2023年の図書館だより

2023年12月11日(月)

 年末ですね。暖かい日もあるせいか、師走の慌ただしい雰囲気を周りから感じる事がまだ少ない気がします。身近な所ですと、スーパーで鏡餅やおせちの見本、書店ではカレンダーや手帳のコーナーといった所でしょうか。

テレビのCMについつい影響を受けやすい私ですが、先日CMを何度か見て欲しくなった「まるで○○みたいな靴下」という足元が暖かくなる靴下を買いました。最近になると夜中は足先がすごく冷たくなり、特につま先が冷えから回復するまで時間がかかるので、このアイテムはとても助かります。

2023年12月10日(日)

この「図書館だより」を書いている時点(8日の金曜日です)では分からないのですが、今日は12月とは思えない季節はずれの暖かさとなっているようです。寒いのは苦手なので、暖かいのはありがたいのですが・・・何かヘン。この反動で来年の夏が今年以上の猛暑となったらどうしよう・・・と少し心配しています。

昨日行われた「クリスマス会」もおそらく過去最高気温の「クリスマス会」だったのではないでしょうか?ハワイではサーフィンに乗ってサンタさんがやって来る・・・といわれているそうですが、近い将来日本へもサーフィンに乗ってサンタさんがやって来るようになるかもしれません。それはそれでステキなのかもしれませんが。

さて、今回は「図書館だより」でまだ書いていなかった、コーナー8「2024年は昭和99年!愛しの昭和レトロ」について少し書こうと思います。

そもそものきっかけは、そういえば来年って昭和だと何年だっけ?・・・という、ふとした疑問からでした。調べてみると、何と来年は昭和99年!・・・道理で私も老けてくるわけです。ま、私のことはともかく、2022年の調査によると日本の総人口に対する昭和生まれの人は70%を超えるそうです。つまり、ほとんどは昭和生まれ。うーん、これはそろそろ昭和を振り返ってみるのも良いかも・・・ということと、若者の間で「昭和レトロブーム」が続いているらしいということで、誕生したのが今回のコーナーです。

「昭和レトロブーム」といえば、先月の「マツコの知らない世界」では「昭和レトロ喫茶店の世界」が放送されていましたね。平成生まれの若者2人が「昭和レトロ」について熱く語っていたのが印象的でした。昭和生まれとしては褒められてばかりだと少し照れますね。実際に昭和を生きてきた者としては、昭和のあの頃も良いことばかりではなかったし、「昭和レトロ」の世界が当たり前で「エモい」とは思ったこともないけれど、今振り返ってみると同い年の子がいっぱいいて賑やかな時代だったなー、と思います。

仕事とはいえ、個人的にはとても楽しく作ったコーナーでした。じっくりと調べて作りこんでいくコーナーも良いですが、肩の力を抜いて気軽に楽しめる本を集めたコーナーも好きです。懐かしさの中に新しさを感じられるコーナーになっているといいな、と思っています。2月下旬まで展開している予定ですので、手に取って楽しんで頂けると嬉しいです。さて、(毎週書いてる気がしますが)そろそろ次のコーナーの制作を頑張らなくては!

『Pen 2021年1月1日・15日号』・・・特集テーマは「昭和レトロに癒されて。」です。今ひとつよく分かっていなかった「昭和レトロブーム」について詳しく教えてくれたありがたい雑誌です。とても助かりました!
『のげしとおひさま』甲斐信枝/さく・・・11月30日に絵本作家の甲斐信枝さんが93歳で亡くなられました。昔、NHKのドキュメンタリー番組で取り上げられたのを見たことがきっかけでファンになり、友人のお子さんにこの絵本をプレゼントした思い出があります。たくさんの素敵な作品を残していただき、ありがとうございました。

2023年12月09日(土)

今日は14:00から図書館のクリスマス会があります。
おかげさまで、事前受け付けにてたくさんの方にお申し込みをいただき、あと残り10名程度余裕がありますので、当日受け付けを開場時間の13:45より先着順で開始いたします。
ご来場いただいたタイミングによっては定員となっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。
参加されるみなさん、どうぞお楽しみくださいね♪

2023年12月08日(金)

~おはなし会のお知らせ~
明日12/9(土)14時~、クリスマス会です!
たくさんのお申し込み、ありがとうございます。
参加される方は、どうぞお楽しみに♪

2023年12月07日(木)

気が早い話ですが……。
クリスマス会も終われば、次は春の読書週間に向けて準備することになるのですが、ペイントソフトの仕様が変わったことにより、頭を抱えることが増えました。
新しい仕様になれたいところですが、前の方が使いやすかったな……。

2023年12月06日(水)

女性向ファッション誌である『CLASSY.』の着回しコーデ、度々そのテーマがネットで話題になっていますが。
先日発売された最新号のテーマが「山荘で執筆中に外部から閉ざされ(クローズドサークルに)、さらに事件も発生! 解決するしかない女性推理作家の着回しコーデ(謎解きもあるよ)」という感じのもので、ミステリ作家の皆さんも反応されているのを見ると気になりすぎる…!
(残念ながら当館では受け入れしていない雑誌です)

それはさておき、いよいよ土曜日はクリスマス会です。
おかげさまでたくさんお申し込みいただき、12/5現在で定員の8割以上が埋まり、残り10名程度となりました。
たなばた会は当日直接ご来場いただいた方が多かったのですが、クリスマス会は当日受付ができるかどうかという状況となりました。本当にありがとうございます。
当日受付がある場合は、開場時間(13:45)より先着順にて受付を開始します。
ご来場いただいたタイミングによっては定員となっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。
当日を楽しみにしています^^

2023年12月04日(月)

 日ごとに寒くなってきて冬の始まりを感じます。寒いと感じる事以外では、指先がカサカサになってきている事も冬を身体で感じる一つです。パソコン起動時の指紋認証が読み取りにくくなって困ります。

蔵書点検明けから開催しているリサイクルの本と雑誌ですが、だいぶ冊数が減りました。最初はブックトラック8台分いっぱいありましたが、1週間経過した今では2台分となりました。気になる一冊を見つけてうれしかった人もいたのではないでしょうか。

リサイクル本と言えば以前、出した本の中でちょっと欲しいかもと思う大型本がありました。まずは利用者が優先なので、誰も貰い手が無かったら欲しいなあと思っていたのですが、いつの間にか無くなっていました。無ければ無いで、後から欲しさが倍増したのですが、あの本はきっと持って行くべき人の所へ行ったんだなと、そういう運命にあったのだなと、割り切りながら諦めました。

・・・という事もありますので、リサイクル本は皆様悔いの無い様にお願いします。無くなり次第終了ですので。

2023年12月03日(日)

29日(水)に★さんも書いていましたが、先月24日に作家の伊集院静さんが亡くなりました。私は、熱心なファン・・・とはいえませんが、作品の8割方を読んでいます。好きな作家の一人でした。近年のベストセラー『大人の流儀』シリーズよりも、かなり前に「週刊文春」で連載されていた「二日酔い主義」が好きで、その当時出版されたエッセイをよく読んでいました。早世された弟さんのことや前の奥様のことを思って書かれた文章を、当時からウン十年経った今でも覚えています。

小説では、90年代に発表された『乳房』『海峡』3部作や『ノボさん』が心に残っていますが、一番好きな作品は作家の故・色川武大さんとの交流を描いた『いねむり先生』。ネタバレしたくないので詳細は書きませんが、よくぞ書いて下さったな、と思う傑作です。ほかにも、入試によく出題されることで有名な『機関車先生』など、読みやすい文章で丁寧に書かれた小説が多く、もっとたくさんの方に読んで頂きたい作家だと思います。

伊集院先生といえば「モテ」エピソードでよく知られていますが、とにかく人に(とりわけ辛い立場にある人に)優しい人という印象が私にはあります。先生、あたたかな作品をたくさん届けてくれて、ありがとうございました。ゆっくりとお休み下さい。

冬がやって来てから訃報が続いていて、とても悲しいです。、コーナー6「追悼・伊集院静さん」コーナー8「追悼2023」重ねてどうぞ宜しくお願いします。「追悼2023」については、コーナー設置後に亡くなられた方を追記する形でプチリニューアルを今月末に予定しています。その準備も進めつつ、次回コーナーの下調べも少しずつ進めていかなくては・・・。ま、こちらは気長に取り組みます。

『戦後70年わたしの戦争体験』・・・著者のうち3人(森村誠一さん、畑正憲さん、松本零士さん)がコーナー8で紹介させて頂いた、今年亡くなられた方でした。3人も含まれる著作は正直とても珍しいので紹介させて頂きました。
『光と影を映す だからドラマはおもしろい』山田太一/著・・・先月29日に「ふぞろいの林檎たち」で知られる脚本家の山田太一さんが亡くなられました。山田太一さんの作品も今月末のプチリニューアル後の「追悼2023」で紹介する予定ですので、よろしくお願いします。
『Treasure collection Kan best』・・・先月12日にシンガーソングライターのKANさんが亡くなられました。今年はミュージシャンの訃報が多く、音楽好きとしてはとても辛いです。大ヒットした「愛は勝つ」も名曲ですが、このCDに収録されている「まゆみ」や「言えずのI LOVE YOU」、収録されていない「健全安全好青年」を友人にカセットテープにダビングしてもらい、中学生の頃によく聴いていたなぁ・・・と懐かしく思い出しました。Hちゃん、元気かな?

2023年12月02日(土)

近頃、めっきり寒くなりましたね。
特に朝晩はぐっと冷え込むので、ついにヒ―トテックを導入しました。
まだ通常のものでしのげますが、極暖から超極暖へ移行する時期もすぐやってきそうです。
今月は、仕事でもプライベートでもやることが目白押しなので、あったかアイテムを身につけて、体調を崩さないように気を付けて過ごそうと思います。
みなさんもご自愛くださいね。

『首を温めると体調がよくなる』松井 孝嘉∥著 アスコム
『からだを温めて冷えを取れば健康になる!』川嶋 朗∥監修 洋泉社

2023年12月01日(金)

~おはなし会のお知らせ~
明日12/2(土)14時から、まろんmamaさんによるおはなし会を行います。ぜひご参加ください♪

今年も残すところあと1ヶ月となりました。年始に掲げたはずの目標は、未達成どころか、何が目標だったかすら思い出せません…。来年こそは目標に向かって頑張れるように、今月中に来年の目標を決めたいと思います。
「かこさとしこどもの行事しぜんと生活 12月のまき」

2023年11月30日(木)

この間、 “ワニゴチ”(兄が釣ってきました)を食べました。
ワニゴチ。市場にはなかなか出回らない魚ですが、みなさんご存じでしょうか。
ワニのような見た目をしたコチの仲間です。なので、ワニゴチ。
せっかくなので捌かれる前に写真を撮っておけばよかったのですが、忘れていました。
ちなみにあんな見た目をしていますが、白身魚なので味は淡泊です。

2023年11月29日(水)

先日、作家の伊集院静さんがお亡くなりになりました。
伊集院さんといえば、小説よりまずはエッセイ(KinKi Kids・剛さんとの共著『きみとあるけば』『ずーっといっしょ』(どちらも未所蔵)、『大人の流儀』シリーズ)が思い浮かびます。
あとは作詞家のときは名前が違って、「やめないで、PURE」の伊達歩が伊集院さんのことだと知ったのはいつだったでしょうか…とりあえずリリースから何年か経っていた気がします。
そんなこともあって、小説をちゃんと読んだことはないけれど(すみません……)心のどこかにずっと引っかかっている作家さんでした。ご冥福をお祈りいたします。

話は変わって、そして皆さん書いていますが、蔵書点検も終了し、土曜日より開館しております。
リサイクルは今出ている分がなくなり次第終了です。
日曜日に追加されたものもありますので、もしかしたらまだ掘り出し物が残っているかも??

そして土曜日より受付を開始したクリスマス会も、まだまだ参加者募集中です!
たなばた会より定員を増やしましたが、毎年クリスマス会は人気ですので、参加を考えていらっしゃる方はどうぞぜひ事前にお申し込みを。
定員に余裕があれば当日受付もおこないます(開場時間より先着順)。

『君のいた時間~大人の流儀Special』昨年12月に出たシリーズ最新刊は、亡き愛犬とのエピソードを綴った特別編。
『C album』(KinKi Kids/歌)上に挙げた曲も入ってます。

2023年11月28日(火)

蔵書点検も無事に終了しましたが、本日は毎月第4火曜日の休館日です。
次の資料は破損の恐れがあるため、ポストに返却しないようお願いします。
CD・DVD・ビデオ・相互貸借の本(津島市立図書館以外の本)

————✂————

少し早いですが大掃除をしています。
何故こんなものがこんな所に?というものが、今まで片付けてこなかった魔窟から発掘されています。
今回は目的の場所まで終わりましたが、次回の目的の場所は終わる見通しが…。
年内中に終わるのでしょうか?

『悦な収納のすすめ』
『新!掃除の解剖図鑑』

2023年11月27日(月)

先週、蔵書点検が終わりました。約2週間程でしたが、1週間目はすごく1日が長く感じていたのですが、2週目は早く過ぎて行く様な感じでした。終わりが見えてくると気分的にそう感じるのかも知れません。

先週は仕事帰りに酉の市に行ってきました。酉の市と言えば浅草の鷲神社が有名ですが、調べてみると名古屋でも大須の七寺で夜遅くまで開催しているという事だったので足を運びました。
テレビ中継で観るようなたくさんの熊手や、人で溢れかえっているのを想像していたのですが、入り口に提灯は出ていたものの、熊手が並ぶ屋台が1台で、境内は静かで人もまばらな厳かな雰囲気の酉の市でした。テレビとは違った酉の市でしたが、これはこれで年末が近い行事としての趣があって良かったです。

ページの最初に戻る