去る1月16日(土)・17日(日)、今年もおはなしくるりん読み聞かせ祭2016が開催されました!
毎年秋に行なっている、様々なボランティアグループの方々による読み聞かせ発表の場であるおはなしくるりんですが、「読み聞かせの裾野を広げたい」という目当てのもと、著名な絵本作家さんを招いてのイベントを実施することになり、2015年2月に中川ひろたか氏を招いて絵本と歌の公演会が行なわれました。
今年は第2回目として、絵本作家・サトシンさんをお招きするとともに、翌日にはサトシンさん考案のおてて絵本講座も実施されました。こちらでは、そのイベントの模様をご紹介したいと思います。
◎1月16日(土)
1日目である16日は、本イベントのメイン、絵本作家・サトシンさんをお招きしての講演会。
絵本の読み聞かせを中心に、絵本づくりのこと、おてて絵本や読み聞かせの効果についてなどをお話してくださいました。

↑読み聞かせ1冊め『とこやにいったライオン』はソング絵本(絵本のシナリオを歌詞にして曲を付けたもの)の形式で読んでくださいました。曲が付くことで演出効果が上がり、インパクトが増します。

↑愛知の学童保育の方たちと作られたという最新刊『あるひ、いつものがくどうで。』と、西村敏雄さんの絵がかわいらしい『わたしはあかねこ』。あかねこの最後のページは記念撮影コーナーにもなりました。
終了後はサイン会も開催され、大変な盛況ぶりのなか終えることができました。
ありがとうございました!
*当日読まれた本*
『うんこ!』『とこやにいったライオン』『わたしはあかねこ』『でんせつのきょだいあんまんをはこべ』『おさるのパティシエ』『いぬがかいたかったのね』『ながいでしょりっぱでしょ』『どうぶつまぜこぜあそび』『ま、いっか!』『だっておさるだもん』『あるひ、いつものがくどうで。』(刊行順)
◎1月17日(日)
2日目であるこの日は、第1部:やってみよう! 初めての読み聞かせ・第2部:おてて絵本講座の2本立て。
第1部は、事前に申込みいただいた初体験者による絵本の読み聞かせ体験。どなたも緊張した面持ちで、ですが心を込めて丁寧に読んでくださいました。
第2部は、サトシンさん考案のおてて絵本の遊び方や効果など、おてて絵本普及協会あいち支部の支部長さんと事務局長さんをお迎えしてお話していただきました。
おてて絵本とは、広げた両手を絵本に見立て、子どもに自由な発想でストーリーを語ってもらう「ごっこ遊び」です。
道具を使わないのでどこでもでき、親子の触れ合いの時間にもぴったり等、実体験も交えながら語ってくださいました。
後半は実際に子ども(おはなしを語る)役とおとな(合いの手)役として実践も行なわれました。

◎おまけ
両日通して行なわれた、うんさまとのじゃんけん大会。
ボランティアさん制作の力作、『うんこ!』の着ぐるみは迫力いっぱいでした。
