図書館だより

 

2025年04月14日(月)

桜の花が散り葉桜に変わりつつあるこの時期は、やりたい事とやらなければいけない事が混同して、何から手をつけていいのやら。最近はそう感じる事が多くて迷ってしまいます。

そういえば、大阪の万博が始まりましたね。開催前はあまり良いニュースを耳にしませんでしたが、いざ開催されると、大盛況という話題ばかりで、興味が湧いて行ってみたくなります。
万博の話題を見たり聞いたりすると、愛知万博の頃をふと思い出します。入場料が安くなるという理由で、夕方から行った記憶があります。何を見たかは殆んど忘れてしまいましたが、行ったという思い出だけは残っていますね。当時は確か、最初の頃お弁当の持ち込みが禁止されていて、それがニュースになり、全国で話題になっていた事を覚えています。

 

2025年04月13日(日)

ホームページサーバーの移行作業があり、お久しぶりの「図書館だより」です。投稿画面の仕様が変わったので、うまく投稿できているのか、少し心配でもありますが・・・。新年度になってからは(私にとっては)最初の「図書館だより」ですね。今年度も、明るく楽しい内容の投稿となることを心掛けて書いていこうと思っています。どうぞ宜しくお願いします。

このご無沙汰の期間中にずいぶんと暖かくなりましたね。桜はあっという間に満開となり、今日の雨で完全に散ってしまうのかな?・・・といったところ。「花散らしの雨」とはよく言ったものだな、と思います。ほかにも桜にちなんだ言葉には「花筏」や「桜雨」など、格好良い言葉が多いような気がします。「休眠打破」なんて、来年の書き初めに書いてもいいんじゃないかな、と思うぐらいステキな言葉ですよね。

大阪では万博が今日開幕しましたが、図書館近くの天王川公園の「藤まつり」は昨日からはじまりました。天王川公園のインスタを見てみると・・・うーん、まだ咲き始め。蕾がぐんぐん大きくなってきているようですが、今のところ「猫じゃらし」ぐらいの大きさでしょうか?図書館の入口展示「津島市・江南市 藤まつり展」とあわせて、藤の成長を楽しんで頂けると幸いです。私も近いうちにウォーキングがてら藤を見に行こうと思っていますが、藤まつり期間中は公園近く(つまり図書館近くです)が渋滞するので、遅刻しないように気を付けなくては!

また、このご無沙汰の期間中は作家の上田秀人さんが亡くなられた、という訃報に驚きました。この「図書館だより」には書いていませんでしたが、昨年の11月に大阪で開催された「なにげに文士劇2024旗揚げ公演 放課後」を劇場へ観に行き、学校一の秀才・北条雅役を上田さんが演じられていたのを拝見したばかりです。華麗な迷推理を堂々と披露する熱演がとても格好良かったです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

先週は、1泊2日の日程で神戸~姫路を旅してきました。旅の話は次週以降に書こうかな、と思います。この春に「ブラタモリ」が復活して嬉しかった話もその内に。

『藤と日本人』有岡利幸/著・・・平安時代から現代までの、日本人と藤の関わりの長い歴史を解説する本です。「藤まつり」のこの季節にオススメの一冊。そういえば、昔「藤まつり」を見に行って「藤アイス」を食べた記憶があります。「藤の味」ってどんな味だったんでしょうか?・・・全く記憶にありません。
『孤闘 立花宗茂』上田秀人/著・・・中山義秀文学賞を受賞した上田さんの著作です。上田さんは多くの時代小説シリーズを手掛けており、著作は200冊を超えますが、実は歯科医という顔も持っておられました。凄っ!
『小説すばる 2025年1月号』『小説すばる 2025年2月号』・・・昨年の「なにげに文士劇」で実行委員をつとめられた澤田瞳子さんによる「なにげに文士劇 顛末記(上・下)」が2号にわたって連載されています。どんな仕事もバックヤードは興味深いものですね~。”大人の文化祭”を真剣に楽しむ澤田さんの姿がステキです。

 

 

2025年04月12日(土)

先日、久しぶりに海外旅行へ行きました。
2019年に行ったイギリスが最後なので実に6年ぶりです。
本当は2020年にもロシアとウズベキスタンへ行く計画を立てていたのですが、新型コロナの流行によりうやむやになってしまい、おまけに自分の生活にも変化があったことから、海外からはしばらく足が遠のいていました。
そんな中、香港へ行かないかと旅仲間からお誘いが。
二つ返事でOKし、慌てて切れかけていたパスポートを更新しました。
初めて電子申請を利用したのですが、何度も窓口へ行かずに済みますし便利ですね。
空港でもオンラインチェックインや顔認証ゲートによる出入国審査、税関の電子申告など、利用する度にどんどんシステムが新しくなっていて驚きです。
知識のアップデートは必要ですが、かかる手間や時間が減るのはありがたいことだなあと思います。

香港はほどほどに治安もよく、人も優しくて、好きな土地がまたひとつ増えました。
ただあれもこれもと予定を詰め込みすぎて目が回るほどだったので、次はもう少しゆっくり回りたいですね。
ちなみに今回の旅でショックだったのが、前から行ってみたかったお店のエッグタルトが食べられなかったこと。
某有名俳優も通っているという老舗だったのですが、まさかこの数年の間に閉店していたとは…とても残念です…。

香港を知るための60章
香港 中国と向き合う自由都市

 

2025年04月11日(金)

~おはなし会のお知らせ~
4/12(土)14時~、図書館スタッフによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

名古屋の鶴舞公園へ花見に行ってきました。桜がちょうど見ごろで、たくさんの人が遊びに来ていました。レジャーシートに寝転がっていたり、ギターを弾いて歌っていたり、みなさん楽しそうでした。屋台もたくさん出ていて、どの店にも並ぶ人の列ができていました。初めは花見を楽しんでいた私も、お団子やフルーツ飴を持った人とすれ違う度に食べたくなってしまって、いつの間にか桜よりも屋台や食べ物ばかり見ていました。結局どの店に並ぶか決められなくて何も買わなかったのですが、、、。桜の写真をたくさん撮って春の景色を楽しみました。

 

2025年04月10日(木)

春の読書週間にむけた準備が、だんだん落ち着いてきました。
今年はいろいろと盛りだくさんなので、楽しみにしていてください♪

ところで、4月になってからもう10日経ちました。
私なんて今年は(も?)スタートからすでにつまずいていますが、みなさん、いっしょにかんばりましょうね。

 

2025年04月09日(水)

図書館ホームページがリニューアルしました。
まだ移行作業中のところもあり、ご不便をおかけすることがあるかもしれません。
今しばらくお待ちください。

さてさて、本当は先週書きたいことがあったのですが、サーバ移転中で書けなかったのでそれはまた来週か再来週にでも…。
そちらを先延ばしにしてまで今週何を書きたいのかと言えば、いよいよ今日、今年も本屋大賞発表の日がやってまいりました!
(★)個人の注目作については過去の投稿で触れているので割愛しますが、読書メーターで実施されたユーザー投票による大賞予想トップ3を見ましたが、こちらにも『カフネ』『禁忌の子』が入っていました。
予想1位は昨年大賞を受賞した成瀬の続編『成瀬は信じた道をいく』でした。
もし連覇と言うことになれば史上初、2回めの受賞は3人めということになりますね。
さてさて、どんな結果になるのでしょうか?
以前は夕方からだったと記憶している発表会ですが、近年は早まっているので追記出来たらその日のうちに追記したいと思います。
(追記)
大賞は『カフネ』に決まったようです。おめでとうございます!

最後に、こどもの読書週間のお知らせです。
今年もいろいろなおはなし会を実施します。日時などは画像をご確認ください。
またこどもの読書週間中のイベント・エッグハントと、来年3月まで通年で開催する開館25周年記念のスタンプラリーも準備中です。
こちらもどうぞお楽しみに^^
こどもの読書週間R7チラシ

PDFはこちら→こどもの読書週間チラシ_R7

 

 

2025年04月07日(月)

最近、家の湿度計を見ると「快適」と表示されていました。少し前まで「乾燥」の表示が出ていましたが、春になって乾燥も和らいだ様子です。

先週、木曽岬の夜の桜を見てきました。桑名から弥富間の道路に沿って桜の花が満開でした。桜を見ていると、色々あったけど寒い季節を乗り超えたんだなあとしみじみ思います。

 

2025年04月01日(火)

今日はエイプリルフールです。
X公式アカウントの #エイプリルフール を楽しみにしています。

嘘をつける期限を正午までとする風習があるところや1日中行われるところなど、
地域によって嘘をついていいルールは様々なようですが、
あくまでジョークを仕掛けてみんなで楽しむ日なので、程々に!

『その嘘を、なかったことには』
『嘘か真言か』
『「嘘をつく」とはどういうことか』

 

2025年03月30日(日)

おそらく、「年度末の奇跡」が起こったのでしょう。この「図書館だより」の中だけで時空がゆがみ、10日ほどタイムスリップしてしまったようです。

現在も残っている私(き)の最新の投稿は3月9日(日)。ラジオを聴きながらアイロンをかけていたら手首に火傷をした頃のようですが、20日ほど経っても火傷の痕は残ったまま(年齢のせいか最近は傷の回復が遅いので、半袖になっても残っている気がします)。職場内における少数派であることを自覚しつつも、相変わらず休日にはラジオを聴きながら図書館で着用するエプロンにアイロンをかけています。そして、やらなきゃいけない仕事も完成していません・・・つまり、10日ほどのタイムスリップは私には殆ど影響がないようです。ま、気にしないで!・・・ということです、はい(笑)。

タイムスリップ期間中では、先週3月23日(日)の「図書館だより」だけ手元にデータが残っていました。その内このお話だけ「お知らせ」の意味も込めて再投稿しますね。

さて、少し話を変えますね。2週間ほど前の「図書館だより」に少し書いた、松坂屋名古屋店で開催されている「Timeless Colors MATSUZAKAYA NAGOYA × Sarah Fujiwara」とそれを記念したトークイベントを観に出掛けてきました。松坂屋といえば・・・のカトレヤをモチーフにした作品が松坂屋の館内全体で展示されていて(計12ヶ所で展示されているそうです)、なかなか普段は触れる機会のない(お値段的にも!)ラグジュアリーブランドとのコラボ展示もとても素敵でした。トークイベントでは今回の作品制作の裏話をじっくりと伺うことができて、とても面白かったです。4月8日(火)まで松坂屋名古屋店で展開されているそうなので、矢場町近辺に予定がある方は是非!館内をぐるぐる歩くだけでも楽しめますよ~。

冒頭の「2週間ほど前」がタイムスリップの影響で「3週間ほど前」となりましたが、松坂屋名古屋店では「Timeless Colors MATSUZAKAYA NAGOYA × Sarah Fujiwara」が現在も展開中ですので、是非!!

他には・・・あ、サッカーの代表戦がありましたね。先週の「図書館だより」では、バーレーン戦に勝ち、世界最速かつ史上最速のワールドカップ出場決定を大喜びしていたはずです。先週の火曜はサウジアラビア戦がありました。結果はスコアレスドロー・・・うーん、研究熱心なサウジアラビアがアウェイで強豪日本相手に見事勝ち点1を手に入れた・・・と書いたら辛口過ぎますかね。次の試合は6月。ワールドカップ本番までに何度実戦の機会があるのかな、とも思います。アウェイの試合となりますが、頑張ってほしいですね。

『スキップ』北村薫/著・・・『時をかける少女』をはじめ、タイムスリップがテーマの小説には名作が多いのですが、私のイチオシはこちら。北村薫さんの「時と人 三部作」の第1作目です。もう30年くらい前の作品になるんですね・・・時の流れの早さに別の意味で驚かされます。

最後になりますが、年度末は旅立ちの季節です。今年度末は、私たちを助けてくれた学生アルバイトさんだけではなく、長い間お世話になった方々が図書館から卒業されます。J務長さん(あ、イニシャルになってない!)、事務室のSさん(たまにお昼休みが一緒になった時、猫のお話ができて楽しかったです)、そして「図書館で働く」とはどういうことなのかを、いつも優しく教えて下さった私たちの大先輩Fさん・・・長い間、本当にありがとうございました。一緒に仕事ができて、幸せでした。これからもお身体を大切に、末永く津島市立図書館を見守って下さい。そして、ご利用お待ちしております!!

・・・と、ここまで書き上げたのが3月28日(金)のこと。その後再びちょっとだけ時空がゆがみ、3月22日・23日の「図書館だより」のみ復活しています。ということで、藤原更さんの展示の話は繰り返しとなってしまいますが、あえてドキュメンタリーとして残しておきますね。いやぁ、不思議なこともあるものです。

 

2025年03月29日(土)

明日3/30(日)14:00より、小集会室にて春の上映会を行います。
「映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」(上映時間:約66分)
定員:25名程度(先着)
子供たちに人気のすみっコたちが絵本の世界で繰り広げる大冒険のお話です。ぜひご参加ください。

旅に出るのは好きなのですが、旅支度が苦手です。
とくに海外旅行では面倒なパッキングをずるずると引き延ばしてしまって、気づけば出発前夜…ということもしばしば。
ただ、そんな中でも旅のお供になる本を考える時間は楽しいものです。
まとまった時間の取れる飛行機の中で最近読みたかった本を読むもよし、目的地を舞台にした作品を現地の空気を味わいながら読むもよし。
空港の書店で目に留まったものを持っていくというのもいいですね。
旅行先でも(読めもしないのに)ついつい書店をチェックしてしまいます。