図書館だより

 

2015年12月16日(水)

今年の図書館だよりも、残すところあと2回(今日を含め)となりました。

この時期になると、「今年の十大ニュース」のような特番も見受けられますが。
個人的に一番のニュースは、火村シリーズ8年ぶりの書き下ろし長編『鍵の掛かった男』の発売でしょうか。

発売日にお迎えしたはずの本作ですが、腰を据えて読もうと思うとなかなかよいタイミングが無く、ようやく先月読了しました。
現代(いま)を生きる火村先生ですが、具体的な年数や時代を象徴する出来事がズバッと出てくるのは珍しいかな。
今年・2015年の1月から始まるのですが、「あの出来事からまだ1年経ってないのか……」という衝撃と、大阪・中之島案内のような楽しい気持ちと、ぐるぐる回りながら最後にはすべての謎が解けている、読み始めればあっという間の楽しい読書タイムでした☆

今年もあまりたくさんは読めていませんが、『鍵のかかった男』と『踊り子と探偵とパリを』が、今年読んだ中でのイチ推し(お気に入り)です!

さていよいよ、図書館のクリスマス会は今週末です。
12/19日(土)午後2時~ 2階大集会室にて。
どうぞお越しください! (´∀`)ノ  (★)

2015年12月15日(火)


先日行われた『山車からくり展』

12日(土曜)の、お囃子やからくりの実演は、初めて間近に見られ大変よかったです。人形も、逆立ちしたり、太鼓をたたいたり、足を上げたりいい動きをしていて、飽きませんでした。

実演のからくりとは別に、展示されている人形の中で、一体だけ人形に触れて、からくり人形体験が出来るお人形がありました。

このお人形、後ろにある紐を引っ張ると、なが~い舌を出すのです!

「舌がべろ~んと出る」と聞いて、思わず無知な私は、舌を手で引っ張るのかと勘違いしてしまいました(汗)
紐は簡単に引っ張れるものだと思っていましたが、かなり強い力で引っ張らないといけない事に驚きましたよ。

とにかく、『べろ出し人形』とっても表情もいい♪
すっかり気に入ってしまいました。

子供さんは、体験が出来るとあって、興味津々でお母さん達とやって来て体験していました。
お祭り当日は、触る事も出来ないので、貴重な体験が出来る事はとてもいい機会だったのではないでしょうか。(お)

「調べてみよう!日本の職人伝統のワザ6」(K/502/シ/6)
「からくり人形の文化誌」(759/タ)
「からくり人形の宝庫愛知の祭りを訪ねて」(386.1/セ)(閉架)
「再現からくり人形企画展」(A/759/サ)

 

2015年12月14日(月)

先日、久しぶりに愛知県図書館へ行きました。
展示コーナーで徳川家康没後400年にちなんだ「家康の祖 松平八代」といった家康関連の企画がやっていました。
そういえば今年は、岡崎のラッピング電車や、静岡県で使えるお得な切符の広告など、家康の所縁のあるイベントやキャンペーンをよく見たような気がします。書籍も『徳川家康 没後四百年』(289.1/ト)等の数多くの本が出版されました。

その後、2階雑誌のコーナーへ寄ったのですが、見渡すと前よりも配架されている雑誌が少なくなっていました。
ある最新刊はカウンター預かり、またはバックナンバーも含む全てがカウンター預かり。とにかく読みたいと思っていた雑誌がほとんどそういう扱いなっていたのは驚きでした。

おそらく切り抜きや、行方不明等があってこういった措置を取ったのだろうと思うのですが残念でなりません。中には電子化のため紙媒体での発行はなくなったというのもありましたが、全体的にすぐ読める雑誌が減っているのは確かでした。

また以前のように配架してもらえることを願うばかりです。  (伊)

2015年12月13日(日)

12月12日(土)、図書館2階ホールにて、神守中町(津島市東部)の山車からくり・お囃子の実演が行われました!
開館中での楽器演奏会は今回が初めてで、会場となったホールは立錐の余地もないほどの盛況ぶりでした。

神守中町.お囃子
からくり人形の実演も大変見応えのあるものでした。
なお、お囃子の音色は館内に響きましたが、利用者の皆様から温かい励ましの言葉とご理解ご協力を賜りました。
神守中町の方々を始め、山車からくり人形を展示していただいた地域の皆様、利用者の皆様に深く感謝する次第です。

今後も、図書館ではさまざまな文化に触れる場となること、「本物」に触れる機会を作ることなどに取り組んで参ります。

また、12月13日(日)、図書館では北小学校区の歴史巡り講座を行いました。
今回は兼由丸・北小学校・大龍寺・雲居寺・不動院を巡りました。

兼由丸ではご主人のご厚意で鍛鉄の実演を見学させていただき、大龍寺では大変貴重な文物を拝見させていただきました。
改めて津島の奥深い歴史と産業を目の当たりにし、強く刺激を受けました。
なお、今回の歴史巡りでは北コミュニティーの方々が綿密に準備され、とても意義深い街歩き・見学会となりました。

こうした地域の文化や歴史に親しむ催しは、来年も積極的に開催していきたいと思います。

また、図書館では「絵本作家サトシンさんの講演会」を1月16日に開催します。
市内外の読み聞かせグループが集まって実行委員会を作り、講演会の準備をしていただきました。
事前の整理券配布は本日12月13日から図書館で始まっております。
こちらも是非!ご参加ください。(園)

 

2015年12月12日(土)

昨日は変なお天気でしたね。
朝、玄関を出たら12月とは思えないような生暖かい強風が吹いてきてびっくり!
何これ!?なんかこわい・・・と思いながら出勤していると、信号待ちの時に虹が見えてほっこり。気持ちも和んで職場に到着したのですが、しばらくすると今度は大雨!
・・・と思ったら15分ほどで止み、青空が見えてきました。
通勤や通学ラッシュの時間帯だったので、ずぶ濡れになってしまった方も多かったのではないでしょうか?
替えの服がない場合、一日濡れた服で過ごすのかな・・・とか余計な心配をしていまいました。
いやあ~、しかし冬にあの生暖かい風は経験したことがなかったので、言いようのない不安な気持ちになりました。 (い)

『アマタツさん、ネコが顔を洗うと雨が降るって本当ですか?』天達武史/著 徳間書店 451.2ア
『気象・天気の新事実』木村龍治/監修 新星出版社 451キ

2015年12月11日(金)

今年も残り20日となりました!
新聞に入っているおもちゃ屋さんやゲーム屋さんの広告の「クリスマスプレゼントはぜひうちで買って!」アピール戦争が始まりますね。

この時期になると、父が何故かゲームなどの広告を新聞から抜きっとって私に渡してくるのです。
最初は「え!買ってくれるん!?」と思いきや別にそうでもなく…
毎年渡されるたびに「これはどういう意図で渡してくるんだ?」と思いつつしっかり見てしまう私…

そして「…っふ、このゲームなら○○が安いな。税込でこれぐらい値段下げてから出直してきな!」と別に買う訳でもないのに一人で複数のゲーム屋の広告を比較しています。

……書いていて思いましたが、なんてさびしいクリスマスでしょう…

うーん、きっと父のよくわからない行動はもうおもちゃやゲームを買ってあげられる年齢では無くなったから、クリスマス前何をしたらいいかわからずとりあえず広告を渡すという行為となっているのかな、なんて考えてみたら、ちょっと父がいじらしく感じました。
(本当の所どうなのかはわかりませんが)
これからも受け取って行こうと思います。買ってはもらえませんけどね(笑)   (す)

『クリスマスプレゼント 1』 (あいはら ひろゆき∥ぶん) (E/クア/1)
『ぞうくんのクリスマスプレゼント』 (セシル ジョスリン∥作) (E/ソワ)

2015年12月10日(木)

12月も10日が過ぎました。
流行語大賞も発表されて、今年ももう終わるんだなぁって感じです。
そういえば、やたらと特番もありますよね。

さてさて、今年もついに食べましたよ!肉まん!!
もはや冬の風物詩ですね。
肉まんは、中身はともかくあの皮が好きなんです。
ふわふわでちょっと甘くておいしいですよね!
小さい頃、母が肉まんをつくってくれたことがあったのですが
それがすごーく美味しかったです。
肉まんは食べましたが、あんまんピザまんカレーまんはまだなので
冬のうちに食べておきたいです!!

ということで、今回は「あったかい」本をご紹介します。
そろそろファンヒーター出したいなあ…(し)

『あったかおいしい煮込み料理』 (/596/イ/)
『今夜も食べたい!あったかなべ』 (/596/コ/)
『すぐに編める!暖房いらずのあったかエコ小物』 (/594.3/テ

2015年12月09日(水)

クリスマス・イルミネーション輝くディズニーリゾートに行ってきました!

気が付けば、短い特定期間のイベントを除いて、通常(?)の季節イベントには何年か掛けてすべて足を運びましたが、一番リピートしたいのは、やはりクリスマスだなぁと思います。
テーマポートごとの個性が現れたツリーなど、パーク内を歩いているだけでわくわくします♪

また、クリスマス期間中の夜は特に綺麗なので、夕方からのちょっとお安いパスポートで楽しむのも全然アリです。
私が以前利用したときは夏休み真っ只中だったため、乗りたかったアトラクションはどれも何十分待ち・ファストパス終了で諦めましたが、冬休み前の平日であれば空いているものもありましたし、前述のようにイルミネーションを眺めて回るだけでも楽しめます。
寒いことを除けばw、冬の方がお得感があるかもです。

ところで、クリスマスと言えば図書館のクリスマス会まで2週間を切りました。
なかなか練習がままなりませんが、なんとかお見せできるレベルまで頑張ります。

12/20(土)午後2時~ 2階大集会室です。
どうぞお越しください。  (★)

『旅する東京ディズニーシー』
『東京ディズニーシーベストガイド』2015-2016
『東京ディズニーリゾートキャストの仕事』(いずれも689.5)

2015年12月8日(火)

冬の朝。寒くてお布団から、いつまでも出たくなくて・・・

5時は、まだ真っ暗ですが、6時半頃、天気が良い日は、
東の空が薄明るく日の出前の空は、とてもきれいです。

夏の空と違って、冬は、冷たい空気で空がとても澄んでいて
好きです♪

そんな空ですが・・・先日『地震雲』の話を聞きました!!
地震雲って、どんな雲なんだろう?と調べてみたら、いろいろな
写真がありました。

これからは、空を見ながら、雲の様子も見たりして、危険を予知
出来ればいいかなと思いましたよ。(お)

「雲と暮らす。 雲と出会い、雲を愛でる」(451.6/タ)
「空の写真図鑑」(451/タ)
「不思議で美しい「空の色彩」図鑑」(451/タ)
「空の図鑑 雲と空の光の観察ガイド」(451.6/ム)

 

2015年12月07日(月)


暦の上では大雪。葉牡丹が似合う季節です。

あるカメラ屋で、フィルムコーナーを案内してもらったら、売り場の一番隅っこに案内されました。
時代の流れとはいえ、寂しいものです。

雑誌『アサヒカメラ』を読むと、ほとんどがデジカメを使った写真ばかりです。
フィルムカメラを使う人が減ったせいか、扱っている店も減りました。私は旅行に行く時はフィルムカメラを持って行く事が多いです。
お店でプリントしてもらって初めてファインダーで覗いた構図通りにうまく撮れてるか、色がきれいに出ているかなど、色々と楽しみがあります。一人で勝手に喜んでるだけですけどね。

先月、ある神社にお参りに行った際、写真を撮ってくれと頼まれました。ちょうど七五三の季節だったので、その帰りの家族の方に。
実はこういう頼まれ事は非常に苦手で、他人の知らないカメラを使って相手の思っている様な写真が撮れるかというと、はっきり言ってそんな腕前はありません。
ですので、撮り終えてその家族にカメラを渡した後、何か申し訳ない気持ちで一杯になってしまいました。 (伊)

 

2015年12月06日(日)

本日から、図書館2階のホールと小集会室で、秋祭山車の「からくり人形展」を行っています(~12/12)。
ホールには神守中町の置物人形が据えられています。
間近で見ると、「こんなに大きくて立派だったんだ」と思わせるような風格が漂っています。
また、小集会室内では津島のからくり人形5点が展示してあり、どのように操作するのかも分かるようになっています。

なお、展示最終日の12月12日(土)午後には、2階ホールでお囃子の演奏を行います。
開館中の館内で演奏するのは初めての試みです。どうぞご理解とご協力をお願いいたします。
どうぞ津島の伝統ある祭礼行事を、図書館でご覧になっていただければと思います。 (園)

 

2015年12月05日(土)

先日、旅先で動物園に立ち寄りました。
ぶらぶら園内を歩いていたら人だかりが見えたので近寄ってみると、腕に鷹を乗せた飼育員の若いお姉さんの姿が。
生態などを鷹匠のように実演を交えながら解説しているところでした。
かっこいい!と思いながら解説を聴いていたら、「今から餌付け体験をはじめます」というではありませんか!
ワクワクしながら15分ほど列に並び、体験してきました。

肘まである分厚い手袋を装着し、ピンと横に伸ばした手の上に餌の生肉を置いてもらいスタンバイ。
飼育員さんが合図を出すと、15mほど離れた場所にいる鷹が大きな翼を広げスーッと飛んできて、自分の腕にとまりました。
もっとずっしり重いのかと思いきやそれほど重くはなく、人に慣れているせいかとまり方も上手で全然痛さは感じなかったです。
こんなに間近で直に鷹と触れ合うことがなかったので感激でした!

餌を食べた後もしばらく腕にとまっていて、「居心地がいいみたいですね」と飼育員さんが言ってくれたのがまた嬉しかったです。 (い)

『鷹匠の技とこころ』大塚紀子/著 白水社 787.6オ
『鷹匠は女子高生!』佐和みずえ/著 汐文社 K787サ
『岩合光昭と動物園・水族館を歩く』岩合光昭/著 朝日新聞出版 480.7イ

2015年12月04日(金)

みなさんは「杉原千畝」さんという方をご存知ですか?
12月5日に映画が公開されるのでその影響で知ったという方はきっと多いでしょう。
でも映画化される前からこの人を知っていた、という方は少ないのではないでしょうか?
少なくとも私の周りには彼のことを知っている人はいませんでした…

素晴らしい行いをした人なのに何故か知名度が低くて、面接で「尊敬する人は?」とか「好きな偉人は?」など聞かれると決まって「ナイチンゲールと杉原千畝です」と答えるのですが、決まって千畝さんは聞き返されます…。その時の面接官の「そんなやついるの?」みたいな目線…とても悲しいです……

そんな私が千畝さんを知ったのは小学校三年か四年の時、学校の図書室で借りた「小学館版 学習まんが人物館」シリーズ『杉原千畝 六千人の命を救った外交官』(K/289/ス)を読んだことが始まりです。

当時の私は彼の行動や生き方にいたく感動し、自分で子供向けの彼の本が無いか探し、本屋で『杉原千畝物語』(杉原幸子∥著)(K/289/ス)を購入したほどです。
今でもその時のことは思い出せますね~…私が「ほしい本がある!」と言って近所の本屋全て探して、やっと見つけたその一冊を持って駆け寄った時の母のびっくりした顔(・.・;)も(笑)

この映画の公開に伴って、図書館にある数少ない千畝さん本がちょこちょこ借りられていくのを見てちょっと嬉しい気持ちになります。
今回、あえて彼の功績については書きませんでした。どうかみなさん自身の目で本を読んでみてください!
ちなみに千畝さんよりも前にユダヤ人を救っていた日本人として有名な「樋口季一郎」「東条英機」「安江仙弘」さん達のこともご一緒に調べてみてください!   (す)

2015年12月3日(木)

さむい!!
いきなり寒くなってしまいました。
いやいや、こんな急に寒くならなくてもって感じですよね…
家では私の冬のおともだち、こたつが登場しました。
今年も大活躍してくれることでしょう。

さて、先日お休みを利用して広島にいってきました。
広島でびっくりしたのがもみじまんじゅうのお店の多さ。
例えるならば京都の八つ橋並み!!(ちょっと言いすぎ?)
しかもお店ごとにちょっとずつ品ぞろえが違っていたりしたので
どのお店で買おうか迷いました…!
とあるお店には、冷やして食べるもみじまんじゅうなんていうものもあり
名物も進化してるなぁと思いました。(し)

『日本全国「お土産・名産品」おもしろ事典』 (B/602.1/ニ/)
『江戸時代の名産品と商標』 (/602.1/エ/)
『手みやげをひとつ。』 (596/テ/)

 

2015年12月02日(水)

何週か前の図書館だよりで、火村シリーズのドラマ化にショックを受けたことをさらっと書きましたが。

同じく1月から、初野晴さんのハルチカシリーズがアニメになるとのことで、それはいいのですが絵柄が……
もっとこう…普通な感じにはできなかったのでしょうか…(´ω`)

火村はアニメになった方がよかった気がする…と思いましたが(すでにドラマCDになってるしw)、ハルチカについてはドラマになった方がよかった気がします…(あくまで個人の予想や好みの問題でもありますが)

今からでも逆にならないものでしょうか……

ハルチカといえば、シリーズ待望の新刊『惑星カロン』がようやく発売、当館にも入りましたのでどうぞご利用ください。  (★)

2015年12月01日(火)

12月になりました。もう年末を気にしないといけない時期ですね。

図書館では、特別整理休館が終わり、また多くの利用者の方がご希望の本が探しやすい様、きれいに整頓がされています。

図書館が綺麗になって、さて!わが家も大掃除頑張らないと!!と思います。

特別整理休館前、この図書館だよりに少し予告した「私の不思議体験」。
憶えていますでしょうか?(誰も・・興味ないかも)

義父が亡くなり、早4年。
亡くなってからというもの、図書館で働いていると、「お盆・お正月」「命日」「お彼岸」「義父の誕生日」「親類の犬が他界した日」「親類の誕生日」などその日に近い日に、必ずといっていいほど、館内で義父に瓜二つな利用者の方を館内で見かけます。
最初は、声をかけようと思ったくらい驚きましたが、最近では、すーっと館内で見えるたびに、「今日って、何の日だったっけ?」と思うようになりました。

カウンターにお越しになる訳ではなく、いつも館内でふっと歩いて見えたり、棚近くで本をご覧になっているだけで、お名前も声も知らないですが、とても不思議な気持ちになります。

ちなみに、なんの霊感もない私ですよ。(お)

「私の不思議な体験」(147/ヤ)
「「怖くて不思議な体験」自慢 つい誰かに話したくなる」(B/147/コ)
「不思議な体験」(913/ヒ)(閉架書庫)

 

2015年11月30日(月)

物置を整理したらちょっと面白い雑誌が出てきました。昭和の『小学三年生』お正月号。
お正月号はいつもより付録がいっぱい入っているので、当時はわくわくして買ってその後大事に奥にしまい込んだのだろうと思います。

載っている特集は、“百恵ちゃんの・・・”とか“アグネス・チャンの・・・”など。
「懐かしい」と言うより「古い」という印象です。中身を見るとドラえもんの漫画、ゴレンジャー、プロ野球と男の向けの内容が多く、それに対し女の子向けは、占い、少女漫画風の怖いお話と男の子に対し割合が少ないです。

読んでいて気付いた事は、野球や相撲の記事はあるのに、サッカーに関する記事は一切無い事です。当時はまだまだ関心が薄かったんですね。また、芸能人は女性だと歌手、男性は萩本欽一やドリフターズといったお笑い系とはっきり分かれているのも特徴的です。

図書館の本ですと、『70年代小学生歳時記』(384.5/ハ)が、ちょうどこの時代の小学生の時代背景について書いてあるので参考になると思います。  (伊)

2015年11月29日(日)

一昨日11/27日(金)の中日新聞尾張版に津島市立図書館の話題が掲載されました。
地域の歴史文化に関する取り組みをメインに紹介いただきましたが、
これは地元の方々から多大な協力をいただいたからこそ、進めることができた事業でした。
改めて、皆様のお力添えに深く感謝する次第です。

また先日、図書館の学術雑誌「資料組織研究-e」の最新号(No.67)に、
連名でNDC10版(図書分類法)に関する論文が掲載されました。
今年になって図書の分類法に少々改良が加えられたため、その変更点を示した内容になっています。
図書館員として本の分類を把握することは重要なことです。
こうした分類法を踏まえた上で、本を分かりやすく並べ、皆様にもっと利用していただけるよう努めてまいります。

このほか、分担していた図書館教本の改訂作業もほぼ終了しました。ようやく肩の荷が下りた気がします。
また、これまで執筆していた津島市立図書館120年史資料集の作業も目処が付きました。こちらはもう少しです。
無事刊行されましたら、改めてご報告したいと思います。

ところで、12~1月にかけて、地元の歴史に関する講演が3つ、執筆が1つ、図書館学に関する講演が1つあります。
追い詰められるような日々はまだまだ続きますが、使命を果たすべく努力して参ります。 (園)

 

2015年11月28日(土)

蔵書点検に伴う休館中はご不便をおかけしました。
今年もなんとか無事、作業を終えることができてほっとしております。
蔵書点検が終わったということは・・・そう、もう11月も終わりなんですよね。
年末年始の準備をはじめなくては!
ついつい手をつけるのが遅くなり、毎年ヒーヒー言いながら年末年始を迎えているので、今年こそは早めに重い腰を上げたいものです。(←毎年同じことを言ってますね・・・苦笑)

年末にお出掛けの予定がある方も多いと思いますが、『るるぶ』や『ことりっぷ』などのガイドブックも所蔵しておりますので、ぜひご活用下さいね。 (い)
 

 

2015年11月27日(金)

お久しぶりです(す)です!蔵書点検終わりましたね!皆さまにはご迷惑をおかけしました…
おや、今日はノーベル賞制定の日ですか。そういえば今年盛り上がりましたね~と昔のことのように言ってしまいます。
物理学賞と医学・生理学賞でしたっけ…?そこのところで話を膨らませられたらなあと思いますが!ここは!図書館だよりなので!文学賞について書きたいな、なんて…いえ、あの、決して理系が苦手だからというわけではありません。ありませんよ断じて。

ノーベル文学賞といえば、やっぱり日本人初受賞の「川端康成」さんは外せません!あの眼力には最初びっくりしました!おめめに関するエピソードも満載です。
たとえば、ある日川端さん宅へ泥棒に入ったAさん(仮)がふと視線を感じ目線を下げると、寝ているはずの川端さんがじーっと自分を見つめているではないか!泥棒は暗い部屋でギラギラ輝く川端さんの眼力に負け「だめですか」とつぶやき去って行ってしまったとか。…いや、だめですかってアナタ
もう一つ有名なのが、とある若い女性編集者の方が川端さん宅を訪問した時、30分何も話してもらえずただじーっと見つめられ、ついに耐え切れず泣いてしまい、それに気づいた川端さんが一言「どうされたんですか」…どうされたんですかってアナタ

他にもお金に困っている時家賃回収に来た大家さんを見つめて追い返したり、なかなかに面白いエピソードを持っていらっしゃる方です。
そんな川端さんがノーベル文学賞を受賞されてからもう47年。三人目が決まるのはあと何年後でしょうか   (す)

『文豪ナビ川端康成』 (新潮社) (B/910.2/フ)
『川端康成 蒐められた日本の美』 (羽鳥 徹哉∥監修) (910.2/カ)

2015年11月26日(木)

蔵書点検が終わり、久々(?)の図書館だよりです。こんにちは。
最近は紅葉をみにいきたい気分です。
11月もあと少しですからね。
そろそろ見頃をむかえているのではないかと思います。
それにしてもどこかにでかけたいなぁ。

あ、そういえば源氏物語絵巻が公開されているので
徳川美術館にもいきたいです。
タイミングあうかなー?
あとは、羽島の方にコストコ?ココスコ?なんかそんな感じの
大きなスーパーができたのでちょっと気になります。
でも会員証的なものがいるらしいので私にはハードルが高い…(し)

『日本全国ご当地スーパー隠れた絶品、見~つけた!』 (/596/ス/)
『スーパーマーケットでかわいい買い物』 (/675.1/ニ/)
『安心の買い物術!』 (/675.1/サ/)

 

2015年11月25日(水)

先週の伊さんの図書館だよりにちょっと突っ込むと、ピッコロは商品名(?)であって、あの2つをその新型と旧型と言うのは厳密には間違っているであります。
ピッコロを指すのは旧型と言っていたもののみで、新型と言っていたものには正しい商品名がありますし、もし新型・旧型という言い方をするのであれば“ハンディターミナル”の新型・旧型、ですね。

でもこのピッコロ。旧式で大きめとは言え、ここへ来る前に使ったことのあるものと比べると断然コンパクトです。
というのも、それはリーダーと本体が別だったので、肩から本体を下げ、そこからコードで伸びるリーダーで読み取り…というコードも作業の邪魔…! に感じるものでした。
一体型って素晴らしい! 進化バンザイ!w

蔵書点検が終われば、あっという間に12月。
クリスマス会まで1ヶ月を切りましたが、まだなんにも練習が進んでいません! 間に合うのでしょうか!?  (★)

 

2015年11月23日(月)


リサイクルの本と雑誌。
1人5点までお早目に。

蔵書点検は終わりましたが、明日は毎月の整理休館日です。ご迷惑をお掛けします。

前回写真で紹介した“ピッコロ”は蔵書のバーコードからデータを収集する道具です。私が今回担当した
蔵書は、大型図書のコーナーでした。一冊一冊がかなりの重量で、棚から出したり戻りしたりする作業は大変です。

特に『Le Louvre(ルーヴルとパリの美術)』(708/ル/3)は、大型図書の中でも半端ない重さと厚みで、まるで
石板を動かしているみたいでした。もう一つは『国宝』(709.1/コ)①~⑥。ハードカバーでしかも化粧箱入りと
いう中々堅固な図書です。両方とも、うっかり手をすべらかして足にでも当たったらかなりのダメージを受けそう
なくらい重くてでかいです。
バーコード部分を読み取るためにその化粧箱を開けて読み取るのがなかなかの手間で、更にひも付きの物
なら結び直さないといけないので、めんどくささこの上ない図書でもありました。

思い起せば、私が最初に担当した場所は閉架の大型図書でした。当時もその重くて分厚い本の数々に悪戦苦闘
していた思い出があります。  (伊)

2015年11月22日(日)

整理休館が終わり、昨日から図書館が再開館しました。
この休館中、屋根の修理工事や館内の大清掃、蔵書28万点の整理と総点検、分室への図書移動、本や雑誌のリサイクル準備など、図書館機能の維持を図るためさまざまな作業を行っていました。
皆様にはご迷惑をお掛けいたしましたが、どうぞご了承ください。

ところで、休館中の11月15日、館内で図書館コンサートを行いました。
声楽、バイオリン2名、ビオラ、チェロの豪華な演奏で、館内には素晴らしいメロディーが紡がれました。
とりわけ、「オンブラ・マイ・フ」の演奏では、小生思わず涙があふれるほど感動しました。
参加者の方々も「すばらしい!」と連呼されており、最高の時間を過ごすことができたと思います。

図書館では、このような文化イベントや講座を内外に誇れるレベルで実施し、
地域の文化拠点として信頼されるよう努力しております。
もちろん、本や雑誌、新聞も揃えておりますので、どうぞお気軽に図書館へお立ち寄りください。(園)

 

2015年11月18日(水)

蔵書点検も後半です。
不明本のチェックやリサイクルの準備、休館中に届いた雑誌の登録等、開館に向けた準備に奔走中です!

21日(土)より開館、リサイクルスタートですので、どうぞご利用ください。

と皆お知らせばかりだと思うので、書き溜めておいたちょっと前に読んだ本のことなど……

最近話題の恋愛小説『君の膵臓をたべたい』を読みました。
感想というか印象を一言で言うなら「現代版セカチュー」。

そう言い切ってしまうと身も蓋もないんですが……
でも読みながら「あぁ、きっとコミカライズや映像化の話があるんだろうなぁ」とも思ってしまって、むにゃむにゃ……
違うところは、学生時代がセカチューは過去のことで、キミスイ(と略すのだそうだ)は現在進行形(ついでにちょっと未来の話)のためか、より青春小説感が強いところでしょうか。

とにもかくにも、こちらも一気読みでした。泣きながらではありませんが(^^;)
既に予約が何人か入っておりますので、気になる方はお早めにどうぞ★  (★)

 

2015年11月11日(水)

月曜日から、蔵書点検のためお休みに入っております。
返却本のある方はポストをご利用ください。
ただし、CDやDVDは中身の破損のおそれがありますので、21日の開館まで待って直接カウンターまでお願いいたします。
なお、返却手続きは期間後半に行ないますので、それまでは貸出中のままとなっております。ご承知おきくださいませ。

毎年の如く、図書館はお休みでも中の人はみんなお仕事です。遊んではいません…!
無事に開館できるよう頑張ります~ノシ  (★)

 

2015年11月09日(月)


蔵書点検の必需品 “ピッコロ”。
旧型と新型です。

今日から蔵書点検に入りました。20日まで休館となりますので少しの間、迷惑をお掛けします。

蔵書の点検と整理が主になってきますが、私の周りも資料として使っていたものの片づけや、図書の返却を昨日していました。
そして普段使っているエプロンも。

ポッケの部分が、メモ用紙の裏紙でパンパンだったので幾つか処分していました。すると、中に「1/16朝日 夕刊
“ゲームセンター10年前から半減”」と殴り書きしたメモを発見しました。
それは当時たまたま読んだ記事が目に入って、図書館便りのネタにしようと思ってメモしていたやつでした。

確かにゲームセンターは最近見なくなりした。津島にも知っている限り2軒あったのは憶えています。一つは
駅構内の当時の名鉄パレ内の津島歯科隣の階段を上がった所、もう一つは駅前東側の細いビルの1階に「UF
O」という店がありました。
どちらも10年以上前に閉店しており、面影は全く残っていないです。50円あればゲームが遊べたので、電車の
待ち時間によく寄った記憶はあります。中学、高校生のたまり場の様な所でもあったので、トラブルに巻き込まれ
ない様に注意を払っていました。

だったら行かなきゃいいのにと思いますが、当時はゲームが楽しくてしょうがない年頃だったので仕方ありません。
今も駅のホームからその場所を見ると、当時の頃を懐かしく思ったりしています。 (伊)

2015年11月08日(日)

明日から11月20日まで、蔵書の一斉点検・館内大清掃・建物修理のため、しばらく休館となります(特別整理休館)。
大変ご迷惑をお掛けいたします。
職員は作業のため出勤していますので、何かありましたら電話でお問い合わせください。

ところで、小生の喫緊の課題であった「NDC10版に伴う図書館教科本の改訂作業」、ようやく終わりに近づきました!
いやはや、この作業、数人で分担したものだったのですが、それでも非常に大変でした。
何日も部屋でカンヅメになりましたし、睡眠と家族を犠牲にしましたし…。
ただ、図書館に携わる者として、こういった改訂作業を行うことはとても意義深いものでした。

この作業が終われば、あとは「津島図書館の歴史資料集」の仕上げを残すのみ。
もう少し頑張らなければいけません。

なお、本日、これまで市内外の方からお預かりしていた郷土史料を少し再調査しました。
こうした貴重な史料を当館へ預けてくれることに、感謝の気持ちでいっぱいになります。
図書館がたくさんの方々に支えられていることを改めて実感します。

整理休館が明ける21日(土)には、本・雑誌のリサイクルを行います。
9時開館ですので、早いうちにどうぞご来館ください。(園)

 

2015年11月07日(土)

先日のお休みの日、前から気になっていた映画『木屋町DARUMA』を観てきました。
ちょっと足を伸ばし豊橋まで・・・。
というのも、なかなか上映OKを出してくれる映画館がなく、愛知では豊橋の1館のみ上映していることを知り、プチ旅行気分で電車に揺られ行ってきました。

懐かしいたたずまいの小さな無人駅を降り、スマホの地図片手に住宅街を数分歩くと、ありました!
どうやら普段はオーディオ機器のショールームだそうで、今回、監督からの熱いオファーにより、初の試みとして映画上映に踏み切ったとのことでした。

玄関で靴を脱いで上がり、ゆったりとしたリクライニングチェアーに身を沈めて映画鑑賞。
とっても居心地がよく、眠ってしまうかも・・・という心配は無用でした。
ぐいぐい作品に引き込まれ、あっという間の2時間でした!
抗争により四肢を奪われたヤクザが主人公なので、痛々しいシーンやエグいシーンも多々出てくるのですが、義理や人情、悲哀、人間の熱い心情が描かれていて、ぐっとこみ上げるものがありました。
泣ける映画だと思ってなかったので不意打ちをくらいましたが、いやあ、いい映画でした!

この日はちょうど監督の舞台挨拶があり、上映後に作品の裏話を聴かせてもらったり、質疑応答や、監督と直接お話させて頂く時間もあり、より作品を深く知る事ができました。

貴重な経験ができ、豊橋まで行ってよかったです。 (い)

『映画検定公式テキストブック』キネマ旬報社 778エ
『日本映画史』1~4 佐藤忠男/著 岩波書店 778.2サ
『やくざ映画とその時代』斯波司・青山栄/著 筑摩書房 778.2シ
『ヤクザ伝 裏社会の男たち』山平重樹/著 幻冬舎 B368.5ヤ

 

2015年11月06日(金)

もう、11月。今年もあとわずかとなりましたので、徐々に今年の思い出や出来事を振り返ってみようかなと思っているのですが、昨日の夕飯からして思い出せない(す)です。どうしましょう、この脳みそ…
そういえば、今は比較的落ち着いてきましたが、今年の初めごろ一部の界隈では日本刀ブームが凄かったのですよ!

原因はとあるオンラインゲームなのですが、各美術館や歴史ある神社などが所有している刀をお披露目したり(愛知県では熱田神宮宝物館と徳川美術館が刀の展示を、徳川美術館に至ってはそのゲームとコラボした商品を販売していたらしいです)
日本刀の関連書籍が数日でどれも品薄、売り切れ。
そして時期を狙ったかのように発売された最新の日本刀に関する本が一ヵ月経たずに23万部売れたり!
このニュースを見てまだ紙媒体廃れてないな!と思ったものです。
元々日本刀には興味があったのでこれを気に何冊か買おうかなと検討していたらいつの間にか11月です…恐ろしや

そして先日、(す)の魔の手がそのゲームに伸びました。プレイしてみると意外や意外結構刀の史実ネタが満載!中々しっかりと作られていました。
毎日ちょっとずつプレイしながら本の方も徐々に購入したいと思っています。
刀について詳しい方、オススメの本を(す)に教えてください。   (す)

『日本刀・刀装事典』  (杉浦 良幸∥著) (756.6/ス)
『日本刀図鑑』  (得能 一男∥著) (756.6/ト)
『図説・日本刀大全』  (稲田 和彦∥監修・文) (756.6/ス)