図書館だより

 

2018年05月31日(木)

この間、『友罪』(913.6/ヤ)の映画を見てきました。
原作とは少し設定とストーリーが違っているので、原作を読んだ方でも新鮮な気持ちで見られるのではないでしょうか。
ネタバレになるのであまり詳しいことは書けませんが、私は映画の結末で少しほっとしたような気持ちになりました。
益田と鈴木にはこれからも友達関係であってほしい……。
しかしあの少年院でイジメを受けている少年が気がかりです。
あの先生ならきちんと向き合ってくれるとは思いますけど、急用があるから仕方なくその場を去っていった先生の背中を見て「見捨てられた」と思っていますし……。
あの男の子が救われるといいんだけどなぁ……。

実は映画館で映画を見るのは久しぶりで、1年ぶりぐらいですかね。それぐらいずっと見ていなかったんです。
なのでピュレジュースとかいうオサレな飲み物が映画館にあるとは知りませんでした。
気になったので、早速それを買いました。中間層がソーダかカルピスのどちらかを選べるので、ソーダにしました。
ちなみにピュレというよりゼリーみたいな食感だったので、よくかき混ぜずにストローで吸って飲もうとすると、全く吸えません。
でもソーダの炭酸が弱くて飲みやすかったので、もし次また映画館に行ったら同じ物を飲もうと思います。

 

2018年05月30日(水)

遅ればせながら、先日初めての〈英語でたのしむおはなし会〉が終了しました。

学生時代の苦手科目は英語と数学。
高校時代は筆記ばかりでリスニングも喋ることもほとんど授業でしなかったですし、大学時代も私が通っていたころには必修科目は1つもなく(今は古典基礎と語学―英語ほか数カ国語から何か1つ―が必修になっているそうです)、ずっと英語を避けて生きてきたので、こうして目の前で英語を話すのを聴いたり、自分で声に出したりということは中学の授業以来でとても新鮮でした。

聴くだけで終わらず話すという経験もついてくるのは、英語のおはなし会ならではかなと思います。
難しいことはわからなくても、耳が慣れるということだけでも役に立つと思います。
実際、先ほども書いたように英語は苦手な私ですが、復唱したり絵を見ながら聴くことで、とても楽しく参加させていただきました。

〈英語でたのしむおはなし会〉は毎月第3土曜日―次回は6/16―の午後2時~(@おはなしのへや)の開催です。
どうぞご参加ください。

話は変わって。
発売頃にツイッターで紹介されているのを見かけて気になっていた本が入ってきたので借りてみました。
その名も『グッズ製作ガイドBOOK』
ノベルティなどのオリジナルグッズを作るにあたって、「どんなものが」「いくらくらいで」「いくつから」作ることができるのかを纏めたご本です。

定番の缶バッジから、有名ノートメーカーのオリジナルデザインノートなど「こんなのも作れるのか」というものまで。
グッズ好きには見ているだけでも楽しい♪
巻頭の「いろんな既製品に箔押ししてみよう」のコーナーも興味深かったです。
「箔押しと言えば、前にツイッターで見た箔押しマステと便せんすごかったな~(凝ったデザインもお値段も)」と思い出していたら、なんと同じ会社でした。
もったいなさ過ぎて使えないですが、ずっと眺めていられる素敵デザイン…やっぱり欲しかったなぁ……
興味のある方はぜひご覧ください。

『グッズ製作ガイドBOOK』
『ノベルティグラフィックス』
『続・これ,誰がデザインしたの?』
『なごやじまん』(ノベルティとは関係ありませんが、昔の松坂屋包装紙のカバーデザインが目を惹く名古屋本です)

Go 

2018年05月29日(火)

この図書館だよりでも何回か話題にしています、月曜22時放送のEテレ「グレーテルのかまど」。
この番組は過去に放送した内容も織り交ぜて放送されるのですが、昨晩は「からすのパンやさんのおやつパン」の回でした。
2015年1月に放送された内容でしたので、ご存命中のかこさんのインタビューや絵本を描いている姿の映像も盛り込まれていました。
子どもたちについて語られているかこさんの表情から「ああ、この人は本当に子どもが好きだったんだなぁ」というのがはっきりとわかって、なんだかじんときてしまいましたね……(´;ω;`)ウッ

肝心の番組のメイン、おやつパンももちろん美味しそう!
着色料でなく、カレー粉やココアパウダーで色付けされていて、味のバランスもよさそうです。可愛くておいしいパン、Goも作ってみたくなりました。

ちなみに、来週6月4日放送回は「いわさきちひろさんの苺ババロア」です。
ご興味ありましたらご覧になってみてください!

『絵本『からすのパンやさん』のパンをつくろう!』 596.6エ
『ちひろさんと過ごした時間』黒柳徹子/ほか著 726.6チ(神島田分室)
『作家のお菓子』910.2サ(神守分室)
『作家のおやつ』910.2サ(神島田分室)

 

2018年05月28日(月)

 今日の中日新聞地方総合面に来月のイベント紹介記事が載っていました。その中で福井県鯖江市の「めがねフェス2018」の記事と写真が載っており、“1分間に何個メガネをかけられるか競うメガネリンピック”の昨年の様子が写真で紹介されていました。その様子がとても面白く、メガネを競うのに一番良い争い方だなあと思いました。

帰宅時、田んぼを見ると田植えの水が張られ、鏡の様に夕焼けの景色を反射させて綺麗でした。今週の天気は曇りか雨の日が続くようですね。そのせいでしょうか、ツバメが朝から低い所を飛び交っていました。最近ではスズメやハトが木の枝をくわえている姿をよく見掛けます。巣作りでしょうか、鳥にとっては何かと忙しい時期みたいです。

この前『ナイトフライト』(911.1/イ)という句集を読みました。
日常のふと感じとった事を俳句にした句集です。毎日の生活は特別大きな変化は無いように思いますが、そのありふれた毎日を俳句として言葉に起こすと自分の気持ちがほんのわずかですが何かに動かされている事に気付かされます。
最初に読みたいと思ったきっかけは表紙のイラストでした。何となく大滝詠一のCDジャケットみたいと思い読んでみたのですが、巻末の紹介でそのジャケットを手掛けている本人だと知り驚きです。

 

2018年05月27日(日)

 先週、「SUKITA~刻まれたアーティストたちの一瞬~」という映画を観てきました。映画、といってもドキュメンタリー作品で、主役は写真家・鋤田正義さん。デヴィッド・ボウイの代表作「Heroes」のアルバムジャケットを撮影した写真家として有名な方です。

 鋤田正義さんは、ポートレート写真の名手として知られていますが、映画を観ていてつくづく考えさせられたのは「信頼すること」の大切さ。目の前の相手をリスペクトする心なくして、このような作品を生み出すことはできないのだと思いました。鋤田さんはもちろん作品も素晴らしいのですが、今年80才になられるとは思えない子どものようにキラキラと輝く黒い瞳が何よりも素敵で印象に残りました。ところで、映画にはカンヌ映画祭でパルムドールを獲得したばかりの是枝裕和監督や、主演したリリー・フランキーさんも登場していて、少し驚きました。こうやって世界はゆるやかに繋がっているのでしょうね、きっと。

 さて、少しは図書館についての話も。先々週の金曜、5月18日に放送されたNHK「ドキュメント72時間」は、松山市立図書館の移動図書館を取り上げた「島へ 山へ 走る図書館」でした。ご覧になった方も多いと思いますが、3000冊に近い本を積んで過疎化が進む山間部から、フェリーに乗って島へ渡り、本を届ける3日間に密着した内容です。私たち図書館員は、日頃多くの利用者の方に本を貸出していますが、利用者の方がどのような理由で図書館に足を運んで下さるのか、どんな本を読みたいと思っているのかを直接伺うことはできません。番組では、インタビューという形で移動図書館を利用されている方が紹介されており、自宅が火事になり大切なものを失ってしまった方、家族を亡くされた方、東日本大震災に遭われて転居して来られた方が出演されていました。放送を見て、改めて思ったのは「人には色々な事情がある」ということ。本は何のためにあるのか、そんな答えも見つからないまま図書館で働いていますが、少しでも人の気持ちに寄り添う本を紹介できれば、と思います。

 最後に、今週は久しぶりにサッカー界にとって嬉しいニュースが飛び込んできました。イニエスタ選手、ヴィッセル神戸入り―。サッカーが「うまい」とはどういうことなのか、「良い選手」とはどんな選手なのかを知りたかったら、イニエスタ選手のプレーを見ることです。・・・私もヴィッセル神戸の試合、生観戦したいなぁ。

さて、来週は日本代表戦、そしてロシアW杯日本代表23人の発表もあります。現状は、かなり厳しいスケジュールですが、W杯を目標に気合を入れて仕事に励みたいと思います。

 

2018年05月26日(土)

先月の話になりますが、運転免許の更新手続きに行ってきました。
以前は更新期間が誕生日前1か月間でしたが、2002年6月1日施行の道路交通法改正により誕生日の前後1か月(計2か月)に変わったので、余裕を持って手続きに行けるようになりましたね。
いつ行こうかと予定を立てていたら、更新期間ギリギリの日が候補にあがりましたが、あまりに先だと行くのを忘れそうなのと、予定していた日に突発的な何かが起こったら困るなと思い、できるだけ早めに行くことにしました。
更新日当日は午後から予定を入れたので、朝イチで更新会場に行ってきたのですが、みなさん考えることは同じなようで、けっこう混んでいました。
でも、更新自体はスムーズに進み、講義のDVD視聴を含め、小一時間ほどで無事終了しました。

いつも気がかりなのが、免許証の顔写真。
写真写りもそうですが、まばたきが多いので目をつぶらないようにするのが難関なのです。
集合写真で必ず一人は目をつぶってる人がいますよね。
私です・・・。
デジカメが普及し、すぐに確認できるようになったので、以前よりは減りましたが・・・。
完全に目を閉じていればまだマシなのですが、半開き状態だともう最悪(泣)。
今回の更新会場はこじんまりとした一室で、顔写真を撮る場所も部屋内の囲われた場所にあり、写真を撮る係の方と更新に来た方のやり取りが耳に入ってくるのですが、年輩と思われる男性の方でどうしても目をつぶってしまい、五回ぐらい撮り直しをしていた方がいらして、
「気持ちわかりますよ・・・がんばって~!」
と心の中でエールを送りながら聞いていました。
あ、私はというと、今回は一発でOKでしたよ!

そして、一番心配していた視力検査。
昨年末の健康診断でかなり視力が下がっていたので、次の免許更新時はヤバいかも・・・と思っていたのですが、目を細めつつ気合い?でピントを合わせて視力検査の画面を凝視し、どうにか合格できました。
これで晴れて引き続き裸眼で運転できるわけですが、視力がそんなに良くないことには変わりないので、必要に応じて眼鏡をかけて運転するようにしたいと思います。

『写真、撮られ術。 プロ写真家がそっと教える、証明写真の撮られ方!』永田昌徳/著 講談社 743.4ナ
『40歳から眼がよくなる習慣』日比野佐和子ほか/著 青春出版社 496.4ヒ

 

2018年05月24日(木)

先日、たまたま頼まれてハッ○゜ーットを買いにでかけた時におもちゃが貰えたので、
おもちゃが入っている袋を見ていたらそこにアザラシがプリントされていることに気付いてしまいました。
どうやら動物のぬいぐるみがおまけとして手に入るみたいで、全8種類。
中身はランダムで、袋に色がついているので中身は見えません。
アザラシが含まれているなら、アザラシ好きとしてこれはぜひ手に入れなくては!
でも残念ながら、記念すべき(?)1個目はオレンジ色の鬣を持つライオンでした。
そこで私はその日の内にもう2個ハッピーセッ〇を買ったのですが(←)、
中身はキリンとホワイトタイガー。個体差でしょうか。キリンはなかなか可愛い顔です。

しかし私が欲しいのはアザラシのぬいぐるみ。
諦めが悪い私は翌日、また買いに行き、この日も2個頼みました。
正直、袋を開ける前から形からしてアザラシではないことに気付きましたが、今回のおもちゃは全8種類もあるので新しい動物に会えるかもしれない、という期待を込めて袋を破きました。
しかし中から出てきたのはキリン。昨日出会った、ヤツです。
「まあ、こんなこともあるよ」と2個目の袋を開けたら、ホワイトタイガーの顔が見えました。
個体差なんですかねぇ。このホワイトタイガーは背が低くてより可愛い顔立ちでした。
ちなみに頼んだ爽健〇茶はいつの間にか野〇生活で注文されていました。

まだ諦めきれない私はまた翌日、某ハンバーガーショップに行きました。
もうさすがに2個も食べたくないという気持ちが出てきたので、この日は1個だけ。
もらったおもちゃの袋を少しドキドキしながら開けると、中からオレンジ色の鬣が見えてしまいました。
私はそのまま中身は取り出さず、そっと袋をカバンの中にしまい込みました。
そして静かにハンバーガーにかぶりついたのでありました。 おしまい。

『ハンバーガーの歴史』383.8/ス
『運がよくなるおそうじ風水』148.5/リ

 

2018年05月23日(水)

今年も明治村の謎解きに行ってきました。

1回目は、御料車の特別公開(現在は終了)を一番のお目当てに、千早赤阪小学校で開催中の企画展(別料金・村民は無料)も観つつ、のんびり上級編の序盤を解き解き…(お昼頃着いたため1日で終わらない…)。
ちょうど村内は八重桜と青紅葉が見頃で、暑すぎない気候とあわせてまったりリフレッシュできました。

2回目は友人と一緒に行って中級編と上級編(続き)を。
無事両方とも解決できたので満足です!
今は、さらに上級編にチャレンジしたい気持ちと、たぶん無理だ…という気持ちがせめぎ合っています…w

謎解きと言えば、これまた別の日に、名古屋市営地下鉄を舞台にした〈ナゾトキ街歩きゲーム〉にも参加してきました。
こちらは名駅ほかで指定のキットを購入し、謎を解くことで指示された駅を回りながら、次の謎を解いてまた指定の駅に向かい…という名古屋市内をあちこち振り回される謎解きです。

時には出口を出て指定の場所(徒歩圏内)まで向かったりすることもあり、キットにはバス・地下鉄共通の1日乗車券が付いてきます。
これ幸いと、気になっていた徳川美術館の企画展〈華ひらく皇室文化〉も見に立ち寄ってきました。
じっくり展示を見過ぎてずいぶんと時間を取られてしまいましたが(いつものことですが、後から来たらしい人達がどんどん追い抜いていく……)、見応えがあって行ってよかったです!
珍しく図録も買ったので、またじっくりと目を通したいなと思います。
(余談ですが、次の企画展のタイトルに「大正レトロ」の文字を見つけて、こちらも気になっていますw)

そんな感じで途中寄り道もしましたが、無事その日のうちにナゾトキもクリア!
大満足で帰路に就きました。
徳川美術館の企画展は今週末で終了してしまいますが、謎解きはどちらも7月下旬までやっているようです。
1日乗車券はこども用もあるようなので、家族で謎解きをしながら市内観光も楽しいのではないでしょうか?
明治村の謎解きには、子ども向けの入門編もありますよ。

『徳川美術館ガイドブック』 『博物館明治村ガイドブック』(郷土資料のため館内閲覧のみ)
『明治かがやく』 『日本名宝事典』 『皇室の饗宴とボンボニエール』
『華ひらく皇室文化』(本展図録・未所蔵)

Go 

2018年05月22日(火)

本日はアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の監督、庵野秀明さんの誕生日です。
エヴァンゲリオン以外の作品ですと「シン・ゴジラ」が記憶に新しいでしょうか。

シン・ゴジラ、Goは3回観に行きました。あれは通常の特撮怪獣映画と一線を画す映画だったと思います。
歴代の怪獣映画では怪獣に遭遇した人たちは叫びながら逃げ惑うところですが、シン・ゴジラではスマートフォンでゴジラを撮り始めるところなんかが今の日本をそのまま表しているようで、リアルさが段違いだったと思いました。
エキストラで参加した人には「自分がもし本当にゴジラに遭ったらどうするかを考えて動いてくれ」という指示があったそうです。被害に遭う人たちにもそれぞれの生活があったんだ、ということが伝わってきて、そこに庵野さんの監督としての拘りが見えるようでした。

その庵野監督の代表作「エヴァンゲリオン」をテーマに、内外装を特別仕様にした新幹線が13日に運行を終えましたね。
始発の新大阪駅ホームには1200人、終点の博多駅には1000人のファンがラストランを見届けようと集まったそうです。社会現象にまでなったその影響力の強さを改めて感じますね。

コラボ新幹線、次は6月あたりから運行予定のハローキティだそうですよ。
あまり西の方に行く機会がないので実際にお目にかかれることはないかもしれませんが、さぞかし細部までラブリーな内装になるのでは……?鉄道の内装はクールなものやクラシカルなものが多いので、どうなるかちょっと楽しみです。

『アニメなんでも図鑑』鈴木 伸一/監修 K 778ア
『ゴジラの謎』高橋 敏夫/著 778.2タ
『新幹線コンプリートブック』686.2シ

 

2018年05月21日(月)


隙間風でカレンダーが。

先週土曜日、神守分室を担当したのですが、ものすごい強風でした。
その日は廊下側から吹きつける風の勢いがあまりにも強く、ドアはカタカタと前後に小刻みに揺れて、フックに掛かっている広報物やカレンダーは風を泳ぐようにフワフワ浮いていました。窓越しに外を見ると、西から強い風が吹いている様子で、木々や電線が激しく揺れて、テニスコートは砂嵐が舞っていました。利用者の方には強風の中、来室していただき感謝感激です。

先週は西城秀樹の追悼するニュース番組がたくさん放映されていました。「ブーメランストリート」「傷だらけのローラ」「ヤングマン」等、曲のサビの部分が1日中テレビで流れ耳にしたので、頭の中でその日だけ西城秀樹ファンになっていました。

子供の頃、人気が絶頂期で、特にカレーのCMとドラマ『寺内貫太郎一家』(※)は覚えています。中でも寺内貫太郎一家は、小林亜星とよく取っ組み合いのケンカをして食卓がメチャクチャになる場面が印象的で、「何でこの親子は毎回突っかかるんだろう」と子供心に思っていました。
当時はどのチャンネルをひねってもテレビで西城秀樹を見たような気がします。昭和の一部かもしれませんね。

※当館は書籍で『寺内貫太郎一家』 『完本寺内貫太郎一家』所蔵。

 

2018年05月20日(日)

 早くも5月20日。あと10日ほどで6月になってしまいます。うーん、残念ながら予定していたスケジュールの半分も仕事が進んでいません。そろそろ自分を追い込んでいかなくてはいけないなぁ、こりゃ。今後しばらくは、年々落ちていく集中力との戦いの毎日となりそうです。

 と、仕事面では反省しきりなのですが、先週の日曜日に美術館を2ヵ所ハシゴしてきました。少し前の新聞に、単眼鏡で美術鑑賞すると細部まで鮮明に観ることができるという記事が掲載されており、私はこう見えても影響を受けやすい性格なので(素直な性格、とも言います)、思い切って購入したばかり。この日が単眼鏡デビューです。

 最初に出掛けたのは、豊田市美術館「ブリューゲル展・画家一族の系譜」。ブリューゲル、といえば「バベルの塔」を思い浮かべる方が多いと思いますが、「バベルの塔」を描いたピーテル1世亡き後、ブリューゲル家は子・孫・曾孫と150年続く画家一族として活躍しており、今回の展覧会は「ブリューゲル家」の名作ぞろい。しかも、個人所蔵の作品がほとんど。個人所蔵の作品は保存状態が良いものが多く、あまり目にすることができないと知り、豊田市美術館までは遠いのですが出掛けてきました。この日は屋根の下を歩いていても濡れるくらいの大雨。ここのところ、「door to door」の生活を送っていたのですが、久しぶりに靴下まで濡れてしまいました。風邪をひかなくて良かったです。

 それにしても、豊田市美術館は建物が格好良いです。駅から歩くと、間もなく美術館、というあたりで坂道になるのですが、この緩やかな傾斜もワクワク感を募らせます。作品としては、前回コーナー「五輪ノ書(平昌オリンピック&パラリンピックを特集したコーナー)」でも紹介した、カーリングをやっている場面も描かれている『鳥罠』という作品や、20㎝×20㎝に満たないサイズの銅版画作品が単眼鏡で見ると人物の表情まで観ることができ、とても面白かったです。豊田市美術館は、7月17日~翌年5月31日まで、改修工事のため休館となります。お休みは寂しいですが、「鑑賞空間の質の向上のため」の改修工事と聞くと、リニューアルオープンがとても楽しみになります。

 2ヶ所目は、ボストン美術館「ボストン美術館の至宝展」。ボストン美術館は、今年度末での閉館が決まっていることもあり、今回の展示はゴッホやモネなど、オールスターキャストといえる展示。10mの長さを誇る「九龍図絵」も、モネの「くぼ地のヒナゲシ畑」もとても良かったのですが、「郵便配達人 ジョセフ・ルーラン」が心に残りました。原田マハさんの小説『たゆたえども沈まず』は、ゴッホとゴッホを支え続けた弟・テオのエピソードが描かれていますが、小説の中にはジョセフ・ルーランも登場しています。ゴッホとテオの間で郵便配達人として手紙を運んだルーランは、ゴッホにとってかけがえのない存在。ゴッホにとっての「天使」とも例えられる人です。というわけで、単眼鏡でしっかり「ルーラン」を観てきました。瞳の青色が表現できないほど美しかったです。いつか「星月夜」を生で観たいな、と改めて思いました。

 こうして絵を観ていると、「この人には、世界はこのように見えるのか」とふと気付き、世界が広がるような気持ちになる時があります。目を覆いたくなることも多い日々ですが、世界には「まだ観るべき美しいもの」があると信じたいと思います。

 

2018年05月19日(土)

暑いっ!
今週半ば、日本各地で30℃を超えました。
まだ5月中旬だというのにこの蒸し暑さはなんなんでしょう・・・。
動いてなくても汗が噴き出してきます。
こうも暑いと冷たいものが食べたくなりますね。
「仕事から帰ったらアイス食べよ・・・」と、アイスを励み(←大げさ)にしながら生活しております。
こういう小さな楽しみって、毎日を送る上でけっこう大事ですよね。

いくつかお気に入りのアイスがあるのですが、昨夏に気に入って何度もリピートしていたアイスがどこのスーパーに行っても置いてなくてがっかりしています。
製造中止になってしまったのでしょうか?
チョコとオレンジの組み合わせが絶妙でおいしかったのに・・・。
ぜひ復活してほしいです。

復活してほしいアイスといえば思い出すのが、自分が小学生の頃に発売されていた「宝石箱」。
白いバニラアイスの中にフルーツ風味のカラフルな氷粒が散りばめられていて、まさに宝石箱のようなキラキラした感じがキレイで大好きなアイスでした。
黒いパッケージにカラフルな氷粒がデザインされていたのも大人っぽくて、なんだか少しお姉さんになったような気分を味わったものでした。
こちらのアイスも復活したら嬉しいなあ。

『日本懐かしアイス大全』アイスマン福留/著 辰巳出版 588.3ア
『アイスクリームのあゆみ』日本アイスクリーム協会 588.3ア
『おうちで作るイタリアンジェラート』齋藤 由里/著 世界文化社 596.6サ

 

2018年05月18日(金)

今年のコナン映画、「ゼロの執行人」を観てきました。
去年の予告からコナンで一番人気の安室さんがメインであることは確定していたので、正直安室さん人気がよくわからない(す)は観に行く気ゼロだったのです。(ゼロの執行人と掛けているわけではない)

しかし、映画が公開されるや否や、
1.見た人全員が安室さんあまりのカッコよさに安室さんの女になる。
2.カップルで観に行けば彼氏までもが安室さんの女になる。
3.友達と行けば「安室さんの恋人は私だ!」と友情が脅かされる。
4.安室さんの女にはならずとも、周りが安室さんの女で溢れ、争いを繰り広げているため安室さんに狂わされた女になる。
5. 安室さんが守ってくれる日本に生まれて良かったと愛国心が生まれる。
6.ファンの間で安室さんを興行収入100億の男にしようという計画が持ち上がり、現時点で80億超えが確定になる。
7.ハンコ屋さんで「降谷」(安室さんの本名)のハンコが「鈴木・佐藤」を超える売り上げになる。
8. 安室さんのスピンオフ作品が載っているサンデーが売り切れ続出。急遽電子版での無料配信が決まる。
9. 安室さんの乗っている車「RX-7 FD3S」(現在は製造していない滅茶苦茶お金の掛かる車)を購入する強者が登場。
と、今年何かと話題になっています。

(す)が映画を観る決め手になったのは、脚本が素晴らしいという情報。あの「相棒」で冷凍イカで人を刺すという脚本を担当した方だそうで、一気に興味が湧きました。
(というかこの人他のコナン映画の脚本もやっていたのか…)

そして観に行った結果……、べ、別に安室さんのこと、気になってなんかないし!公安について調べたり、安室さんの登場した回を見たり、安室さんのスピンオフ新連載を読んだり、また観に行こうかななんて思ってませんから!!…ま、ませんから!!(; ・`д・´)

とりあえず今回の映画の内容を一言で表すとしたら「コナン版頭文字Dで逆転裁判しつつ気がついたらサマーウォーズ」です

『名探偵コナン推理ファイルシリーズ』(小学館)
『日本の公安警察』(青木 理∥著) (317.7/ア)
『そこが知りたい!日本の警察組織のしくみ』(古谷 謙一∥監修) (317.7/ソ)

 

2018年05月17日(木)

この前、夢を見ました。
塔の中でカエルを見つけて、おおはしゃぎで捕まえようとする夢です。
そのカエルは、少し大きめのアマガエルで、白っぽい色をしていました。
私は塔という中世的な建物の中にいるわけですが、どこからかお惣菜をつめるパックという現代的な物を持ち出してきました。
そうです。これでカエルを捕まえようとしたのです。
しかし私はカエルを捕まえるのが下手でした。
カエルにパックのふちがズバーッ!!と刺さり、見るも無残な姿に。
慈悲の心が少しもない(夢の中の)私は、「こりゃいかんわ」と言って、そのカエルを窓から放り投げることにしました。
窓の前に立ち、カエルを投げようとしたところで、私は気付いてしまいました。
両手に握っていたカエルが、アザラシのぬいぐるみに変わっていることに。
「これは投げられん!」と言って、いつの間にか姿が変わっていたことに困惑しているところで目が覚めました。

前に自分の足を切断して、飼おうとしていたハムスターがいつの間にかアザラシのぬいぐるみに変わっていた夢を見たので、何だか既視感があります。
あと「カエルをおおはしゃぎで捕まえようとする夢を見た」と言っていますが、少しもほのぼのしていなくてすみません。
今度はほのぼのする夢を見るように脳に言い聞かせておきます。

『さよなら、わるい夢たち』 森 晶麿 913.6/モ
『ときめくカエル図鑑』 487.8/タ

 

2018年05月16日(水)

先週告知していた、かこさとしさんの追悼と「こどもの本総選挙」のコーナーが出来ました。
こちらのページに写真付きでお知らせしてもらっています)

私の中で特に印象に残っている作品は、『はははのはなし』と『どろぼうがっこう』です。
『はははのはなし』は、最後の方の「ははははは……」と“は”が並んだ字面が印象的ですよね。
それと先生に読んでもらったのではなく、自分で読んだのか1つ上のおねえさんに読んでもらったのか、とにかく保育園で読んだ、というのをとても覚えています。
『どろぼうがっこう』は、おそらく5年生のときだったと思うのですが、学習発表会のクラス演劇でやりました。
目立ちたくなくてナレーターを選んだというのに、出だしの担当になってしまい、とても緊張しました。
他は忘れてしまいましたが、冒頭一言めの「おいのこもりという」という一節だけ、何度もリテイクを受けたからか、20年以上経った今もずっと頭の中に残っています。
(担任の先生、お元気でしょうか……)

変わって、同時展開中の「こどもの本総選挙」トップ100の方は小学生が選ぶ好きな本、というだけあって、楽しく賑やかな雰囲気です。
ちらほらと去年やその前の課題図書が入っているのも印象的です。

どちらも6月末頃までの展開です。どうぞご覧ください。

最後に、こどもの読書週間のおはなし会はすべて終了いたしました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
次は7/7のたなばた会です。こちらもどうぞご参加ください(^^)

『はははのはなし』 『どろぼうがっこう』(かこさとし/作)
『あるかしら書店』 『100かいだてのいえ』(「こどもの本総選挙」トップ100より)

Go 

2018年05月15日(火)

そろそろ梅に思いを馳せる時期です。梅の季節ですよみなさん!

梅仕事の時期といえば6月、ちょっと早いと思われましたか?
大ぶりの青梅の時期は6月ですが、その前に直径1.5cmくらいの小さな「小梅」の時期がやってきます。5月の下旬くらいですね。
今年は昨シーズンに漬け損ねたカリカリ梅にしてみたいと思っています。
ちょっと熟しすぎてしまって時期を逃してしまったのですよね……今年こそは!

それにしても時期が早いと思われた方……正解です。
そうなんです、少し前に実家から「うちの梅は今年まで」という残念なお知らせを受け取ってしまったのです(´・ω・)ションボリ
箱に入った沢山の青梅の中から良いものを選ぶ楽しみが……いや来シーズンも買って作りますけども!でも残念!

しかし前向きに考えれば、違う種類の果実酒に手を出すことができる、ということにもなりますね。
果実酒はおいしいし、色々試したい……のですが、物によっては密造になってしまう恐れが!あるのです!
例えば、ぶどうをお酒に投入してしまうとアウトです。酒類製造免許があれば大丈夫なんですけどね、持ってる人そんなにたくさんいませんものね……

確実に家で作っても大丈夫なお酒ってなんだろう、甘酒とかですかね……?

『梅の漬け方と梅料理』596.3ウ
『こどものためのお酒入門』山同 敦子/著 K588サ
『密造酒の歴史』ケビン R.コザー/著

 

2018年05月14日(月)

 5月も半ばに差し掛かりますね。衣替えの6月も近いですが、朝と夜はまだ少し寒いです。スーパーの洋服売り場を見ると、メインが七分袖や半袖になっていて夏が少しずつ近づいてきているのを感じます。

今日の中日新聞に「電子投票地方利用ゼロに」という記事があり、電子投票する機械とモニター画面の写真が掲載されていました。モニター画面をよく見ると近藤勇、伊藤博文、福沢諭吉といった幕末、明治に活躍した人物の名前が候補者になっていました。中には武田観柳斎といった新選組に興味がある人しか知らないような人物まで候補者の名前になっていて面白いです。写真が少しぼんやりしてハッキリとは確認できませんが、候補者の名前の横に「奇兵党」「平等党」といったその人物に関係する党の名前になっており、少し凝った作りになっているのも良いです。誰に投票したら迷う面子で、本当にあったら是非投票してみたいですね。

 最近、図書以外で尋ねられる事の中で「郵便ポストはどこですか」という問い合わせがよくあります。残念ながら図書館の敷地には郵便ポストはないので、近くのポストをご紹介しています。
1つは、図書館を出て天王川公園へ向かう最初の交差点にあるコンビニが一番近いです。2つ目は反対の方角で、正面玄関から駐車場西側の道路を南に少し歩いて、最初の角を右に曲がった所の理髪店近くにあります。
距離はほぼ同じ位ですが、図書館から分かりやすいのはどちらかと言うとコンビニの方なのでそちらがおすすめです。

 

2018年05月13日(日)

 先週の土曜に、春日井市の愛岐トンネル群へ青モミジを観に行ってきました。愛岐トンネル群は、年に2度だけ春と秋のモミジの美しい季節に5日間ほど特別公開されている廃線跡で、私はこれまで秋には何度か出掛けたことがあったのですが、春ははじめて。年々、来場者が増えていると伺ったので、開門の9:30までに到着するように早起きして(早起きはいつものことですが)出掛けてきました。

 青モミジは、見学料大人1人100円(保険料)で観させて頂くのが申し訳ないほどに美しかったです。写真も一応撮ったのですが、撮影の腕が全くないのでお披露目できず残念。この特別公開に合わせてイベントもたくさん行われており、トンネルコンサートでは尺八や馬頭琴を演奏している方、上半身裸で熱唱している方、「コンドルは飛んで行く」を演奏されている方など、なかなかシュールな景色が広がっていて、こちらも面白かったです。

 JR中央線・定光寺駅から多治見駅まではすぐなので、4月の「たじみ陶器まつり」に行ったばかりなのですが、再び多治見にも寄ってきました。昼食をまだ済ませてなかったので、さてどこで食べようかな、と馴染みのお店を数軒廻ってみたのですが、あいにくどこも満席。うーん、お昼時だからね・・・と思いつつ、通りに目を向けると見たことのない小さな蕎麦屋さんが。メニューなどは入口に出ていないけれど、お腹も空いたきたので入ってみると・・・これが、絶品の蕎麦屋さん!うーん、お蕎麦を食べるためだけでも、また多治見に行きたいくらい。ちょっとケチって「二八蕎麦」を頼んでしまったので、次回は「十割蕎麦」を頼みたいと思います。ほかにも、この日は暑かったので今年はじめてのかき氷を食べました。今年はじめてのかき氷は「巨峰」。我ながら渋いチョイスだと思いました。

 多治見では、いつもお世話になっている洋服屋さんにもお邪魔して、お店のブログに掲載されていて気になっていた服を買うことができました(在庫1点でした!)。4月にお店に伺った時に、4月からのNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」のロケが店主さんの母校であったという話をしていたので、その「半分、青い。」の話や、年々食べられる量が減ってきて寂しい話など、服とは全く関係がない話をしました。これから多治見は猛暑の時期になるので、しばらく行けないのが残念です。早く秋になってほしいなぁ。

 さて、その「半分、青い。」ですが、主人公2人が私と同じ誕生日であることや、私が子どもだった頃と時代が重なるので当時の流行が懐かしくて、毎回録画しています。しかし残念なことに、ここのところ夜すぐに眠くなってしまう体質になってしまったので、毎日の放送には到底追いつけず、やっと子役から俳優さんにバトンタッチしたところ。近ごろ年齢のせいか、或いは弱ってきているからなのか、子役のスズメちゃんが片耳を失聴し、河原で幼馴染の律クンに向かって「私が泣いたら、お母さんが泣くから泣けない。」と号泣する場面でグッときてしまいました。「うん、そりゃ泣けないよね・・・」と思うやら、「律クンがいて良かったね、スズメちゃん!」と思うやらで。朝ドラ観ていない人には、さっぱり分からない話でごめんなさい。でも、何となく伝わるかな?

 

2018年05月12日(土)

GW中に“バーミキュラ”というお鍋をやっと使うことができました。
バーミキュラを製造しているのは、名古屋市中川区にある愛知ドビーという会社で、以前「カンブリア宮殿」というテレビ番組で紹介されているのを見たことがあります。
創業1936年の愛知ドビーは、元々は繊維機械を作る町工場でしたが、紆余曲折を経て、脱サラして家業を継ぐことを決意した兄弟二人が新たな商品として丸三年かけて開発したのがバーミキュラのお鍋。
口コミでじわじわと評判が広まり、今では大人気のお鍋となっています。

このお鍋、バーミキュラが今ほど有名になる前に両親がいとこの結婚式に出席し、引き出物で頂いたものなのですが、けっこうな重量ということもあってクローゼットの奥にしまわれたままになっていました。
そういえばあのお鍋・・・と思い出し、私が譲り受けることになり、ようやく日の目を見ました。

記念すべきマイ・バーミキュラ第一号の料理は、大好物のミネストローネにしました。
具沢山・汁少な目で作りましたが、無水調理ができるお鍋なので、ある程度煮込んだらフタをしたまま余熱で火を通し、野菜の水分だけで焦げ付くこともなく無事完成しました。
野菜の味がぎゅっとつまった濃厚なミネストローネができて、大満足です!
重いので扱いがちょっと大変ですが、外に出して置いても絵になる素敵なお鍋なので目に入るだけでも気分が上がりますし、これからも大切に使っていきたいと思います。
お鍋と一緒にバーミキュラを使ったレシピの小冊子が付いていたので、参考にしていろいろな料理を作ってみたいです。

『毎日の「バーミキュラ」レシピ こんなに使えて、こんなにおいしい!』大庭英子/著 講談社 596オ

 

2018年05月11日(金)

4月下旬にハリーポッターの新作アプリが登場しました!もちろん事前登録済み。
さあその気になる内容は、ホグワーツの生徒になって寮生活を体験できるというもの。
ポッタリアンにはたまらないゲームですね!!
ずっと憧れていたホグワーツの生活!ずっと待っていた入学届け!ずっと受けたかったスネイプ先生からの減点と罰則!(危ない人)
まさかこの歳にして叶うとは思いませんでした。ありがとう…。

さあ!スネイプ先生は??ハリーロンハーマイオニーはどこかな?とワクワクしていたら、主人公はロンの一番上のお兄さんと同い年だというではないですか。
う、嬉しいけれど、これだと主人公が卒業した後にハリー世代が入学になる…。完全なるすれ違い。
まあ、24歳のスネイプ先生に会えたからいいか。(単純)

けれど憧れていたホグワーツでの生活はそんな甘くありませんでした。
主人公は「ホグワーツを危険に晒し退学となった問題児の妹」として全生徒から嫌悪の目で見られ、ライバルキャラからの陰湿ないじめにあい、スリザリン生なのにスネイプ先生は辛辣という、まだ1年生なのに中々精神面が鍛えられるゲームです。
………ちがうんや、スネイプ先生に減点されたかったけどちょっと、ちょっと思ってたんとちがうんや(´・ω・`)

ま、負けないぞ…ポッタリアンをなめるなよ…!

『ハリー・ポッターと魔法の歴史をめぐる旅』(ブルームズベリー社∥編) (933.7/ハ)
『ハリー・ポッターへの旅』(神守)
『ハリー・ポッター魔法界名所大図鑑』(ジョディ レベンソン∥著) (778.2/レ)

 

2018年05月10日(木)

私は乾燥肌でもあり敏感肌。今の時期も乾燥してしまいます。
特に頬の乾燥が酷いので、乳液だけではなくてクリームも足すことにしました。
基礎化粧品は某良品の敏感肌用シリーズを愛用していますので、この間名古屋に出掛けたときについでに名鉄百貨店に寄りました。
そこで偶然目に入ったホホバオイル(もちろんテスターの)を手に塗ってみたところ、すぐにツルツルな手に!
これは効果がありそう!ということで、クリームと一緒に買って帰りました。
数時間経っても手を洗う時にまだ水を弾くので、めちゃめちゃ期待できそうです。
しかしホホバオイルなんてものを使うのは初めてなので、正直使う順番が分かりません。
これはクリームの後に使うものか!?と調べてみれば、どうやら前に使うものみたいで。
化粧水→ホホバオイル→乳液→クリーム の順番で使うみたいです。
クレンジングにも使えるらしいですし、ホホバオイルって万能ですね。
……と、絶賛しておりますが、肌に塗る物は人によっては合わない場合があるので、私と同じく肌の乾燥に悩まれている方がこの記事を読まれても参考程度にとどめておいてくださいね……。

『美肌のために、知っておきたい化粧品成分表示のかんたん読み方手帳』576.7/ヒ
『化粧品にかかわる仕事』 576.7/ケ

 

2018年05月09日(水)

(先週からの続きです)
建物と言えば、浅草橋に行った際、とっても古そうな看板がかかったレトロビルを見つけました↓

建物よりなにより看板が古めかしい…!
「歯」「医」も旧字体…! でも「午后」の文字は診察券では今もよく見かける気がする……

あまりのレトロさ、そしてひっそりとした雰囲気に、てっきり看板を残したまま閉院しているものだと思っていたのですが、『近代建築散歩』(東京・横浜編)によるとなんと現役の町の歯医者さん、とのこと。
現在の状況はわからないのですが、少なくともこの本が刊行された10年ほど前はまだまだ現役だったようですね。
そして建築年を見ると、昭和3年。戦前どころか昭和ヒトケタですよ……
現役、そして昭和ヒトケタ。二重にびっくりです……

レトロビルというと、大阪にあるフジハラビルや細野ビルヂングには、地元劇団さんの謎解きイベントで何回かお邪魔しました。
古今東西の名探偵が集まるイベントにぴったりの雰囲気でよかったですよ。

さて、今週も最後にこどもの読書週間のお知らせです。
いよいよ今週末でおはなし会ラッシュもおしまいです。
土日とも図書館スタッフによるおはなし会で、土曜日は家族をテーマに、日曜日はお楽しみに、です。
どちらも最後は折り紙をしますよ。どうぞお楽しみに♪
〈図書館deエッグハント〉もまだまだ実施中です!

*さらに追記
かこさとしさんの訃報を受けて、現在コーナーを準備中です。
当たり前のことですが、自分が子どもの頃から活躍されていた方の訃報を聞く機会が増えてきて寂しいばかりです。謹んでご冥福をお祈りいたします。
合わせて、先日発表になった「こどもの本総選挙」トップ100に選ばれた本もコーナーに並べようかな、と思っています。投票に参加した子もしなかった子も、こちらは楽しんで見ていただければと思います。

*こどもの読書週間*
・おはなし会はすべて午後2時より、おはなしのへやにておこないます。
(終了分については、図書館ホームページよりチラシを、または先週分の記事をご覧ください)

5/12(土)かぞくっていいね! のおはなし会
5/13(日)春のおたのしみおはなし会
おはなしにこにこも第1・3木曜日 午前10時半~あります*

『今日、見に行くことができる国宝・重要文化財レトロ建築』
『ぼくらの近代建築デラックス!』
『近代建築散歩』(東京・横浜編京都・大阪・神戸編

Go 

2018年05月08日(火)

昨日、二人の方の訃報を目にしました。
ひとりは、かこさとしさん。
「だるまちゃん」シリーズや『からすのパンやさん』で有名な方ですが、工学博士や化学技術士でもあり、その知識を活かした科学絵本や児童書などを数多く出版されています。

そしてもうひとりは、東海林修さん。
シンセサイザー奏者であり作曲家、編曲家。東海林さんが作曲・編曲された作品のどれか一つはピンとくるものがあるのではないでしょうか。Goにとっては「怪獣のバラード」の人でした。

幅広い作風をお持ちでしたお二方に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
幼少期に親しんだ作品を生み出された方が亡くなられると、殊更に寂しさを感じますね……

『だるまちゃんとてんぐちゃん』加古 里子/さく・え 絵本(黄緑)
『台風のついせき竜巻のついきゅう』かこ さとし/作 K451カ
『こどものうた ぎゅぎゅっと!100うた』(CD)A990

 

2018年05月07日(月)


マグリットの絵に出てきそうな雲です。

 返却の雑誌を棚に戻しに行ったら、猫が窓にもたれ掛かって寝ているのを見ました。その日は雨で、いつもより静かな日でしたので何だかいつもよりのどかな光景でした。

先週スピルバーグ監督の「レディープレイヤー1」という映画を観てきました。バーチャルオンラインゲームの世界が舞台で、迫力と勢いのある映像が楽しめました。1980~90年代の映画を知っている人は更に楽しめるのではないでしょうか。

映画と言えばキューブリック監督の戦争映画「フルメタルジャケット」で、ハートマン軍曹を演じた俳優さんが亡くなったそうで残念です。元々米軍で教官をしていた方で、迫真の演技指導が監督の目に留まり教官役として予定になかった映画出演を果たしたそうです。

新兵に向かって叱咤する台詞が強烈すぎて、映画の前半から強いインパクトを残すのですが、一番有名なのは後のファミコンウォーズのCMでパロディされた新兵との掛け合いで歌うシーンではないでしょうか。映画やゲームを知らなくてもCMだけは印象に残る、当時の子ども達に大流行のCMでした。元ネタがこの映画だったというのは大分後になってから知ることになるのですが、ハートマン軍曹の字幕は何回見てもすごい翻訳です。 

 

2018年05月06日(日)

 今日は5月6日です。ゴールデンウィークも今日でおしまい、という方も多いのではないでしょうか?今年のゴールデンウィークは、天候に恵まれたお出掛け日和が続きましたね。

私もゴールデンウィーク前半に、石川県白山市→福井県あわら温泉→金沢→能登、の順で北陸をぐるりと廻ってきました。北陸、とくに石川県といえば「弁当忘れても、傘忘れるな」という言葉があるほどに雨が多い土地なのですが、旅行中の3日間は奇跡の晴天!・・・私は自分のことを「雨女」だと思っていたのですが、いつからそんな「持っている人」に変身できたのか、不思議に思います。とはいえ、旅行中に天気が良いのは有難いこと。あれほど美しい色の日本海を見たのは、はじめて。一生忘れないだろうな―、と思います。他にも、美しいものを見たり、おいしいものを食べたり、大好きな人と会ったり、と充実した旅となりました。心身ともにリフレッシュできたので、仕事も頑張らなくては、と思っています。そろそろ、コーナー9「維新八景」の次のコーナーの準備を始めなくてはいけない時期ですしね。

 さて、最初にも書きましたが5月です。というわけで、コーナー7は「5月の本」になりました。「♪夏も近づく八十八夜~」にちなんだ「お茶」の本、母の日にちなんだ「母」の本、5月12日がナイチンゲールの誕生日にあたることから「看護」の本、愛鳥週間にちなんだ「鳥」の本など、硬軟織り交ぜて並べていますので、気軽に覗いて頂ければ嬉しいです。

 もう一つお知らせを。現在、図書館入口通路では「天王祭能人形展」を行っています。展示にともない、コーナー7では、能・人形・天王祭についての本を紹介しています。すべて貸出できる本を並べていますので、こちらも手に取って頂ければと思います。天王祭は「宵祭・巻藁船」だけではありません。今年は、「朝祭・車楽船(だんじりぶね)」も楽しんでみてはいかがでしょう。「布鉾」のご利益にあやかることができるかもしれませんよ、ふふふ。

 と、先週の金曜日までにここまでを書いていたのですが、昨日5月5日にあわら温泉の老舗旅館「べにや」で火災が発生し、国登録有形文化財の建物を含む本館などが全焼しました。私には「べにや」のような高級旅館は高嶺の花ですが、ゴールデンウィーク中の災厄に言葉もありません。旅館「べにや」従業員の皆様、そしてあわら温泉関係者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

 

2018年05月05日(土)

今日は端午の節句です。
今はめっきり少なくなりましたが、車で走っていたら鯉のぼりが空を泳ぐ姿を見かけました。
こういった光景は、季節が感じられてやっぱりいいものですね。
端午の節句に柏餅を食べる風習がありますが、柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まったそうです。
もう自分は大人ですし、まわりにも小さな子どもはいないので、久しく柏餅は食べていませんが、ヤ○ザキから、シャンシャンの健やかな成長を願い、シャンシャンの写真が入ったパッケージにプリントされた柏餅が発売されたそうなんです!
普通のつぶあん入りと、チョコクリーム入りの柏餅の2種類で、写真のパターンがそれぞれ2種類ずつ(お母さんのシンシンとのツーショットもあり)あるようです。
こ、これはゲットしたい!
しかし、何軒かコンビニやスーパーを回ってもなかなか見つかりません・・・。
愛知では品薄なのでしょうか?
いつまで売られているかわかりませんか、もうしばらく探してみたいと思います。

シャンシャン人気で、他にもパンダグッズや関連本などが続々と出版されていますね。
私もまんまと?その商法にひっかかり、気づけばシャンシャン関連のモノが自宅にどんどん増えていく一方です。
最近ですと、シャンシャンのDVD(当館では所蔵していません)がおととい届きました。
まだ観ていないのですが、誕生からの成長の姿が収録されているそうで、シャンシャンの顔のどアップがデザインされているかわいいパッケージを眺めながら、観るのを楽しみにしています♪
図書館にも、『こんにちはシャンシャン』(高氏貴博/著 宝島社 489.5タ)が入ってきました。
毎日、上野動物園に通ってパンダの写真を撮り続けられている高氏さんのパンダに対するあふれる愛が伝わってくるシャンシャンの写真が満載の一冊です。
『エコノミスト 5月1・8日号』(雑誌)にも、「パンダ大百科」という特集が掲載されていますよ。
興味のある方は、ぜひご覧下さいね。

 

2018年05月04日(金)

さて!先週の続きと行きましょう!
はい、「不動行光」とは!織田信長が愛した短刀で、その名の通り不動明王が彫られているのが特徴です。

信長はお酒の席でよくこの刀を自慢しており、酔っぱらうと「不動行光、九十九髪、人には五郎左御座候」と歌ったのだとか。
不動行光は、この刀のこと。
九十九髪は、九十九髪茄子茶入(つくもなすちゃいれ)という茶器のこと。
五郎左とは、信長の重臣である丹羽長秀のこと。
簡単にいうと信長のお気に入りの物と人を歌っているわけです。
現代訳すると「どうどう?この刀!この茶器!そして五郎左!どうだ!俺こんなにいいもの持ってんだぜ!」……みたいな。

しかし信長は、この自慢の刀を小姓である森蘭丸に譲ります。
ある日信長は、小姓たちを集めて問題を出します。
「不動行光の鞘にある刻の数を当ててみろ。正解した者にこの刀をやろう」
しかし蘭丸だけがずっと黙ったままだったので、理由を聞いてみると「知っていながら知らぬ振りをしていい当てることはできません」と答えました。
蘭丸は信長が厠に行く際に、この刀を渡されていたため、鞘の刻み目の数を知っていたのでした。
信長はその正直さに感心して「不動行光」を与えたといいます。

「自慢の刀をあげようだなんて信長太っ腹だなあ」と思いましたが、コレ絶対に当てられないと思って小姓たちに問題を出したに違いない。“あの”信長だし(失礼)
けれど蘭丸の信長への忠誠心がよくわかるエピソードですね。一番可愛がっていたというのも頷ける素直さ。見習いたいものです。

【※2020年10月29日追記】
なんでもこの図書館だよりがWikipediaさんの参考文献になっているらしいですね…!?
私のゆるい図書館だよりなんかよりも、よほどきっちりされた、なんでしたら私も参考にさせていただいたページがありますので、そちらをご紹介しますね!
ただ、そのままURLを貼るのは相手様にもご迷惑が掛かると思いましたので、「名刀幻想辞典 不動行光」と検索して頂けると幸いです。
この話につきましては、不動行光という刀としては結構有名な逸話(口伝?)なので、「出典の詳細は?出処は?」と言われるとちょっと困ってしまうのですが…。
家にある日本刀の本に載っているかな…。こちらでもできうる限り探してみますね。

『乱丸』上下(宮本 昌孝∥著) (913.6/ミ)
『森蘭丸』(沢田ふじ子∥著) (B/913.6/サ)

 

2018年05月03日(木)

今日は人形「リカちゃん」の誕生日みたいですね。
リカちゃん、おめでとうございます。
昔から人形よりぬいぐるみ派の私はあまりリカちゃん人形と遊ばなかったので、リカちゃんの誕生日が今日であるということを今年初めて知りました。
しかもリカちゃんって小学5年生設定だったんですね……。
家族やお友達の設定も細かくされているようで……。
何というか……リカちゃんのこと全然知らないですけれど、お友達が多国籍なのがリカちゃんっぽいな、と思いました。

長く愛される玩具っていいですね。
女の子のお人形と言えばやはり「リカちゃん」という感じですが、それは今でも変わっていないのでしょうか。 (や)

『昔の玩具大図鑑』K759/イ
『任天堂コンプリートガイド』589.7/ヤ

 

2018年05月02日(水)

取り壊し工事中の清林館高校

先日ようやく(というのもあれですが…)取り壊し工事中の清林館高校の写真を撮ってきました。
とうとう円形校舎にもざっくりとメスが……

卒業生である友人に送るため……といいつつ、こうして様子を切り取ることで、そうではない私まで一層寂しさが募ります。
ありがとう(旧名)津島女子高校……(閉校したわけではありません←重要)

ところで建物と言えば…とまだ書きたいことがありましたが、せっかくなので来週に持ち越します。
(タイムリーに書きたいことが他にあればさらに翌週になるかもしれませんが……)

さて、今週も最後にこどもの読書週間のお知らせです。
今週末も読み聞かせボランティアさんのおはなし会が土日ともあります。
土曜日は〈まろんmama〉さん、日曜日は〈神島田サポート〉さんによるおはなし会です。
ボランティアさんによるおはなし会はこれでラスト。どうぞご参加ください♪
〈図書館deエッグハント〉も実施中です!

*こどもの読書週間*
・おはなし会はすべて午後2時より、おはなしのへやにておこないます。

4/15(日)ストーリーテリングのおはなし会
4/21(土)おはなしBOOONのおはなし会
4/22(日)神守小図書ボランティアのおはなし会
4/28(土)こいのぼりのおはなし会
5/5(土)まろんmamaのおはなし会
5/6(日)神島田サポートのおはなし会
5/12(土)かぞくっていいね! のおはなし会
5/13(日)春のおたのしみおはなし会
おはなしにこにこも第1・3木曜日 午前10時半~あります*

Go 

2018年05月01日(火)

ここのところ暑い日が続いていますね。本日の最高気温は29度とか。大変!暑いです!
もう夏の気温じゃないですか。そりゃ花も早く咲いてしまうというものです。

道すがらに色々な花を見ますが、やっぱり今年は咲く時期が早いなと思います。
ツツジは5月ごろの花だと思っていたのですが、先週あたりにもう満開のような状態でしたし、桜も開花が早かったですし。
そして藤も早かったですね……先週あたりには天王川公園の横の道から綺麗な紫の滝が見えました。
開花が早いということは、見ごろが終わるのも早いということ。藤を見に行かれる方はお早めにですよ!もうかなり花が少なくなってしまっているのではないでしょうか……
藤まつりなのに……とは思いますが、こればかりは自然の事ですから仕方がないです。

さて、その藤まつり期間中の5月4日(金)に、地域の歴史に親しむ講座を3本立てで行います。
時間は10時半から16時まで、演題は以下の通りです。

10:30~12:00 「資料に残された津島の怪異・伝承」
13:00~14:30 「津島文華詞 -津島とかかわりのあった文化人列伝-」
14:30~16:00 「近世尾張西部地域における豪農層の学習活動と情報」

3つの講座全てに参加されますと結構な長丁場になりますが、12時から13時は講座の間になりますのでお昼に行かれる時間はありますよ。
皆さま是非お運びくださいませ。明後日です!

『5月のむかし話』 谷 真介/編著 K913タ
『花を咲かせるものは何か』 滝本 敦/著 471.3タ(新書)