(き)の図書館だより

2023年04月23日(日)

先週は春を通り越して、一気に初夏の気候となりましたね。津島で初夏の訪れを感じるものといえば、「藤の花」という方が多いかと思いますが、私は「カエルの鳴き声」。暖かくなり、窓を開けている時間が増えたので、(選挙カーから聞こえる候補者の名前の連呼と重なり)カエルの鳴き声がちょっとうるさい・・・。ま、時期的なものなので仕方ないですね。

さて、先週の予告どおりスポーツネタを。

そうなんです・・・。名古屋グランパス、現在2位と調子が良いんですよね~。ふふふ。長谷川監督は2期目に結果を残すと定評がありますが、堅守速攻というチームのスタイルが定着した今季は絶好調といえそうです。先週の王者・川崎フロンターレ戦も良い試合でしたが、19日のルヴァンカップ・横浜F.C.戦は17歳(!)の新星・貴田選手の2ゴールもあり、早々にベスト8進出が決定しました。まだまだシーズンの先は長いですが、久しぶりのタイトルを期待してしまいます。頑張って応援しようっと。

CLもベスト4が決まりましたね。準決勝でミラノ・ダービーとは凄いことになりましたが、個人的には私の最愛のバンドが応援しているマンCに注目しています。次はレアル戦かぁ・・・グアルディオラ監督の采配に期待しています。

女子バスケWリーグ・ファイナルは、NHK・BSの生中継を可能な限り3試合とも観戦していました。残念ながら、第3戦は2度の延長の末トヨタが負けてしまいましたが、どちらも一歩も譲らない戦いぶりに、サッカーファンの私でも「バスケ、面白い!」と思いました。私は背が高いのに、バスケやバレーなど団体競技の球技のセンスが全くなく、水泳やヨガなど個人競技しかスポーツはやらないのですが、観るのは団体競技、しかも球技が圧倒的に好きです。コンプレックス、の裏返しかもしれませんね。ま、それはともかく・・・そろそろ薄着の季節にもなるので、しっかり身体を動かしたいと思っています。

『見つけて検索!日本のカエルフィールドガイド』カエル探偵団/編・・・日本にいるカエル全48種の見分け方、探し方を紹介するフィールドガイド。うーん、「カエル探偵団」の存在が気になります。
『さくらももこ「ちびまる子ちゃん」を旅する(別冊太陽・太陽の地図帖)』・・・サッカーファンには有名な話ですが、「ちびまる子ちゃん」でまるちゃんのクラスメイトとして登場する「サッカー少年・ケンタ」のモデルは、現在名古屋グランパス監督の長谷川健太監督です。F.C.東京監督時代は「長谷川健太監督J1リーグ通算200勝記念ちびまる子ちゃんコラボグッズ」が販売されたそうです。
『楽しさ、奥深さ、紐解く、わたしたちの「ガード論」。』・・・女子バスケWリーグ・ファイナルでは、津島市ゆかりの山本麻衣選手も活躍されていましたが、そんな山本選手のロングインタビューが掲載されているのがこの本。中学時代のお母様とのエピソードがグッときます。

2023年04月16日(日)

先日、高知県に住む叔母から宅急便が届きました。叔母は私とよく似た”美味しいもの好き”。この中には、きっと美味しいものが入っているはず・・・とワクワクしながら荷物を開けると、タケノコ(茹でたもの、茹でて味付けして炊いたもの、油揚げと一緒に味をつけて炊いたもの、の3種類!)や、トマト、小夏、干物、じゃこなど、ご馳走がいっぱい詰まっていました。

早速、叔母にお礼の電話をかけると、油揚げと一緒に味をつけて炊いたタケノコは「タケノコご飯」にするのではなく、荷物に一緒に入れた「U路ずしの素」(「ごっくんU路村」など、ゆず商品で有名なU路村ブランドのすし酢)で、「タケノコ寿司」を作って食べてね!・・・とのこと。うわー、今まで試したことないけど、それ絶対に美味しそう!!・・・と、日頃から尊敬する叔母をさらに大尊敬しました。年齢を重ねても、“美味しいもの”への探求を続ける叔母は、私にとって憧れの存在なのです。

高知県は地理的にはとても遠い場所ですが、亡くなった父がずーっと愛していた故郷。私にとっては、とても近くて大切な場所です。4月から高知県出身の牧野富太郎博士を主人公のモデルとした朝ドラ「らんまん」がスタート。毎日録画して楽しく見ているのですが、高知県の山間の美しい景色を見ていると、やっぱり高知県に行きたくなりますね。今年こそは、コロナ禍で3年以上会えていない叔母や親せきに会い、父の墓参りに行きたいな、と思っています。

ところで、グランパス!昨日は川崎フロンターレ相手に快勝でしたね。残念ながら昨日は出掛けていたので、久しぶりの地上波生中継はリアルタイムで観戦できませんでしたが、録画しておいた試合を夜じっくりと観戦しました。それにしても、現在2位とは素晴らしいっ!!・・・と、そんなサッカーの話と女子バスケWリーグ・ファイナルについての話を、来週の「図書館だより」でスポーツネタとしてまとめて書こうと思っています。女子サッカーW杯も近づいてきました!こちらも応援しなくては。

『農家が教えるタケノコづくし』・・・春の味覚「タケノコ」の活用法について、かなりマニアックに書かれた本。なかでも、私が気になっているのが「かんたんメンマ」の作り方。私が一番好きなラーメンの具「メンマ」。いつか手作りして、ラーメンにたっぷり入れたいと夢見ていますが、大量の「タケノコ」が必要なようなので難しそうです。
『ゆずと森を届ける村 馬路村』上治 堂司/著・竹下 登志成/著・・・U路村、こと高知県馬路村。中山間地の小さな村・馬路村が「ゆずの村」として、成功していく姿が描かれます。個人的には、疲れた時に「ごっくん馬路村」は超オススメです。
『ヒロスエの思考地図 しあわせのかたち』広末 涼子/著・・・朝ドラ「らんまん」で、主人公・万太郎の身体が弱いお母さんを熱演されていた高知県出身の女優・広末涼子さんのエッセイ集。

2023年04月09日(日)

先月28日、音楽家の坂本龍一さんが亡くなりました。

長い間ガンを患っていることも存じ上げていたし、昨年末に「これが最後になるかもしれない」と自身が話されていた配信ライブも視聴していたのですが、1月に高橋幸宏さんが亡くなられたばかりなのに・・・、と本当に驚きました。とても悲しいです。

音楽はすごく好きなのですが、あまり詳しくはないので間違っていたらゴメンなさい・・・の話ですが、私が若かった頃、ダウンタウンの番組や教育テレビ(現在のEテレ)の夜遅めの枠に坂本さんがよく出演されていました。その当時、既に「世界のサカモト」として名声を博していたにも関わらず、楽しそうに「アホアホマン」のコントを演じる姿や、教育テレビの番組で誰に対しても誠実で丁寧に話しかける姿に、「こんなに格好いい大人がいるんだな・・・」と憧れていました。

ここ数年はCDを直接プレイヤーから聴く機会はなくなり、PCやスマホを経由してヘッドホン、もしくはスピーカーで音楽を聴く形になっていますが、当時はまだ私の部屋にCDコンポがあり、CDを買うとすぐにプレイヤーにかけて音楽を楽しんでいました。訃報を聞き、久しぶりに坂本さんの作品を聴きたくなったので、収納を探してみると、かなりの枚数のCDが見つかりました。あ、このジャケットのデザインは覚えているなぁ・・・とか、これは昔友人から借りたら気に入ったので自分でも買った作品だな・・・とか、CDの冒頭に咳払いが入っていることが許せない、と早世した従姉妹が怒っていたライブ盤だな・・・とか、懐かしい思い出で胸がいっぱいになりました。

教授(と呼びかけるのは本当に畏れ多いのですが)、たくさんの作品をありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

愛知県図書館では「追悼 坂本龍一展」を開催しているそうですね。当館でも追悼特集を組みたかったのですが、残念ながら特集を組むことができる数の資料を所蔵していなかったので、今回は見送ることとなりました。年末の追悼特集では作品をご紹介できるかと思いますので、その日まで頑張って腕を磨いておきます。

『友よ、また逢おう』坂本龍一/著・村上龍/著・・・出版されたのは1992年ですが、(私の記憶違いでなければ)当時私がよく買っていた雑誌「月刊カドカワ」に連載されていた往復書簡をまとめた本。この時期の坂本さんはニューヨークに拠点にし、まさに「世界のサカモト」として制作を続けていた頃だったかと思います。
『ラストエンペラー1』『ラストエンペラー3』・・・この作品で坂本さんアメリカ・アカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞。また、甘粕正彦役として出演もされています。個人的には、ボウイファンなので「戦メリ」派だったりしますが・・・。
『ザ★ベストNHKみんなのうた』・・・私と同世代の方ならご存知かもしれませんが、「コンピューターおばあちゃん」という当時「みんなのうた」でよく流れていたこの曲は坂本さんが編曲を担当されています。坂本さんの自由な仕事ぶりはこんな作品からも窺えるかな、と思います。

2023年04月02日(日)

4月になりましたね。今年の3月は記録的な暖かさだったそうで、桜が満開を迎えるのが早くて驚いています。このスピードでは、天王川公園の藤の開花も早くなる可能性が高そうです。津島の貴重な観光コンテンツ「藤」が、ゴールデンウィークには散っているようなイヤな予感がします。遠方から藤を観に来て下さる方も多いのに・・・。さて、どうなることでしょうか?

さて、3月24日(金)と28日(火)にサッカーの日本代表戦がありました。対戦相手はウルグアイとコロンビアで、どちらも南米の強豪チームです。結果は1分け1敗と、結果についてはまだ問われない時期とはいえ、ホームゲームだったことを考えると、今ひとつの結果と言えそうです。うーむ。

この3月シーズンは、経験豊富なベテラン選手は戦力として「計算が立つ」選手として招集が見送られ、もうちょっと経験を積ませたい中堅+代表デビューほやほやの若手というメンバーで構成されていました。ということで・・・うーん、吉田選手だったら、この場面ならもっと前線に放り込むかな?・・・とか、長友選手なら、もっとここで声を出して勢いづかせるかな?・・・とか、色々思いつつの観戦となりました。三苫選手のヘディングはお見事でしたけどね。

とはいえ、パリ五輪は早くも来年に開催されます。サッカー男子五輪代表は23歳以下+オーバーエイジ3人で構成されるので、今の時期からパリ五輪世代の選手が代表での経験を積むのは大切なこと。がんばれー、と運動会を見守る保護者のような気分になります。私も長~い間サッカーを応援していますが、いつの間にか名前と顔とポジションが一致しない選手も増えています。来年のパリ五輪を楽しむために、しっかり予習しなくてはいけませんね(汗)。

『東海から行く桜の絶景』・・・通勤途中、天王川公園の桜が早くも散り始めているのを見かけました。今週末はお花見を楽しむ方も多そうですね~。あ、今(4月1日土曜)見たら、昨日(い)さんが同じ本を紹介してますね。3月31日金曜に書いておいた文章ですが、被ってしまいました。スイマセン。
『「ずる賢さ」という技術 日本人に足りないメンタリティ』守田英正/著・・・24日(金)のウルグアイ戦、28日(火)のコロンビア戦と2試合続けてスタメンで出場し、代表ボランチとして定着しつつある守田選手の本。サッカーファンではない方が読んでも、「日本人論」として面白い作品かな、と思いました。

2023年03月26日(日)

Oさんが「一粒万倍日と天赦日、寅の日が重なる、今年最大のスペシャル最強開運日」と「図書館だより」に書いた21日(火)、新しい財布を購入しました(といっても、ネットショッピングなのでポチっただけ)。この半年で財布を2回も拾った私ですが、自分が使っている財布はかれこれ15年以上愛用してきた財布。物持ちが良い方とはいえ、ここのところ小銭入れのボタンの嚙み合わせが緩んできたようで、カバンの中で小銭が散乱すること数回。さすがに買い替えを決意しました。「春財布」は、「張る財布」とかけて財布がパンパンに張るほどお金が入るといわれ、縁起が良いそうですね。早くも届いた新しい財布で、良い買い物がいっぱいできるといいなぁ・・・と思っています。

さて、早くも年度末ですね。私にとっては、今年度最後の「図書館だより」です。仕事の話ではないのですが、今年度は5月から3月まで、市の「手話奉仕員養成講座」を受講していました。週1回2時間の講義を皆勤賞で受講したわりに、指文字もあやしい不出来な受講生でしたが、毎回丁寧に手話を教えて下さったI先生(アクシデントで最後2回お会いできず残念です)とH先生には心よりお礼申し上げます。私ももういい年齢なので、いわゆる「講義」を受けるのは本当に久しぶりのこと。発表のたびにドキドキしたり、褒められてちょっと嬉しくなったり・・・と、1年間限定ではあるものの久しぶりに「生徒」として過ごす時間はとても貴重なものでした。また、ほんの触りではありますが、「ろう文化」の豊かな世界に触れることができ、視野が広がる思いでした。今後はせっかく教わった手話を忘れないように、毎日なるべく手話動画を見て、自分の手を動かして・・・と、少しずつでも勉強を続けていきたいと思います。

来週の日曜には4月になっていますね。4月になると、牧野富太郎博士が主人公のモデルとなった新しい朝ドラ「らんまん」が始まり、みうらさんの週1回の新聞連載が始まります。どちらも楽しみ~・・・なのですが、来週の「図書館だより」はサッカーの日本代表戦について書こうと思っています。カタール・ワールドカップが終わってから、早いもので3ケ月ほど経ちました。第2次森保ジャパンはどんなサッカーを見せてくれるのか、期待しつつ応援しています。あ、WBC、日本優勝おめでとうございます!サッカーもあやかりたい!!

『おさいふのかみさま』苅田澄子/作・にしむらあつこ/絵・・・おばけのばけばけくんが、お母さんからはじめておこづかいを貰い、商店街で買い物をしようと財布を開けたら、「それ、いちばんほしいかね~?」と「おさいふのかみさま」が出てきて・・・と、続く絵本。こんな「おさいふのかみさま」なら、大人の財布にも出てくれると、節約になりそうですね。
『龍の耳を君に』丸山 正樹/著・・・ろう者の両親から生まれた聴こえる子「コーダ」である主人公が手話通訳士として活躍する「デフ・ヴォイス」シリーズの2作目。第3話の表題作でもある『龍の耳を君に』のスピンオフ作品には、児童書『水まきジイサンと図書館の王女さま』があります。「龍」という漢字の下に「耳」を書くと「聾」という漢字になりますが、全日本ろうあ連盟のシンボルマークも「龍」にちなんだ(他にも由来はありますが)タツノオトシゴになっています。
『牧野富太郎 なぜ花は匂うか』牧野富太郎/著・・・4月3日からはじまる朝ドラ「らんまん」の主人公は牧野富太郎博士。実は、高知県にある「高知県立牧野植物園」のミュージアムショップで買ったペーパーウエイト(現行商品とは少し違うデザインのもの)を愛用しています。父が高知県出身なので、高知県ゆかりの人物には親近感を持っています。朝ドラ、全話観れるかなぁ??

2023年03月19日(日)

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、ここのところ暖かくて薄着で過ごせる日が続いています。(お)さんも書かれていましたが、17日(金)には名古屋地方気象台から「桜の開花」の発表がありました。例年より1週間早い開花だったようです。私は、よく隣の県の「森」へウォーキングに出掛けるのですが、ここ1ヶ月は行くたびに景色も空気も春っぽくなってきているなー、と感じます。「森」は八重桜の名所として知られているので、あと1ヶ月もすれば多くの観光客で賑わうことになるでしょうね。あ、そろそろ「ヒル」対策も考えなくては・・・。

さて、先週の休日のこと。朝、お風呂掃除をしていたら、リビングの方から「ガッシャーン」という物凄い音が聞こえました。え、何事??・・・と思い、風呂場から母に「大丈夫―??」と声を掛けたら、「大変―!!」の返事。ん、まさか母がケガとか!?・・・と思い、お風呂掃除を切り上げて様子を見に行くと、何と!ロールカーテンが壁から床に落ちているではないですか!・・・ど、どうしてこうなったの??・・・と母に聞くと、ロールカーテンの紐に足が引っかかってしまい、転んだらロールカーテンが落ちた・・・とのこと。

ま、母にはケガもなく、ガラスが割れたわけじゃなかったから良かった・・・と思いつつも、ロールカーテンを確認してみると、どう考えても素人が何とか修理できるとは思えない壊れっぷり。うーん、どうしよう??・・・と迷いましたが、20年以上前に家を建て替えた時にロールカーテンを設置してくれた、近所のカーテン業者Sさんに電話して相談してみることにしました。早速電話を掛けてみると、今日は予定が埋まっているから伺えないけど、明日ならたぶん大丈夫だと思うから明日10時頃に一度電話してから伺いますねー、とのこと(後でよく考えたら、まだ8時。10時開店の2時間前でした・・・スイマセン!)。ま、明日なら私は用事があって留守だけど、母は仕事が休みで家にいる時間もあるから大丈夫・・・と一安心。とはいえ、この壊れっぷりでは、おそらくロールカーテンは買い替え・・・え、5万円?10万円??・・・とビビりながら、その日は過ごしていました。

翌日、私はロールカーテンのことが気になりつつも外出していると、母から「ロールカーテンは直った」と電報のようなメールが届きました。あ、良かった・・・で、お値段は!?・・・肝心な点は不明のままですが、用事も無事に終わったので帰宅。母に詳しく聞くと・・・Sさんからは約束通り10時ぴったりに電話が掛かってきた。今家にいると伝えると「じゃ、伺いますねー」と、すぐに来てくれた(近所だからね)。壊れたロールカーテンを点検すると、壁を確認して新しく釘を打ち、元通りにロールカーテンを直してくれた。15分くらいで作業は終わった、とのこと。で、驚いたのはここからです。母が「ありがとうございます。代金はお幾らですか?」とSさんに尋ねると、「ハハハ。これじゃ、お金は頂けないよ。アフターサービスだから」と爽やかに話され、1円も受け取らずに我が家を立ち去った・・・とのこと。ア、アフターサービスって、もう20年は過ぎてるけど!?・・・と、驚きながらもSさんの心意気に感激してしまいました。いやー、有難うございます。さすがに「タダ」では申し訳ないので、夕方お店に2人で伺い、ほんの少しですがお菓子をお渡ししました。あらためて、お礼申し上げます。

あ、大切な話を書き忘れるところでした。3月3日に作家の大江健三郎さんが亡くなられました。図書館では、訃報を受けてコーナー6「追悼・大江健三郎さん」を設置しました。大江さんが94年にノーベル文学賞を受賞してから29年という月日が経ちましたが、作品は時間の流れに関係なく楽しむことができるものだと思います。大江さんの文学に触れてみてはいかがでしょうか。

『ぽとんぽとんはなんのおと』神沢利子/さく・平山英三/え・・・「春」をテーマにした絵本では、この本が昔から好きです。タイトルがうまいなー、と思います。
『住まいの補修と手入れ 建具まわり篇』(暮しの手帖ブックス)・・・建具まわりを中心とした補修と手入れ方法について詳しく解説されています。ロールカーテンの補修についても掲載されていますが、難しい時は私のようにプロに頼むのが一番かもしれません。
『あいまいな日本の私』大江健三郎/著・・・表題のノーベル賞受賞記念講演ほか、全9篇の講演が収録されています。

2023年03月12日(日)

昨日3月11日で、東日本大震災から12年となりました。今年2023年は、1923年に発生した関東大震災から100年という節目の年にあたります。また、今から1ヶ月ほど前にはトルコ・シリアで大きな地震があり、たくさんの方が亡くなりました。私たちが地球で生きているかぎり、いつどこで大きな地震に遭っても不思議ではないのです。あらためて「今できること」を見つめ直したいと思いました。まずは、枕元に置きっぱなしにしている懐中電灯がちゃんと点くかを確認することから、そして募金箱を見かけたら小銭でもいいので募金することからはじめようと思います。

グランパス、4日のサガン鳥栖戦は負けちゃいましたねー。「図書館だより」に書き続ければ勝ち続けるかと思ったんですが、そんなに甘くはないようです。でも、8日のカップ戦はヴィッセル神戸に快勝したし、今季のグランパスは良いスタートを切れたようにも思います。ま、ジンクスが途切れてしまったので、毎回「図書館だより」で書くことはやめようと思いますが、今季は優勝を願いつつ応援したいと思います。

あ、WBCが開幕しましたね!野球は全然詳しくないのですが、暗いニュースが多い中、明るい話題で日本を盛り上げてくれたらいいなと期待しています。そうそう、たまたま観ていた初戦・中国戦での始球式ではサッカー日本代表・森保監督が登板していましたが、見事なノーバウンドでしたね(キャッチャーがお隣の愛西市出身の栗林投手でしたが、気づきましたか?)。マウンドでも、いつも通りに律儀に何度もお辞儀を繰り返す森保監督の姿に「らしいな・・・」と思いました。

先週は季節外れの暖かい日が続き、何を着たらよいの?・・・という日が続きました。来週は「寒の戻り」予報なので、まだまだ油断しないようにしなくてはいけませんね。そういえば、「しもやけ」がまだ治っていないのに、早くも蚊に食われました。うーん、何で??

『荒地の家族』佐藤厚志/著・・・第168回(2022年下半期)芥川賞受賞作。仙台市在住の作者が東日本大震災後の日々を描いた小説です。東日本大震災を題材にした小説には、いとうせいこうさんの『想像ラジオ』や、真山仁さんの『それでも、陽は昇る』(震災三部作の完結編)など、多くの作品があります。本を読むことの良さのひとつに、「少し時間を置いてから、じっくりと考えることができること」があると私は考えています。時間の経過とともにニュースで取り上げられることが少なくなっても、読書は心の距離を縮めてくれる役割があるように思います。12年後の今、あらためて手に取ってみてはいかがでしょうか。
『ルポ大谷翔平 日本メディアが知らない「リアル二刀流」の真実』志村朋哉/著・・・現在開催中のWBCでも大活躍中の大谷翔平選手についての本。最近気づいたのですが、来年開催されるパリ五輪では野球は実施されないんですね。パリにはサッカー場はあっても、野球場はないか・・・。
『きっと誰かに教えたくなる蚊学入門 知って遊んで闘って』一盛和世/編著・・・研究者、防虫用品メーカー、公衆衛生の専門家らによる蚊の入門書。「蚊でアート!」と題した付録には、蚊の折り紙、書、歌、オブジェなどが紹介されていて、なかなかシュールな内容でした。

2023年03月05日(日)

ここのところ、春が近いせいか風の強い日が多いですね。先週の木曜日、3月2日もとても風の強い日でした。この日の夕方にテレビのニュースを見ていたら、今日は日の入り後に「金星と木星の大接近」が見られるとのこと。この日の夕食後にウォーキングをしていたら、本当に西の空に「金星と木星の大接近」が見えました!!惑星の中でも金星と木星は特に明るく見えるそうですが、風が強い日は星空がふだんよりもくっきりと見えますね。月1個分が間に挟まる程度まで近づく大接近、とのことですが、確かに2つの星は手の届く距離にあるように見えました。うーん、良いものを見た・・・。気忙しい年度末ですが、時には空を見上げる時間を持つことも大切にしたいですね。

さて、先週火曜日2月28日、無事にコーナー9「家康、天下泰平への道」を出すことができました。詳しい内容についてはこちらをご覧頂ければ・・・と思います。今回のコーナーは、愛知県図書館の「@ライブラリー 徳川家康―ドラマ放送記念!―」に参加しています(コーナーのタイトルポスターの右横に貼ってある鎧兜をかぶったワンコが目印です)。愛知県内のさまざまな図書館が、ひとつのテーマで展示やイベントを行う「@ライブラリー」。今回のテーマが「徳川家康」ということで、当館も参加させて頂きました。愛知県図書館ホームページの「@ライブラリー 徳川家康―ドラマ放送記念!―」で、県内図書館が行う展示やイベントをまとめて見ることができますので、興味のある方は是非ご確認ください。

制作の舞台裏みたいな話も少しだけ。今回のコーナー「家康、天下泰平への道」のPOP・ホームページでは、文字を全て「明朝体」のフォントに統一しています。このコーナーの制作中にあれこれ調べていた中で、家康が「明朝体」の花押を好んで用いていたことを知り(江戸時代前期の武家花押のスタンダードになり、「徳川判」ともいわれているそうです)、「明朝体」にひそかにこだわってみました。気になる方は、POP・ホームページをチェックしてみて下さいね。

あ、グランパス、京都戦も勝ちました!開幕2連勝です~。この「図書館だより」に書けば必ず勝つ、的なジンクスがあるかもしれないので、連勝している間はずっと「図書館だより」に書こうかな、と思っています。昨日のサガン鳥栖戦も勝っていてほしいなぁ。

『白河天体観測所 日本中に星の美しさを伝えた、藤井旭と星仲間たちの天文台』藤井 旭/著・・・昨年末に亡くなられたアマチュア天体写真家の藤井旭さん。藤井さんの愛犬・チロが台長をつとめていた、日本を代表する天文台「白河天体観測所」が舞台のエッセイ集です。映像化したら良い作品ができそうだなー、と思いました。
・『明朝体活字 その起源と形成』小宮山 博史/著・・・「明朝体」の歴史がぎっちりと詰まった本。かなりぶ厚い本ですが、パラパラめくってみるだけでも面白そうな内容です。

2023年02月26日(日)

先週の「図書館だより」で応援していた名古屋グランパス。めでたく今年の初戦・横浜FC戦で勝てました!嬉しい~。このエリアでは久しぶりの地上波生中継(解説は小倉隆史さん)。仕事中だったので、生観戦出来ませんでしたが録画しておいて、帰宅後に(結果を確認せず)応援しました。この「図書館だより」を書いている時点(24日金曜日)では、まだ結果は分かりませんが昨日の京都戦も勝っててほしいなぁ。

そういえば★さん、「アルシンド」の話、ありがとうございます。確かに、あのCMは今ではコンプライアンス的にアウトですね。昔というか、Jリーグが始まった30年前は見た目にも個性的な(現在では「多様性」というべき?)選手が多く、だからこそ名前と顔が一致する選手も多かったかなぁ、とも思います。キャラクターが先行していたアルシンド選手でしたが、サッカー選手としても、よく走り、かつしっかり点も取るJ黎明期を支えた名選手です。CMにも出演し、きちんとお金を稼ぐ「プロサッカー選手」だったな、と懐かしく思います。

さて、1月は「行く」(高知県出身の父は「1月はいぬる(土佐弁で去る、帰るの意味)」とよく言っていましたが・・・)、2月は「逃げる」、3月は「去る」といいますが、日数が短い2月はとりわけ短いように感じます。そんな2月の最終日、28日は第4火曜日で図書館は休館日です。この日を境に、コーナー8「追悼2022」・「あったま~る文庫」は終了(長らくご愛顧いただきありがとうございました。夏に「ひんや~り文庫」を機会があれば出してみようかな・・・)。ずーーっと準備していた、新しいコーナーに変わります。私はどうやら年々不器用になっているようで、今回もコーナーの準備に物凄く時間がかかってしまいました。準備期間には他の仕事があまり出来なくて、同僚に迷惑を掛けてしまい、何だか申し訳ない気持ちです。もう少し要領よく仕事を進めなくてはならないなぁ、と反省しきり。そんなわけで準備体操だけで疲れてしまったスポーツ選手みたいな気分ですが、ようやく新しいコーナーを出せそうです。詳しい内容や制作の舞台裏みたいな話(というほどものではありませんが)は、後日「図書館だより」に書こうと思っています。

3月は「去る」で思い出したのですが、3月末で「タモリ俱楽部」が終了するそうですね。めっちゃショック!!・・・今でも疲れた日の夜には、昔の「タモリ俱楽部」をYou Tubeで見て、ボーっとするくらいのファンなので(さっさと寝た方が身体には良い)、とても悲しいです。タモリさんが「〇ュージックステーション」を降板することがあっても「タモリ俱楽部」は続くだろうと勝手に思っていたのに・・・。「番組としての役割は十分に果たした」というコメントに、「タモリ俱楽部の役割」って?・・・と少し考えてしまいました。うぅ、春は別れの季節ですね。春になれば「しもやけ」が治るはずですが(それは待ち遠しい)。

あ、タモリさんの話を書いていたら、先週土曜日2月18日に放送された「満点☆青空レストラン」で、お隣の愛西市の「泥付き蓮根」が取り上げられていた話を書き忘れかけてました。皆さんご覧になりましたか?テレビで見かける人たちが、愛西市の蓮根畑の中を歩いている画面がシュールだなぁと思いましたが、蓮根について詳しく説明されていて勉強になりましたし、ほくほくの蓮根は美味しそうでしたね~。「泥付き」だとキッチンのシンクがえらいことになるのは、ちょっと困ったことですが・・・。

『高校サッカー聖地物語 僕らが熱くなれる場所』安藤 隆人/著・・・先週の中継で解説を担当していた小倉隆史さんは、高校サッカー、とりわけ「選手権」の印象が強い選手です。人の好さが災いしてか、監督としては思ったような成績が残せませんでしたが、現在でもこうしてサッカー界で活躍しているのを見かけるのは、同世代としては嬉しいことです。
『ちゅーとにゃーときー 土佐弁*名作昔ばなし』デハラ ユキノリ/再話 絵・・・全編土佐弁で書かれた昔ばなし絵本。不思議な一文銭をめぐる、ねずみとねことさるの物語。
『タモリ 芸能史上、永遠に謎の人物』・・・昨年末に出演されたテレビ番組で「来年はどんな年になるでしょう?」と尋ねられた際に、「新しい戦前になるんじゃないですか」とさらりと答えたタモリさん。今でも頭から離れない言葉です。まさに「永遠に謎の人物」?
『うしおくんとはすひめちゃん』伊藤秀男/さく・え・・・風邪をひいたうしおくんのために、おばあちゃんがりっぱなレンコンを届けてくれる場面からはじまる絵本。ハス田の場面の色彩と構図がとても素敵だなぁ、と思います。津島市ゆかりの絵本作家・伊藤秀男さんの作品。作中に登場するハス田も、この近くのハス田でしょうか?

2023年02月19日(日)

短い2月はあっという間に過ぎていきますね。今週は「寒の戻り」だったようで、朝晩は冷え込むことが多く、持病と化している「しもやけ」も少し良くなったかと思えば、再び悪くなったり・・・を行ったり来たり。カウンターに立っていても、皮膚の変色が目立って恥ずかしいので、一日も早く治ってほしいです。ま、私の「しもやけ」の話は置いといて・・・。

先週の金曜日、17日にJリーグが開幕しました!今年、Jリーグは30周年というアニバーサリー・イヤー。開幕戦の横浜Fマリノス対川崎フロンターレは、昨年の王者・マリノスが完勝。記念すべき年の開幕戦にふさわしい熱い試合だったようです。

私が長年応援している名古屋グランパスの初戦は昨日18日土曜日。横浜FCとの対戦ですが、この「図書館だより」を書いている現時点では、まだ結果は分かりません!!仕事をしながら、勝利を信じて応援しています。

昨年末のワールドカップは日本代表の頑張りもあって、とても盛り上がりました。このサッカー人気をさらに盛り上げるためには、やはりJリーグが盛り上がってくれないと・・・5月に国立競技場で「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」として開催される2試合のうち、1試合は「鹿島アントラーズ対名古屋グランパス」!今からちょうど30年前、Jリーグ元年の開幕戦と同じ組み合わせです。当時、ジーコ対リネカーの対決と大きな話題になりましたが、結果は・・・ジーコのハットトリック、アルシンド(懐かしいですね)の2得点で「0-5」のボロ負け!!グランパスサポであれば、絶対に忘れられない試合です。ちなみに、この試合がトラウマとなったせいかグランパスはアントラーズが大の苦手。特にアントラーズのホーム・鹿島スタジアムでは、2008年まで15年間も勝つことが出来ませんでした。30年後の今年の5月は国立で見事リベンジを果たし、15年くらい勝ち続けることが出来るといいなー、と思います。

来月にはワールドカップ後、初の代表戦もあるので、こちらも楽しみです。私レベルで野球に疎い人間でも、顔と名前が一致する選手がいっぱい出場するWBCも近づいているようですし、球春近しですね。この調子で「しもやけ」も早く良くなりますように。

あ、「しもやけ」に気を取られていたら、耳を怪我してしまいました。いや、そんな大した怪我ではなくて「おでき」が出来ただけなんですけど、よりによって今か?・・・なタイミング。今週は楽しみにしていた配信が続く予定の1週間なのに、これではワイヤレスイヤホンが耳に掛けられないじゃないかっ!!

『名古屋グランパスエイトシャチ軍団の逆襲』松井 秀/著・・・1994年に出版された本で、表紙のデザインに歴史を感じます。Jリーグ発足時に加盟した10チームである「オリジナル10」の一つであるグランパス。昨年は8位というビミョーな数字でしたが、「オリジナル10」の誇りを胸に、今年は優勝争いに絡んでほしいものです(毎年書いてるなぁ)。
『SHO-TIME 大谷翔平メジャー120年の歴史を変えた男』ジェフ・フレッチャー/著・・・野球に疎い私でも、さすがに知っている大谷選手も出場する予定のWBC。スター選手がいっぱい出場するそうなので、野球に疎い私でも優勝を期待してしまいます。隣の市の出身の栗林選手の活躍にも期待しています。
『みみくそくん えー!耳の中に!?』杉江 勇吾/作・長谷川 あかり/絵・・・日本新薬こども文学賞受賞作。「みみくそくん」と主人公「けいごくん」の交流が描かれる絵本。すごいタイトルですよね。

2023年02月12日(日)

作家の永井路子さんが1月27日に97歳で亡くなられました。昨年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の人気もあり、「鎌倉もの」を多く手掛けた永井さんの著作の復刊が続きました。戦国時代もしくは幕末が定番とされていた歴史小説を、中世や古代、王朝ものなど幅広い時代、人物に広げたのが、永井さんの大きな仕事です。

少し調べてみると、同じ1925年生まれの作家には、三島由紀夫さん、武田百合子さん、橋田壽賀子さんら多くの方がいます。この世代の方たちは、戦時中に学生時代を過ごした「戦中派」と呼ばれる世代にあたります。

訃報が掲載された新聞によると、永井さんの史観の背景には学生だった戦時中の体験があったそうです。『吾妻鏡』(鎌倉幕府の公式記録)を、北条氏に偏った記述が多く信用ならないと批判的に読みこんだ背景には、戦時中の「大本営発表」にまつわる苦い記憶があるそうです。若い頃のつらい体験を、作品を生み出す力へと昇華した永井先生に改めて敬意を表するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。図書館では、コーナー6「追悼・永井路子さん」として追悼コーナーを設置しました。この機会に是非手に取って頂ければ、と思います。

永井先生は、大河ドラマ「草燃える」、「毛利元就」の2作の原作を書かれています。現在、大河ドラマ「家康」をテーマにしたコーナーの準備に追われている私にとっては、気合をバシッと入れて下さったような気もします(汗)。

『炎環』永井路子/著・・・第52回直木賞受賞作。鎌倉三代の時代と人物を連作で描いた作品。実朝暗殺事件の黒幕を三浦義村とする説は発表当時、大変な話題となった・・・と聞くと、昨年は「鎌倉殿の13人」にドハマりしていた私は「あ、読まなきゃ!」と思ってしまいます。こうして「読まなきゃ」がどんどん増えていくわけで・・・。

2023年02月05日(日)

(い)さん、スイマセン。まさかの津島神社初詣ネタ被りです。お互いもう2月なのに(笑)。私のネタは残念ながらB’zも美味しそうなラーメンも出てきません。以下の文は2月3日金曜日までに書いたおいたものです。ご容赦ください。

先週の休日のこと。

ん、何かやり残したことがあるような気がする・・・と考えてみたところ、年が明けてからまだ初詣に行っていなかったことに気づきました。あと少しで1月が終わってしまうところです。

ということで、あちこち出掛けた途中で津島神社まで初詣に出掛けることにしました。久しぶりの津島神社は平日ということもあり、駐車場にもラクに車を駐めることができ、境内にいる人も私たち以外には数人・・・といったところ。正月三が日に大行列が出来ていたとは思えない静けさでした。うーん、これはこれで落ち着いていて良いですね~。

「月曜から夜ふかし」の元旦スペシャルで、初詣でお賽銭にかける金額ランキングで愛知県が全国1位だと放送していました。全国平均が286円のところ愛知県は694円とのこと。愛知県民は何社もお詣りに行く人が多いことが、全国1位の理由として挙げられていました。

私もコロナ禍以前は、熱田神宮をはじめ幾つかの神社やお寺をぐるぐるお詣りしたことが何度かあります。どこの神社もたくさんの人で賑わっており、賽銭箱の前に辿り着くのが大変だった記憶があります。「夜ふかし」では財布ごと賽銭箱に投げる人もいる、という話が出ていましたが、私はここ数年「じゅうぶんにご縁がありますように」の語呂合わせで、15円ぽっきり。静かな境内で手を合わせて、家族・友人・親類などご縁のある方やお世話になっている方たちの健康と幸福、世界平和、コロナ禍の収束、さらには私の「しもやけ」の全快をお願いしました。15円では、ちょっと図々しいような気もしますが・・・。

あ、書き忘れるところでした。先々週の私の「図書館だより」の「〇かのれん」のセールの毛布を買った話で、「そもそもセールで2割引だった毛布を、さらに年賀状割引チャンスセールの2割引で購入したが、結局何割引きになっているのか、さっぱりわからない」と書いたところ、★さんが36%引き!・・・と答えを教えてくれました。ありがとう~。モヤモヤが晴れました。★さんは、記念メダル刻印機の画面がクラシカルだと書かれていましたが、今年のみうらじゅん賞を受賞した茶平工業さんは、HPもクラシカルで味わい深い仕上がりです。社風かもしれませんね。気になる方はチェックしてみて下さい。

『神社のえほん』羽尻利門/作・・・神社って何のためにあるの?・・・という素朴な疑問にきちんと答えてくれる絵本。主人公の男の子が初詣でお願いごとをする場面からはじまります。
『マイ修行映画』みうらじゅん/著・・・昨年6月に出版されたばかりのみうらさんの著作。内容は読んで頂きたいのでここには書きませんが、「若おかみは小学生!」の回が秀逸でした。みうらさんは著作物100冊出版記念として、展覧会で特製記念メダルを販売していたそうです。うぅ、欲しかった!

2023年01月29日(日)

先週は10年に一度の大寒波の影響もあり、とても寒い一週間でした。そのせいか、「しもやけ」の悪化は歯止めがかからない状況となっており、とてもガッカリしています。来週こそは穏やかな晴天が続き、暖かくなって「しもやけ」が良くなりますように。と、書いている現在(1月27日金曜日)も窓の外は雪が降っています。今年の冬は本当に寒いですね。

さて、もう1カ月ほど前のことですし、そもそも昨年のことになってしまいましたが、大事な話を書き忘れていたので、このタイミングで書くことにします。

昨年末、「第25回 みうらじゅん賞」の発表がありました。毎年、年末の発表を心待ちにしているのに、書き忘れるなんて私もうっかりしています・・・。

今年の「みうらじゅん賞」の受賞者は、タムラサトル殿、RRR殿、茶平工業株式会社殿、ピカソ殿、ROLLY殿、そして黄色い帽子のおじさん殿、といずれもMJ(みうらさんのことです)ならではの個性的な選出。その中でも私は、メダリオン(観光地などでよく売っている500円玉ほどのコインに、その場で選んだ絵柄を刻印する記念コイン)を製造・販売している茶平工業株式会社と、「おさるのジョージ」に出てくる黄色いぼうしのおじさんに心を奪われました。

特に、黄色いぼうしのおじさん・・・これまで全く意識したことがありませんでしたが、全身黄色ファッションに身を包んでいるのに、なぜ「帽子」だけを敢えて強調して名乗っているのか?そして、なぜジョージが何をやらかしても全く怒らないのか??・・・謎も器も大き過ぎますね~。

そういえば、先月はじめ頃に放送されたNHK・BSの「笑う洋楽展」でも、MJは黄色いぼうしのおじさんのぬいぐるみを抱えて出演されていましたね。イライラしている時におじさんを見て、怒らないよう自分に言い聞かせていると話されていました。温和なイメージのMJでもイラっとすることがあるのですね。私も見習おうかなぁ~と思いますが、図書館の水道からお湯が出ないことにもイラっとする、器が小さい私には難しそうです。

「第25回 みうらじゅん賞」はYouTubeでご覧頂けるので、皆さんもぜひご覧ください。ものすっごーーく癒されますよ~。

『おさるのジョージすいぞくかんへいく』・・・黄色いぼうしのおじさんと水族館へやって来たジョージ。ペンギンの水槽に入って、いっしょに遊んでいたジョージはうっかりペンギンを外に出してしまいます・・・と、いつものように「やらかした」ジョージ。さて、黄色いぼうしのおじさんはどうするのでしょう?
『「ない仕事」の作り方』みうらじゅん/著・・・★さんが「図書館だより」に書いていた「本屋大賞」の2021年「発掘部門/超発掘本!」受賞作。私も文庫本を持っていて、どうしようかなぁと迷った時や、何だか今ひとつだなぁと思った時にちょくちょく読み返しています。

2023年01月22日(日)

今年の「大寒」の入りは先週の金曜日、1月20日でした。一年で一番寒くなる「大寒」の到来に合わせたかのように、来週は10年に一度の大寒波がやって来るそうです。「しもやけ」は全然治らないし、愛車はリコールの対象になっちゃうし、仕事もあんまり進まないし・・・。スタートしたばかりの今年ですが、良いことがあんまり起きてないような気がします。うーむ。

と、嘆いてばかりいても仕方ないので、皮膚科に行き(褥瘡・皮膚潰瘍に効く塗り薬を処方してもらった)、〇イハツに電話を掛けて無料修理の予約を済ませ(予約がいっぱいで3週間後しか取れなかった)、録画しておいたNHK・BSの「英雄たちの選択スペシャル・戦国のプロが選ぶ 徳川家康・平和への選択」をじっくりと見て(勉強になりました!)・・・と、現実的な対応・対策を取りました。あー、大人だ。私は・・・。

また、「月末に大寒波がやってくる」の話はだいぶ前から聞いていたので、「〇かのれん」でそもそもセールで2割引だった毛布を、さらに年賀状割引チャンスセールの2割引で購入し(結局何割引きになっているのか、さっぱりわからない)、大寒波への対策も少しだけしてみました。あとは、〇灰カイロの「マグマ」を買うべきなのかを迷っています。余っても困るしなぁ~。

ともかく、大寒波がこんなに心配するほどの寒波ではなければ良いですねー。コロナも心配ですが、19日には愛知県でインフルエンザ注意報も発令されましたので、皆さんお身体大切にあたたかくしてお過ごしください。私も気を付けます。

あ、書き忘れるところでした。先週の日曜日1月15日放送の大河ドラマ「どうする家康」に「津島湊」が出ていましたね。幼い家康(竹千代)が信長と取っ組み合いをしていた場面です。大河ドラマでは「不良少年の溜まり場」のようになっていた「津島湊」ですが、今後はどんな場面で登場するのか気になるところです。早く新しいコーナーを完成させて、大河ドラマをフツーに楽しみたいです・・・。

『樽とタタン』中島 京子/著・・・昭和の喫茶店を舞台にした連作短編集。「サンタ・クロースとしもやけ」と題した短編小説では「しもやけ」の治し方を教えてくれる場面があるそうです・・・よ、読まなきゃ!
『空飛ぶタイヤ』池井戸 潤/著・・・自動車メーカーによるリコール隠しを題材とした小説。もちろん、私の愛車のリコールとは無関係です。残念ながら未読かつ映画も観ていません。スイマセン。
『津島歴史紀行』黒田 剛司/著・・・「津島湊」について詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。津島の歴史に興味がある方は、津島についての本が揃っている「ふじいろ文庫」もぜひ覗いてみて下さい。

2023年01月15日(日)

1月も早くも半分が過ぎていきますね。私が子どもの頃は、1月15日といえば「成人の日」と決まっていましたが、その後2000年にスタートした「ハッピーマンデー制度」で祝日が動くようになり(私の実感では、今年の成人の日にあたる1月9日はまだお正月のようなもの)、2022年からは成年年齢が18歳に引き下げとなり(私には18歳は成人というより受験生としか思えない)・・・と、かつての「成人の日」のイメージはグズグズになっています。ともあれ、今年成人を迎えられた皆さん、おめでとうございます。今年の「成人の日」はお天気に恵まれて、良かったですね。

と、ここまではいつも通りに書いたのですが、先週の「図書館だより」では「少し落ち着いてきた」と書いた「しもやけ」が著しく悪化してしまい、右手人差し指が痛くて曲げられなくなってしまいました。タイピングにも支障をきたすよう状況になってしまったのと、現在次回コーナーの制作真っ只中のため、今回の「図書館だより」はここまでです。また、次回コーナーの目途がつくまでは、当面このくらいの文量になると思います。スイマセン~。うー、早く「しもやけ」を治したい!!

『藤井聡太のいる時代』朝日新聞将棋取材班/著・・・地元・瀬戸市で開催された「二十歳を祝う会」は王将戦対局のため参加できなかった藤井王将も新成人の一人。いや、まだ二十歳だったのですね・・・。
『リラックマごゆるりナゾトレ』・・・「リラックマ」も2023年に生誕20周年を迎えるそうですね。記念に20色のぬいぐるみが発売されるとか。こちらもおめでとうございます。ほかには「プリキュア」も20周年とのことですが、どちらも最近のことのように思えます。10年前くらいじゃないかな??

2023年01月08日(日)

もう七草粥を食べる日も過ぎてしまったのですが・・・、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。今年のお正月は穏やかな晴天に恵まれましたね。寒いのは苦手ですが、真冬の空気が澄んだ日の青空を見上げるのはとても好きなので、今年の年末年始はワールドカップの頃から気になっていた運動不足解消のため、毎日せっせとウォーキングをしていました。が、ちょっと歩き過ぎたようで、足の甲が腫れてしまいました。うぅ、少し痛い・・・ということで、初売りのセールでソールがしっかりとしたスニーカーを購入して、ここのところよく履いています。おかげで、少しずつ足の痛みはひいてきました。良かったです。毎年冬に悩まされている「しもやけ」も、年末に皮膚科で処方してもらった苦い漢方薬を頑張って飲んでいたら、(まだかなり腫れていますが)痛みは少し落ち着いてきたので、こちらも良かったです。新年早々、満身創痍な話でスイマセン。でも、「良かった、良かった」の話なので書いてみました。

前置きが長すぎました。ずーっと書くと書きながら書いていなかった、コーナー8「追悼2022」と「あったま~る文庫」の話を、今回こそは書こうと思います。

「追悼2022」については、毎年のことながら2022年が始まったときから準備がスタートしています。「準備」といっても、新聞の訃報欄をこまめにチェックしてストックしておくだけ。毎年、そろそろ特別整理休館かなぁという頃から、ストックしておいた新聞をもとに亡くなった方々の著作のブックリストを作り始め、本を集め、ポスターとPOPを作成する、という流れになります。ただ、これも毎年のことながら「追悼」のコーナーを設置する11月の終わり以降に亡くなった方々を紹介することが出来ない、という問題が生じてしまいます。今年も11月18日に亡くなられたドウス昌代さん、12月25日に亡くなられた渡辺京二さん、同月28日に亡くなられた磯崎新さん、29日に亡くなられたサッカーの神様・ペレ・・・と、来年の追悼コーナーでは紹介できない方々がいます。今回の「図書館だより」の最後に作品を紹介する形で、ご容赦ください。

「あったま~る文庫」については、ブックリストを作ったのが9月頃で、まだまだ暑い時期に「温かい食べ物って何が浮かぶ?」と聞きまくった記憶ぐらいしか今となってはありませんが、多くのご利用を頂き有難うございます。意外にも一番人気は「心があったま~る」でした。また、「あったま~る文庫」と名乗っておきながら、寒々とした冊数の本しか並んでいない状態の時も多いですが、返却された本がいっせいに並ぶこともありますので、ちょくちょく覗いて頂けると嬉しいです。コーナーのポスターのデザインはいつも悩むところでもあり、楽しみでもあるのですが、今回の明太子デザインは個人的にはとても気に入っています。ふふふ。

と、色々書きましたが、詳しいコーナーの内容については、こちらこちらを見て頂くのが一番ですので、是非ご覧ください。あ、Goさん、いつもありがとうございます。

さて今日は、今年の大河ドラマ「どうする家康」の初回放送日ですね。ということで、2月の終わりにスタートする予定のコーナーの作成に、明日からしっかり取り組もうと考えています。え、何の関係が?・・・と思われるかもしれませんが、次回のコーナーのテーマは「徳川家康」を予定しています。愛知県ゆかりの偉人ということで、多くの県内図書館でも特集が組まれていますが、さて私はどうしよっかな~・・・と、今ぐるぐる考えているところです。あ、最後はダジャレみたいになってしまいましたね。

『イサム・ノグチ 宿命の越境者 上』『イサム・ノグチ 宿命の越境者 下』ドウス昌代/著・・・第22回講談社ノンフィクション賞受賞作。津島ゆかりの野口米次郎を父に持つイサム・ノグチの評伝で、「ふじいろ文庫」に並んでいます。私は札幌に行ったときにモエレ沼公園に行ったくらいイサム・ノグチ好きです。私が好きなミュージシャンも熱心なイサム・ノグチファンとしてよーく知られていますが、これは本当に偶然です。
『父母の記 私的昭和の面影』渡辺京二/著・・・晩年の石牟礼道子さんを支えたことでも知られる思想家・渡辺恭二さんの著作。渡辺さんの作品は気になりつつも全然読んでいないので、この機会にきちんと読んでみたいと思っています。
『日本の建築遺産12選 語りなおし日本建築史』磯崎新/著・・・世界的に活躍した建築家である磯崎さんならではの建築についての語り。読み応えがありそうですね。
『サッカーわが人生 ペレ自伝』エドソン・ペレ/著・・・マラドーナも2020年に亡くなりましたが、サッカー界の偉大なスーパースターがまた一人旅立ってしまいました。もちろん現役時代のペレは見たことはありませんが、日本にもよく訪れていて(東日本大震災直後にも)、気さくな人柄で知られています。個人的には同じサントスに在籍したカズ選手を「オレの息子」と呼んだエピソードが好きです。

2022年12月25日(日)

今日はクリスマスですね。子どもの頃、12月25日の朝は枕元にサンタクロースからのプレゼントが届いていて、朝が来るのがとても楽しみでした。冬休みが始まるこの時期は、毎日浮かれて過ごしていたような気がします。大人になってだいぶ経ってしまった今は、この時期は早く春が来てほしいな、と日々思いながら過ごしています。だって、寒いんだもん・・・。昨日は雪が降る中を車で出勤したのですが、縁石が雪に埋もれて見えなかったり、遮断器が全然上がらず数分間開かずの踏切の前で待つことになったり・・・と、ドキドキでした。母方が雪国の生まれなので寒さには強いのですが、雪には慣れていないのでちょっと怖いです。あ、「車の屋根雪下ろし棒(スノーブラシ、ともいう)」は、やはりとっても役に立ちました。一家に一台の必需品ですね~。

さて、「ワールドカップだより」最終回です。

ちょうど1週間前の12月18日の深夜(正確には19日0時)、カタール・ワールドカップの決勝が行われました。結果は皆さんご存知かと思いますが、延長そしてPK戦の結果、アルゼンチンが優勝しました。わーい、生まれて初めて優勝予想が当たった!!ま、特に賞金も賞品も出ませんが、翌朝の最低気温がマイナスとなった日の深夜に表彰式まで生観戦して見守った自分を褒めてあげたいと思います。風邪ひかなくて良かった。

今大会のMVPを獲得したアルゼンチンのエース・メッシ選手は、この優勝でサッカー界のすべてのタイトルを手にしましたね~。こんな選手を同時代に見ることができて、本当に幸せです。メッシ選手は私が好きなバンドの大ファンとしても有名なので、親近感を持って応援しています。表彰式でトロフィーを掲げる瞬間は、あの黒い上着(日本でいえばビートルズに法被を着せた感覚でしょうか?)を羽織らずに、アルゼンチン代表のユニフォーム姿の方が良かったと思いますが、断らずに黒い上着を羽織ったのも心優しいメッシっぽいな、と思います。ふふふ。

帰国した日本代表の選手たちや監督がテレビを中心にメディアにいっぱい出演していて、それを見るのがとても楽しみなのですが、もう長~いこと代表を応援している私は「ち、ちゃんと喋れるのかな?大丈夫なのかな??」と心配しつつ見守る、みたいな気分になってしまいます。森保監督、紅白歌合戦ゲスト審査員ですね。たぶん紅白っぽい企画コーナーもあると思うので、楽しみにしています。

早いもので、私にとっては今年最後の「図書館だより」となります。寒い日が続きますが、皆さんお身体を大切に良いお年をお迎えください。年の初めは、現在展開中のコーナー8「追悼2022」と「あったま~る文庫」の裏話か、「鎌倉殿の13人」の最終回についてか、最近買った加湿器の話を書こうと思っています。ここ数週間はワールドカップの話しか書いてなかったような気がしますが、来年は本の話もきちんと書こうと思っています。

『スポーツグラフィックナンバー 2023年1月12日号』・・・表紙を飾るのは、トロフィーを掲げるメッシ選手(黒い上着を羽織っていないバージョンです)。表紙の写真のとおりメッシ選手はタトゥーをたくさん入れていますが、最も有名なタトゥーは左肩に入れている「お母さんの似顔絵」。大好きなお母さんの顔のタトゥーを入れる、というのはちょっと日本人では浮かばない発想かな、と思います。こちらは最新号なので、まだ貸出はできません。館内でご覧ください。
『紅白歌合戦と日本人』太田省一/著・・・わが家の大晦日は、リビングのテレビは「紅白歌合戦」が点いていますが、ここ数年は私は手元のタブレットで配信を見ていることが多いかもしれません。どちらかというと「紅白」よりも、その後の「年の初めは〇だまさし」が楽しみだったりします。ということで、よいお年を!

2022年12月18日(日)

まだまだ「ワールドカップだより」です(たぶん、来週が最終回です)。

昨夜の3位決定戦が終わり(この「図書館だより」を書いているのは17日土曜日なので、結果はまだ分かりませんが)、ワールドカップも残すところ決勝のみ。アルゼンチン対フランスという、とても楽しみな組み合わせとなりました。両チームのエース、メッシ対エムバペは、パリ・サンジェルマンのチームメイト対決。パリ・サンジェルマンのスポンサーといえば「カタール航空」ですが、カタール・ワールドカップの決勝でこの2人が対決するとは、(お金持ちの気持ちはよく分かりませんが)スポンサー冥利に尽きるのでしょうか?・・・むむむ。ともあれ、代表戦で入場前の選手が整列している時に、チームメイトや仲の良い選手同士が握手したり、嬉しそうに抱き合ったりする場面を見ると、少しほっこりします。

準決勝の2試合は早起きして生観戦しましたが、どちらもとても面白い試合でした。メッシ選手の強烈な個人技で圧倒するアルゼンチンと、ポグバ、カンテ、ベンゼマ・・・と主力選手をケガで欠きながらも当然のように決勝へ進む強かさを見せたフランス。どちらが優勝しても王者に相応しいチームだと思いますが、個人的にはアルゼンチンを応援しようと思います。優勝予想、これまで過去30年ほど当たったことがないのですが、ついに当たるかも!?

準決勝の2試合が終わった時に、あ、もうこんな時間に起きることって、たぶんしばらくないんだろうな(3時半起きだった)・・・と、ぼんやりしてしまいました。今からこんなに感傷的になってしまうなんて「ロス」が心配ですが、本もたくさん借りているし、好きなミュージシャンのBlu-rayリリースも近づいているし、受講している講座の勉強もしなくてはならないし・・・と、のんびり感傷に浸っている余裕はなさそうです。そして何よりも(!)、次のコーナー作りに取り組まなければならないのです!!今日で、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も最終回を迎えますし。

最後になりますが、(O)さん、ハトの忌避剤にお礼の言葉を頂きまして、有難うございます。ネットのレビューなどを見てみると、忌避剤の効果は人(家?)それぞれのようですが、(O)さん家で効果があると良いですね~。ちなみに、忌避剤のパッケージにはハトがキュッとした表情をしているイラストが描かれていますが、本物のハトは忌避剤をセットすると厳しい表情で睨んできます。あと、私も(O)さんと同じく車に落とし物をされてしまいました。どうやら、ハトが本気で怒る効果はあるようです。

『勝者のエスプリ』アーセン・ベンゲル/著・・・「いつか書く」と書きながらも、全然書けなかったグランパスとワールドカップの話のその1。元・グランパス監督のベンゲル氏は、FIFAの技術研究グループでリーダーをつとめており、今大会の分析も発表しています。うーん、相変わらず知性と落ち着きを感じる方ですね。
『悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記』木村元彦/著・・・グランパスとワールドカップの話のその2。今大会で残念ながらグループリーグ敗退となったセルビアの代表監督をつとめたのが、元・グランパス監督のストイコビッチ監督。この本では表紙を飾っています。ちなみに、セルビア代表でコンディショニング・コーチをつとめたのは、グランパスでもコーチとして共に戦った喜熨斗勝史さん。これも凄い話ですね。
『渋谷ではたらく社長の告白』藤田晋/著・・・これはおまけ。「ABEMA」の配信で話題となった本田圭佑選手の解説。私もたっぷり楽しませて頂きました。サッカー好きの兄ちゃんが隣で観ながら喋っているのを聞いているみたいで、面白かったです。本田選手も、代表キャプテンをつとめた吉田選手同様、グランパスから羽ばたいた選手の一人です。

2022年12月11日(日)

今週も「ワールドカップだより」です。

うーん、日本代表はクロアチアとの120分の激闘+PK戦の結果、負けてしまいましたね・・・。PKは「じゃんけん」みたいなものとよく言われますが、クロアチアも疲れていたし、スピードでは日本が圧倒していたように思えるだけに、PK戦でのベスト16敗退は「あー、もったいない!!」と思ってしまいました。まだまだ、このチームが見たかったです。

今大会で日本代表キャプテンをつとめた吉田麻也選手は、名古屋グランパスを長く見続けている私にとっては、吉田選手がまだ10代だった頃から応援している選手です(入団会見で少しスベっていたのも、今となっては懐かしい思い出です)。吉田選手は(あくまでも私個人の意見ですが)、最初からすごい選手だったわけではなく、グランパス、フェンロ(オランダ)、サウサンプトン(イングランド)、サンプドリア(イタリア)、シャルケ(ドイツ)・・・と海外クラブへの移籍と挑戦を続けて、経験(成功も失敗も)を積み重ねることによって、一歩ずつ力をつけて不動の代表キャプテンとなっていった選手だと思います。ということで、日本代表の敗退が決まった後、目を真っ赤にして会見した吉田選手の姿にはグッとくるものがありました。「お疲れ様でした」とか「ありがとう」とか、そんな言葉を簡単に掛けるのが憚れるような場面でした。

4年後の2026年に開催されるワールドカップは、カナダ・メキシコ・アメリカによる史上初の3カ国共同開催です(選手もサポーターも移動が大変そうですね)。4年後、まだ名前も知らない、見たこともない選手が、私たちをワクワクさせてくれるのかなぁ、と思うと年齢を重ねるのが楽しみになってきます。もちろん、今回悔しい思いをした選手たちにも期待しています。

ということで、日本代表は敗退してしまいましたが、ワールドカップは続きます。まだまだ睡眠不足な日々もありそうですが、風邪をひかないように用心しつつ、4年に1度のお祭りをしっかり楽しみたいと思います。ワールドカップが終わったら、コーナー8「追悼2022」、「あったま~る文庫」についても少し書こうと思っています。グランパスとワールドカップの話もまたの機会に。いや、そんな大した話でもないのですが。

『ゆだねて束ねる ザッケローニの仕事』増島 みどり/著・・・2014年に開催されたブラジル・ワールドカップで代表を率いたザッケローニ監督は、若かった吉田選手を代表レギュラーに抜擢しました。当時の日本は、海外で活躍するセンターバックがまだまだ珍しかった時代です。最近の日本代表センターバック陣を見ていると、すごい昔のような気もしてきます。
『万感のおもい』万城目 学/著・・・数日前の新聞に寄稿された「2012年、目黒通り、午前2時」と題した万城目さんのエッセイは、吉田選手の温かな人柄が伝わり、とても心に残りました。「朝7時からトレーニングです」という小さな声が聞こえたような気がします。ということで、万城目さんの最新エッセイです。
『ディエゴ・マラドーナ』(Sports Graphic Number PLUS)・・・11月6日(日)蔵書点検直前の「図書館だより」で・・・・・・私の予想はアルゼンチン優勝です。おそらく、今回が最後のワールドカップとなるメッシ選手が大活躍し、亡きマラドーナにトロフィーを捧げる・・・という感動のシナリオを勝手に予想しています。・・・・・・と書いていました。今日(12月10日・土曜)は3時45分起きで、アルゼンチン対オランダを観戦してから出勤しています。うーむ、イエローカード17枚+乱闘(サッカーというよりプロレスみたいでした)という荒れた試合でしたが、延長+PK戦の結果アルゼンチンが勝ちました!さて、次は日本、そしてブラジルに勝ったクロアチアとの準決勝です・・・私の優勝予想は当たるかな??

2022年12月04日(日)

12月に入った途端、急に寒くなりましたね。特に寒がりでもないのですが、ハイソックスを履き、厚手のセーターを着ていても、図書館内はうっすら寒いような気がします。ちゃんとあったま~って、風邪をひかないようにしなくては。

さて・・・皆さん、カタール・ワールドカップ観ていますか??私はもちろん2日・金曜は午前4時のキックオフに備えて午前3時50分に起きて、スペイン戦を観ていました(27日・日曜の負けてしまったコスタリカ戦もちゃんとリアルタイムで観ていましたけどね・・・笑)!!

結果はたっぷり報道されているので書きませんが、スペイン戦のMVPは冨安選手でしたね。「神レベル」とも称えられていましたが、1対1で負けない技術、そして気持ちの入ったプレーに痺れました。また、試合の終盤に「ケガのため欠場」とされていた遠藤選手が出場し、試合を落ち着かせていた場面も印象に残りました。頼もしかったです。

このワールドカップから1試合あたりの選手交代の人数が、これまでの3人から5人に増えたことが(登録人数も23人から26人に増えましたが)、このワールドカップで劇的な試合展開が多い理由の一つかな、と思います。森保監督は、ワールドカップに出場している全代表監督の中で、このルール変更を最大限に活用した監督だといえるでしょうね。素晴らしい!ブラボー(@長友選手)!!

それにしても、ドイツとスペインに勝って、コスタリカに負けるとはねぇ・・・ワールドカップ開幕前に、この結果を予想した人は誰もいないでしょう・・・。もう、かれこれ30年くらいサッカーを観つづけていますが、サッカーとは、本当に不思議なスポーツだと今さらながら思います。番狂わせといえば、ベルギーもドイツもグループリーグ敗退ですね・・・。うーん、11月~12月だと、ヨーロッパはリーグ戦の真っ只中だということも影響しているのかもしれませんね。

ということで、グループリーグが終わり、いよいよ決勝トーナメントが始まります(始まりました、かも??)。ここから先はトーナメント戦となるので、前後半90分間で決着がつかなければ延長戦、さらに決まらなければPK戦となります。午前4時キックオフの試合も多いので、遅刻しないように気を付けなくては・・・。ワールドカップも、決勝トーナメントに入ると一気に日程が進んでいきます。日本の決勝トーナメント第一試合は16日(火)午前0時キックオフのクロアチア戦ですね。朝型なのでド深夜は苦手ですが、「新しい景色」を一緒に見ることができると信じて応援したいと思います。

この「図書館だより」を書いている時点(2日金曜日)では、セルビア対スイスの試合がまだ行われていないので、先週の「図書館だより」で来週書くと書いた「名古屋グランパスとワールドカップについての話」は、またの機会に。

ワールドカップで寝不足なところに、みうらさんが出演される「笑う洋楽展」の新作(3本も!)オンエアと、好きなミュージシャンのライブ等の期間限定配信が重なり、本当に眠るヒマのない日々がしばらく続きそうですが、毎日楽しく元気に過ごしたいと思います。ま、好きなものがいっぱいあるって、幸せなことですよね~。

『ラ・ロハ スペイン代表の秘密』ミゲル・アンヘル・ディアス/著・・・出版されたのは今からちょうど10年前の2012年。スペイン代表の舞台裏、代表選手達の素顔が描かれています。10年経った今読んでみても、なかなか面白い一冊です。
『おれ、バルサに入る! 夢を追いかけるサッカー・キッズの育て方』久保建史/著・・・著者は久保建英選手のお父さん。久保選手はスペイン戦では途中交代でしたが、次戦こそはワールドカップ初ゴールを期待しています。

2022年11月27日(日)

特別整理休館が終わってから、はじめての「図書館だより」となります。みなさん、休館中はお元気でお過ごしでしたか?いろいろと心配していたものの、今年はわりと暖かいまま蔵書点検が終わり、寒いのが苦手な私にとっては有難かったです。また、新しいコーナー「追悼2022」、「あったま~る文庫」を図書館の休館明け(と、ワールドカップの開幕)に間に合わせることができて、とてもホッとしています。新しいコーナーについては、後日ホームページでも紹介する予定ですが、ワールドカップが終わった頃に「図書館だより」にも書こうと思っています。気長にお待ちください。

さて、まずは休館明けの23日に行われた日本対ドイツ戦の話を。試合結果はテレビ等でもず~っと報道されているのでご存知かと思いますが、見事な日本の逆転勝ちでした!前半の終盤は観ているだけでも苦しくなるような展開が続いていましたが、後半に入ってからの怒涛の選手交代、そして2得点にはとても興奮しました。森保監督の采配がMVPでしたね。

前回のロシア・ワールドカップでの「ロストフの14秒」からの4年半、そして森保監督自身も選手として経験した1993年の「ドーハの悲劇」からの29年という月日を思い、グッときてしまいました。長いことサッカーファンをやっていて、とても良かったなぁ・・・と思います。また、久しぶりに学生時代の懐かしい友人たちと「試合、観てた??」と連絡を取ることができ、友人と喜びを分かち合うことができたことも、とても嬉しいことでした。みんな元気そうで良かった。

ということで、今晩7時からは日本対コスタリカ、そして12月2日(金)の早朝4時からは、日本対スペインの試合が行われます。うーん、今から楽しみです。ワールドカップの開幕と、いわゆる「推し」のミュージシャンの活動再開が重なり、睡眠不足どころじゃないくらいのレベルで寝ていませんが、何でだろう・・・まぁまぁ元気です。とはいえ、来週の12月に入る頃に急に寒くなるそうなので、体調管理に気をつけなくてはならないですね。

ワールドカップ期間中は、ほぼサッカーネタの「図書館だより」となりますが、四年に一度のお祭りなのでご容赦下さい。来週は私が応援している名古屋グランパスとワールドカップについての話を書こうかな、と思っています(来週は本の紹介もちゃんと書きます)。来週の「図書館だより」を書く頃には、もうグループリーグの結果が出ているんですね。うわぁ、もう今からドキドキしています・・・。

2022年11月06日(日)

前回の「図書館だより」のつづきのような内容です。先週の火曜日、森保一監督の名前にちなんだ11月1日にサッカーのカタール・ワールドカップの日本代表メンバー26人の発表がありました。守備陣はベテランが多く選ばれた一方、前線では実績十分の大迫選手や原口選手が外れ、若手、特に海外リーグで活躍する選手(怪我でリハビリ中だった選手も含めて)が多く選ばれました(その後、中山選手が怪我のため欠場することになりました・・・守備のユーティリティープレイヤーとして期待していたので、とても残念です)。

昨日11月5日はJ1最終節でしたが、私が長年応援しているグランパスからは相馬選手が選ばれました!おめでとう!!ぶっちゃけ、当落線上かな?・・・と思っていたので、嬉しいサプライズでした。本番での大活躍を期待しています。この「図書館だより」を書いている時点(5日土曜日)では確定していませんが、グランパスは優勝争いにも降格騒動にも縁がないまま今シーズン終了となりそうです。今シーズンも残念ながらスタジアムで観戦できませんでしたが、来年こそは生観戦したいな~と願っています。

たぶん先週の「図書館だより」にも書いたと思うのですが、今回のワールドカップはいつもの6月ではなく11月開幕です。日本代表グループリーグ第3戦のスペイン戦は12月2日(金)午前4時キックオフ・・・いや、朝は強いので午前4時は全然平気なのですが、12月って・・・たぶん寒いですよね。うぅ、寒いのは嫌いなんですよぉ~。4年に1度の大舞台を準備万端で迎えるのは選手も大変かと思いますが、ファン、サポーターも大変です。今回は、時差対策だけではなく寒さ対策もしっかりとして、風邪ひかないようにしなくては!

さて、明日11月7日(月)から「蔵書点検にともなう特別整理期間(長い!)」のため、図書館は22日(火)まで休館いたします。ということで、この期間は「図書館だより」もお休みとなります。再開は、23日(水)の予定・・・★さん、宜しくお願いします。

今年の秋は今のところ天気の良い日が多く、過ごしやすくて助かります。「蔵書点検=寒い中での肉体労働」のイメージが強いので、このまま暖かい日が続くことを願うばかりです。皆さまも長いお休みとなりますが、お身体大切にお過ごし下さい。23日(水)、きれいに整頓された図書館でお会いしましょう。お、23日は祝日・・・勤労感謝の日ですね。うーん、元気に働けることに感謝する日、なのかもしれません。ちなみに、この日は午後10時から日本対ドイツです。応援しなくては~!

『日本男児』長友 佑都/著、『本当に「英語を話したい」キミへ』川島 永嗣/著・・・長友選手、川島選手は今回のカタール・ワールドカップで4大会連続の代表選出となります。人生で一度でも出場できたら嬉しいワールドカップに4大会も出場するとは、本当に凄いことです。年齢を重ねても向上心を失わない姿勢には脱帽です。また、川島選手は7か国語を操ることで知られていて、この本も語学の勉強法についての本です。サッカーファンだけでなく、外国語を勉強している方にもオススメの一冊です。
『キャプテン翼 中学生篇 第1巻』・・・もはや自宅では再生できないVTRです。先日、作者の高橋陽一先生がニュース番組に出演し、今大会はブラジル優勝と予想していました。私の優勝予想も、ヨーロッパ圏外での開催ということで同じく南米ですが、私の予想はアルゼンチン優勝です。おそらく、今回が最後のワールドカップとなるメッシ選手が大活躍し、亡きマラドーナにトロフィーを捧げる・・・という感動のシナリオを勝手に予想しています。ちなみに、高橋先生の奥様が「翼くん」の声優さんだったことは、サッカーファンの間ではよく知られた話です。

2022年10月30日(日)

10月もあと1日で終わりですね。今年の秋は晴れの日が続き、日中暖かくて過ごしやすいので、寒いのが苦手な私にとっては有難いかぎりです。

ここのところ、休みの日は自宅で「喪中はがき」の作成・印刷を少しずつ進めながら、スマホのアプリでラジオを聴いていることが多いです。世の人々が年賀状の作成をスタートする前に届かなくてはならない「喪中はがき」を作成していると、〆切がある仕事を抱えている気分になります(嬉しくない)。また、プリンターのインクがなくなってしまい、急きょ「〇―ズデンキ」へ買いに行かなくてはならなくなったり、なぜか宛名印刷が全くできなくなり宛名は手書きするほかなくなったり・・・と、トラブル続きで少し焦っています。iPadを購入してから、自宅のPCを起動することが激減したことがトラブル続きの原因だろうな、と思っています。し、仕方ない・・・。

とある事情で、少しお金を払って「ラジ〇」のプレミアム会員になっているので、全国あちこちの放送局のラジオ番組が聴けてなかなか面白く、良い気分転換になっているような気がします。テレビと違って、手元の作業に集中しながら楽しめることと、プリンターを設置してある2階に移動しても耳で楽しむことができるのが、おうちラジオの良さですね。

さて、明後日、11月1日(火)14時~サッカーのカタール・ワールドカップの日本代表メンバー26人の発表があります。サプライズ選出はあるのか!?・・・今からドコドキ、じゃなくてドキドキしています。現在、私は次回コーナー用ポップ原稿の作成真っ只中なのですが、ワールドカップが開幕する11月20日までには無事に原稿を完成させ、すっきりとした気分で開幕戦に臨みたい!・・・と日々思いながら、頑張っているところです。まだまだ、だいぶ頑張らなくてはダメっぽいですけどね。4年に一度の大きな大会にコンディションを整えるのは選手も大変ですが、ファンも大変だったりするのです。若い頃は、「サッカーをテレビ観戦していて寝るなんてファン失格だね」とか呑気に言ってましたが、これは若気の至りだったと反省しきり・・・「大人」って基本的に寝不足なんですね。「ファン失格」とならないように11月は頑張らなくては!

『パソコンで困ったときに開く本 2022』・・・逆に「パソコンで困らないとき」ってあるんだろうか?・・・とか、思ったりします。この手の本はあまり、というより全然読まないので、私はしょっちゅう困っているのかもしれませんね。
『想像ラジオ』いとうせいこう/著・・・「ラジオ」といえば、最初に思い出すのがこの小説。最初に読んだときには、あまりにも悲しくてビックリしました。いとうさんはみうらじゅんさんの「親友」としてよく知られていますが、私はお2人が「親友」となった話が大好き過ぎて、何度聴いても毎回感動してしまいます。
『ワールドカップの世界史』千田善/著・・・著者の千田さんは、今年亡くなったオシム監督の通訳としても知られる方です。2006年に出版された本なので、2002年日韓大会までの歴史となりますが、ワールドカップの歴史が詳しくわかりやすく書かれている本です。

2022年10月23日(日)

先週の休日のこと。いつもの買い出しを終えて帰宅すると、玄関のドアノブに白いビニール袋がぶら下がっていました。こ、これはもしや!?・・・そう、毎年恒例で頂いているご近所のAさんからの柿です(たぶん去年も「図書館だより」に書いた)。やったー、嬉しい!・・・とビニール袋の中身を覗いてみると、「〇〇(ウチの名字)」と書かれたメモが1枚。きっと、Aさんはご近所のあちこちのお家に柿を配るので、間違えないように宛名を書いて、ビニール袋に入れて配っているんですね。少し早いサンタさんがわが家に来てくれたようで、とても嬉しいのですが、実は「〇〇より」とは書いていなかったので、たぶんAさんからだろう・・・という推測の話だったりします。今度、ご近所でAさんにお会いしたら確認してお礼を伝えようと思っていますが、実はもう殆ど食べてしまったので、別の人からだったら・・・ど、どうしよう??

柿の話が先になってしまいましたが、この季節はリンゴ好きの私にとってはベストシーズンです。酸味と甘さのバランスが最高の「シナノスイート」も、パリパリ、シャクシャクとした食感が耳に心地良い「秋映」も大好き。お店で見つけては大量に購入して、むしゃむしゃ食べています。季節としては秋よりも春が好きですが、食べ物では圧倒的に秋に軍配が上がりますね。しばらくは「食欲の秋」を満喫したいと思います。

さて、先週の18日に中村俊輔選手の今シーズン限りの現役引退の発表がありました。私のサッカーファン歴もかなり長くなっているので、中村俊輔選手が出場した試合は日本代表戦もリーグ戦も何度か生観戦したことがあります。中村俊輔選手は10番がよく似合う選手で、いつも「うまいなぁ~」とひたすら見惚れて観ていました。中村俊輔選手といえば理論派で知られているので、よき指導者としてクレバーな選手をたくさん育ててくれることを期待しています。お、早くもW杯まであと1ヶ月を切りましたね。ここのところ忙しくて、サッカーを昔ほどは掘れていないのですが、そろそろしっかりと予習しなくては・・・。

あ、11月は蔵書点検もあるのでした(いや、むしろ本業)。11月は、睡眠時間の確保と時差対策、そして何よりも体力維持が課題となりそうです。

『柿』今井 敬潤/著・・・「硬め派」と「柔らかめ派」で世論を二分する柿ですが、皆さんはどちら派でしょうか?私はどちらも好きな派ですが、母が「硬め強硬派」なので、残った方=柔らかめを食べることが多いです。ちなみに、この本によると柿は海外でも「KAKI」で通用するそうです。初耳~。
『ききりんご紀行』谷村 志穂/著・・・恋愛小説の名手として知られる谷村さんですが、意外にも北大農学部出身、バリバリの理系だそうです。約30種のりんご食べ比べは私も是非やってみたい!
『中村俊輔塾 全スーパーテクニック伝授』・・・2008年に出版された本なので、セルティックのユニフォームを着た表紙の中村俊輔選手は、今見るとかなり若いです。セットプレーでこんなにワクワクさせてくれる選手が、今の代表にはいないのはちょっと残念ですね。

2022年10月16日(日)

早くも10月の半分が過ぎましたが、今日(15日土曜)は陽射しが強くて館内も少し暑いです。そういえば、今日は津島市制75周年記念事業「天王川公園へみんなでゴー!!全員で750周歩こう」イベントの当日ですが、参加する人も暑いかもしれませんね・・・。この暑さで衣替えもあまり進んでいませんが、夕食後にウォーキングをしていると金木犀の香りがふんわり漂ってきます。そっか、ここには金木犀の木があったんだな・・・と、この季節になると気づかされ、少しずつ秋が深まっていることを実感します。木にも流行があるようで、私が子どもの頃よりも金木犀の木は減ってきているように感じますが、実際はどうなんでしょう?

さて、10月後半となり、毎週楽しみに観ている大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も終盤を迎えつつあります。先週の日曜日はドラマ本編がお休み、トークスペシャルが放送されていました。番組の司会はテレビ東京出身のテレビプロデューサー・佐久間宣行さん。NHKもずいぶん変わったものだな・・・と思います。脚本家の三谷さんへのインタビューは、「鎌倉殿」ファンならではの深い質問が多く、とても面白かったです。「政子を悪役とは思えなかった」という三谷さんの発言は、作品ファンの佐久間さんだから引き出せた言葉だな、と思いました。

それにしても、クライマックスを前にしてトークで45分、ドラマ1回分を使うとは・・・。キャスト、スタッフの皆さんの、作品に対する絶対的な自信を感じました。さてさて、どのような結末を迎えるのか・・・今からとても楽しみです。

最後になりますが、先週の中頃にコーナー6「追悼・稲盛和夫さん」を終了しました。コーナーが成立する冊数はきちんと用意しておいた筈なのですが、棚に1~2冊しか並んでいない状態が続き、稲盛和夫さんへの関心の高さに改めて驚かされました。コーナーは終了しましたが、年末の追悼企画で稲盛さんの著作も少し紹介する予定ですので、こちらをお待ち頂ければ・・・と思います。

ということで、現在、次のコーナー作りを少しずつ進めているところです。次のコーナーは、先ほど書いた追悼企画のほかに、気軽に楽しんで頂ける内容(まだヒミツです)のコーナーの2本立てを予定しています。今年は、祖母をはじめ、子どもの頃からよく知っているご近所の方が続けて亡くなり、お別れの多い一年となりました。私も、もういい歳なのに「悲しいこと」に相変わらず弱いので、その都度心に穴が開いたような気分になります。残り2ヶ月半となった2022年ですが、悔いなく過ごしたいものです。まずは、コーナー作りのギアを上げなくては・・・。

『錦繍』宮本輝/著・・・ここ10年来、秋が深まってくると毎年のように読み返してしまう私にとっての「秋小説」。紅葉の季節の蔵王へは「いつか行こう」と思いつつ、まだ行けていません。コロナ禍が収まったら、「いつか」といわずに絶対行こう!
『佐久間宣行のずるい仕事術』佐久間宣行/著・・・サブタイトルは「僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた」。いつも明るく喋っている印象の佐久間さんですが、なかなか意味深なサブタイトルですね。同世代のトップランナーの一人として、尊敬しています。
『稲盛和夫に、叱られた! 38人の学びと喜び』・・・稲盛和夫さんと親交の深かった38人に取材し、稲盛さんの叱責がそれぞれの人生に与えた影響について書かれた本です。「叱られた」と「喜び」が並ぶタイトルと、雷がデザインされた表紙が印象的です。

2022年10月09日(日)

ご存知の方も多いかと思いますが、現在お隣の愛西市図書館(中央・佐織とも)が11月頭頃まで休館中です。津島市内在住の方なら分かると思うのですが、「〇ィール」が棚卸しの日は「ヨシ〇ヤ」駅前店・北テラス店が混む、と言われています。さて、このルールは図書館にも当てはまるのか?・・・つまり、お隣の図書館が休みだと、この図書館が混むのか?・・・と気になったので、カウンターで個人的に日々検証しています。しかし、正直に言うとさっぱり分かりません。いつもより館内に人が少し多いような気もするけれど、テスト期間なのかもしれないし、読書の秋だからかもしれないし・・・と、現時点では調べる甲斐のない結果。まだまだ検証中ですが、スーパーマーケットのルールは図書館では当てはまらないのかもしれませんね。スーパーマーケットは、図書館と違って不要不急(懐かしのワードになりつつあります)だからかもしれません。

ま、そんなことはさておいて、ここのところテレビを点けていると、デビュー50周年を迎えたユーミンこと松任谷由実さんが、音楽番組のみならずバラエティ番組にも出演されているのを、よくお見かけします。うーん、50周年!!私が生まれる前から、日本の音楽業界の最前線に立ち続けているのに、尊大なところや偉そうな感じが全くなく、いつ見ても格好良いなぁ・・・と憧れてしまいます。50周年記念ベストアルバムのリリースのタイミングで続いているテレビ出演も、何よりもご自身が50周年を迎えたことを楽しんでいるように見えて、素敵だなぁと思います。一番楽しみにしている「タモリ俱楽部」はきちんと録画したので、見るのが今から楽しみです。

私は熱心なユーミンファンとはとても言えませんが、自分が生きてきた時代にユーミンがいてくれて良かった、と心から思っています。これからも健やかに末永く活躍されることを願って、応援しています。そして、50周年おめでとうございます!!これからも私たちの格好良い先輩として、輝き続けて下さい。

『地元スーパーのおいしいもの、旅をしながら見つけてきました。』森井 ユカ/著・・・日本全国のご当地スーパーを巡って、著者がひとめぼれした食品や雑貨を紹介する本ですが、表紙を飾るのは「ヨシ〇ヤ」のもろこ寿司。全国のスーパーを取り上げている本なので、最初気づいた時はまぁまぁ驚きました。
『Yuming Tribute Stories』・・・小池真理子さん、桐野夏生さん、江國香織さんら6人の女性作家がユーミンの名曲タイトルから書きおろしたアンソロジー。解説を担当されたのが『ユーミンの罪』の酒井順子さん、というのも面白いところです。
『seasons colours〔1〕』『seasons colours 〔2〕』・・・今から15年前のデビュー35周年に企画されたユーミンのベストアルバム。四季をテーマにセレクトされた春夏篇と秋冬篇のCDです。代表曲はこの作品にほぼほぼ収録されていますが、50周年ベストアルバムも気になるところです。

2022年10月02日(日)

10月になりましたね。日中は暑い日も多いですが、朝晩はめっきり涼しくなりました。ここのところ、夕食後にウォーキングをしていると、風に乗って太鼓や鉦(しょう)の涼やかな音が聞こえてきます。「尾張津島秋まつり」の本番に向けて練習をしている音です。

今日、10月2日は「尾張津島秋まつり」の当日です。子どもの頃は「秋まつり」といえば、土曜日の「子供獅子」で、私もご褒美にお菓子や果物などを頂いた思い出があります。今でも家のどこかを探せば、幼なじみとお揃いの青い法被を着た写真があるはず。私が子どもの頃は町内に子どもが多かったので、「お獅子」の布の端っこの部分を持つくらいしか役割を与えてもらえなかったような気がします。少子化が進んでいることと、コロナ禍のこともあるので、今年の「子供獅子」が私の住む町であるのかはよく分からないのですが、「わっしょいチロリン、花きってチョン!」の掛け声(同じ津島市内に住んでいる方でもこの掛け声ではないと仰った方もいるので、地域によって異なるようです)が懐かしいです。

現在、図書館の玄関横では企画展示「尾張津島秋まつり写真展」が開催されています。私が子どもの頃に着た青い法被とよく似た法被を着た子どもたちの写真も展示されています。あの頃は土曜日も半ドンで学校があったなぁ~。あ、年齢がバレますね。詳しくはこちらをご覧ください。

さて、先週の続きでサッカー日本代表の話を。27日(火)に行われたエクアドル戦は「0-0」のスコアだったものの、収穫の多い試合だったように思います。シュミット・ダニエル選手のPKストップの場面は個人的にも盛り上がりました。相馬選手が頑張って走っているところも観られたし、(寝不足になってしまいましたが)テレビ観戦できて嬉しかったです。

森保一(はじめ)監督の名前にちなんで「1並び」の、11月1日にワールドカップ・カタール大会の代表選手26人が発表されることが決まり、今からとてもワクワクしています。毎年、図書館は11月が特別整理休館でこの時期は忙しいので、私としてはいつも通り6月に開催してほしかったんですけどね・・・。ま、寝不足はつらいのですが、頑張って観戦しますけど。

あ、書き忘れるところでした。津島市出身のブックディレクター・幅允孝さんが出演されている「理想的本箱」の新作「もっとお金が欲しいと思った時に読む本」が昨日10月1日の夜にオンエアされています。この「図書館だより」を書いている時点(30日金曜)ではどんな内容だったのかは分からないのですが、番組を見るのが今からとても楽しみ。恐らく再放送もあるかと思いますので、気になる方はチェックしてみて下さいね。

『津島秋まつり 山車祭と石採祭』黒田 剛司/著・荻野 悦司/著・・・64ページの薄めのブックレットですが、「尾張津島秋まつり」についてわかりやすく書かれています。津島市在住ではない方にも、もちろんオススメ。
『Jリーグ・ファン・ガイドブック サンフレッチェ広島F.C』・・・この本が出版された1993年のサンフレッチェ広島は森保監督が現役時代だったはず、です。風間八宏・元グランパス監督も在籍していた当時のサンフレッチェ広島はなかなか興味深いチームです。
『本なんて読まなくたっていいのだけれど、』幅 允孝/著・・・本の帯に「読んでみるのもいい。」と続く、幅さんのエッセイ集。ちなみに私はサイン本を持っていて、それをよく自慢しています。

2022年09月25日(日)

先週末の台風14号が過ぎ去った後、朝晩めっきり涼しく、いや肌寒くなりましたね。季節の変化に服装が追いつかず、とりあえず引っ張ったら出てきたカーディガンを羽織って、風邪をひかないように用心しています。「暑さ寒さも彼岸まで」とは、本当によくいったものだなぁと思います。衣替えはすっごく苦手なのですが、そろそろ取り掛からないとダメですね。

さて、先週の「図書館だより」にも少し書いたのですが、気が付けばサッカーのカタール・ワールドカップまで2ヶ月切っているんですよね・・・私、かれこれ20年以上サッカーファンをやっていますが、これほど大会前に盛り上がってこないワールドカップは今まで見たことがないように思います。うーん、心配・・・。

23日のアメリカ戦では「ORIGAMI」をコンセプトにした新しい代表ユニフォームがお披露目となりました。試合はめでたく勝利!おかげで寝不足となってしまいましたが、貴重な実戦できちんと勝つことができてホッとしています。27日(火)のエクアドル戦も良い結果を期待しています。サッカーのユニフォームは(サッカーに限らず、スポーツ全般で当てはまるのかもしれませんが)、デザインもさることながら強いチームのユニフォームが格好良く見える、というのが私の持論です。11月のカタール・ワールドカップで好成績を収めて、再び代表人気が高まるといいなぁ~、と思いますが・・・本番はどうなるでしょうか?最近は代表のレプリカユニフォームを着た子どもの姿もめっきり見なくなってしまいましたが・・・。

そういえば、女子バスケットボールのワールドカップが21日に開幕しましたね!津島市ゆかりの山本麻衣選手が代表入りしているので、なるべくテレビの中継を観て応援しようと思っています。ここのところ、実はなかなか忙しくバスケは全然詳しくなれていないのですが、スポーツニュースで代表選手のインタビューを見ると「おぉ、強そう!頼もしい!!」と期待してしまいます。こちらも、是非とも好成績を収めてほしいです。頑張れ~!

「スポーツの秋」ですね。先週末は台風で山を歩けなかったので、運動不足になっているような気がします。今週末こそ、しっかりと身体を動かしたいなと思っています。これでも一応、私は「観る」だけでなく、「やる」も含めての「スポーツ好き」なのです。

『本日晴天お片づけ』伊藤まさこ/著・・・衣服だけではなく、片づけなくてはならないモノはたくさんあるのですが・・・。うーん、今度よく晴れた休日に頑張ることにしましょうか!
『ワールドサッカーユニフォーム1000』・・・2014年に出版されたものなので少しデータは古いのですが、読んでみるとチームの歴史やアイデンティティが感じられ、サッカーファンの私にとっては読んでいると時間を忘れる本です。
『女子バスケットボール東京2020への旅』・・・昨年2021年に開催された東京五輪で見事に銀メダルを獲得した女子バスケットボール代表についての本。ちなみに、東京五輪では山本麻衣選手は3X3(3人制バスケットボール)に出場されていたので、この本には登場していません。悪しからず。

2022年09月18日(日)

先々週の(や)さんの「図書館だより」(古い平屋に兄妹で住むこととなったが、害虫がいっぱい出てしまいパニックになる夢を見た、という回です)を読んでいて思い出したのですが、ここのところ庭(というより洗濯物干し場)にいる、小さな生きものがわが家のリビングに入ってくるという現象が多発しています。

(き)家はほぼバリアフリー住宅のため、庭とリビングに段差がないので、洗濯物を出し入れするタイミングで、小さな生きもの達が自由にリビングへ入ってくるのではないか?・・・と推測しています。人が出入りしやすい、ということは小さな生きものも出入りしやすい、ということなのでしょうね。カエルやバッタがたまにリビングで元気よく跳ねているのでビックリします。

ちなみに、リビングに入ってくる小さな生きもの中で最も厄介なのが、コオロギ。数年前、コオロギがリビングに入ってきていることに全く気付かず2階の自室で寝ていたら、夜中にコオロギの涼やかな鳴き声が・・・う、うるさいっ、眠れないじゃないかー!!・・・ということがあったので、それ以来わが家では「コオロギを見かけたら何を差し置いても捕まえて外に出す」というルールが徹底しています。何のこっちゃ。

と、ここまで書いて予約投稿しておいたのが16日(金)のこと。珍しく日曜日出勤し、図書館ホームページを見ていたら、何と!・・・昨日の(い)さんの「図書館だより」と虫ネタ被りしていました。図書館で働いている人は、虫対策に頭を悩ませている人が多いのかもしれませんね。

ここのところ、私の「図書館だより」がカロリー(熱量)高めの告知が続いていいたので、今回はこの辺で。たぶんこの先1ヶ月くらいは軽めの内容が続くかな、と思います。あ、サッカー日本代表のドイツ遠征のメンバー発表がありましたね(あんまり話題になっていないですけど・・・)。グランパスの相馬選手が入ったので、とても嬉しいです。欧州リーグが開幕して早くも1か月ほどが過ぎ、代表選手にも怪我人が増えてきて心配しています。4年に1度の大舞台をすべての選手がベストコンディションで迎えられることを願うばかりです。

『鳴く虫の捕り方・飼い方』後藤 啓/著・・・「鳴く虫を飼育するため」の捕り方について書かれている本です。鳴き声がうるさい、と考える私って無風流ですね。虫を手で触るのは全然平気ですが、特に好きでもないので「飼う」ことはこの先もないだろうなー、と思います。
『147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官』川瀬 七緒/著・・・「虫」が出てくる小説はないかな?・・・と思い、調べてみるとこんな本がありました。法医昆虫学者が活躍するミステリのようですが、焼死体のお腹から蠅の幼虫が出てくる、というあらすじを読むとちょっと苦手かも・・・虫というより、お腹から、の部分が。
『FIFA腐敗の全内幕』アンドリュー・ジェニングス/著・・・ここのところ、東京五輪をめぐる汚職事件が報道されていますが、FIFA(国際サッカー連盟)を舞台としたこの本を読むと・・・うーん、クリーンな国際スポーツ大会って今では存在しないのかも、と思ってしまいます。スポーツ観戦ファンとしてはきちんと怒るべきなのでしょうが、「またか・・・」と思ってしまいますね。

2022年09月11日(日)

ここのところ朝晩めっきり涼しくなってきたので過ごしやすいのは助かるのですが、本当に雨の日が多いですね。夏の終わりって、こんな感じだったか??・・・と思いつつ、すっきりしない空と洗濯物をうらめしい思いで見つめています。昨夜は「中秋の名月」でしたが、お天気に恵まれていたのでしょうかね??

さて、今回こそコーナー9「人生100年を生きる。」の話を。コーナーの詳しい内容についてはこちらを見て頂くのが一番かと思いますので、この「図書館だより」では少しだけ裏話を書きます。

どんなテーマでコーナーを作るのかを考えるのは毎回悩みでもあり、かつ楽しみでもあるのですが、今回のコーナーを作るヒントになったのは、最近「〇〇歳」と年齢が入った書名の本が多く出版されているなぁ、と気づいたことです。お、これはもしかしたら「年齢」をテーマにしたコーナーを作ることが出来るのでは?・・・と思い、年齢毎のブックリストを作り始めました。その後は、展示POPの構成上、人生を6つの世代に区切らなくてはならないことに迷ったほかは、わりと順調に作業が進んだように思います。

もうひとつ、今回のコーナーを作るヒントになったのは今年1月に96歳で亡くなった私の祖母の存在でした(先日亡くなられた英国のエリザベス女王と同い年です!)。祖母が亡くなった頃、人って100年くらい生きると世の中がどんな風に見えるんだろう・・・と、よく考えていました。今でもその答えはさっぱり見つかりませんが、平凡な一生を過ごす人なんて、この世には1人もいないんじゃないかなぁ・・・と思います。

私の好きな作家の北村薫さんは「小説が書かれ読まれるのは、人生がただ一度であることへの抗議からだと思います」と書かれています。「何かを学ぶため」に本を読むだけではない、本の持つ豊かな価値をやわらかな言葉で表現されていて、とても素敵だなと思います。ただ一度しかない人生ですが、本を読むとたくさんの人生を体感できて面白いですよね。人の数だけある人生を映す本を探して頂ければ・・・と思います。

そんなワケで、コーナー9「人生100年を読む。」は11月の特別整理休館に入る頃までは展開していますので、どうぞ宜しくお願いします。あ、書き忘れるところでした。コーナーのポスターでは「傘をさしていた女の子が、ステッキをつくお年寄りになるまで」をデザインしています。Y先輩、いつもながら丁寧に作って頂き、有難うございました。

『月の満ちかけ絵本』大枝 史郎/文・佐藤 みき/絵・・・月の満ち欠けのしくみが一目でわかる児童書。わかりやすく、詳しい解説は子どもだけが読むにはもったいないかも?
『ザ・クイーン エリザベス女王とイギリスが歩んだ一〇〇年』マシュー・デニソン/著・・・先日亡くなられたエリザベス女王の伝記で今年出版された本。11月の特別整理休館明けには、うまくいけば「追悼2022」と題した追悼特集を組む予定なので、こちらでエリザベス女王の本も紹介したいと思っています。
『空飛ぶ馬』北村 薫/著・・・北村薫さんのデビュー作で、私が紹介した言葉はこの本の裏表紙に書かれていました。今から30年以上前、1989年にに出版された本ですが、何度読んでも新鮮な気持ちになります。当時の大学生って「大人」だなぁ、と思います。

2022年09月04日(日)

激しい雨が降ったかと思いきや、急に晴れて暑くなったり・・・と、不安定な天気が続きますね。今書いている「図書館だより」がホームページに載る頃には、台風11号もどうなっていることやら・・・。大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

気がつけば9月となり、早番で出勤する時間帯には制服姿の中・高校生が自転車に乗って通学する姿を再び見かけるようになりました。また、母校でもある小学校の近くの横断歩道では黄色い旗を持って児童の登校を見守る先生方や、通称「緑のおばさん」が子ども達に声を掛けている姿も見かけます。残暑厳しい季節なのに大変だなぁ・・・と常々思いつつ、こっそり応援しています。

だいぶ前の「図書館だより」にも書いたことがあるような気もするのですが、母校の小学校の「緑のおばさん」は、何と私が子どもだった頃から変わらない同じ方が「緑のおばさん」です。私の年齢から考えると、まぁまぁビックリ。今考えてみると、当時はかなり若かった女性を(間違いなく今の私よりも若いはず!)、子どもの私は躊躇なく「おばさん」と呼んでいたんですね。大変失礼いたしました・・・。

ぼーっと書いていたら前書きが長くなってしまったのですが、少しだけお知らせを。まず、先週の水曜日8月31日にコーナー6「追悼・稲盛和夫さん」をスタートしました。27歳(!)で創業した京セラを一代で世界的な企業へと育て上げ、現・KDDIを設立したほか、日本航空の再建も手掛けるなど「ベンチャーの神様」とも呼ばれている経営者です。著作もとても多く、訃報が流れた翌朝のNHKニュースでは「追悼コーナー」を書店で設置したというニュースが流れたため、大慌てで図書館でも追悼コーナーを設置しました。POPにも書きましたが、社会貢献を強く意識した独自の経営哲学は国内外を問わず多くの人々に影響を与えています。著作を通じて、稲盛和夫さんの哲学に触れて頂ければ・・・と思います。コーナー6は図書館メインカウンター横の返却された本が置いてあるブックトラックの手前で控え目に展開しています。ストック本も僅かとなってきましたので、気になる方はお急ぎ下さい。

もうひとつお知らせを。8月23日(火)の整理休館日に、コーナー9「人生100年を読む。」をスタートしましたが、ずいぶんと長い文章になってしまったので、この話は次週に書こうかなと思っています。引っ張ってしまい、スイマセン。

『9月1日 母からのバトン』樹木 希林/著・内田 也哉子/著・・・新学期のスタートはナイーブな季節でもありますね。樹木希林さん&内田也哉子さん親子による、生きづらさを感じる全ての人に「ままならない人生を生きる」意味を優しく語りかける作品。この季節にオススメです。もちろん大人の方にも。
『歩行者事故はなぜ起きるのか』松浦 常夫/著・・・長年、交通安全研究・事故統計分析に携わってこられた著者による、歩行者事故について詳しく書かれた本。常々書いていますが、私は運転がヘタなので十分に気をつけて運転しなくては!
『生き方 人間として一番大切なこと』稲盛 和夫/著・・・刊行10年目に100万部を突破した稲盛和夫さんのベストセラー本。個人的には、瀬戸内寂聴さんとの対談本『利他 人は人のために生きる』を機会があれば読んでみたいな、と思っています。

あ、書き忘れるところでした。先週日曜日の「24時間テレビ」で津島名物の日本一硬いお菓子「あかだ」を風間俊介さんが食べていた場面をご覧になった方はいますか??その場面を観た人が、私を含めても周りで5人に満たないのです・・・まさか、幻ではないと思うのですが。

2022年08月28日(日)

間もなく9月ですね。木曜日に(や)さんも書いていましたが、9月1日からは閉館時間は午後6時に戻ります。夕方にご来館される際はご注意下さい。そして、9月1日から遅番の職員は出勤時間が今よりも1時間早くなります・・・1日(木)、私は遅番にあたっているので、気を付けなくては。

夏休みもあと少しですね。毎年この時期になると、夏休みの宿題に追われていた子どもの頃を思い出します。子どもの頃の私は遊ぶことに夢中で、ほぼ毎日プールに行ったり、友達の家で遊んだり、マンガやコバルト文庫を寝っ転がって読んだり、昼寝をしたり・・・と、いかにも「昭和の子ども」らしい、のんびりとした夏休みを過ごしていました。

と、なると当然のことながら、毎年ちょうど今日ぐらいから大慌てで夏休みの宿題に取りかかることになります(当時は、出校日に夏休みの宿題を提出する、というような決まりはなかったように思います)。うぅ、ポスターの絵の具が乾かないよ~、と半泣きになりながら宿題を片付けていたことも、大人となった今では懐かしい思い出です。

少し前に益田ミリさんの本を読んでいた時に思ったのですが、子どもだった頃の私がたくさん遊んだり、いろいろ失敗したりしながらも幸せな日々を過ごしてくれていたおかげで今の私がいるんだなー、と思います。「いっぱい遊んでくれたおかげで、たくさんの楽しい思い出をいっぱい持っている大人になれたよ」と子どもだった頃の私に言ってあげたいですが、子どもの私はたぶん「ヘンなおばさんに会った!!」としか思わないでしょうね。

『小さいわたし』益田 ミリ/著・・・23日(火)の整理休館日にスタートしたコーナー9「人生100年を読む。」でも紹介したミリさんのエッセイです。来週の「図書館だより」ではコーナー替えの話を書こうかな、と思っています。
『脚本家坂元裕二』坂元 裕二/著・・・そういえば、坂元裕二さん脚本の現在放送中のドラマ「初恋の悪魔」にも、鹿浜さんが「大きくなった自分が、子どもの頃の自分に話しかける」場面がありましたね。うーん、あの回は本当に素晴らしかった・・・。

2022年08月21日(日)

雨が多い今年の夏ですが、先日の夜にウォーキングしていたら、秋の虫が鳴いているのが聴こえました。うーん、涼やか・・・。遅番にあたっている時は、帰る時間はもう真っ暗になっているし、晴れた日は空が高く見えるようになってきたし・・・と、季節は少しずつ秋へと向かっているようです。早く9月になーれ。

さて、今回も新しいコーナー作りが佳境に入っているので、短めのおはなしです。

私が好きなミュージシャンが出演するので観ていた、少し前にNHKで放送された「TARO MAN」に今もハマっています。どのくらいハマっているのかというと・・・

1.毎晩寝る前に録画しておいた「TARO MAN」全10話のうち、その日の気分に合ったものを観て、心を整えてから寝るようにしている。

2.お風呂に入っていたり、掃除機をかけている時に、ふと「♪ 爆発だ~、爆発だ~」と主題歌を口ずさんでいる。仕事中にカウンターにいても、頭の中で「♪ うまくあるな、きれいであるな、心地よくあるな~(←この部分のグルーブが気に入っている)」と主題歌がグルグル回ってしまう。

3.現在、大阪中之島美術館で開催されている「展覧会 岡本太郎」で、20日・21日(つまり今日!)は「タローマンまつり」が開催されると知ったものの、行けないので、ここ数日ビックリするほど落ち込んでいる。うーん、「タローマンカルタ」が見たかった!

・・・といったカンジです。こじらせてますね。おそらく「TARO MAN」はまだ再放送されることもあるかと思いますので、気になる方はチェックしてみて下さいね。

「展覧会 岡本太郎」は来年の1月から愛知県美術館も巡回するそうなので、コロナ禍が落ち着いていたら観に行きたいなぁ・・・と思っています。グッズも入手したいですし・・・、と書いていたら思い出したのですが、私は「壁は、自分自身だ」と大きく書かれた岡本太郎クリアファイルを愛用していた(数年前に「太陽の塔」を見に行った時に購入。ちなみに冷蔵庫には「壁は、自分自身だ」だけでなく「瞬間、瞬間に、生きる」も家族に疎まれながら貼っています)レベルの太郎ファン。そういえば、先週の「図書館だより」に書いたみうらさんも『岡本太郎と日本の祭り』という本にコラムを寄稿されていますね。こうして自分が好きなものや人が繋がっていくと、ワクワクしてきます。早くコロナ禍が収まって、自由にあちこち行けるようになることを願うばかりですが・・・。

『太陽の塔』平野 暁臣/編著・・・2018年に「太陽の塔」がリニューアルされたことをきっかけに出版された本。ビジュアル資料が多く収録されています。
『もっと知りたい岡本太郎 生涯と作品』佐々木 秀憲/著・・・東京美術の「アート・ビギナーズ・コレクション」シリーズの一冊。代表作も網羅されているので入門書としてオススメです。
『岡本太郎 岡本敏子が語るはじめての太郎伝記』岡本 敏子/著・篠藤 ゆり/聞き手・・・太郎の制作活動を最も近くで支えた敏子さんの目線から語られる太郎の伝記。最強の「二人三脚」だったんだな、と思います。
『日本懐かし特撮ヒーロー大全』堤 哲哉/著・・・昭和の特撮ヒーローが網羅されている本ですが、TARO MANは(当然のことですが)掲載されていません。

2022年08月14日(日)

・・・え、(い)さん、本当に人生初の眼科だったんですか!?・・・あまりにもビックリしたので、ふつうに書いてしまいました。メガネ率が高いと囁かれている図書館業界においては、(い)さんのような人は貴重なのかもしれません(あ、メガネ以外でも貴重ですよ~)。

お盆休み真っ只中ですが、早くも台風の季節はやって来たのでしょうか?この「図書館だより」を書いている時点(12日金曜日)では、今日は台風一過の青空がひろがっているのか、あるいは雨が降っているのかはさっぱり分かりませんが、台風の被害がひどくならないように願っています。あ、「お盆休み真っ只中」と冒頭に書きましたが、図書館には「お盆休み」はありません。本日もご来館お待ちしております。

現在、新しいコーナー作りが佳境に入っているので、今回はごく短めに。

少し前のことですが、NHK・Eテレ「先人たちの底力 知恵泉 松本清張」に、私が敬愛するみうらじゅんさんが前・後編の2週にわたって出演されました。みうらさんの松本清張愛については2019年に出版された『清張地獄八景 松本清張生誕110年記念 みうらじゅんの松本清張ファンブック』に詳しいですが、今回も清張について熱く語られていてグッときました。個人的には、後編の「人気作品を生み出し続ける仕事術」で紹介されていた、自分の作品に(しっかりとメイクまでして)俳優として出演、いや熱演する松本清張さんの姿が心に残りました。あと、黒柳徹子さんと清張さんが対談している中で、「Tトリオよりちょっと高くて、Gさんよりちょっと安くて、Nさんとだいたい同じ」と具体的な人名を挙げてギャラの話をしていたのが、とても面白かったです。

みうらさんを見ていると、好きなものがいっぱいあるのは(大変そうだけど)とても幸せなことだなー、としみじみ思います。また、地上波のテレビで近いうちにお目にかかれると嬉しいです。

2022年08月07日(日)

先週は体温を超える暑さが続いたかと思ったら、急に強い雨が降ったり、雷が鳴ったり、と変化の激しい天気が続きましたね。

私の母の田舎である石川県では4日に記録的な大雨が降り、母の田舎であるH市でも最も警戒レベルが高い「緊急安全確保」が発令されたほか、帰省した際にいつも通る小松市の梯(かけはし)川が氾濫し、大きな被害が出ました。ニュースの映像を見て大変驚きましたが、幸いにして母の田舎では大きな被害はなかったそうです。北陸地方以外でも東北地方でも信じられないほどの雨が降ったと知り、心配しています。今回の豪雨で被災された東北地方・北陸地方の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

ということで、今回は予定していたみうらさんと松本清張の話でもTARO MANの話でもなく、母の田舎にまつわる思い出話を。現在、夏休み真っ只中ですが、私が子どもの頃の夏休みの楽しみといえば、お盆に石川県の母の実家へ遊びに行くことでした。いとこ達と遊んだり、ご馳走を食べたり、近くの温泉に出掛けたり・・・と、ここでは語りつくせないほど楽しい思い出があります。

そんな子どもの頃にとても不思議に思っていたのが、祖母が何度も言う「気の毒な」という言葉。「(き)さんも遠いところから来てくれて、気の毒な」や「こんなにたくさん頂いて、気の毒な」と、「気の毒な」が祖母の口から連発されるのです・・・いや、私は「気の毒」じゃないよ・・・と思いながらも、「どうやら私が普段使っている意味とは違うようだ」とさすがに気付き、母に「気の毒な」の意味を聞いてみると、まさかの「気の毒な」=「ありがとう」!!・・・つまり、祖母は石川県の方言で「ありがとう」と、私たちに何度も言っていたのです。

昨冬に祖母が亡くなってから、はじめてのお盆を迎えることもあり、懐かしくも温かい祖母の口癖を思い出してしまいました。感謝の言葉が口癖になっているとは、わが祖母ながらステキだな、と思います。み、見習わなきゃね・・・。

・『極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか』川瀬宏明/著・・・天気予報でよく言う「大気の状態が不安定」とはどんな状態なのか、線状降水帯の発生メカニズムとは?・・・など、豪雨に備えるために知っておきたい知識を分かりやすく解説してくれる本です。
・『まっとうな人生』絲山秋子/著・・・富山県を舞台にした小説ですが、「気の毒な」=「ありがとう」のエピソードが作中に登場します。北陸の人と話す時は皆さんも正しく脳内で変換してくださいね。

2022年07月31日(日)

7月は今日でおしまいですね。今年は雨の多い7月だったような気がしますが、蒸し暑い日が続いたこともあり、まぁまぁ疲れています。うーん、ぐったり。

というわけで、今回は短めの小ネタをいくつか。

1.先週の「図書館だより」に書いたサッカー日本代表の「E-1選手権」。24日(日)に行われた第3戦・韓国戦に3-0で勝利し、見事優勝しました!!グランパス所属の相馬選手の大活躍ももちろん嬉しかったですが、選手全員が懸命にボールを追っている姿に「ワールドカップに出たい」という強い気持ちが伝わってきて、とても感動しました。男女とも地上波テレビ中継があったことも嬉しかったです。まだまだ先だと思っていたカタール・ワールドカップも気付けば、あと少しで100日。楽しみになってきました。先週の「図書館だより」に書いた宮市選手がこの試合で大怪我をしてしまい、心配しています。一日も早い回復を願っています。

2.夏の楽しみといえば冷たいオヤツです。意外だとよく言われるのですが、私はオヤツ大好き。今年の夏ハマっているのが、隣の隣の市にある和菓子屋さん「U」のアイスバー。少し前にいつものように和菓子を買いに行ったところ、お店の片隅でひっそりと手作りのアイスバーが売られていることに気付き、物は試しと買ってみて車内で食べてみたら、とっても美味しい~!何種類か食べてみたところ、マンゴーやイチゴなどフルーツ素材のアイスバーも美味しいですが、やはり和菓子屋さんだけに「つぶ餡」が入ったアイスバーが抜群に美味しかったです。(い)さんのように食レポがうまくないので、伝わりにくいですがオススメです。と書きつつも、あまり数は作っていないようなので、人気が出過ぎて私が買えなくなっても困るんですけどね。

3.先日、隣の隣の市の抜け道を運転中、交差点に差し掛かったところで、何と!田んぼから「カモ」が道路に上がってきて、私の車の進行方向あたりでピタリと立ち止まり、ニコッと微笑みました(そう見えただけ?)。うそー、対向車も後続車もいるのです。もちろん、可愛らしいカモを愛車が轢く事態だけは避けなければ!!・・・ということで、落ち着いてゆっくりと速度を落として停車し、対向車をやり過ごしてからカモを避けて前進し、何とか事なきを得ました。いやー、一瞬どうなるかと思いました。自然豊かな場所を運転する際は十分に気をつけなくてはいけませんね。

気が付けば、隣の隣の市の話ばかりになっていますね。次回はMJ(みうらじゅんさんのことです)と没後30年・松本清張の話か、TARO MANの話か、坂本裕二脚本の魅力についてを書こうかな、と思っています。今度は大ネタが書けたら良いのですが。

『ドラえもん のび太の魔界大冒険』『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』・・・どちらも、ドラミちゃんが大活躍するドラえもん映画のDVD。一見、ちょっとぽっちゃりしているように見える相馬選手の愛称は「ドラミちゃん」(名付け親は元日本代表の内田篤人さん)。プロサッカー選手とは思えない可愛らしい喋り方も、どこかドラミちゃんっぽいです。
『アイスの旅』甲斐みのり/著・・・全国各地の「地元アイス」を旅して紹介する一冊。今年も我慢することが多い夏となってしまいましたが、コロナ禍が収束したら夏はこんな旅をしてみたいものです。憧れるわー。
『水中さつえい大作戦』中川雄三/文・写真・絵・・・カモの水中での行動を写真に撮るため、カモの帽子を頭に被ったり、カモ型のラジコンを操作したり・・・カモに近づくためひたむきに努力する姿がグッとくる児童書です。

2022年07月24日(日)

昨日、23日(土)は天王祭のため臨時休館でした。今日は朝祭です。先週はよく雨が降りましたが、晴天に恵まれているいいですね。

さて、久しぶりにサッカーの話を。現在、サッカー日本代表は「E-1選手権」の真っ只中です。19日に香港、24日に中国、そして27日に韓国との対戦が予定されており、この「図書館だより」を書いている時点では香港に6-0で見事に勝利したところ(ま、実力差はかなりあるので順当といったところでしょうか・・・)。国内組のみ、かつ初招集の選手も多いので、ぶっちゃけよく知らない選手も何人かいるのですが、11月のカタールW杯メンバー選出に向けてのラストチャンス。試合結果も大切ですが、ミスを恐れずに選手それぞれが良いプレーを見せてくれると良いなぁ・・・と思います。

そういえば、パリ・サンジェルマンが来日していますね。コロナ禍の影響もあり、ビッグクラブのジャパンツアーは久しぶりのように思えます。「集金ツアー」とも呼ばれていますが、対戦相手の川崎フロンターレ、浦和レッズ、ガンバ大阪のサポーターの皆さんが羨ましいです。20日の川崎フロンターレ戦でメッシ、ネイマール、エムバペが並んでピッチに立っているのを見た時は、新国立競技場で観戦している6万5千人弱の1人になりたい!!・・・と思ってしまいました。

海外ビッグクラブのジャパンツアー、実はまぁまぁのお金を払って(良い席で観たかったので)一度観に行ったことがあります。コロナ禍の遥か昔、2013年の「名古屋グランパス対アーセナル」。アーセナルが3-1で勝った試合結果よりも心に残ったのは、スター選手たちの振る舞い。試合を観に来たお客さん、サポーターへの対応が本当に素晴らしかったです(きっと、現在来日中のパリ・サンジェルマンの選手たちもファンサービスは完璧だろうな、と思います)。で、この試合で「凱旋ゴール」を決めたのが、当時アーセナルに所属していた宮市亮選手。今回、10年ぶりに代表入りしましたね。ケガに泣かされ続けた宮市選手でしたが、「スピード」という誰にもマネできない武器があるので、代表でも活躍してくれるだろうと応援しています。ただ、個人的には出身地である名古屋に戻ってきてくれると勝手に思っていたので、マリノスかいっ!?・・・と思っていたりはしますが。

さて、雨の日が多い7月後半でしたが、いよいよ来週は晴れの日が多くなりそうですね。「戻り梅雨」や「送り梅雨」なんて言葉があることを、今年はじめて知りました。というわけで、熱中症にならないようにちゃんと用心して、良い夏を過ごしたいものです。図書館にとって、夏休みは繁忙期にあたります。たくさん食べて、たくさん眠って、暑い夏を乗りこなしたいと思います。そろそろ、次のコーナーの作成に取り掛からなくてはならないので、こちらも気合を入れて頑張ります!!

『スポーツグラフィックナンバー 2022年7月14日号』・・・特集は「日韓W杯20年後の告白」。日韓W杯の記憶がある世代の方にオススメの号です。私も個人的に購入しました。名選手たちのその後の人生が色々あり過ぎで面白かったです。
『勝者のエスプリ』アーセン・ベンゲル/著・・・私が観に行った「名古屋グランパス対アーセナル」で当時アーセナルを率いていたのは、元名古屋グランパス監督だったベンゲル監督でした。ベンゲル監督が率いていた頃のグランパスは今思い出しても最高だったなぁー、と思います。
『暑さで人の死ぬ時代 いま、名古屋があぶない 気象学者が警鐘!』・・・来週はいよいよ真夏の暑さとなりそうですね。ま、しんどい時は無理しないのが一番だな・・・と、この本を読むとよく分かります。

2022年07月17日(日)

雨の日が続きますね。「戻り梅雨」なのか、そもそも「梅雨明け宣言」が早過ぎたのか、気象については(も?)素人なのでよく分かりませんが、洗濯物が乾かないので困っています。うーん、何だかどの服も湿っている・・・。

さて、少し早いのですがお知らせです。次の土曜日、7月23日は天王祭のため臨時休館となります。お気を付けください。

津島市のホームページによると、今年の天王祭は水上イベント・花火・露店は中止予定、お囃子や鳴り物もなし・・・と規模を縮小しての開催予定ですが、台風やコロナ禍で中止が続いていたので、久しぶりのお祭りが近づき地元民としては楽しみになってきました!・・・と書いてますが、外は暑いのと人混みが苦手なので「Cローバーテレビ」の生中継を見て、自宅でお祭り気分に浸ろうかな、と思っています。抽選で「Yシヅヤ商品券」が当たるプレゼントもあるそうだし。

そういえば、今年の7月23日は「土用の丑の日」なんですね。「お祭り」といえばお寿司や、家族や友人とのバーベキューが人気かと思いますが、今年は鰻が人気なのでしょうかね?ちなみにわが家は「土曜日はお刺身の日」と決まっているのですが、「土用の丑の日」と被ってしまったので、この日の夕食は鰻に変更の予定。お刺身は週のどこかで登場する予定だそうです。「週1のお刺身」が消えなくて良かった・・・。

最近、「津島市」をあらわす手話が「まきわら船」の提灯に明かりが灯されるところを意味していると知りました。そんなこともあって、久しぶりの「まきわら船」を見るのが楽しみです。当日は台風とか豪雨とかにならないで、良い天気に恵まれますように(シャレになりませんので)・・・。

『尾張津島天王祭のすべて』若山 聡/著・・・「天王祭」についてわかりやすく教えてくれる本。写真が多く掲載されています(オールカラーですよ)。
『結局、ウナギは食べていいのか問題』海部 健三/著・・・絶滅危惧種として指定されている「ニホンウナギ」。ウナギと美味しく共存する方法について考えるヒントが詰まっています。
『「あいちの手話」発刊事業報告書』・・・「津島」だけでなく、「愛西」、「稲沢」などの地名や、「八丁味噌」、「小倉トースト」など愛知県の名物を手話ではどのようにあらわすのかが紹介されています。郷土資料のため貸出はできませんが、館内でご覧いただけます。

2022年07月10日(日)

先月申請した「マイナンバーカード」が届きました。あ、「届きました」と書きましたが、「本人限定受取郵便」で配達されるので、いわゆる「不在配達通知」とよく似た「到着通知書」というものが自宅のポストに届き、配達を依頼するor留め置かれている郵便局に取りに行く、という形で、私は郵便局に取りに行きました。ちなみに、どちらにしても受取には顔写真が貼り付けられている本人確認書類が必要となります。うーん、まぁまぁややこしい説明ですので、詳しくは「日本郵便」のホームページ等をご確認ください。

さて、そんなわけで無事に手元に届いた「マイナンバーカード」。おぉ、これが・・・と思い、早速カードを見てみると・・・うーん、残念なことに顔写真が今ひとつ。「マイナンバーカード」は成人の場合は発行日から10回目の誕生日、つまり10年間有効です。この顔を10年もの間晒すことになるとは、我ながらガッカリです。昨年更新した運転免許証の時は、奇跡の1枚といえるほど最高の写真だったのに・・・。私の顔のコンディションの問題なのか、あるいはカメラ等の問題なのか。うーん、それにしても10年は長いよ、こんなヘンな顔・・・。

話が逸れました。ということで、無事に届いた「マイナンバーカード」を手元に早速スマホで「マイナポイント」の申込みをしました。この物価上昇が続いている中、最大20,000円相当のポイントがもらえるチャンス。とはいえ、すべてを紐付けるのはどうだろう・・・と考え、少し控えめにポイントをもらう形でいったん申込んだのですが、実は未だに迷っています。ま、ポイントをもらうための申込期限(23年2月末)までは日にちがあるので、もう少し迷っていようと思います。

愛知県図書館をはじめ、「マイナンバーカード」が図書館利用カードとして利用できる(県図書館は県図書館の利用者登録をしている方のみ)動きも続いていますね。これについては様々な考え方があり、賛否両論ありますが・・・「マイナンバーカード」の普及を促進するため、来年度の地方交付税を算定する際には自治体ごとのカードの交付率を反映させる・・・という某大臣の発言などを聞くと、もう少し慎重に進めても良いような気がします。あくまでも個人の意見ですが・・・。

受付開始から5日間に申請した人が335万人、というニュースを知り、自分がその中の1人なのかと思うと不思議な気分になります。そういえば、これまで「マイナンバーカード」について他人事なカンジの母でしたが、毎日のように買い物で使っている「Fィールさくらカード」や「Cジカ」も対象と聞くと、にわかに「マイナンバーカード」を申請する気満々になりました。そうか、知らなかったのね。庶民の一人としては、頂戴できるものはちゃんと頂戴する強かさを持ちつつも、世の動きがおかしな方向に進んでいないか、じーーっと見つめることが大切なのではないかなと思います。というわけで、本日は参議院選挙投票日。清き一票を。

『マイナンバーカード・マイナポータル徹底活用丸分かりマニュアル』・・・2020年に出版された本ですが、マイナポイントの手続き等も詳しく解説されているようです(スイマセン、未読です)。
『どうぶつせんきょ』アンドレ・ホドリゲス/作 ラリッサ・ヒベイロ/作 パウラ・デスグアウド/作 ペドロ・マルクン/作・・・と、作者がいライオン、サル、ナマケモノ、ヘビによる森のリーダーを選ぶ「せんきょ」の行方は??「民主主義」や「選挙」についてわかりやすく伝える絵本です。
・『二番目の悪者』林 木林/作・庄野 ナホコ/絵・・・当館では所蔵していない本ですが、知人のオススメで読んだ本です。読んだ後にタイトルの意味に「おぉ!」と気付かされました。なかなか辛辣な内容のオトナ絵本です。気になる方はリクエストして頂ければ、所蔵している図書館からお借りする形でご用意できます。

2022年07月03日(日)

7月になりましたね。昨日は図書館で「たなばた会」がありましたが、実は私の誕生日が7月7日の七夕だったりするので、図書館に勤めはじめた頃は毎年お祝いされている気分になったのですが、最近は特に思わなくなってしまいました。「慣れ」のせいなのか、あるいは「年齢」のせいなのか・・・いやいや、いくつになっても誕生日はおめでたいものです。自分におめでとう、というよりも家族や周りの人たちに感謝を伝える日として過ごしたいな、とこの頃はよく思います。

ここのところ生活する上で身近な商品の値上げのニュースが多く報じられています。私もまぁまぁボンヤリしているので、レジでお金を払おうとして金額に驚いたり、袋を開けたら数が減っていてガッカリしたり・・・と、値上げの夏を実感する日々を過ごしています。

また、これは私だけがこんな目に遭っているのかはよく分からないのですが、このところ長年にわたって愛用してきた商品が廃盤になるというケースが続き、気付くとお店で最近見かけないという状態になっていて、ネットで検索してみると「製造終了品」もしくは「販売中止」という悲しいお知らせが企業のホームページに控えめに告知されていることに気づきます。うーん、辛い・・・。

箱に入っているからカバンの中でバラバラにならないことがお気に入りのポイントだった20年以上噛んできたM治のガム「Kシリッシュ・クリスタルミント」については、まぁ他のガムを探すか・・・と諦めることもできるのですが、40年以上我が家で愛用してきたK王の「K-ピング・洗濯機用のり剤」については、代わりとなる「洗濯用のり剤」も見つからないので、立ち直れませんっ!!この世にこれほど「柔軟剤」は溢れているのに、「洗濯用のり剤」は消滅してしまうなんて・・・今後、私は「のり」のきいたシーツで寝ることはできないのでしょうか??・・・K王さん、私も「洗濯、愛してる」んですけど・・・。「K-ピング・洗濯機用のり剤」が復活してくれることを、七夕の日にお願いしようかな、と思います。トホホ。

『江戸の卵は1個400円! モノの値段で知る江戸の暮らし』丸田勲/著 ・・・物価については色々な原因もあるので、経済に疎い私ではコメントできることが少ないですが、江戸時代の物の値段がわかりやすくまとめられていて面白かったです。
『見学!日本の大企業 明治』『見学!日本の大企業 花王』こどもくらぶ/編さん・・・とりあえず「Kシリッシュ・クリスタルミント」も「K-ピング・洗濯機用のり剤」もネット通販も駆使して大人買いしてみましたが、ストックがなくなったら私はこれからどうすれば良いのでしょうか??答えはたぶん本の中にはないような気がしますが、一応ご紹介します。ちなみに、どちらも児童書です。

2022年06月26日(日)

ちょうど1週間前、先週の日曜日のこと。

前日の夜中に雨が降ったせいか、この日は朝から蒸し暑く、この地域でも熱中症への注意が呼びかけられていました。

この日は休日でした。ここのところ休日は、母と隣の県の森をウォーキングすることが多く、この日も「ま、暑いけどいいか」というノリで朝から愛車を走らせ、隣の県の森へ出発。「暑い、暑い~」と言いながらも、3時間ほどのウォーキングを楽しみました。

汗をかいて服がぐしゃぐしゃになってしまったなぁ・・・と思いつつも、着替えのために一旦自宅に戻るのが面倒だったので、そのまま買い物に行くことに。(き)家では「日曜日は買い出しの日」と定められているので、この日も産直店A、Yニクロ、お肉屋さん、パン屋さん、産直店D、スーパーマーケットF、ドラッグストア・・・と寄らなくてはならないお店がいっぱいでした。

実は、Yニクロは市内にお店がないことあり、買い物に出掛けるのは年に数回。毎年買っている、H-トテックインナー、もしくはAアリズムインナーが広告チラシにセール品として掲載されている時のみです。この日も、セール品のAアリズムインナーと、夏用のルームシューズをカゴに入れ、早々にレジへ行こうとすると・・・母に「あんた、服が血まみれよっ!」と呼び止められました。

ふ、服が血まみれ?え、どういうこと??・・・と、店内の鏡に目をやると、Tシャツの右わきの辺りが血まみれになっています。う、嘘!・・・と思いましたが、私には心当たりがありました。痛くも痒くもないのに、Tシャツに目立つほど出血がある・・・犯人は「ヤマビル」に違いありません。雨上がりの森を3時間歩いたことが原因と思われます。なぜ、「右わき」なのか?・・・というのが、謎過ぎますが・・・。

いやいや、犯人探しをしている場合ではありません。何せ、血まみれですから。しかし、ここは天下のYニクロ。色の濃いTシャツを購入し、着替えれば良いのです。というわけで、特に買う予定のなかった緑色のTシャツをカゴに追加し、レジへ行こうとした時、はたと気づきました。タグを外さなくては、買ったTシャツを着られない!

Yニクロは基本的にセルフレジですが、店員さんにタグを外してもらうようにお願いするほかありません。恥をしのんで店員さんに声を掛けなくては・・・うーん、何て言おう??迷いに迷って掛けた言葉が「す、すいません。私、ケガをしてしまったので、このTシャツを買って着替えたいのですが、お金を払った後でタグを外して頂けませんか?」というもの。まさか、「いやぁ、ヤマビルに噛まれたんで~」と陽気に話しかけるわけにもいかないので、こんな言葉になったのですが、母曰く「ケガをしてしまった」のあたりで、レジにいた人達が一斉に振り返ったよ、との事。うーん、恥ずかしい・・・。

ということで、親切はYニクロの店員さんは会計後にタグを外してくれただけでなく「宜しかったら試着室をご利用下さいね」と温かく声を掛けてくれました。汗と血で服がぐしゃぐしゃなので試着室の利用は辞退し、店員さんにお礼を伝えてからトイレで着替えたところ・・・トイレの床に私の血を吸って丸々と膨らんだ「ヤマビル」がコロコロと転がりました。やはり、犯人は「ヤマビル」だったのです!!・・・私は一瞬の迷いもなく、トイレットペーパーで「ヤマビル」を摘まんでトイレに流しました。く、くそぉ~。でも、きっとこんなものでは「ヤマビル」は死なないだろうなぁ~。うーん・・・、最強の生物かも。

皆さんも、暑い日に雨上がりの森を歩く時は「ヤマビル」にくれぐれもご用心下さい。また、来週は猛暑の予報となっています。ウォーキングの際、そして図書館にお越し頂く際には、熱中症にもご注意下さい。

『きらいになれない害虫図鑑』有吉 立/著・・・著者は、兵庫県にあるアース製薬の研究所で、害虫を飼育するお仕事をされている方。ざっと見た限りでは「ヤマビル」は登場しないようですが、害虫ってこの世にたくさんいるんですね。命にかかわる害虫も多いので、気をつけなくては。
『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』伊藤 真知/著・・・この暑い時期は3枚重ねて着ることはできませんが、こんな本も出版されているんですね。というわけで「Yニクロ」こと「ユニクロ」の店員さん、有難うございました。そして、驚かせてしまって、本当にごめんなさい。津島市内にもユニクロができてほしいなぁ~。

2022年06月19日(日)

遅まきながらも、この地域もついに梅雨入りしましたね。そして、図書館利用者の皆さまにご迷惑をお掛けし、ここ数ヶ月間の「図書館だより」で最も多く掲載された「空調の故障」が、ついに復旧しましたよ~!!パチパチパチ~。猛暑が訪れる前に無事に復旧し、正直ホッとしています。また、空調故障中は利用者の方から、私ども職員の健康を気遣うお声掛けを頂きました。心より感謝申し上げます。

今回も、先週に引き続きサッカーの話を。サッカー日本代表は6月の4連戦が無事に終了。最終戦6月14日(火)のチュニジア戦は0-3という結果・・・か、完敗やん(会場は大阪のパナソニック吹田スタジアム)。ま、ワールドカップ本番前に「サッカーではミスすると必ず負ける」ことが、よーーーっく理解できたと考えれば、この時期に負けるのも悪いことではないのかもしれません(く、苦しい)。

さて、少し懐かしい話を。今を遡ることちょうど20年前。2002年6月14日、日韓ワールドカップ1次リーグ第3戦が行われ、日本代表は悲願の決勝トーナメント進出をかけ、今回と同じチュニジアと戦いました。場所も同じく大阪(長居スタジアム、当時はまだパナソニック吹田スタジアムはありません)でした。この時は2-0で完勝し、日本中が歓喜に沸いたものです・・・。うーん、この時は勝ったのになぁ~。20年経っても、世界との差は縮まっていないような気もします・・・いや、むしろ背中が遠ざかっているかも。

先日の大陸間プレーオフで、遂にワールドカップ出場国32カ国が決定しました。未定となっていた日本の第2戦の対戦相手も、大陸間プレーオフでニュージーランドに勝利したコスタリカと決まりました。コスタリカ代表といえば、現在世界ベスト5には確実に入る名GKケイラー・ナバス選手がいますね~。「GKが良いチームは、強いチーム」というのが私の持論なので、ドイツ、スペイン、コスタリカとは、正直厳しいグループリーグに入ったなぁ・・・と思います。とはいえ、世界の強豪と3試合も真剣勝負が観られるのは今から楽しみです。さて、誰が代表に選ばれるのかな??

『ベッカムのボールはなぜ曲がるのか? フリーキックのサイエンス』浅井 武/著 ・斉藤 健仁/著・・・2002年の日韓ワールドカップといえば、イングランド代表のデビッド・ベッカム選手が大人気でしたね。巷には「ベッカム・ヘア(ソフトモヒカン)」の人が溢れていました。ちょっとした自慢になりますが、私が2002年ワールドカップで観戦したのが6月11日に長居スタジアムであった、ナイジェリア対イングランドの試合。0-0の結果で、内容も今ひとつの試合でしたが、ファンの声援にこたえてずっと手を振っていたベッカム選手と、フーリガン対策(だったのか?)として、5メートル間隔で立っていた警察官の姿をよく覚えています。
『コスタリカを知るための60章』国本 伊代/編著・・・コスタリカは人口が500万人ほど、国土面積は四国と九州を合わせた程の小さな国ですが、世界で唯一の「非武装永世中立国」として知られています。エコツーリズム発祥の地、と聞くと一度行ってみたくなりますね。

2022年06月12日(日)

サッカー日本代表の6月4連戦のうち、現在3試合が終了しました。結果は・・・

 6月2日(木)パラグアイ戦・・・4-1で日本勝利
 6月6日(月)ブラジル戦・・・0-1でブラジル勝利
 6月10日(金)ガーナ戦・・・4-1で日本勝利

・・・というもの。結果だけ見ると、3試合終えて2勝1敗。唯一負けた相手は、FIFA世界ランキング現在第1位のブラジルのみ。おぉ、何だか日本強いじゃん!・・・と思ってしまいそうになりますが、試合結果だけで強さを測ることができないのがサッカーの面白いところ。遠藤選手、吉田選手ら守備陣の奮闘ぶりは素晴らしかったと思いますが、攻撃については・・・うーん、強豪相手だと厳しいかなぁ・・・。

海外組を招集できる6月の試合は残すところあと1試合。7月の東アジアE―1選手権の3試合は国内組のみ。次にフル代表で試合ができるのが9月(たぶん海外遠征)で、もう11月のワールドカップ本番になるのかと思うと・・・本当にワールドカップはもうすぐなんだなぁ、と思います。4年に一度の大舞台に全ての選手が悔いなく、怪我なく挑むことができることを心から願っています。うーん、11月が楽しみ!!

あ、そういえば久保選手、代表初ゴールおめでとうございます。インタビューで「このまま一生入らないかと思った」と話していましたが、サッカー選手にとっての18歳から21歳までの3年間は「一生」のように思える時間なのかもしれませんね。生みの苦しみが長かったぶん、この先はゴールをバシバシ決めてくれるんじゃないかな~、と期待しています。

『スポーツグラフィックナンバー 2022年5月6日号』・・・サッカー日本代表を特集した号。表紙の伊東純也選手をはじめ、現在の森保ジャパンの主力選手のインタビューが多く掲載されています。
『おれ、バルサに入る! 夢を追いかけるサッカー・キッズの育て方』久保 建史/著・・・著者は久保選手のお父さん。久保選手の少年時代の話が凄すぎる作品です。出版は2012年5月・・・もう10年前なんですね。

2022年06月05日(日)

6月になりましたね。近所をウォーキングしていると、ビワの実が生っているのがチラホラ見える季節となりました。亡くなった父がビワ好きだったので、毎年「父の日」にはビワの実と父が好きだった銘柄の瓶ビールを買い、お仏壇にお供えするのが恒例となっています。毎年、近所でビワの実が生っているのを見かけると、もう6月になったんだなぁとしみじみ思います。

さて、今回は先週の「図書館だより」で少しだけお知らせしたコーナー8「うちで愉しむ、そとを楽しむ。」について書こうと思います・・・といいつつも、詳しい内容についてはこちらを確認して頂く方が良いかと思いますので、「図書館だより」ではコーナーの制作舞台裏を書こうと思います。

まず、前回コーナー「日本の歴史すごろく」は下調べに時間のかかった(私の基準では、ですが)キッチリとしたコーナーだったので、次は肩の力が抜けたゆる~いコーナーを作ろう、というところからスタートしました。暑い季節をゆったりと過ごす、インドアとアウトドア、コロナ禍・・・といった頭の中に浮かんだキーワードを繋いで、組み立てていき完成させた、というのが実感です。最も迷ったのが、タイトルに「お」を付けるか、付けないか?・・・の問題。「お」が付くと可愛くなり過ぎてしまうこと、そして2文字増えた分ポスターの文字が小さくなってしまうことから、「うちで愉しむ、そとを楽しむ。」というタイトルになりました。ポスターにデザインした波模様も含めて、わりと気に入っています。

少し前に読んだ『本屋と図書館の間にあるもの』という本の中に、図書館は書店とは違い(原則では)同じ本は1冊しかないので、書店と図書館ではフェアの打ち方が違う、といったことが書かれていましたが、まったく同感です。そうなんですよねー、貸し出されたら棚に空白が出来るので補充できるように別の本を準備しておかなくてはならないし、3ヶ月間コーナーを展開しても1人2週間の貸出期間と考えると、オススメの本であっても6回転すれば終わり、なのです。同じ本を10冊、20冊並べてフェアを打つ書店とは全く違うやり方で、皆さんに多くの本と出会い、楽しんで頂く方法を今でもウンウン唸って考えていますが、難しいものです。さて、次はどんなコーナーを作ろうかなぁ~。2週間ほどノンビリと過ごしていましたが、そろそろ下調べくらいはスタートしなければならない時期が来ているようです。

最後に、毎回のことですが今回もコーナー作成にあたっては多くの同僚職員にご協力頂きました。普段はなかなか言えませんが、この場を借りて深く感謝申し上げます。

あ、明日はブラジル戦ですねー。2日のパラグアイ戦は4-1と快勝でしたが、王国・ブラジル相手にはどんな試合となるのか、今から楽しみです。ここのところ、ひどい寝不足が続いていますが、当日は体調を万全に整えてテレビ観戦しようと思っています。来週の「図書館だより」は、おそらくこの辺りの内容になるかと思います。

『ビワの絵本』・・・実を食べるだけでなく、ビワの葉茶や湿布・入浴剤など、ビワについて詳しく書かれた児童書です。そういや、基本的に私は果物のタネを気にせずに飲み込んでしまうタイプなのですが、さすがにビワのタネは飲めないですねー。「タネなしビワ」が開発されたら、ビワブームも来るかもしれませんね。
『本屋と図書館の間にあるもの』伊藤 清彦/著・内野 安彦/著・・・伝説の書店員と呼ばれた元さわや書店店長・伊藤さんと、元塩尻図書館館長内野さんによる書店と図書館を巡る対談が収録されていますが、対談の2ヶ月後に伊藤さんが急逝されたため、伊藤さんを追悼する内容が中心となっています。
『わたしのもう一つの国 ブラジル、娘とふたり旅』角野 栄子/著・・・「うちで愉しむ、そとを楽しむ。」の「そとを、旅する。」で紹介した本ですが、明日のブラジル戦の前に読んでみるのもオススメかもしれません。

2022年05月29日(日)

(い)さんや(★)さんも「図書館だより」に書いていますが、図書館では空調故障中の状況が続いています。図書館を利用される皆さんも館内では体調管理、とりわけ熱中症に気を付けてお過ごし下さい。本日、29日(日)の予想最高気温は32度となっています。6月(?)の空調復旧の日まで、職員一同で声を掛け合って苦境(!)を乗り越えたいと思います。

間もなく5月も終わりですね。1月にスタートし、何となく見ていた大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ですが、佐藤浩市さん演じる「上総介」こと上総広常が壮絶な最期を遂げたあたりから、俄然面白くなってきて今は毎回夢中で見ています。先週22日放送の第20回「帰ってきた義経」では、義経が兄・頼朝との不仲の末に迎えてしまった悲劇的な最期、そして菅田将暉さんの熱演にグッときてしまいました。ま、私が兄弟不仲で有名な(結局ケンカが原因で解散してしまいましたが)海外ロックバンドのファンを長年続けてきたので「兄弟不仲ネタ」に弱いからなのかもしれませんが・・・。

平家滅亡、義経の死、と物語は着々と進んでおり、次の見せ場はおそらく「あの人」の死かと思いますが、脚本を書かれている三谷さんが「あの人」にどのようなラストシーンを用意しているのか、今からとてもワクワクしています。三谷さんの作品なので、ただの「落馬」では終わらないような気がするのですが・・・どうでしょう??ん、ちょっとネタバレしてしまったかもしれません。あ、書き忘れるところでした・・・現在放送中のNHK「義経のスマホ」もなかなか面白いですね。

さて、先週の火曜日24日の休館日に「うちで愉しむ、そとを楽しむ。」と題した新しいコーナーをスタートしました。早速、たくさんのご利用頂きまして、感謝申し上げます。詳しいコーナーの内容については、次週以降にじっくりと書こうと思っています。取り急ぎ、お知らせまで。

『暑さで人の死ぬ時代 いま、名古屋があぶない』・・・というわけで、お互いにくれぐれも用心しましょう。うーん、早く空調が直ってほしいなぁ~。
『るるぶ鎌倉殿の13人』・・・大河ドラマともなると、こんな本も出版されるんですねー。鎌倉もそろそろ紫陽花の季節でしょうか?今年は大河ドラマもあるので、鎌倉はとても観光客が多そうですね。私は近場のいつもの「森」でのんびりと紫陽花を鑑賞しようと思います。
『義時 運命の輪』奥山景布子/著・・・津島市出身の作家・奥山景布子先生による義時の物語。大河ドラマと見比べて(読み比べて、かな?)みるのもオススメです。

2022年05月22日(日)

昨日5月21日で、サッカーの2022年カタール・ワールドカップ開幕(11月21日)まで、あと半年となりました。

6月は、2日にパラグアイ戦、6日にブラジル戦、10日にガーナ戦、14日にチリ戦もしくはチュニジア戦(個人的にはチリ戦が観たい!)と、国際Aマッチが4試合あり、サッカーファンにとっては忙しくも幸せな季節です。

しかし、考えてみると毎回ワールドカップは欧州リーグのシーズンオフにあたる6月~7月に開催されていたので、11月にワールドカップが開催とは何だか不思議。とはいえ、夏のカタールは気温40度を超えることも多く、カタール国民も日中の外出は控えるほど。選手のコンディションだけでなく、観客の体調も心配になりますよね。テレビで観る方としては、寒がりの私にとって寒いのはしんどいので、従来通りの6月~7月の方がラクなんですけどね。

そういえば、カタール・ワールドカップの審判員に、日本からは史上初となる女性審判員・山下良美さんが選ばれたんですよねー。某審判委員長のコメントの「男子にも引けを取らない」ではなく、女性ならではの格好良さを発揮して頂きたいなぁ、と思いつつ、本番での活躍を期待しています。

最後になりますが、アイントラハト・フランクフルト、欧州リーグカップ優勝おめでとうございます。長谷部選手、鎌田選手、来年はCLですね!!超楽しみにしています。

『すぐに試合で役に立つ!サッカーのルール・審判の基本』小幡 真一郎/監修・・・2013年に出版されたものなので、少し古い内容となっていますが、ワールドカップに向けての早めの予習にオススメ。
『ジャッジをくだす瞬間 サッカーをコントロールするのはレフェリーだ』岡田 正義/著・・・1998年のフランスワールドカップをはじめとする多くの国際試合で主審をつとめたレジェンド・レフェリーによる本。
『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』長谷部 誠/著・・・当時の日本代表キャプテン・長谷部選手の書かれた本。2011年のベストセラー本となりました。印税の全額を東日本大震災復興支援のため寄付したことも話題となりました。

2022年05月15日(日)

お、今日で5月も半分ですね。早い、早い~。

先週は、雨の日が多い一週間でしたね。この地域は田植えが遅い方だと思いますが、ゴールデンウィーク頃から田んぼに水が入り、少しずつ田植えが終わった田んぼも増えてきました。田んぼに水が入り始めるのと同時に増えるのが、そうカエルです。雨の日が多かった先週は、暗くなってから田舎道を運転していると、次々とカエルが車道に向かってダイブして来るのが見えてしまい、とても怖かったです。避けることも、急ブレーキを踏むことも難しく・・・結果的には何匹か轢いてしまったものと思われます。ごめんなさい、カエルさん達。でも、ダイブされたらどうやっても避けられないので、ダイブしないようにして下さいね、こちらも怖いので。

さて、本題を。先週火曜日の5月10日、作家の早乙女勝元さんが90歳で亡くなられました。図書館では、コーナー6「追悼・早乙女勝元さん」を設置しました。詳しくはこちらをご覧頂ければ、と思います。

早乙女勝元さんは12歳の時に東京大空襲を経験し、戦争の悲惨さを訴える活動を長年続けてこられました。ロシアによるウクライナ侵攻のニュースが毎日報じられている今こそ、多くの市民、そして多くの子ども達が巻き込まれる戦争が、ほんの数十年前の日本でも実際にあったことを、早乙女さんが遺された著作を通じて知るきっかけになれば・・・とも思い、追悼コーナーを設置させて頂きました。心より冥福をお祈り申し上げますとともに、一日も早く世界が平和になりますように。

『ときめくカエル図鑑』高山 ビッキ/文・松橋 利光/写真・桑原 一司/監修・・・図鑑、というよりもカエルグッズの紹介も掲載されたビジュアル・ブック、といったカンジの一冊。ちなみに、私はカエル相手にときめいたことは一度もありません。
『私の東京平和散歩(ウォーク)』早乙女 勝元/著・・・東京下町で生まれ育った早乙女さんが東京を案内する一冊。忘れてはならない東京についても語られます。

2022年05月08日(日)

まずは一週間前のお詫びを。先週日曜日の「図書館だより」に「天王川公園の藤の見ごろもそろそろ終盤」と書いたのですが、日曜日に近くで用事があったので藤棚の下を歩いたところ、大雨の影響か藤の花はほとんど茶色くなっていました。つまり、先週の日曜日の時点で藤の見ごろはとっくに終わっていた、ということです。スイマセン・・・。先週放送されていた東海テレビ「ONE」の津島特集での藤棚も、(少し前の撮影なのに)ピークは過ぎていたので、今年の藤はそれだけ早かった、ということなのでしょう。ほかにも、(既に訂正しましたが)先週の「図書館だより」にはビックリするような誤字もありましたので(★さんに教えて頂くまで全く気付かなかった!)、こちらも重ねてお詫び申し上げます。今後の「図書館だより」と、現在制作真っ只中の次回コーナー展示原稿ではミスがないように、十分に気を引き締めたいと思います。先週は他にもミスを連発してしまい、反省しきりです。「ゴールデンウイークぼけ」だったのかもしれません。図書館は関係ないんですけどね、ゴールデンウイーク・・・。

さて、本題を。5月1日、サッカーのイビチャ・オシム日本代表・元監督が80歳で亡くなられたと報じられました。

オシム監督が指揮を執っていた頃の日本代表は今考えても、とても魅力的なサッカーをしていたと思います。「if」の話はあまり好きではないのですが、サッカーファンなら、もしもあのまま「オシム・ジャパン」が続いていたら・・・と、考えたことがない人はいないでしょう。「考えて走るサッカー」をはじめとするオシム語録がとても有名ですが、個人的にはどの指導者よりもサッカーへの熱い情熱を持つ(時には通訳の方が泣いてしまうくらい)指導者、という逸話がオシム監督らしいと思います。心よりお悔やみ申し上げます。たくさんの教えと愛をありがとうございました。

それにしても、オシム監督ほど「戦争」というものに翻弄されたサッカーの監督はいないだろうと思います。今年はワールドカップがある年ですが、ウクライナ代表の選手、そしてロシア代表の選手のことを思うと、何ともやり切れない気持ちになります。サッカー選手が現役の選手でいられる時間はとても短く、最盛期が過ぎてしばらく経ってから、「あ、あの頃がキャリアハイだったのか」と気付かされることが殆どです。短い全盛期の時間を戦争で失うのは、想像できないほど辛いことと思います。一日も早く、平和にサッカーを楽しむことができる世の中となりますように、と願わずにはいられません。

あ、グランパス、今ひとつですね・・・。こちらは奮起を期待しています。

『オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える』木村元彦/著・・・オシム監督の歩みや考え方が最もわかりやすく書かれているのがこの本かな、と思います。2006年の課題図書に選ばれ、当時話題となりました。
『オシムからの旅』木村元彦/著・・・同じく、木村元彦さんの著作。紛争とスポーツの関係について中学生向けに丁寧に書かれた児童書です。元・グランパス監督でオシム監督の教え子ストイコビッチ選手ももちろん登場します。
『地図と写真で見る東京オリンピック1964』ブルーガイド編集部/編・・・実は、1964年の東京オリンピックにサッカー・ユーゴスラビア代表として来日していたことでも知られるオシム監督。自転車を借りてサイクリングに出掛け、もぎたての梨を農家の方にご馳走になったり、婚約者(のちの奥さま、アシマ夫人)に日本人形をお土産で買ったりと、東京オリンピックには素敵な思い出がたくさんあるそうです。当時のオリンピックは大らかで少し羨ましくなりますね。
・『イビチャ・オシム日本サッカーに告ぐ(Sports Graphic Number PLUS)』文藝春秋 ・・・こちらは私が持っている本(当館では所蔵していません)。雑誌「ナンバー」連載の記事をまとめて単行本にしたものです。久しぶりに読み返してみようかな、と思っています。

2022年05月01日(日)

「風薫る5月」となりましたね。ゴールデンウィーク真っ只中ですが、図書館はいつも通りに開館しています。天王川公園の藤の見ごろもそろそろ終盤ですかね。あ、天王川公園といえば、来年4月ごろに「スターバックスコーヒー」が開店する計画、と先週の新聞に載っていましたね。実は、先週の日曜日に美容院へ髪を切りに行った時に、たまたまその噂を聞いていたのですが、にわかには信じられませんでした。だって、天王川公園だもん・・・。子どもの頃から(幼稚園の遠足、いやもっと前の乳児だった頃から)よく出かけた私の最も身近な公園に「スタバ」とは!・・・「ヨシ〇ヤ」に「無〇良品」が入る(伏せ字にする意味はあまりなさそうですが・・・)、と同じくらいのレベルで驚きました。うーん、津島にも令和の時代が来たのね・・・と思ってしまいました。もう令和も4年なんですけどね。

さて、今週は「はじまり」の話を。3月が番組改編期であるのはテレビだけのことではなく、毎週楽しみに聴いていたラジオ番組が3月いっぱいでこの地域では放送されなくなってしまいました。ショック!・・・を受けたのですが、現代はとても便利な時代。月額数百円を払う、ラ〇コのプレミアム会員になれば日本全国のラジオ局を聴くことができます。というわけで、この春から私もプレミアム会員となり、時間があるとよくラジオを聴いています。

最近は歳のせいか、ネットやテレビばかり見ていると、「情報量の多さ」や「余白のなさ」に目も頭も(もしかしたら心も)疲れを感じることが多くなってきました。ラジオは家事や片付け等の別の作業をしながら、楽しめることも気に入っています。

地方局のラジオ番組を聴いていると、ご当地スーパーや蒲鉾などの名産品のCMが流れてなかなか面白いです。旅に出た気分、というよりも当地に住んでいる人の暮らしを想像して楽しんでいます。また、関西ローカルのFMの番組を聴いていると、パーソナリティの話し方が学生時代を思い出して、とても懐かしくなります。コロナ禍以降、学生時代の友人とも全然会えていませんが、みんな元気かなぁ?・・・ラジオを聴きながら、西の町に暮らす友人のことを思ったりもします。そんな、空想の余白を持てるところもラジオの良さかもしれませんね。

『藤と日本人』有岡 利幸/著・・・日本人と藤との長い付き合いの歴史を考察する一冊。藤を観るために図書館の駐車場を利用される皆さま、藤も良いですが本も是非ご覧下さい。
『なぜみんなスターバックスに行きたがるのか?』スコット・ベドベリ/著・・・ナイキやスタバのブランド戦略の仕掛け人が、ブランド戦略を語るビジネス書。ところで、実は私はスタバには数えるほどしか行ったことがなく、注文の仕方もよく分かっていません。コーヒーは自宅派です。
『明るい夜に出かけて』佐藤 多佳子/著・・・実在の深夜ラジオ番組を舞台に、人の繋がりが描かれる小説で、個人的にとても好きな作品。「明るい夜」という言葉も、色々な意味で解釈できて素敵だなと思います。山本周五郎賞受賞作品。

2022年04月24日(日)

先週の「図書館だより」には、来週は「はじまり」の話を書こうかな、と書いたのですが、久しぶりに嬉しいニュースを目にしたので今回はその話を書きます。

先週の日曜日17日に行われたバスケットボール女子Wリーグのプレーオフ決勝第2戦で、トヨタ自動車が富士通を下して2連覇。そして、津島市内の中学校を卒業した、津島市ゆかりの山本麻衣選手(昨年の津島市広報「市政のひろば」10月号の表紙を飾っていたので、ご記憶の方もみえるかもしれません)がプレーオフのMVPに選ばれました!凄いっ!!

残念なことに試合中継は見逃してしまった(録画も忘れた!)のですが、試合の翌日18日に山本選手、馬瓜エブリン選手、そしてこの試合で引退する三好選手が出演されたNHK・BS1「熱血バスケ」は録画して観ることができました。

「熱血バスケ」では、プレーオフ決勝第1戦・第2戦のダイジェスト(山本選手の第1戦終盤のロング3Pシュートがむっちゃ格好良かった)だけでなく、会場に観に行ったファンの質問に答えるコーナー(「休みの日は何をしているの?」という質問や、エブリン選手の名前の由来について)などがあり、とても面白かったです。また、優勝とMVP受賞の感想を尋ねられた山本選手が、いつもサポートして下さっている方々へのお礼の言葉を最初に話されていたのがとても素敵でした。

山本選手は、私よりも小柄なんですねー。180㎝を越える選手も多い女子バスケのコートで誰よりも目立っていて、凄いなぁと思いました。「日本一親しみやすいバスケ選手」と自称されているエブリン選手の話術にも驚かされましたが・・・。

サッカーも良いけれど、バスケも面白いなぁーと思いました。ちなみに、私も身長から考えるとバスケットボールやバレーボールが向いているように思われるのですが、ごめんなさい・・・私がやるのは水泳、ヨガ、ウォーキング・・・と、個人競技ばかり。一匹狼体質なので、団体競技には向いていないのです。観るのは団体競技が好きなんですけどねー。

先週は、夜に天王川公園へ歩いて藤を観に行ったり(三脚を立ててカメラを構えている方が多くて驚いた)、山登りしていたらヒルに噛まれてスリッパが血まみれになったり(春の訪れを実感した)、八重桜の名所でコスプレの方達の集団と遭遇したり(地元のお年寄りとなぜか一緒に記念写真を撮っていて、個人的に和んだ)・・・と、ある意味でとても面白い一週間でした。来週こそは、「はじまり」の話を書こうかな、と思っています。最後になりますが、トヨタ自動車アンテロープスの皆さん、そして山本選手、優勝ならびにMVP受賞おめでとうございます。スイマセン、今週も本の紹介はお休みです。

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