2018年12月16日の図書館だより

2018年12月16日(日)

思いがけない暖かさから一転、先週から冬本番の冷え込みが続いていますね。私は、半分は雪国の血が流れているので(もう半分は南国の血ですが)、今年の冬の暖かさは「楽だなぁ」とは思うものの、正直に言うと物足りなさも感じていました。伊吹おろしも吹き、いよいよ冬本番です。寒さに負けないよう、気を引き締めていきたいと思います。原稿、来週こそは進めるぞっ(つまり今週は進みませんでした・・・)!

さて、時間がなくてずっと書けなかった話を今回こそ書きます。今を遡ること1ヶ月ほど前の11月24日(土)、憧れのみうらじゅんさんにやっと会うことが出来ました!

 ある日いつものように、みうらさんのオフィシャルサイトをチェックしているとNHK・BS1「最後の講義 みうらじゅん」公開収録の聴講生募集の告知が掲載されていました。

「最後の講義」とは、様々な分野の第一人者に「もしあなたが“最後の講義”を行うとしたら、どんなメッセージを届けたいですか?」というテーマで講義を行い、大学生(ではない私も今回応募出来ましたが)に聴講してもらい、その内容を番組として放送するというもの。これまでに西原理恵子さんや生物学者の福岡伸一さん、「マツコロイド」などのアンドロイド研究で知られるロボット工学者の石黒浩さんなどが登壇しており、私は西原さんと福岡さんの回のオンエアをたまたま観ていました。ちなみに、この「最後の講義」の元祖ともいえるのは、カーネギーメロン大学のランディ・パウシュさん。余命半年を宣告された彼がユーモアを交えて行なったものが元祖となっています。パウシュさんの講義については『最後の授業 ぼくの命があるうちに』(289.3/ハ)という、この図書館でも所蔵している本に詳しく書かれていますので、興味のある方はこちらをご覧下さい。私も10年近く前に読みましたが、今も当時の感動を鮮明に憶えている一冊です。

さて、前置きが長くなりましたが、収録日に私は仕事が休み、しかも東京へ日帰りで行ける時間帯の収録。「これは行かねば!」と気合いを入れて応募しましたが、見事に落選。そうか、大学での講義形式の収録だから、きっと若者が優先なのね・・・と思いつつも「キャンセル待ち」の申込みを受付しますと書いてあったので、全く期待せずに「キャンセル待ち」を申し込んでおきました。すると、収録2日前の22日(木)、帰宅してスマホを見ると「お席の用意ができました。ただし後方のお席になります」のメールが届いていたのです。わぁー、嬉しい。後ろでも全く構わん!・・・というわけで、急きょ東京へ行くことになりました。

 案の定、渋谷で道に迷ったものの無事に会場へ辿り着き、受付を済ませて指定されたとおりに後方の席に座っていると、係の方に「前の席に空きが出てしまったので、前の方に移動して下さい」と声を掛けられました。え、嘘?いいの!?・・・、と思いつつ移動すると、何と中央の前から2列目の席。うっわ、むっちゃラッキー!というわけで、初M・Jは見事“神席”となったのでした。放送前にネタバレしてしまうので、講義の内容はここには書きませんが、オープニングから圧倒されました。みうらさん、とても格好良かったです~。来年の放送が今から楽しみです。

 さて、東京までせっかく行くのだから、と他にも2ヶ所ほど立ち寄ったのですが、スペースに余裕もなくなったので、これは次回に。いつもながら、引っ張ってスイマセン。

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