図書館だより

 

2020年01月27日(月)

 先日ミネラルウォーターを買おうと自販機に寄ったら、何とお湯が売っていました。冷たい水が売っているならば、いつかは自販機で販売されるであろうと思っていましたが、いざ自販機で見るとちょっと不思議ですね。冷たいのが苦手な人や、薬を飲むときに助かるかもしれません。話のタネに買ってみましたが味はやっぱりただのお湯でした。

「フォードvsフェラーリ」という映画を観てきました。フォード車がフェラーリにレースに挑むプロジェクトXを彷彿させるようなストーリーで、レースシーンはダイナミックな迫力があって良かったです。映画はやはり映画館で観るのが良いなあと思う作品でした。
映画館で観て感動して、この映画また観たいなあと思い、数か月後発売されたDVDを買って家で観たりすると、あれ、こんな感じだったかなと思うほど感動や迫力が薄くなっている作品が時々あったりします。何度でも観たくなる作品もありますが、完全に熱が冷めてしまう作品もあるので映画はやはり映画館で観るのが良いですね。

 

2020年01月26日(日)

 しばらく書いていませんでしたが、久しぶりに私のライフワーク、つまりサッカーの話を。

 現在、タイでは「U-23アジア選手権」が開催されています。この大会は、東京オリンピックのアジア予選も兼ねており、上位3チームに入るとオリンピックの出場権を獲得できる大会です(ちなみに日本はオリンピック開催国なので、この大会の結果に関係なくオリンピックに出場できます)。この「図書館だより」を書いている時点(1月24日の金曜)では、準決勝に勝利した韓国とサウジアラビアのオリンピック出場が決定。残り1枠をオーストラリア対ウズベキスタンの組み合わせとなった3位決定戦で争う、という展開になっています。

 この大会、残念ながら日本は1勝もできず、グループリーグ最下位で早々に帰国することになってしまいました。「残念」どころではないわっ!後ろから蹴ったろか!!(←バックチャージは悪質な反則。レッドカード、一発退場の可能性もあります)、というのが正直な感想。ふぅー、サッカーのこととなると本音が出てしまい、つい口が悪くなりますね。

 東京オリンピックで金メダルを獲得するという目標は私だけのものなのか、チームで共有しているものなのか-。昨年11月に2-0で敗れたコロンビア戦後のロッカーで、森保監督が選手たちに投げかけた言葉です。数多の選手が夢見ても叶わない「自国開催のオリンピックに出場する」という名誉、選手達は分かっているのかなぁ―。海外組、オーバーエイジ枠の議論もありますが、今大会での「伝わってこない」プレーの連続にガッカリさせられました。ま、それだけ期待しているということなのですが・・・。

 あ、サッカーといえば、先日放送されたテレビ東京系「FOOT×BRAIN」の特集「Jリーグをつかおう!」は、とても勉強になりました。米田さんのアイデア、素晴らしかったです。図書館も、もっと「つかわれる」存在にならなくては・・・と強く思いました。

『おれ、バルサに入る! 夢を追いかけるサッカー・キッズの育て方』久保建史・著
『サッカー「戦後70年史」 1945-2015』ベースボール・マガジン社

 

2020年01月25日(土)

家族がインフルエンザA型を発症しました・・・。
大好きなバンドの10年ぶりのワンマンライブが一週間後に控えていた身としては、激しく動揺してしまい、「なんでまたこのタイミングに・・・(泣)」と思わずにはいられませんでした(本人には言ってないですが・・・)。
しかし、本人もうつりたくてうつったわけではないので、気持ちを切り換えて、うつらないような対策を練ることに。
対策といっても基本的なことですが、食事を運ぶ以外は家族が寝ている部屋に近づかないようにし、部屋に入った後は手洗いをしっかりし、インフルエンザ予防に効くという紅茶をこまめに飲み、家族が使った食器を洗う時もマスクを装着するなど、思いつくことはすべて試してみました。
あとはもう、「私は、絶対に、うつらない、うつらない、うつらない・・・」と自己暗示をかけて気力で乗り切るぐらい・・・。
病は気からと言いますしね(ちょっと違うような・・・)。

看病をしつつ、「どうかうつりませんように!」と毎日祈りながら、気が気じゃない一週間を過ごしましたが、無事、うつることなくライブに行くことができました!!!
ああ~、本当によかった~!!!
そして、発症初期時は40℃近い熱が出たり、体中が痛くてかなり辛そうでしたが、今はおかげさまで完治し、仕事にも復帰できております。
通勤で人混みにさらされる電車を利用しているので、毎年予防接種を受けていたのですが、今年はタイミングを逃して受けていなかったようです。
予防接種を受けていたのにインフルエンザを発症した友人もいますが、症状がかなり軽く、微熱程度で食欲もあり、体も痛くないので、風邪かな?ぐらいにしか思わなかったとか。
人と会う予定があったので、念のために検査を受けたらインフルエンザが発覚したとのこと。
予防接種を受けても発症する時はしますが、症状が軽くて体の負担が少なく済むので、今回家族の辛そうな症状を間近で見て、予防接種の重要性を改めて感じました。

『インフルエンザなぜ毎年流行するのか』岩田 健太郎∥著 ベストセラーズ 493.8イ
『インフルエンザ・ハンター』ロバート・ウェブスター∥〔著〕 岩波書店 493.8ウ
『インフルエンザにかからない暮らし方』和田 耕治∥著 PHP研究所 498.6ワ

 

2020年01月24日(金)

ついに手に入れましたよ!リングフィットアドベンチャー!
近所のゲームソフトを取り扱っているお店では入荷未定。転売価格は2倍以上で、ネット通販で正規のお値段で在庫が復活すれば数秒で売り切れるという争いについに勝利しました。
2週間はカートに入れては消え、支払い画面に行っては消えを繰り返していましたね。

プレイしてみての感想は……、辛楽しい(つらたのしい)です。
汗が結構出ます。中々ハードです。
40分の間にスクワットを80回という一文でもうお分かりいただけるのではないでしょうか。
敵のモンスターを倒すのにスクワットを20回するという項目があるのですが、これがまあ中々厳しい。
ちゃんとした姿勢でやらないと敵に入るダメージが少ないですし、ちょっと早く腰を浮かせてしまうと「ちゃんと下げて!」と注意され、1回分またやり直しになります。
しっかりしてる~。ズルできないわ~。

毎日ではなく、ちゃんと筋肉をお休みさせながら継続していくのが一番良いというので、地道にコツコツと頑張っていこうかなと思います!雨の日でも雪の日でも台風の日でもできますしね!

『女子の筋トレ&筋肉ごはん』(神島田)
『基礎から学ぶ!ストレッチング』(新着)

 

2020年01月23日(木)

いつか話題にあげた気がする『恐い間取り』(未所蔵)が、なんと亀梨和也くん主演で映画化するとか。
こちらの本は、事故物件住みます芸人さんが、まさにそのまんま事故物件に住んだ時の記録です。
映画になるにあたってどんなストーリーになるか想像つきませんが、公開されるその日が楽しみです。

『心霊電流』 
『大統領とハリウッド』
『漫画映画漂流記 おしどりアニメーター奥山玲子と小田部羊一』

 

2020年01月22日(水)

刀の展示が始まりました。
せっかくなのでTwitterに上げた展示の様子(写真)をこちらでも……(クリックで拡大できます)
日本刀_展示パネルについては、こちらのページでもご覧いただけます→ 企画展示「図書館で観る日本刀~刀の魅力を探る~」
 
 
ところで、今年も本屋大賞のノミネートが発表されましたね。

遅ればせながらやっと順番が回ってきた『medium』も最終章に突入したのですが……
#翡翠ちゃんかわいい ……だけじゃなかった!!
まだ途中なので最後どう転がるかわからないのですが、これだけのどんでん返しを味わったのは久しぶりかも。
これからまた予約が増えるかもしれませんので、気になる方はお早めにどうぞ。
発売日に買ったまま積ん読になっている『小説の神様』(未所蔵)も、5月の映画公開前に3冊とも読み切りたいな…(願望)

もう1点、凪良ゆうさんの『流浪の月』もノミネートされていて、こちらも発売前から注目されている書店員さんがいたり推している編集さんをTwitterで見かけて気になっていたのですが。
これまで主に執筆されていたジャンルがジャンルだからか、県内の図書館でも半数ほどしか所蔵がないようです。
気になる方はぜひリクエストを。
 
 
『日本刀図鑑』
『刀剣と格付け~徳川将軍家と名工たち』

 

2020年01月21日(火)

先日プレゼントを買いに行きました。

私と好みが真逆のため、シンプルなデザインを探しましたが、どれも持っていそう。少し個性のあるデザインを探しますが、いろいろな物を見すぎて何が良いのかわからなくなる魔の時間もあり、お店をグルグルグルグル約3時間……。(店員さんに不審者だと思われてないといいなぁ。)最終的に、新作であれば持っていないだろうと新作から選びラッピングをしていただき、帰宅。出掛けたことに気が付かれないよう、帰ってからはメイクなどOFF状態に。会話もOFFの何事もなかったかのように。

いざ渡す日になり、「おめでとう」と悩みに悩んだプレゼントを渡したら、すぐに使ってくれて、気に入った様子なので安心しました。悩んでよかった!事前にリサーチをかけたかったのですが、カンがいい為リサーチ出来ず苦労しました。来年はもう少しスマートな方法でプレゼントを用意できればと思います。

『セッセとヨッコラ ひみつのプレゼントさくせん』
『プレゼント』
『すてきなプレゼント』

 

2020年01月20日(月)

 ホットのペットボトルのお茶を買って10分くらい経過すると寒暖の差でボトルがペコッとへこみます。寒さは程々な気がしますが、乾燥の方は強く感じますね。指先がいつもよりカサカサだったり、口の周りがカラカラだったりする日よくあります。

『文豪が泊まった温泉宿50』を読みました。芥川龍之介や太宰治など有名な作家が泊まった宿と温泉を紹介した内容で、その宿の写真から文豪がどんな思いでそこに訪れ、もてなされたのか読みながら楽しめます。単に喧騒を離れて原稿を書きに来た作家さんもいれば、病気療養の癒しを求めに訪れた方もいて、事情は様々ですがその地を訪れる事で創作活動の何らかの糧になったのはないかと思いました。書画や写真など、その地に対する思いを残しているのがその宿を愛した証拠なのかも知れません。

 

2020年01月19日(日)

 
 先週の金曜日1月17日、阪神淡路大震災から25年を迎えました。25年、つまり四半世紀という歳月が経ち、「阪神淡路大震災」を知らない世代の方も当然ながら多くなりました。

 私の世代にとって、阪神淡路大震災が発生した「1995年」は、阪神淡路大震災の後にオウム真理教による地下鉄サリン事件が発生したほか、金融機関の破綻も相次いだ忘れられない一年です。暖冬の今年とは違い、この年の1月17日はとても寒い朝でした。

 今年の1月17日は、25年という節目にあたる年だったこともあり、例年より報道が多かったように思います。25年前、かつて体験したことのない混乱の中で「困っている人のために何かできることはないだろうか?」と考え続けた日々のこと、「ボランティア」という言葉がぎこちなく使われ始めたあの頃のことを思い出します。ギリギリ10代だった私は、大人でも子どもでもない年齢で、何もできずただ呆然としている一人の若者でした。

 その後の25年の間には、東日本大震災をはじめ多くの災害が発生しました。大きな災害が発生するたびに「人の役に立つこと」について考えさせられます。来年、2021年は東日本大震災から10年を迎えます。「悲しみ」からも学ぶことができるのが人だとしたら、私は何を学ぶことができるのだろうか、そしてそれを活かすことができるのだろうか、この頃はそんなことをよく考えます。

 結局、人を助けることができるのは人だけ-。1月17日朝刊の阪神淡路大震災の特集記事に書いてあった言葉が心に残りました。突然、明日を断たれた6434人の方々のご冥福を、あらためて心よりお祈り申し上げます。

『翔ぶ少女』原田マハ/著
『絶唱』湊かなえ/著