2022年07月28日の図書館だより

2022年07月28日(木)

SNSで話題になった、台湾のホラー映画『呪詛』を見ました。
「あまりにも怖い」だとか「トラウマレベル」だとか、すごく評判のいい作品なので、これは見ないわけにはいかないですよね。

↓『呪詛』あらすじ↓
かつてある宗教施設で禁忌を破り、呪いを受けたルオナン。その6年後、あの時の呪いが自分の娘にも降りかかったと知ります。
「娘の呪いを解くために、皆さんの力を借りたくてこれを撮った」と、ルオナンはビデオカメラに向かって語りかけ、視聴者に協力を要請します。
彼女は続け、「万が一のためにこの符号を覚えるまで見てほしい」と言い、謎の符号をしばらく見せ、「そしてこの呪文を言ってほしい。なんなら思うだけでいい」と言い、不思議な祈りの手の形を作り呪文を唱えたところで、いったんビデオは終わります。
↑あらすじ・おわり↑

本作は一人称視点(カメラでとった映像)で物語が進むのですが、SNSや動画配信サイトで気軽に動画が見られる今の時代には、スマホで動画を見る時のように本作を見られるのではないでしょうか。
「とにかく怖い」などと言われているこの映画、見終わってすぐの感想は「怖い」よりもオチが完璧だったので「なるほど~」と感心してしまいました。
あんまり言うとネタバレになるし、勘のいい人は気づいてしまうと思うので書きたいことが全然書けないのがもどかしいですが、とにかく「動画にする」というこの手法、今の時代にとても合っているな、と思いました。
私は「あまりにも怖い」とまでは思わなかったけど、夜寝る時に映画の内容を思い出していたら、足を出して寝られなくなりました。いや、足をしまうのはなんとなく、一応ね?うん。
「トラウマレベル」という表現も少し大げさな気がしますけど、虫や集合体恐怖症の人には確かに「トラウマレベル」なので、苦手な方は注意してください。
個人的に一番怖かったのは、この映画は台湾で起きた実在の事件をモデルにしているということでした。映画を見終わったあとで知ったんですけど、かなり衝撃的でした。

『台湾を知るための72章』 赤松美和子/編著 若松大祐/編著
『池上彰の世界の見方』 池上彰/著

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