図書館だより

 

2019年06月17日(月)

 昨日今日と風が強いですね。昨夜は寒く感じることもあり、体調のコントロールが難しい6月です。

『夕雲の城外伝 猿啄の春』(215.3/ユ)を読みました。この本は前作『夕雲の城』(215.3/ユ)の続編であり、そのサイドストーリー的な内容です。岐阜県富加町が織田信長の東美濃攻略の歴史を広めるために製作された地域限定の歴史漫画で、オリジナル要素も含んだ物語性のある内容となっています。

信長が美濃攻めに本腰を入れ始めた頃が舞台で、その織田勢と対立するお城のお姫様が今回の主人公です。前作に比べ、ページ数は少なく、本というより冊子に近い形態ですが、前作同様、絵もストーリーも完成度が高い内容でした。特に最後は続編を匂わすかのような終わり方だったので、是非続きを作ってほしいです。

 

2019年06月16日(日)

 私は趣味が多い方かな、と思います。「図書館だより」に書いたことがあるものだけでも(もちろん書いてないものもありますが)、サッカー観戦、美術館通い、洋楽、旅行、ヨガ、ウォーキング、水泳・・・と、数が多い。しかも、しつこい。一度ハマったら全然やめない、ずっと好き。となると、必然的に時間がいくらあっても足りません。自分が5人位いればいいのに・・・と常々思っています。私の尊敬するみうらじゅんさんは「あの人、またやってる」と言われることが趣味であり、「まだやってんのォー」と呆れられるものが癖(へき)であるとし、濁点の有り無しはかなり意味合いが違ってくる、と近著で書かれています。うーん、さすが。深いお言葉です。

 さて、数多い趣味の中で最も長く続いている私の趣味は、やはり読書。図書館の人っぽい答えですが、本当です。私自身がまぁまぁな年齢になってきているので、ずっと読んでいる好きな作家さんも、当然ながら中堅、もしくはベテランと呼ばれるようになってきました。そして、残念ながら故人となられた方も沢山います。

 そのお一人が山崎豊子さん。うんざりするほど時間があり、眩しいほど集中力があった10代後半にハマり、以来愛読しています。山崎豊子さんの代表作の一つ『白い巨塔』が先日、再びドラマ化されました。これは見逃せません!録画してじっくりと観させて頂きました。あの財前先生がスマホを持っていたり、PET検査が登場したり、と舞台が現代になっていることには『白い巨塔』マニアの血が騒ぎましたが、財前先生が無念の死を迎える場面には、やはりグッとくるものが!ドラマを観終わった後、母と「いい財前だったねぇ~」と語り合いました。

 そして、さらに先週は田辺聖子さんが91歳で亡くなられました。当館でも「追悼・田辺聖子さん」と題した追悼コーナーを設置しました。田辺聖子さんも大好きな作家さんの一人です。うーん、寂しくなるなぁ・・・。でも今頃は、カモカのおっちゃんと久しぶりに晩酌を楽しんでおられるのでしょうかね?コーナー作成にあたって、久しぶりに田辺聖子さんの作品を確認してみると・・・映画化もされた『ジョゼと虎と魚たち』、『言い寄る』からはじまる「乃里子三部作」、そして朝ドラ「芋たこなんきん」・・・。全てが懐かしい作品ばかりです。私にとって最も心に残っているのは、2004年に発表された『残花亭日暦』。最愛の夫・カモカのおっちゃんとの別れを綴った作品で、人が人を思うとはどういうことなのかを教えてくれた本です。残念ながら追悼コーナーのスペースに限りがあるため、田辺聖子さんの全ての作品を並べることは出来ません。もっと読みたいと思われた方は、図書館職員まで、気軽にお声掛け頂けると嬉しいです。

 

2019年06月15日(土)

最近、なんだか体が重いです。
太ったからじゃないかって・・・?
うっ・・・・・・その可能性も十分にありますが、それとは別に、軽い頭痛があり、体全体がだるくて重い感じがするのです。
寝込むほどではないのですが、なんとなく体調が悪い状態が続いてスッキリしません。
梅雨入りしたので気圧の影響なのか、日によって気温の差が激しく身体に負担がかかっているからなのか・・・?
絶好調とまではいかなくても、早く普通の体調に戻したいです。
来月はプライベートで自分にとっての大事なイベントが控えているので、それまでには戻さなくては!
梅雨が明ける頃には、体調も良くなっているといいなあ。

『未病クリニック ちょっと気になる症状がでたときに読む本』橋本/信也∥編集 中央法規出版 598.3ミ
『体調管理は天気予報で!!』村山 貢司∥著 東京堂出版 498.4ム
『究極の体調管理』鈴木 登士彦∥著 日本実業出版社 498.3ス

 

2019年06月14日(金)

(す)のスマホはおかしくなる宿命なのでしょうか…。
漢字変換で「令和」が一発変換できません。
おかしい。元号発表後にはすぐに変換できるようになっていたので、「おお!?対応早いなあ!」と感心していたのですが、1ヶ月前に本体のアップデートを行った後から変換できなくなったような?
ふ、普通逆なのでは!?アップデートして変換できるようになるならまだしも、アップデートして変換できなくなるとは…?(; ・`д・´)

と、書いていたらまた本体のアップデートをしろとの通知がきました。
ん?このまえやったばかりだぞ??今度こそは大丈夫なのか!?信じていいのか!?
早く直ってくれないかなあ…。

『アンドロイドは初期設定で使うな』(日経BP社) (新着)
『スマホで困ったときに開く本』(朝日新聞出版) (新着)
『Androidスマホ“便利&快適”活用術』(マイナビ出版) (694.6/ア)

 

2019年06月13日(木)

先日、「長島温泉 湯あみの島」へ家族と日帰りで行ってきました。
ジャズドリーム長島からバスにのって湯あみの島へ。
せっかくなので露天風呂も含めてほぼ全てのお風呂に浸かってきました。
お風呂の後はのんびりしようとしたら、無重力空間を体験できるマッサージチェアを見つけてしまいました。
無重力空間!?マッサージチェアで???
これは体験せねば、ということで兄と2人、マッサージチェアを使ってみることに。
椅子にしっかり座り、リモコンについている「無重力」のボタンを押してみると、なんと背もたれが倒れて仰向けの体勢に!
……これが……、無重力……!!

しかしこのマッサージチェア、自動販売機の前にあるせいで、他の利用客がよく通ってすごく視線が気になる。
肩甲骨辺りをゴリゴリやられる痛みに耐えながら、心を無にして天井を見つめてマッサージが終わるのを待ちました。
というわけで無重力空間はよく分からなかった()んですが、マッサージ気持ちよかったです。
近場で行きやすいところなので、ぜひまた行きたいです。

『現代湯治全国泉質別温泉ガイド』
『るるぶ日帰り温泉関東周辺』
『人類、宇宙に住む』

 

2019年06月12日(水)

作家の田辺聖子さんが亡くなられました。
田辺作品はあまり読んだことがないのですが(すみません……)、大学時代にとっていた児童文学ゼミで読んだ『花物語』にハマり、関連本をいくつか読むなかでお名前や記事を拝見し、勝手に親近感を持っていました。

それからン年後、本屋さんの文庫新刊コーナーでいのまたむつみさんの表紙の『おちくぼ物語』と『とりかえばや物語』に出会い、楽しく読ませていただきました。
マメに新刊コーナーをチェックしないため、気付かぬ間にその後も王朝シリーズの新装版が刊行されていたようで、また読んでみようと思います。

ご冥福をお祈りいたします。
 
 
『舞え舞え蝸牛』(『おちくぼ物語』旧版)
『とりかえばや物語(少年少女古典文学館8)』(『とりかえばや物語』底本)
『むかし・あけぼの~小説枕草子』(旧版)
『王朝懶夢譚』(旧版)
『日本児童文学名作集』上(岩波文庫、『花物語』のなかの1編「鈴蘭」所収)

 

2019年06月11日(火)

先日買い物に行きまして、店頭に飾られているラッピングで思い出しました。

そうです、“ 父の日 ” 。

もう今週末ですね。父の日はいつもうっかり忘れがちです。
今年は何がいいかなぁ?と考えることも無く、シャツに決定。
その時間僅か1分。ひとめぼれですね。サイズはきっと大丈夫……。

皆さんは父の日、何をしますか?

『30代からでも身につくメンズファッションの方程式』
『骨格診断×パーソナルカラー賢い服選び』

 

2019年06月10日(月)

雨の日は少し寒いですね。家でついうたた寝をしていたら、寒くて起きてしまいました。この前のきつい暑さと紫外線がウソみたいです。すごし易い日というのはなかなか無いものですね。

夏物を出さなければと思っていますが、今まで着ていた服にアイロン掛けして仕舞える状態にしないといけないのでなかなか進まないです。ジャンバーも数回しか着ていないのもあるので、クリーニングに出すかそのままクローゼット行きか迷いどころです。

当館で今春から購入している雑誌『LDK』ですが、先日注目度の高い雑誌ということからテレビで紹介されていました。人気が高い要因は、百均商品の使用リポート、食料品の比較といった徹底した調査が読者の心を掴んでいるらしいです。編集部でキムチの食べ比べや、パンの中のチョコレートチップの数を数えているシーンも出ていました。

レビューといえば、ネット等で商品を購入する場合、一応買う前に購入者のレビューを読んだりします。評価の低い意見で躊躇してしまう場合がありますが、どうしても欲しい場合は意見を無視して買ってしまいます。買った後に後悔することもありますが、自分を信じて良かったと思う時もありますので半々ぐらいですね。

 

2019年06月09日(日)

 今日は「ロックの日」ですね。意外だとよく言われるのですが、ロック好きでよく聴いています。先月は久しぶりにライブにも行きました。しかも2日連続。4年ぶりの単独来日ツアー(昨年サマソニに来てくれていたのですが、真夏の屋外は私が無理でした)は、最高でした。本当に良かったです。幸運なことに、サウンドチェック(リハーサルみたいなもの)の見学に当選し、直筆サイン入りのパスも頂いてしまいました。やったー、家宝にします。レコード会社の方が「ネットオークションに出さないで下さいね」と話されていましたが、いくら積まれても売りませんよっ!いわゆる神席、前から2列目と5列目で観ることができたライブについても書こうと思ったのですが、自分の筆力では無理!大切な思い出として、心の中にしまっておくことにします。

 さて、6月はサッカーの世界では代表戦の季節。先日18歳になったばかりの久保建英選手も招集されたフル代表でも、強化試合×2、そしてご招待頂いた南米選手権、アンダー世代でも、トゥーロン国際大会、U-20W杯、とサッカー好きでも全試合観るのは難しい数の試合が行われています。

 しかし皆さん、一番大切な大会を忘れていませんか??現在、4年に1度のサッカー女子W杯が開催されていますが、あまりメディアで取り上げられていないので非常に寂しく思っています。なでしこジャパン率いる高倉監督は、先日放送されたサッカー番組で、散歩と図書館に行くのが好きと話されていました。時代小説をよく借りられるそうです。うーん、親近感が湧きます・・・なでしこジャパン、歓喜の世界一から早くも8年が経ちました。王座奪還目指して頑張る「なでしこジャパン」を、みんなで応援して盛り上げましょう。

 

2019年06月08日(土)

タピオカがまた大ブームになっていますね。
20年ぐらい前にも流行りましたが、今回ほどではなかったような気がします。
名古屋のショッピングモールに入っているタピオカミルクティーのお店に大行列ができているのを見かけましたし、身近な人から「タピオカを買うのに2時間並んだ」なんていう話を聞いたりして、本当にすごく流行っているんだなあということを実感しています。

タピオカの存在を初めて知った頃、名前の珍しさに「タピ・・・岡?」と頭の中で変換してしまいました。
なんだか名字のようだなあと感じるのは私だけでしょうか?
今でも「タピ岡」という文字が浮かんでしまうことがあります。
時には「タピ岡さん」と心の中で呼んでいることも・・・。
なにはともあれ、かわいい響きの良い名前だなあと思います。
こんにゃくゼリーやわらび餅など、ぷるぷるモチモチ食感の食べ物は昔から好きなので、タピオカも好きですが、話題のお店では行列がすごくて買えそうもなく・・・。
もう少しブームが落ち着いてから食べに行こうかな。
業務スーパーでは冷凍のタピオカが売られているそうなので、こちらも試してみたいです。

テレビでタピオカブームのことが報道されているのを見ましたが、容器のポイ捨てや、タピオカドリンクを手に持ったまま別のお店に入り、商品を汚すという問題が起きているそうです。
タピオカは好きなのでブームになるのは喜ばしいことですが、マナーを守って楽しみたいものです。 

『切なくそして幸せな、タピオカの夢』吉本 ばなな∥著 幻冬舎 914.6ヨ
『ブームをつくる』殿村 美樹∥著 集英社 674ト