2018年12月26日の図書館だより

2018年12月26日(水)

先週土曜日は図書館のクリスマス会でした。
微妙なお天気の中、本当にたくさんの方にお集まりいただきありがとうございました。
今年のおはなし会は、これで最後でした。
来年最初のおはなし会は、1/5(土)のまろんmamaさんによるおはなし会です。
来年のおはなし会も、どうぞお楽しみに♪

さてさて、先日大阪まで〈ミラクルエッシャー展〉と〈MOE 40th Anniversary 5人展〉を見に行ってきました。
まずはエッシャー展のためにあべのハルカスへ。
平日真っ昼間で、入った時はそうでもなかったのですが徐々に人が増え始め、いつの間にか各展示の前にはそれなりの人垣が……
それでもなんとか、各テーマの中でも空いているところから見るようにして、出来る限り近寄ってじーっと眺めて来ました。後半の〈技法〉〈反射〉〈錯視〉のところが特に興味深かったです。
最後のテーマ〈錯視〉で「ようやく見たことある作品がたくさん出てくるぞ」と思っていたら、近くにいたカップルも「やっと俺たちの知ってるエッシャーがきたな」というような会話をしていて「みんなそう思うんだなぁ」とちょっとほっこりしました笑

「気になる方が担当されているのでない限り音声ガイドはなくてもいい」派だったのですが、この展覧会についてはちょっと聞いてみたかったな、と終わってから思いました。
ところで、今回の展示作品を所蔵しているイスラエル美術館には、イサム・ノグチがデザインしたビリー・ローズ・アート・ガーデンという庭園もあるそうです。
また、エッシャーの父はあのデレーケとも縁のある方(9月の図書館だよりに書いた木曽川文庫見学の際にお名前が出てきてびっくりしたのを今も覚えています)。
大阪での開催は2月までですがもう一度行くのは難しそうなのと、今回よりもう少し落ち着いて見られそうという算段もあり、薄いながら縁もある名古屋へぜひぜひ来ていただけないものか……名古屋に来たらもう一度見に行きます。

一方、MOEの方もそこそこの人入りがありましたが、私がじっくり見たい方のところは比較的空いていた…のでありがたく近くまでにじり寄って、まじまじとその絵とテクニックを鑑賞してきました。
はー…やっぱりアナログってすごい……(CGにはCGのテクニックがありますが)。
最後がヨシタケさんコーナーだったのですが、本誌の特集等で聞いていた通り、原画が小さい!
そして仕事場に飾ってあるものという展示もとてもヨシタケさんぽくて面白かったです笑
ミュージアムショップで酒井駒子さんのトートバッグを買ったので、使ってしまうのがもったいない気持ちもありつつ使わない方がもったいないな、との思いで仕事時に愛用しようと思います。
シュタイフ製のよるくまくんも、実物はさらに可愛くてより悩ましい……
こちらは1/7までで終了してしまうので、興味のある方はお早めにどうぞ。

さて、長々と書いてしまいましたが、これが(★)にとって今年最後の図書館だよりとなります。
今年も1年お付き合いいただき、ありがとうございました。
来年もゆるゆるっと告知等綴っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
皆さま良いお年をお迎えください。

『錯視と錯覚の科学』 『錯視芸術図鑑』 『新錯視図鑑』
『だまし絵の描き方入門』 『すごくへんな立体』
『ショートショート美術館』太田忠司/著,田丸雅智/著
(SSの名手2人が10の名画をテーマに競作したSS集。エッシャーは「写像球体を持つ手」がテーマ)

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