図書館だより

 

2025年06月14日(土)

風邪をひいたわけでもないのに毎日のように身体が重い、頭が痛い、そんな季節が今年もやってきました。
雨は嫌いではないけれど、気圧に体調が左右されるのだけはいただけません。
こんな時は本を読む気にもなれず、買ってきた本を溜めてしまいがち。
いわゆる積ん読というやつです。
以前は読んでいない本がたくさんあることにうしろめたさを感じていたのですが、読みたい本は日々増えていくし、どう頑張っても読み切ってから次を買うなんて無理!と気にするのをやめました。
それに何か読みたいなと思って本棚をのぞいたときに、自分好みの本がたくさん並んでいたらうれしい気持ちになりますしね。
私の好きな某作家さんだってこう仰っています。
「本は、買うだけでいい。読もうが読むまいが、いいと思った本を手元に置いておくだけで人生は豊かになります。」
そんなわけで我が家の積ん読はなくなる気配がありません。

せっかくなのでその積ん読本の中から何冊かご紹介を。
プロジェクト・ヘイル・メアリー上 …映画化決定前に購入していたのですが、ずいぶん寝かせてしまいました。映画を観てしまうとそのイメージで固定されてしまうので、公開までには読んでおきたい一作です。
最後の秘境東京藝大…私の母校も変わり者が多かったですが、桁違いに尖った人が多そうな東京藝大の潜入記。
闇に魅入られた科学者たち…人体実験の歴史を通して科学の闇の顔に迫る。NHKで放送されているドキュメンタリー番組「フランケンシュタインの誘惑」を書籍化したものです。
積ん読の本…これはもう読んだものですが、私の積ん読などまだまだかわいいもの…と勇気(?)をもらえます。

 

2025年06月13日(金)

~おはなし会のお知らせ~
6/14(土)14時~、図書館スタッフによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

兜丸というサボテンを育てています。緑色でかぼちゃのような形の兜丸は、サボテンといってもトゲがなく、白い毛が生えています。手のひらサイズでかわいいフォルムに毎日癒されています。
花が咲くのを楽しみにしているのですが、迎えてからこの1年、特に変化がありません。調べてみると、日当たり・風通しの良い所が適した場所だと分かりました。今は、リビングの机の上・・・。すぐに移してあげたいところですが、兜丸はデリケートで急な環境変化には弱いそうです。ひとまず外には出さず、日の当たる場所に移動させて見守りたいと思います。

 

2025年06月11日(水)

東海地方も梅雨入りしました~…
農作物のために必要とは思っても、じめじめムシムシはいやですね……

*今年の課題図書の貸出が始まっております。
8月末までは1週間の貸出となりますので、ご理解とご協力をお願いします。
(予約が入っていなければ、その他の本と同様に再度借りることができます)
今年の課題図書のお知らせはこちら→

*たなばた会のお申し込みは、来週土曜日から受付です。
たなばた会のお知らせはこちら→

久しぶりにシネマ2で一番大きなスクリーンでの上映があり足を運んできましたが、やはり大画面は良いですね……
音響も、ミッドランドならどこのスクリーンも他の劇場よりいいのですが、ここはさらに他のスクリーンより良いのを改めて実感しました。
次は全体で一番大きなスクリーンでの上映にも参加予定です。
こちらはまた違うセッティングで、前作も含めてリニューアル後は初めて入るのかな? 楽しみにしています。

『「音」の秘密~原理と音楽・音響システム』
『音と脳~あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚』

 

2025年06月9日(月)

仕事帰り、久しぶりにふと刀削麺が食べたいと思い中華のお店へ行きました。以前はお昼に食べに行ったりしていましたが、気がつけば足が遠のいていました。あの削った麺の強弱のある食感が好きです。一口食べると、予想以上の辛さに驚きました。「こんなに辛かったっけ?」と思いつつも、美味しさに箸が進みます。ですが、身体は辛さに反応していて、首の後ろと顔面から汗が噴き出てきます。普段は汗をかかない目の下からもじんわりと。途中、何度か咳き込むほどでした。店を出た後は「とにかく辛かった」という感想しか浮かびませんでしたが、辛さが落ち着くと、また食べたくなる不思議な魅力のある麺です。

 

2025年06月08日(日)

そろそろ梅雨入りですね。少し前に近所をウォーキングしていたら、「タチオアイ」の花が咲き始めていました。「タチアオイ」は梅雨入りが近づくと下から上に向かって花が咲き始め、てっぺんまで咲くと梅雨明けを迎えるそうです。傘をさしてウォーキングするのは面倒だったりもしますが、「どこまで咲いたかな?」と観察しながら歩くのは楽しみですね。

今回は、久しぶりに(でもないか?)サッカーの話を。

6月となり、2024-25欧州サッカーシーズンが終了しました。CLの決勝は5対0という、記録的な点数差でパリSGが初優勝。メッシがいても、ネイマールがいても、エムバペがいても(エムバペ選手の古巣の優勝をお祝いするインスタ投稿はステキでした!)獲れなかったビッグイヤーがようやく・・・というおめでたい話ですが、パリでは大きな暴動が起こってしまったようで、本当に残念に思います。

日本代表も、先週はアウェイでワールドカップ最終予選オーストラリア戦がありました。久保選手が初の10番でしたが、残念ながら負けてしまい、最終予選初黒星となりました。既にワールドカップ出場を決めていたことや、欧州シーズン終了のタイミングだったこともあり、パリ五輪世代の選手が多く起用されましたが、難しいものですね。若者たち、みんなうまいなぁー・・・と普通に思うんですけどね。やはり勝負は勝たなくては!・・・というわけで、10日火曜のワールドカップ最終予選の最終試合(ややこしい表現ですが)、インドネシア戦ではしっかり勝ってほしいなーと思います。ホームだし、地上波中継もあるし、移籍シーズンだし。

最後になりますが、3日に“ミスタープロ野球”長嶋茂雄さんが亡くなられました。子どもの頃は、地上波で毎日ナイター中継を放送していました。当時、テレビは一家に一台の時代で、父が帰宅すると容赦なくナイター中継にチャンネルを替えられてしまったな・・・と懐かしく思います。私は監督時代しか存じ上げない世代ですし、野球はあまり詳しくないのですが、以前リハビリに挑む真剣な顔をテレビ番組で拝見し、その気迫に心打たれた記憶があります。当館では、コーナー6「追悼・長嶋茂雄さん」を設置しました。懐かしい本が多いかと思いますが、手に取って頂ければ幸いです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

『ときめくカエル図鑑』高山ビッキ/文・松橋利光/写真・・・梅雨入り間近ということでカエルの本です。そういえば、自宅のインターフォンの上になぜかアマガエルがよく座っていて、インターフォンを鳴らそうとするお客さんや業者さんにビックリされます。特に座り心地が良いわけでもないだろうに、なぜ毎年同じようにカエルが座っているのでしょうか?たぶん代替わりもしているかと思うのですが。
『パリの小さな美術館 思わぬ出会いに心ときめく』原田マハ/著・・・パリSGのCL制覇を祝ってパリの本を。芸術の都で、美味しいものがいっぱいのパリ。いつかは行ってみたいものですが、円安が何とかなってくれないと無理でしょうね。

書き忘れるところでした。もう少ししたら(私の「図書館だより」は毎週日曜日12時に更新されるように設定しています)、伊勢神宮での式年遷宮の「御神木」を津島神社でお迎えする時間になるはずです(予定では、本日12時40分頃到着のようです)。20年に1度の貴重な機会なので、私もタイミングが合えば見に行きたい、いやお迎えに伺いたいのですが・・・うーん、出掛けているので難しいかもしれません。

あと、こちらも書き忘れるところでした。コーナー8「戦後80年と私たち」については、別の機会に「図書館だより」でも少し書こうと思っています。多くのご利用を頂きまして、感謝を申し上げます。

 

2025年06月07日(土)

少し前に、早朝から長距離バスに乗ることがありました。
移動中に飲もうと、早い時間でも開いているコメダ珈琲店でドリンクを買ったところ、「モーニングは付けますか?」
モーニングまで持ち帰りできるんですか!?と思わず聞き返してしまいました。
コメダ珈琲はサンドイッチの持ち帰りもできるので、よくよく考えればおかしなことでもない…のかしら…?
ちなみに私が利用したのは日本にひとつしかないというテイクアウト専門の店舗だったのですが、普通の店舗でもドリンクをテイクアウトした時にはモーニングがついてくるのでしょうか。気になります。

なぜ、コメダ珈琲店はいつも行列なのか?
東海モーニング大図鑑

 

2025年06月06日(金)

~おはなし会のお知らせ~
6/7(土)14時~、まろんmamaさんによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

 

2025年06月05日(木)

久しぶりに悪夢を見ました。
家(母型の祖母の家でしたが)で見知らぬ人も含めてルームシェアのようなことをしていて、私は窓を開けて過ごしていたのですが、そこから虫が侵入してきましてね。
その虫っていうのが、カブトガニにムカデの角と体をくっつけたようなやつで、しかも新種のG(アイツですね…)という設定でした。
体はカブトガニなので、かなりの大きさがあるうえに、ムカデと同じく素早く動くという最悪のビジュアルと設定。まさに悪夢のコラボレーション。
同居人が赤い缶の殺虫剤を持ってきてくれたのですが、「そんなの効きっこない!」と私はパニックになっていたのですが、あっさり効いてイチコロでした。
これで一安心…かと思いきや、(夢の中なのに)回想という形でもう一度ムカデカブトガニ(G)を見させられることに……。
もう二度と夢に出てきてほしくありませんが、藤原秀郷が現代にいればな……(夢に出てきたのは大百足じゃありませんけど)。

『うちにカブトガニがやってきた!? 』 石井里津子/文  松本麻希/絵 学研プラス  ←生きているカブトガニと暮らした日々をまとめたノンフィクション。昔、読んだことがあります。
『うまれたよ!カブトガニ 』 福田幸広/写真 ゆうき えつこ/文 岩崎書店 ←大人気「うまれたよ!」シリーズの43巻目。「生きた化石」と呼ばれるカブトガニの誕生から成長の様子をまとめた写真絵本

 

 

2025年06月04日(水)

あっという間に6月です(早い…)
今月が終われば、今年も半分終わりということで…どうしましょう…

そんなこんなで、6月になったので課題図書の貸出が始まりました。
8月末まで、今年の課題図書は1週間の貸出となりますので、ご了承ください。
昨年までの課題図書、7月より開始の学年別おすすめ本は通常通り2週間借りられます。
こちらもどうぞご利用ください。
課題図書のお知らせはこちら→

前作のときもそうだったのですが、劇場版をきっかけに昔好きだった方が足を運んでくれてまた追っかけ始めたり、そこまではいかなくともこれはこれとしてライブ映画を楽しんでくれたりする様子を見るにつけ、某さんも見に行ってくれてるかな? 元気かな~…と折に触れて思います。
あれからもう10年かぁ…早いものですね。

『「好き」を言語化する技術~推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』
*改題前の電子版『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』が電子図書館にもありますよ
『推し活英語』
『消費者と日本経済の歴史』

 

2025年06月02日(月)

内輪の話ですが、館内で最近変わった事として、職員用の椅子が新しいのに交換されました。前の椅子は一見して頑丈そうに見えるのですが、気が付けば経年劣化で結構くたびれており、数台が高さ調整もままならない状態になっていました。前の椅子は現在、別の場所に保管しており、椅子取りゲームやフルーツバスケットができそうな円の形に並べられて置いてあります。

 

2025年06月01日(日)

今日から6月ですね。あと1か月で2025年も半年になるかと思うと、まぁまぁの驚きです。年を重ねると、1日は長くなり1年は短くなる・・・と聞いたことがありますが、どちらも短いとしか感じない私はまだまだ至らない年齢なのでしょうね。先週は涼しい日と暑い日、そして雨の日と晴れの日が猫の目のようにクルクルと入れ替わる1週間でした。ご近所の紫陽花もだんだん色づいてきているようで、梅雨入りも近いのかもしれません。

先週は、大相撲で(明治42年以降)史上最速13場所での横綱誕生が話題となりましたね。相撲については語れるほど詳しくないのですが、石川県出身の母が毎日大の里を熱心に応援していたので、良かったなぁ~と思っています。自宅では、大相撲中継を放送している時はテレビが点けっぱなしになっているので、家事をしながらテレビ中継を見ていることが多いのですが、母が意外な特技を持っていることに最近気づきました。

それは、観覧席に座っている有名人を発見する特技です。今場所も「ほら、あそこのピンクの服を着て座っているのは勝俣さんじゃない?半ズボンだよ、きっと」に始まり、「ほら、金色の服を着たデヴィ夫人も、大の里が勝って大喜びしているわよ」と、教えてくれるのです。どれどれ・・・とテレビを注意深く見ると、確かに勝俣さん、そしてデヴィ夫人がちゃんと映っています。そういえば以前も、林家ぺー・パー夫妻(これは私でもすぐに気付いた)や大村崑さんの映りこみを教えてくれました。どうやって母が発見しているのかは全く分かりませんが、もはや立派な特技だなぁ・・・と毎回感心しています。

先週もうひとつ話題となったのが、今年初めての開催となった「MUSIC AWARDS JAPAN」の授賞式。こちらは私もテレビ中継を録画し、さらにYouTubeもチェックしてじっくりと観ていましたが、ミュージシャンやクリエイター、そして音楽産業に関わるスタッフへのリスペクトが詰まっていて、とても素敵な授賞式でした。来年、再来年・・・と回数を重ねるごとに、さらに成熟して良いアワードになりそうだな、とワクワクしています。

最後にお知らせを。先週火曜の休館日をもちまして、コーナー9「蔦重、花の時代」が終了し、コーナー8「戦後80年と私たち」がスタートしました。8月末まで展開している予定です。こちらについては次の機会に書こうかな、と思っています。

『イエロー・マジック・オーケストラ』YMO/演奏・・・「MUSIC AWARDS JAPAN」授賞式のオープニングショーでは、細野晴臣さんのスピーチ(感動しました!)の後、「RYDEEN REBOOT」が上映されて、その豪華さにビックリしました・・・ということで当館所蔵のYMOのCDを紹介しますが、残念ながらこちらには「ライディーン」は収録されていません。ご容赦ください。

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 大河ドラマ 1』『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 大河ドラマ 2』森下佳子/作・豊田美加/ノベライズ・・・大河ドラマ「べらぼう」のノベライズ本です(全4巻の予定で、現時点では2巻まで所蔵しています)。「MUSIC AWARDS JAPAN」を観ていて思い出したのですが、先月中旬に放送された、大河ドラマ「べらぼう」の第19回「鱗の置き土産」は、クリエイターファーストの精神について考えさせられる内容でした。新しいものを書きたい戯作者・恋川春町と、売れることが見込める人気作の続篇を書いてほしい地本問屋・鶴屋の思いのすれ違いは、現代のクリエイター界隈とあまり変わらないんじゃないかなー、と思いました。ということで、コーナー9「蔦重、花の時代」は終了しましたが、この先の「べらぼう」も楽しみに観させて頂きます。図書館利用者の皆さま、コーナー9「蔦重、花の時代」では多くのご利用を頂きまして、ありがた山のかんがらすにございました。

 

2025年05月31日(土)

先日チケットを発券したら、2列目(しかも真ん中)の席が取れていました。
少し前に好きな舞台を5列目で観られて大喜びしていたのですが、それよりもさらに前!
演目によっては客席に降りてきた演者が目の前を通ったり、ファンサをもらえたりするような位置です。
しかし今回観るのは歌舞伎。
前の方の席にはご贔屓さんがいらっしゃるイメージがあるので、そんなところに初心者が紛れ込んでいいのかしら…と楽しみな反面いらぬ心配をしてしまいます。

歌舞伎一年生
歌舞伎の解剖図鑑

 

2025年05月30日(金)

~おはなし会のお知らせ~
今週末、おはなし会はありません。
次回は、
6/5(木)10:30~ おはなしにこにこ(未就園児が対象のおはなし会です)
6/7(土)14:00~ まろんmamaさんのおはなし会  です!ぜひご参加ください♪

 

2025年05月28日(水)

あっという間に5月も終わりですね。
6月から、今年の課題図書の貸出が始まります。
今年の課題図書は8月末まで1週間の貸出となりますので、ご理解とご協力をお願いします。
神守・神島田での予約(取り寄せ)も6月からとなりますので、お願いいたします。

そんなこんなで、お祭り(劇場版)につられて名古屋空港まで行ってきました。
推しのサイン入りポスターが置かれているのが近隣ではそこだけのようなので足を延ばしてきたのですが、空港だった名残が見える隣のモールが面白いですね。
よくわかっていなかったのでモールと空港のターミナルビルが隣り合っていると思っていたのですが、歩くと1キロ弱離れているらしく、次行くときは気持ちと時間に余裕をもって、ターミナルビルのショップも覗きに行きたいなと思います。

『飛翔~名古屋空港の誕生から今日まで』(郷土資料のため館内閲覧のみ)
『新飛翔~名古屋空港の半世紀』(郷土資料のため館内閲覧のみ)
『世界ののりもの図鑑2500』
→こちらにも掲載されているFDAが名古屋空港で定期路線を運航しているそうですが、その機体がカラフルで可愛いのです。モールからも発着の様子が見えるので、何色が来るのか見ているのも楽しそうですね。

 

2025年05月27日(火)

本日27日は、第4火曜日の休館日です。
次の資料は破損の恐れがあるため、ポストに返却しないようお願いします。
CD・DVD・ビデオ・相互貸借の本(津島市立図書館以外の本)

一部分だけ切り取られたようなクラッシックっぽい音楽を繰り返し聴こえる環境にいたので、聴こえていた曲が夢にでてきました。曲調が、ハラハラさせるようなものだったのもあり、悪夢です。寝ているだけなのに疲れました。

 

2025年05月25日(日)

5月も下旬となり、先週はかなり暑かったですね。「初夏」を通り越して「真夏」になったんじゃないか・・・、いやいや、「真夏」はこんなもんじゃありません。ヤツのポテンシャルはもっと高いはずです。ともあれ、まだまだ暑さに体が慣れていないので、熱中症等にも気を付けなくてはいけませんね。

ということで、朝晩はまだ寒いよね・・・とか何とか言って、先延ばしに延ばしていた「衣替え&断捨離」をしなくてはいけません。うーん、家事の中で最大の苦手分野です。暗澹たる気持ちになります。

だいぶ前の話ですが、新聞をぼーっと読んでいたら、作家の町田康さんの「本の整理 破滅への一本道」というタイトルのコラムが掲載されていました。少しだけ紹介すると・・・

家に仰山ある本を分類整理しようと思った町田さん。しかし、家中のありとあらゆるところに、様々の雑物が分類整理されぬままぎっしりつまって、整理をしようにも手が付けられない状態に成り果てていることに気付く。そこで家内で物が回転する余地を確保すべく、不用品をゴミとして捨てることを決意。これはしかしなかなかに困難な仕事であった。なんとなればそれを捨てるということは、そのそれを買った自分の過去の過ちを認め、それに費やした費用を心の家計簿に損失として計上することに他ならないからである。そうこうするうちに家の中に堆積している物品の九割はそうした失敗物であることが判明するに至り、自分がアホではない、という気持ちが滅亡して、半笑いで物を捨てられるようになる。それからはもう勢いが付いてしまい、今現在使用しているものにさえ、難癖をつけて捨てるようになり、スペースだらけ、というか、ただのスペースと化した家の中を捨てるものを探して歩き回っている。

・・・というもの(少しだけ、じゃなかったですね。私が要約した文章なので、意味が伝わらなかったら、全て私の責任となります・・・スイマセン)。このコラム、なかなかにホラーですよね。私も断捨離が苦手なのは、進めているうちに「必要なもの」と「必要ではないもの」の境界線がぐにゃぐにゃと歪み、うっかり全部捨てるか、うっかり全部保存してしまうか、の極端な二択に走ってしまうからです。決断力、には自信があるのですが・・・やはり、町田さんが書かれていたように、「それ」を買った自分の過去の過ちを認めるのがイヤなのかもしれません。

とはいえ、このままでは冬に愛用した加湿器を収納するスペースすらないので、断捨離を決行するほかありません。もういっそのこと、目をつぶって全部捨ててしまい、新しい自分と出会うチャンスにしてしまおうか・・・という、謎の誘惑に負けそうです。はぁ~。

『猫とねずみのともぐらし』町田康/文・寺門孝之/絵・・・タイトルのグリム童話をもとに町田康さんが創作したほぼ絵本な児童書です。猫はなぜねずみを追いかけるようになったのか?・・・という謎に迫る(?)、シュールなおはなしです。町田さんは愛猫家としてもよく知られています。

 

2025年05月24日(土)

季節の変わり目になるとこの話ばかりしている気がしますが、また衣替えと断捨離の季節がやってきました。
クローゼットは前回でひとまず何とかなったので(増え続ける服に半分諦めたとも言います)、今回はずるずる引き延ばしていたサブスクリプション契約を見直すことに。
音楽や動画の配信、日用品の定期購入、お花やお茶、仕事に使うアプリ…ひとつひとつは数百円でも、積もり積もると毎月結構な金額を支払っているんですよね。
最近使ってないなあ…と思いつつも手続きが煩雑でやる気が失せてしまっていたものなど、一気に解約しました。
これも断捨離といっていいのかわかりませんが、先延ばしにしていたことを終わらせるだけで気持ちがすっきりしますね。

60分でわかる!サブスクリプション
サブスクの子と呼ばれて

 

2025年05月23日(金)

~おはなし会のお知らせ~
5/24(土)14時~、図書館スタッフによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

最近の楽しみは、家で劇場版「名探偵コナン」を見ることです。動画配信サービスでコナンの歴代の映画が公開されたのをきかっけに、見始めました。1997年の「時計じかけの摩天楼」から公開順に2017年の「から紅の恋歌」まで見終えたところです。
先日、次の作品を見ようとテレビをつけたら、いつもは表示されないログイン画面になりました。不思議に思いながらログインしようとしたのですが、なぜかエラーになってログインできません。調べてみると、アカウントが乗っ取られていることがわかりました。原因は分かりません。長いこと同じパスワードを使っていたのがいけなかったのでしょうか。すぐに対応してもらい、見られるようになったので良かったのですが…怖い思いをしました。今後は定期的にパスワードを変えて対策したいと思います。

 

2025年05月22日(木)

まさか5月に30℃を越えるとは。先月から暑いな~とは思っていましたが、ここまでとは…。
しかも湿度まで高い。気温も湿度も高いとなると、まあとにかく不快ですね。これがこの辺の気候の特徴ですが、一生慣れることなさそうです。
気温も湿度も高いと、急にアリが家の中に湧きましてね。ほんと、どこから入ってくるんでしょうね…。出勤前の時間ないときに見つけてしまい、慌てながらもやれることはやってきました。
とりあえずあれから見ていませんが、原因を追究しないとイタチごっこになりそうな予感がしています(この場合、私が追いかけるのはアリですが)。

話は変わりますが、春の読書週間のイベントが18日をもって終了しました。たくさんの方々にご参加いただき、ありがとうございました。
スタンプラリーは1年を通してのイベントなので、まだまだご参加受付しています。
次の児童の大きなイベントといえば、たなばた会ですね。こちらの準備も進めています。今年も事前申込制なので、受付期間が近くなったらまたお知らせしますね。

 

2025年05月21日(水)

先週の(伊)さんのローカルバスの旅で思い出したのですが。
今年の5/8は「令和7年5月8日」=7・5・8(なごや)の日として、名鉄(電車・バスとも)などで記念切符の発売や名古屋城の特別御城印の配布などがおこなわれたとか。
名鉄電車の記念切符は「7・5・8」にちなんだ駅名ということで「七宝―五ノ三」間と「八幡―名鉄名古屋」間の2枚セットで、津島線沿線民としてはちょっとテンションの上がる内容でした^^

さて、そんなこんなでこどもの読書週間最後のイベントとなった神守小図書ボランティアさんのおはなし会も終了し、エッグハントも終了いたしました。
たくさんのご参加、ありがとうございました。
こどもの読書週間イベント・エッグハントは終了しましたが、開館25周年記念スタンプラリーは来年3月末まで開催中です。
次のイベントにちなんだ期間限定スタンプは秋の「読書週間」ですが、貸出でもらえる1つめのスタンプは6月末までです(3ヵ月ごとに1つもらえます)。
スタンプラリーの台紙は児童室入り口で引き続き配布中ですので、どうぞご参加くださいね。

『昭和~平成時代の名古屋鉄道』第2巻(郷土資料のため館内閲覧のみ)
『沿線ぶらり旅 尾西線の一世紀』(郷土資料のため館内閲覧のみ)
『尾西線の100年』

 

2025年05月20日(火)

来週27日は、第4火曜日の休館日です。
次の資料は破損の恐れがあるため、ポストに返却しないようお願いします。
CD・DVD・ビデオ・相互貸借の本(津島市立図書館以外の本)

汗疱(かんぽう)なのか手湿疹なのか、手にぷつぷつができて痒いです。
薬でなんとか我慢できるのですが、やっぱり痒いです。

『皮膚の病気』

 

2025年05月19日(月)

日ごと日中が暑くなってきました。昨年は、エアコンの故障でご迷惑をおかけして申し訳ありません。とは言え、今年は大丈夫なのかちょっと心配しています。

昨年は職員だけでなく、利用者の皆さまもエアコンなしでよく耐えたなあと。まさか季節が変わるまで(涼しくなるまで)待つというのが正解になるとは思いもよりませんでした。

寒すぎて外で暖を取りたくなるほど、クーラーをガンガンきかせていた昭和の頃の図書館がうらやましいです。

 

2025年05月18日(日)

いつの間にか5月も下旬となっていましたね。現在展開中のコーナー9「蔦重、花の時代」も、あと1週間と少しで終了予定です。大河ドラマの方も1週お休みを挟んでキャストもがらりと変わり、第2章スタート、といった感じですね。源内先生も瀬川もお疲れ様でした~。

テレビの話ばかりで恐縮なのですが、今年の春は「ブラタモリ」の復活を超楽しみにしていました。昨年終了した時は「そっか、終わるんだ」とあっさりした気分だったのですが、「ブラタモリ」のない日常が徐々に寂しくなってきていたので、とても嬉しいのです。不思議なことに、タモリさんの番組の終了って「いいとも」も「タモリ俱楽部」も徐々に寂しくなってくるんですよね。

「ブラタモリ」を見ると、やはり旅に出たくなりますね~。もういい年齢なのに、行ったことがない場所がたくさんあるなぁ・・・と思います。タモリさんのような教養のある人間になるのは難しそうですが、身軽に、そして気軽に旅を楽しむことができる人になりたい、といつも憧れています。あ、この春からオープニングテーマ曲が、小沢健二さんの「僕らが旅に出る理由」になったのも、思いっきり「世代」なので嬉しいです。

「ブラタモリ」の話を書いていて思い出したのですが、(だいぶ前の話ですけど)家族に頼まれて某深夜トーク番組を録画しておいたのをボーっと観ていたら、ゲストに伊東四朗さんと由紀さおりさんが出ておられて、「ん、何かこの2人の並び、見たことあるよね・・・」と急に記憶が蘇りました。鋭い方は気付かれたかもしれませんが、NHKの「コメディー お江戸でござる」のコンビではないですかっ!!1995年から2004年まで放送されていて、亡くなられた杉浦日向子さんが解説を担当されていました。伊東四朗さんと由紀さおりさんは確か夫婦役だったような・・・。うーん、曖昧でごめんなさい。大河ドラマ「べらぼう」は江戸時代中期が舞台ですし、伊東四朗さんもご健在なので(番組中もボケ倒していました)、一夜限りで復活してくれないかな~、と思いました。

ということでこの辺で、次のコーナー制作に戻ります。ラストスパート(と、信じたい)、頑張ります。

『ブラタモリ 1』NHK「ブラタモリ」制作班/監修・・・記念すべき第1巻は、長崎、金沢、鎌倉が舞台です。行ったことがあるのは金沢だけ、なんてちょっと寂しいなぁ・・・。このシリーズは第18巻まで出版されていますが(この図書館でも所蔵しています)、番組が復活したということはシリーズ本も続きが出るのでしょうか?こちらも期待したいですねぇ。

『杉浦日向子 江戸から戻ってきた人 生誕60周年 増補新版』・・・杉浦日向子さんも亡くなられて20年になるんですね。ああいう雰囲気のある方はその後現れず、まさしく不世出の存在だったんだなぁ・・・と思います。早世が惜しまれますね。

(す)さん、香港の「自助圖書站」の画像、面白かったです。香港のものはずいぶんオシャレでオープンなんだなぁ・・・、と思いました。

 

2025年05月16日(金)

~おはなし会のお知らせ~
今週末も、土日2日間おはなし会を行います!
5/17(土)14時~、アップル♪バナナさんによる英語のおはなし会
5/18(日)14時~、神守小図書ボランティアさんのおはなし会
ぜひご参加ください♪

産直広場を見にHASUパークへ行ってきました。地元の野菜や果物はもちろん、お花やパンも販売されていて、思わず手に取ってしまう魅力的な商品がたくさんありました。HASUパークは今も整備中で、レストランやドッグランも作られるそうです。来年の春ごろに全面オープンするとのこと。楽しみです。

 

2025年05月14日(水)

5月も半分ほど終わり、少し行事類も一段落。
ご好評いただいたエッグハントも、今週末で終了となります。
景品は書いている時点でラス1、なくなり次第配布は終了となりますが、エッグハント自体は日曜の閉館までお楽しみいただけますし、スタンプラリーのスタンプ「エッグハントに参加」も同じく日曜の閉館までもらえますので、最後までどうぞお楽しみください(スタンプラリーそのものは来年3月末までの開催です)。
今年の「こどもの読書週間」最後のおはなし会は、
*5/18(日)午後2時~ 神守小図書ボランティアさんのおはなし会 です。

さて、これからは夏のあれこれに向けて準備を進めていかねばなりません。
2年半ぶりのお祭り(劇場版)に浮かれがちですが、そちらに元気をもらいつつこちらも頑張らねば…。
まずは来月、たなばた会の申し込みが始まります。
今年のたなばた会も小集会室での開催となりますので、定員は少なめです(昨年よりは少し増やす予定ですが)。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
そのほか、こちらも毎年恒例のこわ~いおはなし会や1日図書館員についても、順次お知らせしていきます。
どうぞお楽しみに^^

 

2025年05月12日(月)

先日、テレビをつけるとローカルバス旅の番組が放送されており、この地域周辺が出ていました。出演者が弥富駅前でバス停の情報を尋ねる場面が映し出され、工事前の弥富駅が映っていました。その後は津島まで徒歩で移動する場面となり、弥富から津島までの道中にある湯楽のある通りや、サンガーデン前のバス停といった、地元の人なら分かる風景が出てきてちょっと面白かったです。番組は途中の津島駅のバス乗り場に到着したところまでしか見ていなかったので続きが気になりましたが、こんな近場でロケが行われていた事に驚きです。
特に印象的だったのは、日が暮れてから弥富から津島駅まで歩いて行くシーンで、徒歩では少なくとも2時間は掛かる距離なので大変だったと思います。電車で移動すると、五ノ三、佐屋、日比野、津島の4駅分に相当する距離を歩いた訳ですから、その根気はすごいです。

 

2025年05月11日(日)

ゴールデンウィークも終わり、今日はもう「母の日」ですね。今年のゴールデンウィークも、例年通り出勤していました。「こどもの日」に美味しい柏餅を食べたこと、が唯一のゴールデンウィークっぽいエピソードです。あ、5月5日は菖蒲湯に入るのを楽しみにしていたのですが、肝心の菖蒲が売り切れていたので入れませんでした。うーん、残念です。

さて、もうかなり前の話になりますが、先月下旬にグランパス対サンフレッチェ広島戦を観に、豊田スタジアムへ出掛けてきました。雨予報、かつ当時のグランパスは最下位、という状況で当日を迎えたのですが、よく晴れて(むっちゃ暑かったですが)、かつ強豪の(この「図書館だより」を書いている時点で5位です)サンフレッチェ広島に勝利する、という素晴らしい結果。グランパスも最下位を脱出し、「うちら持ってるわ~」と思いました。

そうそう、いつもは1人観戦が基本なのですが、今回は久しぶりに友人とのサッカー観戦でした。たぶん10年ぶりくらいに会った友人ですが、ヒマを持て余していた学生の頃によく一緒にグランパスの練習の見学に行っていました。うまくいけばサインを貰えたり、並んで写真を撮ったりした記憶があります。当たり前ですが、当時の選手はもうみんなとっくに引退している年齢です。いや、むしろ指導者として活躍している世代ですね。

瑞穂での試合がなくなってからは、豊田はやはり遠いのと(夜の試合だと終電がピンチです)、2人とも大人になったので時間を合わせるのが難しくなってしまい、一緒に観戦することが出来なかったのですが、昨年のルヴァン杯決勝をきっかけに連絡を取るようになり、久しぶりの連れ立っての観戦となったのです。ま、2人ともまぁまぁおばちゃんになっているので、出ている選手の名前が出てこなかったりしますが、やはり喜びを分かち合うことができるのは良いですね。また一緒に行きたいなー、と思いました。昔は真夏も平気で楽しくスタジアム観戦していましたが、近年は暑すぎてムリなので、涼しくなるまで待ちたいと思います。

そういえば、今回はじめて「●ブン―イレブンシート」という最前列の席で観戦したのですが(思いがけずお値打ちだったのです)、試合中の選手の声が聞こえることに興奮する一方で、ピッチとの距離が近すぎて試合の状況はよく見えない・・・。あ、点が入ったみたいだね・・・と、スタジアムの大きなモニターで確認していました。うーん、一長一短とはこのことかぁ~。

『勝者のエスプリ』アーセン・ベンゲル/著・・・当たり前のことですが、ファン・サポーターも若い世代が増えているので、ベンゲル監督時代のグランパスを知らない世代も多いかと思いますが、あの頃のグランパスはJ最強だった、と今でも思っています。現在のスタメンはうろ覚えですが、ベンゲル時代のスタメンは余裕で全員言えるなぁ・・・。アーセナル、CL残念でしたね。

 

2025年05月10日(土)

(き)さんの図書館ネタで思い出したのですが、私も香港へ行った際に自助圖書站(セルフサービスライブラリーステーション)というものを見かけました。

 

円筒形のケースの中には本がぎっしり。
操作画面を見ると、自動販売機のような感覚で本の貸出返却や、予約本の受取、利用料金や延滞金(香港の公共図書館では予約や図書の延滞で料金が発生します)の支払いなどができるようです。
新しもの好きの私はぜひ試してみたかったのですが、残念ながら図書館の利用カードか香港のIDカードがなければ使えませんでした(当然ですね…)。
自助圖書站は現在、香港島・九龍・新界の3か所、公共図書館から離れていて、人通りの多い立地に試験導入されています。
公共図書館がお休みの日でも24時間利用できて、約300冊の蔵書は設置場所ごとに違う利用者のニーズを反映させて定期的に入れ替えられているとのこと。
そのため現在どんな本があるのかインターネットからチェックもできるそうです。
ここまでくるともう小さな図書館ですね。行動圏内にあったら便利だろうな~。
(図書館員としては運用が大変そう…という気持ちにもなりますが…)

新しい、美しい日本の図書館
図書館ウォーカー

 

2025年05月09日(金)

~おはなし会のお知らせ~
今週末は、土日2日間おはなし会を行います!
5/10(土)14時~、図書館スタッフによるおはなし会
5/11(日)14時~、おはなしBOOONさんのおはなし会
ぜひご参加ください♪

GWはどのように過ごされましたか。
私は実家に帰り、去年のお盆ぶりに甥っ子に会いました。これまでは恥ずかしがってあまり話すことができなかったのですが、今回は一緒に遊んで少し距離を縮めることができました。ボール遊びや花火をして仲良くなれた…気がします。楽しい時間でした。次に会えるのはお盆。また私と遊んでもらえるように、甥っ子が喜びそうなネタを仕入れておこうと思います。