朝日新聞市議会のテレビ中継休止へ 津島市 市議の「不適切発言」で
津島市議会は、市議から不適切な発言があり地元ケーブルテレビ「西尾張シーエーティーヴィ」(クローバーTV)の放送番組基準に接触する可能性があるとして、4日以降の本会議のテレビ中継などを当面休止する、と発表した。2月28日の議会運営委員会で決定 : 市議会によると、昨年9月以降、市関係者や市民に対し、井桁亮市議=無所属、2期=がプライバシーに関わる発言や名誉を傷つけるような発言をしたとしている : 市議会は2月25日に、昨年12月の不適切発言について「陳謝」の懲罰を科すよう可決したが、井桁市議は拒否。同社は、一連の発言が、自社の人権やプライバシーなどに関する放送番組基準に接触する恐れがあると、市に申し出て対応を相談していた : 市議会では、4日以降の中継などを当面休止し、今後、議会内での中継や放送についての基準などを定めるか検討を進める : 垣見啓之議長は「本来は開かれた議会でこのようなことになり忸怩たる思いだ」と話す。井桁市議は「市政の問題に対する追及を恐れて口封じしようとしている。議員の表現の自由、市民の知る権利を奪う憲法違反の決定」と述べた
中日新聞巨大たいまつ 災い消し去る 津島・開扉祭
28日、津島神社で春を告げる伝統行事「開扉祭」があった : 開扉祭は「おみと」とも呼ばれ、同神社では尾張津島天王祭に次ぐ重要な祭りとされる。旧暦2月1日に合わせて開催され、五穀豊穣などを願う長さ10メートル、直径1メートルのたいまつ2本が約50人の担ぎ手によって境内を練り、楼門をくぐった : 堀田正裕宮司は「災害もなく、皆さんが健康で過ごせるようになればいい」と話した
読売新聞津島市会 本会議中継中止 4日から 不適切発言頻発で
28日、津島市議会は3月定例会の一般質問が行われる4日から、地元ケーブルテレビ(CATV)「西尾張シーエーティーヴィ」で行っている本会議の生中継、再放送を暫定的に休止すると発表。一部の議員による不適切な発言が頻発していることが理由 : 記者会見した垣見啓之議長らによると、一部の市議が乱暴な言葉遣いや個人のプライバシーに関する発言を本会議で繰り返したことが同社の放送番組基準に抵触する恐れがあり、対応を求める申し出があった。これを受けて市議会は28日に議会運営委員会を開いて対応を協議。「今後も不適切発言が出た場合、CATVだけでなく市民に対しても、議会としての責任が持てない」と休止を決めた : 今後は市議会内であり方を検討するとしており、永久中止でない旨を説明 : 名城大学都市情報学部の昇秀樹教授は、「中継しないと市議と市側の質疑が伝わらなくなってしまう。CATVと議会で話し合い、問題のある市議に対して品位ある行動を求めるなど、知恵を出して対応するべきだ」とした
中日新聞人形、ぬいぐるみに別れ 弥富 供養祭 1000体以上持ち込み
23日、弥富市鍋平のJAあいち海部総合支援センターで人形に別れを告げる供養祭があった : JAあいち海部は2013年から「人形供養祭」を開いており、この日は150人ほどが出席し、1000体以上のひな人形やぬいぐるみが持ち込まれた : 自身が生まれたときに買ってもらった五月人形などを持ち込んだ津島市莪原町の男性(62)は「たくさんの思い出がある。長い間お疲れさまでした」と話していた
中日新聞ハラスメント防止条例案提出 一宮市、議会に
一宮市が26日に開会した市議会3月定例会に市長や議員、市職員らを対象としたハラスメント防止条例案を提出。議決されれば4月1日から施行する : 他市町村でハラスメント問題が相次いだことを受け、2019年に制定したハラスメント防止に関する要綱を明文化し条例として整備する。条例案ではハラスメントの定義や、市長や管理職には防止義務があることを明記。ハラスメント対策委員会に市の顧問弁護士も召集できるようになり、より専門的な見地からの議論を目指す : 制定されれば、豊明市や津島市と並び県内で初めて
中日新聞議会だより 26日【津島市】
25日に定例会を開会 : 会期を3月24日までと決めた後、一般会計当初予算案など36議案を上程 : 昨年12月の市議会委員会で不適切な発言をしたとして、懲罰動議が出されていた井桁亮議員に陳謝の懲罰を科すことを可決。井桁議員はこれを拒否した : 請願1件を委員会付託にした。一般質問は3月4~6日
中日新聞私の髪 必要とする人に届け 津島・藤浪中2 大橋さん ヘアドネーションで医療用ウィッグに
病気やけがで髪を失った人に髪を寄付する「ヘアドネーション」に取り組んでいる津島市藤浪中2年の大橋楓さん(14)についての記事 : 小学5年生で初めて髪を寄付し、今回の寄付は2回目。昨春にはカットした31センチ分の髪を稲沢緑ライオンズクラブ(LC)を通じて医療用ウィッグを作る企業へ提供。20日に同中学校でLCからの感謝状の贈呈を受けた。今は3度目の寄付に向けて髪を伸ばしており、「髪を必要としている人たちのために頑張りたい」と話している
中部経済新聞13人がビジネスプラン発表 いちい信金などの創業塾
22日、一宮市新生のいちい信用金庫駅西支店で「西尾張創業塾」が開かれた : 同創業塾はいちい信用金庫と一宮、津島、稲沢、江南、犬山の5商工会議所と尾西、木曽川、岩倉市、扶桑町、大口町の5商工会が共同で開催。創業までの基礎知識を学ぶ全5回コースで1月25日にスタートし、創業予定者や開業間もない事業者25人が参加した : 22日は受講生13人がビジネスプランを発表し、「AI×映像で遊技機業界をアップデート!」をテーマにした田代恵一さんが最優秀賞を獲得した
読売新聞山車の「すり鉦」CFで 津島の石採祭 返礼に「引き体験」も
津島市の秋の祭典「尾張津島秋まつり」で繰り出す山車の祭礼用具の新調費用として、まつりの保存会がクラウドファンディング(CF)で寄付を呼びかけている : 今回新調するのは、秋まつりの目玉「石採祭」の山車「祭車」のすり鉦(がね)4個。新調にかかる費用約115万円のうち、市の補助金や保存会の負担を超える額をCFで募る : 目標金額は30万円。寄付額に応じて、まつり当日の山車引き体験や関係者席からの撮影など、ユニークな返礼品を用意している
中部経済新聞プロゴルファーとスポンサー契約 義津屋 稲沢出身の中川将太選手
総合ショッピングセンターのヨシヅヤなどを運営する義津屋(本社津島市)は22日、プロゴルファーの中川将太選手(29)とスポンサー契約を締結した : 同社は地域密着型経営の一環として、地元出身の若手スポーツ選手を支援しており、中川選手で5人目。中川選手が同社事務センターを訪れ、契約書に調印した : 中川選手は稲沢市出身であま市在住。「子どもの頃から親しんできた義津屋のサポートを得られてうれしい。今年は来年の国内ツアーシード権の獲得を目指して頑張るとともに、地域貢献に努めたい」と話した