2022年02月20日の図書館だより

2022年02月20日(日)

今年は、雪が多くて寒い冬ですね。先日、某農産物直売所の入口に、手をかざすとアルコール消毒ができ、かつ(手のひらの)体温測定もできるという機械が設置されていたので、ふつうに手を機械にかざしたところ、何と!測定された体温が「27.5℃」!!後ろに立っていたお店のおばちゃんが「機械が壊れた!」とビックリしたものの、続けて母が手をかざしたら「36.4℃」。おばちゃん、機械は無事のようですが、壊れているのはどうやら私の手のようです・・・。そりゃあ、「しもやけ」も治らないわけですね。いつも小さなカイロを握りしめて働いているのですが、温まってこないのも当然です。冬はまだまだ続くのです!何とかしなくては・・・。

さて、ここのところ楽しみにしているNHK朝ドラ「カムカム・・・」。第14週と第15週は、私が生まれた1976年が舞台でした(つまり、「ひなた」の弟・桃太郎クンは私と同い年となります、って書くと年齢がバレてしまいますが)。ふつうに考えると、1976年の記憶は当時赤ん坊だった私にはない筈なのですが・・・あの「昭和の小学生」感が懐かしすぎて、グッときてしまう2週間でした。

ここから先は平成以降生まれの人には通じない話なのですが、「土曜日の全員集合」も「日曜日のサザエさん(あ、これは現役か?)」も、知り合いから借りて(「買わない」のも含めて)読んだ「ガラスの仮面」も、「謎の肩紐があるスカート(当時の小学生はみんな穿いていた)」も、「夏休みの宿題が終わらなくてパニックになる」も、すべてが私の小学生時代の記憶と重なっています。うーん、懐かしい!そういえば昔は、家族で一台のテレビを輪になって観ていましたねー。ドラマもそろそろ終盤に近づいているかと思いますが、「18歳」というビックリな年齢から深津絵里さんが丁寧に演じ、「昭和の幸福」をあたたかく描いた「るい」編が一番好きかもしれません。「ひなた」編も期待しつつ、傑作ドラマを最終回まで楽しみたいと思います。

朝ドラが終わる頃は春ですね。金曜日には早くも(今年の11月にカタールW杯があるので例年よりも早い)Jリーグが開幕し、「球春」を迎えました。まだスタジアムに足を運ぶことは難しい状況ですが、先週の日曜日に山を歩いていたら早咲きの紅梅が咲いていました。まだまだ寒いし、コロナ禍も続きそうですが、意外と近くにある「小さな春」そして「小さな幸せ」を大切にしなくては・・・と思います。

さて、来週はコーナー替えの予定です。コーナー8「追悼2021」ならびに「賞タイムへようこそ。」、多くのご利用を頂き、有難うございました。明日までの予定ですので、ご入り用の方はお急ぎください。あ、今日で北京オリンピックも閉会式ですね。カーリング、どうなったかなぁ・・・?

『さむがりやのねこ』わたなべ ゆういち/作・絵・・・表紙で「ねこ」が被っている耳つき帽子が可愛いですよね。「みなみのくに」は確かに魅力的なので、私も心惹かれてしまいますが・・・。
『’80s少女漫画ふろくコレクション』ゆかしなもん/著・・・子どもの頃に少女マンガ好きだった方なら、絶対楽しめる一冊。子どもって扱いが雑なので、ふろくは手元に残らないですよねー。
『青森ドロップキッカーズ』森沢明夫/著・・・青森を舞台とした唯一無二のカーリング青春小説です。オリンピックでカーリングに興味を持たれた方にオススメ。
『どきん』谷川俊太郎/詩・和田誠/画・・・教科書にも載っているそうなので、ご記憶の方もみえるかもしれません(私は大人になってから読みました)。春が近づくとこの本に載っている「春に」という詩をよく思い出します。「まだ会ったことのないすべての人と 会ってみたい話してみたい」、「あしたとあさってが一度にくるといい ぼくはもどかしい」・・・うん、このモヤモヤ感が良いですね。たまらないです。あー、早く春が来ないかなぁ。

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