「サラメシ」取材裏話 さらにその後

「サラメシ」の裏話、まだその後があったんです。

NHKの人気番組「サラメシ」の取材・放送があり、先日無事終了しました「サラホン」コーナー。
この「サラメシ」取材の裏話……実は、「その後」があったんです。

裏話「その後」や放送後の反響などを、スタッフ(き)こと木村よりご紹介します。

「サラメシ」裏話 その後の物語

「サラメシ」舞台裏日誌を読んでくださっていた皆さん、ご無沙汰しております。猛暑の毎日が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?

7月18日(火)の「サラメシ」放送から早くも1ヶ月近くが経ちました。撮影があったのは6月でしたので、ずいぶんと月日が経ったものだと思います。夏休みに突入した図書館は、一日図書館員などの行事が続いて大忙しの毎日。毎日トマトを食べて、おかげさまで元気に過ごしています。

「サラホン」のコーナーも、好評につき延長していましたが、8月10日(木)をもちまして終了。
8月11日(祝)からは新コーナー「本で旅する。」がスタートしました。 コーナーの準備はなかなか大変ですが、本にじっくりと関わることができるので、やはり楽しい仕事。図書館利用者の皆さんにも、気軽に楽しんで頂ければ幸いです。

7月23日(日)の更新を最後に「舞台裏日誌」はめでたく完結しましたが、少しだけ「その後の物語」をお話したいと思います。しばしお付き合いください。

サラメシのKさんから

8月10日。 奇しくも「サラホン」コーナーが終了した日に、「サラメシ」のKさんから荷物が届く。中身は放送を収録したDVDと……

いただいた「サラメシ」グッズ

何とオシャレな「サラメシ」グッズ!!感激です。

もったいなくて使えません、いや使わない方がもったいないのか?
……とにかく、大切にします。同封されていたカードのメッセージも嬉しかったです。後日、改めてお礼状を出す予定ですが、ありがとうKさん!

しばらく放送はお休みのようですが、次回の「サラメシ」も楽しみにしています。

川崎市の方から

サラメシ放送から間もない7月下旬。
「木村さん宛てに荷物が届いていますよ」と(す)さんから声を掛けられ、開封してみると

本を寄贈いただきました

戸谷美津子著『聖地サンティアゴへ、星の巡礼路を歩く』

同封されていたお手紙を読ませていただくと、「サラメシを観ていたら、次回のコーナーで旅を特集すると紹介されていたので、本を送ります」。
スペインに中世から続く「サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼の道」を歩いた時の体験記とのこと。わぁ、ライターの方から直接本をいただいてしまった!

というわけで、津島市立図書館の蔵書として登録させていただき、もちろん「本で旅する。」コーナーに並べさせていただきました。
私も読ませていただきましたが、とても素敵な本です。是非手に取ってご覧ください。

戸谷さん、ありがとうございました。

山形県の方から

「本で旅する。」コーナーの準備に追われていた頃のこと。
副館長から「木村さんに読んでいただきたい手紙があるのですが……。」と声を掛けられる。ちらりと見ると、副館長宛てのお手紙。個人的な手紙なのに、読ませていただいてもいいのですか?と聞いたところ、私が読むことを、送り主も了承しているので大丈夫とのこと。
ちなみに、副館長の以前の職場での同僚で、今はそちらから離れて山形県の図書館に勤められている方からの手紙だそうです。

「サラメシ」を観ていただき、さらに「舞台裏日誌」も読んでくださったとの事で、大変ありがたいこと。
実は、親戚・友人、そして図書館利用者の方からは感想をいただいていたのだが、実際に図書館で働いている方からの感想をいただいたのは、はじめてのこと。お褒めの言葉をいただいてしまい、ひたすら恐縮。

山形県の図書館でも、放送を観た利用者の方から「サラメシ」の話があったとうかがい、ビックリ。利用者の方に、図書館を身近に感じていただいたようで、とても嬉しい。
山形県は一度も訪れたことのない土地だが、不思議なご縁をいただいたように思う。ありがとうございました。

ホームページアクセス数について

この日誌を読んでくださっている方は、うっすらと気づいているかもしれないですが、私はネット関係の知識に弱いです。自宅には設置されているものの、Wi-Fiが何を指すのかいまだによくわかっていないくらい。
ところが、そんな私を天が不憫に思ったのか、同僚には詳しい人が多く、いつも助けてもらってばかり。この日誌もWeb担当のGoさんの助けがなければ、皆さんに読んでいただくのは夢のまた夢だったと思う。

さて、そんなGoさんから「木村さん、ホームページアクセス数のグラフ見ますか?」と声を掛けられ、統計グラフを見る。
Goさんの解説によると、津島市立図書館ホームページへのアクセス数が、「サラメシ」放送後には普段の5倍超になったとのこと。そして、ページアクセス数では「舞台裏日誌」がトップページに次ぐ閲覧数だったとのこと。

数字はよくわからないけれど、「舞台裏日誌」を読んでくださった方が沢山いたとわかり、とても嬉しい。頑張って書いて良かった、と心から思う。

まだ先の話なのですが。

数週間前のある日のこと。
昼休みに自宅に帰っていた館長が「いやぁー、ビックリしましたよ。」と話すには……

いつものように昼食を食べていると携帯が鳴り、慌てて出たところ、なんと地元ケーブルテレビのコミュニティFM「ななみ アフタヌーンバラエティ」生放送中の水谷ミミさんからの電話。
「『サラメシ』についてのお話で、木村さんの名前も出しちゃったけど、良いですか?」とのこと。館長、私は全国放送で名前も顔も歳もバレてる人間ですので、全然オッケーですよ。
「いやぁ、なら良かった。それにしても突然電話が掛かってきたから、ビックリしましたよー。」

へぇ、館長は何度もこの番組に出演しているけど、突然だとやはり驚くんだね、と呑気に思っていたこの時は思ってもみなかったのですが……
後日ミミさんより改めてご指名をいただきまして、館長と私が番組出演する予定となりました。全国放送に出演したのに、地元を疎かにすることはありません!

「サラメシ」は編集しているので、なんとか話せているように見えていますが、今度は生放送!しかも2時間……。私は普段はそんなに喋らないので、放送事故にならないように頑張らなくては。
というわけで、ミミさん、宜しくお願いします。

こちらのその後については「図書館だより」で、また報告させていただきます。

と、「その後の物語」をあれこれ書いてきましたが、この辺りで終わりにしたいと思います。お付き合いいただき、ありがとうございました。

改めてお伝えしたいのは、図書館で直接私に声を掛けてくださった利用者の方の存在が何より嬉しかったということ。
この近くに住んでいたけれど、これまで図書館には来たことがなかったというご夫妻に、「サラメシ」を観てはじめて図書館に来たんだよ、と声を掛けていただいたことは、今でも忘れられない出来事です。
もちろん、いつも図書館に来てくださっている利用者の方々から、「サラメシ」観たよというお声や、日誌が面白かったというお声を掛けていただいたことも、本当にありがたいことと感謝しています。皆さん、これからも宜しくお願いします。

では、またお会いする日まで。
津島市立図書館でお待ちしております。

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