図書館だより

 

2025年05月10日(土)

(き)さんの図書館ネタで思い出したのですが、私も香港へ行った際に自助圖書站(セルフサービスライブラリーステーション)というものを見かけました。

 

円筒形のケースの中には本がぎっしり。
操作画面を見ると、自動販売機のような感覚で本の貸出返却や、予約本の受取、利用料金や延滞金(香港の公共図書館では予約や図書の延滞で料金が発生します)の支払いなどができるようです。
新しもの好きの私はぜひ試してみたかったのですが、残念ながら図書館の利用カードか香港のIDカードがなければ使えませんでした(当然ですね…)。
自助圖書站は現在、香港島・九龍・新界の3か所、公共図書館から離れていて、人通りの多い立地に試験導入されています。
公共図書館がお休みの日でも24時間利用できて、約300冊の蔵書は設置場所ごとに違う利用者のニーズを反映させて定期的に入れ替えられているとのこと。
そのため現在どんな本があるのかインターネットからチェックもできるそうです。
ここまでくるともう小さな図書館ですね。行動圏内にあったら便利だろうな~。
(図書館員としては運用が大変そう…という気持ちにもなりますが…)

新しい、美しい日本の図書館
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