「燐票」とはマッチラベルのことです。
マッチはかつて燐寸と呼ばれており、明治中期~昭和初期の津島でも輸出用を含め大量生産されていました。
津島市立図書館には、戦前・戦後の地元燐票(各店舗に置かれていたマッチラベル)を多数所蔵しています。
こうした燐票には趣向を凝らした絵柄や店舗情報が刷り込まれており、当時の商店を知る貴重な地域資料になるほか、デザインの変遷を知る画像資料にもなります。
今回、昭和初期の発展期や戦後復興期の津島に関心を持っていただくきっかけになれば、と公開しました。
下の表より、燐票見出しをクリックしていただくと、画像が大きく表示されます。
- 天王うどん(現 : レストラン天王) 昭和30年(1955)頃
- よしみ(現 : よしみ珈琲) 昭和25年(1950)頃
- 末広すし 昭和28年(1953)頃
- 伊勢屋 昭和30年(1955)頃
- 香取屋紙店 昭和30年(1955)頃
- 曙園(現 : あけぼの) 昭和27年(1952)頃
- 新二葉 昭和25年(1950)頃
- 魚又 昭和30年(1955)頃
- 国民体育大会(津島市天王川相撲場) 昭和25年(1950)
- 東海銀行津島支店(現 : 三菱UFJ銀行津島支店) 昭和27年(1952)
- 啓発用「秋期農繁期盗犯防止運動」 昭和25年(1950)頃1
- 三すじ (みすじ) 昭和25年(1950)頃
- 鶴見酒造「神鶴」 昭和25年(1950)頃