津島の新聞記事 :尾張版

2025年07月18日

中日新聞

たたきつける雨 街を直撃 尾張西部 道路冠水や床下浸水被害

17日、東海地方は非常に激しい雨が降り、尾張西部では津島市や稲沢市など各地で道路が冠水し、両市は災害対策本部を設置。名鉄が津島線や尾西線の一部区間で電車が運転を見合わせるなど、交通にも混乱が出た : 津島市内では床下浸水とみられる被害報告が4件と、9カ所で道路の通行止めが発生。名鉄津島駅周辺は一帯が水浸しとなり、駅東側は市役所近くまで1キロ近くに及び冠水。仕事で名古屋へ行くため津島駅に来た市内の会社員中村浩輝さん(24)は「玄関を出たら、周辺が浸水していて驚いた。車のタイヤも半分ぐらいが浸かっていたので危ないと思い、歩いてここまで来た。帰宅時に、水が治まっていればいいが」と心配していた : 駅周辺の道路では冠水して立ち往生する車が続出。縁石に車が乗り上げてしまったという男性は「たまった雨水で縁石も見えなかった。救助を待っているがもう4時間もかかっている。最悪だ」と厳しい表情。近くにいた30代の女性は「小学校から子どもを早く帰すと連絡があったが、自宅のマンション周辺も水に浸かってしまい戻れない。今は帰さないでほしい」と学校に連絡していた : 駅西側の飲食店や洋服屋などが並ぶエリアでも冠水。美容室を開く女性(65)は、「1時間くらいで膝まで浸かるほどになってしまった」と語った。午前10時半ごろから大雨が降り始め、昼前には水深50センチほどに。水が店の中に入ってきたため「器具などに影響はなかったが、雨が降ったりやんだりしている。これ以上影響が大きくならなければ」と午後3時半ごろには店を閉めていた

2025年05月29日

中日新聞

一宮の山田さん 地元野菜使い開発 越津ネギのビール 異色のタッグ 堪能を

ビール醸造所「一宮ブルワリー」(一宮市)の醸造責任者、山田文隆さん(54)が、地元の伝統野菜「越津ネギ」を使ったクラフトビール「ネギール」を開発した : 大手ビールメーカーでビール醸造を習い、一宮市内で長年ビール醸造をしてきた山田さんは「地元の名産を使ったビールで、一宮を盛り上げたい」と話した ; 越津ネギの発祥は、旧海部郡神守村越津地域(現在:津島市越津町)

 

2025年05月28日

中日新聞

津島駅舎改修を名鉄が検討 市補正予算案 一部負担金1400万円盛る

津島市の玄関口・名鉄津島駅周辺の再整備計画を巡り、名古屋鉄道が駅舎の改修を検討している。改修には駅舎や鉄道高架の外観、改札口の位置などが含まれ、駅西側にある1968年に完成した駅ビルは取り壊す方針。2026年度には設計に着手する予定 : 市は駅前広場も一体となった整備を目指すため、名鉄の検討にかかる費用の一部を負担する。27日に公表した一般会計補正予算案に、負担金1400万円を盛り込んだ。日比一昭市長は「正面玄関にふさわしい、にぎわいのある空間にしていきたい」と話した : 市議会6月定例会に提出する同補正予算案では、他に名鉄藤浪駅の南側で約35ヘクタールの市街化調整区域を市街化区域に編入するための検討費用として745万円を計上。隣接する愛西市と連携して宅地供給を進める

中日新聞

モッズの衝撃と輝き 永遠に 60年代英国若者文化 イベントで発信 津島・山田さん「いまだに発見ある」

1960年代に英国の若者の間で流行したモッズファッションで当時の音楽を楽しむライブイベント「MODS MAYDAY NAGOYA(モッズメーデーナゴヤ)」は、90年から続く老舗イベント。名古屋市中区大須でブティック「fab  chic」を営む津島市の山田琢さん(51)は、30年前から主催者として携わってきた : 19歳の頃にモッズに出合い、イベントに携わるようになった。30歳でモッズはやめようと思っていたが、今も続けているのは当時の音楽や服装の着こなしは「いまだに発見があって輝いて見える」から。モッズの魅力は「温故知新」にあるという : 今年は24日に開催したモッズメーデーを続ける背景には、モッズをきっかけに交友関係が広がっていった自身のように「モッズキッズ」を増やしたいとの思いがある。「平日は働いて、週末は着飾って楽しむ。僕らワーキング・クラス(労働者階級)のものなんですよ、モッズって」と語った

2025年05月27日

中日新聞

贈った本「おおはし文庫」に 津島・大橋眼科から豪雨被害の熊本の小学校へ 副院長とトルストイ研究者 交流が縁

2020年7月の熊本豪雨で被害を受けた子どもらを励まそうと、津島市の大橋眼科医院が人吉市西瀬小学校へ贈り続けた書籍が100冊ほどになり、同小図書館にコーナーが設置された : 同医院の大橋和紀子副医院長(84)は熊本県出身のトルストイ研究者、北御門二郎と半世紀ほど前から交流していた。20年の豪雨災害で北御門の遺族とゆかりのある西瀬小周辺にも被害があったことを知り、15冊ほどの本を寄贈。その後も毎年のように贈られた本は100冊ほどになり、今年1月に「おおはし文庫」と名付けられた : 大橋さんは「ささやかなことだが、明るい気持ちになってほしいと続けてきた。平和に不安を感じるときだが、あらためて北御門の言っていたことも考えてみてほしい。本の世界に触れて、いい友達を見つけていって」と話した

2025年05月15日

中日新聞

大規模改装計画など 義津屋が方針説明会

総合ショッピングセンターなどを展開する義津屋(津島市)は9日、名古屋市内のホテルで取引先を招いた方針説明会を開いた。約600人の取引先関係者が出席し、プロゴルファーの森口祐子さんが「出会いからいただく、パワーとエネルギー」と題して特別講演を行った : 伊藤彰浩社長は、師勝店の全館改装などの本年度の方針を説明し、「不透明な時代だが、2032年の100周年に向けてスピードと徹底力をもって頑張りたい」と話した

中日新聞

「宵祭」チケット 19日から販売

7月26日に開かれる尾張津島天王祭の宵祭の観覧席が、19日から販売される : 19日から26日までは第1次販売で、申込数によって抽選を行う。残った席を対象とした第2次販売は6月12日から20日まで、先着順 : 観覧席は7000円(1人分)からあり、定員8名の「東さじき」は9万円。東テーブル席は位置や定員などで細かく値段が分けられている : 今年はウェブか郵送による申し込みに限る

中日新聞

フェスへ テンションアゲて 津島 天王祭PR大使任命

津島市で7月26日に開かれる尾張津島天王祭のおもてなしイベント「TenAgeFes(テンアゲフェス)」のPR大使に、アイドルグループ「dela(デラ)」の松浦奈々さんらが任命された : PR大使に選ばれた松浦さんと泉穂花さんは、ともに津島市出身。天王通りを会場にしたおもてなしイベントで、他のメンバーと共にライブ出演や握手会などに参加する : 7日にイベントの実行委員長を務める沖尚也さんとともに日比一昭市長に報告した松浦さんは「任命されてとても誇りに思う。小さいころから訪れていた祭に参加できてうれしい。イベントに来ていただけるよう盛り上げたい」と話した

中日新聞

新議長に浅井議員 副議長は伊藤議員

津島市議会は14日、臨時会を開き、新議長に浅井英昭議員(41)= 2期目、唐臼町=、副議長に伊藤久夫議員(67)= 2期目、神守町=を選任した。任期は申し合わせで1年 : 監査委員には宇藤ひさ子議員(74)の選任に同意。市税条例と国保税賦課徴収条例の一部改正の専決処分を承認した

中日新聞

井桁議員、三たび陳謝拒否 津島市議会 不適切発言で懲罰動議

津島市議会は14日の臨時会で、井桁亮議員への3度目となる懲罰として陳謝を可決した : 臨時会では懲罰特別委員会の報告を基に審議され、陳謝の懲罰を可決したが、井桁議員は「虚偽の事実による懲罰動議。地方自治法にも違反しておらず、発言を封殺するものだ」と反発し陳謝を拒否した : 昨年12月の市議会定例会での井桁議員の発言が不適切として、これまで2度の懲罰が可決されたが、井桁議員はいずれも拒否している

2025年05月11日

中日新聞

輝けスポーツの新星 仲間とともに強くなる フルコンタクト空手 東田 海幹さん(14)=津島市

直接打撃制のフルコンタクト空手で全国大会の優勝を目指す、津島市の東田海幹(みずき)さん(14)についての記事 : 母の勧めもあって小学1年生で「マリー空手クラブ」に入会。「強くなりたい」と練習に没頭するうちに、周囲の仲間も強くなっていくのを感じた。2年ほど前の夏休みから道場の仲間たちと早朝練習を始め、その成果もあって2023年夏の全日本ジュニア空手選手権大会で準優勝。昨夏も準優勝し、全国レベルに成長した。現在は高校生までの登竜門となる4大会での優勝を目指しており、このうち4月下旬にあった「カラテオールカップルーキーズ」の予選で優勝して全国大会に進んだ : 東田さんは「みんながいなかったら自分は空手を続けていたかどうか分からない。仲間がいたから強くなれた。後輩にも頼られる選手になりたい」と修練を続けている

中日新聞

なごやか外交 by 金星秀 藤まつりから学ぶ「葛藤」処理の知恵

駐名古屋韓国総領事 金星秀さんのコラム : コラムの中では藤まつりが開かれた津島市の天王川公園の藤棚への感想と写真が掲載されている

2025年05月08日

中日新聞

「毛織物業界の父」後世へ 片岡春吉記念壇 津島市文化財に指定 25日までの土日 関連パネル展開催

「毛織物業界の父」と称される片岡春吉(1872-1924年)をたたえる銅像と基壇などを合わせた「片岡春吉記念壇」が、津島市の市文化財(史跡)に指定された。基壇部分は36年に同市の天王川公園に建設され、昭和時代の史跡が文化財指定されたのは初めて : 片岡春吉は明治時代に地域の毛織物産業の発展に貢献し、52歳で死去。功績をたたえるため、海部郡織物同盟会が天王川公園に基壇や銅像を建てた : 第2次世界大戦中の43年には金属類回収令によって銅像が供出され、代わりに常滑焼の像が設置されたが、44年の東南海地震で像が損壊して撤去。53年、津島毛織工業協同組合によって銅像が再建された : 市教委は記念壇が高さ8.6メートルと県内でも最大級で、2度の再建が産業遺産として、さらに地域の人々にとってなくてはならない史跡として継承されてきたことを指定文化財指定理由に挙げている : 市文化財保護審議会会長の黒田剛司さん(73)は「これまで江戸、明治などの遺産が文化財となってきたが、昭和など近代遺産で失われるものもあり、注目されている。記念壇は今後も守っていくべきものと考えている」と話した : 25日までの土日に、同市南門前町の堀田家住宅で関連パネル展を開催している

2025年02月14日

中日新聞

事件事故 あま市で火災

12日午後5時頃、あま市木折、アルバイト男性(65)方から出火し、2階建て住宅を焼いた。アルバイト男性が両手、両足などにやけどを負い、病院に搬送されたが重体。家族が119番通報し、津島署が出火原因を調べている ; 津島警察署

中日新聞

飾り付けたクッキー「家族で食べたい」 バレンタイン合わせ 津島で児童向け教室

11日に津島市の神守小学校区コミュニティセンターで、小学生向けの「バレンタインクッキー教室」が開かれ、チョコなどでデコレーションしたクッキー作りを楽しんだ : つしま子ども食堂のメンバー、服部伸子さんが講師を務め、地元の小学生23人が型抜きしたクッキー生地を焼いたり、色鮮やかなチョコやハート形のお菓子などでデコレーションしたりした : 6年の角田湊音さんは「うまくできたと思う。家族で味わいたい」と話した : 主催した神守地区小学校区コミュニティ推進協議会の浅野幸雄会長は「若い世代にもコミュニティー活動の大切さを知ってもらい、参加者を増やしていきたい」と期待していた

中日新聞

新作狂言 テーマは「認知症」 津島で公演 大きな抑揚付け 発声も練習

8日に津島市文化会館で、認知症をテーマにした新作狂言の公演などがあり、来場者が狂言師から声の出し方などを教わった : 津島市が主催し、脳科学と能楽で地域貢献を目指す「脳能プロジェクト」のメンバーが協力。同プロジェクト共同代表のやまかわさとみさんが作った新作狂言「閻魔返し」を、重要無形文化財総合認定を受けている狂言師の佐藤友彦さんらが上演した : 上演後、同じ共同代表の山本直人・海南病院名誉院長、やまかわさん、ボランティアなどとのトークセッションがあり、山本さんは「認知症に優しい地域づくりのため、地域全体の参加が必要」と指摘した : 狂言師による発声の講座では、参加者が「おはようございます」などと大きな抑揚を付けて声を出していた。市内の小島香苗さんは「日ごろ接することがなかったが、今日のような公演はなじみやすく、楽しかった」と話した

中日新聞

越津ねぎ 古知野高生アレンジ丼 規格外品使い「色もきれいに」調理工夫 手作りPOPも掲示 江南のスーパーで限定販売

古知野高校(江南市)の商業科と生活文化科の生徒たちが、「企画部」と「開発部」に分かれて、地元特産の「越津ねぎ」を使った丼メニュー9品を開発して完成させた。同市内のスーパーで15日から土日限定で販売される : 同校では昨年度、越津ねぎを使った総菜レシピ38品を開発。うち6品が同店で販売され、好評だったため、生産者や店から丼メニュー開発の要望があった : 1月20日に審査会が同校であり、越津ねぎの味や食感、色味などを生かした丼メニュー9品を生活文化科の生徒たちが調理した。試食した審査員は、「どれも大変おいしくて素晴らしい」「青い部分がきれいに生かされたメニューに感動。規格外のネギもこうした工夫で多くの人に届けば」「(店での販売には原価や調理工程などの制約があるが)できる限り再現できるようにアイデアを絞りたい」と話した : 越津ねぎは白ネギと青ネギの中間的な性質を持ち、柔らかく甘いのが特徴。江戸時代中期、津島市越津町周辺で栽培が始まった愛知の伝統野菜で、江南市も主要産地となっている

2025年02月05日

中日新聞

認知症 狂言で理解深めて 津島で8日 公演とトークセッション 「優しく対応できる街に」

8日、認知症をテーマにした新作狂言の公演と講演会「脳と身体を狂言でリフレッシュ!」が津島市文化会館で開かれる : 同市が初めて開催するイベントで、午後2時から。劇作家のやまかわさとみさんが2022年に作った新作狂言「閻魔返し」の公演や、認知症に優しい地域づくりをテーマにトークセッションが行われる。狂言には重要無形文化財総合認定を受けた狂言師、佐藤友彦さんらが出演し、来場者が狂言の所作を体験する時間もある : 講演会には、脳神経外科医で海南病院名誉院長の山本直人さんと、やまかわさんが共同代表を務める「脳能プロジェクト」が協力。同プロジェクトは20年に海部津島地域の医療や福祉関係者らが地域の高齢者の健康作りに貢献しようと立ち上げ、公演やDVD制作などをしている : やまかわさんは「閻魔返しは、家族の体験も生かされているが、認知症でも優しく対応していただける街になっていくよう理解を深めてもらえたら」と期待する。入場無料

2025年02月04日

中日新聞

浸水も考慮 新庁舎始動 弥富市と飛島村管轄 海部南部消防組合 消防指令業務 名古屋市に委託 尾張のセンター 連携強化、費用削減へ

1日、弥富市と飛島村を管轄する「海部南部消防組合」(同村大宝)の新庁舎の使用が始まった。海抜マイナス1.5メートルにあり、大災害時には庁舎の1階が浸水する恐れがあるため、消防車や自家発電設備、燃料タンクなどを高い場所に置くことができる造りとなっている : 津島市、愛西市、蟹江町、海部東部(あま市、大治町を管轄)と海部南部の両消防組合からなる「海部地方消防指令センター」は4月から、119番を受けて出動命令を出す消防指令センターの業務を名古屋市に事務委託する。1月下旬から試験運用をしており、4月から本格的に運用を始める : 海部南部消防の担当者によると、消防指令業務の広域化は各地で広まっており、指令を一元管理することで車両の出動状況を把握できるため、特に自治体の境での出動においていち早い現場への到着が見込まれるという

2025年01月25日

中日新聞

バザー売上金5万円 JAが津島市に贈る 女性部「子育て支援に」

JAあいち海部の女性部は23日、昨年11月に開催したチャリティーバザーの売上金を津島市に贈った : 同女性部は昨年、同JAグリーンプラザで開かれた周年祭の会場で、チャリティーバザーのコーナーを設け、メンバーが持ち寄った食器や服、タオルなどを販売。5万1571円の売り上げがあり、全額を子育て支援に充ててもらう目的で日比一昭市長に託した : 同部神守支部長の日比富美子さんは「バザーは皆さんと一緒に楽しく参加できた。子育て世帯で大変な家庭もあると聞いているので、少しでも役立ててほしい」と話した

中日新聞

災害廃棄物処理で基本協定 あま・津島自治体などと「大栄環境」

海部・津島地域の自治体と海部地区環境事務組合は21日、廃棄物処理業の大栄環境(神戸市)と大規模災害時に発生する災害廃棄物の処理を円滑に行うための基本協定を締結した : 海部・津島地域の7市町村は同組合を通して共同でごみ処理をしており、今回の協定により、災害でごみ処理施設の能力を超えた場合などに大栄環境に協力を要請できる : 協定では同社に協力してもらう内容として廃棄物の撤去、運搬、処分、仮置き場の運営などが盛り込まれた : 組合管理者の村上浩司あま市長は「国内各地で災害が多発し、ごみ処理施設そのものが被害を受ける恐れもある。今回の協定で、地域住民30万人以上の安心にもつながる」と期待した

2024年12月15日

中日新聞

輝けスポーツの新星 キックボクシング 木本 嵐さん(13)=津島市 強くなる 16歳でプロに めざすは総合格闘家

キックボクシングに打ち込む津島市の木本嵐さん(13)についての記事 : テレビの総合格闘技の試合を見て「かっこいい選手がいる。自分も強くなりたい」と5歳で空手を始め、小学4年生になると全国大会にも出られるようになった。それでも総合格闘技の世界を目指す気持ちが強く、小学5年でキックボクシングに軸足を移し、昨年はアマチュア大会に出場して全国から選手が集まる中で優勝。今年も10月に稲沢市で開かれた「BRIGHT(ブライト)」等の大会を制し、獲得したチャンピオンベルトは4つになった : 目標にする選手は山本アーセン選手。今年9月に開かれたイベントで会うことができ、「タイトルを絶対に取ってこい」と励まされた。「今はとにかく強くなりたい。そのために努力をしたい」 : 16歳でキックボクシングのプロになることが当面の目標。その先に総合格闘技への挑戦がある

2024年12月07日

中日新聞

きれいにいっぱい咲いてね 津島・天王川公園 園児ら60人が花苗植え

2日、津島市の天王川公園で同市の「天王川公園花いっぱいプロジェクト」による花苗を植えるイベントがあった : 愛知県の「あいち森と緑づくり都市緑化推進事業」の交付金を使った事業で、昨年に続く第2弾。瑞泉寺学園つしま幼稚園の園児約60人が、公園のフジ棚東側の花壇に紫色の花を咲かせるアメジストセージ300株を植えた : 年長児の鬼頭奏多ちゃんは「楽しい。きれいに咲いてほしい」と話した

中日新聞

作文で入賞 一日税務署長に 津島 佐屋中・樋口さん、弥富中・村上さん

2日、税に関する作文で優秀な成績を収めた中学生2人が津島市の津島税務署で一日税務署長を務めた : 国税庁長官賞を受賞した佐屋中学3年の樋口栞奈さん、全国納税貯蓄組合連合会優秀賞を受賞した弥富中3年の村上琴音さんの2人は委嘱状を受け取り名刺交換をした後、税務署の仕事や海部津島納税貯蓄組合連合会の事業、スマートフォンで確定申告ができる仕組みなどについて説明を受けた : 署長訓示では、樋口さんが「拍子抜けするほどの風景」、村上さんが「誰もが幸せに暮らせる社会」と題した作文を朗読した

2024年11月29日

中日新聞

「はたちの集い」委員と市長 津島の良さや将来 意見交換

22日、津島市の「はたちの集い」を運営する委員の学生らと日比一昭市長の懇談会が市役所で開かれた : はたちの集い実行委員会の6人が参加し、市の好きなところや良いところ、10年後はどうあるべきかの意見交換をした。「市の良さに気づいてもらえるような取り組みが必要」との指摘もあった

中日新聞

注意!!ニセ電話 常連客の詐欺被害救った 愛西の喫茶店内 異変察知、電話代わり撃退 店主清水さん 津島署から感謝状

愛西市大井町の喫茶店「みるくカフェ」の店主清水玉貴さん(67)が、店内でニセ電話詐欺の被害に遭いそうになっていた常連客を救った : 10月30日午前8時過ぎ、清水さんは携帯電話で通話していた常連客の80代女性が慌てて生年月日を教える姿に「これは絶対怪しい」と感じ、電話を代わった。大手通信会社を名乗る人物から「料金を1年滞納しているから、今日払ってくれ。今日中に払ってもらえないなら裁判にかける」と言われ、急に訴訟になることを不審に思いいろいろ問い詰めると電話は切られた。その後、津島警察署に通報し、架空請求の詐欺に遭いそうになっていることがわかった : 25日に小林英資署長から感謝状の贈呈を受けた清水さんは「普段からお客さんとしゃべる時間が好きなことが生きたのかもしれない。今後も店の中を見渡したい」と笑顔を見せた : 津島警察署管内では10月末までにニセ電話詐欺で27件の被害が発覚しており、被害額は計1億1200万円となっている

2024年11月02日

中日新聞

記者が振り返る衆院選(下)風の行方 9区 重要課題 演説で影潜め

今回の衆院選を新聞記者が振り返る : 愛知9区で自民党の長坂康正氏は期間中「政治改革の先頭に立つ」の言葉で支持を訴えていた。まず党内ではっきり発言し、活動を有権者にも届ける必要があると記者は分析した

中日新聞

アプリ「ロークル」緊急情報を強化 自治体などが発信

自治体、メディア、企業が発信する地域情報が集まるスマートフォンアプリ「Lorcle(ロークル)」では、避難情報や気象、地震情報などの緊急情報の発信を強化 : ロークルは新聞の地域ニュースと自治体・企業の情報を組み合わせて掲載する仕組み。利用者は居住地だけでなく、関心がある別の地域の情報も受け取れる : ロークルには津島市も参加している

中日新聞

日本画、洋画など191点 文化祭美術展始まる 津島

1日、「第68回津島市文化祭美術展」が同市文化会館で始まった。大ホールでは日本画、洋画、写真、書道、工芸など191点の作品が並んでいる。4日まで : 会場では市老人クラブの「趣味の作品展」も開かれており、手芸や工芸などが出品されている

2024年11月01日

中日新聞

記者が振り返る衆院選(上) 勝敗を分けたもの 9区 連合の強力支援 後押し

今回の衆院選を新聞記者が振り返る : 愛知9区では岡本充功氏が小選挙区で勝利した。立憲の岡本充功氏と共産の伊藤恵子氏が出馬したことで、自民批判票が割れてしまうことを懸念したが、共闘しなかったことで、連合から強力な支援をもらえ、国民支持層を取り込めたと記者は分析 : また自民の長坂康正氏は、政治資金不記載問題に関与しておらず、盛り返した時期もあったが、党本部から非公認候補の支部に2千万円が支給されたことが発覚し、一気に落ち込んだと分析した