井桁議員、三たび陳謝拒否 津島市議会 不適切発言で懲罰動議
津島市議会は14日の臨時会で、井桁亮議員への3度目となる懲罰として陳謝を可決した : 臨時会では懲罰特別委員会の報告を基に審議され、陳謝の懲罰を可決したが、井桁議員は「虚偽の事実による懲罰動議。地方自治法にも違反しておらず、発言を封殺するものだ」と反発し陳謝を拒否した : 昨年12月の市議会定例会での井桁議員の発言が不適切として、これまで2度の懲罰が可決されたが、井桁議員はいずれも拒否している
津島市議会は14日の臨時会で、井桁亮議員への3度目となる懲罰として陳謝を可決した : 臨時会では懲罰特別委員会の報告を基に審議され、陳謝の懲罰を可決したが、井桁議員は「虚偽の事実による懲罰動議。地方自治法にも違反しておらず、発言を封殺するものだ」と反発し陳謝を拒否した : 昨年12月の市議会定例会での井桁議員の発言が不適切として、これまで2度の懲罰が可決されたが、井桁議員はいずれも拒否している
あま市の会社役員、赤尾幸生さん(69)が小学生の頃から集めてきたペナントの展示会が、同市美和図書館で開かれている : 収集が趣味の赤尾さんが50枚ほど集めた中から、今回は40枚ほどを展示。中には1957年に津島商工高校(限・津島北翔高校)の野球部が初めて夏の甲子園に出場した記念に作られたペナントもあった : 津島商工高のペナントは高校生の頃に先輩から譲り受けたもので、会場での応援用とみられる校名を書いた2枚と校歌を表現した1枚がセットになっている。譲り受けてから高校の記念誌を読んで甲子園に出場したことや、当時はなかった校歌を一晩で作ったという逸話も知った。大切に保管しており、ほぼ半世紀ぶりの展示という : 赤尾さんは「自分のころはラグビー部が花園に行ったこともあったが、この歴史を知り、後輩にも活躍をしてほしい」と話した : 展示は6月29日まで
8日、愛知大の学生が津島市の魅力などをPRするプロジェクトの説明会などが市役所であり、1、2年生22人が参加した : 2019年から始まった両者の連携によるプロジェクトは今年で5回目。今回は参加した学生がチームに分かれ、市のPRとふるさと納税返礼品の魅力を伝える動画を制作し、市のSNSに掲載する予定。7月には最優秀チームを選ぶ : 8日は、日比一昭市長のあいさつのほか、市職員から市の基本情報やふるさと納税についての説明などがあった。津島市では、伝統菓子や清酒など36業者の57品が返礼品となっている : 1年の高木憲伸さん(18)は、「市内の高校に通っていたが、伝統を大切にし、生活も便利な街という印象がある。市の良いところをPRできるようにしたい」と話した
津島市は7日、中部電力ミライズのグループ企業「中部電力ミライズコネクト」と同社が展開する駐車場シェアサービスの活用で連携協定を結んだ : 駐車場シェアサービスは事業所や民家の駐車場などの空きを貸し出し、利用者とつなぐ事業。市内で駐車場の登録は始まっており、今回の協定で市が周知に協力することで観光客の駐車スペース確保に役立て、地元の祭などの混雑による渋滞解消につなげる
7日、フリースタイルスキー世界選手権デュアルモーグル女子で8位となった津島市の柳本理乃さん(愛知ダイハツ)が市役所で日比一昭市長らに報告した : 柳本さんは花束や市民の応援メッセージを受け取り、「市民の皆さんの応援は力になるので、ミラノでの冬季五輪に向けて頑張りたい」と大舞台への意気込みも語った : 柳本さんは今季のワールドカップ(W杯)でデュアルモーグル総合3位に入り、2回目となる世界選手権に出場。デュアルモーグル8位、モーグルでは11位だった。今年12月から再びW杯を戦い、来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪でメダルを目指す
10日午前10時40分ごろ、津島市莪原町の県道交差点で、同市神守町、無職男性(87)の自転車と愛西市大野山町、会社員男性(23)の乗用車が衝突。自転車の男性は病院に搬送されたが、約10時間後に出血性ショックで死亡した : 現場は片側1車線の信号のない交差点。自転車側に一時停止標識があった ; 津島警察署
10日午前10時40分ごろ、津島市莪原町の県道交差点で、自転車の同市神守町、無職男性(87)が愛西市大野山町、会社員男性(23)の乗用車にはねられ、搬送先の病院で死亡した : 現場は信号や横断歩道のない交差点で、事故原因を調べている ; 津島警察署
総合ショッピングセンター「ヨシヅヤ」などを展開する義津屋(本社津島市)は9日、名古屋市内で取引先向け説明会を開いた : 今秋に耐震工事やセルフレジ導入などを含む大型改装を師勝店で実施するほか、清須店旧精肉プロセスセンター跡地に惣菜プロセスセンターを開設。26年春にはEDLP(エブリデー・ロープライス)の小型店舗を出店する計画 : 伊藤彰浩社長は「2032年8月8日の創業100周年に、スピードと徹底力をもって挑んでいく」と話した
米女子プロWNBAのウィングズが11日、トレーニングキャンプ契約を結んでいた山本麻衣選手との契約を解除したと発表 : 山本麻衣選手は、津島市立藤浪中学校出身。パリ五輪代表で、日本勢5人目の最高峰リーグでのデビューを目指していたが、開幕ロースター入りはならなかった
直接打撃制のフルコンタクト空手で全国大会の優勝を目指す、津島市の東田海幹(みずき)さん(14)についての記事 : 母の勧めもあって小学1年生で「マリー空手クラブ」に入会。「強くなりたい」と練習に没頭するうちに、周囲の仲間も強くなっていくのを感じた。2年ほど前の夏休みから道場の仲間たちと早朝練習を始め、その成果もあって2023年夏の全日本ジュニア空手選手権大会で準優勝。昨夏も準優勝し、全国レベルに成長した。現在は高校生までの登竜門となる4大会での優勝を目指しており、このうち4月下旬にあった「カラテオールカップルーキーズ」の予選で優勝して全国大会に進んだ : 東田さんは「みんながいなかったら自分は空手を続けていたかどうか分からない。仲間がいたから強くなれた。後輩にも頼られる選手になりたい」と修練を続けている
駐名古屋韓国総領事 金星秀さんのコラム : コラムの中では藤まつりが開かれた津島市の天王川公園の藤棚への感想と写真が掲載されている
昨年5月の火災で酒蔵を失った愛西市の水谷酒造について、名城大学生サークル「日本酒研究会」が取材した記事 : 9日で火災から1年が経ち、再建に向けて歩んだ軌跡をサークルOGでもある杜氏見習いの後藤実和さん(27)と水谷政夫社長(61)に聞いた : 江戸末期に創業した水谷酒造は、火災でほぼ全焼し酒造りの設備を失った。その後、火災を免れた酒を長珍酒造(津島市)の設備を借りて瓶詰めして販売。今季は後藤さんが修行に励んだ山忠本家酒造(愛西市)のほか、鶴見酒造(津島市、)山崎合資会社(西尾市)、関谷醸造(設楽町)の4社と共同醸造に挑んだ : 4月下旬に津島市で開かれた「酒蔵まつり」では、水谷酒造は協力先の酒蔵と共同で醸造した「千瓢」や後藤さんが醸造責任を持つ「千実」を出品。後藤さんは「何とかお酒ができて本当によかった」と感謝した
8日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げなど)の疑いで、本籍名古屋市中村区の住居不定、無職の男性容疑者(59)を逮捕 : 逮捕容疑は、昨年9月18日午後7時25分ごろ、大治町内で軽乗用車を運転中、前方で信号待ちをしていた乗用車の後部に追突。3分後には交差点を右折する際に直進してきた車とぶつかり、それぞれの運転手に軽傷を負わせ、救護措置を取らずに事故の申告もしなかったとされる : 署によると容疑を認めており、関係車両のドライブレコーダー解析などの捜査を進めていた ; 津島警察署
米女子プロWNBA、ウイングズのトレーニングキャンプに参加し、日本勢5人目の最高峰デビューを目指す山本麻衣(25)が、「やっとこういう機会がきた。日本とは環境や文化が全然違うので、毎日驚きながら楽しんでプレーしている」と話した : パリ五輪日本代表のガード。愛知・桜花学園高時代から本場でのプレーに憧れ、米国の大学への進学希望もあったが、Wリーグのトヨタ自動車へ加入。2022年には同じパリ五輪代表の馬爪ステファニーとアリゾナ州で合同練習するなど、オフシーズンに渡米し、現地で鍛錬してきた。エース格で臨んだパリ五輪で「自分のプレーができて、通用する部分があると感じられた」と確かな手応えを得て、米挑戦への自信が膨らんだ : ウイングズでは、ゴール下へのドリブル突破など相手に激しく重圧をかけるプレーを求められており、コクラーネス監督は「頭がいい。守備では正しい位置取りをしていて、視野の広さは一流」と評価する : オープン戦初出場となる2日のエースズ戦は約6分の出場で、三つのターンオーバーを犯したが、唯一放った3点シュートは成功させた。開幕ロースター入りを懸けたサバイバルへ「シュート力と守備は通用している。自分を信じてやりたい」と力を込めた ; 山本麻衣選手は、津島市立藤浪中学校出身
「毛織物業界の父」と称される片岡春吉(1872-1924年)をたたえる銅像と基壇などを合わせた「片岡春吉記念壇」が、津島市の市文化財(史跡)に指定された。基壇部分は36年に同市の天王川公園に建設され、昭和時代の史跡が文化財指定されたのは初めて : 片岡春吉は明治時代に地域の毛織物産業の発展に貢献し、52歳で死去。功績をたたえるため、海部郡織物同盟会が天王川公園に基壇や銅像を建てた : 第2次世界大戦中の43年には金属類回収令によって銅像が供出され、代わりに常滑焼の像が設置されたが、44年の東南海地震で像が損壊して撤去。53年、津島毛織工業協同組合によって銅像が再建された : 市教委は記念壇が高さ8.6メートルと県内でも最大級で、2度の再建が産業遺産として、さらに地域の人々にとってなくてはならない史跡として継承されてきたことを指定文化財指定理由に挙げている : 市文化財保護審議会会長の黒田剛司さん(73)は「これまで江戸、明治などの遺産が文化財となってきたが、昭和など近代遺産で失われるものもあり、注目されている。記念壇は今後も守っていくべきものと考えている」と話した : 25日までの土日に、同市南門前町の堀田家住宅で関連パネル展を開催している
津島市は7日、中部電力ミライズコネクト(本社名古屋市)との間で「駐車場シェアサービス活用に関する連携協定」を締結した : 同社の駐車場シェアサービス「特P」は、一般家庭や企業などの駐車場を時間貸し駐車場として利用できるサービス。スマートフォンなどから予約でき、駐車場提供者は料金の70%を受け取ることができる : 市広報誌や中部電力ミライズの会員向けウェブサービス「カテエネ」など、両者の媒体を活用して取り組みを周知する : 同日、同社の秋山光輝社長らが津島市役所を訪れ協定書を取り交わした。日比市長は「市として、良い場所に駐車場を設置することが難しい。シェアシステムで来訪者の利便性を向上できることは願ってもない」と感謝。秋山社長は「イベント時の地域の混雑が解消でき、市財政の負担もなく、市民の収入がアップできる三方よしの仕組み。市の協力で信頼性を高められる」と話した
和歌の祖神とされる「健速須佐之男命」を祭神とする津島神社で5日、和歌を奉納する献詠祭があった : 今年の兼題は「橋」。全国から寄せられた約80首の中から5首の優秀作品が選ばれ、神事の中で神職などによって詠みあげられた : 作品が選ばれた名古屋市東区の伊藤美野子さん(100)は「岐阜県に疎開をしていた時に、川を渡る丸木橋での祖母との思い出を歌にした。選ばれてうれしい」と話した
津島ロータリークラブは8日の例会を休会
津島市の津島神社社務所で、尾張津島天王祭をテーマに江戸時代の巻物など貴重な社宝を集めた特別展が開かれている : 宝暦5年(1755)に尾張藩に届けられたという天王祭の巻物の控えや、江戸末期のうちわ絵の版木、大英博物館に収められている「津島祭礼図屏風」の精細な複製品などが展示されている : 3、5日の午前10時と午後3時に学芸員による作品解説がある。展示は6日まで