中日新聞
ホタル幼虫 1000匹放流 津島神社 健康と光を求めて
津島神社で12日、地元の子どもたちが、ヘイケボタルの幼虫約千匹を掘に放流した : 5月下旬ごろには、光りながら飛ぶ姿が見られる : 放流は堀の整備完了に合わせて始まり、今年で10回目。市内でホタルを育てている佐藤国順さん(79)をはじめ、地元住民らが協力して実施している : 今年は小中学生ら12人が参加し、紙コップに入った幼虫を一斉に水の中へ放した : 同市の小学2年黒川悠都俐さん(7)は、2回目の参加で「去年はあちこちでホタルを見られてうれしかった。今年はもっとたくさんの光が見たい」と話した
中日新聞
和太鼓 くぐって「ドン」 津島神社 健康と光を求め
和太鼓の胴をくぐり抜けたり、音を鳴らしたりして無病息災を願う「胴内くぐりと大太鼓打ち」が12日、津島市神明町の津島神社で始まった : 神社によると、樹齢数百年の大木で作られた太鼓から、木の生命力を受け取ることで、健康に過ごせるとされており、市内の和太鼓店「堀田新五郎商店」の協賛で毎年実施している : 参拝した同市の会社員金木貴彦さん(41)は「息子と娘がこの木のように、心も体大きく育つと良い」と願った : 胴くぐり体験時間は午前9時~午後4時で、5月6日までの予定
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津島の16ヵ寺が一堂に 15日、宝寿院 出開帳 御朱印いかが
15日、津島市内16ヵ所の寺が集まり御朱印を提供する出開帳が同市神明町の宝寿院で開かれる : 主催する津島霊場会は名鉄津島駅の西側や神守、神島田地域の寺20ヶ所でつくる。事務局を務める宝泉寺の住職、伊藤信道さん(69)によると、多くの宗派が混在しているのが特徴。「出開帳で寺を知ってもらい、各寺に足を運んでもらえれば、宗派による違いなど新たな魅力も感じてもらえるのでは」と話している : 1ヵ所で御朱印を受けられる行事は初めて。当日は正午から午後3時まで
中日新聞
危険業務従事者叙勲
瑞宝単光章(警察功労)を野口一男氏(74、元県警部補)=津島市=が受章
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大型LEDビジョン 大阪万博に無償貸与 津島の長田広告
屋外広告の国内最大手「長田広告」(津島市)は、13日から始まる大阪・関西万博に大型LEDビジョン3面を無償貸与し、屋外イベント広場「Matsuri」で音楽アーティストのライブ映像などを流す : 同社は万博のPRシルバーパートナーとして、大型LEDビジョンの貸与を通し、世界の最先端の英知が結集した場で、日本から世界への情報発信を支える : 3月25日に開かれたセレモニーには、長田一郎会長や高林勝治社長、日本国際博覧会協会の武田家明イベント局長らが出席し、長田会長は「万博の大成功を祈っている」とあいさつした : 同社はこのほか、国内211カ所に設置されたデジタルサイネージ(電子公告)のLEDビジョンで、万博のPR動画を放映している
中日新聞
資産公開 県関係衆院議員1394万円 26人平均 「ゼロ」1人増、5人に
7日に公表された衆院議員の資産報告書によると、県関係の26人(小選挙区16人、比例東海ブロック10人)の平均は1394万円で、全国平均の2685万円を1291万円下回った。不動産や有価証券を持っていない「資産ゼロ」議員は2021年衆院選後の前回より1人増の5人。前回は2人いた1億円超の議員はゼロ : 全国平均を超えたのは3人で、資産総額県内首位の伊藤忠彦氏(自民、比例)、次いで岡本充功氏(立民、愛知9区)、古川元久氏(国民、2区) : 愛知9区の岡本充功氏(立民)の資産総額は4723万
中日新聞
衆院議員公開資産一覧 東海
昨年10月に当選した衆院議員の公開資産 : 愛知9区(津島市含む)の岡本充功氏(立憲・当選6回)は資産総額4723万 うち土地187万、建物1126万、預貯金など3411万、株63400、自動車5台、借入金0
中日新聞
事件事故 盗撮未遂の疑い
6日、性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)の疑いで岐阜県本巣市上真桑、団体職員男性容疑者(48)を逮捕 : 容疑では、同日正午ごろ、大治町内の店舗で女性(38)の背後からスカート内をスマートフォンで撮影しようとしたが、できなかったとされる : 署によると容疑を認めている。2人に面識はなく、女性が被害に気づいた ; 津島警察署
中日新聞
事件事故 不法就労助長の疑い
7日、出入国管理法違反(不法就労助長)の疑いで、蟹江町桜2、トルコ国籍容疑者(50)を逮捕 : 容疑では、解体業「エレン工業」で昨年1月ごろから今年3月1日までの間、不法残留していたベトナム人男性2人を解体作業員として働かせたとされる。署によると「2人を働かせたが、不法残留しているとは知らなかった」と容疑を一部否認している ; 津島警察署
中日新聞
10市町村の119番 名古屋から指令 瀬戸・尾張旭、海部地方の業務を受託 広域の情報を一元管理 運用コスト合理化
名古屋市消防局は28日、119番通報を受け出動命令を行う防災指令センターを報道陣に公開した : 名古屋市の防災指令センターが4月から瀬戸・尾張旭と海部地方の両消防指令センターの業務を受託し、計8消防本部が管轄する10市町村の指令を共同で運用することになる。3つの指令センターを集約することで広いエリアの火災や救急の情報、部隊の出動情報を一元的に管理・把握し、市境付近で発生した事案に対して素早い応援指令を出せ、効率的な出動態勢が取れる : 共同運営は既に1月下旬から仮運用を始め、4月から本格運用となる
中日新聞
津島高在校生が身近な探究発表 尾州毛織物など題材
14日、津島市の市文化会館で津島高校の生徒たちが身近な社会問題の解決策などを探究した内容を発表する催しが開かれた : 総合的な学習の時間などを利用し、生徒自身が身近な問題や社会課題を見つけ、その解決策を研究している。今回は、学外のコンテストに出場したり、校内で選抜された1・2年生の4組が発表に臨んだ : 発表後には同校とつながりがある東京大大学院の山本清瀧准教授が講評した
中日新聞
世界で活躍 人間力育てる場に 津島高 新築の付属中で内覧会
27日、津島市の津島高校で開校する付属中学校の内覧会があった : この日は地元の県議や首長、教育関係者ら約20人が参加し、国際水準のカリキュラムなどについて説明した : 愛知県教育委員会が進める中高一貫校の第1次導入校のひとつとなる付属中学では新しい校舎と体育館を建設し、4月から80人の新入生を受け入れる。入学式は4月7日
中日新聞
津島高校ボランティア部 津島RCインターアクトクラブに
津島高校ボランティア部が津島ロータリークラブ(RC)のインターアクトクラブとして加盟する認証状伝達式が3月31日、津島市の津島神社社務所であった : 伝達式では第2760地区の吉川公章ガバナーから、3年の浅野翠月さんに認証状が渡された。浅野さんは「一員として活動を充実させ、ボランティアの大切さを広めていきたい」と話した: ボランティア部は今後、インターアクトクラブとして、他のクラブとの交流や海外派遣などの事業にも参加する
中日新聞
生け花、自然のままも 明るく仕上げ現代風も 津島で未生流展
3月30日、津島市文化会館で花道家元未生流の「春のいけばな展」があった : この日は会員約150人のうち、70ほどの生け花がお披露目された。1月に13代目の家元に就任した津島市の田中智一甫さん(56)は「日本の伝統的な生け花を引き継いでいきたい」と話した : 未生流は江戸時代後期に大阪で始まり、4代目が津島で流派を受け継いで活動している ; 中日新聞社後援
中日新聞
子の水遊びなど活写 津島でシルバーフォトグラフ作品展
津島市の写真愛好家らでつくる「シルバーフォトクラブ」が、25日まで同市藤浪町のみゆきカメラで作品展を開いている : クラブは10年ほど前に活動を開始。8人のメンバーが津島市民病院や市老人福祉センターなど公共施設4ヶ所で作品を入れ替えながら、常時展示会を開いている。みゆきカメラの作品展には八尾武彦さん(89)、真野宏平さん(88)、寺本正さん(83)らが33点を出品 : クラブの富田正彦会長(82)は「みんなの個性を大切に、これからも自由に撮影していきたい」と話す。新たなメンバーも募集している
中日新聞
津島神社「開扉祭」 市が動画でPR
津島市で春を告げるとされる「開扉祭」を撮影したPR動画が制作され、市公式YouTubeで公開している : 市が開扉祭のPR動画を制作するのは8年ぶり。動画は祭に使う大松明を作る様子から始まり、担ぐ人ら関係者の思いも収録している。広報大使でプロランナーの神野大地さんも登場する : 市は尾張津島藤まつりや尾張津島天王祭、尾張津島秋まつりのPR動画も順次制作するという
中日新聞
看護師目指し 決意新た 津島の専門学校で29人
2日、津島市立看護専門学校で入学式があった : 今年の新入生は18歳から39歳までの男女29人。今後3年間で看護学を学び、国家試験に挑む : 新入生を代表して小粥帆乃さん(18)は「消防士の父の姿を見て、人の命と向き合う看護師を目指すことを決意した。多くの経験を積み、いざというときの適正な判断力を養う必要がある。授業や実習など何事にも全力で取り組む」と誓いの言葉を述べた
中日新聞
みんなのスポーツ
3月23日に津島市市営コートで行われた津島市オープンテニスの結果を紙面に掲載
中日新聞
3ミリコント月間賞
3月の3ミリコント月間賞に津島市の含笑子さん=河村清徳さん(90)=の投稿とコメントが掲載
中日新聞
東郷町、東栄町 ロークルに参加 きょうから
1日から、自治体、メディア、企業が発信する地域情報が集まるスマートフォンアプリ「Lorcle」(ロークル)の運用に東郷町と東栄町が参加する。県内の運用自治体は37に拡大 : ロークルには、新聞の地域ニュースと自治体・企業・団体の情報を組み合わせて掲載される。アプリストアやQRコードからダウンロードでき、誰でも無料で利用できる。 : 県内のLorcleサービスエリアに津島市も参加
中日新聞
名古屋法務局人事 課長・支局長級
法務局の人事異動者 : 津島市の異動者 名古屋法務局津島支局長に加藤勝利氏(同訟務部上席訟務官)
中日新聞
「毛織物業の父」片岡春吉に迫る 講談やライブアート 津島の催しに130人
「毛織物業の父」と呼ばれる実業家の片岡春吉(1872-1924年)について学ぶイベントが29日、津島市の市文化会館で行われた : 片岡の人生を題材にした講談師 旭堂鱗林さんによる講談のほか、津島市牛玉山観音寺の長谷川優副住職によるライブアートや、郷土史家の黒田剛司さんによる講演があり、市民ら130人が郷土の偉人の足跡を学んだ : イベントは片岡をより広く深く知ってもらおうと、市文化会館が企画した : 片岡春吉は岐阜県多良村(現大垣市)の出身。洋装が増え始めた明治期、毛織物に着目し、津島で輸入した織り機を使って高品質な毛織物製品の生産に成功。後に一大毛織物産地となる尾州地域発展の礎を築いた。津島市の天王川公園には片岡の銅像があり、市教委などが市指定文化財登録に向け調査を進めている
中日新聞
市民団体集いフェスタ 津島 38ブース 活動アピール
津島市で活動する市民団体などが集う市民活動フェスタ「つしまパラダイス」が20日、同市文化会館であり、25の団体などが活動をアピールした : 市民団体や事業所などが活動を紹介したり、交流したりする場として開かれ、これが6回目。子どものレクリエーションや健康体操、認知症サポート、ごみの分別推進など、さまざまな団体が38のブースを設けた : 同フェスタ実行委の沖尚也さんは「団体同士の交流で互いに活動の場を紹介しあい、参加する人も増えていけば」と期待していた
中日新聞
津島・江南の藤まつり展 津島 両市図書館協力、写真で紹介
フジの名所で知られる津島、江南両市の市立図書館が協力した企画展「津島市・江南市 藤まつり展」が、津島市立図書館で開かれている。江南市立図書館は28日から開く : 津島市の天王川公園では、約5千平方メートルに12種類のフジが植えられ、4月12日から始まる尾張津島藤まつりは36回目を迎える : 江南市の曼陀羅寺では、約4700平方メートルに11種類、60本のフジがあり、60回目を迎える「こうなん藤まつり」も4月12日から始まる : 津島市立図書館では、正面玄関の展示コーナーで、両市のフジの花やライトアップした様子などを写真で紹介し、両市の特色や図書館の歴史などもパネル展示した : 展示は津島市は5月26日まで、江南市は5月7日まで開催している
中日新聞
「毛織物業の父」功績再評価を 津島の片岡春吉像 文化財指定へ調査
「毛織物業の父」と称され、津島市の天王川公園にある片岡春吉(1872~1924年)の銅像を市指定の文化財にしようと、市教委などが調査を進めている : 記録によると、36年に海部郡織物同盟会が銅像を建てたが、太平洋戦争中の43年に金属の供出で失われ、常滑焼の像が代わりに設置。終戦間際の44年12月7日に発生した東南海地震で損壊し撤去されたが、53年に津島毛織工業協同組合によって銅像が再建され、87年に組合から市に寄贈された : 県内のほかの地域でも名士の銅像は戦争で供出されたが、再建された例はあまりなく、地元の郷土史家・黒田剛司さんは「戦後、発展した繊維産業は春吉から始まっている。とても大事な人だから、戦後に銅像が再建されたのでは」と解説。「功績が知られていない状況で、近代のものではあるが、地域の文化として掘り起こしていくことが大切ではないか」と話している : 29日に市文化会館で開催されるイベントでは、春吉の生涯を描いた講談を旭堂鱗林さんが上演するほか、観音寺の副住職による春吉像を描くライブペイントや、黒田さんの講演会などもある。入場は無料
中日新聞
選挙人名簿登録者数 選挙人登録 12月から8869人減 3月
愛知県選挙管理委員会は、選挙人名簿登録者数を発表。607万9007人で、前回(昨年12月)より8869人減った : 津島市の選挙人名簿登録者数(2025年3月1日現在)は、男24,240人、女25,596人 計49,836人となっている
中日新聞
ワンストップ型の伴走支援を 津島会議所、25年度計画など承認
津島商工会議所は24日、津島市の同会議所で通常議員総会を開いた。役員・議員ら約50人が出席し、2025年度の事業計画、収支予算案を承認 : 25年度の重点事項として、(1)中小企業・小規模事業者に対する経営課題等への対応、(2)伝統文化を踏まえた地域経済の活性化、(3)会員サービス向上等のための情報発信の強化、(4)商工会議所組織の活性化に取り組む : 伊藤彰浩会頭は「厳しい経営状況が続く中小・小規模事業者に対し、課題やニーズを的確に把握し、ワンストップ型の伴走支援や、強みや魅力を最大限に引き出す持続可能な経営支援を行う。事業者一人一人が主役のまちづくりを目指す」と決意を述べた
中日新聞
[読者投稿]くらしの作文 孫に感謝
愛知県津島市の岩田文雄さん(77)の病院まで車で送迎してくれる孫への感謝を綴った読者投稿を掲載
中日新聞
海翔高 記憶に刻む 津島北高と今春統合
今春、津島北高と統合し、津島北翔高として生まれ変わる海翔高(弥富市)で19日、学校での記憶を刻む式典があった : 在校生や職員、同窓会員ら50人ほどが出席し、学校での思い出を振り返った : 海翔高は2005年、海南高と蟹江高が統合し誕生。普通科と福祉科があり、福祉科の生徒は介護施設に実習に通うなど実践的な学びに励んできたが、少子化により、津島北と統合することになった。福祉科は新校でも引き継がれる : この日は、代表の在校生が「1人1人が海翔高校の思い出を忘れないようにしよう」とあいさつ。その後、学校であった出来事をスライドショーで振り返ったり、記念撮影をしたりした
中日新聞
井桁議員 再び陳謝拒否 津島市議会、3度目の懲罰動議
津島市議会3月定例会は最終日の24日、井桁亮議員への懲罰として陳謝を可決。ただ、井桁議員は再び陳謝を拒否し、議会側が3度目の懲罰動議を出す事態となった : 昨年12月の市議会定例会の委員会での井桁議員の不適切な発言を巡り、議会側は懲罰委員会などで陳謝を科すことを決めたが、3月定例会の初日の2月25日に井桁議員が陳謝を拒否。再度の懲罰委員会で再び陳謝を科すことを決めたが、井桁議員は再び拒否した : 井桁議員の2度の拒否後、議員から3度目となる懲罰動議が出された。懲罰委員会が設置され、継続審査となった : 井桁議員は取材に、「言いすぎた発言についてはその場で謝罪し、言ってもいないことで懲罰の対象となっている。自由な言論を踏みにじるものだ」と反発している : この問題を巡り、西尾張シーエーティーヴィ(津島市)は放送番組基準に抵触する恐れがあるとして、3月定例会の途中から議会中継を休止している