2018年11月17日(土)

昨日で特別整理期間が終了しました。
休館中はご不便をおかけしましたが、ご協力ありがとうございました。
おかげさまで、無事蔵書点検を終えることができ、ほっとしています。
今日からは通常業務に戻り、開館しておりますのでぜひご利用ください。

図書館で不要になった本のリサイクルも今日からはじまりました。
お1人様5点までお持ち帰りいただけます。
なくなり次第終了となりますので、お早目にどうぞ。
お気に入りの本が見つかるといいですね。

そして、私事なのですが、来週いよいよ親知らずを抜くことになりました。
親知らずが横向きに生えているため、歯茎を切り裂き、歯を砕いて抜くという軽い手術をするので抜歯自体も不安なのですが、それよりも抜いた後がなかなか大変なようで、恐怖を感じています。
ネットで親知らずを検索すると、抜歯後、出血が止まらないとか、激しい痛みを伴うとか、頬がありえないぐらい腫れるとか・・・。
痛みのピークは抜歯後およそ2~3日、完治するのは2週間ほどかかるとのことなので、まずは最初の3日間を乗り越えることが目標です。
もう、ここまで来たら覚悟を決めて頑張ってきますー!

 

2018年11月04日(日)

 秋がいちだんと深まり、朝晩冷え込む季節となりました。さて、先週に引き続き北海道旅行の話です。

 前回は、モエレ沼公園の話で終了してしまったので、ここから一気にスピードアップしたいと思います。モエレ沼公園宛に葉書を出したところ、先日ポストカードを頂きました。とても嬉しいです!今後とも、イサム・ノグチを通じたご縁を大切にさせて頂ければと思っておりますので、宜しくお願いします。雪のモエレ沼公園、いつか必ず伺います。

 さて、2日目は小樽→余市観光を楽しんできました。小樽では、特に予定はしていなかったのですが観光遊覧船に乗ってきました。私は船が好きです。ロープウェイとかもわりと好きです。旅に出ると小さな乗り物に一度は乗りたいと常々思っているので、予約していなかったにも関わらず遊覧船に乗って、運河沿いの美しい景色を観ることが出来て幸せでした。余市ではニッカウヰスキー工場見学ツアーに参加してきましたが、案内のお姉さんの説明が素晴らしくて感心させられました。ご案内下手の私としては見習わなくては!余市ニッカウヰスキー工場限定のお土産も購入できたし、良い思い出ができました。

 3日目は飛行機の時間を気にしつつ、札幌市内の円山動物園に行ってきました。この動物園、何と入場料が大人1人600円。さらに年間パスポートは、たったの1000円というビックリ価格!2回動物園に行けば元が取れるとは驚きです。お目当てのシロクマは全くダイブしてくれず、ユキヒョウもこちらを向いてくれなくて少し残念でしたが、小さな動物園ということで動物たちとの距離が近くて楽しかったです。

 それにしても、北海道は美味しい食べ物がいっぱいですね。3日間という短い旅でしたが、ルイベや鰊のきりこみ、札幌のジンギスカンに小樽のお寿司、ルタオの15日限定シュークリーム、味噌ラーメンに白い恋人ソフトクリーム、六花亭のパイやよつ葉のパンケーキ等々、北海道の味覚をしっかりと満喫してきました。人気店でもそれほど並ばずに入店できたのは地震の影響かなぁと思いましたが、北海道の食べ物はどれも美味しいです!また行きたい、そして食べたいです。

 私は一人旅が多いのですが、今回は珍しく連れがいました。少し離れた場所に住む友人とは、久しぶりにじっくり呑んで喋りました。友人はなかなか耳の痛いことも言ってくれますが(だからこそ友情が続いているとも考えられます)、楽しいお酒となりました。有難う、(ニ)さん。懐かしい「動物のお医者さん」の実地検証も出来たし、とても楽しかったよ。

 さて、明日から図書館は蔵書点検作業のため特別整理休館に入ります。図書館利用者の皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、17日(土)に再会できることを心より楽しみにしております。

 

2018年11月03日(土)

はああ~、寒いです・・・・・・!
先週までは、朝晩は寒いものの日中は暖かかったので、防寒対策はそれほど必要なかったのですが、今週に入ったらぐっと寒さが厳しくなり、手足が冷たくてなかなか寝付けないほど。
というわけで、“電気あんか”はじめました。
足もとが暖かいとずいぶん違いますね。
電気あんかのおかげでこの日はぐっすりと眠れたのですが、翌日はもっと冷え込んだようで、室内でも吸い込む空気が冷たくて鼻がツーンとくるし、体がガタガタ震える・・・。
しばらくは我慢していたのですが、どうにも眠れず、えーい、入れてしまえ!とばかりに暖房のスイッチをオンしました。
暖かいってすばらしい!(昨年も同じことを書いたような気が・・・)
と思うのと同時に、あぁ、私って寒いのがこんなにも苦手だったんだなあと少し懐かしい気分になったりもして。(一年前のことなのに・・・)
まだまだ今年の冬ははじまったばかりですが、早く暖かくなってほしいです。

そして、今年も蔵書点検の季節がやってまいりました。
来週11/5(月)~16(金)まで、図書館を休館して本の点検などをします。
生涯学習センターの分室、神島田公民館の分室もお休みとなりますので、お気をつけください。
ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
きれいに整理整頓された書棚で皆様をお迎えできるよう、職員一同がんばります!

 

2018年11月02日(金)

はい。(す)にとっては久し振りの、刀剣展示ですよー!
今回お邪魔しましたのは京都国立博物館(キョーハク)さん。
現在11月後半までキョーハク史上最大規模の刀剣オンリーの展示を行っております。

実はこの展示、4年ほど前から計画されており刀剣界隈の衰退が激しいため、研究者さんたちが「大きな刀剣展示はこれが最期になるな…」と弔い合戦のような気持ちでいたところ、刀剣女子なるものが爆誕。
一気に界隈が活気づき、驚きで研究者さんたちが白目を向いているという図が出来上がっている展示です。(長い)
しかも刀剣女子爆誕の原因となった作品とコラボが決定。こちらは2年前から密かに計画していたそうです。

それ故、力の入れ方も半端ではなく。『BRUTUS 2018年9月15日号』で特集を組んだら書店からコンビニまで至る所で品切れが発生、個数制限が掛かり早々に重版決定。
NHK史上初の4Kでの撮影を行なったり、テレビやラジオなどで刀剣特集が放送。貸切ツアーにナイトミュージアムに講座も多数…と、キョーハクさんの本気度が伺えます。

(す)は開館の1時間半前に並びましたが既に長蛇の列。
入館に並び、コラボ音声ガイドの列に並び、ダッシュでロッカーを取りに行き、やっと展示室へ。この時点ですでに(2時間は経っている。)

事前にかき集めた情報で、「激込み必須な所を先に回った方がいいよ」という先人たちのアドバイス通りにしましたら待ち時間10~20分ほどで観たい所はほぼ見られました!
ありがとう、先人たちよ…。

「他の藤四郎観終わったし、15分くらい前に観た鳴狐をもう一回見たいな。」とつい15分前に(す)がいた場所へ向かうと、視界が真っ黒。
そう、人の頭です。「うん、やめよ」と次の展示へ向かいました。

本当は、最後にもう一回展示されている通りに展示物を見たいなと思っていたのですが、展示室も真っ黒。
そう、人の頭です。「あっ、無理」と素直にミュージアムショップへ行きました。
人生、諦めが必要な時もあります。
次の日は“入館で”140分待ちだったそうです。一瞬の判断が命取り、それが今回の展示で学んだことです。(刀関係ない)

 

2018年10月31日(水)

福音館書店から出ているロングセラー絵本で、『ぽとんぽとんはなんのおと』という絵本があります。

先日、お昼の買い出しのためコンビニまで歩いている途中、まさに「ぽとん、ぽとん……」という音が聞こえてきました。
「ぽとん」というか、「ころん」というか、何かちょっとした重さのありそうなものが、枯葉や地面にあたるような音。
「もしかして……」と思い見てみると……やっぱりありました、どんぐりです。

1つ落ちてはまた1つ、と音がしていたので、今が落下のピークなのでしょうか?
去年までもこの時期に同じ場所を通っているはずなのですが、今年初めて落下の音に気が付いたのも何かの縁かなと思いつつ。
秋を感じる出来事でした。

ちなみに、冒頭で紹介した絵本の「ぽとんぽとん」はどんぐりの音ではありません。
気になった方はぜひ見てみてくださいね。

『ぽとんぽとんはなんのおと』神沢利子/さく 平山英三/え
『どんぐりむらのほんやさん』ほか「どんぐりむら」シリーズ なかやみわ/さく

Go 

2018年10月30日(火)

以前(や)さんも話題にされていましたが、日本では怖い話、というと夏の風物詩ですよねぇ。
恐怖にゾッとして暑さを忘れるため……とも言われますが、いつごろからそんな感じなんでしょう?

調べてみたところ、歌舞伎が夏に「涼み芝居」と称して幽霊が出る恐ろしい演目を上演したから、という学説があるそうです。
演目は、例えば「番町皿屋敷」や「東海道四谷怪談」などでしょうか。
そしてこの「涼み芝居」は、農村で行われていた民俗芸能「盆狂言」を引き継いでいると言われています。
お盆には死者の霊魂が帰ってくるとされており、その中には祖先の霊だけでなく、供養されなくなってしまった無縁仏や、恨みを抱いた怨霊も帰ってくると考えられていました。「盆狂言」はそうした浮かばれない死霊の苦しみと成仏を演じる、鎮魂の芸能なんだそうです。

お盆がある日本の夏は、祖先の霊を迎える季節であり、また怨霊の無念を語る怪談の季節でもあるのですね。
そう考えると、夏に怖い話を特集するのも納得です。
一方世界では、同じく死者のお祭りであるハロウィンが怪談の時期になるそうですよ。

世界はちょうど今がホラーシーズンなんですね……寒い時に怖い話を聞くと、ますます寒くなってしまいそうです。
日本の怪談シーズンが夏で良かったと寒がりのGoは思いました(´・ω・`)

『東海道四谷怪談』鶴屋南北/著 918シ79 
『生贄怪談』真白圭/著 913.6マ(竹書房文庫)
『ホームスイートホラー』坂田靖子ほか/著 K 908ホ

 

2018年10月29日(月)

 写真掲載用に使っているデジカメのSDカードが急に異常を起こして読めなくなってしまいました。

原因は分からないですが、普段からカバンに入れっぱなしでほったらかしにしておいたのが悪かったのでしょうか。知らないうちにホコリが端子部に付着したりだとか。昔ファミコンで、電源を入れてもゲームが起動しない時に、カセットの端子部に向かって強めの息でふーっふーっとしたりしてたら画面が出た事がありました。もしかしたらと思い、ちょっとやってみましたが駄目でした。
 
あのSDカードにはまだ保存していない写真がたくさん入っていたのでちょっと残念です。最近行った名古屋の石碑のない城跡の写真がたくさん入っているので何とか復旧させなければと、何か方法はないかと探している今日この頃です。

 

2018年10月28日(日)

 今を遡ること2週間ほど前、北海道を旅してきました。

 2泊3日の短い旅でしたので、あちこち廻ることは出来なかったのですが、幾つかの目的地を決めてスケジュールを組んで、旅を楽しんできました。目的地のひとつは、札幌市内のモエレ沼公園。モエレ沼公園の基本設計を担当したのはイサム・ノグチ-、津島市出身の詩人・野口米次郎の息子です。

 秋の北海道は気候の変化が目まぐるしく(旅の途中で雨上がりの虹を2度見ました)、モエレ沼公園では雨に降られてしまいましたが、「セイコーマート」でビニール傘を購入して、広い公園をのんびり歩いてきました。青空と芝生を楽しみにしていたので、雨が降り出してがっかりしていたのですが、天候のためかほとんど人を見かけず、とても静かで、なおのこと美しいように思われました。「公園そのものが芸術作品」とは聞いていましたが、実際に目にして、そして自らの足で歩いてみて、ようやくその言葉の意味が分かったように思います。旅に出て良かった、心からそう思いました。

 モエレ沼公園には幾つかの施設がありますが、そのうちの一つ、ガラスのピラミッドは日曜ということもあり、幾つかのイベントが開催されていました。イベントを楽しむ子どもたちの賑やかな声を聞き、「子どもが集まる庭園にしたいね」と語っていたイサムも喜んでいるのだろうな、と思いました。子どもたちの賑やかな声が響く場所から少し離れた静かな3階に「イサム・ノグチギャラリー」があり、じっくりと展示を観てきました。展示では、イサムの言葉が幾つか紹介されていたのですが、「人の役に立つものができたら、芸術家として一番嬉しい」という言葉が印象に残りました。「生まれた時から、僕にはファミリーと呼べるものはなかった」と語っていたイサムの孤独が伝わってくる言葉だなぁ、と思いました。それにしても、札幌には4度も足を運んでいるのに、父の故郷・津島へは一度も来ていないとは!うーん、少し寂しいです。モエレ沼公園とイサム・ノグチについては、私のヘタな説明よりも『イサム・ノグチとモエレ沼公園 建設ドキュメント1988-』を読んで頂くとよく分かりますので、こちらをお読み頂ければと思います。

さて、好きな場所に行くのは旅の楽しみの一つですが、金沢に行った時は鈴木大拙館に行くことをいつも楽しみにしています。私にとって鈴木大拙館はとても居心地が良くて、庭でボーっと時間を過ごす時はいつも無上の幸せを感じます。この鈴木大拙館の設計を担当したのは、建築家の谷口吉生氏。谷口吉生氏の父親は、同じく建築家の谷口吉郎氏。この名前を聞いてピンと来る方もいるかもしれませんが、谷口吉郎氏はイサム・ノグチと共に、慶応義塾大学の萬來舎を共同設計した建築家です。自分にとって大切な場所が、こうして繋がっていることをとても不思議に思います。世界はとても広くて、そして狭いものですね。ちなみに、萬來舎とイサム・ノグチについては『萬來舎 谷口吉郎とイサム・ノグチの協奏詩』に詳しく書かれていますので、興味をお持ちになった方は、こちらの本をご覧頂ければと思います。

 ところで、私は旅に出た時はその土地にちなんだ本を読むのを楽しみにしているのですが、今回の旅では城山三郎さんの『冬の派閥』をずっと読んでいました。この作品は幕末の尾張藩が舞台となっており、主人公は『葵の残葉』と同じく徳川慶勝。30年程前に書かれた作品ですが、『葵の残葉』その後ともいえる明治維新後の尾張藩の北海道開拓移民について詳しく描かれている作品です。奥山先生の講演会前に勉強のために読む予定で文庫本を購入していたのですが、どうしても読む時間が取れずにそのままとなっていました。結果的に、北海道の広大な大地を感じながら作品を読むことが出来て、幸せな読書となりました。ちなみに、とある人には「旅先でも本ですか!?」と驚かれたこともありますが(笑)。

 次週も北海道旅行の続きを書く予定です。次回は、北海道の美味しい食べ物について、そして全くダイブしてくれなかったシロクマについてなどを書きたいと思っています。 

 

2018年10月27日(土)

最近、朝晩の気温差がとても激しく、一日外出する日などは朝家を出る時に何を着て行こうか悩みます。
朝晩は寒いぐらいなのに、日中は少し動くと汗ばむほどの気候なので、温度調節ができるように上着を羽織って出掛けることが多いですが、暑くて脱ぐと荷物になってわずらわしいし・・・。できるだけ軽くて薄くてかさばらない上着を着ていくようにしていますが、その日の気候によってはそれだと寒いこともあったりして、なかなか難しいですね。

私自身は衣替えもまだ本格的にはしていませんが、お店に行くとすでに商品の大半は秋冬ものが並んでいます。
毎年、寒くなってくるとよくお世話になるのが、フリースやヒートテックでお馴染みのユニクロ。
特に冬場はヒートテックを毎日愛用していて、もはやこれがないと冬が越せないレベルでの必需品です。
ユニクロというとベーシックなTシャツやセーター、ジーンズなどが主力商品ですが、ここ数年、有名デザイナーや企業などとのコラボ商品もよく発売されています。
気軽には手が出せないような価格帯のブランドとのコラボ商品がユニクロ価格で購入できることもあって、人気が高いです。
少し前ですと、エルメスのデザイナーで知られるルメール氏とのコラボや、今年はフィンランドのアパレルメーカーであるマリメッコとのコラボがありました。
かなりの人気で、商品によっては実店舗もネットストアでも即完売だったそう。
もともとマリメッコが好きだったので、私も注目していたのですが、一部店舗のみの取り扱いということもあって乗り遅れ、お目当ての商品はゲットできませんでした・・・。
今回は残念でしたが、これからの新たなコラボもまた楽しみです。

ユニクロといえば、かぶる率が高いのも有名(?)
特徴の少ないシンプルなアイテムだとわかりづらいのでいいのですが、デザイン性の高いコラボ商品だと、同じ服を来た人を街で見かけることもけっこうあります。
先日も、その日着ていたコラボ商品のブラウスが、貸し出しに来られた利用者の方と色も形も全く同じだったことがあり、さすがにちょっと気まずかったです(笑)
でも、ユニクロ愛好者の同士という感じがして勝手に親近感もわきました。
かぶるのは避けられませんが、これからもお世話になります、ユニクロさん!
注:決して、ユニクロの回し者ではありません(笑)

『ユニクロ世界一をつかむ経営』月泉 博∥著 日本経済新聞出版社 673.7ツ
『ユニクロ思考術』柳井/正∥監修 新潮社 673.7ユ
『全身ユニクロ!朝、マネするだけ』Hana∥著 ダイヤモンド社 589.2ハ
『ファッション・ブランド・ベスト101』深井/晃子∥編 新書館 589.2フ
『北欧フィンランド巨匠たちのデザイン』パイインターナショナル 757.0ホ

 

2018年10月26日(金)

皆さんは『ノートルダムの鐘』ってご存知ですか?
ミュージカル化してからちょっと知名度は上がったのですが、ディズニーアニメの中では、まだあまり日の目を見ないマイナー作品なので好きな方がいたら(す)とぜひ語りましょう。
すごく、すごく素晴らしい作品なのですよ!
ディズニー作品としては結構シリアスで、オープニングで死人が出ますし、主人公の見た目も所謂イケメンではないですし、王子様など位が高いわけでもないので、子供受けするとは言えないのですが、映像美や音楽の素晴らしさは流石ディズニー・ルネサンス期の作品に入るだけのことはあります。
劇中の曲は、ランドやシーでもよく使われることがあるので、ノートルダムの鐘は知らないけど曲は聴いたことあるよって人もいらっしゃいます。

ディズニーアニメって、所謂ミュージカルアニメじゃないですか。(わかりやすく言うと「急に歌うよ!」系)
ノートルダムの鐘の日本語吹き替え版は、劇団四季に所属している方々が担当しているので、他のディズニーアニメと比べてもミュージカル色が強く、本当に1本のミュージカルを見たあとのような感動があります。
歌声が本当に素晴らしい!!

これは絶対劇団四季でミュージカル化するぞ!と期待していたのですが中々ミュージカル化しない。
な、なんで!?こんなにもピッタリマッチするのに!と思っていたら2016年にやっと劇団四季がノートルダムの鐘を公演。
しかし名古屋には来ない…!!なぜ、なぜなんだ…っ。
と、思っていたらやっと名古屋に来てくれました!い、行きたい…けど。お金が…ぐぬぬ。
あと原作同様ハッピーエンドじゃないらしいので迷っています。
原作は本当に救いが無さ過ぎて…っ
あ、作者は『レ・ミゼラブル』で有名なヴィクトル・ユゴーさんです。気になった方はぜひ!
ただ…、ユゴーさんの作品なだけあって読後感がちょっと独特なのでご注意を。

『ヴィクトル・ユゴー文学館 第5巻』(ヴィクトル・ユゴー∥著) (958.6/ユ/5)
『ノートルダムの鐘 ディズニーアニメ小説版』(ジーナ・インゴリア∥作) (K/933/イ)

 

2018年10月24日(水)

以前図書館だよりでもご紹介した『活版印刷三日月堂』、8月に完結編となる4巻が発売されました。
それを記念して、東京にある印刷博物館でコラボ展示が実施されているというのを知り、先日行ってきました。

展示の情報を知ったのが東京に行く直前で、当日の印刷博物館は20日から開始の企画展準備のため展示室の一部のみ開館となっていました。
それでも、印刷の歴史を紹介したプロローグエリアから見応えがあり、時間の都合で省略したVRシアターの内容も面白そうでしたし、20日から始まるという企画展もとても気になるので、ぜひまた行ってみたいと思います。
そのときには、印刷工房の見学・体験もできたらいいなぁ。

展示の内容が楽しみだったのはもちろん、コラボ展示にちなんでミュージアムショップで販売されていた番外編(実際に活版で印刷し、製本された小冊子)と1巻の表題作「星たちの栞」に登場する星の栞セットも無事購入でき、その風合いに惚れ惚れしています。


↑冊子、栞とも夜空を思わせる紺色ベースにシルバーインクが素敵です☆
 企画展「天文学と印刷」のチラシは8種類あって、並べると1つの大きなポスターになります。

展示内容はどちらかというと大人向けかもしれませんが、印刷工房の見学・体験やプロローグエリアの映像コンテンツ(漢字の成り立ちがよくわかる動画)など、子どもさんでも楽しめるコーナーもありましたよ。
付き合ってもらった友人が一番楽しんでいたのは、組版にちなんだパズルゲーム(活字をイメージした逆さ文字を指定の単語にならべるパズル)で、これは本当に楽しかったです!!
単純にゲームとしても面白く、活字を拾う体験でもあり、大人から子どもまで幅広く楽しめると思います。
機会があればぜひぜひ親子で足を運んでみてください。
20日から始まった企画展「天文学と印刷」・三日月堂コラボ展示とも来年1/20(日)までの開催です。

最後になりますが、先日(き)さんもお伝えした通り、5月より英語で楽しむおはなし会を担当してくださっていた加藤さんが急逝されました。
本当に突然の訃報に、寂しい気持ちでいっぱいです。
心よりお悔やみ申し上げます。

いつも「どのようにしたら、もっとよいおはなし会ができるか」を考えていらっしゃいました。
今月で6回目、ようやく半年を迎えようとしていたところで、まだまだこれからだった英語のおはなし会ですが、残念ながら今月を持ちまして一旦終了とさせていただきたいと思います。
これまでご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

『活版印刷三日月堂』(1~4巻)ほしおさなえ
『大正レトロ・昭和モダン広告ポスターの世界』凸版印刷株式会社印刷博物館/編
『美篶堂とつくるはじめての手製本』(美篶堂さんが小冊子の製本を担当されています)
『本づくりの匠たち』 『紙ものづくりの現場から』(活字鋳造、活版印刷ほかの現場が取材されています)

Go 

2018年10月23日(火)

「前に借りた本をまた借りたいんだけれど……」
カウンターに立っている時、たまにこのようなお尋ねをされることがあります。

図書館では、本の返却をされた際に貸出情報は消去されてしまいますので、残念ながら(?)過去に借りた本の履歴を遡ることができません。そこで私たちは本のタイトルや作者などをお伺いして、目的の本をお探しするのですが……
本のタイトルって意外と覚えていないものです。Goも「あなたが最近借りた本のタイトルを教えて」と言われても、正直なところ正確にお答えできるか自信がありません(;´・ω・)
こんな感じのタイトルだったなー、など少しでも覚えていればいいのですが、タイトル不明、著者不明、こんな内容だったような気がする……というお尋ねですと、大変お待たせしてしまう事にもなりかねません。もちろん全力でお探しはしますけれども!

そこでオススメしたいのが、WebOPACの「マイ本棚」機能です。
WebOPACには本を探したり予約をする他にも、本を登録しておく「マイ本棚」という機能があるのですが、設定を変更すればそこに予約した本や借りた本を自動で登録することができるのです!

設定は「マイ本棚管理」→「ユーザー情報設定」から変更ができます。

事前にログインをしていなかった場合は、「マイ本棚管理」を押した後にログイン画面が表示されますので、ログインしてご利用ください。
WebOPACの初期パスワードは「生年月日を西暦で8桁」、1979年8月20日なら「19790820」となります。
※ログイン後はセキュリティ向上のため、パスワードの変更をしていただきますようお願いします。


この囲みの中の項目にチェックを入れて、画面の下の方にある「登録する」ボタンを押せば変更完了。次回から借りた本や予約した本が自動で「マイ本棚」に登録されます。

他にも、興味のあるジャンルの新着図書をメールでお知らせする「新着案内配信サービス」もありますよ。興味のあるジャンルは「利用者のページ」→「新着テーマ参照」から登録いただけます。
いろいろと便利なWebOPAC、ぜひご利用下さい!

 

2018年10月22日(月)

 CD視聴席後ろのグリーンカーテンが撤去され、秋の心地良い日差しが入り込むようになりました。特に午前中はよく光が入って館内がいつもより明るく感じます。

朝晩は大分寒くなってきましたね。特に夜は足元から冷えてきて、テレビを見ている時でも30分くらいすると寒くてたまらなくなってきます。朝方ですと9時ぐらいまでが寒いです。それ以降は陽も出てきて正午には少し暑さも感じるくらいになります。少しずつ寒さの割合が増えてきている今日この頃といった感じです。

 突発的にシャックリが出たりすることがあります。止まってほしいと思えば思うほどなかなか止まらなく、もどかしいことが良くありますね。何年か前の飲み会で、お酒を飲んだ後シャックリが一向に止まらず、電車に乗っても30分以上出続けて恥ずかしい思いをした事もありした。

大抵の場合は横になったりして気持ちをリラックスさせれば落ち着くのですが、しつこく続いてしまう場合は体力的にもしんどくなってきます。
ネット等で直し方を調べてみると、「指を耳に入れて引っこ抜く」「塩をなめる」といった方法が書いてあり参考にしてみましたが、どれも即効性にかける感じです。よくいう「びっくりすると止まる」と言うのは迷信の様な気がしますね。
薬でも良いのですぐ止まる手段があれば良いなあと思います。

 

2018年10月21日(日)

 今回は、まずお悔やみをお伝えしたいと思います。先日、今年5月から「英語で楽しむおはなし会」を担当して下さっていた、ボランティアの加藤さんが急逝されました。私事ではありますが、ご家族の方から亡くなられたことをお報せ頂いた日は休暇中で、新聞に訃報が掲載された日が3日ぶりに出勤した日でした。

 つい2週間ほど前に、相互貸借で取り寄せた英語の絵本について、カウンターでお話させて頂いたばかりでしたので、突然の訃報にとても驚きました。その日も、いつもと変わらず少女のように微笑んでおられました。「今度のおはなし会、また宜しくお願いします」と、お伝えしたのが最後の会話だったのかと思うと、早すぎるお別れに胸が潰れるような気持ちになりました。

 もっとお話させて頂きたかった、もっともっと多くのことを教えて頂きたかった、と思います。ご家族の方に「英語のおはなし会、いつも楽しんで練習していました」というお言葉を頂き、加藤さんご自身が一番無念だっただろうと気付かされました。改めて、心からお悔やみを申し上げます。そして、本当に有難うございました。

 以下の図書館だよりは、かなり以前から用意してあったものです。前掲の文章とは趣が異なりますが、宜しければご一読下さい。

 先週の「図書館だより」の続きのような話です。10月7日(日)に豊田スタジアムでサッカー観戦をした、という話を書きましたが、この試合のキックオフは午後4時。うーん、微妙に遅い・・・午前中にどこか寄ろうかな、と考えていると、いつもお世話になっている多治見のお店からDMが!しかも500円割引券付き。実は、多治見(JR中央線)→高蔵寺(愛知環状鉄道)→新豊田、の交通アクセスを利用すると、混雑する地下鉄に乗らずに豊田スタジアムまで行くことが出来るのです。というわけで、これまでも何度も書いていますが、また多治見に行ったという話となります。

 この日は夏の名残りを感じさせる暑い日で、かき氷を食べていたら蚊にくわれてしまいました。その後、いつものお店で買い物をしていると、突然、棚から商品がポロリと落ちました。え、ぶつかってないけど・・・、と思っていると、お店の方が「地震じゃない?」。わぁ、確かに揺れてる!この日の地震は、多治見が震源地の長野に割と近かったせいか、いつまでもフワフワ揺れていて気持ち悪かったです。肝心の買物は、秋物が買えて嬉しかったのですが、地震に驚いたためか店員さんと大事な話をするのをうっかり忘れて帰宅してしまいました。「大事な話」とは、そう9月に最終回を迎えたNHK朝ドラ「半分、青い。」の話です。

 多治見を含む東濃地区は「半分、青い。」のロケ地となっており(お店の方の母校でもロケが行われていたそうです)、今回はお店の方と「半分、青い。」について語り合うのを楽しみに伺っていたのです。実は私、密かに「半分、青い。」の秋風先生にドはまりしていまして、『秋風羽織の教え 人生は半分、青い。』という本まで書店で購入してしまったほど。最初は、大ファンのM・J(みうらじゅんさんのことです)に似てるなぁ~、という程度だったのですが・・・、「心を動かされることから逃げるな。そにには、真実がある」、「半端に生きるな。創作物は人が試される。その人がどれだけ痛みと向き合ったか?喜びを喜びとして受け止めたか?」、「創作は…物語を作ることは自身を救う。物語には人を癒すチカラがあるんだ。」等々、秋風先生の言葉にグッときてしまい、放送を毎回録画して楽しく観ていました。お店の方と、「半分、青い。」の深~い話をするのを楽しみにしていたのに、地震に動揺して忘れてしまうとは!・・・余りにも悔しいので、冬が来る前に、もう一度多治見に行こうと考えています。

 

2018年10月20日(土)

おおー!(Go)さんもよくライブを観に行かれるんですね♪
そうなんですよね、ライブがはじまる前の立ちっぱなしの待ち時間が地味にツラい問題。
あれ、どうにかなりませんかね・・・。
私も☆がトレードマークのスニーカーが好きで何足か持っているのですが、ちょっと重いし底が固くて長時間履いていると疲れるので、ライブの時はもっぱら流線形のマークのランニングシューズを履いて参戦しています。
軽くてクッションが効いているので、足の疲れが軽減されて最高です!
靴って大事ですね。

ではでは、「暗闇に浮かぶあのシルエットはもしや・・・!」というところで終わった先週の続きを・・・。

ほどなくしてステージが明るくなったと同時に、幾度となく聴いてきて耳に馴染んだ曲のイントロが流れてきたのです!
「ぎゃーーーーー!K●●TAさん!杏●さんーーー!」
そうです!なんと私の観たかった御二人がトップバッターではありませんか!!
ライブの神様、ありがとうございます!これでなんとかトイレ問題はクリアできそうです!
まさかのトップバッターでの登場で気持ちに余裕ができ、その後はライブに集中して楽しめました。
というよりも、長年のファンである憧れの御二人を目の前にして大興奮だったので、トイレ問題は頭からふっとんでいたようです。
多くても5曲ぐらいかな・・・と予想していたのに、10曲も演奏してくれたのも嬉しかったですが、あの曲をやってくれたんですよ、いつか生で聴いてみたいと願い続けてきた大好きなあの曲を・・・(感涙)!!!
メロディも詩も好きなのですが、サビのハモりがとてもかっこよくて美しく、切ない曲の雰囲気にぴたりと合っていて素敵なのです。
この曲は30年?ぶりぐらいにライブで歌うとのことで、オリジナル曲の中でもかなりキーが高い曲なので少し心配もあったのですが、声量も全く問題なく、高音ものびやかに気持ちよく出ていて、年齢を重ねられているのにやっぱりプロの方ってすごいなあと思いました。
そして、本格的に歌うことから離れていた時期が長かったはずなので、今回のライブに向けてボイストレ-ニングなど努力されたのではないかなあ・・・とか勝手に推測して、うるうる・・・。
何より、昔と変わらない御二人の生の歌声で大好きな曲が聴けたことに胸がいっぱいで、号泣でした。
御二人の息もぴったり合い、サビでのハモりは鳥肌が立つほど。
本当に素晴らしかったです!
しかし、しかしですよ・・・演奏に・・・弱冠の違和感を感じる・・・。
バックバンドも第一線で活躍されているプロの方たちなので、もちろん演奏はとても上手なのです。
でも、オリジナルメンバーではないので、演奏のクセがやっぱり違うのですよね。
ここのギターはもっとうねる感じ・・・とか、ベースはもっと跳ねる感じ・・・とか、ドラムはもっと力強く・・・とか、どうしても馴染んだ音を耳が求めてしまうようです。
当たり前のことですが、メンバー全員が揃って初めて、そのバンド特有の世界観が産み出されているんだなあと改めて感じました。
いつかオリジナルメンバー5人での「あの曲」が聴けたら、こんなに嬉しいことはありません。

『ヴォイストレーニングがわかる!Q&A100』福島 英∥著 音楽之友社 767.1フ
『知ってるようで知らないギターおもしろ雑学事典』湯浅 ジョウイチ∥著 ヤマハミュージックメディア 763.5ユ
『バンドはじめようよ!ロック・ベース』自由現代社 763.5ハ
『厳選!ドラムのコツ100』岩井 禎彦∥著 自由現代社 763.7イ

 

2018年10月19日(金)

だいぶ前ですが、ちょうど児童室で返却された本を棚に戻そうとふと手元を見たら『アンパンマン大図鑑』なるものが返却されました。
「そういえば(す)もこんな本を持っていたなあ、懐かしい」としみじみ。

小さい頃、眠るときの枕がアンパンマンとその仲間たちが描いてあるものを愛用していて、いつも母が指差ししながら「これは?」と聞いてきたキャラクターの名前を「あんぱんまん!」「かえーぱんまん!」(※カレーパンマン)「じやー?むおじさん!」(※ジャムおじさん)と元気に答えていたようです。(眠る前に目をぱっちりさせて元気に答えるのもどうなんだ)
しかし、なぜか食パンマンだけ「しょくぱん!」と唯一製品名で呼んでいました。なぜ?
そしてしょくぱん呼びは終ぞ変わらなかったようです。哀れなり食パンマン…。

書いていて気付いたのですが、アンパンマンって小さい子でもちゃんと発音できるお名前なのですね。
「アン」「パン」「マン」で区切って短く発音できるからでしょうか??
ここまで考えてのネーミングだとしたら凄いですね!(実際はわかりませんが)

と、話が脱線してしまいました!戻して戻して…。
そうそう、そしてその本をペラペラと流し見していたのですよ。
すると気になるアンパンマンが目にアンパンチしてきました。名前は…“アップルパイアンパンマン”
「(アップルパイなのかアンパンなのか)どっちやねん!」と思わずツッコミ。

アンパンマンの顔が完全にアップルパイになっている…
あり?ありなのかこれは?カッパアンパンマンとかもうただの妖怪じゃない?大丈夫?
他にも、ハワイで日焼けした?と聞きたくなるほどガングロな“アンドーナツマン”
これってただのどら焼きじゃない?と疑問に思う“ホットケーキアンパンマン”
ジャムおじさんがついに生地にこだわり始めたらしい“そうめんパンマン”などなど
派生アンパンマン多過ぎー!((((;゚Д゚))))い、いつの間にこんなに増えたのですか!

他にも春巻きアンパンマンやらおつきみアンパンマンやら栗キントンに至ってはもう餡子が入っていない。
だめだ、も、もう覚えきれない…。気になる方は是非調べてみてください!

『アンパンマン大図鑑プラス〔1〕』(やなせ たかし∥原作) (K/778/ヤ/1)
『アンパンマン大図鑑プラス〔2〕』(やなせ たかし∥原作) (K/778/ヤ/2)

 

2018年10月18日(木)

ホラーといえば夏の風物詩と考える人もいるかもしれませんが、私にとっては1年中楽しめるコンテンツです。どうも、こんにちは。
最近『事故物件怪談 恐い間取り』(松原タニシ/著 ※未所蔵)を読みました。これは“事故物件住みます芸人”である著者が実際事故物件に住んで体験したことと、他人から事故物件に住んだ時の体験などを聞いてまとめたものです。
それで、この本なんですが、めちゃくちゃ怖いです。夜に読んでいたら「このままじゃ眠れなくなるゾ……!」と思ったぐらい怖い。ノンフィクションなので特にハッキリとしたオチはありませんが、それがリアリティを持たせてすごく怖い。事故物件の中の様子を撮影した写真も載っているので、余計に怖さを煽ります。それと心霊写真も普通に載っています。何の前触れもなくいきなり写真が出てくるので、思わず「ヒエッ……」ってなったものもあります。
事故物件に住んだ時の話以外にも、“いわくつきの土地”の話も載っています。そこが心霊スポットだったり、心霊スポットではないけれど、霊が目撃される場所だったり。しかもわざわざ著者(とその後輩)がそういう場所へ行くんですよ。それでその時の様子が書いてあるのですが、私なんてビビりですから、よく行けるな~と感心します。ホラーやオカルト、心霊は好きですけど、そういう場所に行こうとか、怪しい術みたいなものを実行しようという気にはなりません。心霊体験などを聞いて、「キャー。怖~い!」と楽しむぐらいでいいんです……。

そういえば、1978年に第1作が公開された映画『ハロウィン』の続編が、10月19日にアメリカで公開されるそうですね。第1作品より40年後が舞台だそうで、マイケルvsローリーがまた見られます。
日本での公開はまだ決まっていなかったと思うので、ハロウィンまでには日本でも公開されることを願います。

『3分後にゾッとする話』
『妖怪一家のハロウィン』
『本当に怖い映画100本』

 

2018年10月17日(水)

先月、愛西市の観光船に乗ったという話を書きましたが、少しだけ後記を。

閘門の説明で「日本のパナマ運河」という言葉を聞いたとき、「別の場所でも最近そんな単語を聞いたな……」と思ったのです。
どこだったかなぁ…と考えて思い出したのが、某所で見た〈クルーズ名古屋〉の宣伝でした。
「ささしま~ガーデンふ頭間でパナマ運河体験」との宣伝文句に「名駅のすぐ近くで、名古屋都心ど真ん中という感じの、あの笹島に船乗り場!?」と衝撃を受け調べてみると、確かにあのささしまから船が出ていました。
(ささしま~ガーデンふ頭間には、中川運河という川が流れているそうです)

先月ららぽーとがオープンしたみなとアクルスにも船着き場ができたそうです。
地下鉄で行くより多少のお時間とお値段がかかりますが、一度くらいは普段とは違う景色が眺められるクルーズ名古屋で港方面まで行ってみたいな~と思いました。

『名古屋港と三大運河』
『船頭平閘門改築記念誌』

Go 

2018年10月16日(火)

(い)さんのライブハウス立ち見スタイル問題(?)に「あぁ~わかる~~!!」となったGoです。

Goもよくライブを観に行きます。
バスだ電車だ旅行だと言っている場合のほとんどがライブを観に行くための遠征で、その観に行くライブの99%がスタンディング……つまり(い)さんの書かれていた立ち見スタイルにあたります。
なので入場後開演前のトイレに行きたい問題、すごくわかります……!

良いんです。スタンディング自体は大好きです。
己の熱意と体力(と運)さえあればどこへでも行ける、まさに参戦と言うに相応しいあのスタイルは、低身長であるGoには大変ありがたいものです。固定席だと前の人の身長で視界の全てが決まるのでね……(;´・ω・)
立ちっぱなしなのも飛び跳ね駆けまわり押し合いへし合いの運動会のようなライブにばかり行っているので、最中は全然苦にならないのです。

が、それは始まってしまえばの話です。
入場から開演までの待ち時間が、毎度ながら地味につらい……
スタンディングの宿命ですが、トイレに行きたくても下手に動けないし、動かずに立っているのがつらい……だいたい30分から1時間くらいですが、つらい……
動いているより静止している方が足が痛いんですよね。通い始めたばかりの頃は平気だったのに、体力の衰えを感じます……

あとスタンディングは靴が大事!ということを近頃ひしひしと実感しております。
クッション性の高い靴を履いていると終演後の足の痛さが全然違いますね!
普段は☆がトレードマークのスニーカーを履いているのですが、これが結構靴底が硬めで……終わるころには踵が痛くなることがしょっちゅうでした。
そこで友人に薦められたランニングシューズに変えてみたら、フロアが完全コンクリートの硬い場所でも大丈夫!すごい!靴凄い!

「自分と地面の間にあるものには金をかけろ」というのは本当なんですねぇ……
これはアメリカの格言で、「自分と地面の間にあるもの」は靴、ベッド、車のタイヤだそうですよ。

『元気な足のつくり方』渡辺英一/著 498.3ワ
『足と靴の科学』アシックススポーツ工学研究所/編著 589.2ア
『スポーツシューズの本』ミズノスポーツシューズ研究会/著 589ミ

 

2018年10月15日(月)

 前回の〝ユーチューバー〟と同じく今年に入ってよく聞くワードで〝eスポーツ〟というのがあります。
〝eスポーツ〟は「エレクトロニック・スポーツ」の略で、ゲームセンターの人気ゲームやテレビゲームといった電子ゲームで競技することを指すそうです。

近年は企業がスポンサーについて資金面をバックアップしたり、プレイヤー育成のための専門学校まで登場したりと、かなり本格的になってきています。大会で優勝すれば高額な賞金が出ることもあり、海外ではかなり白熱した大会を数年前から開催しているそうです。

私の時代から考えると、ゲームにプロがいて、そこからお金を稼いだり、世界と挑む大きな大会が開催されるなんてちょっと想像がつかなかったですね。ゲームでプロといったら、子どもの頃よくテレビに出ていた16連射の高橋名人ぐらいしか思いつきません。その頃よくあった近所のゲーム屋主催の点数を競う大会とはわけが違うようです。

そのうちユーチューバーと同様に、子どものなりたい職業にランクインしそうな気がしますね。

 

2018年10月14日(日)

 秋、真っ盛りですね。というわけで、「芸術の秋」と「スポーツの秋」にちなんだ話を一つずつ書いてみようと思います。

 まずは「芸術の秋」について。10月8日、名古屋ボストン美術館が閉館しました。「閉館」という結論に至ったことについて思うことは多々ありますが、やはりきちんとお別れを言いに行くべきだと思い、「ハピネス~明日の幸せを求めて~」を観に行ってきました。閉館が近いこともあり、平日だったにも関わらず館内はなかなかの混雑。たくさんの「幸せ」が展示されていましたが、大きく宣伝されていた曽我蕭白の作品が一番心に残りました。

 美術館が好きです。観ている人が同じものを観ているのに、それぞれが別のことを思っている―、そんな空間にいると居心地良く思います。アートを愛する一人として、30分程電車に乗れば到着する身近な美術館が閉館してしまうのは、とても残念に思います。

 続いて「スポーツの秋」について。先週の日曜10月7日、豊田スタジアムまで名古屋グランパスの応援に出掛けてきました。結果はご存知の通り1-2の負け。肌のシミを気にしつつ、西日に照らされながら一生懸命応援した身としては悲しいかぎりです。この敗戦で順位も16位と転落してしまい、またしてもJ2降格圏へ。「多くは望まない、頼むからJ1に残留してくれ」と願うばかりです。

 さて、サッカー好きの私はこれまでサッカーについては「読むもの」ではなく「観るもの」というポリシーを貫いてきました。選手や監督の自伝はよく読みますが、小説や戦術についての本となると「いやいや、読むヒマあったら1試合でも多く観るべきでしょう」という考えでした。

しかし、今年出版された津村記久子さんの小説『ディス・イズ・ザ・デイ』には驚かされました。素晴らしかったです。架空のサッカー下部リーグのサポーター達が描かれているのですが、サッカーがある日常を心から楽しんでいることが伝わり、グッときました。贔屓のサッカーチームを応援し続けることは、まるで人生みたいだと思います。「自分ではない誰か」を応援すること、そして支えることは、ある意味で人を救っているのではないかと思います。

 ここのところ、先週の意気込みはどこへやら?・・・つまり、スランプに陥っているようです。いつまでも、やれるようになった事だけをやっていても進歩はありませんし、他人のせいにも出来ません。私は逃げることは嫌いなので、ひたすら向き合うことで前に進みたいと思います。

 

2018年10月13日(土)

(す)さんも親知らずで壮絶な経験をされていたんですね!
抜歯がすんなりいっても、術後も気が抜けませんね・・・。
でも、術後の経過は良好のようなので励みになりました。
まだ具体的な日にちは決まっていませんが、前向きに臨みたいと思います!

先日、久しぶりに川崎までライブ遠征してきました。
今回おじゃましたライブハウスの創立30周年を記念したライブイベントで、大好きなバンドのボーカル御二人が同じステージで歌うということを知り、喜び勇んで参戦してきました。
ライブ開催の数日前に、20~30年ぶりに歌う曲を演奏する・・・と公式SNSでお知らせがあり、ファンの間で「・・・ということは、あの曲か、あの曲だよね・・・?!」とにわかに騒然となっていました。
その予想される曲の中には、いつか生で聴きたい!と長年待ち望んできた想い入れのある曲が入っていたので、いつも以上にドキドキしながらライブ当日を迎えました。
指定席が外れて立ち見だったので、少しでもいい場所で見たくて開場時間前に整理番号順に並んでスタンバイ。
無事、立ち見ゾーンから三列目の真ん中あたりをキープ!
前に障害物もなく、ステージを見渡せる見やすい場所をゲットできました。
しかし、まだ開演までは1時間あるのです。
それまで立ちっぱなしで待たねばなりません。
後ろからどんどん人が入ってきて、会場はあっという間にギュウギュウに。
今、この場から離れたら、もう同じ場所に戻って来られる保証はありません。
・・・・・・トイレ、行きたい・・・・・・。
そう、この立ち見スタイル、トイレが近い者にとっては拷問(大げさ)のようなシステムなのです(泣)
場所をキープしたければ、ライブ本番を含めるとトータル3~4時間ほどはトイレに行けない・・・。
おそらく、トイレに行けない、という状況がプレッシャーとなって余計トイレに行きたい気持ちに拍車をかけてしまうんでしょうね・・・。
もちろん、開場前にトイレは済ませていますが、熱中症になりそうなほどの暑い日だったので水分をたくさん摂ってしまったんですよ・・・。
この日は、何組かのゲストが出演するため、自分が観たい御二人が何組目に出演されるかもわからない状態。
トイレに行くべきかその場に留まるべきか葛藤しましたが、できるだけ早い出番であることを祈り、このまま待つか・・・と覚悟を決めてからの時間が過ぎるのがまあ遅いこと!
数分おきに時計を眺めてしまう始末でした。
そして、暗がりの中ようやく楽器のセッティングが始まり、一組目の出演者の方々がステージに登場された模様。
うしろを向いているのでまだお顔は見えませんが、暗闇に浮かぶあのシルエットはもしや・・・!

・・・と、書いていたら長くなってしまいましたので、続きはまた次回に書きたいと思います。
無駄に引っ張ってしまってすみません! (い)

『るるぶ横浜鎌倉』JTBパブリッシング 291.3ル