図書館だより

 

2025年07月17日(水)

1日図書館員の申し込みが終了しました。
今年もたくさんのお申し込みありがとうございました。
抽選にて参加者を決定し、当選者には明日中にポストへ投函いたしますね。
どうぞお楽しみに!

さてさて、今日は芥川賞・直木賞の発表です。
一穂さんの直木賞受賞から1年経つんですねぇ……
今年から清張賞の選考委員にも選ばれましたが、歴代の委員には、しをんさんや京極さん、辻村さんなど今は直木賞の選考委員をされている方も多数いらっしゃいますねぇ…ほぉ…
それはさておき、今回はどの作品に決まるのでしょうか。

直木賞候補作
『ブレイクショットの軌跡』逢坂冬馬
『乱歩と千畝』青柳碧人(発注中、窓口にてリクエストで承ります)
『嘘と隣人』芦沢央
『踊りつかれて』塩田武士(窓口にてリクエストで承ります)
『Nの逸脱』夏木志朋
『逃亡者は北へ向かう』柚木裕子

芥川賞候補作
「トラジェクトリー」グレゴリ-・ケズナジャット
「たえまない光の足し算」日比野コレコ
→上記2作掲載『文学界』6月号
「鳥の夢の場合」駒田隼也
「踊れ、愛より痛いほうへ」向坂くじら(窓口にてリクエストで承ります)

 

2025年07月14日(月)

図書館内は少し暑いですが、去年に比べるとずっと楽です。あの時はよく耐えたなと、最近よく思います。

最近といえば、自分あての荷物が「置き配」になっていることに気が付きました。置き配自体は特に問題ないのですが、荷物が届いた後に置き場所の写真がメールで送られてくるのが少し怖いです。自分が家にいるのに、それに気づかずに荷物が置かれて写真が撮られているというのは、何か不安をおぼえます。

 

2025年07月13日(日)

暑い日が続きますね。今でも十分に暑いのに、7月末~8月前半は「ダブル高気圧」が発生し、40℃を超える酷暑が続くでしょう・・・という恐ろしい天気予報が出ているようです。さらに、もしかしたらダブルの上をいく「トリプル高気圧」になるかも・・・との話も。うーん、ダブルとかトリプルの話はアイスクリームだけで勘弁してほしいのですが。

では先週の続きで、ホンモノの人間国宝を見たお話です。少し前の休日、久しぶりに落語を聴きに出かけてきました。出演されていたのは、現役では落語界唯一の人間国宝・五街道雲助師匠と、「探偵!ナイトスクープ」等にも出演されていて今もっとも忙しい噺家・桂二葉さん。さらに、津島市出身の作家・奥山景布子先生がトークコーナーで司会をつとめる、かなり豪華な二人会でした。

落語については語れるほど詳しくないのですが、昔から好きで、これまでも何度か寄席やホールに落語を聴きに出かけています。ライブともサッカー観戦とも全く違う、「さぁ、これから笑おう」という会場ののんびりとした平和な雰囲気が好きです。今回は端っこながら、前から3列目の席を取ることができ、雲助師匠が持つのびやかな空気も、二葉さんの持つ勢いも、近くで感じることができて、とても面白かったです。オシャレな二葉さんの着物にさらりと触れた奥山先生の司会ぶりも素敵でした。あー、やはり生で観るのに勝るものはないなぁ・・・としみじみ思います。また機会があれば、聴きに行きたいなぁ。

もうひとつ、先週の続きの話を。愛知県内の図書館がひとつのテーマで展示やイベントを行う「@ライブラリー」企画で、今夏は「戦争」がテーマの「@ライブラリー 戦争」が開催されているのですが、当館のコーナー8「戦後80年と私たち」もこちらに参加しています。近いうちに当館のコーナー展示も愛知県図書館のSNSで紹介して頂ける予定ですが、「@ライブラリー 戦争」については愛知県図書館のホームページで詳しく紹介されていますので、興味のある方はこちらもチェックして頂けると嬉しいです。今回は、これまでの「@ライブラリー」よりも参加する図書館が多くなりそうで、私も非常に楽しみにしています。

先週は、サッカー日本代表の東アジア選手権「E-1選手権」もありましたが、オアシスの再結成ライブ初日がウェールズ・カーディフであり、2人が繋いだ手を高く掲げて登場・・・したらしいですね。いやいや、これはもう泣くしかない!・・・セトリも最高のようですし、10月が待ちきれません。ま、その頃はさすがに涼しくなっているはずですよね?

『和樂 2025年8・9月号』・・・最新号のため、まだ貸出できない雑誌ですが、今号の特集「落語超入門」に雲助師匠、二葉さんが揃って登場しています。興味のある方は館内でご覧ください。
『寄席品川清洲亭』奥山景布子/著・・・幕末の品川宿で寄席の席亭となった大工の棟梁と、団子屋を切り盛りしつつ寄席を支える女房の夫妻が主人公の時代小説。笑って泣ける人情噺のような物語で、読後感もとても爽やかなので、暑い夏にのんびりと楽しんでみてはいかがでしょう?シリーズ4巻まで出ています。
『猛暑対策BOOK 日本のヤバい夏を最新科学の力で乗り切る!』藤井直人/著・・・もはや「今までどおり」の生活では乗り切れなくなった日本の夏を、快適に安全に過ごすための最新科学ノウハウが詰まった一冊です。それにしても、昭和の日本の夏は今考えればとても涼しい夏でしたね。扇風機だけで平気だったなんて・・・懐かしいなぁ~。

 

2025年07月12日(土)

つい先日のこと、提出の1時間前に課題を仕上げるという学生時代のようなことをしてしまいました。
元々私は先延ばし癖があり、お尻に火がついてから慌てて手を付けるタイプではあるのですが、ここまで追い込まれたのは本当に久しぶりです。
毎回、次こそは計画的にやろうと思っているのに、なかなか重い腰が上がりません。
なんだかんだギリギリで間に合わせてしまい、それが一種の成功体験となってしまっているのでしょう。
かといって一度〆切を破ってみるわけにもいかず…何かいい方法はないでしょうか…。

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ

 

2025年07月11日(金)

~おはなし会のお知らせ~
7/12(土)14時~、図書館スタッフによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

~子ども向けイベントのお知らせ~
◎1日図書館員を募集します◎
本の貸出や返却の手続き、ブックカバーかけなど、図書館のお仕事を体験してみませんか?
応募期間は7月12日(土)~ 14日(月)です。
本館児童カウンターまたは、神守分室にてご応募ください。
ご本人または保護者からのお申し込みのみ受付します。
ご応募お待ちしております!【1日図書館員 詳しくはこちら】

 

2025年07月09日(水)

土曜日は、図書館のたなばた会にご参加いただきまして、ありがとうございました!
ひとまず夏の大きなイベントが1つ終わり、少しほっとしています。

が、まだまだ始まりに過ぎません。
今週末は1日図書館員の参加受付があり(申込多数の場合は抽選)、来週末は真夏の夜のこわ~いおはなし会の開催と工作会の参加受付開始(先着順、下記に追記あり)、少し空いて8月に入ったら図書館員本番。
短い梅雨が終わり本格的な夏が始まりましたが、お祭りに元気をもらいつつ乗り切りたいと思います。
皆さまのご参加お待ちしております。
それぞれのお知らせについては、こちらよりご確認ください→

そして少しずつ読書週間に向けても準備を進めていきます。
こちらもお楽しみに。

*工作会の参加受付開始日につきまして、広報には「7/26(土)より」となっておりますが、この日は天王祭のため臨時休館となりましたので、ホームページお知らせにあるとおり「7/19(土)」から受付いたします。

 

2025年07月07日(月)

今日は令和7年の7月7日と777の日です。こういう数字に出くわすと縁起が良いとか、ギャンブル運が良さそうとか、それだけなのに不思議と気持ちが前向きになります。身の回りで言えば、コンビニでの支払いが777円だったとか、図書館の本の資料コードが777を含んだ番号だとか、探せばいろいろとありますね。

先月の25日から始まった本のリサイクルも終盤を迎えようとしています。今回は前回に比べ冊数こそ少ないですが、内容は充実していた様に思います。全体的には特に小説類が多く、著名な作家さんの本も数多く出ていて好評だったのではないかと。手に取ったリサイクルの本が、好きな作家さんに出会うきっかけとなれば良いです。

 

2025年07月06日(日)

今年は暑くなるのも早かったですが、梅雨明けも早かったですね。7月4日に梅雨が明けたのは異例の早さで史上3位タイの記録。25日と極端に短い梅雨でした。たしかに、七夕前の梅雨明けって記憶にないかもなぁ~。この先は、猛暑、酷暑の日々が続きそうですね。うーん、暑くなるのが早かったぶん、涼しくなるのも早くなってくれると良いのですが・・・お彼岸前でも構わないですよ。

さて、少し前の休日に映画「国宝」を観に行ってきました。3時間近い上映時間と聞き、集中が続くのか、そしてトイレに行きたくなったらどうしよう・・・と心配していたのですが、評判以上の面白さ。あっという間にエンドロールを迎えていました。うーん、これは映画館で観て良かったなぁ・・・としみじみ思わされる作品でした。トイレも水分を控えておいたので大丈夫でしたよ。

で、ここからが本題となります。映画もライブも美術館も1人で観に行く派なのですが、この日は珍しく母と平日休みが重なっており、地元のYヅヤ本店の映画館Tへ一緒に観に行くことにしました。勝手知ったる地元なので、映画館の入っている建物内の屋根下に車を駐車し、エレベーターに向かって歩いていると、見覚えのある車が目の前を通っていきました。んん・・・職場の大先輩Hさんの愛車そっくりでは?

「あれ?さっきHさんの車が通っていった気がする」と母に話しかけると、「Hさん、もしかしたら『国宝』を観に来たんじゃないの?」、「いやいや、そんな偶然ある?」と喋りながらエレベーターに乗り、チケットを買って時間を潰していると・・・エレベーターから、Hさんとそのお友達(たぶん)がにこやかにエレベーターから降りてきました。あ、やっぱりHさんだ・・・と思うより早く、「わ~、(き)さん!何でここに!!」と気付かれてしまいました。何でここに!・・・は、私のセリフのような気もしましたが、「ひょっとして、『国宝』観に来たのですか?」と聞くと、「うん、娘が観に行って凄く良かったと言っていたから」とのこと。ということで、ものすごい偶然ですが、同じ上映時間に同じ作品を観ることとなりました。Hさん、お元気そうで本当に良かったです。

どうやら昔から「引き」が強いタイプのようで、ヒルにも頻繫に遭遇しますが、懸賞に当選したり、旅先や出掛けた先で偶然知人に会うことも多いのです。そうそう、この前は仕事帰りに運転していたら、Googleのストリートビュー撮影車が前を走っていました。最初、何かを上の方に載せているヘンな色の軽自動車がいる・・・と思い、かなりビビッたのですが、よくよく見てみると「Google Street View」の文字。嘘っ!これはもしやっ!!・・・と気づき、少し嬉しくなりました。ひょっとしたら、近いうちにGoogleのストリートビュー360度画像に愛車が映りこむかもしれませんね。

『国宝 上 青春篇』『国宝 下 花道篇』 吉田修一/著・・・ということで、映画「国宝」の原作本です。映画が大ヒット中ということもあり、複数件の予約が入っていますが、読んでから観ても、観てから読んでもオススメです。
『花束みたいな恋をした ノベライズ』坂元裕二/原作 脚本・黒住  光/著・・・作中にGoogleストリートビューが登場する映画「花束みたいな恋をした」のノベライズ本です。菅田将暉さん演じる麦くんが映りこみに興奮していた気持ちがちょっとだけ分かったような気もします。

来週は、ホンモノの人間国宝を見た!・・・という話を書こうと思っています。あ、コーナー8「戦後80年と私たち」についての補足のお知らせも書き忘れてしまったので、こちらも次週に。

 

2025年07月05日(土)

日本時間昨日早朝、英国推理作家協会は2025年のダガー賞受賞作を発表しました。
このうち「翻訳部門」に王谷晶さんの長編小説で、サム・ベットさんが翻訳した『ババヤガの夜』(英訳版『The Night of Baba Yaga』)が選ばれました。おめでとうございます!

ダガー賞は1955年に創設された、英国推理作家協会(CWA)が主催する、ミステリー小説・犯罪小説に贈られる権威ある文学賞。その中のひとつである翻訳部門は、英語以外の言語で書かれ、英国で出版された、英語翻訳作品に対して授与される賞です。
これまでに横山秀夫さんの『64(ロクヨン)』、東野圭吾さんの『新参者』、伊坂幸太郎さんの『マリアビートル』の3作がノミネートされましたが、いずれも受賞には至りませんでした。
王谷さんの受賞は日本人として史上初、アジアの作家としても史上2人目の快挙です。

昔から王谷さんの作品を読んでいる身としてこのニュースはたいへん喜ばしく、すでに書き終えていた図書館だよりを急遽差し替えることにしたほどです笑
『ババヤガの夜』はバイオレンス色強めの作品ですが、王谷さんはいろいろなジャンルの作品を書かれていますので、よかったらこの機会に読んでみてくださいね。

君の六月は凍る
他人屋のゆうれい
父の回数
『カラダは私の何なんだ?』…当館に所蔵はありませんが、こちらのエッセイもおすすめです。

 

2025年07月04日(金)

明日7/5(土)14時~、たなばた会です!
たくさんのお申し込み、ありがとうございます。
参加される方はどうぞお楽しみに♪

今日、名古屋地方気象台が東海地方の梅雨明けを発表しました。
いよいよ夏本番!今年も暑くなりそうです。
熱中症に気を付けて、暑い夏を元気に乗り切りましょう!

 

2025年07月03日(木)

なんともう7月になって3日経ちました。
6月があっという間で、体感では2週間ぐらいしかなかったような気がします。

さて、今週の土曜日はいよいよたなばた会です。
予報では気温がかなり高いようなので、みなさんお気をつけてお越しくださいませ。

 

2025年07月02日(水)

7月になりました。
今年も7・8月は午後7時まで開館しておりますので、ぜひご利用ください。

昨日はファーストデーで映画がお安いということで、日中に地元で「ドールハウス」を、夜に名古屋で推しを、の2本立てで見てきました。
『ゴーストハント』の「人形の檻」を彷彿とさせる予告編で気になっていた「ドールハウス」、怖いというよりは「○○ミス」といった後味で、個人的には「リング」のほうが怖かったように思いますが、単純に耐性がついたとか印象の残り方とかそういった問題なような気もします。
平日日中で私の見た作品自体は混んではいませんでしたが、ロビーにはそこそこの人がいて賑わいを感じました(『国宝』かな?)。良いことです。

そんなこんなで、今週末はたなばた会です。
今のところのようすでは、当日受付もありそうですので、引き続きご参加お待ちしております^^