「1・2月に関する本」を集めました
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「年中行事」の本
日本には様々な年中行事があります。この時期ですとお正月、七草粥、鏡開き、節分などが代表的ですね。普段何気なく行っている行事にも、それぞれ縁起を担ぐ語呂合わせがあったり、子の成長を祝ったり、邪気を祓ったり、と日本の風土や気候、文化に密着した古来の知恵が詰まっています。
毎日を忙しく生きる現代人には難しいものもありますが、できる範囲で四季折々の行事を生活に取り入れてみませんか。 -
「色」の本
1月6日は「色の日/カラーの日」です。ふと立ち止まって見てみると、私たちの周りには驚くほど豊かな色が存在していますよね。一見同じに見える色でも、質感や光の加減、見る角度で微妙な違いがあるため、それが無限のバリエーションを作り出すのでしょう。ある芸能人が発した「白って200色あんねん」という言葉にも納得です。
ここではいろいろな「色」についての本を集めました。 -
「地獄」の本
仏教では1月16日と7月16日を閻魔参り(または閻魔賽日)と言い、地獄の釜の蓋が開いて、鬼も亡者も責め苦から免れ、休む日とされています。
また奉公人のいる家では、「藪入り」といってこの日に休暇を与えていました。地獄ですらお休みになるのだから、普段なかなか休めない奉公人にも休みをとらせよう、ということでしょうか。ここでは閻魔さまや地獄にまつわる本を紹介します。 -
「お風呂」の本
「ふ(2)ろ(6)」(風呂)と読む語呂合わせから、2月6日は「お風呂の日」です。また、6月26日の「露天風呂の日」、10月10日の「銭湯の日」をはじめとして、お風呂に関する記念日は実に多く、日本人がいかにお風呂好きかよくわかりますね。
国内のみならず、海外からの観光客がわざわざ温泉や銭湯に立ち寄るほど、日本のお風呂は世界中で愛されています。 -
「漫画」の本
漫画の神様と評された手塚治虫の命日であることから、2月9日は「漫画の日」です。日本の漫画の源流とも言われる鳥獣戯画は、浮世絵や歌舞伎の引幕にもその影響を与えています。明治維新を経て日本に入ってきたヨーロッパ風の風刺漫画が時事漫画を発展させ、戦後には手塚治虫がディズニーの影響を受けつつ、日本の伝統と融合させた独自のスタイルを確立しました。今や「MANGA」は世界共通語として広く浸透しています。
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「伝統芸能」の本
1607年(慶長12年)2月20日、出雲阿国が将軍徳川家康や諸国の大名の前で初めて「かぶき踊り」を披露したことから、この日は「歌舞伎の日」とされています。日本の三大古典芸能といえば、能楽・文楽・歌舞伎。ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
どれも古くて難しそう、敷居が高くて行きづらい、なんて敬遠してしまいがちですが、多くの伝統芸能は大衆娯楽から発展したものです。まずは本からその世界の魅力に触れてみませんか。


