図書館だより :き

 

2024年08月18日(日)

先週の「図書館だより」に書いた「やり投げ」の話。実は、あの話を書いたのは、北口選手の金メダルが決まる前の9日(金)頃のこと。11日(日)の朝起きたら、北口選手が金メダルを獲得していて、とてもビックリしました。も、もしかしたら、言霊!?この「図書館だより」に書くと願いが叶うのかもしれません・・・ということで、空調直れ、空調直れ、空調直れ・・・3回唱えてみました。ごめんなさい、たぶん直りません。おそらく空調は壊れたままなので、熱中症に気をつけてご来館下さい。今日(8月16日金曜)は、台風が関東地域に接近しているせいか熱風が顔のまわりをグルグルまわっているような感じで、長毛種の猫を首に巻いているぐらい暑いです(前も書きましたが、実際には殆ど抱っこさせてくれない短毛種の三毛猫しか飼ったことがないので想像です)。

少しだけマジメな話もしますが・・・、1年で最も図書館が必要とされる「夏休み」というこの時期に、快適な場所を提供できなくて申し訳ない気持ちで毎日働いています。たぶん、他の職員も同じ気持ちだと思います(確認したわけではありませんが)。繰り返しになりますが、ご迷惑をお掛けしていることをお詫び申し上げます。また、私たち職員の体調を気遣う声を多く頂いたこと、心より感謝申し上げます。おかげで頑張れます。

さて、オリンピックの続きのような話ですが・・・昔はあんまり喜びとか辛さを出さないクールなアスリートが格好良くて好きだったのですが、最近は喜怒哀楽がはっきりしている選手が好きでよく応援しています。年取ったので、わかりやすい人やモノに惹かれるようになったのかもしれません。「カモーーン!!」と鐘を鳴らす北口選手の動画なんて、大好き過ぎて何回も再生してしまいました。今日も家に帰ったら、また見ているかもしれません。

先日とあるラジオ番組を聴いていたら、年齢を重ねるにつれて選手よりもコーチや監督に感情移入してしまう、という話になり、深く共感してしまいました。私も、パリ・オリンピックの男子サッカーでは大岩監督を一番応援していたし、男子高飛び込みの玉井選手の銀メダル獲得の場面もテレビ中継で解説を担当していた寺内健さんが声を震わせた場面にグッときてしまったし、スケートボードの堀米選手の大逆転金メダルの場面でも早川代表コーチの涙に感動していたし・・・。最近では、高校野球の監督は年下の方が多いぐらいですし、大相撲の親方すら年下だったりします。

このまま年齢を重ねていくと、いずれ大会役員あたりに感情移入するようになるのかもしれません。「無事に閉会式を迎えられて良かったなぁ・・・」とか、もらい泣きするのかも。そんなアホな。こわっ。何、その想像?・・・新しいコーナーの制作でマジメな文章を書き続けている反動で、この「図書館だより」では脳がふざけようとしているのかもしれません。ということで、そろそろマジメな文章の世界に戻って、頑張ります。

『夏休みに、ぼくが図書館で見つけたもの』濱野 京子/作・・・8月も半ばを過ぎましたね。子どもたちの夏休み、今年は9月1日が日曜日なので、1日プラスみたいになっていますね。とはいえ、夏休みもいよいよ終盤。猛暑過ぎる今年の夏休みですが、良い思い出をたくさん作って下さいね。空調が壊れている図書館ですが、子ども達が図書館で何かを見つけてくれていたらいいなぁ・・・と思います。
『これはただの夏』燃え殻/著・・・燃え殻さんの作品、力を入れずに読めるところが好きで、よく読んでいます。夏の終わりのちょっと疲れてきた頃に読むのにオススメの一冊です。去年、テレビ東京系で放送されていた『すべて忘れてしまうから』も良いドラマだったなぁ~。

 

2024年08月11日(日)

先週の宮崎県を中心にした地震には本当に驚きました。南海トラフ地震の臨時情報も心配ですが、なるべく落ち着いて過ごしたいと思っています。平常心、平常心・・・。

世の中はそろそろお盆休みでしょうか?たまに利用者の方からお尋ねを頂くのですが、図書館にはお盆休みはありません。通常通り開館しています。しかし、残念ながら空調故障中です。ご不便をお掛けしておりますが、体調に気を付けてご来館頂ければ・・・、と思います。

午後、西日の入る作業室で仕事をしていると、かなり蒸し暑く感じます。何故かはよく分からないのですが、腿や膝のあたりが猛烈に暑いです。例えると、長毛種の猫(実際には殆ど膝の上に載ってくれなかった短毛種の三毛猫しか飼ったことはありませんが・・・)を膝の上に載せて仕事をしているよう。長毛種のフカフカの猫ならば「ねぇ、どいてよぉ~」と優しくお願いするところですが、相手は西日。汗をかいて働くのみ、ですかね・・・。

パリ・オリンピックも間もなく閉会式ですね。今回のオリンピックは時差の関係で、朝になるとメダルが獲れてる!・・・という日が続き、毎朝起きるのが楽しみになっていました。私が応援していたサッカーは男女とも準々決勝敗退。うーん、残念だなぁ・・・と思いつつ、また決勝トーナメントの壁かいっ!!・・・と強めのツッコミを入れたい気分にも(正直だなぁ、私)。強豪国は、決勝トーナメントに入った時点でギアを上げてきます。2年後に迫ったワールドカップでは、この壁をきっちり突破してほしいなぁ~。

さて、オリンピック中継を見ていると、「あ、私きっと一生この競技をやることがないんだな・・・」と思うことがあります。キラキラと輝く選手たちが楽しそうにスケボーしたり、ボルダリングしたり、サーフィンしたり・・・。そんな中、一度はやってみたいスポーツがありまして・・・、それは「やり投げ」。このまま一生「やり」を投げずに終わるなんて、さびしく思えてきました(暑すぎて「投げやり」になっているのではありません)。やりの重さは600g。ハンマーや砲丸に比べると、うんと軽いし、万が一あらぬ方向へ飛んでしまっても他人サマに大怪我をさせる心配は少なそう。女子やり投げ予選の中継を見ていたら、北口選手がたった一度の投擲で決勝進出を決めたのが格好良すぎて、一度投げてみたくなりました。うーん、どこかで初心者の一般人でも「やり投げ体験」できるイベントとかないかなぁ~。

他にも、ベルサイユ宮殿が会場となった総合馬術で馬もメダルをかけていた場面が可愛過ぎたことや、コロナ禍だった東京オリンピックとは違って、盛り上げ上手なフランスのお客さんで満員となっていることが羨ましかったことや、先日テレビで見かけた陸上・田中希実選手の本棚がステキだったこと等々・・・印象に残ったことはたくさんありますが、間もなく閉会式ですね。次はパラリンピック!コーナー8「パリ×オリ×パラ」はパラリンピック閉会式までは続きます。こちらもどうぞ宜しくお願い致します。毎日暑いですが、次のコーナーの準備も頑張らなくては!

『バスケットボール恩塚メソッド 知性にもとづいて勝つための「原則」』恩塚 亨/著・・・パリ・オリンピック女子バスケットボール日本代表恩塚監督による、全320ページを超える著作。バスケットボールについての専門的な内容が中心ですが、「ワクワクが最強」という考え方はバスケットボールに興味がない方にも参考になるかと思います。バスケットボールがデザインされた装丁もオシャレ~。津島市ゆかりの山本麻衣選手は第1試合アメリカ戦の脳震盪の影響で、第2・3戦は欠場でした。TV中継を私も見ていましたが、「山本選手がいればな・・・」と思う場面も多く、もどかしい展開でした。パリ・オリンピックは終わりましたが、山本選手のキャリアはまだまだこれから。また、あの格好良いスリーポイントシュートを見せて下さい。応援しています。

 

2024年08月04日(日)

今年の夏は本当に暑いですね。「熱中症警戒アラート」もずっと鳴りっぱなしで、体温超えは当たり前の毎日。最近は最高気温34℃ぐらいでは、やや涼しいと感じてしまうほどです。バグってますね、私。

館内掲示でもお知らせしていますが、図書館は空調設備故障のため冷房の効きが極めて悪い状況になっています。「夏休みは図書館へ!」とは言いづらい状況ですが、8月1日から毎年恒例の人気行事「1日図書館員」がスタートしています。明日5日(月)~7日(水)も1日で最も暑い時間帯に、子ども達が図書館のお仕事を頑張ってくれています。お時間とお気持ちに余裕がある方は是非児童カウンターへお立ち寄り頂き、子ども達の夏休みの思い出作りに参加して頂けると嬉しいです。とはいえ、空調設備故障中ですので、ご無理はなさらないように・・・。

さて、先週末は「尾張津島天王祭」もありましたが、個人的には「フジロック」の週末でした(地元民なのに本当にスイマセン)。今年のフジロックは何とビックリ!A社による全世界無料ライブ配信(一部アーティストは除く、ですが)!!読書もサッカーも美術館巡りも旅行もおやつも好きですが、音楽も大好きなので、先週末は時間の許す限りワイヤレスイヤホンを装着し、タブレット画面と向き合って過ごしていました。リアルなライブはもちろん最高ですが、配信ライブも好きでたまに参加しています。物価高が続き、チケットの値上がりも続く中での無料配信はかなり有難いです~。ありがとう、A社。

貴重な機会なので、なるべく多くのライブを観るようにしていましたが、お目当ては最終日ヘッドライナーだったノエル・ギャラガー。オアシス時代からノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズとなった現在もずっと大好きです。映像で見る限り、苗場は土砂降りだったようですが、伸びやかな歌声は配信でも健在。夏の疲れが癒やされる時間となりました。また「Don’t Look Back in Anger」を一緒にナマで歌いたいなぁ~。

パリ・オリンピックもとても盛り上がっていますね~。実は、この「図書館だより」を書いているのはサッカーが男女とも決勝トーナメント進出が決定したばかりの頃、つまり準々決勝の試合前です。準々決勝は男子がスペイン、女子がアメリカとの対戦です。うーん、どちらも間違いなく優勝候補。ま、決勝トーナメントではラクな対戦相手はいません。どこのチームが相手でも、厳しい試合になるのは当然のこと。良い試合、さらに良い結果となることを願って応援しようと思っています。パリ・オリンピックについては、また来週にでも詳しく書こうかな、と思っています。

『猛暑対策BOOK 日本のヤバい夏を最新科学の力で乗り切る!』藤井 直人/著・・・新刊からのご案内です。「空調設備故障のため冷房の効きが悪く・・・」と掲示されている図書館ですが、個人的に気になるのが湿度。館内はかなり蒸し暑い状況が続いています。熱中症に気を付けてお過ごしください。
『フジロック20thアニバーサリー・ブック』・・・数週間前の「図書館だより」にもこの本を書いたような気がしますが・・・。「フジロックでノエル」といえば、有名なのが10分くらいマイクに大きな虫がとまっていた、というエピソード。虫嫌いの人なら絶叫モノの話ですが、野外ライブではこんなこともあったりしますよね。

 

2024年07月28日(日)

昨日、今日は尾張津島天王祭。昨日は、図書館も全館臨時休館でした。昨夜の宵祭は地元の方だけでなく、遠方からも多くの観光客の方が楽しみに来られていたかな、と思います。ここのところ、夕方にゲリラ豪雨のような大雨が降ることが多いので、少し心配もしています。当日晴れていると良いのですが・・・。

さて、夏休みに入りましたね。図書館でも朝早くからお子さんや学生さん達の姿をよく見かけます。夏休みに入ったばかりということもあり、やはり元気いっぱいで嬉しそうです。私もかつて小学生だった頃の夏休みを思い出してみると・・・うーん、宿題が大変だったことと、出校日等で夏休みなのによく学校へ行っていたことを覚えています。当時は今よりも暑くなかったんですね、きっと。

夏休みの宿題については、今でもたまに悪夢のように思い出すことがあります。順調に終わらせることが出来たのは書道教室で済ませた習字くらい。他の宿題は、毎年絶望的な気分で取り組んでいた記憶があります。ドリルや絵日記、読書感想文、ポスター・・・と、昭和の夏休みの宿題はとても多かったのですが、今でも記憶に残っているのが毎年作っていたアイデア貯金箱。6年生になる頃には「もう6年も作り続けているからアイデアなんてないよー」と思いつつ、適当に作って提出していました。大人になって図書館へ勤め始めた頃、児童室にアイデア貯金箱の作り方の本があるのを見て、「こ、こんな本があったのかー!」とビックリしました。小学生の頃の私にオススメしてあげたいな~。少し調べてみると、「アイデア貯金箱コンクール」は1975年から始まっているので、私とほぼ同世代。まだまだ新作を輩出し続けるなんて、ベテランミュージシャンみたいに凄いコンクールだなーと思います。

パリ・オリンピック、開幕しましたね~。実は、この「図書館だより」を書いているのは開会式前。開会式、昔からわりと好きでちゃんと録画してノーカット版で毎回観ていたりします。好きなミュージシャンもいっぱい出演したロンドン・オリンピックの開会式が個人的には過去最高かな~。先週の「図書館だより」にも書きましたが、開会式の前にサッカーは男女とも競技が始まりましたね。男子が「5―0」の圧勝、なでしこは残念ながら世界ランキング1位のスペイン相手に逆転負け。どちらも次が大事な試合です。時差と暑さ等による消耗が個人的に厳しく、今大会は録画観戦がメインとなってしまいますが、しっかりと応援しようと思っています。

ところで、サッカーの代表ユニフォームがオリンピック代表では少しデザインが違うことに気付かれましたか?オリンピックでは、メーカー商標以外の商標を衣服等に表示することはNG、かつメーカー商標も1つだけ、というのがルール。よって、ユニフォームの胸に八咫烏もおらず(八咫烏のエンブレムは商標登録されているのでNG)、A社のシンボル「3本ライン」もありません。次の試合ではユニフォームにも注目してみると、面白いかもしれませんね。

『びっくり!しかけ貯金箱をつくろう』寺西 恵里子/作・・・お金を入れるとラッキーカラーが占えたり、アザラシが起き上ったり・・・と、簡単なしかけのある貯金箱の作り方を紹介する本。子どもの頃に読んでいたら、工作に興味が持てたかもしれません。
『ワールドサッカーユニフォーム1000』ベルナル・リオン/著・・・世界約100カ国の代表と約500のクラブのユニフォームを紹介する本。強いチームはユニフォームも格好良く見える、というのが私の持論ですが、ズラリと並んだユニフォームを見るとグッとくるものもあります。

最後になりますが・・・、図書館のエアコンの調子が悪く、利用者の皆さんには大変なご迷惑をお掛けしております。週間天気予報によると、来週はまたもや体温超えの猛暑が続くようです。私たち職員一同も熱中症に用心しつつ働いていますが、図書館利用者の皆さんも十分にお気を付け下さい。

 

2024年07月21日(日)

先週の木曜日、梅雨明けしましたね。今年は梅雨明け、即猛暑日続出の予報となっているようです。ここのところ私は諸事情により慢性的な睡眠不足が続いているので、体調管理に気を付けなくては。

さて、来週末は尾張津島天王祭。27日(土)は全館臨時休館となります。さらに、今週は毎月第4火曜の23日も整理休館日です。お休みが続いてしまい、図書館利用者の皆さんにはご不便をお掛けしますが、ご来館の際はお気を付け下さい。

先週の「図書館だより」に書いたEURO決勝、残念ながらイングランドは負けてしまいましたね・・・。イングランドが負けた、というよりもスペインが強かった、のです。史上初の1次リーグから無傷の7連勝での優勝!そもそもスペインはとても巧いチームですが、今回のスペインは速かったですね~。大会期間中に17歳の誕生日を迎えたヤマル選手は学校の宿題持参で参加、と聞くと才能ある選手がどんどん出てきているなー、と思います。2022年カタールW杯で日本はスペインに勝っているので、森保ジャパン最強論も沸いているそうですが・・・ま、当時のスペイン代表とは別の次元のチームに進化していました。悔しさをバネにした・・・という意味では、日本がスペインの強化をアシストしたのかもしれませんが・・・。今大会のスペインは、イングランド贔屓の私から見てもお見事な優勝でした。おめでとうございます。

サッカーネタが続いてしまいますが、パリ・オリンピックは来週金曜日26日に開幕!・・・ですが、スケジュールの都合でサッカーは男女とも開会式前に一足早く24日からスタートします(うろ覚えですが、確かラグビーもそうだったはず)。忘れないように応援しなくては。来週の今頃はオリンピックが始まっていますね~。柔道や競泳では早くもメダルが取れているかもしれません。いやいや、メダルだけに注目するのではなく、選手の頑張りにも熱いエールを送りましょう。あわせて、コーナー8「パリ×オリ×パラ」もどうぞ宜しくお願い致します。パラリンピック閉会式までは展開しています。

洗濯機もようやく届いて動き出してくれたし、いよいよ夏本番ですね~。旅行やお出かけ、帰省、夏フェス・・・といった、この世の全ての夏の楽しみをシャットダウンして頑張って働く季節がやって来た、というのが全国の図書館員の夏のはじまりです。ということで、夏こそが繫忙期の仕事に就いている皆さん、今年は10年に1度の猛暑ともいわれていますが、涼しい秋を目指して一緒に乗り越えましょう。あー、もう少し若くて元気で時間とお金があったら、今年の夏フェス(特にフジロックとラブシャ)は行きたかったな~!

『夢と失望のスリー・ライオンズ』ヘンリー ・ウィンター/著・・・“スリー・ライオンズ”とは、イングランド代表の愛称(ユニフォームの胸エンブレムもイングランド王室の紋章に見られる3頭の獅子が描かれています)。世界的な名選手を数多く輩出しているのに、1966年の自国開催でのW杯優勝以降タイトルから遠ざかり続けるイングランド代表への複雑な愛情が詰まった1冊。イギリス人らしい自虐ネタも読みどころです。
『ラ・ロハ スペイン代表の秘密』ミゲル・アンヘル・ディアス/著・・・“ラ・ロハ”はスペイン代表の愛称。スペイン語で“赤”を意味します。EURO2008、2010W杯を制した“無敵艦隊時代”のスペイン代表の舞台裏に迫る1冊。2冊を読み比べてみると両国のお国柄も伝わってきて、面白いですね。サッカーファンはやめられないな、って思います。
『フジロック20thアニバーサリー・ブック』・・・いよいよ来週末はフジロック。夏休みのスタートと共に夏フェス・シーズンも本格的になりますが、今年は10年に1度の猛暑といわれています。夏フェスに参加される方も、図書館に来られる方も熱中症対策をお忘れなく!

 

2024年07月14日(日)

ショックです。大好きな洗濯機が故障しました。

いや、正確に言えば10回に1回くらい(少ない!)は動いてくれるので、「故障しつつある」といったところ。そして、「洗濯機が好き」なのではなく「洗濯が好き」でした。

ま、それはともかく、この暑さが続く中で本当に困ったことになりました。購入してから、まぁまぁの年数が経っているので、修理という選択肢は即却下。ここは新しく購入しようじゃないか!・・・とあっさり決定しました。以前は、何店かの家電量販店をまわって比較検討してから家電を購入していたのですが、もうその時間がもったいない!・・・と意見がまとまり、ここ数年は自宅から一番近くて店員さんが親切な「K(頭文字でお店の名前が分かってしまいますね)」一択。

ということで、休日の買い物途中に母を助手席に乗せて「K」に向かって車を走らせていると、前の車に見覚えが・・・。お、もしや(い)さん(注:4月まで土曜日の「図書館だより」を担当されていた先輩の職員)では!?信号が赤になり停車したタイミングで母と2人で手を振ってみると、おぉ手を振り返してくれるではないですか!・・・わー、何だか面白い。ちゃんとバックミラー見ているんですね。いやいや、体温超えの猛暑の中での分室配送作業、お疲れ様です。

そんなプチアクシデントはあったものの、基本的にあまり迷わないタイプなので、限られた予算と必要な機能の落としどころを考え、購入する洗濯機を5分足らずで決定。早速店員さんに配送工事日を相談すると、この時期は業者さんのスケジュールが詰まっており(だいたい毎回業者さんのスケジュールが詰まっている、と言われているような気もしますが)、少しお時間がかかります、との事。ま、致し方無い・・・。無念そうな私たちの表情に同情してくれたのかはよく分かりませんが、思ったよりも値引きしてくれたし、10回に1回くらいは一応動くので、まぁ配送工事は10日後でもいいか、と注文してお店を後にしました。

注文を無事に終えた安心感からか、車内で母と話題になったのは歴代の洗濯機の故障について。先代の洗濯機が故障した時は、洗濯の途中で意識を失うかのように電源が落ちてしまうことが続いたため、「洗い」でストップしたのか、「すすぎ」でストップしたのかが分からなくて困ったことや、思い切ってまぁまぁ良いお値段の洗濯機を買ったのに、洗濯機のポテンシャルを活かすことができないまま、あっさり壊れてしまい、洗濯機と自分に無性に腹が立ったことなど、洗濯機にまつわる懐かしい思い出が語られました。その後、最も危険な洗濯機の故障とは何か?・・・という話になり、洗濯機は動いているのに、実はちゃんと洗えておらず、ある日「あれ、何かこのタオルずっと臭くない?」と気づく故障が一番怖い、という結論になりました。確かにその場面を想像すると、まぁまぁのホラーですね。ま、そんな妄想話はともかく、最後の日まで現在の洗濯機が頑張ってくれることを願うばかりです。

『せんたくかあちゃん』さとう わきこ/さく・え・・・「せんたくの だいの だいの だいすきな かあちゃんが いました。」ではじまる、今年亡くなられたさとうわきこさんの名作絵本です。「せんたくものを ほしたあとは ラムネ のんだみたいに すっきりするねえ」は、歴史に残る「洗濯名言」ですよね~。ちなみに私が洗濯が好きなのは、よく晴れた日であればたった1日で達成感が得られるから、という理由からですが、炭酸は苦手なのでラムネは30年以上飲んでいません。

さて・・・イングランド、勝ちましたね~!EURO決勝はスペイン対イングランド!!むっちゃ楽しみです。私は2002年日韓ワールドカップもイングランド戦を観戦したイングランド贔屓。今度こそ「イングランド、キター!!」と叫びたいと願いつつ、しっかり応援したいと思っています。

 

2024年07月07日(日)

ここのところ、梅雨の合間の猛暑日が続いていますね。晴れた初日は洗濯物が一掃された喜びに満ちあふれていたのですが、やはり暑い!暑すぎるっ!!・・・7月に入ったばかりなのに、この暑さでは先が思いやられます。隊長、じゃない、体調を崩さないように気をつけようと思います。

さて、幾つかネタが溜まっているので、今回は久しぶりにサッカーの話を書こうと思います。サッカーファン以外の方にはチンプンカンプンかと思いますが、たまの事ですのでご容赦ください。

まず、パリオリンピック。3日(水)にパリオリンピック男子サッカー代表メンバー18名が発表されました。4大会ぶりにオーバーエイジの招集なし、(移籍の可能性が高い選手も含めて)海外クラブ勢の招集なし、です。会見での大岩監督の「いろいろな制限がある中で、いま招集することができるベストのメンバーを選んだ」のコメントに、サッカー界におけるオリンピックのビミョーな立ち位置がうかがえます。サッカーの世界大会の最高峰は、あくまでもFIFAが主催するワールドカップ。海外クラブが主力クラスの選手を派遣するのに難色を示すのも、まぁ仕方がない・・・といったところです。とはいえ、23歳以下のアジア杯で見事優勝し、アジア王者としてオリンピックに挑むのですから、メダル目指して頑張ってくれることでしょう。バスケやバレーなど楽しみな競技はたくさんありますが、サッカーも時差に耐えつつ応援しようと思っています。

ところでサラリと書いてしまいましたが、大岩監督といえば実は元・グランパス。大岩監督が現役だった頃は私も若くてヒマだったので、グランパスの練習をよく観に行っており、一緒に写真を撮ってもらった記憶があります。懐かしいですね~。長年サッカーを見続けているので、最近は「懐かしい」に出会うことが増えてきました。今回のパリオリンピックのフランス代表監督は、こちらも懐かしのティエリ・アンリ!!うーん、大好きな選手でした。オリンピック直前には日本との親善試合も予定されているので、こちらも楽しみです。そういえば、フランス代表もエムバペを招集できませんでしたね。自国開催でもオリンピックじゃ海外クラブ主力クラスは呼べないものなのですね~。レアル加入したばかりですしね。いやはや。

先月末には、2026年北中米ワールドカップ最終予選の組み合わせが決定しました。日本はオーストラリアやサウジアラビアと同じグループC。今大会からアジア枠が4.5から8.5と大幅に拡大したこともあって、楽観視されてもいますが、もちろん油断はできません。最終予選は今年9月から来年6月にかけての長丁場になりますが、1試合1試合を大切に良い経験を積み重ねてほしいな、と思います。ここのところ予定が合わず、スタジアムでサッカー観戦できていませんが、そろそろ代表戦を生で観戦したいなぁ~。

そうそう、日本代表のユニフォームが変わりましたね。アディダスとヨウジヤマモトのコラボということもあり、かなりオシャレ。ただ、サッカーでは「強いチームのユニフォームが一番格好良い」というのが定説です。このユニフォームで良い思い出がたくさん作れますように(七夕の願いごと、です)。

あー、久しぶりにサッカーの話をいっぱい書けて面白かったです。2か月に1回くらいはサッカーの話をこれぐらいの文量で書くと仕事のモチベーションも上がるかもしれません。ここのところ、「EURO2024」の観戦等でひどい寝不足が続いていますが、やっぱりサッカーは観るのも書くのも喋るのも楽しいものですね。

『誉れ高き勇敢なブルーよ』本城 雅人/著・・・サッカー日本代表の監督選びをめぐる25日間の攻防を描く小説です。作者の本城さんが元・スポーツ新聞記者ということもあり本格的な内容ですが、監督人事をめぐる小説なので、サッカーに興味がない方も楽しめるかもしれません。

 

2024年06月30日(日)

今日は6月末日。2024年も今日で上半期が終了し、残り半年となりますね。明日から7月です。7・8月は、図書館(本館)の開館時間は1時間延長し、9時~19時となります。ぜひ、ご利用ください。

さて、来週の水曜日7月3日、いよいよ新紙幣が発行されますね。私はまぁまぁの年齢なので、1984(昭和59)年の、夏目漱石・新渡戸稲造・福沢諭吉の3券種同時改刷の記憶があります。いや、それどころか、岩倉具視の500円札も微かに覚えています。二千円札が発行された2000(平成12)年なんて、わりと最近のことのように思えますし、実際まだ持っていたりもします。うーん、「生き証人」ってカンジがしますね。

キャッシュレス化が進んだ現在でも、新紙幣の登場!・・・と聞くと、少しワクワクします。北里柴三郎・津田梅子・渋沢栄一の3券種同時改刷も、いつか懐かしく思い出したりするのでしょうか?お金が紙や金属だった時代があったの?・・・なんて、未来の人からはビックリされてしまうかもしれませんね。そんな時は、「おう、あったんだよ!」とむしろ胸を張って伝えたいと思っています。

『青天を衝け 総集編 1』(DVD)・・・2021(令和3)年度のNHK大河ドラマの主役は、新しい1万円札の顔・渋沢栄一。大河ドラマをちゃんと見ていたので、少し嬉しいです。
『梅と水仙』植松 三十里/著・・・こちらは、新しい五千円札の顔・津田梅子と、その父・津田仙の生涯を描く小説。6歳で日本初の女子留学生として渡米、とは現在の私から見てもスゴイ経験をされていると思います。
『奏鳴曲 北里と鴎外』海堂 尊/著・・・『チーム・バチスタの栄光』で知られる作家・海堂尊さんによる、新しい千円札の顔・北里柴三郎と森鷗外を描く小説。明治時代に感染症との闘いに挑んだ2人のライバル物語です。

明日7月1日で、能登半島地震から半年となります。今週は、新たに災害関連死と認定された方も含めると、地震のため亡くなられた方が281人になったというニュースが報道されました。平成以降の自然災害では、東日本大震災、阪神淡路大震災に次いで3番目に多い人数の方が亡くなられたそうです。能登半島特有の地形の影響もあり、ライフラインの復旧や被災建物の解体が遅れているようで、まだまだ不便な生活を強いられている方も多いと伺っております。これから猛暑の季節になりますが、お身体大切に過ごされることを祈っております。

先日、スマホの写真を整理していたら、数年前に石川県に住む従姉妹と能登の入口までドライブした時の写真が見つかりました。わー、懐かしい・・・。この時は日帰りだったので、能登の入口までしか辿り着けなかったので、次は泊りがけで奥能登まで行こうと約束し、「情熱大陸」に出ていた宿を予約して楽しみにしていたのに、突然世の中がコロナ禍となってしまい、旅行はキャンセル。そして、コロナ禍がようやく落ち着いたこの時期に地震が発生し、言葉もありません。スマホに残った美しい能登の棚田の写真を見ながら、また能登を旅したいな、いや絶対に旅しよう!・・・と強く思いました。まずは、ニュースで見てから、ずーっと気になっていた能登のジェラートを応援消費としてオンライン・ショッピングで購入しようと決意しました。私、もうすぐ誕生日ですしね。

 

2024年06月23日(日)

おとといの21日(金)、東海地方もようやく梅雨入りしましたね。平年よりも15日遅い、統計開始以来4番目に遅い梅雨入りだったそうです。奇しくもこの日は夏至。一年で最も日が長い夏至と梅雨入りが重なるのは、これまで殆ど聞いたことがないように思います。今年の梅雨は「短期集中型」と予想されているようですが、豪雨災害などが起こらないことを願うばかりです。

では、コーナー8「パリ×オリ×パラ」の話を。まずは、まだオリンピックが開幕していないにも関わらず、多くのご利用を頂きましてお礼申し上げます。コーナーの切り替えのタイミングの事情で(基本的に3か月に1回コーナー替えをしています)、コーナーの開始がかなり早くなってしまったのですが、ひとつ恩恵がありまして・・・。

愛知県内のさまざまな図書館が、ひとつのテーマで展示やイベントを行う「@ライブラリー」。今年はオリンピックをテーマとした「@ライブラリー オリンピック!」と題して開催されることとなり、当館も参加させて頂くこととなりましたが、開始日順に愛知県図書館でご紹介頂けるとのことで、最初に当館のコーナーを紹介して頂きました。狙ったわけでは全くありませんが、かなり嬉しいです(ホクホク)。

また、18日(火)からの「@ライブラリー オリンピック!」の開始に合わせ、当館のコーナーのスペースにも「@ライブラリー」のロゴを2つ掲示させて頂きました(ホームページの写真はロゴ掲示前のものとなります)。ロゴに描かれているのは、愛知県図書館のキャラクター・白くまのホリーさん。普段は愛知県図書館のティーンズコーナーのマスコットキャラクターとして活躍されておられるそうですが、「@ライブラリー」開催時期にはそのロゴマークとしても活躍の場を広げておられるそうです。当館が「@ライブラリー」に参加させて頂くのは、令和4年度の「@ライブラリー 徳川家康!」に続いて2回目。その際も、ホリーさんのロゴを掲示させて頂いたのですが、当時のホリーさんは大河ドラマ「どうする家康」を見ていた方なら気づく「あの兜」をかぶっていたため、正直イヌなのかクマなのかがよく分からないまま貼っていました(し、失礼!)。しかし、今回は可愛らしいお耳を出しているクマ感あふれるホリーさんです。コーナーにお立ち寄り下さった際に、ご覧いただければ幸いです。

パリオリンピックの開会式は7月26日なので、ほぼ1か月後ですね。メダルはもちろん嬉しいですが、オリンピック・パラリンピックという舞台に人生をかけて立つだけでも素晴らしい・・・と、コーナー作成にあたって資料を読みまくった現在、心からそう思っています。選手たちには温かいエールを送りましょう。コーナー8「パリ×オリ×パラ」は、9月上旬まで展開する予定です(ちなみにパラリンピック閉会式は9月8日(日)。パラリンピックでは、バドミントンで津島市出身の今井大湧選手の出場が内定しています)。選手への応援、そしてコーナー8「パリ×オリ×パラ」をどうぞ宜しくお願い致します。

ということで、コーナー8「パリ×オリ×パラ」の仕事が完成した現在は、次回コーナーの制作作業が始まっています。次回コーナーは「秋といえば・・・」で、殆どの方が最初に思い浮かぶアレを特集する予定です。次回コーナーは、コーナーのタイトルが最初に思いつくという、これまでになかった展開。出オチにならないよう、皆さん楽しんで頂けるような内容も充実したコーナーを作るべく、夏なので汗をかいて頑張りたいと思います。

『プロ野球カラー名鑑 2024』・・・パリオリンピックでは実施されない野球の話なのですが、津島市出身の日本ハム・水谷選手が交流戦で交流戦歴代最高の打率となる4割3分8厘をマークし、満場一致で交流戦MVPを獲得しました。私、野球は全然詳しくないのですが、どうやら私にとっては中学の後輩にあたるようです。おめでとうございます!これからの大活躍も期待しつつ、応援しています。
・『バスケットボール恩塚メソッド 知性にもとづいて勝つための「原則」』恩塚 亨/著・・・現バスケットボール日本女子代表ヘッドコーチ・恩塚亨さんの著作。こちらは現在発注中です。女子バスケは先週の強化試合で世界3位のオーストラリアに2連勝!津島市ゆかりの山本麻衣選手も大活躍だったそうで、オリンピック本番も楽しみです。

 

2024年06月16日(日)

6月も半ばを過ぎましたが・・・、あれ?梅雨入りしませんね。梅雨はあまり好きな季節ではありませんが、いつまでもやって来ないのはヘンな気分です。むむむ・・・。

さて、先週の休日の話です。これまでも「図書館だより」には何回も書いていますが、この日も体力作りを兼ねて隣の県の森へウォーキングに出掛けてきました。まだ梅雨入り前ですが、この日は雨が降ったりやんだり。ここのところ6月とは思えない強い日差しが続き、うんざりしていましたが、この日は日差しもほとんどなく、とても快適。諸事情により、久しぶりのウォーキングということもあって、張り切って歩いていました。

この季節の楽しみのひとつが「あじさい祭り」。森の中の広場に繋がる散策路には色とりどりのあじさいが植えられており、「あじさいの小径」と名付けられています。冬は枯れたゴボウが地面に刺さっているようにしか見えなかったあじさいも見頃を迎え、普段はあまり見かけないカメラやスマホを手にした観光客の姿もちらほら。少し雨がかかったあじさいはとてもきれいでした。

もうひとつ、こちらは山道に咲いているので殆ど知られていませんが、この季節はササユリも見頃。盗掘防止のネットが貼られ、防犯カメラ監視中の貼り紙が物々しいですが、藪の中で可憐な姿を見せてくれます。ところが・・・こんなこと書いてはアレなんですけど、これだけ頑張って保護しているようなのにユリの数がとても少ない・・・。そう思いながら、貴重なユリの花をボーっと見上げていたら、いかにも山歩きに慣れていそうな初老の男性が反対方向から歩いて来られ、「ユリ、咲いていますか?」と尋ねられました。「んー、あの辺りに少し咲いていますかねー」と控え目に答えると、「みんな、ウサギに食べられちゃったんだよ」と、まさかの答え。え、ユリを?・・・いや、球根を、だそうです。おせち料理や茶碗蒸しでお馴染みの「ゆり根」ってこと?私、ウサギは詳しくないのですが、ウサギには毒じゃないのかな??

ということで、季節の花々で目の保養をし、森の清々しい空気をいっぱい吸って、良い気分でウォーキングを終え、トレッキングシューズから運転用の靴に履き替えようとしたところ(毎年書いているので、そろそろお気づきの方もいるかもしれませんが)、靴が血まみれ。そうです、左足首付近をヒルにやられてしまいました。さらによく見たら首の付け根も。よくよく注意していても、ウェアやシューズの隙間から容赦なく入ってくるんですよね。そして、現在も猛烈にかゆいっ!うーん、またしても完全にやられてしまいました。とほほ。

『これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』羽根田 治/著・・・アウトドアで実際に起こった死亡事例を紹介し、どうやったら防げるかを教えてくれる本です。第2章「動物にあって死ぬ」だけでも読んでおいた方が良いような気がしています。一応、クマ除けの鈴はザックにぶら下げて歩くようにしているのですが・・・。
『スポーツグラフィックナンバー 2024年6月27日号』・・・日本代表歴代最長キャプテン・長谷部誠さんの引退記念特集号です(最新号なので館外貸出はできません、館内でご覧下さい)。今回の「図書館だより」とは全く関係のない本ですが、超オススメです(私は発売日に購入しました)。そういえば、伊藤洋輝選手、バイエルン加入が決まりましたね!凄っ!!・・・の一言です。ドイツが誇る超ビッグクラブなのでポジション争いも苛烈かと思いますが、新天地での大活躍を期待しています。日本代表、W杯2次予選は見事な全勝突破でしたね。9月からの最終予選の前にはパリ・オリンピックもあるので、こちらも楽しみにしています。来週こそは、コーナー8「パリ×オリ×パラ」の話を書く予定です。あ、EURO2024も開幕しましたね。