図書館だより

 

2020年05月19日(火)

*本日も図書館休館中です。

 私は電車通学中に『謎解きはディナーのあとで 2』を読んでいたのですが、学校で友人に貸したらペラペラ読み始めて、普通なら常識的にも絶対に言わないであろう各章の犯人・トリックのネタバレをされた嫌な思い出があります。私(珍しく気に入っていた)が、絶望した顔をしていたからでしょうか……奴は別の友人に怒られてました。それ以来読んではなかったのと、ネタバレの内容を忘れてしまったのと、ドラマも見ていたので、友人の悪行を時効として久しぶりに読み直そうかと考えています。

「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」と暴言を吐く毒舌執事と令嬢刑事が難事件に挑戦するユーモアにあふれたミステリー小説です。

絶対に犯人とトリックは言わないでくださいね!!!

『謎解きはディナーのあとで』
『謎解きはディナーのあとで 2』
『謎解きはディナーのあとで 3』 東川篤哉∥著 小学館

 

2020年05月18日(月)

*当館は現在臨時休館中です。ご迷惑をおかけして申し訳ございません*

紹介図書『スヌーピーの父チャールズ・シュルツ伝』 デイヴィッド マイケリス/著 古屋美登里/訳 亜紀書房 726.1マ

 この本はスヌーピーの生みの親である漫画家チャールズ・M・シュルツの生涯について書かれた本です。絵を描くことが好きな内気な少年だった彼は、通信制のイラストスクールで絵を学んで漫画家として着実にその道を歩んでいましたが、その後、軍隊入るといった今までにない大変な経験をしました。決して平凡な人生ではありませんでしたが、地道な投稿活動が実を結び「ピーナッツ」というスヌーピーが登場する漫画が新聞に掲載されるようになり世界中で愛されるようになったのです。
ざっくりと書いてしまいましたが、本書は686ページと分厚く、シュルツ氏について詳細に書かれており読み応えがあります。
日本でもスヌーピーは昭和の頃から文房具やTシャツなど様々なグッズ化がされ今も人気が高いです。一方で作者については今までほとんど知らなかったです。この本からキャラクターの原点を探るというのも面白いかもしれませんね。

 

2020年05月17日(日)

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、臨時休館の期間を延長し、5月31日(日)まで臨時休館することとなりました。ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 少しずつ、しかし確実に暑い日が増えていますね。マスクを着けていると、熱中症のリスクが高くなることが話題となっています。まだ体が「暑さ」に慣れていない時期は最も熱中症の発生が多い時期なので、気を付けなくてはいけません。加えて、私は皮膚が弱いので、夏にマスクを着けていると汗疹ができるのではないか、と個人的にとても心配しています。口の周りに汗疹って・・・これは相当恥ずかしい!扇風機搭載マスク、とか発売されないでしょうかね?

 さて、本の紹介です。先週ご紹介した本は、文庫本で15ページほどの短い小説でしたが、今回ご紹介するのはとても長~い小説。宮本輝/著『流転の海』シリーズです。

 この小説、全9冊の大作です。特筆すべきは、作者が物語を綴った時間の長さでしょうか。1981(昭和56)年に連載がスタートしてから、2018(平成30)年に完結。つまり、宮本輝さんが34歳で書き始め、71歳で完結しているのです。凄いでしょう??宮本輝さんは大好きな作家さんの1人で全作品を読んでいますが、作品のボリュームは『流転の海』シリーズが一番でしょうね。外出自粛が続き、自宅で過ごす時間が増えているかと思いますが、じっくりと本に向き合うことができる貴重な時間といえるかもしれません。「まとめ読み」してみてはいかがでしょう。

 ちなみに、赤川次郎/著『杉原爽香シリーズ』も好きで、ずっと読んでいます。こちらは何と!まだまだお話が続いています。また、登場人物が読者とともに年齢を重ねる形式、つまり毎年一歳ずつ年齢を重ねているので、第1作で15歳だった爽香も、昨年出版された最新作(第32作)では46歳。私と年齢が近いこともあり、一方的に親近感を抱いています。秋のはじめ頃に書き下ろしの文庫本を購入するのは、「栗きんとん」を買うのと同じくらい我が家の秋の楽しみです。個人的には爽香の旦那さん・明男のちょっとゆるいカンジが「相変わらず」なところとかも、わりと好きです。

・『流転の海 第1部』宮本輝∥著
・『若草色のポシェット』赤川次郎∥著

 

2020年05月16日(土)

※図書館は現在、臨時休館中です。
ご迷惑をお掛けしておりますが、どうぞご理解とご協力いただきますようお願いいたします。

今日は雨降りで涼しいですが、ここのところ暑い日が続いていましたね。
家にいるとそれほど暑さを感じませんが、食料を買いに車で出掛けたら、久しぶりに浴びた強い日差しと暑さに、軽い熱中症のようになってしまいました・・・。
これ以上、体力が落ちないように、人混みを避けて散歩するなど、たまには外の陽を浴びて体を動かそうと思います。

さて、今回は、『リーリーとシンシン』(中国パンダ保護研究センター∥編著 二見書房)をご紹介します。
パンダのシャンシャンの両親である、リーリー(♂)とシンシン(♀)の成長記録なのですが、リーリーとシンシンは、同じ保護センターの「パンダ幼稚園」で育った幼なじみなのです!
偶然にも、飼育員さんが小さなリーリーとシンシンを両手に抱えている写真が掲載されており、「まさかこの2頭が日本の上野動物園に行くことになるとは、思ってもいませんでした」と、リーリーとシンシンの門出を感慨深く見送ったそうです。
日中共同研究のペアリングで、たくさんのパンダの中から幼なじみの2頭が選ばれるなんて、ご縁があったんですね。
のちに夫婦となる2頭が、幼い頃に木の上で一緒に遊んでいる写真を見て、じーんときてしまいました。
2頭の特徴や日本に来るまでの歴史がわかるとともに、数多くの愛らしいパンダの写真に癒される一冊です。

今は、新型コロナウイルスの影響で上野動物園は休園していますが、落ち着いたらパンダファミリーに会いに行きたいです。

 

2020年05月15日(金)

※津島市立図書館はただいま臨時休館となっております。ご理解とご協力をお願い致します。※

本の紹介って漫画はダメなのですかね~…と思う今日この頃です。(す)です。

本日ご紹介する本は児童書!
ハリーポッターファンの(す)が児童書を紹介するといえばもちろんこれ!はい『Harry Potter』ですね。
「いや、今さら紹介されても…」という皆さん、(す)の紹介する本は原典である洋書です。
……洋書です。

読めない人が多いとは思いますが(実際(す)も読めません)あえて洋書を紹介させてください!
実は皆さんご存知のあの日本語版は、翻訳が読み辛いとファンの間でも有名なのです。

オススメの版は、出版20周年記念版です。記念版というだけあって、各巻ごとに全寮カラーの本を出すという気合の入りっぷり。
例えば、第一巻の賢者の石だけでも『賢者の石 グリフィンドール版』『賢者の石 スリザリン版』『賢者の石 ハッフルパフ版』『賢者の石 レイブンクロー版』…と全て集めると第一巻だけでも四冊…。大変なことになります。

でもこれが一番オススメです。なぜなら、本編の他にも各寮の創設者のイラストや説明、その寮に所属する人物の描き下ろしイラストが載っているからです!
やはり自分でキャラクターを想像しながら物語を読むのもいいですが、明確な姿がわかった上で頭の中でキャラクターを動かすのもいいですよね。

当館には所蔵していませんが、Amazonや大型書店の洋書コーナーにはあると思うので見かけましたらぜひ!

 

2020年05月14日(木)

※現在、図書館は臨時休館中です※

この間、小原玲さんの写真集『kiss!』を購入しました。
草原のイヌこと、プレーリードッグのキスとハグのシーンを主に収めた写真集です。
プレーリードッグのハグ&キスの、なんとも愛らしい姿に思わず頬が緩んでしまいます。
しかし、みなさん…。小原玲さんと言えば。そう…。
小原玲さんと言えば、アザラシ(の赤ちゃん)とシマエナガも忘れてはいけません。
なんと『kiss!』には、プレーリードッグだけではなく、アザラシとシマエナガの写真も載っているのです。
特に、アザラシの赤ちゃんが、お母さんアザラシと鼻先をちょん、とくっつけあう姿はとても微笑ましいです。
実は、アザラシは水中に適した目の構造をしているので、陸ではあまりよく見えていません。
そのため、鼻先をくっつけて、匂いで母子であることを確認するのだとか。
その様子が、まるでキスしているかのように見えるのですね。

そんな愛にあふれた写真集『kiss!』ですが、残念ながら当館では未所蔵です。
しかし図書館には『アザラシの赤ちゃん かわいいのヒミツ』があります。
こちらはタイトル通り、アザラシの赤ちゃんだけに絞った写真集です。
まるでぬいぐるみのように可愛らしいアザラシの赤ちゃんに、思わずキュンとしてしまいますよ。

『アザラシの赤ちゃん かわいいのヒミツ』 小原 玲/著 講談社
『kiss!』 小原 玲/著 小学館 (未所蔵)

 

2020年05月13日(水)

臨時休館が今月いっぱいまでに延長となりました。
 返却期限等、詳しくはこちらよりご確認ください。
 
 
5月も半ばですね。そろそろ天王川の藤も終わりでしょうか…。
今年は藤まつりが中止、メインの藤棚エリアも封鎖ということで、ゲームの中だけで観藤会です笑
Screenshot_touken
この背景、とっても綺麗じゃないですか!?
しかも、藤の下の水辺とそこに張り出したかのような手すりが、天王川公園の藤を思い起こさせて、去年お披露目されたときにちょっとテンション上がったものです。
(ちなみに立っているのは津島神社所有の刀と同じ刀工の刀剣男士です)
 
 
それはさておき、有栖川有栖さんの新刊が出ました!
『濱地健三郎の幽(かくれ)たる事件簿』で、『濱地健三郎の霊(くしび)なる事件簿』(いずれもKADOKAWA刊)に続く新シリーズ第2弾です。
本シリーズは連載の掲載誌が怪談専門誌ということで、「怪談でもミステリーでもなく、『両者の境界線において新鮮な面白さを探すこと』を目論んで書かれている」(あとがきより引用)、心霊探偵・濱地健三郎が主人公のシリーズです。
そこまで怖いものではなく、「世にも奇妙な物語」が好きな方にもおすすめです。

有栖川さんでもうひとつ。
先月の先生の誕生日に、ちょうど出勤日だったのでその件で投稿したところ、プチバズにも程遠いですが、当社比でたくさんの反応をいただきました!
やはり画像とタグの効果は大きいなぁと感心しつつ、記念としてここにも残しておきます笑↓

 

2020年05月12日(火)

#本日も図書館休館中です
#生涯学習センター・公民館を含めた全ての図書館の休館期間を5月31日(日)まで延長します。
#利用者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
(以上某SNS風のお知らせでした。)

最近は見ていた春ドラマが新型コロナによって放送中止になってしまい、再放送のドラマを見ています。
昨日は月9(本来ならSUITS~season2~を見ていましたが…)『鍵のかかった部屋』の再放送でした!!!(これはこれで嬉しい。)
ドラマの初回放送を見てから小説を読んだ当時の私はドラマよりも先に小説を読みきってしまうほどハマっていました。
もし、今回ドラマを見ていて小説が気になった方は、図書館が開館してから借りて読んでみて下さい。
『鍵のかかった部屋』
『狐火の家』
『ミステリークロック』 貴志 祐介∥著 角川書店

 

2020年05月11日(月)

*現在臨時休館中です。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。*

紹介図書『すごいぞ台湾』 アーク出版 509.2ス

 今回のコロナ禍で世界各国の対応の仕方は様々です。そんな中、感染防止対策で早くから徹底した対応を取り、世界中から高く評価を得た台湾。台湾といえばグルメや観光といったイメージが強いですが、今回の一件で台湾は一体どんな場所なのだろうと思い少し調べてみました。まず、領土は36,000k㎡と九州の面積に近く、反対に、人口は約2337万人と1000万人ほど多く人口密度のかなり高い地域です。そんな日本よりも小さな所で現在イノベーションが盛り上がりを見せています。この本は現在注目されている台湾の企業とその技術を紹介した内容です。

台湾の企業は、意志決定のスピード、企業間との連携が強みとされ、それを駆使した最先端の技術をどんどん進めています。中でもIoT(Internet of Things)によって糖尿病患者の血糖値を管理するサービスや、学校でのあらゆるデジタル機器をつないだコントロールセンターで一括に管理するシステムなどが紹介されており、台湾のIT技術の高さがうかがい知れる一冊となっています。

 

2020年05月10日(日)

 ~津島市立図書館は現在、臨時休館中です~

 とってもお久しぶりの「図書館だより」は、臨時休館中の図書館で書いています。「臨時休館」については色々なことを思い、様々なことを考えますが、今回の「図書館だより」は最近読んだ本についてのみ書きたいと思います。

 この職業に就いていて「今さら」なのですが、「人に本を薦めるのは難しいなぁ」といつも思っています。その半面、人から本を薦められるのは、とても嬉しかったりします。まぁまぁ長い年月にわたって本を読んでいると、やはり手に取る本の「範囲」が狭くなってしまうので、視野が広がりとても助かります。さらに、これはとても良くないことですが「読んでいないのに、読んだような気になっている」本も多々あります。

 今回は、とある方にお薦め頂き、かつ「読んでいないのに、読んだような気になって」いた一冊、森鷗外『高瀬舟』ついて、ほんの少しですが書きたいと思います。

 舞台は江戸時代。弟殺しの罪を犯した下人・喜助と、護送する同心・庄兵衛について描かれる、とても短い(文庫本で15ページほど)小説です。「安楽死」がテーマとなっていることでも知られています。無駄をそぎ落とした文体が美しい短い作品なので、自分でも文庫本を購入して繰り返し読んでいます。最近、再読していて気になったのが、「わたしが小さい時に二親が時疫でなくなりまして、弟と二人あとに残りました」と話していたこと。この作品も「時疫」が生んだ悲劇を描いていると考えさせられました。

 「今読まれるべき小説」なのかもしれない、と思います。気になった方はとても短い話ですので、本編を読むことをオススメします。

『山椒大夫・高瀬舟 他四編』 森鷗外/作

 

2020年05月09日(土)

※図書館は現在、臨時休館中です。
ご迷惑をお掛けしておりますが、どうぞご理解とご協力いただきますようお願いいたします。

みなさん、お久しぶりです!いかがお過ごしでしょうか?
私は家にいる時間が増えたので、断捨離と大掃除をするいい機会!と考えていたのですが、全くやる気スイッチが入らず・・・。
というわけで、毎日なにかしらお菓子や料理を作っています。
簡単なものばかりなのですが、新しいレシピや、作ったことがないお菓子や料理を試作するのが楽しくて、ちょっとハマっています。

そんな毎日で思い出したのが、『大っきいおかず小っちゃいおかず』(ケンタロウ∥著 講談社
)です。
最初の出会いは図書館。
料理をはじめたばかりの頃で、借りて帰って家でいくつか作ってみたら、変わった材料を使ってないのに簡単でおいしくて感動し、自ら担当された器と料理のスタイリングも素敵で、ことあるごとに写真集のように眺めたりするほど気に入ったのでした。
あまりにも気に入り、自分でも本を購入して、当時はこの本を大活用させてもらっていました。
タイトルの「大っきいおかず」は主菜、「小っちゃいおかず」は副菜のことで、この他にも汁物やデザートなどのレシピも載っているので、これらを組み合わせて献立を決めたりしたこともありました。
「これならできる!家ごはんの1週間 買い物はまとめて週末にしよう!!」というコンセプトの章もあり、買い物に出掛ける日を減らすよう推奨されている今の時期には、特に参考になりそうです。

今回、本を紹介することになって、久しぶりにページをめくったら、ざらっとした画用紙のような紙質や、手にした時の軽さ、A4変型判のやや大きめのサイズ感、少し採光が暗めの写真の色合いやアングルも好きだったことを思い出しました。
紙の本には、紙の本ならではの魅力がありますね。

 

2020年05月08日(金)

※津島市立図書館はただいま臨時休館となっております。ご理解とご協力をお願い致します。※

6日から「図書館だよりで本の紹介をせよ!」との事で。
読書は大好きですが、読書感想文などの「本の感想を第三者に伝える」という行為が大の苦手な(す)…。もう躓いています。
かっちりしっかりした感想ではなく、ゆるーい感じになってしまうと思うのですが、どうか生暖かい目で見てください…。

さて、早速ですが。
紹介する本が何も日本文学である必要はないのでは?と思ったので、私は『世界の夢の図書館』という世界の図書館を紹介している本を紹介します。

簡単にいうと図書館の写真集です。
とっても色鮮やかで美しい世界各国の図書館がページをめくる度に現れて、もう眺めているだけで目の保養です!
なぜ海外の図書館はこうも造形美・建築美が凄まじいのか。
王宮では?というような図書館がまあたくさん!色や光の使い方が上手なのかなあ。
ただちょいちょい「ここの本どう取るねん」という高い本棚もあるのですが、背の高い外国人さんなら問題なく取れるのでしょうかね?

なかなかいいお値段の本ですので「手が出しにくいなあ」と思った方は、開館しましたらぜひうちへどうぞ!
所蔵しております!↓

『世界の夢の図書館』(エクスナレッジ) (010.2/セ)

 

2020年05月07日(木)

※図書館は現在、臨時休館中です。
 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけしておりますが、どうぞご理解とご協力いただきますようお願いいたします。※

みなさん、お久しぶりです。
さっそくですが、私が今回、紹介したい本はこちら。
『恐い間取り』(松原タニシ/著 二見書房)です。
残念ながら、こちらの本は当館には未所蔵の本ですが、今年の夏に映画が公開予定となっておりますし、
映画の公開前には2巻も発売されるとのことで、実は注目している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さて、こちらの本は、事故物件住みます芸人として活動されている松原タニシさんが、
自身が事故物件に住んでいた時の体験や、事故物件に住んでいる人への取材などをまとめたものです。
今回紹介させていただくにあたって、久しぶりに読み返しましたが、なかなか怖くてゾッとします。

最近、気温が高い日が続いて、まだ春だというのに暑いですね。
映画公開前の予習をかねて、少し暑くなってきた今からこちらの本を読んで、涼んでみませんか。

 

2020年05月06日(水)

再度の臨時休館からもうすぐ1ヶ月、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
Twitterではときどき呟いておりましたが、図書館だよりとしては久しぶりの更新です。

図書館はまだ臨時休館中ですが(6日現在、15日までの予定)、まだまだ長くなりそうなおうち時間の本選びの参考にもしていただければと、本の紹介をメインに、今日からまた少しずつ更新を再開していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
さて、臨時休館中は分散出勤ということで、おうち時間の初めに布マスクを作りました。
手縫いで作ると思った以上に時間がかかるのですが、その間は本も読めません。
ということで作業中は、ずっと見ようと思っていたアニメを流していました。
と言っても『舟を編む』、『風が強く吹いている』、『逆転裁判』、『のだめカンタービレ』…という図書館員っぽい? 無難なラインナップですみません笑
ですが、どれも丁寧に作られていてとても良かったです。機会がありましたらぜひ。

…前振りが長くなってしまいました。
本の紹介が本題ですが、どちらも有名な作品なのでご存知の方も多いでしょうから少しだけ……

『舟を編む』は辞書作りにかける編集者たちのお仕事小説。
お仕事小説は好きなジャンルですが、舞台が出版社、しかも辞書編、小説好きが嫌いなはずがない…!
本編とは直接の関係がありませんが、アニメ版で監修を務められた飯間浩明さんが書かれた児童書を、今年の学年別おすすめ本にする予定です。

『風が強く吹いている』は、メンバーの大半が長距離初心者のチームで箱根駅伝出場を目指す青春小説。
初心者がいきなり箱根に出られるのか…と読み始めたときは思ったのですが、ハイジさんの少しずつステップアップを目指す指導が巧みなのとその筆致で、最後までぐいぐい読んでしまいました。

『舟~』でもうすぐ10年、『風強』にいたっては来年で15年(!)と刊行から(初読から)年数が経っていますが、今でもときどき読み返そう、と思うくらい好きな作品です。
アニメ版は置いていませんが、実写版映画のDVDもありますので、よろしければ合わせてどうぞ。
 
 
『風が強く吹いている』三浦しをん(新潮社)同DVDはこちら
『舟を編む』三浦しをん(光文社)同DVDはこちら
『逆転裁判~時間旅行者の逆転』円居晩(早川書房)
(↑こちらは文庫オリジナルのノベライズです)

 

お知らせ

新型コロナウイルスによる感染拡大の状況を考慮し、4月11日(土)から休館いたします。
利用者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

<休館期間>
令和2年4月11日(土)~ 令和2年5月15日(金)
※感染状況によっては、休館期間を延長する場合があります。

<返却・予約取り置きについて>
臨時休館に伴い、返却期限および予約取り置き期限を延長します。
返却・予約取り置き期限は以下の通りです。

4月11日(土)~5月15日(金)に返却・予約取り置き期限をむかえる資料は、 5月28日(木)まで延長
*ただし、4月11日(土)~5月15日(金)に返却の相互貸借資料は、5月23日(土)まで延長
利用状況の確認はこちらから

臨時休館中の返却につきましては、返却ポストをご利用ください。
* 本(他都市の図書館から取り寄せた本は除く)や雑誌・紙芝居は、閉館時間中でも各図書館の返却ポストに返却できます。
*CD・ビデオ・DVDは、破損しやすいので返却ポストに入れず、開館してから図書館の窓口へお返しください。

詳しいお知らせはこちら → 臨時休館についてのお知らせ

 

2020年04月08日(水)

再開から1週間が経過しました。
最初の1週間は、やはり新しく本を借りられたい利用者さんがたくさんいらっしゃいましたが、それもひと段落したようです。
普段から纏めて借りられる方ももちろんいらっしゃいますが、「また閉館になる可能性もありますよね…」と少しでもたくさん借りていこうという方もよく見受けられました。

津島市内の小中学校も、今日(4/8)から10日ほどの臨時休校が決まりました(19日まで)。
先日の週末から昨日にかけて、保護者の方といらっしゃる子どもさんも増えたように思います。
当館では来館にあたりマスクの着用を必須としてはいませんが、1日見ていて大人の方より子どものマスク不着用率が高いようなのがどうしても気になります……
あくまで個人の意見ですし、マスクそのものや手作りするにも材料が買えない現実もありますので、必着でとは言えないのですが、ハンカチ+輪ゴム(やヘアゴム)で作る「即席ハンカチマスク」という手もあるそうなので、出来る限りどうかマスク着用でご利用いただければ……と思います。
(私自身もそろそろ使い捨ての在庫が切れそうなので、捨てる前にゴムを取っておいて布マスクに使おうと思います……)

そしてくどいようで申し訳ありませんが、滞在は短時間で! できれば少人数で……どうぞよろしくお願いいたします。
お手元の携帯電話やパソコンから検索も出来ますのでご活用ください↓
パソコンからの方はこちらスマートフォンからの方はこちら
 
 
以下は図書館より、ご利用にあたってお知らせとお願い(再掲)です。
発熱等、体調不良のときは来館をご遠慮ください。
・できるだけマスクを着用するなどし、咳エチケットをお守りください。
当面の間、貸出・返却に関わる業務のみ再開いたします。
 資料の閲覧(新聞や雑誌の最新号を含む)、お席のご利用はできません。
 短時間でのご利用をお願いします。

・調べもの室や読書・学習室等の各部屋は閉鎖させていただきます。
 おはなしのへやも閉鎖しますが、おはなしのへやの絵本(乳幼児向けの絵本)は貸出できます。
・今後の状況により、対応が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
 また、その際は図書館ホームページやTwitter、Facebookでもお知らせいたします
その他、詳しいお知らせはこちら → 一部業務再開のお知らせ(4/11再休館のため掲載終了しました)

最後になりますが、臨時休館中に返却日を迎える資料について返却期限を延長させていただいた資料の返却期限は本日となっております。
来館が難しい、出来れば建物の中に入りたくない……という方は、返却ポストをご利用ください。
ただし、DVDやCDは破損の恐れがありますので、カウンターまでお持ちください。
どうしても無理……という場合は、プチプチなどの緩衝材でしっかりとくるんだうえでご投函ください。
合わせて延長していた予約取り置き期限も本日までとなっております。
期限を過ぎた資料はキャンセルとなりますのでご了承ください。
もしお引き取りが難しい場合は、期限が来る前でもご連絡をいただけると、次の予約の方へ(なければ棚へ)回せますのでご協力いただけますと幸いです。

 

2020年04月07日(火)

気にはしていましたが、芸能人などのコロナウイルス感染で、更に気をつけようと思うようになりました。
なので、どういった特徴があるのか調べてみました。

感染している人の特徴として、嗅覚障害・味覚障害を訴える患者さんが多く、特に若年者、女性ではこれらの症状がみられる頻度が高いようです。ただの風邪や副鼻腔炎、花粉症が原因で嗅覚異常・味覚障害が起きることもあるので「嗅覚障害・味覚障害=新型コロナ」ではありませんが、だらだらと続く風邪症状に加えてこれらの症状があれば新型コロナの可能性は高くなるでしょう。

とのことです。私は花粉症だから嗅覚はあやしいな……。

参考に、厚生労働省のホームページの「新型コロナウイルス感染症について」「感染しない、広げないために」「新型コロナウイルス感染症の予防法」「相談窓口・Q&A」を確認してみてください。

 

2020年04月06日(月)

 昨日の強風と寒さのせいか、気が付けば桜も少し散り始めて葉っぱが見え始めていました。

先月の話になりますが、家でラジオを聴いていると、イベント、催し物等の話題の後は「また落ち着いてから行きましょう…」という言葉で締めくくっているのを多く聴きました。
外に出れば菜の花や春の花がたくさん咲いているのに、街は賑わいが消えて人も普段より少ない様子で、静寂と重い空気が漂っている感じがしました。そんな様子を通勤中に見ながら早く図書館もいつもの日常に戻ればと思っていたりしていました。

何から何まで本当に予想していなかった事態でしたね。当館のホームページを見ると、私が担当した図書館だよりからピタッと再延長のお知らせまでの間、2週間止まってしまいました。それを見るたびに何か寂しい感じがしました。あの時は文章を書いている途中で臨時休館が決定したので、急遽内容を臨時休館のお知らせする文章に変更した経緯がありました。ひと言くらいは自分の言葉で書こうと思っていたのですが、当時はあれが精一杯な心境です。

先月の臨時休館から今日の担当回までひと月と数日が経過してしまいました。再開できたことが取りあえず嬉しくもあり、良かったです。現在、館内は貸出、返却、予約とマストな部分のみのサービスですが、また図書館に足を運んでいただければ幸いに思います。

 

2020年04月05日(日)

 久しぶりの「図書館だより」です。新型コロナウィルスの感染拡大が続いており、正直に申し上げると・・・とても心細い気持ちで毎日を過ごしています。とある事情のため、週半ばに消火器を持って図書館内を全力疾走していたので、そうは見えないかもしれませんが・・・やはり不安いっぱいです。

 さて、津島市立図書館は4月1日(水)より貸出・返却・予約に限定した一部のサービスを再開しました。ただし、新聞・雑誌最新号の閲覧、学習室や「おはなしのへや」の利用・AV資料の館内視聴などは停止しています。利用者の皆さんには大変なご不便をお掛け致しますが、皆さんの「安全」を第一として図書館を開館しています。配慮や言葉が足らず、ご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、「安全」のためです。利用者の皆さんのご協力頂きますよう、心よりお願い申し上げます。

 iPS細胞の研究で知られる山中伸弥先生のホームページ「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」に書かれていた言葉ですが、「桜は来年も帰ってきます。人の命は帰ってきません」。この言葉を心に留め、慎重な行動を心掛けましょう。新型コロナウイルスは、子どもの頃から笑いを届けてくれた喜劇王をあっという間に奪っていった恐ろしい存在です。私たち一人一人が、身近に新型コロナウイルスが存在する可能性があることを自覚して行動しなくてはならないと思います。

 最後に少しだけ告知を。コーナー9「地球を読む。」の一部を使った小さなスペースではありますが、コーナー6にて「緊急特集・読む『新型コロナウィルス』~正しく向き合うために~」と題した特集コーナーを設置しました。毎日新聞3月18日の特集記事「対応分かれる図書館」に掲載されていた安城市図書情報館が設置している感染症に関するコーナーの紹介記事にあった「図書館には市民に正確な情報を提供する『使命』がある」という一節に刺激を受けて、気合いを入れて特集コーナーを作成しました。感染症やウィルスにまつわる本(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の委員となっている先生の著作も少しだけ)や正しい情報収集に役立つ本、話題となっているカミュの『ペスト』をはじめとする「見えない敵」と戦う主人公が活躍する小説もご紹介しています。是非とも手に取って頂ければ、と思います。

『パンデミックとたたかう』押谷仁/著 ・瀬名秀明/著
『火定』澤田瞳子/著
『志村流 金・ビジネス・人生の成功哲学』志村けん/著

 

2020年04月04日(土)

大変な世の中になってしまいましたね・・・。
不安なニュースばかりを目にする毎日で、心が落ち着かない日々を送っておられる方も多いと思います。
この状態がいつまで続くかわからないので、余計不安にかられますが、できることといったら、手洗い・うがいをこまめに行う、栄養・睡眠を充分に取る、外出を控えることぐらいですもんね・・・。
できる限りのウイルス感染防止に努めて、なんとか乗り越えたいですね。

当館では、3月3日~31日まで、臨時休館しておりましたが、4月1日より、貸出・返却に関わる業務のみ、利用を再開いたしました。
現段階では、すべてのサービスをご提供することができないため、ご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

2020年04月03日(金)

久しぶりの図書館だよりです!

4月中旬から6月までに行きたい美術展が2つ、見たい映画が1つあるのですが、今この状況で行く計画を立てても良いのだろうか…。
感染したら重症化するリスクがある人なので、外出したくないのですが、美術展は期間延長にはならないだろうしなあ…。(全国巡回の展示なので特に)

でもこれを逃がすと絵画はいつまた日本に来るかわからない…。
企画側も入館者数などで悩んでいると思いますが、観る側も行こうかどうか悩みますね。
大人しくギリギリまで様子見、が一番ですかね…?

『ミュシャ パリの華、スラヴの魂』(小野 尚子∥著) (726.5/ミ)
『MOE 2019年10月号』(雑誌)

 

2020年04月02日(木)

本日、4月2日は「図書館開設記念日」であり、また「こどもの本の日」でもあります。
この「こどもの本の日」は、アンデルセンの誕生日にちなんで制定されました。
そしてアンデルセンといえば、アンデルセン賞です。
今年のアンデルセン賞の受賞最終候補に田島征三さんが残りました。
もともと受賞者の発表は3月に予定されていましたが、5月まで延期になってしまいました。
世の中がこんな状況なので、何かちょっとでも嬉しいニュースがあるといいのですが…。

『とべバッタ』
『ちからたろう』
『アンデルセン童話』

 

2020年04月01日(水)

4月になりました。
いつもなら新入学・新学期・新生活で緊張もありつつわくわくする季節だと思いますが、いまだ先が見えないコロナの影響で、あれもこれも自粛、楽しい予定ばかりなくなっていく……と、仕方ないと理解しながらも納得しかねる気持ちを持っている方も多いのではないでしょうか?

3/3の臨時休館入りから約1ヶ月、貸出・返却に関わる業務のみと一部ではありますが、利用を再開いたしました。
館内でゆっくりご覧いただくことができないためいつも通りとは言えませんし、新聞や雑誌(最新号)の閲覧を楽しみにされている方には申し訳ありませんが、この状況が落ち着くまで、当面の間ご理解とご協力をお願いいたします。

また、緊急特集として「読む『新型コロナウィルス』」のコーナーが出来ました。
ぜひご利用ください。
 
 
以下は図書館より、ご利用にあたってお知らせとお願いです。
発熱等、体調不良のときは来館をご遠慮ください。
・できるだけマスクを着用するなどし、咳エチケットをお守りください。
当面の間、貸出・返却に関わる業務のみ再開いたします。
 資料の閲覧(新聞や雑誌の最新号を含む)、お席のご利用はできません。
 短時間でのご利用をお願いします。

・調べもの室や読書・学習室等の各部屋は閉鎖させていただきます。
 おはなしのへやも閉鎖しますが、おはなしのへやの絵本(乳幼児向けの絵本)は貸出できます。
・今後の状況により、対応が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
 また、その際は図書館ホームページやTwitter、Facebookでもお知らせいたします
その他、詳しいお知らせはこちら → 一部業務再開のお知らせ(4/11再休館のため掲載終了しました)

 

2020年03月16日(月)

こんにちは。
当初お知らせしていた再開日は本日でしたが、トップページでもお知らせしている通り、今月いっぱい休館することとなりました。
利用者の皆さまには大変ご不便とご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご理解とご協力をお願いいたします。

・臨時休館延長のお知らせはこちら→(4/1再開のため掲載終了しました)
・休館中も、貸出中の資料に対するインターネット予約は可能です(雑誌はのぞく)。
 その他、お手元の携帯電話(スマートフォン)やパソコンからご利用いただけるインターネットサービスについてのご案内はこちら→
・インターネットサービスの利用に必要なパスワードをお忘れの場合、メールアドレスの登録がある方はご自身で再設定が可能です。
 メールアドレスの登録が無い方は、お手数ですが開館後に本人確認が可能なもの(免許証等)をお持ちの上、カウンターまでお越しください。
 これから利用・変更される方は、なるべくメールアドレスの登録を済ませてからパスワードをご変更ください。
 (安全にご利用いただくため、なるべく初期設定から変更していただくことをおすすめします)

その他ご不明な点等ございましたら、図書館までお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。

 

2020年03月02日(月)

 当館のホームページでご確認いただいている方もおられると思いますが、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、臨時休館する事となりました。
休館期間は3月3日(火)~ 3月15日(日)です。
急な事で利用者の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。
また、予約取り置き・返却についても合わせて掲載していますのでこちらもご確認していただければ幸いです。

また当館で皆様とお会いできるのを楽しみにしております。ご協力の程よろしくお願いいたします。

 

2020年03月01日(日)

 図書館HP、及び館内でも掲示にてお知らせしておりますが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、津島市立図書館及び神守分室で開催される「おはなし会」などのイベントが当面中止となることが決定致しました。この「図書館だより」を書いている時点(2月29日午後時点)では、このお知らせが最新のものとなりますが、今後につきましても決定次第、図書館HP及び館内掲示にてお知らせする予定です。ご不便をお掛け致しますが、宜しくお願い申し上げます。

 さて、今日から早いもので3月です。つい最近、2020年が始まったばかりのような気もするのですが・・・。ともあれ、先週木曜日の2月27日にコーナー7は「3月の本」となりました。

 「3月の本」では、ベートーヴェンの命日(「楽聖忌」といいます。格好良い呼び方ですよね~)にちなんだ「ベートーヴェンの本」や、3月14日「ホワイトデー」にちなんだ「白の本」、「み(3)や(8)げ」の語呂合わせで3月8日「土産の日」にちなんだ「お土産の本」などを紹介しています。ちなみに「お土産の本」で紹介した『全国もなかぼん』には、天王祭の巻藁船をかたどった津島のお菓子屋さんの最中も登場しています。こちらの最中、なかなかの再現性の高さ!気になる方は本をチェックしてみて下さいね。

 また「3月」といえば、私たちが忘れてはならない日「東日本大震災の本」も紹介しています。東日本大震災から9年を迎える今年の3月、残念ながら日本は再び大きな危機と直面しています。安全を第一に、落ち着いて行動を取ることができるよう私自身も心掛けたいと思っています。早く「日常」が戻ってきてほしいですね、本当に。

 あと、「3月の本」をもちまして、私(き)がコーナー7「〇月の本」を担当するのは最後となります。「コーナー7との別れは寂しい?」と問われれば・・・えーっと、全くそのような気持ちは湧かず、「やりきった感」でいっぱいです。2017年のスタートからほぼ3年。毎月毎月毎月・・・試行錯誤しながら、自分なりに最善を尽くしてきた、と自負しております・・・と書くと、何だか物凄く堅くなってしまいますが、私は毎月コーナー作りがとても楽しかったです。お給料を頂いて、楽しんでいた自分は幸せ者だった、と心から思います。かの名選手の言葉を借りれば「後悔などあろうはずがありません」もしくは、かの名ランナーの言葉を借りれば「とっても楽しい42.195キロでした!」といったところ。「楽しい」と思っている内に「さよなら」することができて、とても晴れ晴れとした気分です。それもこれも全て、コーナー7の本を手に取って下さった図書館利用者の皆さんのおかげです。長らくのご愛顧有難うございました。心よりお礼申し上げます。

 あ、私は引退しますが、コーナー7「〇月の本」はこれからも続きますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。これからはコーナー8・9で面白いことをしてやろう、とアイデアを練っていますので、気長にお待ち下さい。そうそう、「3月の本」では「卒業の本」も紹介していました。私には子はおりませんが、高知県出身で私の心の師・西原理恵子さんと元気なお母さんたちが書かれた『卒母のススメ』が、コーナー7を「卒業」する現在の私の心情に一番近いかな(笑)?

 

2020年02月29日(土)

おととい、全国の小中高に週明けから春休みまで臨時休校を要請するとのニュースが流れました。
ウイルス蔓延を防ぐためとはいえ、急な事態に困惑されている方も多いことでしょう・・・。
各種イベント、コンサートなども続々と中止が発表されています。

津島市立図書館は、現在の時点(2月29日)では通常通り開館しておりますが、3月21日までのおはなし会や講座を中止させていただきます。
ご参加を予定されていた方々におかれましては、申し訳ありません。
今後、もし状況が変わりましたら、HP等でお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。

一日も早い終息を願うばかりです。 

【以下のイベントを中止いたします】
 
本館
• 3月 5日 (木)おはなしにこにこ
• 3月 7日 (土)まろんmamaのおはなし会
• 3月12日(木)ボールペン画講座
• 3月13日(金)古典文学講座
• 3月14日(土)図書館のおはなし会
• 3月19日(木)おはなしにこにこ
• 3月21日(土)英語のおはなし会

神守分室
• 3月 1日 (日)神守のおはなし会・おりがみ
• 3月 8日 (日)神守のおはなし会・おりがみ
• 3月13日(木)神守のおはなしにこにこ
• 3月15日(日)神守のおはなし会・おりがみ

 

2020年02月28日(金)

マ ス ク が 足 り な い 。

本当にどこに行ってもないですね、マスク…。
まさかマスクが1人1箱ではなく1人1袋の制限が付く希少品になろうとは。
家には去年買っていた1箱があったので、ほっとはしたのですが(す)は重度の花粉症。しかも気管支も患っているので、今の季節マスクが品薄なのはキツイ!!
結構真面目に洗って使いまわしも視野に入れています。(本当は嫌ですが…)
出勤ルートにドラックストアがあるんですが、改めてチラッと見てみると開店1時間前だというのに数10人の長蛇の列が!車もひっきりなしに駐車場に入っていく…。
他国にマスクあげてる場合じゃないですよ、日本。

転売屋はこのマスク不足を儲けのチャンスだとして、独自のルートから仕入れたマスクを売りさばき、1日で100万稼いだ人もいるのだとか。
転 売 屋 許 す ま じ 。 滅 せ よ 。
控え目に言ってsi…ごほん!!タンスの角に小指ぶつけてしまえばいいのに…。”(-“”-)”

『かんたん手づくりマスク』(アズマ カナコ∥著) (594/ア)
『チケット不正転売禁止法がよくわかるQ&A』(山下 貴司∥著) (770.9/チ)

 

2020年02月27日(木)

中国では蝗害もすごいと予想されているそうで…。泣きっ面に蜂というか、泣きっ面にバッタ。
バッタは漢字で書くと「飛蝗」。かっこいい字面です。
何だか久しぶりに『バッタを倒しにアフリカへ』(未所蔵)が読みたくなりました。
虫は好きじゃないのに、虫に関する本には興味があります。なんでだろう。

『手すりの虫観察ガイド』
『虫ぎらいはなおるかな?』
『うまれたよ!バッタ』

 

2020年02月25日(火)

今年はまだ大丈夫!と思っていましたが(種類的にまだのはず)、痒い。
何花粉なんだ???
アレルギーの薬を飲んでいても、痒い気がします。
マスクは必需品なのですが、どこにも売ってない……。
これから酷くなる私の花粉症。本格的になるまでにマスクを入手しなくては!

『発症2週間前からの治療で花粉症の目のかゆみは激減する!』
『これでスッキリ花粉症がみるみるよくなる62の対策』
『あきらめない!アレルギー治療 』