図書館だより

 

2020年07月15日(水)

先週より、新聞・雑誌(最新号)の閲覧を再開しました。
(新聞・雑誌閲覧用のお席の利用は、通常より数を減らして再開しています)
詳細はこちらをご覧ください。

7月に入ってから学校帰りの学生さんが来られるようになりましたが、まだ2階学習室は利用制限中……
階段前に張られたロープを見て「やってな~い」と帰っていく姿を数組見ました。
学習室再開のお知らせまで、今しばらくお待ちください。
 
 
ところで先月(正確には5月末ごろ)、これまで長らくブログやツイッターなど、オンライン上でご自身での発信をされてこなかった有栖川さんが、とうとうツイッターデビューされました!
個人ではなく、塾長を務める創作塾のアカウント(スタッフの方と共同)で、新作に関するお知らせや塾出身作家さんの作品を紹介したりといったアカウントになるそうです。
デビュー以降ちょこちょこ投稿してくださって、とっても嬉しい限り^^
これからも楽しみにしています♪

『会社のSNS担当になったらはじめに読む本』
『Zoomはじめました』

『濱地健三郎の幽(かくれ)たる事件簿』(当館所蔵では最新刊)
『インド倶楽部の謎』(近いうちに文庫版が出るという国名シリーズ長編)
有栖川有栖/著

 

2020年07月13日(火)

今日は「オカルトの日」だそうです。
1974(昭和49)年7月13日が、オカルトブームの先駆けとなった映画『エクソシスト』の日本初公開日で、7月13日を記念日としました。

私は『エクソシスト』見たことないんですよ……。名前だけ知っているくらいです。まずオカルトとホラーの違いが分からない……。どちらも怖いじゃん‼‼‼な人なので見ていないです。見たら見たで後悔するんです。見なきゃよかったと。

当館『エクソシスト』の小説を所蔵しているようなので読んでみたい方は是非。

『エクソシスト』
『オカルト伝説 人を魅了する世界の不思議な話』
『日本のオカルト150年史』

 

2020年07月13日(月)

 雨の日の合間に晴れ間があると湿度がものすごく上がり、とても蒸し暑いです。そんな日は道路でミミズや亀がどこかへ移動しようとしているのをよく見ます。この前は蛇に遭遇しました。いつも思うのは何故あんな車にひかれそうな道の真ん中に出てくるのか、不思議です。

家では最近よくアリを見るようになりました。この前はパソコンのキーボードの隙間から出入りしてちょっと驚きました。なぜこんな所からと疑問でしたが、先月何か食べながらパソコンに向かっていたのが原因だったかもしれません。そんな微々たる食べかすをも狙って、縄張りにするアリは地味に恐ろしいです。電気屋で買ってきたエアダスターを使ってキーボードに吹きつけみると、2匹くらい出てきてちょっとうんざりしてしまいました。一度、掃除機で吸ってみようと思います

 

2020年07月12日(日)

 少し前のことになります。3週間前の「図書館だより」に書いた、入荷まで3ヶ月待ちと伝えられたプリンターが届いたという留守電が入っていました。「3ヶ月待ち」は多めに見積もっての時間だったようです。

 早速、家電量販店にプリンターを取りに行きました。店員さんが車までお運びします、と爽やかに声を掛けてくれたのですが、ふと見るとレジは長蛇の列。会計を待つ人達の視線が気になるので、「いや、結構です」と店員さんの申し出を断り、自らプリンターを担いで車へ運びました。このタイプの家電は、段ボール箱がかさばるものの、実はそれほど重くないですしね。プリンターを担いだままで後部ドアを開けるのはちょっと大変でしたが・・・。

 家に帰って、まずは11年間頑張ってくれたプリンターを処分することにしました。机に置いてあるプリンターを動かすと、11年モノの埃が蓄積されています。うーん、11年間触っていない場所だから埃も層になっていてキレイ・・・といったノスタルジーに浸ることは特になく、テキパキと掃除して新しいプリンターを設置しました。同じメーカー、同じ価格帯(最も安い価格帯)の機種だったためか、気持ち良いくらいにジャストサイズ!置き場所のスペースを測らずに購入したのですが、結果オーライだったようです。

 さて、セットアップです。そもそも、私はこういったモノは使えれば十分、というタイプなので、購入した後に取扱説明書を読みはじめてから(これはきちんと読みます)、その機能、ポテンシャルに驚かされることがしょっちゅう。今回も、Wi-Fiに繋がることはうっすらと知っていたのですが、スマホからそのまま画像などを印刷できる機能が付いていて驚きました。最も安い価格帯なのに!・・・え、常識??いやー、先代プリンターは2009年製造。つまり、iPhone日本上陸のわずか1年後に製造されたものです。そりゃ、進歩していますよねぇ。ただし、私は写真撮影がめちゃめちゃ下手。スマホカメラであろうが、(使ったことはないけど)一眼レフだろうが、良い写真は全く撮れないので、この機能はあまり使わないだろうなぁ・・・と思いつつも、新しいプリンターには順調に慣れつつあります。やはり新しいモノは便利ですね。願わくは、新しいプリンターも11年間、元気で頑張ってくれますように。

 と、ここまでは少し前の出来事。先週は「数十年に一度の大雨」という言葉が毎日のようにニュースで伝えられた一週間でした。九州全域、さらには岐阜県と広い範囲にわたる甚大な被害に言葉もありません。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまにお見舞い申し上げます。最後に、この豪雨で大きな被害を受けた、熊本県人吉市出身のあの方が書かれた心温まる小説をご紹介します。

『ふたたび蝉の声』内村光良/著

 

2020年07月11日(土)

スマホが絶不調です。
数日前から、スマホ本体がものすごく熱くなり、突然、電源が落ちるという現象が繰り返されていまして・・・。
写真のデータもすべて削除されてしまい、ショックを受けていたのですが、自動的にデータ復元が実行されてはまた削除され・・・を繰り返し、扇風機をスマホに当てて熱を冷ましながら、アプリを削除したりしてデータを減らしてみたところ、二日ほどかかってなんとか写真のデータがすべて復元されました。
とにかく写真の量が多いので、まずは同じような写真を数百枚ほど削除してみたら、スマホが異常な熱を持つことがなくなり、今はまた普通に使えるようになって、ひとまずほっとしています。
しかし、この先写真が増えたらまた同じことが起きてしまうので、早いうちに対策を考えねば。
スマホを機種変するが一番いいのですが、バックアップを取るパソコンも絶不調でして・・・。
まずは、パソコンを買い替えないといけないのかも。
特別定額給付金にはまだ手をつけていませんが、ここが使い時かもしれません。
スマホは、災害時にも重要なツールとなりますので、いつでも正常に使えるようにしておかなければいけませんね。
連日の大雨により、各地で大きな被害が出ています。
亡くなられた方へお悔やみ申し上げるとともに、被災された方にお見舞い申し上げます。
これ以上、被害が広がらないことを祈ります。

『スマホの「困った!」がまるごとわかる本』晋遊舎 694.6ス
『スマホ使いこなしてる?』こいし ゆうか∥著 694.6コ
『できる大人の手習い帖スマホ知りたいこと100選』インプレス 694.6テ

 

2020年07月10日(金)

建築を学びたいです。あとセンスがほしいです。

某スローライフゲームで島の開拓をしているのですが、住宅街やら果樹園やら商店街やらを細々と作っていると……なんだかしっくり来ない。
まだ所持している家具が少ないというのもありますが、なんだろう。センスがない。
都会的な部分がありつつ自然が溢れる島、みたいな感じにしたかったのに、タイルでがっちがちに整備されている…。
一つのズレも許さないキッチリシンメトリーな住宅街…。不自然過ぎる。人の手が加えられ過ぎている。
しかし、(す)の性格的にアシンメトリーは難しい。
「ここにこの施設を配置していいのだろうか?」「道の幅がもっとほしい」と願望だけは多く積もっていきます。
建築を学んでいたらもっとうまく出来たのではないかなあ…と崖を作っては壊し、川を作っては埋め立てを繰り返しています。

父が元設計士なので私にもその才能の血が流れているはず!!…なのですがねえ。
とりあえず520あたりの本でも読んでみようかな。

『絵でわかる建物の歴史』(エクスナレッジ) (児童/新着)
『絵で見てわかる伝統建築の図鑑』(斉藤 武行∥著) (一般/新着)

 

2020年07月09日(木)

【図書館からのお知らせ】
本日から館内での新聞・雑誌(最新号も含む)の閲覧を再開しました。
詳細はこちらをご覧ください。

良い機会だったので、エアコンを買い替えました。
エアコンの設置工事が終わり、新しいエアコンになったのですが、風向きを細かく変えられるだけで感動すら覚えます。
今まではどう設定しても風が直接当たる残念極まりない環境だったのです。
おかげで風よけのためのパーテーションはもう要らなさそうです。いや、しばらくとっておきますけど。
ああ、でも、一つだけ不満があります。
寝るときは部屋を真っ暗にしないと寝られない神経質な私は、今のエアコンのランプが明るいことがすごく嫌です。
調べてみるとLED減光シールというものや、黒いマスキングテープを貼って明かりを和らげる人もいるみたいなので参考にします。
エアコンもわが家の空気清浄機みたいに部屋が暗くなれば自動で消灯してくれればいいのに…。

『青色LED開発の軌跡』
『LEDのひみつ』

 

2020年07月08日(水)

明日9日から、先日掲載されたお知らせの通り、新聞・雑誌(最新号)の閲覧を再開いたします。
あわせて新聞・雑誌閲覧用のお席の利用も再開します(通常より数を減らしてのご案内です)。
詳細はこちらをご覧ください。

今朝はこの辺りでもすごい雨でしたね。
次第に晴れてはきましたが、川の氾濫など大きな被害が出ているところもあります。
浸水した家の片付けは、想像以上の大変さだと思います。
被害に遭われた方へお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

 

2020年07月07日(火)

本日7月7日は七夕ですね。

そして、ドリカムの日でもあります。DREAMS COME TRUEの楽曲『7月7日、晴れ』、ベストアルバム発売日、事務所設立日など、7月7日に縁があることにちなんで、日本記念日協会が記念日に認定したそうです。

今年は催涙雨……。なかなか七夕の日に晴れているイメージがないんですよね……。

『七夕の雨闇』
『時を壊した彼女 7月7日は7度ある』
『THE SOUL FOR THE PEOPLE』

 

2020年07月06日(月)

 連日雨ばっかりで通勤時に雨合羽は欠かせません。小雨だからと安心して上だけ着て出掛けると、数分後にはどしゃ降りで下がびしょ濡れなんてこともあります。出発時の装備の判断が最近の迷いどころです。

図書館の展示は正面玄関だけでなく奥にも展示コーナーがあります。現在奥で展示している「文字と活字」の展示ですが、活版印刷の道具が写真と合わせて紹介してあります。その中の活字棚と文選箱は、原稿に沿った活字をおこすために文字を選んで箱に詰める工程で使われる道具で、今ではちょっと珍しい代物です。
『銀河鉄道の夜』でジョバンニがこれを使って仕事をしていた場面が有名ですね。この作品からこの仕事について初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。
展示してある活字棚は想像しているよりも小さな棚で、その中から一つ一つ活字を抜いて箱に入れて文章にするのだと考えると、本当に当時は神経を使う細かい作業だったんだろうなと思います。

 

2020年07月05日(日)

 
 先週の「図書館だより」のつづき、みたいな話です。

 岐阜県海津市の「月見の森」へ行く時は、愛知県愛西市と岐阜県海津市の木曽・長良川に架かる東海大橋を渡ります。この東海大橋、もう知らない方も多いかと思いますが(私もまったく記憶にはありません)、かつては有料道路だったそうです。

 母の記憶では、通行料金は150円(正確には普通車は250円、小型車が150円)。なぜ、母がこの金額を鮮明に記憶しているのかというと、50円玉を用意しておくのをよく忘れてしまい、父にいつも怒られたから、だとか。うぅ、何だか昭和なエピソード。念のため、20年以上も前に亡くなった父の名誉のために付け加えると、父は料金所の人にお釣りを出してもらうのは手間が掛かってしまし申し訳ないので、お釣りが出ないように予め料金を用意しておくべきだ、という考え方だっただけで、キレやすい人だったわけではありません。むしろ、今考えれば温厚というよりも家族には甘過ぎるくらいの人でした。

 ちなみにWikipediaによると、東海大橋は1969(昭和44)年に完成し、1987(昭和62)年9月に無料化。つまり、18年間ほどは有料道路だったようです。しかし、しょっちゅう渡る橋に毎回150円払うのは、当時なかなかの出費だったのでは?・・・と思います。

 先日も橋を渡りながら、「じゃあ、いつもこの辺で150円取られてたの?」と母に聞くと、料金所の場所は全く記憶にない・・・と言いつつ、「前からずっと思っていたけど、その“取られた”ってのは、この辺の言い方だよ。」と言われました。おぉ、言われてみれば・・・そうなのか???確かに、海部・津島ネイティブの方は、よく「☓☓円取られた」って言い方をするような気がします。石川県出身の母によると、“払った”もしくは“掛かった”が正しい言い方。そもそも対価としてお金を払っているのだから、その言い方はヘン、とのこと。うーん、どなたか方言に詳しい方、この辺りの事情ご存知ないでしょうかね??

 さて、ふと気づけば7月です。波乱の2020年もあっという間に半年が経ってしまいました。ついに昨日、サッカーJ1も再開しましたね。実際にスタジアムへ足を運ぶまでは、まだまだ時間がかかりそうですが、日本でも「サッカーのある日常」が再び動きはじめました。個人的には嬉しさよりも、圧倒的に不安が勝る再スタートです。過密日程となるので、選手は大変だろうなぁとも思いますし・・・。そして、(この「図書館だより」を書いている現時点では実はまだ分かっていないのですが)ヤット、大記録達成おめでとう!これからも、そのプレーで私たちを楽しませてね!!

『世界の橋の秘密ヒストリア』ジュディス・デュプレ/著
『精撰尾張弁辞典』伊藤義文/著
『観察眼』遠藤保仁/著・今野泰幸/著

 

2020年07月04日(土)

ステイホーム中の5月に、六花亭のお菓子を通販で取り寄せました。
クール便の送料込み3000円というお値段で、普段の通販よりお安く提供されていてありがたい限りです。
六花亭と聞くと思い浮かべる人も多いと思われる、白地に描かれた花柄の箱に入って届き、中を開けるといろいろな種類のお菓子が2段重ねで詰まっていて、眺めているだけでもワクワクします♪
まずは、賞味期限が早い大好きなバターサンドからいただきました。
うーん、やっぱりおいしい!
今まで食べたことのないお菓子もたくさん入っていて、少しずつ大切に食べているのですが、ちょっと凝ったお菓子も多く、新たな驚きがあって楽しいし、何より本当においしくて食べるたびに感動しています。
どこか懐かしさを思わせるイラストや書体が描かれた個包装のデザインや、お菓子の渋めなネーミングにも心惹かれます。
賞味期限が7月末までのお菓子も入っていたので、もうしばらく楽しみたいと思います。
今の状況が落ち着いたら、また北海道のお店にもおじゃましたいです。

『通販のしくみ』中村 あつ子∥著 日本実業出版社 673.3ナ
『「通販」だけがなぜ伸びる』鈴木 隆祐∥著 光文社 673.3ス

 

2020年07月03日(金)

今月に入って贔屓にしていた洋服店、2店が新型コロナウイルスの影響を受けて閉店になってしまいました。

地元から一番近い店舗は四日市や小牧になるとか。
いや遠い遠い!自転車と電車(もしかしたらバスも)使ってそこまで行くのはちょっとなあ。

こればかりは仕方ないですね。田舎の店舗から切られる運命ですから…。
むしろ今までこんな田舎によく居てくれました。ありがとう…。

最後のお買い物の時に、今までのお礼も兼ねてちょっと奮発してしまおうかな。

『おしゃれの魔法18人の物語』(石田 純子∥監修) (新着)
『クリーニングのプロが教える家庭でできる洋服の洗い方とお手入れ』(古田 武∥著) (コーナー7)
『毎朝、服に迷わない』(山本 あきこ∥著) (589.2/ヤ)

 

2020年07月01日(水)

今日から7月、先日掲載されたお知らせの通り、本日より未所蔵リクエスト、コピー機の利用、インターネット閲覧席の利用を再開いたします。
詳細はこちらをご覧ください。
またお待ちの方も多いその他のサービスについても、段階的に再開・告知をしていく予定ですので続報をお待ちください。

さて、今回は先週お知らせした通りご自宅でご利用いただける図書館サービスの1つ、【おうちで楽しむ津島市立図書館】と称して、図書館ホームページやWebOPAC(図書館のオンライン蔵書検索システム)でご覧いただける図書館資料についてご紹介したいと思います。
(こちらは長期休館中にTwitterではお知らせしていたのですが、図書館だよりでも改めてご紹介したいと思います)

【おうちで楽しむ津島市立図書館】
当館では、図書館HPとWebOPAC(PC版)で一部の地域資料(図版)を公開しています。
WebOPAC(PC版)では、図書館資料として登録されている版画資料や絵葉書の画像を見ることができます。テーマ別検索→特殊郷土コレクションから一覧で見られます。
図版見方1
図版見方2
(↑画像をクリックすると、大きく表示できます。以下同じ)

スマホ版は非対応のため、図書館HPをPC表示に切り替えてから資料検索へ飛んでください。
(PC表示への切り替えは、ブラウザがGoogle Chromeの場合、メニューに「PC版サイト」という項目があるはずなので、そちらへチェックを入れてください)

また、図書館HPではWebOPACで見られる版画資料の一部のほか、古写真(主に『歴史写真集 津島』全3巻に収録されているもの)や地元商店のマッチラベル画像等が見られます。
版画スクショ

古写真スクショ

手順はこちら↓(ページ下部にある〈地域資料〉メニューからも各項目へ行けます)
図版見方3

また、当館以外のデジタルコレクションにはこんなものも
愛知県図書館デジタルアーカイブ
 愛知県図書館が纏めている、自館および県内図書館のデジタルアーカイブへのリンク集
国立国会図書館デジタルコレクション
歴史的音源(れきおん)
 国会図書館が作成しているデジタルコレクション。ご自宅では、どちらも公開範囲が「インターネット公開」となっているものがご利用いただけます。
 (「れきおん」の配信提供には現在参加していないため、来館しての館内限定音源ご利用はできません。ご了承ください)
電子展示会
 こちらも国会図書館作成。いろいろなテーマがあるので、興味があるものが見つかるかも。

 

2020年06月30日(火)

本日6月30日から、他の車の通行を妨害する危険な「あおり運転」について、最高で5年以下の懲役を科すなど罰則を強化した改正道路交通法が施行されます。
改正道路交通法では、これまで法的に定義されていなかったあおり運転について「妨害運転」と規定し、幅寄せや急ブレーキ、執ようなクラクションなどで危険を生じさせると取締りの対象となります。
罰則は最高で5年以下の懲役または100万円以下の罰金で、さらに、行政処分による免許取り消しの対象になり、一定の期間は再取得できなくなります。

……とのことです。安全運転第一!!!

始まったものがあれば終わるものも……。
本日でキャッシュレスの還元サービスは終了……。
扇風機を買いましたが、私(現金派)は、このサービス利用できなかったな……。

 

2020年06月29日(月)

 先日コンビニの会計時に店員さんが何やら袋の中に紙切れを一枚入れていました。後で見てみると〝6月でレジ袋の無料配布は終了しますのでマイバックをお願いします〟というお知らせの紙でした。最近のマイバッグはポケットサイズにコンパクトにしまえてデザインも豊富ですね。コンビニでも最近は目につきやすい場所に陳列してあります。

臨時休館中を挟んでようやく新着DVDも出揃いました。今回は『新聞記者』『天才作家の妻』など、話題作から『マイ・ブックショップ』の様な図書を扱う身としてはちょっと気になる作品までいろいろあります。時代劇ですと『家康、江戸を建てる』『永遠のニシパ』といった史実に基づいた時代劇がおすすめです。特に『永遠のニシパ』は三重県出身の松浦武四郎が主人公という事で、東海地方の偉人を豪華俳優陣によってドラマ化され注目を浴びました。
他にも色んな作品がありますので、まずは一度来館してチェックしてみてください。

 

2020年06月28日(日)

 
 梅雨真っ只中ですね。昨日の「図書館だより」の中で、(い)さんが観たお寺のアジサイとは別の場所ですが、私も先週末にアジサイを観てきました。私が観たのはお寺ではなくて、森のアジサイ。岐阜県海津市にある「月見の森」の「あじさいの小径」のアジサイです。「月見の森」へは、車でうまくいけば30分程で着くこともあり、ドライブとウォーキングを兼ねてよく出掛けています。森の空気が一番のご馳走ですが、石畳の階段が続く遊歩道に咲くアジサイの丸い花々を眺めていると、心も丸く柔らかくなるような気がします。

 さて、先週水曜日の6月24日、図書館ホームページの「お知らせ」に「レファレンスサービス(資料の調査・相談)についてのご案内」が掲載されました。現在、津島市立図書館は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対面でのレファレンスサービスを停止しています。しかしながら、「調べもの」や「資料探しのお手伝い」は、図書館にとって大切な利用者サービス・・・ということで、「対面ではない」形のレファレンスサービスを提供する試みとして、「レファレンス受付票」をホームページから印刷してレファレンスカウンターに持参して頂く方法や、電話・FAX・郵送での申込方法についてご案内をさせて頂きました。レファレンスカウンターでお申し込みをお待ちしておりますので、気軽にお声掛け下さい。

 ところで、先程から何度も書いている「レファレンスサービス」という言葉、みなさんはご存知でしょうか?残念ながら、聞いたことがないという方も多いかと思います。Wikipediaにも載っているベタな説明なのですが、「(図書館が)調べもの、探しもの、お手伝いします」という意味が最も分かりやすいかなぁ、と思います。最近、そんな「レファレンスサービス」の舞台裏がちょっぴり覗ける『レファレンスと図書館 ある図書館司書の日記』という本を読みました。

 この本は、1994年に出版された『ある図書館相談係の日記 都立中央図書館相談係の記録』を増補・復刊した本で、著者は大串夏身さん。図書館情報学の著作をたくさん出されている方です。内容はざっくりと3章に分かれているのですが、第1章「ある図書館相談係の日記」がとても面白かったです。舞台は、昭和の終わり頃(1988年~1989年)の東京都立中央図書館。内容はタイトルそのままに相談業務、つまりレファレンスの質問・回答の記録なのですが、回答した後で調べたら所蔵していることが分かって丁寧に調べればよかったと反省したり、電話で「ちゃんと調べたのか?」と言われてムッとしたり、とても丁寧にお礼を言われて恐縮したり・・・と、図書館で働いている人の良い意味での「人間らしさ」が伝わる本です。

 1994年版・そして2019年版、どちらも当館で所蔵しておりますので、興味を持たれた方は手に取ってみてはいかがでしょう。それにしても、当時の図書館は端末がようやく導入された始めた頃で、基本的にはカードをめくって調べる時代。「人力Google」とも例えられるオフライン時代の司書は本当に凄い、と尊敬してしまいます。ちなみに、昭和生まれの私は、かつて図書館の目立つ場所に置かれていた「謎のカードが詰まった引き出しがたくさん付いたタンス」の記憶が少しだけあります。少しだけ、ですけどね。

 

2020年06月27日(土)

先日、買い物へ行った帰りにお寺に寄り、アジサイを観てきました。
境内とその周辺に色とりどりのアジサイがたくさん咲いていて、とってもきれいでした。
色も豊かでしたが、ガクアジサイやカシワバアジサイなど形もさまざまなものがあって、観ていて楽しかったです。
カンカン照りの良いお天気だったので、傘いらずで観られたのはよかったですが、アジサイがしっとりと雨に濡れた姿はまた風情があっていいものですよね。
機会があれば、雨の日のアジサイも観に行ってみたいです。

『魅惑のアジサイ 名所と自生地を巡る』大友/三夫∥著 家の光協会 627.7オ
『アジサイ図鑑』コリン・マレー∥著 アボック社 479.7マ
『アジサイ』川原田/邦彦∥著 日本放送出版協会 627.7カ

 

2020年06月25日(木)

けっこう勘違いされちゃったのですが、先週5月28日の記事は、ゲームの中のお話です…。
現実で絵画や土偶を買うお金はないです。さすがにゲームの中でしか気軽に買えません。

話は変わって、久しぶりに夢を見ました。妖怪に追いかけられる夢です。悪夢です。
でも良い妖怪に助けられました。あと謎の2歳児も出てきました。
追いかけてきた方も、助けてくれた方も何の妖怪か知りませんが、助けてくれた方は黒かったということは覚えています。
2歳児については、知りません。どこのお子さんですかね。
しかしまぁ、この夢のせいで寝た気がせず、少し寝不足気味。
普段は夢を見ないのですが、たまに夢を見たと思ったらだいたいこういう悪夢。
楽しい夢が見たい…。(いつか同じことを言った気がする…)

あと夢占いによると、妖怪に追いかけられる夢はただ事ではないみたいですね。
妖怪=実在しないもの。つまり夢に出てくる妖怪という存在は、まだ起こっていない出来事に対する不安の表れなんだそうです。
そんなこと言われても、自分でも何に不安を感じているのか分からないのですが。
多分、前日に「うろ覚えでアマビエ描いたら、足が増えてタコになったよ」なんて話をしたから、夢に妖怪が出てきただけだと思います。
もしかしてタコにされたアマビエが怒って夢に…??…んー、でも、助けてくれた方がアマビエぽかった気がします。(うろこがあって髪が長かった)

『アラマタヒロシの妖怪にされちゃったモノ事典』 荒俣 宏∥著
『水木しげるの妖怪えほん』 水木 しげる∥著

 

2020年06月24日(水)

*図書館利用にあたり、ご案内とお願いがありますので、来館前に一度こちらのページをご確認くださいませ。
 また、サービス内容の変更等がある場合は、随時図書館ホームページにて最新のお知らせを掲載いたします。

具体的にはこれから追って告知となりますが、当館でも7月より一部サービスを再開する予定です。
詳細はお知らせをお待ちください。
また、来館せずともご利用いただける図書館資料のオンライン公開サービスの利用手順についても、次回ご紹介したいと思います。
Twitterでは既にご紹介済なので、よろしければそちらもご覧ください)
 
 
ということで、6月も残り1週間ほどとなりました。
ついあれもこれもと入れたら冊数が多くなってしまい、あまり動いていないように感じていましたが、思っていたよりは動いていた6月の本。
これはその当日に知ったので入れられなかったのですが、ドナルドの誕生日である6月9日は三日月宗近(日本刀)の国宝指定日でもあったそうで、「芒種」の祝日ネタからひっぱった「祝日」よりよっぽどいい本が入れられたじゃないか……と愕然としました笑
ということで、ここで供養します笑

●「日本刀」の本
数ある日本刀の中でも特に名刀といわれる「天下五剣」の中で、最も美しいと評される太刀・三日月宗近。平安時代の刀工・三条宗近の作で、刀身に三日月形の打除け(刃文の一種)が数多くみられることからその名がつきました。
その三日月宗近の国宝指定日が昭和26年6月9日。この日は文化財保護法が施行され、改めて「新国宝」としての第一号が指定された日。同じ日に指定を受けた主な刀剣は、大般若長光、童子切安綱などがあります。ちなみに大般若長光は、津島神社所有の太刀と同じ刀工によるものですよ。
『日本刀を嗜む』
『日本刀ビジュアル名鑑』

コーナーの紹介ページはこちら→

 

2020年06月23日(火)

本日は、1894(明治27)年6月23日に国際オリンピック委員会がフランス・パリで創立されたことにちなんで「オリンピック・デー」が制定された記念日です。
2020年ではオリンピックの開催は残念ながら行われることが出来なくなってしまいましたが、来年の開催を過去の資料や小説などを読みながら楽しみに待ちましょう!

『オリンピック・パラリンピックを学ぶ』
『1964東京の記憶』
『東京オリンピックの幻想』

 

2020年06月22日(月)

来週で6月もおしまい。今年も半年が経過しようとしています。色んな事があった半年間にも関わらず、ただただ静寂でありながら窮屈な日々だった様な気がします。

紹介が遅くなってしまいましたが今月のミニコーナーは「詩歌」の本を紹介しています。
詩歌は古くから短い文章の中に書いた人の心、意図するものが込められています。それだけ言葉一つひとつに、その人の深層心理に触れる言葉が散りばめられているという事ですね。これにメロディーを足せば歌にもなり、CDアルバムの解説書の歌詞なんかも一つの詩として楽しめます。
詩歌と聞いてふと出てくるのが『智恵子抄』です。その中の「あどけない話」という詩の中の〝東京には空が無い〟という言葉が非常に印象に残っています。この言葉だけで高村光太郎の視点と智恵子からの視点という双方の心象を考えさせられます。

 

2020年06月21日(日)

 現在、津島市立図書館は新型コロナウイルス感染拡大防止のため感染防止対策を実施した上で、開館しています。来館される際は、可能なかぎりマスクを着用して頂き、前後左右の方とは「思いやりの距離」を取って頂くなど、ご協力頂きますようお願い申し上げます。

 さて、私、および我が家は非常に「物持ちが良い」ことで知られていますが、ここのところ色々なモノが壊れることや、調子が悪くなることが続き、買い換えラッシュとなっています。一つずつ見ていきましょう。

 1.エアコン・・・室外機がカラカラと音を立てるようになったことに加え、部屋を冷やす能力も落ちてきているようなので買い替えを決意。自宅を建て替えた際に購入したもので、21年使用。
 2.プリンター・・・給紙トレイが外れてしまったこと、接続の設定を毎回しなくては動いてくれないことが面倒になったので買い替えを決意。よくよくプリンターを見ると、2009年製造。つまり、11年使用。
 3.洗濯物カゴ・・・自宅の建て替え前から使用。確かではないが、おそらくは25年以上使用。

 正直言って「十分に元は取った!」いや、「まだ使っていたの?」というべきモノばかり。昔からモノがほとんど壊れないので、「買い替えのサイクルがおかしい」とよく言われます。靴や鞄や上着は10年以上愛用しているモノもあるし、靴下ですら3年くらいは平気で履いたりします。ま、良いんだか、悪いんだかは、よく分かりませんが・・・。

 そういえば、いわゆる「コロナ禍」の影響を最近少し受けました。

 1.プリンター・・・買い替えを決意し、最寄りの家電量販店で購入しようとしたところ、まさかの品切れ中。自宅でお仕事をする方が増えたことが原因らしいです。お店で予約したのですが、3ヶ月待ち。高額なものは在庫があったのですが・・・そんなに高いものはいらないので、気長に待つことにしました。ま、今のプリンターも使えるから良いのですが・・・ちょっと面倒くさいですけどね。
 2.運転免許証・・・免許更新を知らせるハガキが届いたので、近くの警察署(仮庁舎)へ更新手続に行く前に、よくよくハガキを読むと「25警察署及び5幹部交番では更新対象者を限定しているので、ホームページ等を確認して下さい」の一文があったので、きちんとホームページを確認すると、高齢者の方以外は更新対象者とならない、とのこと。うぅ、優良なのに・・・。平針へ出掛けるか、有効期限延長を申請するか・・・ま、仕方なく延長を申請したのですが、延長はたったの3ヶ月。うーん、再延長もありか?新しい運転免許証を手に入れることができるのは何時になることやら。

 と、ぼやいていても仕方ないので、現状を受け止めて一つ一つ対処しようと思います。このご時世、それなりに元気で過ごせていれば、まぁいいかな、とも思いますしね。

 

2020年06月20日(土)

蒸し暑い毎日が続きますね~。
マスクをしていると熱がこもって顔がとっても暑い!
気分が悪くなってしまうこともあるので、何か対策をしたいところ。
素材や形の違いなど、できるだけ涼しく感じるようなマスクはないかなあと試してみたりしていますが、軽減はされるものの、やっぱり暑いものは暑いですね・・・。
昨日、発売されたユ〇クロのマスクはどうだろう?と気になっています。
発売日には店舗に行けなかったので、ネットで買おうとしましたが、アクセスが集中してなかなかつながらない!
ニュースでは、開店前の店舗にマスクを求める人の行列ができていたと報道されていました。
みんな考えることは同じですね。
しばらくは手に入らないかもしれませんが、毎週入荷されるようなので、タイミングが合ったら購入して、使い心地を試してみたいです。

『かんたん手づくりマスク』アズマ カナコ∥著 小学館 594ア

 

2020年06月19日(金)

暑くなると必ずやってくるのが頭痛問題。
1日の後半はずーーっと頭痛という日も少なくないです。
熱中症の頭痛なので、薬では治らないのがとっても厄介…

元々頭痛持ちなので「これどっちの痛みだ!?ズキズキ痛いぞ!!」と、とりあえず薬を飲み、痛みが引かなかったら「熱中症の方だったー!」と1人で頭痛ロシアンルーレットをしています。

夏は、暑くて、頭痛がして、汗と紫外線で敏感肌な(す)の肌は荒れ放題となるので、多くの対策をしなくてはいけないのが大変ですね。
なんとか今年も乗り切りたいものです…。

『きょうの健康 2020年6月号』(雑誌)
『栄養と料理 2019年8月号』(雑誌)
『夏はなぜ暑いのか』(佐藤/文隆∥著) (440.4/サ)

 

2020年06月18日(木)

まさか、ちゃちゃ〇くんがテレビで紹介される日がこようとは…。それも悪い方で。
ジ〇ックくんもそうですけど、良くも悪くも有名になってしまって少し気の毒です。
まあ…二人とも可愛いもんね…。みんなが注目するのも分かります。でも正直に言うと、ああいう形での紹介は残念です。

それはともかく、某スローライフゲームで偽物は買わないように気を付けます、とか言いましたが、この前買った土偶が偽物でした。
土偶はちょっと…ノーマークだったなぁ~…。
しかしこの土偶、夜になると目が光るし、触ると浮くし、なかなかの不思議土偶です。
博物館に寄贈する価値はないけれど、別のところに贈って調べてもらう必要はあるのでは…?
ちなみに(当然っちゃ当然ですが)偽物は売れないので、自宅の横に飾っています。
寝起きのフータに渡したら、うっかり受け取ってくれたりしませんかね…?

『土偶界へようこそ』 譽田 亜紀子∥著
『はじめての土偶』 譽田 亜紀子∥取材 文 武藤 康弘∥監修
『オカルト伝説』 ダニエル S.レビー∥著 大島 聡子∥訳

 

2020年06月17日(水)

*図書館利用にあたり、ご案内とお願いがあります。ご来館の前に一度こちらのページをご確認くださいませ。
 また、サービス内容の変更等がある場合は、随時図書館ホームページにて最新のお知らせを掲載いたします。
 
 
先週もお知らせしたとおり、今年はコロナの感染拡大防止の観点より、たなばた会をはじめとする一連の夏のイベントは中止が決まりました。
とても残念な気持ちでいっぱいですが、どうぞご理解の程よろしくお願いいたします。

たなばたと言えば、毎年大きな笹を中央の通路に飾っていますが、今年は子ども達からの短冊の募集を取り止めたため、児童室入口の小さな笹のみ飾ることにしました。どうぞお楽しみに♪

変更と言えば、6月号の「ぽけっと」(図書館広報紙)は今の形になって初めての一般・児童合併号です。
気が付きましたか?
「ぽけっと」は図書館ホームページでもご覧いただけます(「ぽけっと」のページへ)。

 

2020年06月16日(火)

6月16日は「和菓子の日」です。

嘉祥元年(848年)、仁明天皇が6月16日に「16」にちなんだ菓子を神前に供えて疫病退散、健康招福を祈願したことに始まり、それ以来6月16日に和菓子を食べると「健康で幸福を招き、災いを祓う」と言われているそうです。

夏だと、水まんじゅう、あゆ、水ようかん、ねりきりの朝顔、くずきり、錦玉の金魚などの見た目が涼しげなものが多いですかね?

気温が高くなってきたので、視覚だけでも涼しくなりたいです。

『かわいいねりきり』
『ひんやり夏和菓子』
『つくってみたい茶席の和菓子十二か月』

 

2020年06月15日(月)

 梅雨ですね。昨日まで雨が降ったり止んだりの毎日で、湿度もとても高かったです。
そんな先日の仕事帰り、不織布のマスクを雨で濡らしてしまい、気がつくととても息苦しくなって窒息しそうになりました。初めはまったく気にしていなかったのですが、いつの間にかマスク全体が雨で濡れ、まるで水に濡らした手ぬぐいで口を塞がれた様な状態になっていました。雨の日のマスクは要注意だという事を身をもって知りました。
皆さんも気を付けてくださいね。

最近ちょっと嬉しい出来事で、5月上旬から育て始めたアボカドの種がようやく根を出しました。以前から何か手軽に育てられる植物はないかと思っていまして、サラダに使っていたアボカドが目にとまりやってみる事に。
取りあえずネットで育て方を調べてみますと、いろんな人がやっていますね。まず種の四方に爪楊枝を差し、水を入れたコップに軽く浸る程度に乗せる、その水を毎日変えるという育て方で、最初はこれで本当に芽が出るものかと半信半疑で毎日水を変えていました。ひと月が経過した後、種が割れ始めましたが何も出てくる気配が見受けらなかったので腐らせちゃったかなと思いましたが、その翌日白い根の先端が割れ目から出てきました。
これからどう育つのか楽しみです。

 

2020年06月14日(日)

 図書館の再開から、早いもので2週間近く経ちました。現在、津島市立図書館は新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行いながら開館しております。そのためサービスの一部を制限しており、利用者の皆さんにはご不便をお掛けしておりますが、利用者の皆さんに図書館を安全に利用して頂くため、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 さて、先週の半ばこの地方も梅雨入りしました。梅雨入り直前の日差しと暑さに参っていたこともあり、梅雨入り後のちょっとした涼しさに一息ついたような気分です。蒸し暑いなぁ・・・とは思いますが。

この頃は、夕食後に家の近くをウォーキングしていると、あちこちで紫陽花の花が咲いているのが目に入ります。紫陽花の種類にはさっぱり詳しくないのですが、色とりどりの花がとても美しく、心が和みます。私の家の近所は、住民の高齢化が少しずつ進んでいることもあり、庭づくりが盛んなようで、歩いていると園芸に勤しむ方の姿をよく見かけます。ご近所なので、当然ながら子どもの頃から知っている方も多く、歩いているとよく声を掛けられますが、いつも「大きくなったねぇ」と言われています。私はもう30年くらい、この大きさなのですが・・・。

 話が逸れました。園芸といえば「緑の指(英国ではGreen Finger、北米ではGreen Thumb)」という言葉を聞いたことはありますか?昔から、植物を育てるのが上手な人を「緑の指を持つ人」と呼ぶそうで、なかなか素敵な言い回しだなぁ、と前から気になっていました。少し調べてみると、この言葉はモーリス・ドリュオンというフランスの作家が書いた『みどりのゆび』という児童文学に由来するそうです。世界中のどんな場所にも花を咲かせることができる、不思議な「みどりのゆび」を持つ少年チトが、この力を使って世界中に花を咲かせていく・・・というお話です。

 作品には「せんそうはんたいを花で」というメッセージが込められており、いかにもフランスといったお洒落なペン画のイラストを眺めるだけでも楽しい本です。とりわけ、街中に花が溢れる場面の描写はとても美しく、今この時期だからこそ・・・の一冊といえそう。ちなみに私は「緑の指」ではなくて、その逆。こちらは、「茶色の指」あるいは「黒色の指」と呼ぶそうです。ん、何だか枯葉みたいでイメージ悪いなぁ・・・ま、絶対に枯れないよ、と言われて頂いたポトスを枯らしたこともあるので、仕方ないですね。

『みどりのゆび』モーリス・ドリュオン∥作 安東/次男∥訳(岩波少年文庫)