2023年10月01日の図書館だより

2023年10月01日(日)

暑かった9月も終わり、今日から10月ですね。2023年もあと3ケ月です。残り3ケ月、楽しい毎日が過ごせればいいなぁ~、と思います。

さて、10月最初の日曜日といえば「尾張津島秋まつり」。この「図書館だより」が掲載される頃は、津島駅前で「山車」が揃い、「車切(しゃぎり)」の披露がはじまる時間でしょうか?

「津島秋まつり」には、土曜日の午後に「子ども獅子」に参加した楽しい思い出があります。

(年齢がばれる話ですが・・・)私が子どもだった頃、まだ土曜日の午前中には学校がありました。「秋まつり」の日も当然午前中は小学校へ行き、集団で下校。昼ご飯を家で食べて、「おやど(世話係の当番のようなものでしょうか・)」の家に集合。お揃いのハッピを着て、獅子頭を担いで町内を練り歩きました。

(またも年齢がばれる話ですが・・・)当時は町内に子どもの人数が多く、獅子頭を担ぐことができるのは、最上級生のごく一部の子ども。お獅子の布(油単というそうです)の部分すら持つことができず、何となくお獅子の後ろについて歩くだけのことが多かったような気がします。

「わっしょい、チロリン」の掛け声で、顔馴染みのご近所さんからご祝儀を頂いたことや、おさがりの果物(梨は少しぼけていることが多かった)やお菓子などをぶら下げ、夕焼けに包まれて家へ帰ったことを、今でも懐かしく思い出します。

半日授業があった土曜日も、秋まつりの季節には長袖を着ていたことも、顔馴染みのご近所さんも、子ども獅子も、すべてが遠い昔のように思います。学校は週休2日となり、地球温暖化の影響でまだこの時期は半袖を着ていて、ご近所さんも亡くなったり引っ越した方も多く、子ども獅子も少子化の影響で数年前に私の町内では取りやめとなりました。寂しくはなりましたが、子どもだった頃の私が楽しい思い出をいっぱい持っている子どもで良かったなぁ・・・としみじみ思います。

『津島秋まつり 山車祭と石採祭』黒田 剛司/著・荻野 悦司/著・・・「津島秋まつり」について詳しい一冊です。貸出ができる本もありますので、興味のある方は図書館スタッフにお声掛け下さい。
『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』嵯峨 景子/著・・・子どもの頃の私は、お小遣いを貯めて、近所の本屋さんで「コバルト文庫」を買うのを楽しみにしていました。図書館に勤めはじめた頃、地下の書庫で子どもの頃に読んだ「コバルト文庫」と再会して、感激したものです。そういえば★さんは、K社のT派だったと伺ったことがあるような気がしますが、合っていますか?

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