2021年06月06日の図書館だより

2021年06月06日(日)

先週、5月30日(日)はサッカーのチャンピオンズリーグ(CL)決勝がありました。私も午前4時開始の生中継を観戦(オンデマンド観戦だった方は大変だったそうですね・・・)。応援していたシティは残念ながら負けてしまいましたが、デブライネ選手の涙の負傷退場はグッとくるものがありました。顔、むっちゃ痛そう・・・。また、敵ながらチェルシーの一列に揃った美しいDFラインと、カンテ選手の働きは「さすが」の一言でした。少し悔しくもありますが、チェルシーF.C.そしてサポーターの皆さん、優勝おめでとうございます。ただ、とても気になったのですが・・・スタジアムの入場人数の上限33%にあたる1万6000人の観客が「まぁまぁ密」の状態で、チャントを歌い、もちろんヤジも飛ばしまくっていたこと(ほとんどの人がマスクせず)。だ、大丈夫だったのか、これは??

さて、まだサッカーネタが続きます。6月3日(木)はサッカーファンにとって、ある意味で「夢の試合」が開催されました。それは「日本代表対U24日本代表」。妄想、もしくはマンガでしか成立しないと思っていた「兄弟対決」、田嶋会長も自ら「タブー視されている」と語る史上初の対戦でした。

そもそも、この対戦はなぜ実現したかというと・・・本来であれば、6月3日(木)は「日本代表対ジャマイカ代表」の国際親善試合が行われる予定でした。ジャマイカ代表は二手に分かれて来日する予定となっており、母国などでプレーする10選手とチームスタッフは米国経由で5月31日に日本に無事到着。一方、イングランドなどでプレーする10選手のうち8人の新型コロナウイルスの陰性証明書に不備があったため、オランダの空港から飛び立つことが出来なかった・・・つまり、このコロナ禍がなければ実現しなかった試合ということになります(6月12日に予定されている「U24日本代表対U24ジャマイカ代表」の試合は、来日できていない10選手が改めてPCR検査を受けて、来日する見込み)。ちなみに史上初となったこの「兄弟対決」の結果は、「兄」にあたるフル代表の圧勝でした・・・んん、ちょっと意外だったかも・・・。

6月はサッカーの各国代表活動シーズン。日本代表は、U24日本代表、女子代表も含めると5月28日からの19日間で9試合が行われます。海の向こうでは「EURO2020」、そして「南米選手権」も開催されますね。「EURO2020」は私にとっては再び時差との戦いになりますが、可能なかぎりはリアルタイムで観戦したいと思っています。楽しみ~!さらに、この先に東京オリンピックが控えているのか、いないのかは正直よく分かりませんが・・・選手の皆さん、そしてオリンピックにかかわる全ての人たち、さらに日本で暮らす私たちの健康が大切にされることを心から願っています。

来週こそは、コーナー替えについてきちんと書きます。

『スポーツグラフィックナンバー 2021年6月17日号』・・・特集は「レジェンドが語る欧州選手権ベストマッチ・EURO1988-2020」。最新号のため貸出はできません。館内でご覧下さい。CL決勝で負傷退場したデブライネ選手のインタビューも掲載されています。

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