図書館だより

 

2018年06月11日(月)

 今日11日は朝刊の休刊日という事で今日の新聞コーナーは夕刊までありません。
あらかじめ無いと分かっていても、何か物足りなさや、ぽっかりと空いた寂しさを感じますね。

水が豊かで田園の広がるこの地方ならではの光景だと思いますが、田植えを終えた田んぼに大きな鷺がエサを探しに来ている姿をよく見掛けます。白く大きな羽を広げて低く飛ぶ姿は美しいですが、近くの狭い用水路や、工業用の配管の上で息を殺すようにひっそりとたたずんでいる姿を目撃するとちょっとギョッとしますね。

目撃と言えば、自転車の走行中にフェレットを見ました。
遭遇した時、小柄でキツネ色の動物だったので最初は子猫かと思ったのですが、よく見ると子猫にしては頭が小さすぎで、体が細く二本足で立っていたのでフェレットかそれに近いイタチ科の何かの動物に間違いないと思いました。距離が近くになるにつれ民家の生垣に隠れてしまったのですが、何はともあれ不思議な生きものに遭遇してしました。

おそらく飼っている家から逃げ出したのかと思いますが、飼い主が無事に見つけてくれるといいですね。

 

2018年06月10日(日)

 いよいよ、6月14日のサッカーW杯開幕が近づいてきました。4年に1度の夢舞台がもうすぐやって来ます。さて、今回は先週の予告どおりサッカーについて、じっくり書きますね。

 日本がはじめてW杯に出場したのは、今から20年前の1998年。年齢がバレてしまう話ですが(もうとっくにバレてますけど・・・)、あの頃は学生でした。友人達と狭いアパートに集まって、大騒ぎしながらTV観戦したのをよく覚えています(ご近所の皆さん、ごめんなさい)。当時のエース・中田英寿選手は同い年で、私たちの世代のヒーローでした。―あれから、ずいぶん時間が経ちました。誰にとっても同じ長さの月日は流れて、時間だけはいっぱいあって暇を持て余していた無邪気な若者だった私たちも年齢を重ねました。徹夜でのTV観戦は「次の日のこと」を考えれば無理ですし、集中力も低下しているので1日に観られるのは1試合が精一杯です。しかし、こうしてW杯が近づくと、あの頃一緒に夢中になっていた友人たちと久しぶりに連絡を取り合い、お互いの近況を報告しがてら「代表」について語り合うのも、W杯の楽しみの一つです。

 さて、私のノスタルジーはともかく、23人の代表が決まりましたね。井手口選手、久保選手、浅野選手・・・、といった最終予選の“功労者”たちは揃って落選。代わって、3度目のW杯出場となる選手が多く選ばれました。色々と言われていますが、本番で点を取れば、全ての評価はひっくり返ります。気づけば半年も勝利から遠ざかっている日本代表ですが、2010年の南アフリカW杯の時のように「期待されていない時の代表は意外に強い」というジンクスに期待しましょう!

 また、今回も私が応援しているグランパス出身の選手が何人か選ばれており、入団会見の頃から成長を見守ってきた選手が世界の檜舞台で活躍することもW杯の楽しみの一つです。グランパス入団会見でスベリまくっていた吉田選手が、まさかイングランド・プレミアリーグでレギュラーとして活躍し、日本を代表するDFに成長するとは・・・。ところで、そのグランパスの調子は最近かなり悪くて悲しい日々を送っています。6月6日に行われた天皇杯2回戦では、アマチュアの奈良クラブにPK敗け・・・。これはヤバイ!W杯期間中に当然Jリーグは中断するので、この期間に名将・風間監督が立て直してくれることを祈るばかりです。

 最後におまけを。数年前に、お笑い芸人にして芥川賞作家の又吉さんが話していた「サッカーチームを文豪で作ったら」がツボだったので、W杯直前のこのタイミングで紹介してみたいと思います。

(FW)太宰治 芥川龍之介
(MF)夏目漱石 三島由紀夫 坂口安吾
(サイドMF)泉鏡花 坂口安吾
(DF)谷崎潤一郎 森鴎外 志賀直哉
(GK)井伏鱒二

さすが、高校時代にサッカーでインターハイにも出場したことのある又吉さん。納得の人選です!しかしこの話、本読む人で、かつサッカー好きの人にしか分からないだろうなぁ。

 さて、来週はサッカーW杯も関係する新しいコーナーについて書きたいと思います。というわけで、「維新八景」は間もなく終了します。長らくのご愛顧を感謝申し上げます。現在、新しいコーナーの原稿作りが佳境に入っています。スケジュールは相変わらず厳しいですが、少しでも良いものを作りたいと思います。

 

2018年06月09日(土)

東海地方も梅雨入りしましたね。
雨自体は嫌いではないですが、洗濯物がカラッと乾かなかったり、気圧の影響か頭が痛くなったりすることがあるので、ちょっとだけ憂鬱です。
でも、この季節ならではの良さもありますよね。
アジサイの花があちこちできれいに咲いているのを見るのは楽しいし、日焼けを気にしなくていいのはありがたいです。
そうそう、数カ月前にパンダ柄のビニール傘を買ったので、それを使うのも楽しみです。
数カ月寝かせてしまったのは、買って満足してしまうタイプなのと、大きなパンダさんが全面にプリントされている傘なので少々気恥ずかしさがあるといいますか・・・。
でも、とってもかわいい傘なので、満を持して近々デビューさせたいと思います。

雨ならではのものというと、レインシューズをずっと探しています。
1足持つのだとしたら、ロングタイプだと大雪の日でも使えていいかなあとか、でも気軽に履けるのはショートタイプだよね・・・とか、そこから悩んでいます。
まずは試着してみようとお店で試し履きするのですが、重さが気になったり、履き口が少し足首に当たって歩くとすれて痛くなるかな・・・とか思ったりして、なかなかこれ!という一足にめぐりあえません。
理想は、履き心地がよくて、機能性もあり、なおかつ履いていて楽しくなるようなデザインのレインシューズ。
気長にもう少し探してみようと思います。

『雨のことば辞典』倉嶋 厚ほか/編著 講談社 B451.6ア
『魅惑のアジサイ 名所と自生地を巡る』大友 三夫/著 家の光協会 627.7オ
『痛い靴がラクに歩ける靴になる』西村 泰紀/著 主婦の友社 589.2ニ

 

2018年06月08日(金)

当館にも所蔵しているDVD『シュガーラッシュ』(778/シ)の続編が発表されました!
その名も「シュガーラッシュオンライン」
ゲームの世界のキャラクターであるシュガーラッシュの住人が今度はネットの世界を探検!みたいな内容らしいです。

この前予告編が公開され、マーベルヒーローやピクサーやスターウォーズ等のロゴが確認され登場が決定しファンは大興奮!
中でも特に話題になったのは、ディズニープリンセス14人が総出演!

嬉しすぎてディズニープリンセスの大ファンである(す)は安らかに天国へと旅たちました。
日本で有名な7姫だけじゃなくちゃんと14人出すという所に本家の愛を感じます。

え?ディズニープリンセスって14人もいるの!?と思った方に解説しますと、現在アメリカの公式でディズニープリンセスと認定されているのは、白雪姫、シンデレラ、オーロラ姫、アリエル、ベル、ジャスミン、ポカホンタス、ムーラン、ティアナ、ラプンツェル、メリダの11人。
シュガーラッシュオンラインではここに、エルサ、アナ、モアナが加わり14人となります。
ムーランは正確に言えばプリンセスではないのですが、アメリカの公式でプリンセスなので問題ないです!はい!
一つの部屋に14人ものプリンセスが集まってお話したり、動物と戯れたり、髪を梳いたりしている姿は圧巻です。流石天下のディズニー。

映画の公開は12月。それまでに当館の『リトル・マーメイド』(788/リ)や『塔の上のラプンツェル』(788/ト)や『白雪姫』(788/シ)などを借りて予習してみてはいかがでしょうか?
DVDはすぐに借りられてしまうので予約を入れることをオススメします!

 

2018年06月07日(木)

この間、(★)さんに「100均でもポンポンメーカーが売ってる」と教えてもらったので、さっそくポンポンメーカーと毛糸を買いに100均まで行きました。

ポンポンとは、毛糸を使ったもので、丸くてふわふわしているアレのことです。
あのポンポンが100均に売っている材料で作れてしまうのです!
手順はとても簡単で、ざっくり説明しますと、ポンポンメーカーに毛糸をぐるぐる巻きつけていって、巻き終わったら裁ちばさみでジョキジョキと切っていくだけ。
あとは真ん中を結び、器具から取り外して形を整えれば完成。

思いのほか楽しかったのでその日は4個作ったのですが、作ったポンポンをどうするかまったく決めていません。
ポンポンをつなげてラグ(というよりクッション?)にしている人もいるみたいですが、いったいどれだけの量の毛糸を使うのか……。
うーん……。どうしよ。

あと動物ポンポンというものが可愛くて注目を集めているみたいなので、自分もいつか作れるようになりたいです( ˘ω˘ )
とりあえずアザラシを作れるようになりたいです。

『ポンポンで作るかわいいアニマル歳時記』594.9/ホ
『かわいいかたちのポンポンづくり』594.9/カ

 

2018年06月06日(水)

取り壊し工事中の清林館高校
撮影は今から1ヶ月ほど前、先月図書館だよりに載せた写真から2週間ほど後の様子です。
今はさらに工事が進み、円形校舎はほぼ跡形もない状態です…寂しい……(´・ω・`)
工事の様子は、追々図書館HPの「現在の津島写真」に掲載されるそうです。

あっという間に6月です。
今年も課題図書の貸出が始まりました。
7・8月は貸出期間が1週間となりますので、ご理解とご協力をお願いします。

過去の課題図書・図書館オリジナルの学年別おすすめ本を集めたコーナーは7月開始です。
こちらもどうぞご利用ください。
現在絶賛おすすめ本冊子準備中です(`・ω・´)

Go 

2018年06月05日(火)

昨夜はWWDC18基調講演がありましたね。
WWDCというのは、iPhoneでおなじみApple社の新作発表会のようなイベントです。
まあ、スタートが日本時間深夜2時だったので早々に寝てしまったんですけど……

今回こそiPhone SE2の発表があると思いきや、新ハードは無しだったとか。なんてことだ。待ってたのに (´・ω・`)
そろそろGoのiPhoneは電池の持ちが怪しいんです!4インチ端末の新しいやつを早く!
ベゼルの狭いやつだと嬉しいけど切り欠きがあるのはちょっと嫌です!(超個人的要望)
8だのXだのはGoには大きいんです……大型化はもういいんです……
何か前にも似たような話をしたような気がしますが、大きいやつは落とすんですよ……

一時は(といっても結構前ですけど)小型化が主流だった時もあったのに、最近は大型化が進んでますね。
身体の小さい者にとっては良いんだか悪いんだか、という心持ちです……
最近はレーザーを投影して手に表示するタイプの時計とか、入力もできるレーザータイプのキーボードもあるんですよね。
曲げられる液晶画面とかホログラムとか、手や指の動きで操作ができるリングとか、そういう技術を応用してスマートフォンもなんとかならないものでしょうか(´・ω・`)

『スマートフォンのお悩み・困ったズバリ解決!』694.6ス
『モノの仕組みがまるごとわかる!』504モ
『よくわかる光学とレーザーの基本と仕組み』潮 秀樹/著 425ウ

 

2018年06月04日(月)

小さな黄色い花
図書館の花壇にて。

だいぶ暑くなってきましたね。日差しが少しずつきつくなってきている感じがします。

雑誌『旅の手帖』6月号を読みました。その中の「歴史が見えるから楽しい 地図を歩く」という特集で、金山から熱田神宮周辺の地形についての記事が載っていました。

台地になっている土地がかつての港町だったという内容で、金山辺りから熱田までが半島の様な形になって周りが海だったという事が説明されていました。その地形を散歩しながら旅を楽しもうという趣旨で、熱田と金山の中間にある陸橋からの写真では、地形の段差がわかる海と陸地のポイントが紹介されていました。そういえば去年のブラタモリ(名古屋の回)で、名古屋城から熱田までが台地で周りが海だったという様な話を聞いた気がします。

この記事を読んで、あの辺りを歩いた時、急な坂道にたくさん出くわした事や、JR金山駅の手前「尾頭橋駅」は半島状になってた頃の頭の部分に当たるからそう呼んでいるのかもといった、思い当たる節や勝手な推測を読んだ後しばらく頭の中で巡らしていました。
 
津島もそうですが、過去と現在で地形が変わりすぎていると、当時の様子を想像するというのはなかなか難しいものですね。

 

2018年06月03日(日)

 ここのところ雨の日が多いと思っていたら、6月になりましたね。というわけで、コーナー7は「6月の本」になりました。

 日々の暮らしに役立てて頂きたい「梅しごと」の本や「衣替え」の本をはじめ、“ジューンブライド”にちなんだ「結婚式」の本、ハワイのキラウエア火山が噴火する前に原稿を書いていた「火山」の本、6月29日のビートルズ初来日にちなんだ「ビートルズ」の本などを紹介しています。硬軟織り交ぜて並べていますので、気軽に手に取って頂ければ幸いです。

 「6月の本」の原稿を書いていて、個人的にグッときたのが「特殊相対性理論」を発表した日=6月30日にちなんだ「アインシュタイン」の本。物理は全然理解出来なかった私ですが、アインシュタインの数々の名言はとても心に残りました。展示スペースに限りがあるため、2つの名言しか紹介できませんでしたが、他にも『怒りは、愚か者の心の中にだけ存在するものです』や『どうして、自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要なときに責めてくれるんだから、いいじゃないですか』などの言葉はとても心に残りました。ちなみに、私のお気に入りは『6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない』というもの。肝に銘じたいと思います。

 もうひとつ、コーナー7についてのお知らせを。先週、作家の津本陽さんが亡くなられました。コーナー7では「追悼・津本陽さん」を特集しています。代表作『下天は夢か』やお人柄が偲ばれるエッセイなどを紹介しています。こちらも手に取って頂ければ、と思います。改めて、謹んでお悔やみ申し上げます。

 さて、現在「維新八景」の後のコーナーの準備作業中です。次回コーナーは「スポーツ」をテーマにした特集を予定しており、6月のサッカーW杯に間に合わせようと準備しています。毎週のように書いているので恥ずかしい限りなのですが、スケジュールはなかなか厳しい状況です。しかし、私は本が好きで、サッカーも好きな人間なので、自分のことを好きなことを仕事にしている幸せな人間だなぁ、と思っています。目の下の「クマ」の色が少しずつ濃くなってきていますが・・・、しっかり集中してベストを尽くしたいと思います。

 来週は、ついに23人の代表が決定したサッカーW杯について書きたいと思っています。

 

2018年06月02日(土)

先月、ぶらりと郡上八幡に行ってきました。
まずは腹ごしらえ、ということでお蕎麦屋さんに入ると、客席からきれいな川を眺めることができ、しばし見とれてしまいました。
川底が透き通って見える澄んだ川を眺めながら冷たいざる蕎麦を頂いた後、郡上八幡城に登ってきました。
山の上に天守閣があるのですが、以前訪れた時は車でお城近くの駐車場に停めたことをすっかり忘れていて、この日は夏のような暑い日だったのに下から登るハメになってしまい、息はハアハア、足はガクガク、頂上に着く頃には汗だくの状態でした・・・。
しかし、汗を流した後に眺める天守閣からの絶景はまた格別でしたよ~!
登る途中の山道は木陰で涼しく、新緑もきれいで、束の間の森林浴もできました。
思わぬプチハイキング(というほどの距離ではありませんが)でしたが、普段全く体を動かすことをしないので、いい運動になってよかったです。

そして、郡上八幡城から次の目的地まで少し歩いてまた汗をかいた後に、今年初のかき氷を食べてきました。
郡上八幡の観光名所である宗祇水(そうぎすい)が目の前にある古民家をリノベーションした新しいカフェで、こちらのお店も客席から川が見えるロケーションで風情のある素敵なお店でした。
天空の山城と呼ばれる郡上八幡城をイメージしたかき氷は、その名の通り円錐形でボリュームたっぷり!
ボリューミー過ぎて食べ終わる頃には口の中が麻痺するほどでしたが、火照った体にかき氷の冷たさが染み渡り、汗がすーっと引いていくのを感じました。

郡上八幡城は、木造再建城としては日本最古だといわれ、続日本100名城にも選定されています。
いくつかの条件が揃わなければ見ることができない、朝霧の中にそびえる郡上八幡城をいつか見てみたいです。

『続日本100名城公式ガイドブック』日本城郭協会/監修 学研プラス 521.8ソ
『東海歩きたくなる城と城下町』ぴあ株式会社中部支社 291.5ト 
『今日もかき氷』蒼井 優/著 マガジンハウス 596.6ア
『お家でいただく、ごちそうかき氷』石附 浩太郎/著 メディアファクトリー 596.6イ

 

2018年06月01日(金)

徳川美術館さんへ「太刀 獅子王」を見に行ってきました。展示期間ぎりぎり!間に合った!
まあまあの込み具合ではありましたがじっくり見られたのでよかったです。
「獅子王」は平安時代に造られた刀で、お年寄りが持っても大丈夫なようにと太刀にしては細く軽いのが特徴で、その名の由来ははっきりとはわかっていない所が残念ではありますが、その鞘や拵えは黒漆で塗られていてとてもかっこいい刀なんですよ!

当時の天皇から妖怪の鵺を退治した褒美として源頼政へ贈られ、明治15年に頼政の子孫から明治天皇へ返還されて皇室へ戻り、現在は東京国立博物館(トーハク)所蔵となっています。
いやあ、獅子王がトーハクから出ることは滅多に無いので、流石徳川美術館さんの力だなあともう感謝感謝です。

今回の展示は皇室の品々も展示されていたので大変華やかでした。
晩餐会のドレスとボンボニエールがとっても可愛かったなあ…
特にドレスは見る人全員が「小さっ!」「細っ!!」とびっくりしてしまうほど小さくて、私の後ろで展示を見ていたおじさん情報では、肩幅32cmだそうで。え!?30cmの定規と変わらないの!?!とお口がぽかーん( ゚д゚)
燕尾服も展示されていたのですが「これ、中学生の男の子が着る服じゃないの?」と周りがざわざわ。
昔の人は小さかったとは言いますが、これほどとは。
でも、最近の小学生の子なんて私よりも大きい…あれ、日本人ちょっとずつ大きくなってきている??
外国人と肩を並べる日も近いかもしれませんね!

PS.この展示を観に皇太子様が愛知県へいらっしゃったそうですね!愛西市にも立ち寄ったとかで、お優しい皇太子様のお姿が愛西市立図書館のお知らせに載っていますので是非ご覧になって下さい!(ここぞとばかりに宣伝)

『皇室ゆかりの逸品《厳選47》』(鮫島 敦∥監修) (675.1/コ)
『皇室の饗宴とボンボニエール』(扇子/忠∥著) (756.3/セ)
『皇室ご愛用この店・この品』(毎日新聞社) (675/コ)

 

2018年05月31日(木)

この間、『友罪』(913.6/ヤ)の映画を見てきました。
原作とは少し設定とストーリーが違っているので、原作を読んだ方でも新鮮な気持ちで見られるのではないでしょうか。
ネタバレになるのであまり詳しいことは書けませんが、私は映画の結末で少しほっとしたような気持ちになりました。
益田と鈴木にはこれからも友達関係であってほしい……。
しかしあの少年院でイジメを受けている少年が気がかりです。
あの先生ならきちんと向き合ってくれるとは思いますけど、急用があるから仕方なくその場を去っていった先生の背中を見て「見捨てられた」と思っていますし……。
あの男の子が救われるといいんだけどなぁ……。

実は映画館で映画を見るのは久しぶりで、1年ぶりぐらいですかね。それぐらいずっと見ていなかったんです。
なのでピュレジュースとかいうオサレな飲み物が映画館にあるとは知りませんでした。
気になったので、早速それを買いました。中間層がソーダかカルピスのどちらかを選べるので、ソーダにしました。
ちなみにピュレというよりゼリーみたいな食感だったので、よくかき混ぜずにストローで吸って飲もうとすると、全く吸えません。
でもソーダの炭酸が弱くて飲みやすかったので、もし次また映画館に行ったら同じ物を飲もうと思います。

 

2018年05月30日(水)

遅ればせながら、先日初めての〈英語でたのしむおはなし会〉が終了しました。

学生時代の苦手科目は英語と数学。
高校時代は筆記ばかりでリスニングも喋ることもほとんど授業でしなかったですし、大学時代も私が通っていたころには必修科目は1つもなく(今は古典基礎と語学―英語ほか数カ国語から何か1つ―が必修になっているそうです)、ずっと英語を避けて生きてきたので、こうして目の前で英語を話すのを聴いたり、自分で声に出したりということは中学の授業以来でとても新鮮でした。

聴くだけで終わらず話すという経験もついてくるのは、英語のおはなし会ならではかなと思います。
難しいことはわからなくても、耳が慣れるということだけでも役に立つと思います。
実際、先ほども書いたように英語は苦手な私ですが、復唱したり絵を見ながら聴くことで、とても楽しく参加させていただきました。

〈英語でたのしむおはなし会〉は毎月第3土曜日―次回は6/16―の午後2時~(@おはなしのへや)の開催です。
どうぞご参加ください。

話は変わって。
発売頃にツイッターで紹介されているのを見かけて気になっていた本が入ってきたので借りてみました。
その名も『グッズ製作ガイドBOOK』
ノベルティなどのオリジナルグッズを作るにあたって、「どんなものが」「いくらくらいで」「いくつから」作ることができるのかを纏めたご本です。

定番の缶バッジから、有名ノートメーカーのオリジナルデザインノートなど「こんなのも作れるのか」というものまで。
グッズ好きには見ているだけでも楽しい♪
巻頭の「いろんな既製品に箔押ししてみよう」のコーナーも興味深かったです。
「箔押しと言えば、前にツイッターで見た箔押しマステと便せんすごかったな~(凝ったデザインもお値段も)」と思い出していたら、なんと同じ会社でした。
もったいなさ過ぎて使えないですが、ずっと眺めていられる素敵デザイン…やっぱり欲しかったなぁ……
興味のある方はぜひご覧ください。

『グッズ製作ガイドBOOK』
『ノベルティグラフィックス』
『続・これ,誰がデザインしたの?』
『なごやじまん』(ノベルティとは関係ありませんが、昔の松坂屋包装紙のカバーデザインが目を惹く名古屋本です)

Go 

2018年05月29日(火)

この図書館だよりでも何回か話題にしています、月曜22時放送のEテレ「グレーテルのかまど」。
この番組は過去に放送した内容も織り交ぜて放送されるのですが、昨晩は「からすのパンやさんのおやつパン」の回でした。
2015年1月に放送された内容でしたので、ご存命中のかこさんのインタビューや絵本を描いている姿の映像も盛り込まれていました。
子どもたちについて語られているかこさんの表情から「ああ、この人は本当に子どもが好きだったんだなぁ」というのがはっきりとわかって、なんだかじんときてしまいましたね……(´;ω;`)ウッ

肝心の番組のメイン、おやつパンももちろん美味しそう!
着色料でなく、カレー粉やココアパウダーで色付けされていて、味のバランスもよさそうです。可愛くておいしいパン、Goも作ってみたくなりました。

ちなみに、来週6月4日放送回は「いわさきちひろさんの苺ババロア」です。
ご興味ありましたらご覧になってみてください!

『絵本『からすのパンやさん』のパンをつくろう!』 596.6エ
『ちひろさんと過ごした時間』黒柳徹子/ほか著 726.6チ(神島田分室)
『作家のお菓子』910.2サ(神守分室)
『作家のおやつ』910.2サ(神島田分室)

 

2018年05月28日(月)

 今日の中日新聞地方総合面に来月のイベント紹介記事が載っていました。その中で福井県鯖江市の「めがねフェス2018」の記事と写真が載っており、“1分間に何個メガネをかけられるか競うメガネリンピック”の昨年の様子が写真で紹介されていました。その様子がとても面白く、メガネを競うのに一番良い争い方だなあと思いました。

帰宅時、田んぼを見ると田植えの水が張られ、鏡の様に夕焼けの景色を反射させて綺麗でした。今週の天気は曇りか雨の日が続くようですね。そのせいでしょうか、ツバメが朝から低い所を飛び交っていました。最近ではスズメやハトが木の枝をくわえている姿をよく見掛けます。巣作りでしょうか、鳥にとっては何かと忙しい時期みたいです。

この前『ナイトフライト』(911.1/イ)という句集を読みました。
日常のふと感じとった事を俳句にした句集です。毎日の生活は特別大きな変化は無いように思いますが、そのありふれた毎日を俳句として言葉に起こすと自分の気持ちがほんのわずかですが何かに動かされている事に気付かされます。
最初に読みたいと思ったきっかけは表紙のイラストでした。何となく大滝詠一のCDジャケットみたいと思い読んでみたのですが、巻末の紹介でそのジャケットを手掛けている本人だと知り驚きです。

 

2018年05月27日(日)

 先週、「SUKITA~刻まれたアーティストたちの一瞬~」という映画を観てきました。映画、といってもドキュメンタリー作品で、主役は写真家・鋤田正義さん。デヴィッド・ボウイの代表作「Heroes」のアルバムジャケットを撮影した写真家として有名な方です。

 鋤田正義さんは、ポートレート写真の名手として知られていますが、映画を観ていてつくづく考えさせられたのは「信頼すること」の大切さ。目の前の相手をリスペクトする心なくして、このような作品を生み出すことはできないのだと思いました。鋤田さんはもちろん作品も素晴らしいのですが、今年80才になられるとは思えない子どものようにキラキラと輝く黒い瞳が何よりも素敵で印象に残りました。ところで、映画にはカンヌ映画祭でパルムドールを獲得したばかりの是枝裕和監督や、主演したリリー・フランキーさんも登場していて、少し驚きました。こうやって世界はゆるやかに繋がっているのでしょうね、きっと。

 さて、少しは図書館についての話も。先々週の金曜、5月18日に放送されたNHK「ドキュメント72時間」は、松山市立図書館の移動図書館を取り上げた「島へ 山へ 走る図書館」でした。ご覧になった方も多いと思いますが、3000冊に近い本を積んで過疎化が進む山間部から、フェリーに乗って島へ渡り、本を届ける3日間に密着した内容です。私たち図書館員は、日頃多くの利用者の方に本を貸出していますが、利用者の方がどのような理由で図書館に足を運んで下さるのか、どんな本を読みたいと思っているのかを直接伺うことはできません。番組では、インタビューという形で移動図書館を利用されている方が紹介されており、自宅が火事になり大切なものを失ってしまった方、家族を亡くされた方、東日本大震災に遭われて転居して来られた方が出演されていました。放送を見て、改めて思ったのは「人には色々な事情がある」ということ。本は何のためにあるのか、そんな答えも見つからないまま図書館で働いていますが、少しでも人の気持ちに寄り添う本を紹介できれば、と思います。

 最後に、今週は久しぶりにサッカー界にとって嬉しいニュースが飛び込んできました。イニエスタ選手、ヴィッセル神戸入り―。サッカーが「うまい」とはどういうことなのか、「良い選手」とはどんな選手なのかを知りたかったら、イニエスタ選手のプレーを見ることです。・・・私もヴィッセル神戸の試合、生観戦したいなぁ。

さて、来週は日本代表戦、そしてロシアW杯日本代表23人の発表もあります。現状は、かなり厳しいスケジュールですが、W杯を目標に気合を入れて仕事に励みたいと思います。

 

2018年05月26日(土)

先月の話になりますが、運転免許の更新手続きに行ってきました。
以前は更新期間が誕生日前1か月間でしたが、2002年6月1日施行の道路交通法改正により誕生日の前後1か月(計2か月)に変わったので、余裕を持って手続きに行けるようになりましたね。
いつ行こうかと予定を立てていたら、更新期間ギリギリの日が候補にあがりましたが、あまりに先だと行くのを忘れそうなのと、予定していた日に突発的な何かが起こったら困るなと思い、できるだけ早めに行くことにしました。
更新日当日は午後から予定を入れたので、朝イチで更新会場に行ってきたのですが、みなさん考えることは同じなようで、けっこう混んでいました。
でも、更新自体はスムーズに進み、講義のDVD視聴を含め、小一時間ほどで無事終了しました。

いつも気がかりなのが、免許証の顔写真。
写真写りもそうですが、まばたきが多いので目をつぶらないようにするのが難関なのです。
集合写真で必ず一人は目をつぶってる人がいますよね。
私です・・・。
デジカメが普及し、すぐに確認できるようになったので、以前よりは減りましたが・・・。
完全に目を閉じていればまだマシなのですが、半開き状態だともう最悪(泣)。
今回の更新会場はこじんまりとした一室で、顔写真を撮る場所も部屋内の囲われた場所にあり、写真を撮る係の方と更新に来た方のやり取りが耳に入ってくるのですが、年輩と思われる男性の方でどうしても目をつぶってしまい、五回ぐらい撮り直しをしていた方がいらして、
「気持ちわかりますよ・・・がんばって~!」
と心の中でエールを送りながら聞いていました。
あ、私はというと、今回は一発でOKでしたよ!

そして、一番心配していた視力検査。
昨年末の健康診断でかなり視力が下がっていたので、次の免許更新時はヤバいかも・・・と思っていたのですが、目を細めつつ気合い?でピントを合わせて視力検査の画面を凝視し、どうにか合格できました。
これで晴れて引き続き裸眼で運転できるわけですが、視力がそんなに良くないことには変わりないので、必要に応じて眼鏡をかけて運転するようにしたいと思います。

『写真、撮られ術。 プロ写真家がそっと教える、証明写真の撮られ方!』永田昌徳/著 講談社 743.4ナ
『40歳から眼がよくなる習慣』日比野佐和子ほか/著 青春出版社 496.4ヒ

 

2018年05月24日(木)

先日、たまたま頼まれてハッ○゜ーットを買いにでかけた時におもちゃが貰えたので、
おもちゃが入っている袋を見ていたらそこにアザラシがプリントされていることに気付いてしまいました。
どうやら動物のぬいぐるみがおまけとして手に入るみたいで、全8種類。
中身はランダムで、袋に色がついているので中身は見えません。
アザラシが含まれているなら、アザラシ好きとしてこれはぜひ手に入れなくては!
でも残念ながら、記念すべき(?)1個目はオレンジ色の鬣を持つライオンでした。
そこで私はその日の内にもう2個ハッピーセッ〇を買ったのですが(←)、
中身はキリンとホワイトタイガー。個体差でしょうか。キリンはなかなか可愛い顔です。

しかし私が欲しいのはアザラシのぬいぐるみ。
諦めが悪い私は翌日、また買いに行き、この日も2個頼みました。
正直、袋を開ける前から形からしてアザラシではないことに気付きましたが、今回のおもちゃは全8種類もあるので新しい動物に会えるかもしれない、という期待を込めて袋を破きました。
しかし中から出てきたのはキリン。昨日出会った、ヤツです。
「まあ、こんなこともあるよ」と2個目の袋を開けたら、ホワイトタイガーの顔が見えました。
個体差なんですかねぇ。このホワイトタイガーは背が低くてより可愛い顔立ちでした。
ちなみに頼んだ爽健〇茶はいつの間にか野〇生活で注文されていました。

まだ諦めきれない私はまた翌日、某ハンバーガーショップに行きました。
もうさすがに2個も食べたくないという気持ちが出てきたので、この日は1個だけ。
もらったおもちゃの袋を少しドキドキしながら開けると、中からオレンジ色の鬣が見えてしまいました。
私はそのまま中身は取り出さず、そっと袋をカバンの中にしまい込みました。
そして静かにハンバーガーにかぶりついたのでありました。 おしまい。

『ハンバーガーの歴史』383.8/ス
『運がよくなるおそうじ風水』148.5/リ

 

2018年05月23日(水)

今年も明治村の謎解きに行ってきました。

1回目は、御料車の特別公開(現在は終了)を一番のお目当てに、千早赤阪小学校で開催中の企画展(別料金・村民は無料)も観つつ、のんびり上級編の序盤を解き解き…(お昼頃着いたため1日で終わらない…)。
ちょうど村内は八重桜と青紅葉が見頃で、暑すぎない気候とあわせてまったりリフレッシュできました。

2回目は友人と一緒に行って中級編と上級編(続き)を。
無事両方とも解決できたので満足です!
今は、さらに上級編にチャレンジしたい気持ちと、たぶん無理だ…という気持ちがせめぎ合っています…w

謎解きと言えば、これまた別の日に、名古屋市営地下鉄を舞台にした〈ナゾトキ街歩きゲーム〉にも参加してきました。
こちらは名駅ほかで指定のキットを購入し、謎を解くことで指示された駅を回りながら、次の謎を解いてまた指定の駅に向かい…という名古屋市内をあちこち振り回される謎解きです。

時には出口を出て指定の場所(徒歩圏内)まで向かったりすることもあり、キットにはバス・地下鉄共通の1日乗車券が付いてきます。
これ幸いと、気になっていた徳川美術館の企画展〈華ひらく皇室文化〉も見に立ち寄ってきました。
じっくり展示を見過ぎてずいぶんと時間を取られてしまいましたが(いつものことですが、後から来たらしい人達がどんどん追い抜いていく……)、見応えがあって行ってよかったです!
珍しく図録も買ったので、またじっくりと目を通したいなと思います。
(余談ですが、次の企画展のタイトルに「大正レトロ」の文字を見つけて、こちらも気になっていますw)

そんな感じで途中寄り道もしましたが、無事その日のうちにナゾトキもクリア!
大満足で帰路に就きました。
徳川美術館の企画展は今週末で終了してしまいますが、謎解きはどちらも7月下旬までやっているようです。
1日乗車券はこども用もあるようなので、家族で謎解きをしながら市内観光も楽しいのではないでしょうか?
明治村の謎解きには、子ども向けの入門編もありますよ。

『徳川美術館ガイドブック』 『博物館明治村ガイドブック』(郷土資料のため館内閲覧のみ)
『明治かがやく』 『日本名宝事典』 『皇室の饗宴とボンボニエール』
『華ひらく皇室文化』(本展図録・未所蔵)

Go 

2018年05月22日(火)

本日はアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の監督、庵野秀明さんの誕生日です。
エヴァンゲリオン以外の作品ですと「シン・ゴジラ」が記憶に新しいでしょうか。

シン・ゴジラ、Goは3回観に行きました。あれは通常の特撮怪獣映画と一線を画す映画だったと思います。
歴代の怪獣映画では怪獣に遭遇した人たちは叫びながら逃げ惑うところですが、シン・ゴジラではスマートフォンでゴジラを撮り始めるところなんかが今の日本をそのまま表しているようで、リアルさが段違いだったと思いました。
エキストラで参加した人には「自分がもし本当にゴジラに遭ったらどうするかを考えて動いてくれ」という指示があったそうです。被害に遭う人たちにもそれぞれの生活があったんだ、ということが伝わってきて、そこに庵野さんの監督としての拘りが見えるようでした。

その庵野監督の代表作「エヴァンゲリオン」をテーマに、内外装を特別仕様にした新幹線が13日に運行を終えましたね。
始発の新大阪駅ホームには1200人、終点の博多駅には1000人のファンがラストランを見届けようと集まったそうです。社会現象にまでなったその影響力の強さを改めて感じますね。

コラボ新幹線、次は6月あたりから運行予定のハローキティだそうですよ。
あまり西の方に行く機会がないので実際にお目にかかれることはないかもしれませんが、さぞかし細部までラブリーな内装になるのでは……?鉄道の内装はクールなものやクラシカルなものが多いので、どうなるかちょっと楽しみです。

『アニメなんでも図鑑』鈴木 伸一/監修 K 778ア
『ゴジラの謎』高橋 敏夫/著 778.2タ
『新幹線コンプリートブック』686.2シ

 

2018年05月21日(月)


隙間風でカレンダーが。

先週土曜日、神守分室を担当したのですが、ものすごい強風でした。
その日は廊下側から吹きつける風の勢いがあまりにも強く、ドアはカタカタと前後に小刻みに揺れて、フックに掛かっている広報物やカレンダーは風を泳ぐようにフワフワ浮いていました。窓越しに外を見ると、西から強い風が吹いている様子で、木々や電線が激しく揺れて、テニスコートは砂嵐が舞っていました。利用者の方には強風の中、来室していただき感謝感激です。

先週は西城秀樹の追悼するニュース番組がたくさん放映されていました。「ブーメランストリート」「傷だらけのローラ」「ヤングマン」等、曲のサビの部分が1日中テレビで流れ耳にしたので、頭の中でその日だけ西城秀樹ファンになっていました。

子供の頃、人気が絶頂期で、特にカレーのCMとドラマ『寺内貫太郎一家』(※)は覚えています。中でも寺内貫太郎一家は、小林亜星とよく取っ組み合いのケンカをして食卓がメチャクチャになる場面が印象的で、「何でこの親子は毎回突っかかるんだろう」と子供心に思っていました。
当時はどのチャンネルをひねってもテレビで西城秀樹を見たような気がします。昭和の一部かもしれませんね。

※当館は書籍で『寺内貫太郎一家』 『完本寺内貫太郎一家』所蔵。

 

2018年05月20日(日)

 早くも5月20日。あと10日ほどで6月になってしまいます。うーん、残念ながら予定していたスケジュールの半分も仕事が進んでいません。そろそろ自分を追い込んでいかなくてはいけないなぁ、こりゃ。今後しばらくは、年々落ちていく集中力との戦いの毎日となりそうです。

 と、仕事面では反省しきりなのですが、先週の日曜日に美術館を2ヵ所ハシゴしてきました。少し前の新聞に、単眼鏡で美術鑑賞すると細部まで鮮明に観ることができるという記事が掲載されており、私はこう見えても影響を受けやすい性格なので(素直な性格、とも言います)、思い切って購入したばかり。この日が単眼鏡デビューです。

 最初に出掛けたのは、豊田市美術館「ブリューゲル展・画家一族の系譜」。ブリューゲル、といえば「バベルの塔」を思い浮かべる方が多いと思いますが、「バベルの塔」を描いたピーテル1世亡き後、ブリューゲル家は子・孫・曾孫と150年続く画家一族として活躍しており、今回の展覧会は「ブリューゲル家」の名作ぞろい。しかも、個人所蔵の作品がほとんど。個人所蔵の作品は保存状態が良いものが多く、あまり目にすることができないと知り、豊田市美術館までは遠いのですが出掛けてきました。この日は屋根の下を歩いていても濡れるくらいの大雨。ここのところ、「door to door」の生活を送っていたのですが、久しぶりに靴下まで濡れてしまいました。風邪をひかなくて良かったです。

 それにしても、豊田市美術館は建物が格好良いです。駅から歩くと、間もなく美術館、というあたりで坂道になるのですが、この緩やかな傾斜もワクワク感を募らせます。作品としては、前回コーナー「五輪ノ書(平昌オリンピック&パラリンピックを特集したコーナー)」でも紹介した、カーリングをやっている場面も描かれている『鳥罠』という作品や、20㎝×20㎝に満たないサイズの銅版画作品が単眼鏡で見ると人物の表情まで観ることができ、とても面白かったです。豊田市美術館は、7月17日~翌年5月31日まで、改修工事のため休館となります。お休みは寂しいですが、「鑑賞空間の質の向上のため」の改修工事と聞くと、リニューアルオープンがとても楽しみになります。

 2ヶ所目は、ボストン美術館「ボストン美術館の至宝展」。ボストン美術館は、今年度末での閉館が決まっていることもあり、今回の展示はゴッホやモネなど、オールスターキャストといえる展示。10mの長さを誇る「九龍図絵」も、モネの「くぼ地のヒナゲシ畑」もとても良かったのですが、「郵便配達人 ジョセフ・ルーラン」が心に残りました。原田マハさんの小説『たゆたえども沈まず』は、ゴッホとゴッホを支え続けた弟・テオのエピソードが描かれていますが、小説の中にはジョセフ・ルーランも登場しています。ゴッホとテオの間で郵便配達人として手紙を運んだルーランは、ゴッホにとってかけがえのない存在。ゴッホにとっての「天使」とも例えられる人です。というわけで、単眼鏡でしっかり「ルーラン」を観てきました。瞳の青色が表現できないほど美しかったです。いつか「星月夜」を生で観たいな、と改めて思いました。

 こうして絵を観ていると、「この人には、世界はこのように見えるのか」とふと気付き、世界が広がるような気持ちになる時があります。目を覆いたくなることも多い日々ですが、世界には「まだ観るべき美しいもの」があると信じたいと思います。

 

2018年05月19日(土)

暑いっ!
今週半ば、日本各地で30℃を超えました。
まだ5月中旬だというのにこの蒸し暑さはなんなんでしょう・・・。
動いてなくても汗が噴き出してきます。
こうも暑いと冷たいものが食べたくなりますね。
「仕事から帰ったらアイス食べよ・・・」と、アイスを励み(←大げさ)にしながら生活しております。
こういう小さな楽しみって、毎日を送る上でけっこう大事ですよね。

いくつかお気に入りのアイスがあるのですが、昨夏に気に入って何度もリピートしていたアイスがどこのスーパーに行っても置いてなくてがっかりしています。
製造中止になってしまったのでしょうか?
チョコとオレンジの組み合わせが絶妙でおいしかったのに・・・。
ぜひ復活してほしいです。

復活してほしいアイスといえば思い出すのが、自分が小学生の頃に発売されていた「宝石箱」。
白いバニラアイスの中にフルーツ風味のカラフルな氷粒が散りばめられていて、まさに宝石箱のようなキラキラした感じがキレイで大好きなアイスでした。
黒いパッケージにカラフルな氷粒がデザインされていたのも大人っぽくて、なんだか少しお姉さんになったような気分を味わったものでした。
こちらのアイスも復活したら嬉しいなあ。

『日本懐かしアイス大全』アイスマン福留/著 辰巳出版 588.3ア
『アイスクリームのあゆみ』日本アイスクリーム協会 588.3ア
『おうちで作るイタリアンジェラート』齋藤 由里/著 世界文化社 596.6サ

 

2018年05月18日(金)

今年のコナン映画、「ゼロの執行人」を観てきました。
去年の予告からコナンで一番人気の安室さんがメインであることは確定していたので、正直安室さん人気がよくわからない(す)は観に行く気ゼロだったのです。(ゼロの執行人と掛けているわけではない)

しかし、映画が公開されるや否や、
1.見た人全員が安室さんあまりのカッコよさに安室さんの女になる。
2.カップルで観に行けば彼氏までもが安室さんの女になる。
3.友達と行けば「安室さんの恋人は私だ!」と友情が脅かされる。
4.安室さんの女にはならずとも、周りが安室さんの女で溢れ、争いを繰り広げているため安室さんに狂わされた女になる。
5. 安室さんが守ってくれる日本に生まれて良かったと愛国心が生まれる。
6.ファンの間で安室さんを興行収入100億の男にしようという計画が持ち上がり、現時点で80億超えが確定になる。
7.ハンコ屋さんで「降谷」(安室さんの本名)のハンコが「鈴木・佐藤」を超える売り上げになる。
8. 安室さんのスピンオフ作品が載っているサンデーが売り切れ続出。急遽電子版での無料配信が決まる。
9. 安室さんの乗っている車「RX-7 FD3S」(現在は製造していない滅茶苦茶お金の掛かる車)を購入する強者が登場。
と、今年何かと話題になっています。

(す)が映画を観る決め手になったのは、脚本が素晴らしいという情報。あの「相棒」で冷凍イカで人を刺すという脚本を担当した方だそうで、一気に興味が湧きました。
(というかこの人他のコナン映画の脚本もやっていたのか…)

そして観に行った結果……、べ、別に安室さんのこと、気になってなんかないし!公安について調べたり、安室さんの登場した回を見たり、安室さんのスピンオフ新連載を読んだり、また観に行こうかななんて思ってませんから!!…ま、ませんから!!(; ・`д・´)

とりあえず今回の映画の内容を一言で表すとしたら「コナン版頭文字Dで逆転裁判しつつ気がついたらサマーウォーズ」です

『名探偵コナン推理ファイルシリーズ』(小学館)
『日本の公安警察』(青木 理∥著) (317.7/ア)
『そこが知りたい!日本の警察組織のしくみ』(古谷 謙一∥監修) (317.7/ソ)

 

2018年05月17日(木)

この前、夢を見ました。
塔の中でカエルを見つけて、おおはしゃぎで捕まえようとする夢です。
そのカエルは、少し大きめのアマガエルで、白っぽい色をしていました。
私は塔という中世的な建物の中にいるわけですが、どこからかお惣菜をつめるパックという現代的な物を持ち出してきました。
そうです。これでカエルを捕まえようとしたのです。
しかし私はカエルを捕まえるのが下手でした。
カエルにパックのふちがズバーッ!!と刺さり、見るも無残な姿に。
慈悲の心が少しもない(夢の中の)私は、「こりゃいかんわ」と言って、そのカエルを窓から放り投げることにしました。
窓の前に立ち、カエルを投げようとしたところで、私は気付いてしまいました。
両手に握っていたカエルが、アザラシのぬいぐるみに変わっていることに。
「これは投げられん!」と言って、いつの間にか姿が変わっていたことに困惑しているところで目が覚めました。

前に自分の足を切断して、飼おうとしていたハムスターがいつの間にかアザラシのぬいぐるみに変わっていた夢を見たので、何だか既視感があります。
あと「カエルをおおはしゃぎで捕まえようとする夢を見た」と言っていますが、少しもほのぼのしていなくてすみません。
今度はほのぼのする夢を見るように脳に言い聞かせておきます。

『さよなら、わるい夢たち』 森 晶麿 913.6/モ
『ときめくカエル図鑑』 487.8/タ

 

2018年05月16日(水)

先週告知していた、かこさとしさんの追悼と「こどもの本総選挙」のコーナーが出来ました。
こちらのページに写真付きでお知らせしてもらっています)

私の中で特に印象に残っている作品は、『はははのはなし』と『どろぼうがっこう』です。
『はははのはなし』は、最後の方の「ははははは……」と“は”が並んだ字面が印象的ですよね。
それと先生に読んでもらったのではなく、自分で読んだのか1つ上のおねえさんに読んでもらったのか、とにかく保育園で読んだ、というのをとても覚えています。
『どろぼうがっこう』は、おそらく5年生のときだったと思うのですが、学習発表会のクラス演劇でやりました。
目立ちたくなくてナレーターを選んだというのに、出だしの担当になってしまい、とても緊張しました。
他は忘れてしまいましたが、冒頭一言めの「おいのこもりという」という一節だけ、何度もリテイクを受けたからか、20年以上経った今もずっと頭の中に残っています。
(担任の先生、お元気でしょうか……)

変わって、同時展開中の「こどもの本総選挙」トップ100の方は小学生が選ぶ好きな本、というだけあって、楽しく賑やかな雰囲気です。
ちらほらと去年やその前の課題図書が入っているのも印象的です。

どちらも6月末頃までの展開です。どうぞご覧ください。

最後に、こどもの読書週間のおはなし会はすべて終了いたしました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
次は7/7のたなばた会です。こちらもどうぞご参加ください(^^)

『はははのはなし』 『どろぼうがっこう』(かこさとし/作)
『あるかしら書店』 『100かいだてのいえ』(「こどもの本総選挙」トップ100より)

Go 

2018年05月15日(火)

そろそろ梅に思いを馳せる時期です。梅の季節ですよみなさん!

梅仕事の時期といえば6月、ちょっと早いと思われましたか?
大ぶりの青梅の時期は6月ですが、その前に直径1.5cmくらいの小さな「小梅」の時期がやってきます。5月の下旬くらいですね。
今年は昨シーズンに漬け損ねたカリカリ梅にしてみたいと思っています。
ちょっと熟しすぎてしまって時期を逃してしまったのですよね……今年こそは!

それにしても時期が早いと思われた方……正解です。
そうなんです、少し前に実家から「うちの梅は今年まで」という残念なお知らせを受け取ってしまったのです(´・ω・)ションボリ
箱に入った沢山の青梅の中から良いものを選ぶ楽しみが……いや来シーズンも買って作りますけども!でも残念!

しかし前向きに考えれば、違う種類の果実酒に手を出すことができる、ということにもなりますね。
果実酒はおいしいし、色々試したい……のですが、物によっては密造になってしまう恐れが!あるのです!
例えば、ぶどうをお酒に投入してしまうとアウトです。酒類製造免許があれば大丈夫なんですけどね、持ってる人そんなにたくさんいませんものね……

確実に家で作っても大丈夫なお酒ってなんだろう、甘酒とかですかね……?

『梅の漬け方と梅料理』596.3ウ
『こどものためのお酒入門』山同 敦子/著 K588サ
『密造酒の歴史』ケビン R.コザー/著

 

2018年05月14日(月)

 5月も半ばに差し掛かりますね。衣替えの6月も近いですが、朝と夜はまだ少し寒いです。スーパーの洋服売り場を見ると、メインが七分袖や半袖になっていて夏が少しずつ近づいてきているのを感じます。

今日の中日新聞に「電子投票地方利用ゼロに」という記事があり、電子投票する機械とモニター画面の写真が掲載されていました。モニター画面をよく見ると近藤勇、伊藤博文、福沢諭吉といった幕末、明治に活躍した人物の名前が候補者になっていました。中には武田観柳斎といった新選組に興味がある人しか知らないような人物まで候補者の名前になっていて面白いです。写真が少しぼんやりしてハッキリとは確認できませんが、候補者の名前の横に「奇兵党」「平等党」といったその人物に関係する党の名前になっており、少し凝った作りになっているのも良いです。誰に投票したら迷う面子で、本当にあったら是非投票してみたいですね。

 最近、図書以外で尋ねられる事の中で「郵便ポストはどこですか」という問い合わせがよくあります。残念ながら図書館の敷地には郵便ポストはないので、近くのポストをご紹介しています。
1つは、図書館を出て天王川公園へ向かう最初の交差点にあるコンビニが一番近いです。2つ目は反対の方角で、正面玄関から駐車場西側の道路を南に少し歩いて、最初の角を右に曲がった所の理髪店近くにあります。
距離はほぼ同じ位ですが、図書館から分かりやすいのはどちらかと言うとコンビニの方なのでそちらがおすすめです。

 

2018年05月13日(日)

 先週の土曜に、春日井市の愛岐トンネル群へ青モミジを観に行ってきました。愛岐トンネル群は、年に2度だけ春と秋のモミジの美しい季節に5日間ほど特別公開されている廃線跡で、私はこれまで秋には何度か出掛けたことがあったのですが、春ははじめて。年々、来場者が増えていると伺ったので、開門の9:30までに到着するように早起きして(早起きはいつものことですが)出掛けてきました。

 青モミジは、見学料大人1人100円(保険料)で観させて頂くのが申し訳ないほどに美しかったです。写真も一応撮ったのですが、撮影の腕が全くないのでお披露目できず残念。この特別公開に合わせてイベントもたくさん行われており、トンネルコンサートでは尺八や馬頭琴を演奏している方、上半身裸で熱唱している方、「コンドルは飛んで行く」を演奏されている方など、なかなかシュールな景色が広がっていて、こちらも面白かったです。

 JR中央線・定光寺駅から多治見駅まではすぐなので、4月の「たじみ陶器まつり」に行ったばかりなのですが、再び多治見にも寄ってきました。昼食をまだ済ませてなかったので、さてどこで食べようかな、と馴染みのお店を数軒廻ってみたのですが、あいにくどこも満席。うーん、お昼時だからね・・・と思いつつ、通りに目を向けると見たことのない小さな蕎麦屋さんが。メニューなどは入口に出ていないけれど、お腹も空いたきたので入ってみると・・・これが、絶品の蕎麦屋さん!うーん、お蕎麦を食べるためだけでも、また多治見に行きたいくらい。ちょっとケチって「二八蕎麦」を頼んでしまったので、次回は「十割蕎麦」を頼みたいと思います。ほかにも、この日は暑かったので今年はじめてのかき氷を食べました。今年はじめてのかき氷は「巨峰」。我ながら渋いチョイスだと思いました。

 多治見では、いつもお世話になっている洋服屋さんにもお邪魔して、お店のブログに掲載されていて気になっていた服を買うことができました(在庫1点でした!)。4月にお店に伺った時に、4月からのNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」のロケが店主さんの母校であったという話をしていたので、その「半分、青い。」の話や、年々食べられる量が減ってきて寂しい話など、服とは全く関係がない話をしました。これから多治見は猛暑の時期になるので、しばらく行けないのが残念です。早く秋になってほしいなぁ。

 さて、その「半分、青い。」ですが、主人公2人が私と同じ誕生日であることや、私が子どもだった頃と時代が重なるので当時の流行が懐かしくて、毎回録画しています。しかし残念なことに、ここのところ夜すぐに眠くなってしまう体質になってしまったので、毎日の放送には到底追いつけず、やっと子役から俳優さんにバトンタッチしたところ。近ごろ年齢のせいか、或いは弱ってきているからなのか、子役のスズメちゃんが片耳を失聴し、河原で幼馴染の律クンに向かって「私が泣いたら、お母さんが泣くから泣けない。」と号泣する場面でグッときてしまいました。「うん、そりゃ泣けないよね・・・」と思うやら、「律クンがいて良かったね、スズメちゃん!」と思うやらで。朝ドラ観ていない人には、さっぱり分からない話でごめんなさい。でも、何となく伝わるかな?

 

2018年05月12日(土)

GW中に“バーミキュラ”というお鍋をやっと使うことができました。
バーミキュラを製造しているのは、名古屋市中川区にある愛知ドビーという会社で、以前「カンブリア宮殿」というテレビ番組で紹介されているのを見たことがあります。
創業1936年の愛知ドビーは、元々は繊維機械を作る町工場でしたが、紆余曲折を経て、脱サラして家業を継ぐことを決意した兄弟二人が新たな商品として丸三年かけて開発したのがバーミキュラのお鍋。
口コミでじわじわと評判が広まり、今では大人気のお鍋となっています。

このお鍋、バーミキュラが今ほど有名になる前に両親がいとこの結婚式に出席し、引き出物で頂いたものなのですが、けっこうな重量ということもあってクローゼットの奥にしまわれたままになっていました。
そういえばあのお鍋・・・と思い出し、私が譲り受けることになり、ようやく日の目を見ました。

記念すべきマイ・バーミキュラ第一号の料理は、大好物のミネストローネにしました。
具沢山・汁少な目で作りましたが、無水調理ができるお鍋なので、ある程度煮込んだらフタをしたまま余熱で火を通し、野菜の水分だけで焦げ付くこともなく無事完成しました。
野菜の味がぎゅっとつまった濃厚なミネストローネができて、大満足です!
重いので扱いがちょっと大変ですが、外に出して置いても絵になる素敵なお鍋なので目に入るだけでも気分が上がりますし、これからも大切に使っていきたいと思います。
お鍋と一緒にバーミキュラを使ったレシピの小冊子が付いていたので、参考にしていろいろな料理を作ってみたいです。

『毎日の「バーミキュラ」レシピ こんなに使えて、こんなにおいしい!』大庭英子/著 講談社 596オ