2021年07月04日の図書館だより

2021年07月04日(日)

7月になりましたね。7月は誕生日もあるし(「めでたい」とばかりも言えないような年齢ですが)、お祭りもあるし(新型コロナウイルス感染症の影響のため尾張津島天王祭の祭事・イベントは今年も中止となっていますが)・・・で、好きな月なのですが、何だか今年は今のところ盛り上がってきません。あ、でも今夜と来週日曜の夜に久しぶりに「笑う洋楽展」の新作オンエアがあります。テレビで(地上波ではなくBSですが)みうらさんを見るのは久しぶりなので、めちゃめちゃ楽しみです。

さて、先月は仕事とは全く関係のない、私個人としての役所関係の申請が続き、何だかバタバタしていました。

ひとつめの申請は、まず病院で診断書を書いてもらい(診断書の作成に3週間かかるので、かなり余裕をもって病院に依頼しなくてはならない。もちろん有料)、市役所へ住民票の写しを取りに行き(「世帯全員」が記載されているものという決まりがある。以前に証明が必要となる私一人だけが記載されたものを提出し、受理されなかったことがあるので要注意。もちろんこちらも有料)、所得を証明する書類、同意書・・・、と申請に必要となる書類をかき集め、保健所に提出して申請は完了(一年毎で更新が必要なので、毎年申請手続きをしているのです。あ、去年はコロナ禍で有効期限が1年間延長となり、更新手続きは不要でした)。ま、私は保健所まで車で5分くらいのところに住んでいるので、書類に不備があり「もう一度」となっても殆ど苦にはなりませんが、保健所管内とはいえ弥冨市や飛島村、あま市の方は大変だろうなぁと思います。そもそも、平日の昼間に時間を作ることが難しい人も多いでしょうし。

もうひとつの申請は、まず申請の受付がスタートしたことを市役所HPで確認し、申請用紙をダウンロードして印刷、本人確認書類をコピーして申請用紙に糊で貼り付けて郵送で申込・・・と、まぁひとつめの申請よりはうんと楽なのですが、デジタルとアナログが微妙に入り組んでいて、正直に言えば面倒だなぁと思います。

コロナ禍が長引く中で、先週は「初診からオンライン診療恒久化へ秋にも指針改定」というニュースもありました。個人情報保護やセキュリティなど、難しい課題もあるかと思いますが、役所への申請などの手続きは、オンライン申請も選択肢の一つにならないかなぁ、と思います。まだまだ先が見えない状況ですので、「アフターコロナ」を語るのは時期尚早ですが、面倒なことはオンライン(を選ぶことができ、かつ苦手な方のためにオフラインも選ぶことができる)で、楽しいことはオフライン、つまりリアルで・・・な世の中になればいいのになぁ、と思います。ま、某省庁の「デジタル化推進本部」の会議で、紙書類が山積みになったことが話題だと聞くと、こりゃあまだまだ無理かな、とも思いますが・・・。

結局はリアルを超える感動ってないんだな・・・と気付いてしまっているのに、コロナ禍で行動を自制・自粛している私はリアルな感動体験に参加することができず、自分だけ置いてけぼりになっているような気分になってしまい、ここのところメンタルが甚だしく落ちているな、と思います。ま、夜明け前が一番暗いうそうなので・・・ライブ行きたい、サッカー観たい、美術館で大きい絵を観たい、大きな露天風呂でダラダラしたい、一人旅に出たい・・・という欲を忘れずに、コロナ禍が収束する日を待つほかないのでしょうね。それにしても、何をもって「収束」といえるのでしょうか??ゴールが見えないまま時間だけが経っているようで歯がゆい毎日です。

ま、こんな「落ちている日」は、みうらさんの本でものんびりと読むことにしようっと。今回は愚痴っぽい話になっていますね。次回は「EURO 2020」について書きます。

・『ムダ足しない役所利用術』関名ひろい/編
・『なぜデジタル政府は失敗し続けるのか』日経コンピュータ/著
・『「ない仕事」の作り方』みうらじゅん/著・・・遅ればせながら、ですが、本屋大賞・発掘部門「超発掘本!」おめでとうございます。私にとっては「定番」の一冊なので、「発掘」という言葉には違和感も感じるのですが・・・。

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