2018年04月02日の図書館だより

2018年04月02日(月)

 先月、神守分室を担当しました。3月も下旬だった事もあり暖かな陽気でした。その帰り道の新おにえ橋で路面をふと見ると、工具のスパナの様な物が埋まっているのを発見しました。すっぽりとアスファルト埋め込められている状態になっており、おそらくアスファルトを敷いてまだ間もない余熱がある時に車で何度も踏まれて埋まったのではないかと思います。

最近『いいビルの世界』(523.1/イ)という昭和時代のビルを紹介した本を読みました。1950年~1970年代の中規模クラスのビルやその外観や内部を写真で紹介した内容で、無機質な佇まいでありながらドアの取っ手や窓枠の形、壁の造りなど建築家の個性が色や形で時代の経過と共にはっきり出ているのが面白いです。
少し前ならどこにでもあるビルですが、今となってはレトロ扱いで珍しがられます。名古屋でいうと栄にある丸栄のビルも新しいビルが建つ中でレトロさをひっそりと醸し出していますね。

まだ名駅のツインタワーが建設中だった頃、駅前はこんな昭和のビルでいっぱいでした。夏になると寒すぎるくらいクーラーが建物全体にガンガンに効いていて現在みたいな商業施設なんてほとんどない殺風景なでつまんないビルだと当時は思っていました。

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